JP2006197117A - セル別レート制御方法、基地局および端末 - Google Patents

セル別レート制御方法、基地局および端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2006197117A
JP2006197117A JP2005005444A JP2005005444A JP2006197117A JP 2006197117 A JP2006197117 A JP 2006197117A JP 2005005444 A JP2005005444 A JP 2005005444A JP 2005005444 A JP2005005444 A JP 2005005444A JP 2006197117 A JP2006197117 A JP 2006197117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission rate
cell
base station
terminal
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005005444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4523424B2 (ja
Inventor
Noriyuki Fukui
範行 福井
Minoru Akita
稔 秋田
Naohisa Yamauchi
尚久 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005005444A priority Critical patent/JP4523424B2/ja
Publication of JP2006197117A publication Critical patent/JP2006197117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4523424B2 publication Critical patent/JP4523424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】最適な伝送レートを選択するためのセル別レート制御方法を得ること。
【解決手段】本発明にかかるセル別レート制御方法では、たとえば、端末(3,4)が、セル内において報知されているビーコン信号に含まれる伝送レートでデータ送信を行い、当該データ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積し、さらに、他のセルに移行する直前に、通信中のセルの在圏期間に累積したACKの受信回数および非受信回数を、当該通信中セルをカバーする基地局(1)に対して通知し、基地局(1)が、端末(3,4)から個別に受け取ったACKの受信回数および非受信回数を累積し、当該累積結果に基づいて、システムにより定義された複数の伝送レートの中から上り回線の伝送レートを選択し、さらに、当該選択結果をビーコン信号に含めて報知する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、少なくとも1つの基地局とその基地局がカバーするサービスエリア(セル)に存在する複数の端末から構成された通信システムにおけるセル別レート制御方法に関するものであり、特に、システムにおいて複数の伝送レートが定義されている場合におけるセル別レート制御方法に関するものである。
たとえば、下記非特許文献1で規格化されているW(ワイヤレス)−LANシステムでは、無線回線を用いたデータ伝送に8つの伝送レート(6Mbps,9Mbps,12Mbps,18Mbps,24Mbps,36Mbps,48Mbps,54Mbps)が定義されている。低伝送レートを使用した場合には、雑音への耐性が強く、誤り率が低くなる一方で、スループットが低くなる。高伝送レートを使用した場合には、高スループットが期待できるが、雑音への耐性が弱いために使用できる範囲が限定される。
また、伝送レートの具体的選択方法については、下記非特許文献1には規定されておらず、製品を提供するメーカなどに委ねられている。伝送レートの具体的選択方法の一例としては、ある伝送レートを使用している状態で、連続してデータ送信に失敗した場合には、現在使用している伝送レートを下げ、また、連続してデータ送信に成功した場合には、現在使用している伝送レートを上げる、という方法が考えられる。端末が複数存在する場合は、それぞれの端末において個別にこの制御を行う。上記のような方法は、たとえば、下記特許文献1に記述されている。なお、W−LANにおけるデータ送信では、受信局が正しくデータを受信した場合にACKを返送するため、送信局ではACKの受信/非受信によってデータ送信の成功/失敗を判断することができる。
IEEE802.11a 特開2003−110575号公報 「マルチレート対応無線基地局装置」の段落番号31等
現在IEEE802.11a/11b/11gで定義されているW−LANシステムは、静止または準静止状態で使用することが想定されているが、一方で、移動環境でも使用可能なW−LANシステムへの要望が高まっており、その場合、下記に示す問題点が発生する。
たとえば、W−LANシステムにおいてはセル半径100〜300mが想定され、半径300mのセルを時速300kmで通過する場合は、端末がそのセルに存在する時間はわずか7.2秒である。このような短い時間では、一つの端末が同一セルでデータを送信する回数が少なくなり、連続成功または連続失敗にて示される送信結果を得ることが困難となる、という問題がある。また、時速300kmで移動している場合には、無線回線の状態変化が早くなり、たとえデータ送信の送信結果(成功、失敗)が得られたとしても、それをもとに選択した伝送レートが次のデータ送信時に適切なものであるとは言えない、という問題もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、システムで定義している複数の伝送レートの中から、その時点での無線回線の状態に最適な伝送レートを選択するためのセル別レート制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるセル別レート制御方法にあっては、少なくとも1つの基地局と当該基地局がカバーするサービスエリア(セルに相当)に存在する単一または複数の端末から構成された通信システムにおいて、使用可能な複数の伝送レートが定義されている場合のセル別レート制御方法であって、たとえば、前記各端末が、セル内において報知されている伝送レート報知信号に含まれる伝送レートでデータ送信を行い、当該データ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積する応答累積ステップと、前記各端末が、他のセルに移行する直前に、通信中のセルの在圏期間に累積したACKの受信回数および非受信回数(累積結果)を、当該通信中セルをカバーする基地局に対して通知する累積結果通知ステップと、前記基地局が、各端末から個別に受け取ったACKの受信回数および非受信回数を累積し、当該累積結果に基づいて、前記定義された複数の伝送レートの中から上り回線の伝送レートを選択する上り伝送レート選択ステップと、前記基地局が、前記選択結果を伝送レート報知信号に含めて報知する報知ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、基地局が、端末から受け取ったACKの受信回数および非受信回数を累積し、その累積結果に基づいて上り伝送レートを決定し、同一セル内の全端末が基地局にて決定した同一の上り伝送レートを使用することとし、各端末が、セル在圏期間におけるACKの受信および非受信に基づいた伝送レートの決定処理を行わない構成とした。
この発明によれば、上記セル別レート制御方法を適用することにより、システムで定義されている複数の伝送レートの中から選択された、その時点における無線回線状態に最適な伝送レートで通信を行うことが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるセル別レート制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態においては、少なくとも1つの基地局とそれがカバーするサービスエリア(以後セルと記述)に複数(1つを含む)の端末が存在する通信システムを想定し、たとえば、基地局および端末が、データ送信を行う際に、システムで定義している複数の伝送レートの中から、その時点における無線回線状態に最適な伝送レートを選択する処理、について説明する。
図1−1は、本発明かかるセル別レート制御方法を実現する通信システムの構成例を示す図であり、図1−2は、システムが用意する複数の伝送レートを示す図である。ここでは、基地局1が伝送レートN1(N1は図1−2に示す番号1〜Mのいずれか)を、基地局2が伝送レートN2(N2は図1−2に示す番号1〜Mのいずれか)を、それぞれ自身のビーコン信号(特許請求の範囲における伝送レート報知信号に相当)にて通知している。なお、システム全体としては、図1−2に示すように、M個の伝送レートをサポートしている。
図2は、たとえば、端末3が、基地局1がカバーするセルに移動してきた場合の伝送レート獲得のシーケンスを示す図である。基地局1は、周期的にビーコン信号を流しており、その信号にはそのセルで使用する伝送レートの情報(伝送レート情報)が含まれている(ステップS1〜S3)。端末3は、基地局1がカバーするセルに入った場合、最初にビーコン信号を受信し、その信号に含まれた伝送レート情報を獲得する(ステップS1)。その後、データ送信を行う場合に、獲得した伝送レートでデータ送信を実行する(ステップS4)。このように、上記システムでは、新しいセルに移った直後から、そのセルに最適な伝送レートを瞬時に獲得できる。
つづいて、上り回線の伝送レートのアップデート方法について説明する。図3は、上り回線の伝送レートのアップデート方法を示す図である。端末3および端末4は、たとえば、基地局1がカバーするセルに入ると、基地局1からこのセルで使用する伝送レート情報を獲得する(ステップS11)。各端末は、獲得した伝送レートX1(図1−2に示す伝送レートに相当)にてそれぞれデータ送信を行い(ステップS12)、ACKを受信した回数、およびACKを受信できなかった回数を累積する。さらに、各端末は、次のセルに移行する直前に、これまでに(図示のセル在圏期間に相当)累積したACKの受信回数および非受信回数を基地局1に通知する(ステップS13)。基地局1は、これらのACK受信回数および非受信回数を累積し、この累積結果に基づいて上り回線の伝送レートをX2にアップデートする(ステップS14)。
このように、本実施の形態においては、同一セル内の全端末が基地局にて決定した同一の伝送レートを使用することとし、端末が、セル在圏期間のACKの受信および非受信に基づいた伝送レートの選択処理を行わない構成とした。
なお、図3においては、説明の便宜上、非常に短い期間(セル在圏期間)のACK受信回数および非受信回数に基づいてアップデートを行っているが、本来は伝送路状態を把握可能な期間にわたって累積したACK受信回数および非受信回数に基づいてアップデートを行う。これにより、基地局設置直後の適切な伝送レートが判断できない状態、および無線環境に影響を与えるようなセル周辺環境の変化(反射波を生むビル建設等)、に対応する。
また、図4は、本発明にかかるセル別レート制御方法(上記上り回線の伝送レートのアップデート方法)を実現するための基地局(1,2)および端末(3,4)の構成例を示す図である。図4において、基地局は、伝送レートアップデート部11と、送信データ選択部12と、送信部13と、受信部14と、ACK送信判定部15と、ACK受信/非受信回数累積部16と、を備え、端末は、受信部21と、ビーコン解析部22と、送信データ選択部23と、送信部24と、ACK受信/非受信回数累積部25と、セル切替判定部26と、を備える。
上記基地局においては、送信データ選択部12が、伝送レートアップデート部11からの指示により使用する伝送レートに変更がある場合、ビーコン信号送信時の伝送レート情報を新しい伝送レート情報に入れ替える。一方、端末では、ビーコン信号を受信すると、ビーコン解析部22にて伝送レート情報を獲得し、その情報を送信データ選択部23に通知する。送信データ選択部23では、上位レイヤから到着したデータを送信部24に送信するとともに、使用する伝送レートも合わせて通知する。このとき、送信データ選択部23は、ACK受信/非受信回数累積部25に対して、データを送信したことを通知(送信通知)する。その後、ACK受信/非受信回数累積部25では、上記の送信に対応するACK受信/非受信をカウントする。そして、セル切替判定部26からセル切り替えの通知があった場合、それまで累積していたACK受信累積回数および非受信累積回数を送信データ選択部23に対して通知し、送信データ選択部23では、新しいセルに切り替える前にそれぞれの累積回数を基地局に対して送信する。
また、基地局の受信処理としては、たとえば、通常のデータを受信した場合には、ACK送信判定部15が、データの正当性を判断し、正しい受信と判断した場合に送信データ選択部12に対してACKの送信を指示する。また、端末よりACK受信/非受信累積回数に関する情報を受け取った場合には、ACK受信/非受信回数累積部16が、以前から累積していた情報にその回数をさらに加算する。そして、この回数を伝送レートアップデート部11に通知し、伝送レートアップデート部11では、特定期間の経過後にアップデート処理を行う。
つづいて、下り回線の伝送レートのアップデート方法について説明する。図5は、下り方向の伝送レートのアップデート方法を示す図である。なお、下り方向の伝送レートについては、基地局の送信時に使用する伝送レートであるため、特に端末に予め通知する必要はない。
まず、基地局1は、たとえば、それまでに使用していた伝送レートY1でデータ送信を行う(ステップS21)。そして、上記の送信に対するACKを受け取り(ステップS22、S23)、ACK受信回数とACK非受信回数を累積する。その後、規定の時間が経過した段階で、それまでのACK受信累積回数とACK非受信累積回数に基づいて下り回線で使用する伝送レートを選択し、たとえば、アップデートを行った場合には新しい伝送レートY2でデータ送信を行う(ステップS24)。なお、図5においては、端末が1台の場合について記載されているが、本発明では、セルに存在する全端末へのデータ送信に対応するACK受信とACK非受信をカウントする。
このように下り回線と上り回線の伝送レートを独立に決定する方法は、たとえば、基地局と端末の送信電力が異なる場合に有効である。W−LANシステムは、下りと上りで同じ周波数を使用するため、無線回線状態を同一と考えやすいが、それぞれの送信電力が異なる場合には受信側における信号電力レベルが異なり、下り回線と上り回線で適切な伝送レートが異なる可能性がある。
また、図6は、下り回線の伝送レートのアップデート方法を実現するための基地局(1,2)の構成例を示す図である。なお、ここでは、上記図6の構成を用いて、下り回線の伝送レートのアップデートを行うこととするが、これに限らず、上り回線の伝送レートのアップデートを行う構成と、下り回線の伝送レートのアップデートを行う構成と、をそれぞれ個別に備えることとしてもよい。
まず、送信データ選択部12では、上位レイヤから受け取ったデータを、そのデータに適用する伝送レート情報とともに送信部13に送る。このとき、送信部13を介してデータ送信が行われたことを、ACK受信/非受信回数累積部16に通知する。そして、ACK受信/非受信回数累積部16では、受信部14を経由して端末からのACKを受け取り、上記データ送信に対するACK受信回数およびACK非受信回数をカウントする。その後、これらの累積回数が伝送レートアップデート部11に通知され、伝送レートアップデート部11が新しい伝送レートを決定する。
つづいて、W−LANシステムのように、端末が、1つの基地局がカバーする比較的小さいサービスエリアを高速度で移動する場合のレート制御方法の一例について説明する。図7は、特定の速度以上で移動している端末が存在する場合のレート制御方法の具体例を示す図である。ここでは、たとえば、時速Z以上で移動中の端末3が、基地局1が送信するビーコンに含まれる伝送レートを使用し(上記上り回線の伝送レートのアップデート方法を適用し)、時速Z未満の速度で移動中の端末4が、既知の処理(従来技術参照)でセル内において積極的に伝送レートを変更する。
すなわち、上り回線のデータ送信については、各端末が、自局の移動速度がZ以上であるかZ未満であるかを基準に、適用する伝送レートを判断する。具体的には、自局の移動速度がZ以上の場合は、伝送レートN1(N1はビーコンで指定された番号1〜Mのいずれか)でデータ送信を行い、自局の移動速度がZ未満の場合は、ビーコンによらず、自局の判断基準でデータ送信を行う(既知の処理)。一方、下り回線のデータ送信については、端末が自局の移動速度を基地局に対して通知することによって、基地局が、適用する伝送レートを判断する。すなわち、この方法では、移動速度が比較的遅く、セル内での伝送レートの切り替えが有効な端末については、伝送レートの切り替えを積極的に行うことになる。これにより、端末のスループットの向上が図れ、システム全体のスループット向上が期待できる。なお、移動速度は、車や列車のスピードメータから知る方法や、無線回線における受信電力変動の様子から推定する方法などがある。
つづいて、2つ以上のセルの重なり部分に端末が存在するときのレート制御方法の一例について説明する。図8は、2つ以上のセルの重なり部分に端末が存在する場合のレート制御方法の具体例を示すである。ここでは、移動中の端末3が、セルの重なり部分において、それぞれの基地局(1,2)がビーコンで通知している伝送レート(上記上り回線の伝送レートのアップデート方法を適用)を比較し、伝送レートの高い方を選択する。たとえば、図8中右側のセル(伝送レートN2)から左側のセル(伝送レートN1)に移動している最中に、両者の重なり部分に端末が入った場合、伝送レートが「N1>N2」であれば、早めに新セルで送信されているビーコンに含まれる伝送レートN1に切り替え、伝送レートが「N1<N2」であれば、できるだけ旧セル内での通信を継続する。このように、できるだけ高い伝送レートを提供するセル内において通信を行うことにより、より高いスループットが期待できる。なお、上記新セルは、端末の移動によって新たにサービス可能となるセルを表し、上記旧セルは、通信中のセルを表す。
以上のように、本実施の形態においては、上記レート制御方法を適用することにより、システムで定義している複数の伝送レートの中から選択された、その時点における無線回線状態に最適な伝送レートで通信を行うことが可能となる。
以上のように、本発明にかかるセル別レート制御方法は、少なくとも1つの基地局とその基地局がカバーするサービスエリアに存在する複数の端末から構成された通信システムに有用であり、特に、システムにおいて複数の伝送レートを定義している場合の通信に適している。
本発明かかるセル別レート制御方法を実現する通信システムの構成例を示す図である。 システムが用意する複数の伝送レートを示す図である。 伝送レート獲得のシーケンスを示す図である。 上り回線の伝送レートのアップデート方法を示す図である。 基地局および端末の構成例を示す図である。 下り方向の伝送レートのアップデート方法を示す図である。 基地局の構成例を示す図である。 特定の速度以上で移動している端末が存在する場合のレート制御方法の具体例を示す図である。 2つ以上のセルの重なり部分に端末が存在する場合のレート制御方法の具体例を示すである。
符号の説明
1,2 基地局
3,4 端末
11 伝送レートアップデート部
12 送信データ選択部
13 送信部
14 受信部
15 ACK送信判定部
16 ACK受信/非受信回数累積部
21 受信部
22 ビーコン解析部
23 送信データ選択部
24 送信部
25 ACK受信/非受信回数累積部
26 セル切替判定部

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの基地局と当該基地局がカバーするサービスエリア(セルに相当)に存在する単一または複数の端末から構成された通信システムにおいて、使用可能な複数の伝送レートが定義されている場合のセル別レート制御方法であって、
    前記各端末が、セル内において報知されている伝送レート報知信号に含まれる伝送レートでデータ送信を行い、当該データ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積する応答累積ステップと、
    前記各端末が、他のセルに移行する直前に、通信中のセルの在圏期間に累積したACKの受信回数および非受信回数(累積結果)を、当該通信中セルをカバーする基地局に対して通知する累積結果通知ステップと、
    前記基地局が、各端末から個別に受け取ったACKの受信回数および非受信回数を累積し、当該累積結果に基づいて、前記定義された複数の伝送レートの中から上り回線の伝送レートを選択する上り伝送レート選択ステップと、
    前記基地局が、前記選択結果を伝送レート報知信号に含めて報知する報知ステップと、
    を含むことを特徴とするセル別レート制御方法。
  2. さらに、前記基地局が、自局のデータ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積し、規定の時間が経過した段階での累積結果に基づいて下り回線の伝送レートを選択する下り伝送レート選択ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のセル別レート制御方法。
  3. 前記端末は、特定の速度以上で移動している場合に、前記伝送レート報知信号に含まれる伝送レートを使用し、前記特定の速度未満で移動している場合には、前記伝送レート報知信号によらず、自局の判断基準でデータ送信を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のセル別レート制御方法。
  4. 前記端末は、隣接するセルの重なり合う部分に存在する場合、それぞれをカバーする基地局が伝送レート報知信号にて報知している伝送レートを比較し、伝送レートの高い方を選択して通信を行うことを特徴とする請求項1、2または3に記載のセル別レート制御方法。
  5. 自局がカバーするサービスエリア(セルに相当)に存在する単一または複数の端末とともに通信システムを構成する基地局において、
    前記端末が通信中セルの在圏期間に累積したACKの受信回数および非受信回数(累積結果)を送信する機能を有する場合に、前記各端末から個別に受け取った累積結果をさらに累積する累積手段と、
    前記累積手段による累積結果に基づいて、システムにおいて定義された複数の伝送レートの中から上り回線の伝送レートを選択する上り伝送レート選択手段と、
    前記選択結果を伝送レート報知信号に含めて報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  6. さらに、自局のデータ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積し、規定の時間が経過した段階での累積結果に基づいて下り回線の伝送レートを選択する下り伝送レート選択手段、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  7. 基地局とともに通信システムを構成し、当該基地局がカバーするサービスエリア(セルに相当)に存在する端末において、
    セル内において報知されている伝送レート報知信号に含まれる伝送レートでデータ送信を行い、当該データ送信に対応したACKの受信回数および非受信回数を累積する応答累積手段と、
    他のセルに移行する直前に、通信中のセルの在圏期間に累積したACKの受信回数および非受信回数(累積結果)を、前記基地局に対して通知する累積結果通知手段と、
    を備えることを特徴とする端末。
  8. 特定の速度以上で移動している場合に、前記伝送レート報知信号に含まれる伝送レートを使用し、前記特定の速度未満で移動している場合には、前記伝送レート報知信号によらず、自局の判断基準でデータ送信を行うことを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 隣接するセルの重なり合う部分に存在する場合、それぞれをカバーする基地局が伝送レート報知信号にて報知している伝送レートを比較し、伝送レートの高い方を選択して通信を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の端末。
JP2005005444A 2005-01-12 2005-01-12 セル別レート制御方法、基地局および端末 Expired - Fee Related JP4523424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005444A JP4523424B2 (ja) 2005-01-12 2005-01-12 セル別レート制御方法、基地局および端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005444A JP4523424B2 (ja) 2005-01-12 2005-01-12 セル別レート制御方法、基地局および端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006197117A true JP2006197117A (ja) 2006-07-27
JP4523424B2 JP4523424B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=36802846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005444A Expired - Fee Related JP4523424B2 (ja) 2005-01-12 2005-01-12 セル別レート制御方法、基地局および端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4523424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041229A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Sony Corp 送信装置、受信装置、無線装置および送信装置における伝送モード制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004221710A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Toshiba Corp 無線lanシステム、および無線lanシステムの通信制御方法
JP2005176380A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Agere Systems Inc 無線通信システムにおいてチャネル相関を使用した自動データ速度制御のための方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004221710A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Toshiba Corp 無線lanシステム、および無線lanシステムの通信制御方法
JP2005176380A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Agere Systems Inc 無線通信システムにおいてチャネル相関を使用した自動データ速度制御のための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041229A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Sony Corp 送信装置、受信装置、無線装置および送信装置における伝送モード制御方法
US8649449B2 (en) 2009-08-18 2014-02-11 Sony Corporation Sending apparatus, reception apparatus, wireless apparatus and transmission mode control method for sending apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4523424B2 (ja) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4835499B2 (ja) 異システム間ハンドオフ方法および無線通信端末
US8565753B2 (en) Radio communication system, method and program
EP2100470B1 (en) Apparatus, system and method for managing wireless local area network service to a multi-mode portable communication device
JP5189677B2 (ja) マルチキャリアシステムにおいてアップリンクカバレッジを改善するためのシステム及び方法
CN103053201B (zh) 通信设定方法、无线基站、移动台
EP2232917B1 (en) Uplink carrier handoff and method for path loss based triggering of uplink carrier handoff
EP1750472B1 (en) Apparatus and method for performing handoff in a communication system
EP2742766B1 (en) Exchange of mobility information in cellular radio communicatons
JP4592358B2 (ja) 移動通信システム及び移動通信方法
EP2074851B1 (en) Mimo mode selection at handover
JP2008535404A (ja) 適応アンテナを用いた通信ハンドオフ
CN102972066A (zh) 用于恢复的无线电链路故障(rlf)的检测
EP3523887B1 (en) Communications device, infrastructure equipment and methods
CN113615245B (zh) 切换控制方法、装置、设备及存储介质
JP2009239766A (ja) 無線基地局、移動局および無線通信方法
KR20060044425A (ko) 무선 이동통신 네트워크, 및 모바일 사용자 단말과 접속을위해 기지국 안테나들을 선택하는 방법
EP2916591B1 (en) Selecting a cell of a wireless cellular communication network
KR20150008454A (ko) 피코 eNB의 브로드캐스트 정보를 수신하는데 있어서 사용자 장비를 지원하는 방법
GB2427788A (en) Inter-mode handover
WO2004047475A1 (en) Creating a neighbour cell list depending on the velocity vector of a user equipment
JP4523424B2 (ja) セル別レート制御方法、基地局および端末
CN113613272B (zh) 控制由多个基站接收的上行链路业务
CN116508357A (zh) 通信设备和网络基础设施设备以及应用基础设施设备的移动性信息的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees