JP2004032428A - 無線通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアをアクセスポイント間で融通することによって、システム全体としての伝送効率を向上させることが可能な通信方法を得ること。
【解決手段】現在の通信トラフィックに対して過剰な数のキャリアを確保していると判断したアクセスポイントが、周辺アクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放するキャリア開放ステップと、「キャリア開放通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、現在の通信トラフィックに対してキャリア数が不足していると判断し、かつ通知された開放キャリアを使用可能と判断した場合、当該開放キャリアを加えて通信を行う通信ステップと、を含む通信方法とした。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数キャリアを用いてユーザーデータを伝送する通信システムおよび通信方法に関するものであり、特に、必要な時にキャリアを開放あるいは確保することが可能な通信システムおよび通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の無線通信システムについて説明する。図10は、従来の無線通信システムで使用される通信装置の構成を示す図である。図10において、101は物理レイヤ(PHY)部であり、102は媒体アクセス制御(MAC)部であり、103は送受信バッファ(EC)部であり、104は無線リソース管理部である。
【0003】
ここで、上記のように構成される通信装置の動作について説明する。PHY部101では、上位レイヤの制御情報やユーザー情報をバーストと呼ばれるフォーマットに変換し、アクセスポイントと無線端末との間の送受信を制御する。たとえば、直交周波数多重(OFDM)変調方式を採用する場合には、当該方式の規定に基づいて、アクセスポイントに対する無線端末の距離や干渉条件などの伝播環境に応じた、適切な通信品質を提供する。すなわち、適切な伝送モードを選択する。
【0004】
MAC部102では、アクセスポイントおよび無線端末のバッファの状況に基づいて、通信を行う無線端末や伝送量などを決定し、物理レイヤを制御する。たとえば、MACプロトコルとして、アクセスポイントが集中制御を行う時分割多重方式が用いられる場合、アクセスポイントのMAC部102では、所定の割り当て要求量に基づいて、キャリアの時間軸方向の使用方法を決定することによって、送受信を管理する。なお、所定の割り当て要求量としては、たとえば、予め決定された割り当て要求量や、各端末宛ての送信バッファのデータ量から算出される割り当て要求量や、各無線端末から通知される送信バッファのデータ量から算出される割り当て要求量がある。無線端末のMAC部102では、アクセスポイントの決定にしたがって、アクセスポイントに許可された時間を用いて送受信を行う。
【0005】
また、MACプロトコルとして、CSMA/CA(carrier sense multiple access with collision)を使用する場合、アクセスポイントのMAC部102では、定期的に送信する報知信号および制御信号を用いて各無線端末との同期を確立し、報知信号および制御信号により送信可能な時間と送信許可を無線端末に対して通知する。無線端末のMAC部102では、アクセスポイントからの報知信号および制御信号にしたがって、一定時間のキャリアセンス結果に基づいて送受信を行う。
【0006】
EC部103では、送受信が完了するまでデータを蓄積する。データの管理をユーザーコネクション単位に行う場合、送信バッファは、ユーザーコネクション毎にデータを蓄積し、MAC部102に対して蓄積しているデータ量を報告する。そして、送信の制御にしたがってデータを送信する。一方、受信バッファでは、受け取ったデータを確認し、伝送誤りがある場合には再送を要求する。
【0007】
つぎに、MAC部102による送受信の管理について説明する。図11は、たとえば、社団法人電波産業界の標準規格「ARIB STD−T70」に示されているフレーム構成を示す図である。図11において、横軸は時間を表しており、MAC部102では、フレームという時間単位に、回線種別や通信を行う無線端末や伝送量などを制御している。また、BCHはアクセスポイントから各無線端末への報知情報を伝送するための回線を表し、FCHはフレーム構造を報知するための回線を表す。帯域割り当て情報によりフレーム構造が示され、無線端末側のMACスケジューラは、報知されたフレーム構造にしたがって動作する。また、「Down Link」は、アクセスポイントから各無線端末へのユーザーコネクションデータを伝送するための下り回線が配置される期間である。「Up Link」は、各無線端末からアクセスポイントへのユーザーコネクションデータを伝送するための上り回線が配置される期間である。RCHは、無線端末に上り回線が割り当てられてない場合に、無線端末がアクセスポイントに制御情報を伝送するためのランダムアクセス回線である。ACHは、1つ前のMACフレームのRCHに対する応答を伝送するための回線である。
【0008】
図12は、アクセスポイントが管理する複数の基本キャリアを示す図である。図12において、各台形は基本キャリアを示しており、斜線を施した部分は特定の基地局が管理する複数の基本キャリアを示している。この例では、3つの基本キャリアを使用している。通常、無線通信装置は、基本キャリアと呼ばれる周波数帯域内で伝送処理が行われるが、たとえば、情報通信審議会の「準ミリ波帯の周波数を利用する広帯域移動アクセスシステムの記述的条件」についての答申に見られるように、基本キャリアを複数束ねた帯域を用いることによって、より広帯域な伝送を実現する方式が検討されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の無線通信装置においては、複数キャリアを同時に使用して広帯域な通信を行う場合、アクセスポイント間でキャリアを共有し、必要な時にキャリアを開放あるいは確保する、ということが検討されていなかった。そのため、通信トラフィックが少ないアクセスポイントと通信トラフィックが多いアクセスポイントによって、通信品質に格差が出る、という問題があった。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数キャリアを同時に使用して広帯域な通信を行う場合であっても、キャリアをアクセスポイント間で融通することによって、システム全体としての伝送効率を向上させることが可能な通信システムおよび通信方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる無線通信システムにあっては、現在の通信トラフィックに対して過剰な数のキャリアを確保していると判断した場合に、周辺アクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放し、一方で、「キャリア開放通知」を受信後、現在の通信トラフィックに対してキャリア数が不足していると判断し、かつ通知された開放キャリアを使用可能と判断した場合に、当該開放キャリアを加えて通信を行うアクセスポイント、を備えることを特徴とする。
【0012】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、通信トラフィックの増大に伴ってキャリアが不足していると判断した特定のアクセスポイントが、要求キャリアを指定した「キャリア拡張通知」を送信するアクセスポイントと、前記「キャリア拡張通知」を受信後、指定された要求キャリアを開放できると判断した場合に、その旨を返信する周辺アクセスポイントと、を備え、前記「キャリア拡張通知」送信元のアクセスポイントが、要求キャリアを開放可能な周辺アクセスポイントの中からいずれか1つを選択し、選択したアクセスポイントに対してキャリアの開放を要求し、前記選択されたアクセスポイントが、要求キャリアを開放し、前記キャリア開放要求元のアクセスポイントが、開放キャリアを加えて通信を行うことを特徴とする。
【0013】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアに代わる未使用キャリアを探索し、利用可能な未使用キャリアが存在する場合、当該未使用キャリアを取得し、指定された要求キャリアを開放することを特徴とする。
【0014】
つぎの発明にかかる無線通信システムにおいて、前記各アクセスポイントは、キャリアを使用していることを示す信号にアクセスポイントのIPアドレスを含ませて送信することを特徴とする。
【0015】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、現在の通信トラフィックに対して過剰な数のキャリアを確保していると判断したアクセスポイントが、周辺アクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放するキャリア開放ステップと、前記「キャリア開放通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、現在の通信トラフィックに対してキャリア数が不足していると判断し、かつ通知された開放キャリアを使用可能と判断した場合、当該開放キャリアを加えて通信を行う通信ステップと、を含むことを特徴とする。
【0016】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、通信トラフィックの増大に伴ってキャリアが不足していると判断した特定のアクセスポイントが、周辺アクセスポイントに対して、要求キャリアを指定した「キャリア拡張通知」を送信するキャリア拡張通知ステップと、前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアを開放できると判断した場合に、その旨を返信する応答ステップと、前記特定のアクセスポイントが、要求キャリアを開放可能な周辺アクセスポイントの中からいずれか1つを選択し、選択したアクセスポイントに対してキャリアの開放を要求する要求ステップと、前記選択されたアクセスポイントが、要求キャリアを開放する第1の開放ステップと、前記特定のアクセスポイントが、開放キャリアを加えて通信を行う通信ステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアに代わる未使用キャリアを探索し、利用可能な未使用キャリアが存在する場合、当該未使用キャリアを取得し、指定された要求キャリアを開放する第2の開放ステップ、を含むことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる通信システムおよび通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0019】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの構成を示す図である。図1において、1,2,3,4はアクセスポイント(AP)であり、5はアクセスポイントが接続するルータ(あるいはハブ)であり、アクセスポイント間の通信は、このルータ(あるいはハブ)を経由して行われる。
【0020】
また、図2は、本実施の形態の通信方法を示す図であり、詳細には、図1で示した各アクセスポイントが管理する基本キャリアを示す図である。図2において、各台形は基本キャリアを表し、台形の中の文字がそのキャリアを管理するアクセスポイントを示す。また、斜線を施した部分は特定の基地局が管理する複数の基本キャリアを表す。ここでは、たとえば、アクセスポイント2が、現在管理している所定のキャリアに対応した「キャリア開放通知」を送信し、「キャリア開放通知」を受け取ったアクセスポイント3が、開放されたキャリアをサーチし、検出したキャリアを使用する。
【0021】
つぎに、上記通信システムにおける本実施の形態の通信方法を詳細に説明する。図3は、「キャリア開放通知」を送信するアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。また、図4は、「キャリア開放通知」を受け取る周辺アクセスポイントの動作を示すフローチャートである。なお、各アクセスポイントは、周辺アクセスポイントからの信号を受信する機能を備えている。各アクセスポイントは、キャリアを使用していることを示す信号(ビーコン)にアクセスポイントのIPアドレスを含ませて送信する。そして、このビーコンを受信することによって、どのアクセスポイントがどのキャリアを使用しているか、ということを知る。
【0022】
具体的には、たとえば、図2に示すアクセスポイント2が、「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放し、アクセスポイント3が、「キャリア開放通知」を受け取り、開放後のキャリアを使用する場合について説明する。
【0023】
まず、アクセスポイント2では、現在の通信トラフィックと使用キャリア数の関係において、キャリアの使用率が所定のしきい値より小さいかどうかを判断する(図3、ステップS1)。そして、所定のしきい値よりも大きければ(ステップS1、No)、何も行わずに終了する。一方、所定のしきい値よりも使用率が小さい場合には(ステップS1、Yes)、現在の通信トラフィックに対して過剰なキャリアを確保していると判断する。
【0024】
つぎに、アクセスポイント2では、パケットエラーレートや再送回数などの値を利用して、伝播環境の悪い順に開放キャリアを決定する(ステップS2)。そして、上記のように決定した開放キャリアで通信を行っている無線端末に対してキャリアの変更を通知する(ステップS3)。
【0025】
つぎに、アクセスポイント2では、接続する有線ネットワークを用いて、自IPアドレスとキャリア番号を含む「キャリア開放通知」を送信し、周辺アクセスポイントに対して、キャリアが使われなくなったことを通知する(ステップS4)。
【0026】
つぎに、「キャリア開放通知」を受信した周辺アクセスポイント(ここではアクセスポイント3とする)では、通知されたキャリアが使われていないかどうかを確認するために、一定時間にわたってキャリアセンスを行う(図4、ステップS11)。そして、開放されたキャリアの検出処理(ステップS12)、「キャリア開放通知」に含まれるキャリア番号から開放キャリアが隣接キャリアかどうかを判断する処理(ステップS13)、現在の通信トラフィックと使用キャリア数の関係において現在管理しているキャリアの使用率が所定のしきい値よりも大きいかを判断する処理(ステップS14)、を順に行う。
【0027】
たとえば、ステップS12において、既に開放されたキャリアを獲得したアクセスポイントが存在する場合(ステップS12、Yes)、ステップS13において、「キャリア開放通知」に含まれるキャリア番号が隣接キャリア以外の場合(ステップS13、No)、または、ステップS14において、キャリアの使用率が所定のしきい値よりも小さい場合(ステップS14、No)は、そのまま動作を終了する。
【0028】
一方、ステップS12において、開放されたキャリアを獲得したアクセスポイントが存在せず(ステップS12、No)、ステップS13において、「キャリア開放通知」に含まれるキャリア番号が隣接キャリアで(ステップS13、Yes)、かつ、ステップS14において、キャリアの使用率が所定のしきい値よりも大きい場合(ステップS14、Yes)、「キャリア開放通知」を受信したアクセスポイント3では、現在の通信トラフィックに対してキャリアが不足していると判断し、開放キャリアを獲得する(ステップS15)。
【0029】
その後、開放キャリアを獲得したアクセスポイント3では、既存のキャリアに対して行っていることと同様に、ビーコンの送信を開始し、通信キャリアとしての使用を開始する。
【0030】
このように、本実施の形態においては、アクセスポイントが、自身が管理する複数キャリアを用いてユーザーデータを伝送する。そして、現在の通信トラフィックに対して過剰なキャリアを確保していると判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対してキャリア開放通知を送信し、キャリアを開放する。その後、アクセスポイント間の通信によってキャリア開放通知を受け取った周辺のアクセスポイントは、自身の通信トラフィックに余裕がない場合に、通知された開放キャリアが使用可能かどうかを判断し、使用できると判断した場合、開放キャリアを加えて通信を行う。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる。
【0031】
また、本実施の形態においては、キャリアを使用していることを示す信号(ビーコン)にアクセスポイントのIPアドレスを含ませ、各アクセスポイントが、周辺アクセスポイントのビーコンを受信する。これにより、どのアクセスポイントがどのキャリアを使用しているか、ということを容易に知ることができる。
【0032】
実施の形態2.
図5は、実施の形態2の通信方法を示す図である。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。本実施の形態では、たとえば、アクセスポイント3が、「キャリア拡張希望」を送信する。そして、アクセスポイント2が、アクセスポイント3が利用可能なキャリアを開放し、アクセスポイント3が、開放キャリアを使用して通信を行う。
【0033】
つぎに、本実施の形態の通信方法を詳細に説明する。図6は、「キャリア拡張希望」を送信するアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。図7は、「キャリア拡張希望」を受け取った周辺アクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
【0034】
具体的には、たとえば、アクセスポイント3が、「キャリア拡張希望」を用いてキャリアの開放を要求し、「キャリア拡張希望」を受け取った周辺アクセスポイント2が、キャリアを開放できることを示し、さらに、「キャリア開放要求」に応じてキャリアを開放し、その後、アクセスポイント3が、開放されたキャリアを使用して通信を行う場合について説明する。
【0035】
まず、アクセスポイント3では、現在の通信トラフィックと使用キャリア数の関係において、キャリアの使用率が所定のしきい値より大きいかどうかを判断する(図6、ステップS21)。たとえば、所定のしきい値よりも小さい場合(ステップS21、No)は終了する。一方、所定のしきい値よりも使用率が大きい場合(ステップS21、Yes)には、現在の通信トラフィックに対して過少なキャリア数しか確保できていないと判断する。
【0036】
その後、アクセスポイント3では、使用可能なキャリアを選別するために、すべてのキャリアに対してキャリアセンスを行う。そして、周辺アクセスポイントからのビーコンを受信することによって、どのアクセスポイントがどのキャリアを管理しているかを調査し、使用可能なキャリアの番号と、それに対応するアクセスポイントのIPアドレスと、で構成されたテーブルを作成して要求キャリアを決定する(ステップS22)。
【0037】
つぎに、アクセスポイント3では、開放してもらいたいキャリア(要求キャリア)の番号を含む「キャリア拡張希望」を、有線ネットワークを利用して各アクセスポイントに対して送信する(ステップS23)。
【0038】
つぎに、アクセスポイント3では、「キャリア拡張希望」を受け取った各アクセスポイントから「キャリア拡張希望応答」を受信する(ステップS24)。そして、すべての周辺アクセスポイントがキャリアを開放できない場合(ステップS25、No)は、現在のキャリア数で通信を行う。一方、いずれかの周辺アクセスポイントからキャリア開放が可能である旨が通知された場合(ステップS25、Yes)には、そのアクセスポイントに対して「キャリア開放要求」を送信する(ステップS26)。ここでは、アクセスポイント2に対して「キャリア開放要求」を送信する場合を想定する。なお、複数のアクセスポイントからキャリアの開放が可能である旨の応答があった場合には、その中のいずれか1つを選び、「キャリア開放要求」を送信する。
【0039】
つぎに、アクセスポイント3では、該当するキャリアが開放されたかどうかを確認するために、そのキャリアに対してキャリアセンスを行う(ステップS27)。そして、キャリアの開放を検出すると、アクセスポイント3は、開放されたキャリアを用いて通信を開始する(ステップS28)。なお、アクセスポイント3が、さらにキャリア拡張を行いたい場合には、上記キャリア拡張希望シーケンスを繰り返し実行する。
【0040】
一方、「キャリア拡張希望」を受信した周辺アクセスポイント(アクセスポイント2)では、現在の通信トラフィックと使用キャリア数の関係において、指定されたキャリアの使用率が所定のしきい値よりも大きいかどうかを判断する(図7、ステップS31)。たとえば、所定のしきい値よりも大きい場合(ステップS31、No)、アクセスポイント2では、指定されたキャリアを開放することができないと判断して、その旨を示した「キャリア拡張希望応答」をアクセスポイント3に対して送信する(ステップS32)。一方、所定のしきい値よりも小さい場合には(ステップS31、Yes)、指定されたキャリアが開放可能であると判断し(ステップS33)、その旨を示した「キャリア拡張希望応答」をアクセスポイント3に対して送信する(ステップS34)。
【0041】
つぎに、アクセスポイント2は、「キャリア開放要求」の受信待ち状態となり(ステップS35)、たとえば、一定時間内にアクセスポイント3から「キャリア開放要求」を受け取れない場合(ステップS36、No)、アクセスポイント3が他のアクセスポイントからキャリアを取得したと判断し、本シーケンスを終了する。一方、一定時間内にアクセスポイント3から「キャリア開放要求」を受け取った場合(ステップS36、Yes)は、開放するキャリアで通信を行っている無線端末に対してキャリアの変更を通知し(ステップS37)、その後、キャリアを開放する(ステップS38)。
【0042】
このように、本実施の形態では、アクセスポイントが、自身が管理する複数キャリアを用いてユーザーデータを伝送する。このとき、通信トラフィックが増大し、現在の通信トラフィックに対して過少なキャリア数しか確保できていないと判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対して「キャリア拡張希望」を送信する。そして、「キャリア拡張希望」を受け取ったアクセスポイントは、指定キャリアの開放が可能であれば、そのキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる。
【0043】
実施の形態3.
図8は、実施の形態3の通信方法を示す図である。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。ここでは、前述した実施の形態1または2と異なる動作についてのみ説明する。本実施の形態では、たとえば、アクセスポイント3が、キャリア拡張希望を送信する。そして、アクセスポイント2が、自身が使用可能なキャリアを獲得し、さらに、アクセスポイント3が希望しているキャリアを開放する。その後、アクセスポイント3が、開放キャリアを使用して通信を行う。
【0044】
つぎに、本実施の形態の通信方法を詳細に説明する。図9は、使用キャリアを変更する場合のアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。なお、「キャリア拡張希望」を送信するアクセスポイントの動作については、前述の実施の形態2の図6と同様である。
【0045】
まず、「キャリア拡張希望」を受信した周辺アクセスポイント(アクセスポイント2)では、すべてのキャリアに対してキャリアセンスを行う。そして、未使用キャリアが存在しない場合は、前述の図7と同様の処理を行う。
【0046】
一方、未使用かつ利用可能なキャリアが存在する場合、アクセスポイント2では、指定されたキャリアが開放可能である旨を示した「キャリア拡張希望応答」をアクセスポイント3に対して送信する(ステップS41、ステップS42)。
【0047】
つぎに、アクセスポイント2は、「キャリア開放要求」の受信待ち状態になり(ステップS43)、一定時間内にアクセスポイント3から「キャリア開放要求」を受け取れない場合(ステップS44、No)、アクセスポイント3が他のアクセスポイントからキャリアを取得したと判断し、本シーケンスを終了する。一方、一定時間内にアクセスポイント3から「キャリア開放要求」を受信した場合(ステップS44、Yes)は、開放対象のキャリアで通信を行っている無線端末に対してキャリアの変更を通知する(ステップS45)。そして、上記未使用キャリアを取得して使用キャリアを変更し(ステップS46)、その後、指定のキャリアを開放する(ステップS47)。以降、アクセスポイント2は、変更後のキャリアを使用して通信を行う。
【0048】
このように、本実施の形態においては、アクセスポイントが、自身が管理する複数キャリアを用いてユーザーデータを伝送する。このとき、「キャリア拡張希望」を受け取ったアクセスポイントは、指定されたキャリアに代わる未使用キャリアを探索し、未使用かつ利用可能なキャリアが存在する場合、このキャリアを取得し、上記指定されたキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、現在の通信トラフィックに対して過剰なキャリアを確保していると判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信し、キャリアを開放する。その後、アクセスポイント間の通信によって「キャリア開放通知」を受け取った周辺のアクセスポイントは、自身の通信トラフィックに余裕がない場合に、通知された開放キャリアが使用可能かどうかを判断し、使用できると判断した場合、開放キャリアを加えて通信を行う。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることが可能な無線通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0050】
つぎの発明によれば、通信トラフィックが増大し、現在の通信トラフィックに対して過少なキャリア数しか確保できていないと判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対して「キャリア拡張通知」を送信する。そして、「キャリア拡張通知」を受け取ったアクセスポイントは、指定キャリアの開放が可能であれば、そのキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることが可能な無線通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0051】
つぎの発明によれば、「キャリア拡張通知」を受け取ったアクセスポイントは、指定されたキャリアに代わる未使用キャリアを探索し、未使用かつ利用可能なキャリアが存在する場合、このキャリアを取得し、上記指定されたキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることが可能な無線通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0052】
つぎの発明によれば、キャリアを使用していることを示す信号(ビーコン)にアクセスポイントのIPアドレスを含ませ、各アクセスポイントが、周辺アクセスポイントのビーコンを受信する。これにより、どのアクセスポイントがどのキャリアを使用しているか、ということを容易に知ることができる、という効果を奏する。
【0053】
つぎの発明によれば、アクセスポイントが、自身が管理する複数キャリアを用いてユーザーデータを伝送する。そして、現在の通信トラフィックに対して過剰なキャリアを確保していると判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対してキャリア開放通知を送信し、キャリアを開放する。その後、アクセスポイント間の通信によってキャリア開放通知を受け取った周辺のアクセスポイントは、自身の通信トラフィックに余裕がない場合に、通知された開放キャリアが使用可能かどうかを判断し、使用できると判断した場合、開放キャリアを加えて通信を行う。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる、という効果を奏する。
【0054】
つぎの発明によれば、通信トラフィックが増大し、現在の通信トラフィックに対して過少なキャリア数しか確保できていないと判断したアクセスポイントは、周辺のアクセスポイントに対して「キャリア拡張希望」を送信する。そして、「キャリア拡張希望」を受け取ったアクセスポイントは、指定キャリアの開放が可能であれば、そのキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる。
【0055】
つぎの発明によれば、「キャリア拡張希望」を受け取ったアクセスポイントは、指定されたキャリアに代わる未使用キャリアを探索し、未使用かつ利用可能なキャリアが存在する場合、このキャリアを取得し、上記指定されたキャリアを開放する。これにより、通信トラフィックに応じてキャリアを融通することができるため、特定のアクセスポイントの通信トラフィックが増大した場合であっても、システム全体として伝送効率を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信システムの構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の通信方法を示す図である。
【図3】「キャリア開放通知」を送信するアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
【図4】「キャリア開放通知」を受け取った周辺アクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態2の通信方法を示す図である。
【図6】「キャリア拡張希望」を送信するアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
【図7】「キャリア拡張希望」を受け取った周辺アクセスポイントの動作を示す図である。
【図8】実施の形態3の通信方法を示す図である。
【図9】使用キャリアを変更する場合のアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。
【図10】従来の無線通信システムで使用される通信装置の構成を示す図である。
【図11】社団法人電波産業界の標準規格「ARIB STD−T70」に示されているフレーム構成を示す図である。
【図12】アクセスポイントが管理する複数の基本キャリアを示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 アクセスポイント(AP)、5 ルータ(あるいはハブ)。

Claims (7)

  1. 各アクセスポイントが単一または複数のキャリアを用いてデータを伝送する無線通信システムにおいて、
    現在の通信トラフィックに対して過剰な数のキャリアを確保していると判断した場合に、周辺アクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放し、一方で、「キャリア開放通知」を受信後、現在の通信トラフィックに対してキャリア数が不足していると判断し、かつ通知された開放キャリアを使用可能と判断した場合に、当該開放キャリアを加えて通信を行うアクセスポイント、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 各アクセスポイントが単一または複数のキャリアを用いてデータを伝送する無線通信システムにおいて、
    通信トラフィックの増大に伴ってキャリアが不足していると判断した特定のアクセスポイントが、要求キャリアを指定した「キャリア拡張通知」を送信するアクセスポイントと、
    前記「キャリア拡張通知」を受信後、指定された要求キャリアを開放できると判断した場合に、その旨を返信する周辺アクセスポイントと、
    を備え、
    前記「キャリア拡張通知」送信元のアクセスポイントが、要求キャリアを開放可能な周辺アクセスポイントの中からいずれか1つを選択し、選択したアクセスポイントに対してキャリアの開放を要求し、
    前記選択されたアクセスポイントが、要求キャリアを開放し、
    前記キャリア開放要求元のアクセスポイントが、開放キャリアを加えて通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアに代わる未使用キャリアを探索し、利用可能な未使用キャリアが存在する場合、当該未使用キャリアを取得し、指定された要求キャリアを開放することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記各アクセスポイントは、キャリアを使用していることを示す信号にアクセスポイントのIPアドレスを含ませて送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  5. 各アクセスポイントが単一または複数のキャリアを用いてデータを伝送する無線通信システムで実行される通信方法において、
    現在の通信トラフィックに対して過剰な数のキャリアを確保していると判断したアクセスポイントが、周辺アクセスポイントに対して「キャリア開放通知」を送信してキャリアを開放するキャリア開放ステップと、
    前記「キャリア開放通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、現在の通信トラフィックに対してキャリア数が不足していると判断し、かつ通知された開放キャリアを使用可能と判断した場合、当該開放キャリアを加えて通信を行う通信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  6. 各アクセスポイントが単一または複数のキャリアを用いてデータを伝送する無線通信システムで実行される通信方法において、
    通信トラフィックの増大に伴ってキャリアが不足していると判断した特定のアクセスポイントが、周辺アクセスポイントに対して、要求キャリアを指定した「キャリア拡張通知」を送信するキャリア拡張通知ステップと、
    前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアを開放できると判断した場合に、その旨を返信する応答ステップと、
    前記特定のアクセスポイントが、要求キャリアを開放可能な周辺アクセスポイントの中からいずれか1つを選択し、選択したアクセスポイントに対してキャリアの開放を要求する要求ステップと、
    前記選択されたアクセスポイントが、要求キャリアを開放する第1の開放ステップと、
    前記特定のアクセスポイントが、開放キャリアを加えて通信を行う通信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  7. 前記「キャリア拡張通知」を受け取った周辺アクセスポイントが、指定された要求キャリアに代わる未使用キャリアを探索し、利用可能な未使用キャリアが存在する場合、当該未使用キャリアを取得し、指定された要求キャリアを開放する第2の開放ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
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