JP5269013B2 - 送信装置及び受信装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、無線通信を行う送信装置及び受信装置に関する。
現在、IEEE802.11a、gに準拠した無線LANシステム、振幅変調を用いるDSRC(Dedicated Short Range Communication)システム、Bluetooth(登録商標)、PHSなど多様な無線通信システムが存在する。それぞれの無線通信システムは、それぞれの無線通信方式で通信するため、通常、ある1つの無線通信システムに対応した通信装置を用いて他の無線通信システムに対応した通信装置と通信することはできない。例えば、既存の無線LAN送信装置を用いてASK(Amplitude Shift Keying)信号またはパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号を送信することはできない。よって、利用者が複数の無線通信システムを利用するために、それぞれの無線通信システムに対応した通信装置がある。
特開2004−147052号公報
しかし、複数の無線通信システムに対応した通信装置は、各通信システムに対応する変調部をそれぞれ備える必要がある。例えば、複数の変調方式として、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)とASKとの両方の変調方式に対応したデジタル変調装置があるが、予め送信装置がQPSKベースバンド処理部とASK用ベースバンド処理部を備えている必要がある。それゆえ、複数の変調部を備えるために機器が大型化して高コストになる。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、複数の変調部を備えていない既存の無線LANシステムに対応した送信装置を用いて、容易にPWM信号を送信できる送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
本実施形態の送信装置は、第1生成部、第2生成部、設定部、及び送信部を含む。第1生成部は、他の無線通信装置を制御するための制御データ列に含まれるそれぞれの値を、該値に応じたパルス幅に変換しパルス幅データ列を生成する。第2生成部は、前記パルス幅に応じてある変調方式での転送レートを設定し、前記パルス幅データ列に対応する転送レートデータ列を生成する。設定部は、前記転送レートデータ列に含まれるデータの送信間隔を設定する。送信部は、前記転送レートデータ列を前記送信間隔で送信する。
また、本実施形態の送信装置は、第1生成部、第2生成部、及び送信部を含む。第1生成部は、他の無線通信装置を制御するための制御データ列に含まれるそれぞれの値を、該値に応じたパルス幅に変換したパルス幅データ列と、該パルス幅データ列に含まれるデータの送信間隔をSIFS(Short Inter-Frame Space)とするSIFS情報とを生成する。第2生成部は、前記パルス幅に応じてある変調方式での転送レートを設定し、前記パルス幅データ列に対応する転送レートデータ列を生成する。送信部は、前記転送レートデータ列をSIFS間隔で送信する。
本実施形態の受信装置は、待受回路部、コンパレータ、PWM復調部、データ記憶部、及びスイッチ制御部を含む。待受回路部は、制御データ列に含まれるそれぞれの値を該値に応じたパルス幅に変換したパルス幅データ列に対応する転送レートデータ列の無線信号を受信してベースバンド信号に変換する。コンパレータは、前記ベースバンド信号の信号レベルと閾値とを比較して2値の電力値で表されたパルス幅データ列を生成する。PWM復調部は、前記パルス幅データ列を復調して制御データ列を生成する。データ記憶部は、1以上の前記制御データ列を記憶する。スイッチ制御部は、前記制御データ列が電源を入れる情報を示す場合はスイッチをオンにし、前記制御データ列が電源を切る情報を示す場合はスイッチをオフにする制御を行う。さらに、前記データ記憶部は、前記制御データ列が分割されて複数の分割制御データ列として送信されている場合、複数の該分割制御データ列を結合して記憶する。
第1の実施形態に係る無線通信システムを示す図。 PWM信号の時間波形の概念図。 第1の実施形態に係る送信装置を示すブロック図。 無線LANデータ列制御部によって生成されるデータ列の一例を示す図。 第1の実施形態に係る受信装置を示すブロック図。 第2の実施形態に係る送信装置を示すブロック図。 一般的なBlock ACKメカニズムの一例を示す図。 第3の実施形態に係る無線通信システムを示す図。 第3の実施形態に係る送信装置を示すブロック図。 データ混載部で生成される、無線LAN信号を用いた起動用信号の一例を示す図。 第3の実施形態の変形例に係る無線通信システムを示す図。 第4の実施形態に係る送信装置を示すブロック図。 第4の実施形態に係る受信装置を示すブロック図。 第4の実施形態に係る送信装置から送信される、無線LAN信号を用いたPWM信号の一例を示す図。 第5の実施形態に係る無線通信システムの一例を示す図。 第6の実施形態に係る無線通信システムの一例を示す図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る送信装置及び受信装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作を行うものとして、重複する説明を適宜省略する。
本実施形態に係る送信装置及び受信装置を含む無線通信システムについて図1を参照して説明する。以下では、無線LAN信号を用いて無線通信を行う例を示すが、これに限らず、他の無線通信方式を用いてもよい。
無線通信システム100は、無線LAN−アクセスポイント101(以下、無線LAN−APともいう)、プリンタ102及びパーソナルコンピュータ(以下、PCという)103を含む。なお、以下では、送信装置の一例として無線LAN−APを用い、受信装置の一例としてプリンタを用いて説明するが、これに限らず、無線通信を行うデバイスであれば何でもよい。
無線LAN−AP101は、無線LANモジュールを含み、無線LANのアクセスポイントとして動作することでプリンタ102及びPC103と無線通信を行う。無線LANモジュールは、ここでは2.4GHz帯無線LANモジュールを想定しているが、その他の周波数帯の無線LANモジュールでもよい。無線LAN−AP101の詳細については図3を参照して後述する。
プリンタ102は、無線LANモジュールを含み、無線LAN−STA(ステーション)として動作することで無線LAN−AP101と無線通信を行う。さらに、PWM信号受信モジュール(後述する待受回路部)を含み、PWM信号によりプリンタの電源を制御する。プリンタ102の詳細については図5を参照して後述する。
PC103は、無線LANモジュールを含み、無線LAN−STAとして動作することで無線LAN−AP101と無線通信を行う。
次に、PWM信号の時間波形の概念図について図2を参照して説明する。
PWMはパルス幅の広さを変化させることで情報を伝送する変調方式であり、図2(a)と図2(b)とはそれぞれ、他の無線通信装置を制御するための制御データ列を構成する制御データの「0」と「1」とを表す。
図2(a)に示す「0」の場合、無線LAN−AP101は、時間Td0の間は信号を送信し、時間TIFSの間は信号を送信しない。このように、信号を送信している時間Td0をHighとして、信号を送信しない時間TIFSをLowとして、「0」を表すPWM信号が生成される。すなわち、信号を送信している時間がPWM信号のパルス幅となるように設定される。同様に、図2(b)に示す「1」の場合、無線LAN−AP101は、時間Td1の間は信号を送信し、時間TIFSの間は信号を送信せず、時間Td1をHigh、時間TIFSをLowとしてPWM信号が生成される。ここで、時間はTd0<Td1となるように設定することで、制御データの「0」と「1」とを区別できるようにする。なお、図2に示した制御データは2値PWM、つまりバイナリデータであるが、パルス幅の種類を2種類よりも増やし、多値PWMを採用してもよい。
次に、無線LAN−AP101について図3を参照して説明する。
無線LAN−AP101は、PWMデータ列生成部301(第1生成部ともいう)、無線LANデータ列制御部302(第2生成部ともいう)、IFS(Inter-Frame Space)設定部303(設定部ともいう)、無線LAN信号送信部304(送信部ともいう)、アンテナ305及び無線LAN信号受信部306を含む。
PWMデータ列生成部301は、上位レイヤ(図示せず)からプリンタ102をはじめとした他の無線通信装置を制御するための制御データ列を受け取り、制御データ列に含まれるそれぞれの値に応じて図2に示すようなパルス幅を設定してパルス幅データ列を生成する。
無線LANデータ列制御部302は、PWMデータ列生成部301からパルス幅データ列を受け取り、パルス幅データ列のそれぞれのパルス幅に一致するように、ある変調方式でデータの転送レートを設定した転送レートデータ列を生成する。すなわち、パルス幅と一致する転送レートデータ列の長さが無線LANフレームの長さとなる。なお、無線LAN規格では、無線LANフレームで変調して送信されるデータ列と、無線LANフレームごとの変調レートを決定してレート情報とを生成する。
IFS設定部303は、PWMデータ列生成部301からパルス幅データ列を受け取り、PWM信号のLowの長さ(すなわち、パルス幅データ列に含まれるデータの送信間隔)を設定し、送信間隔情報を生成する。なお、無線LAN規格では、IFSの種類とランダムバックオフの値とをIFS制御情報として生成する。具体的には、例えばIFSの一種であるDIFS(Distributed coordination function Inter-frame Space)を採用する場合、IFS設定部303は、DIFSでデータ列を送信し、ランダムバックオフを一時的にゼロにするように制御するIFS制御情報を生成する。
無線LAN信号送信部304は、無線LANデータ列制御部302から転送レートデータ列を受け取り、IFS設定部303から送信間隔情報をそれぞれ受け取り、転送レートデータ列と送信間隔情報とに基づいて、無線LAN信号を生成する。無線LAN規格では、無線LANデータ列制御部302からデータ列とレート情報とを、IFS設定部303からIFS制御情報をそれぞれ受け取り、データ列、レート情報、及びIFS制御情報に基づいて無線LAN信号を生成する。
アンテナ305は、無線LAN信号送信部304から無線LAN信号を受け取り、電磁波に変換して大気中に出力する。
無線LAN信号受信部306は、アンテナ305から無線LAN信号を受け取り、無線LAN信号に関して一般的な復号処理を行う。
ここで、無線LAN信号送信部304によって生成されるPWM信号の一例について図4を参照して説明する。
無線LANデータ列制御部302は、PWMデータ列生成部301からのパルス幅データ列に基づいて、「0」と「1」とを区別するため、無線LANフレームのデータ列にダミーデータを挿入するなどして無線LANフレーム長を制御することでPWM信号のHighの長さを設定することができる。また、PWM信号のLowを無線LANの規格で定められているIFSにする。これにより、無線LAN信号送信部304では、4ビットの制御データ列「0010」を表すPWM信号を、無線LAN信号を用いて形成することができる。
次に、プリンタ102について図5を参照して詳細に説明する。
プリンタ102は、アンテナ501、RF SW(スイッチ)502、待受回路部503、復調回路部504、リレースイッチ505、ACアダプタ部506、ホスト部508、無線LANモジュール部507及びバッテリ部509を含む。
アンテナ501は、電磁波を受信して無線LAN信号に変換する。また、アンテナ501は、RF SW502から無線LAN信号を受け取り、電磁波に変換して大気中に放射する。
RF SW502は、後述する復調回路部504からスイッチ制御信号を、アンテナ501から無線LAN信号をそれぞれ受け取る。RF SW502は、スイッチ制御信号に応じて、後述する待受回路部503に無線LAN信号を出力するか、後述する無線LANモジュール部507に無線LAN信号を出力するかを切り替える。また、RF SW502は、無線LANモジュール部507から無線LAN信号を受け取る。なお、復調回路部504からスイッチ制御情報がRF SW502に送られない場合は、RF SW502は無線LAN信号を待受回路部503に送る。
待受回路部503は、例えば、高感度整流器であり、無線LANモジュール部507よりも低消費電力で動作可能である。また、待受回路部503は、RF SW502から電気信号を受け取り、整流してベースバンド信号に変換する。
復調回路部504は、待受回路部503からベースバンド信号を受け取り、PWM信号に復調する。復調したPWM信号が、プリンタ102の電源をONにする要求を示すPWM信号である場合(以下、起動用信号ともいう)は、リレースイッチ505をONにするためのON信号を生成する。また、復調回路部504は、後述するホスト部508から指示信号を受け取り、アンテナ501と無線LANモジュール部507とを接続するスイッチ制御信号を生成する。
リレースイッチ505は、復調回路部504からのスイッチ制御信号を、またはホスト部508からの指示信号に従い、外部電源(図示せず)からの電力を、後述するACアダプタ部506に出力するかどうかを切り替える。
ACアダプタ部506は、リレースイッチ505から外部電源の電力を受け取り、AC−DC変換して、ホスト部508及び無線LANモジュール部507に電源を供給する。
無線LANモジュール部507は、RF SW502から無線LAN信号を受け取り、無線LAN信号を復調してQoS(Quality Of Service)データを得る。また、無線LANモジュール部507は、ホスト部508から指示信号を受け取り、無線LAN信号に変換する。
ホスト部508は、無線LANモジュール部507からQoSデータを受け取り、QoSデータに応じて、リレースイッチ505、復調回路部504、無線LANモジュール部507、及びプリンタ処理部(図示せず)への命令を示す指示信号を生成する。
バッテリ部509は、待受回路部503と復調回路部504とに電源を供給する。バッテリは、例えばコイン電池またはスーパーキャパシタといった低電力の電源であり、待受回路部503と復調回路部504とが無線LAN信号を受信できる程度の電源を供給できるものであれば何でもよい。
次に、無線通信システム100の動作について説明する。
プリンタの電源が完全にONになっている間は、プリンタ内部の無線LANモジュール部507をはじめ内部モジュールが動作しており、その結果、印刷処理をしていないときでも電力を消費してしまう。そこで、無線LANモジュール部507よりも低消費電力で動作可能な待受回路部503を微小なバッテリで動作させ、他のモジュールについては電源を供給しないことで電力の消費を抑える状態にする。以下では、このプリンタ102の状態を待ち受け状態という。
PC103は、印刷要求が発生したら、無線LAN−AP101に印刷要求を示す情報を含む無線LAN信号で送信する。
無線LAN−AP101は、PC103から印刷要求を示す情報を含む無線LAN信号を受け取った場合、プリンタに起動用信号を送る。このとき、無線LAN−AP101は、PWM信号のパルス幅の長さに相当する無線LANフレームを送信することで、PWM信号を送信することができる。
プリンタ102は、無線LAN−AP101から起動用信号を受け取り、待受回路部503及び復調回路部504以外の他のモジュールに電源を供給してプリンタ102を完全に起動させる。
プリンタ102が完全に起動した後、PC103から無線LAN−AP101を介して印刷情報が無線LAN信号で送られ、印刷情報を受け取ったプリンタ102は、印刷処理を開始する。
次に、PWM信号を受け取った場合のプリンタ102の詳細な動作について説明する。
プリンタ102が待ち受け状態にあるときは、具体的には、リレースイッチ505がオフとなり、ACアダプタ部506、無線LANモジュール部507及びホスト部508には電源が供給されない。一方、待受回路部503及び復調回路部504は、バッテリ部509から微小電力が供給される。
プリンタ102が待ち受け状態にあるときに、起動用信号を受け取った場合は、復調回路部504がON信号を送ることでリレースイッチ505がONとなり、ACアダプタ部506を介して無線LANモジュール部507に電源が供給され、無線LANモジュール部507がONとなる。その後、無線LANモジュール部507はRF SW502から無線LAN信号を受け取る。
無線LAN信号を復調して抽出したQoSデータが印刷要求を示す信号である場合、ホスト部508は印刷をする指示信号を生成し、外部にあるプリンタ処理部などに通知して印刷処理を行う。
また、リレースイッチ505がONになった後、プリンタ102が一定時間経過しても印刷要求を受け取らない場合、または無線LAN信号を復調して抽出したQoSデータが電源をOFFにする命令を示す場合は、ホスト部508がリレースイッチ505をOFFにする。なお、時間を計測する場合は、タイマー(図示せず)により計測すればよい。また、電源をOFFにする命令は無線LAN−AP101からPWM信号により送信されてもよく、この場合は、復調回路部504がリレースイッチ505をOFFにする。このようにすることで、プリンタ102の消費電力を削減することができる。
以上に示した第1の実施形態によれば、無線LAN信号のフレームとなるデータ列の転送レートと無線LAN信号の送信間隔とを設定することでPWM信号を形成することができ、既存の無線LAN信号送信装置に新たにPWM信号送信モジュールを加えることなく、容易にPWM信号を用いた通信を行うことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、PWM信号のLowであるIFSの長さを任意に制御するが、第2の実施形態では、IEEE802.11eまたは11nの規格に準拠したIFSの長さを用いる。これにより、既存の無線LAN規格のシステムを用いて任意の情報を送ることができる。
第2の実施形態に係る無線LAN−APについて図6を参照して説明する。
第2の実施形態に係る無線LAN−AP600は、PWMデータ列生成部601、無線LANデータ列制御部302、無線LAN信号送信部602及び無線LAN信号受信部306を含む。無線LANデータ列制御部302とアンテナ305と無線LAN信号受信部306とは、第1の実施形態に係る無線LAN−AP101に含まれる部と同様の動作を行うためここでの説明は省略する。
PWMデータ列生成部601は、制御データ列からパルス幅データ列を生成する点は第1の実施形態に係るPWMデータ列生成部301と同様であるが、IEEE802.11e又は11nのBlock ACKメカニズムに基づいて無線LANフレームの送信間隔をSIFS(Short Inter-Frame Space)で送信するように制御するSIFS制御情報を生成する点が異なる。なお、図6では図示しないが、第1の実施形態の図3に示したIFS設定部303がSIFS制御情報を生成して、無線LAN信号送信部602に送るようにしてもよい。
無線LAN信号送信部602は、無線LANデータ列制御部302から転送レートデータ列を、PWMデータ列生成部601からSIFS制御情報をそれぞれ受け取り、転送レートデータ列とSIFS制御情報とに基づいて無線LAN信号を生成する。
ここで、Block ACKメカニズムについて図7を用いて説明する。
送信側では、まず、NAV(Network Allocation Vector)を張ることで他の送信を抑制し、続いてACKポリシーとしてBlock ACKを採用したQoSデータフレームを複数回連続で送信(図7では4回)し、最後にBlockAcReqフレームを送信する。また、QoSデータフレームの送信間隔は、SIFSに設定される。このとき、無線LANデータ列制御部302が、PWMデータ列生成部601からのパルス幅データ列に基づいて、QoSデータフレーム長が上述したPWM信号のパルス幅となるように制御する。受信側では、BlockAcReqフレームを受信した後、QoSデータフレームごとに受信できたかどうかを示す情報(例えば、QoSデータフレームごとの1ビットのフラグ)をまとめて送信側に送る。
以上に示した第2の実施形態によれば、Block ACKメカニズムを採用して、PWM信号のLowをSIFSに設定し、PWM信号のパルス幅に相当するQoSデータのフレーム長を制御することで、既存のIEEE802.11e又は11nを利用して任意の制御データ列をPWM信号で送信することが可能となり、既存の無線LAN送信装置を用いてプリンタで受信可能なPWM信号を容易に送信することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、PCがサーバからファイルデータをダウンロードしている間に、プリンタに印刷要求を送信する場合を想定する。通常、PCがファイルデータをダウンロードする場合には、無線LAN−APから所望のファイルデータをQoSデータとして受信するが、無線LAN−APが印刷要求をプリンタに送る場合はプリンタ起動のためにQoSデータの送信を中断することになる。これは、スループットの観点から好ましくない。そこで、無線LAN−APからのプリンタ起動用信号のパルス幅に相当する無線LANフレームの少なくとも一部に、PCへ送信するQoSデータを含めることで、PCがファイルデータをダウンロードしている間にもスループットを下げることなく、プリンタに印刷要求を送信することができる。
第3の実施形態に係る無線通信システムについて図8を参照して説明する。
無線通信システム800は、無線LAN−AP802、プリンタ102、PC103、及びサーバ801を含む。なお、プリンタ102及びPC103は第1の実施形態に係る無線通信システムに含まれる部と同様の動作を行うためここでの説明は省略する。
サーバ801は、インターネット網を経由して無線LAN−AP802に接続され、サーバ801に格納されたファイルデータに外部からアクセスすることができ、ファイルデータをダウンロードしたり、ファイルデータをアップロードしたりすることができる。
無線LAN−AP802は、PC103から印刷要求を示す無線LAN信号を受け取った場合、このときPWM信号のパルス幅を形成する無線LANフレームにPC103へのファイルデータを含ませることで、起動用信号をプリンタ102へ送る。
次に、第3の実施形態に係る無線LAN−APについて図9を参照して説明する。
無線LAN−AP802は、PWMデータ列生成部601、無線LANデータ列制御部302、データ混載部901、無線LAN信号送信部602、アンテナ305、及び無線LAN信号受信部306を含む。
PWMデータ列生成部601、無線LANデータ列制御部302、無線LAN信号送信部602、アンテナ305、及び無線LAN信号受信部306については、上述した第2の実施形態における図6に示した部と同様の動作を行うためここでの説明は省略する。
データ混載部901は、無線LANデータ列制御部302からデータ列とレート情報とを、上位レイヤ(図示せず)からQoSデータをそれぞれ受け取る。データ混載部901は、QoSデータのデータ量D[バイト]と無線LANフレームに挿入されるデータ列のデータ量D[バイト]とを比較し、D=Dである場合、データ列をQoSデータで上書きする。D<Dである場合、データ列をQoSデータで上書きし、残りのデータをダミーデータとする。ダミーデータとしては、例えばデリミターを挿入する。なお、無線LANデータ列制御部302で生成されるデータ列を予めデリミターとしてもよい。D>Dである場合、QoSデータをフラグメントし、フラグメントしたQoSデータでデータ列を上書きし、上書きされないデータが残ればそのデータをD<Dの場合と同様にダミーデータとする。
次に、無線通信システム800の動作について説明する。
PC103は、サーバ801にあるファイルをインターネット網及び無線LAN−AP802を経由してダウンロードする。その後PC103は、ファイルデータをQoSデータとしてダウンロードしながら、印刷要求を示す情報を含む無線LAN信号を無線LAN−AP802に送る。
次に、無線LAN−AP802は、印刷要求を示す無線LAN信号を受信した場合、起動用信号をプリンタ102に送信する。プリンタ102は、待受回路部503がPWM信号を受け取り、リレースイッチ505をONにしてプリンタ102を完全に起動させる。その後、プリンタ102は、PC103から無線LAN−AP802を経由してプリンタに送られてきた印刷要求に基づき印刷処理を行う。
ここで、データ混載部901で生成される起動用信号のプリンタ起動用フレームの一例について図10を参照して説明する。
通常、PC103へダウンロードされるファイルデータは、Block ACKメカニズムに従いQoSデータフレームに含まれて、SIFS間隔で無線LAN−AP802から連続して送信され、最後にBlock Ack Request(以下、Block Ack Reqと省略する)フレームが送信される。続いてPC103からBlock ACKが返信される。
プリンタ102を起動させる場合、無線LAN−AP802からPWM信号を送信するが、このときPWM信号のパルス幅を形成する無線LANフレームのデータ列にPC103へのファイルデータを含ませる。例えば、通常は、図10の左側のフレーム構造で示されるPCへダウンロードされるファイルデータのように、QoSデータのビットレートが54Mbpsで送信される。ここで、図10の右側のフレーム構造で示されるファイルデータのように、起動用信号が「101001」で表されるとすると、ビットレートが6Mbpsである場合のフレーム長を「1」とし、ビットレートが54Mbpsである場合のフレーム長を「0」とすることで、起動用信号のフレームを形成することができる。データ混載部901は、この起動用信号のフレーム長にあわせてファイルデータのデータ列を挿入すればよい。なお、ここでは無線LAN規格の場合として、無線LANフレームのデータ列にPC103へのファイルデータの少なくとも一部を含むように説明したが、無線LAN規格で無線通信を行わない場合は、転送レートデータ列の少なくとも一部にPC103へのファイルデータを含むようにすればよい。
以上に示した第3の実施形態によれば、PWM信号のパルス幅を形成する無線LANフレームにPCへダウンロードされるファイルデータを含ませることで、PCのファイルデータのダウンロードを中断することなくPWM信号を送ることができ、同時にプリンタを起動することができる。
(第3の実施形態の変形例)
第3の実施形態では、1つのPCがファイルデータをダウンロードしている間にそのPCから印刷要求を出す場合を想定しているが、本変形例では、あるPCがファイルデータをダウンロードしている間に、他のPCが印刷要求を出す場合を想定している点が異なる。
本変形例に係る無線通信システムについて図11を参照して説明する。
本変形例に係る無線通信システム1100は、PC103−1、PC103−2、無線LAN−AP802及びプリンタ102を含む。
PC103−2は無線LAN−AP802経由でファイルデータをダウンロードしている(インターネット網及びサーバは図示せず)。このとき、PC103−1から印刷要求が発生した場合、無線LAN−AP802は、第3の実施形態と同様に、起動用信号を形成する無線LANフレームにファイルデータのデータ列を挿入して、起動用信号をプリンタ102に送る。次に、プリンタ102は、起動用信号を受け取って電源を完全に起動することができる。その後、プリンタ102は、無線LAN信号を受け取ることができ、印刷処理を実行することができる。
以上に示した第3の実施形態の変形例によれば、他のPCがデータをダウンロードしているときでも、プリンタを起動させるためのPWM信号のパルス幅となる無線LANフレームにPCへ送信するデータを含ませることで、他のPCのファイルデータのダウンロード処理を中断することなく印刷要求をプリンタに送ることができ、ファイルデータのダウンロードとプリンタ起動とを同時に実現することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、PWM信号で送りたい制御データ列が大きく、Blook Ack Reqを送信するまでに所望の制御データ列を送れない場合に、その制御データ列を分割して送信する。
第4の実施形態に係る無線LAN−APについて図12を参照して詳細に説明する。
無線LAN−AP1200は、分割制御部1201、PWMデータ列生成部601、無線LANデータ列制御部302、データ混載部901、無線LAN信号送信部602、アンテナ305、及び無線LAN信号受信部306を含む。PWMデータ列生成部601、無線LANデータ列制御部302、データ混載部901、無線LAN信号送信部602、アンテナ305及び無線LAN信号受信部306については、第3の実施形態において図9に示した部と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
分割制御部1201は、外部から制御データ列を受け取り、予め定められた閾値ビット数bthと受け取った制御データ列のビット数binとを比較する。bth≧binである場合、そのまま制御データ列を用いる。bth<binである場合、分割制御部1201は受け取った制御データ列のビット数を、個々のビット数がbth以下になるように分割する。以下、分割された制御データ列を分割制御データ列と呼ぶ。
次に、第4の実施形態に係るプリンタについて図13を参照して説明する。
プリンタ1300は、第1の実施形態に係るプリンタ102とほぼ同様であるが、第1の実施形態に係るプリンタ102の構成に加えてさらにスイッチ制御部1305を含み、復調回路部504が、LPF1301、コンパレータ1302及びPWM復調部1303を含む点が異なる。また、スイッチ制御部1305はデータ記憶部1304を含む。
LPF1301は、待受回路部503から無線LAN信号を受け取り、無線LAN信号をLPF処理する。
コンパレータ1302は、LPF1301からLPF処理された信号を受け取り、LPF処理された信号の大きさと予め定められた閾値とを比較し、その結果に応じてPWM信号のHighまたはLowとなる値を生成する。
PWM復調部1303は、コンパレータ1302から入力されたHighまたはLowの値に応じてPWMを復調し、制御データ列を復調する。
データ記憶部1304は、PWM復調部1303から制御データ列を受け取って記憶する。また、分割制御データ列が送られている場合は、データ記憶部1304は、分割制御データを結合して記憶する。
スイッチ制御部1305は、PWM復調部1303から制御データ列を受け取り、制御データ列とデータ記憶部1304に予め記憶している記憶データ列とを比較し、一致した場合にON信号又はスイッチ制御信号を生成する。また、分割制御データ列が送られている場合は、分割制御データ列を全て結合した元の制御データ列と記憶データ列とを比較する。
次に、第4の実施形態に係る無線LAN−AP1200から送信されるPWM信号の一例について図14を参照して説明する。
Block ACKフレームにはそれまで連続して受信した各フレームの受信処理に成功したか否かを示すデータが含まれる。そのデータ領域が最大16フレーム分であるとき、Block ACKメカニズムで連続して送信できるQoSデータは16フレームとなる。すなわち、2値PWM変調方式を用いる場合、最大でも16ビットの制御データ列しか送信することができない。よって、16ビット以上の制御データ列を送信する場合には、制御データ列を分割して送信する。
1回目のBlock ACKシーケンスと、2回目のBlock ACKシーケンスの間は、IEEE802.11の規格に沿うように、送信前に適当なIFSとランダムバックオフとの間にキャリアセンス処理を行なえばよい。
また、フレーム長を制御して、すなわち、データ列の転送レートを制御して、制御データ列に関するインデックスまたはフラグを生成してもよい。例えば、送信装置1200に係る無線LANデータ列制御部302は、Block ACK Reqフレーム長を制御して、分割制御データ列が何個目の分割制御データ列であるかを示すインデックスを生成してもよい。例えば、Block ACK Reqのビットレートを6Mbps、12Mbps、24Mbpsと変化させることで、分割制御データ列が何個目の分割制御データ列であるかを示すことができる。
また、送信装置が最後の分割制御データ列のPWM信号を送る場合に、Block ACK Reqフレーム長を変化させることで分割制御データ列のPWM信号の送信終了を示すインジケータとしてもよい。
さらに、無線LANデータ列制御部302は、Block ACK Reqフレーム長を制御して、次にPWM信号が送信されるべき受信装置があるかどうかを示すフラグを生成してもよい。例えば、送信装置は、PWM信号を送るべき受信装置が複数ある場合に、ある受信装置からBlock ACKが返ってきて1つの受信装置へのPWM信号の送信が完了したら、Block ACK Reqのビットレートを変化させて、PWM信号を送信すべき受信装置の数を示すフラグを設定することができる。
さらに、送信装置が分割制御データ列を送っている場合に、受信装置が最後の分割制御データ列を受け取った場合に、Block ACKフレーム長を制御して全てのデータを受け取ったことを示すフラグを設定してもよい。例えば、受信装置が、最後ではない分割データ列を受け取った場合は、Block ACKのビットレートを6Mbpsとし、最後の分割データ列を受け取った場合は、ビットレートを12Mbpsとすればよい。
以上に示した第4の実施形態によれば、PWM信号で送信する制御データ列のビット数が大きい場合でも、送信する制御データ列を分割してPWM信号で送信することができる。
(第5の実施形態)
上述した実施形態では受信装置としてプリンタを例としたが、その他の応用例としての無線通信システムについて図15を参照して説明する。
第5の実施形態に係る無線通信システム1500は、DVDプレーヤー1501、無線LAN−TV1504、照明1502及びスピーカー1503を含む。
DVDプレーヤー1501は、無線LAN信号を送るためのモジュールとPWM信号を送るためのモジュールとを備え、DVDの動画情報と動画情報に対応した音声情報とを再生し、スピーカーを起動するためのPWM信号であるスピーカー起動信号と、照明1502の電源をON又はOFFにするためのPWM信号である照明制御信号とを生成する。スピーカー起動信号と照明制御信号との生成方法については、第3の実施形態に示した手法と同様であるためここでの説明は省略する。
照明1502は、PWM信号を受け取るためのモジュールを備え、DVDプレーヤー1501から照明制御信号を受け取り、照明制御信号に従って電源のON又はOFFを切り替える。
スピーカー1503は、PWM信号を受け取るためのモジュールと無線LAN信号を受け取るためのモジュールとを備え、DVDプレーヤー1501からスピーカー起動信号を受け取って電源をONし、DVDプレーヤー1501から無線LAN信号で音声情報を受け取って音声を出力する。また、スピーカー1503は、DVDプレーヤー1501から動画送信終了の旨のメッセージ(動画像終了情報ともいう)を受け取った場合は、電源をOFFにする。なお、動画像終了情報は、無線LANで送信されてもよいし、PWM信号で送信されてもよい。
無線LAN−TV1504は、無線LAN信号を受け取るためのモジュールを備え、DVDプレーヤー1501から動画情報を無線LAN信号で受け取り、動画像を再生する。
ここで、第5の実施形態に係る無線通信システム1500の動作例について説明する。
まず、DVDを再生する前には、照明1502の電源がONであり、スピーカー1503の電源がOFFであるとする。
続いて、DVDプレーヤー1501から無線LAN−TV1504へ無線LAN信号で動画像信号を送る前に、DVDプレーヤー1501は照明制御信号を照明1502へ送信する。また、DVDプレーヤー1501から音声情報を送信し始める前に、DVDプレーヤー1501はスピーカー起動用信号をスピーカー1503へ送信する。照明制御信号とスピーカー起動信号とによって、照明1502の電源がOFFにされ、さらにスピーカー1503の電源がONとなり、無線LAN−TV1504に出力される動画像にあわせてスピーカー1503から音声情報が出力される。
さらに、動画像再生中に、DVDのコンテンツ中のクライマックスなどに映像にあわせた照明効果を演出するようにしてもよい。例えば、照明1502がDVDプレーヤー1501から照明制御信号を受信した場合に、照明1502の電源をON又はOFFにすることで、照明を点滅させるといった照明効果を得ることができる。さらに、DVDプレーヤー1501から照度を調節するPWM信号を照明1502に送信することによって、照明1502の調光を行うことができ、映像の場面に応じて徐々に照明1502の照度を下げるといった照明効果を得ることができる。
以上に示した第5の実施形態によれば、第3の実施形態に示した手法を用いることで、動画像送信を中断させることなく、照明又はスピーカーの電源のON又はOFFの切り替え、動画像の場面に応じた照明効果といった処理を動画像送信と同時に行うことができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態に係る無線通信システム1600について図16を参照して説明する。
第6の実施形態に係る無線通信システム1600は、無線LAN−AP802、PC103、及びエアコン1601を含む。PC103と無線LAN−AP802とは、第3の実施形態に示した処理と同様の処理とを行うため、ここでの説明は省略する。
エアコン1601は、PWM信号を受け取るためのモジュールを備え、エアコンを起動するためのPWM信号であるエアコン起動信号を受信した場合に、電源をONにする。
図16に示すように、PC103は、無線LAN−AP802経由でファイルをダウンロードしている(インターネット網及びサーバは図示せず)。このとき、PC103からエアコン起動要求が発生した場合は、無線LAN−AP600は第3の実施形態に示した手法と同様に、無線LAN−AP600からエアコン起動信号のパルス幅に相当する転送レートデータ列(無線LANフレームのデータ列)の少なくとも一部に、PCへ送信するデータを含める処理を行えばよい。なお、第6の実施形態では、エアコンを起動させる場合を想定したが、その他の無線通信機能を備えるデバイスであれば同様に制御することができる。
以上に示した第6の実施形態によれば、第3の実施形態に示した方法を用いることで、PCへのファイルダウンロード処理を中断することなくエアコンなど他のデバイスの制御をファイルダウンロード処理と同時に行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,800,1100,1500,1600・・・無線通信システム、101,600,802,1200・・・無線LAN−AP、102,1300・・・プリンタ、103・・・PC、301,601・・・PWMデータ列生成部、302・・・無線LANデータ列制御部、303・・・IFS設定部、304,602・・・無線LAN信号送信部、305,501・・・アンテナ、306・・・無線LAN信号受信部、503・・・待受回路部、504・・・復調回路部、505・・・リレースイッチ、506・・・ACアダプタ部、507・・・無線LANモジュール部、508・・・ホスト部、509・・・バッテリ部、801・・・サーバ、901・・・データ混載部、1201・・・分割制御部、LPF・・・1301、1302・・・コンパレータ、1303・・・PWM復調部、1304・・・データ記憶部、1305・・・スイッチ制御部、1501・・・DVDプレーヤー、1502・・・照明、1503・・・スピーカー、1601・・・エアコン。

Claims (7)

  1. 他の無線通信装置を制御するための制御データ列に含まれる制御データ値を表すように、該制御データ値に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号のパルス幅を設定したパルス幅データ列を生成する第1生成部と、
    前記パルス幅に応じてある変調方式で送信されるデータ列を含むフレームの転送レートを設定し、前記パルス幅データ列に対応する転送レートデータ列を生成する第2生成部と、
    前記パルス幅データ列を表すように送信される前記フレームの送信間隔を設定する設定部と、
    前記転送レートデータ列を前記送信間隔で送信する送信部と、を具備する送信装置。
  2. 他の無線通信装置を制御するための制御データ列に含まれる制御データ値を表すように、該制御データ値に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号のパルス幅を設定したパルス幅データ列と、該パルス幅データ列を表すように送信される前記フレーム間の送信間隔をSIFS(Short Inter-Frame Space)とするSIFS情報とを生成する第1生成部と、
    前記パルス幅に応じてある変調方式で送信されるデータ列を含むフレームの転送レートを設定し、前記パルス幅データ列に対応する転送レートデータ列を生成する第2生成部と、
    前記転送レートデータ列をSIFS間隔で送信する送信部と、を具備する送信装置。
  3. 前記転送レートデータ列の少なくとも一部に、他の無線通信装置と通信中のファイルデータを含めるデータ混載部をさらに具備する請求項1に記載の送信装置。
  4. 前記制御データ列のデータ量が閾値より大きい場合、該制御データ列を分割して複数の分割制御データ列を生成する分割制御部をさらに具備し、
    前記第1生成部は、前記分割制御データ列ごとに前記パルス幅データ列を生成することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  5. 前記第2生成部は、Block ACK Reqの転送レートを設定することにより、前記パルス幅データ列の終端を示すことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  6. 前記第2生成部は、Block ACK Reqの転送レートを設定することにより、複数の前記分割制御データ列のうち何番目であるかを示すインデックスと、次の送信先となる無線通信装置があるかどうかを示すフラグとの少なくとも1つを生成することを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  7. 制御データ列に含まれる制御データ値を表すように、該制御データ値に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号のパルス幅を設定したパルス幅データ列に対応する転送レートデータ列の無線信号を受信してベースバンド信号に変換する待受回路部と、
    前記ベースバンド信号の信号レベルと閾値とを比較して2値の電力値で表されたパルス幅データ列を生成するコンパレータと、
    前記パルス幅データ列を復調して制御データ列を生成するPWM復調部と、
    1以上の前記制御データ列を記憶するデータ記憶部と、
    前記制御データ列が電源を入れる情報を示す場合はスイッチをオンにし、前記制御データ列が電源を切る情報を示す場合はスイッチをオフにする制御を行うスイッチ制御部と、を具備し、
    前記データ記憶部は、前記制御データ列が分割されて複数の分割制御データ列として送信されている場合、複数の該分割制御データ列を結合して記憶することを特徴とする受信装置。
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