JP2011038192A - 繊維加工用組成物及び該組成物を用いてなる繊維加工製品 - Google Patents

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栄介 椎山
Hisayoshi Utsunomiya
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Abstract

【課題】 環境の大きな温度変化に対して快適な温度を長時間維持することができる繊維加工製品であって、日常の使用において配合物の脱落や折り割れなどが発生しない充分な接着力を有するバインダーを含む繊維加工製品を提供する。
【解決手段】 水系分散媒中に、蓄熱材を内包するマイクロカプセルとガラス転移温度が−50〜35℃の範囲に少なくとも1つ存在するバインダー樹脂を分散して成る組成物であって、該蓄熱材マイクロカプセル100重量部(固形分換算)に対して該バインダー樹脂が15〜100重量部(固形分換算)にあることを特徴とする繊維加工用組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、繊維加工用組成物及び該組成物を用いてなる繊維加工製品に関する。
詳しくは、接触冷感作用に優れた繊維加工製品であって、日常の使用において配合物の脱落や折り割れなどが発生しない充分な接着力を有するバインダーを含む繊維加工製品に関する。
近年、地球温暖化防止が世界各国共通の課題であり、その温暖化の原因といわれている二酸化炭素の削減が急務となっている。特に建物などの生活環境や作業環境、さらには自動車の車内環境を快適に維持するために膨大なエネルギーを要しており、そのエネルギーの削減や有効利用が二酸化炭素を減らすためには必要不可欠であると考えられている。
エネルギーの削減もしくは有効利用するには、環境の温度変化に対して、建物や自動車の車内において外部との熱移動をできるだけ小さくすることが必要となってくる。繊維加工製品は人と接触のある部材へ使用されることが多く、カーペットやマットなどのインテリア内装材、オプションマットやシートなどの自動車用内装材、マットや寝具などの日常生活用品などと多岐にわたっており、人が暑いと感じたり、寒いと感じたりする感覚に大きく影響する。
この熱移動を小さくするための繊維加工製品のひとつとして潜熱蓄熱材を用いた製品が考案されており、n−パラフィン封入マイクロカプセルを繊維に固着させることで蓄熱作用を持つ繊維加工製品(特許文献1:特開平5−156570号公報)が提案されている。同じく蓄熱材を内包するマイクロカプセルを用いた蓄熱シート(特許文献2:特開2001−200247号公報)や繊維構造物(特許文献3:特開2006−161226号公報)が提案されている。
また近年においては、接触冷感機能を有する繊維加工製品が多く紹介されるようになり、カーペットから寝具まで広範な用途に広がりを見せている。
接触冷感を有する繊維加工製品としては、熱伝導率の高いセラミック微粒子を繊維に固定させて放熱特性を高めた繊維加工製品(特許文献4:特開平6−313267号公報)や吸湿性の高い繊維を用いて繊維に含まれる水分が蒸発する時の気化熱を利用して接触冷感機能を有する繊維加工製品(特許文献5:特開2002−61040号公報)などが提案されている。
しかし、これらの様々な提案は、蓄熱作用や製品に人が接触した時の接触冷感が不十分であったり、製品の製造工程や使用環境において蓄熱材であるマイクロカプセルなどの配合物が脱落して経時で性能が低下したり、脱落物による汚れを発生してしまうといった問題があった。
特開平5−156570号公報
特開2001−200247号公報
特開2006−161226号公報
特開平6−313267号公報
特開2002−61040号公報
本発明の目的は、前述の諸事情に鑑み現状の問題点を解決すべく、接触冷感作用に優れた繊維加工製品であって、日常の使用において配合物の脱落や折り割れの発生などが無い充分な接着力を有するバインダーを含む繊維加工製品を提供することにある。
すなわち、本発明は、
(1)水系分散媒中に、蓄熱材を内包するマイクロカプセルとガラス転移温度が−50〜35℃の範囲に少なくとも1つ存在するバインダー樹脂を分散して成る組成物であって、該蓄熱材マイクロカプセル100重量部(固形分換算)に対して該バインダー樹脂が15〜100重量部(固形分換算)にあることを特徴とする繊維加工用組成物、
(2)前記のバインダー樹脂が(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルション、ブタジエン系共重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションおよび天然ゴムラテックスの群より選ばれた少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする請求項1記載の繊維加工用組成物、
(3)前記の繊維加工用組成物を含有することを特徴とする繊維加工製品、
を提供する。
本発明により、接触冷感作用に優れ、日常の使用において配合物の脱落などが無い繊維加工製品を得ることができる。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明における蓄熱材を内包するマイクロカプセルの製法については、特に限定されず、公知の方法を採用することができる。マイクロカプセルの壁材についてはウレタン樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、アクリル樹脂などが好ましく、特に好ましくはメラミン−ホルマリン樹脂または尿素−ホルマリン樹脂である。
本発明で用いられる蓄熱材の融点は0〜80℃まで自由に設定できる。ただし、人が快適と感じる温度はおおよそ10〜35℃の範囲といわれており、この温度範囲以外では人が不快に感じることから、好ましい範囲は10〜35℃である。
本発明で使用できる融点が10〜35℃の範囲にある蓄熱材としては、炭素数が約15〜20程度のn−パラフィン類や、ベンゼン、p−キシレンなどの芳香族炭化水素化合物、パルミチン酸、ミリスチン酸などの脂肪酸類、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチルなどのエステル化合物、アルコール類などが挙げられる。
また、蓄熱材を内包するマイクロカプセルは市販品を用いることもでき、例えばパウダータイプのサーモメモリーFP−31(商品名、三菱製紙製)、スラリータイプのサーモメモリーFS−31(商品名、三菱製紙製)などがある。
本発明に用いられるバインダー樹脂は、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルション、ブタジエン系共重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションおよび天然ゴムラテックスの群より選ばれた少なくとも1種を主成分とする。これらのバインダー樹脂は配合物の固着、繊維の固着、または得られた繊維加工製品の型保持力や折り割れ性を維持する役目を果たす。
本発明に用いられる(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルションは、アクリル酸エステル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体を主単量体成分とする重合体エマルションである。好ましくは炭素数4〜12のアルキル基を有するアクリル酸エステル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体であり、より好ましくはアクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシルである。
アクリル酸エステル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体と共重合体エマルションを形成し得る他の共重合可能な単量体としては、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、脂肪族共役ジエン系単量体、エチレン系不飽和カルボン酸単量体、エチレン系不飽和カルボン酸アミド単量体、エチレン系不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルエステル単量体、エチレン系不飽和スルホン酸エステル単量体、グリシジル基含有ビニル系単量体、エチレン系不飽和エーテル単量体、エチレン系不飽和シラン単量体、エチレン系不飽和アルコールまたはそのエステル単量体、エチレン系不飽和アミン単量体などが挙げられる。
また、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルションには市販品を用いることもでき、ニューコートFH−251HN(商品名、新中村化学工業製)、ウルトラゾールB−750(商品名、ガンツ化成製)などがある。
また、本発明に用いられるブタジエン系共重合体ラテックスは、例えば単量体合計100重量部あたりブタジエン20〜60重量部、エチレン性不飽和カルボン酸単量体0〜15重量部及びその他共重合可能な単量体40〜80重量部を共重合して得られる共重合体ラテックスである。ブタジエン系共重合体ラテックスを形成し得る他の共重合可能な単量体としては、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルションに使用できる単量体と同様である。
また、ブタジエン系共重合体ラテックスには市販品を用いることもでき、ナルスターSR−100(商品名、日本エイアンドエル製)、ナルスターSR−117(商品名、日本エイアンドエル製)などがある。
さらに本発明に用いられるエチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションは、例えば単量体合計100重量部あたりエチレン10〜40重量部、酢酸ビニル90〜60重量部から成る共重合体エマルションである。エチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションはアクリル酸エステル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体などとの共重合体でも良い。
また、エチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションには市販品を用いることもでき、スミカフレックス7400HQ(商品名、住化ケムテックス製)、スミカフレックス755(商品名、住化ケムテックス製)などがある。
さらに本発明に用いられる天然ゴムラテックスとしては、通常市販されている天然ゴムラテックスのほかメタクリル酸メチルやスチレンなどで変性してあるグラフト重合天然ゴムラテックス、低アンモニア天然ゴムラテックス、低タンパク質天然ゴムラテックスなどが挙げられる。
本発明に用いられるバインダー樹脂のガラス転移温度は−50〜35℃の範囲に少なくとも1つが存在することが好ましい。−50℃未満では繊維加工製品にベタツキが生じてしまい、型保持性にも良くない。一方、35℃を越えるとバインダーとしての性能が発現しなくなり、配合物の脱落や繊維が飛散したり、繊維加工製品の折り割れが発生しやすくなる。
また、本発明に用いられるバインダー樹脂の配合量は固形分換算で蓄熱材マイクロカプセル100重量部に対して15〜100重量部である。バインダー樹脂の配合量が15重量部未満ではバインダーが少なすぎて配合物の脱落や繊維の飛散が発生したり、繊維加工製品の折り割れが発生するなどの問題がある。一方、100重量部を超えると蓄熱材マイクロカプセルが有している接触冷感作用が損なわれたり、繊維加工製品にベタツキが生じる。
本発明の繊維加工用組成物には、その他の添加剤として老化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、防腐剤、消臭剤、pH調整剤、増粘剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、充填剤、染料、顔料、香料などを配合することも可能である。
本発明の繊維加工用組成物は、特定のマイクロカプセルとバインダー樹脂とを通常の攪拌翼付き混合槽で機械的に攪拌すれば良く、装置の種類など特に限定されない。
本発明の繊維加工製品に用いられる繊維は、綿や麻などの植物繊維、絹や羊毛などの動物繊維、ナイロン繊維やポリエステル繊維などの化学合成繊維、ガラスや金属などの無機繊維である。
本発明の繊維加工製品の種類としては、繊維製品であれば特に限定されないが、例えば、タフテッドカーペットやニードルパンチカーペットなどのカーペット類、ニードルパンチやスパンボンドなどの不織布類などが挙げられ、インテリア内装材、自動車内装材などに使用される。
本発明の繊維加工用組成物を塗布する方法としては、特に限定されないが、例えば、ロールコート法、発泡ダイレクトコート法、含浸法、スプレー法などが挙げられる。塗布後の乾燥については、加熱処理して乾燥する方法が好ましいが、加熱温度は80〜160℃であり、より好ましくは100〜140℃である。
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これらの実施例に限定されるものではない。なお実施例中、割合を示す部および%は特に断りのない限り重量基準によるものである。また実施例における諸物性の評価は次の方法に拠った。
〔実施例〕
接触冷感性の評価
繊維加工製品を温度35℃×湿度65%の恒温恒湿器に5分間放置し、触感にて接触冷感があるかどうかについて、何も塗布していない不織布原反と相対比較した。20名の被験者中、接触冷感を感じた被験者の割合(%)を示す。
折り割れ性の評価
繊維加工製品を1cm幅の短冊状の試験片に加工し、塗布面を谷折りにして1cm×1cmの面積にプレス機で30秒間0.2MPaの圧力を掛けた。圧着面を剥離させ、塗布面の折り割れの程度を肉眼で判定し、5級(優:折り割れ少ない)から1級(劣:折り割れ多い)まで相対的に評価した。
粉落ち性の評価
繊維加工製品を1cm幅の短冊に加工し、塗布面にセロハンテープ(商品名「登録商標セロテープ CT−12」、ニチバン製)を貼り合せ、1cm×1cmの面積にプレス機で30秒間0.2MPaの圧力を掛けた。セロハンテープをゆっくりと剥がし、セロハンテープの中心部分に粉落ちして付着した配合物の量を肉眼で判定し、5級(優:配合物の脱落が少ない)から1級(劣:配合物の脱落が多い)まで相対的に評価した。
ベタツキ性の評価
繊維加工製品を1cm幅の短冊に加工し、塗布面を谷折りにして1cm×1cmの面積にプレス機で50℃×0.2MPa×1分間の圧力を掛けた。圧着面を剥離させる時のベタツキ具合を肉眼で判定し、5級(優:ベタツキ少ない)から1級(劣:ベタツキ多い)まで相対的に評価した。
(実施例1)
蓄熱材を内包したマイクロカプセル(商品名「サーモメモリーFP−31」、三菱製紙製)100重量部、スチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスA(Tg=27℃、商品名「ナルスターSR−100」、日本エイアンドエル製)20重量部、乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.3重量部を攪拌混合し、調整水を用いて固形分50%の組成物を調製した。この組成物を乳化機によって発泡倍率1.5倍まで発泡させ、不織布(ポリエステル、ニードルパンチ)にコーティングバーを用いて固形で375g/m2となるように塗布し、130℃×15分間乾燥させて、繊維加工製品を得た。
(実施例2)
実施例1でバインダー樹脂として用いたスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスAの代わりにスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスB(Tg=−45℃、商品名「ナルスターSR−117」、日本エイアンドエル製)を用い、バインダー樹脂の配合量を80重量部にした以外は実施例1と同様の操作で繊維加工製品を得た。
(実施例3)
実施例1でバインダー樹脂として用いたスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスAの代わりにアクリル酸エステル系共重合体エマルションA(Tg=−25℃、商品名「ニューコートFH−251HN」、新中村化学工業製)を用い、バインダー樹脂の配合量を20重量部にした以外は実施例1と同様の操作で繊維加工製品を得た。
(実施例4)
実施例1でバインダー樹脂として用いたスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスAの代わりにエチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションA(Tg=−15℃、商品名「スミカフレックス755」、住化ケムテックス製)を用い、バインダー樹脂の配合量を90重量部にした以外は実施例1と同様の操作で繊維加工製品を得た。実施例の結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1でバインダー樹脂として用いたスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスAの代わりにアクリル酸エステル系共重合体エマルションB(Tg=40℃、商品名「バナテックスHG−9HN、新中村化学工業製)を用いた以外は実施例1と同様の操作で繊維加工製品を得た。
(比較例2)
実施例2でバインダー樹脂として用いたスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスAの代わりにスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスD(Tg=−53℃、商品名「ナルスターSR−113」、日本エイアンドエル製)を用いた以外は実施例2と同様の操作で繊維加工製品を得た。
(比較例3)
実施例3のバインダー樹脂配合量を150部とした以外は実施例3と同様の操作で繊維加工製品を得た。
(比較例4)
実施例4のバインダー樹脂配合量を10部とした以外は実施例4と同様の操作で繊維加工製品を得た。比較例の結果を表2に示す。
表2の結果から、比較例1は本発明範囲よりもTgの高いバインダーを用いたため、繊維加工製品の折り割れ性が劣り、配合物の脱落も多くなっていた。比較例2は本発明範囲よりTgが低いバインダーを用いたため繊維加工製品のベタツキが大きく劣っていた。
比較例3は、本発明範囲よりもバインダー樹脂の配合量を多くしたため、繊維加工製品の接触冷感性が劣り、またベタツキも大きく劣っていた。比較例4からは、バインダー樹脂の配合量が少なすぎると、配合物の脱落が非常に多く、また繊維加工製品の折り割れ性も大幅に低下していることがわかる。
本発明により、接触冷感作用に優れ、日常の使用において配合物の脱落や折り割れなどが発生しない繊維加工製品を得ることができる。






Claims (3)

  1. 水系分散媒中に、蓄熱材を内包するマイクロカプセルとガラス転移温度が−50〜35℃の範囲に少なくとも1つ存在するバインダー樹脂を分散して成る組成物であって、該蓄熱材マイクロカプセル100重量部(固形分換算)に対して該バインダー樹脂が15〜100重量部(固形分換算)にあることを特徴とする繊維加工用組成物。
  2. 請求項1記載のバインダー樹脂が(メタ)アクリル酸エステル系共重合体エマルション、ブタジエン系共重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビニル系共重合体エマルションおよび天然ゴムラテックスの群より選ばれた少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする請求項1記載の繊維加工用組成物。
  3. 請求項1〜2記載の繊維加工用組成物を含有することを特徴とする繊維加工製品。
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