JP2011038081A - 樹脂成形体およびディスプレイ用保護板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】厚さ0.1〜5mmの透明な樹脂成形体であって、抗菌剤、防黴剤、抗ウィルス剤および/または抗アレルゲン剤を含有する光硬化性組成物[I]を硬化してなることを特徴とする樹脂成形体。
【選択図】なし
Description
また、本発明では、前記樹脂成形体からなるディスプレイ用保護板も提供するものである。
また、工業製品における抗菌性や防黴性の定義は、明確では無く、また用途により要求レベルも異なると思われるが、(社)全国家庭電気製品公正取引協議会の指針に準じるものとする。即ち、本発明における抗菌性や防黴性とは、人体に直接的あるいは間接的に悪影響を及ぼす菌、黴等の微生物が、保護板の表面に付着した場合に、その発育を阻止する機能をいうこととする。
なお、本発明において、「(メタ)アクリレート」は、アクリレートとメタクリレートの総称である。
さらに、上記多官能性(メタ)アクリレート系化合物と単官能(メタ)アクリレート系化合物を併用してもよい。
また、抗菌性や防黴性は、結果的に防臭性や防腐性をも発現することが多く、本発明の効果として付け加えることができる。
また、抗菌剤や防黴剤は、時として、日保ち向上剤や保存料と称されることもある。
具体的には、光硬化性組成物[I]が、さらに、抗ウィルス剤や抗アレルゲン剤を含有してなり、かかる光硬化性組成物[I]が硬化されて樹脂成形体となるのである。
なお、本発明におけるウィルスとしては、通常、エイズウィルス、麻疹ウィルス、単純ヘルペスウィルス、インフルエンザウィルス等の有膜ウィルス、ポリオウィルス等の無膜ウィルス等があげられる。
なお、本発明におけるアレルゲンは、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎等のアレルギー疾患の原因となるものであれば特に限定されず、ダニアレルゲン、スギ花粉アレルゲン、およびこれらのアレルゲンから発生するアレルゲン性物質があげられる。
尚、例中「部」、「%」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
以下の通り各評価を行った。
製造1日後と2ヶ月後の樹脂成形体に関して、JIS Z 2801に準拠して試験を行い、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)、およびEscherichia coli(大腸菌)に関して、以下の通り評価した。なおリファレンスとなる無加工フィルムとしては、抗菌剤、防黴剤、抗ウィルス剤、および抗アレルゲン剤を含有しない比較例1のフィルムを用いた。
○・・・いずれの菌に関しても抗菌活性値2以上
△・・・いずれかの菌に関して抗菌活性値2以上
×・・・いずれの菌に関しても抗菌活性値2未満
Aspergillus niger、Penicillium citrinum、Aureobasidium pullulans、Phoma sp.、およびCladosporium cladosporioidesの5種類の黴をそれぞれポテトデキストロース(PDA)に接種し、25℃で10日間培養後、100倍に希釈したGulcose Peptone broth(GP)を用いて、5種類の黴の胞子数がそれぞれ1.0×106cfu/mlである混合胞子液を作製した。この混合胞子液を、製造1日後と2ヶ月後の樹脂成形体の表面に噴霧し、29℃、90%RHで4週間培養して、黴の発育を肉眼および顕微鏡で観察することにより、以下の通り防黴性を評価した。
○・・・黴の菌糸の発育は認められない。
△・・・黴の菌糸の発育が、肉眼では認められないが、顕微鏡で確認できる。
×・・・黴の菌糸の発育が肉眼で認められる。
樹脂成形体に、ダニアレルゲン(Der1とDer2)を含んだ塵ゴミを塗りつけ、25℃、75%RHで24時間放置し、アサヒビール薬品社製「ダニスキャン」を用いて、発色の有無を観察した。
○・・・発色しない(抗アレルゲン性無し)
×・・・発色する(抗アレルゲン性有り)
日本電色社ヘイズメーター「NDH−2000」を用いて、樹脂成形体の全光線透過率(%)を測定した。
JIS K 5600−5−4に準じて、樹脂成形体の鉛筆硬度を測定した。
長さ25(mm)×幅10(mm)の樹脂成形体の試験片を用いて、島津製作所社製オートグラフ「AG−5kNE」(支点間距離20mm、0.5mm/分)にて、25℃で曲げ弾性率(GPa)を測定した。
樹脂成形体を、イソプロピルアルコールに25℃、1時間浸漬し、以下の評価基準にて評価した。
○・・・外観に変化がない。
×・・・外観に変化があった。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)98部、抗菌剤として4級アンモニウム塩系化合物である4,4'−(テトラメチレンジカルボニルジアミノ)ビス(1−デシルピリジニウムブロミド)(分子量740.70、LD50(ラット)2000mg/kg以上)1部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を、60℃にて均一になるまで撹拌して、光硬化性組成物[I]を得た。この組成物[I]を、厚さ1.0mmのシリコン板をスペーサーとして、対向した2枚のガラス板よりなる成形型に注液し(23℃)、メタルハライドランプを用いて、照度100mW/cm2、光量5J/cm2で紫外線を照射した後、脱型して、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(A)を得た。
得られた樹脂成形体(A)の光線透過率は92%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)98部、防黴剤としてフタルイミド系化合物であるN−(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド(分子量280.10、LD50(ラット)=2900mg/kg)(三愛石油社製、「サンアイゾール300」)1部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を用いる以外は実施例1と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(B)を得た。
得られた樹脂成形体(B)の光線透過率は92%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)97部、抗菌剤として4級アンモニウム塩系化合物であるテトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリドを1部、防黴剤としてフタルイミド系化合物であるN−(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド(三愛石油社製サンアイゾール300)を1部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を用いる以外は実施例1と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(C)を得た。
得られた樹脂成形体(C)の光線透過率は91%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)98.8部、抗菌剤として4級アンモニウム塩系化合物であるテトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリドを0.1部、防黴剤としてフタルイミド系化合物であるN−(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド(三愛石油社製サンアイゾール300)を0.1部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を、60℃にて均一になるまで撹拌して、光硬化性組成物[I]を得た。この組成物[I]を、厚さ0.5mmのシリコン板をスペーサーとして、対向した2枚のガラス板よりなる成形型に注液し(23℃)、メタルハライドランプを用いて、照度100mW/cm2、光量5J/cm2で紫外線を照射した後、脱型して、幅30cm×長さ30cm×厚さ0.5mmの樹脂成形体(D)を得た。
得られた樹脂成形体(D)の光線透過率は91%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)97部に変えて、ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)60部と6官能の脂環族系ウレタンアクリレート(日本合成化学工業株式会社製、「UV7600B」)37部を用いる以外は実施例3と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(E)を得た。
得られた樹脂成形体(E)の光線透過率は91%、鉛筆硬度は5H、曲げ弾性率は5GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)96部、抗菌剤として4級アンモニウム塩系化合物であるテトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリドを1部、防黴剤としてフタルイミド系化合物であるN−(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド(三愛石油社製、「サンアイゾール300」)1部、抗ウィルス剤としてヒドロキシチロソール1部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を用いる以外は実施例1と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(F)を得た。
得られた樹脂成形体(F)の光線透過率は91%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)94部、抗菌剤として4級アンモニウム塩系化合物であるテトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド1部、防黴剤としてフタルイミド系化合物であるN−(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド(三愛石油社製、「サンアイゾール300」)1部、抗アレルゲン剤としてポリ(4−ビニルフェノール)3部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を用いる以外は実施例1と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(G)を得た。
得られた樹脂成形体(G)の光線透過率は90%、鉛筆硬度は2H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。抗菌性、防黴性、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン=ジアクリレート(新中村化学社製、「A−DCP」)99部、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー株式会社製、「Irgacure184」)1部を、60℃にて均一になるまで撹拌して、光硬化性組成物を得た。この組成物を用いる以外は実施例1と同様にして、幅30cm×長さ30cm×厚さ1.0mmの樹脂成形体(H)を得た。
得られた樹脂成形体(H)の光線透過率は92%、鉛筆硬度は3H、曲げ弾性率は4GPa、耐溶剤性は良好であり、保護板として良好な性能を有していた。防黴、および抗アレルゲン性は、表2に示されるとおりである。
Claims (12)
- 厚さ0.1〜5mmの透明な樹脂成形体であって、抗菌剤および/または防黴剤を含有する光硬化性組成物[I]を硬化してなることを特徴とする樹脂成形体。
- 光硬化性組成物[I]が、多官能(メタ)アクリレート系化合物および光重合開始剤を含有してなることを特徴とする請求項1記載の樹脂成形体。
- 多官能(メタ)アクリレート系化合物が、脂環骨格を有する化合物であることを特徴とする請求項2記載の樹脂成形体。
- 抗菌剤および/または防黴剤が、分子量100以上の有機系化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 抗菌剤および/または防黴剤の急性経口毒性LD50が1g/kg以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 抗菌剤および/または防黴剤が、4級アンモニウム系化合物、フタルイミド系化合物、イソチアゾリン系化合物より選ばれる少なくとも1種以上の化合物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 光硬化性組成物[I]が、さらに抗ウィルス剤を含有してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 光硬化性組成物[I]が、さらに抗アレルゲン剤を含有してなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 光線透過率が80%以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 鉛筆硬度が2H以上であり、かつ曲げ弾性率が3GPa以上であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- ディスプレイ用の保護板として用いることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の樹脂成形体。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の樹脂成形体からなることを特徴とするディスプレイ用保護板。
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