JP2011037432A - 自動車用のロールブラインドシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車用の美的な要請を満足させる保護または遮光システムの提供。
【解決手段】ベースと、非作動位置と機能位置との間で、ベースから離れるように引き出し方向(2)に引出し可能な面形成物(20)と、ベースに関して面形成物の遠位の端部に設けられた、面形成物に固定された堅固な終端部材(30)と、一方でベースに、他方では終端部材に固定された、少なくとも1つの引出し装置(50b)と、を有し、引出し装置(50b)が駆動手段で機械的にエネルギを供給することで、システムを非作動状態から、機能状態へ移行させるものにおいて、ベースにリンク結合されたカバー部材(60b)が設けられており、カバー部材が第1の揺動位置へ揺動可能であって、その第1の揺動位置においてカバー部材が、その機能位置にある引出し装置(50b)に添接し、あるいはそれを少なくとも部分的に包囲する。
【選択図】図2c
【解決手段】ベースと、非作動位置と機能位置との間で、ベースから離れるように引き出し方向(2)に引出し可能な面形成物(20)と、ベースに関して面形成物の遠位の端部に設けられた、面形成物に固定された堅固な終端部材(30)と、一方でベースに、他方では終端部材に固定された、少なくとも1つの引出し装置(50b)と、を有し、引出し装置(50b)が駆動手段で機械的にエネルギを供給することで、システムを非作動状態から、機能状態へ移行させるものにおいて、ベースにリンク結合されたカバー部材(60b)が設けられており、カバー部材が第1の揺動位置へ揺動可能であって、その第1の揺動位置においてカバー部材が、その機能位置にある引出し装置(50b)に添接し、あるいはそれを少なくとも部分的に包囲する。
【選択図】図2c
Description
本発明は、自動車用の保護または遮光システム、特にカブリオレ車両用のウインドデフレクターシステムに関する。
種概念に基づくこの種の保護または遮光システムは、ベース、非作動位置と機能位置との間でベースから離れるように引出し方向に引出し可能な面形成物、ベースに関して面形成物の遠位の端部に設けられた、面形成物に固定された硬い終端部材および一方をベースに、他方を終端部材に固定された引出し装置、を有している。引出し装置は、駆動手段により機械的にエネルギを供給することによってシステムを、面形成物、終端部材および引出し装置がそれぞれ非作動位置にある、非作動状態から、面形成物、終端部材および引出し装置がそれぞれ機能位置にある、機能状態へ移行させるように形成されている。
この種概念に基づく保護または遮光システムは、従来技術から知られている。同システムは、自動車内で種々の目的に用いることができる。遮光システムとして、好ましくは窓の領域に配置されて、機能位置において窓を覆って、日光の入射が減少されるようにする。保護装置としては、たとえば自動車の荷物室領域を人の領域から分離するために用いられる。すなわち特に、面形成物としての分離ネットによって、事故の場合に荷物片が車両の人の領域内へなだれ込むことを防止することができる。
本発明に関連して、ウインドデフレクターシステムとして形成されて、カブリオレ自動車のシートの後方に配置された、この種の保護装置は、ほろが開いている場合に、走行風が車両の人の領域へ及ぼす影響を軽減するために、特に重要である。
この種概念に基づくシステムは、たとえば特許文献1から知られている。このシステムは、それぞれ互いに対し、かつベースないし引出しロッドにリンク結合された2つのレバーからなる、2つの引出し装置を有している。ベース側のレバーの移動によって、引出しロッドをベースから離間されて、その際にその前に巻取り軸上に巻き上げられていた面形成物を引き出すことができる。もちろん、引出し装置を形成するレバーは、美的な視点からは、好ましくないと見なされる。従来技術から、保護または遮光システムにおいて、終端部材を案内するために、引出し装置の代わりに側方のガイドレールを使用することも、知られているが、これは、各組込み状況において、特に機能状態において自由に立ち上がるウインドデフレクターシステムにおいては、不可能である。
ウインドデフレクターシステムに関して、特許文献2と特許文献3からは、システムを移行させるための終端部材が手動で機能状態へ持ち上げられる、システムが知られており、揺動可能なサイドセグメントが、非作動状態において終端部材を覆い、機能状態においては変位された終端部材の位置を固定する。さらに、特許文献4と特許文献5からは、機能状態へモータ駆動で移行が行われる、ウインドデフレクターシステムが知られている。面形成物の両側に設けられたレバー部材が、終端部材を機能位置の方向へ持ち上げるために使用される。
本発明の課題は、種概念に基づく自動車のための保護または遮光システムを、それが特に美的な要請を満足させるように、展開することである。
本発明によれば、これは、ベースに揺動可能にリンク結合されたカバー部材が設けられており、そのカバー部材が第1の揺動位置へ揺動可能であって、その第1の揺動位置においてカバー部材が、機能位置にある引出し装置に添接し、あるいはそれを少なくとも部分的に包囲することによって、達成される。
保護または遮光システムの、好ましくは車両固定で配置された部分が、本発明の主旨におけるベースと見なされる。このベースは、好ましくは面形成物をその非作動位置において収容するための収容室を有しており、その中に、面形成物を収容するための巻取り軸が設けられている。さらに、ベースは、好ましくは、少なくとも1つの引出し装置を操作するための駆動手段、特にそのために設けられた、場合によってはトランスミッションを含めた、電気モータおよび引出し装置をベース側で固定するためのリンク結合部分または固定部分を有している。
引出し装置は、ベースと終端部材に対して移動可能な部材であって、その移動によってベースからの終端部材の可変の離間がもたらされる。引出し装置は、たとえば互いに対して伸縮可能な部材を有する伸縮装置として形成することができる。ベースおよび/または終端部材に揺動可能にリンク結合されたレバーを有する引出し装置が、効果的であると考えられ、そのレバーが、駆動手段によってもたらされる揺動運動による終端部材をベースに対して移動させる。この種のレバーを有する、考えられる形態を、以下でさらに説明する。引出し装置は、好ましくは次のように、すなわち引出し装置を形成する部材が、少なくともシステムの機能状態において、面形成物の端縁に配置されているように、すなわち面形成物の側端縁から少なくとも部分的に30mmより多くは離間していないように、配置されている。それによって面形成物は、機能状態において、中央領域を引出し装置によって美的でないやり方で覆われることがない。
以下、それぞれ1つの引出し装置のみが参照される。しかし、好ましくは鏡対象に形成されて、さらに好ましくは機能状態においてそれぞれ面形成物の端縁領域内に配置される、2つの引出し装置が設けられていると、効果的であると考えられる。2つの引出し装置を使用することによって、引出し装置によって引出し方向に対して横方向に面形成物と終端部材に作用する力が相互に補償されるようにすることができるので、合計される力供給は、引出し方向あるいは反引出し方向のみに、行われる。以下の説明の枠内で、それぞれ1つの引出し装置を参照することは、2つの引出し装置についても当てはまるものである。
終端部材は、面形成物の少なくともほぼ堅固な部分であって、非作動位置から機能位置へ、かつその逆に移行する場合に、面部材を案内し、かつ均一に力を供給するために用いられる。面形成物自体は、好ましくは非作動位置においては、ロールブラインド軸上に巻き取られており、そのロールブラインド軸は、巻取りばねによって端部を中心とする巻取り方向にエネルギを供給されている。
本発明によれば、ベースには、ベースに対して揺動可能な、カバー部材が設けられている。2つの引出し装置を有するシステムの場合には、好ましくは2つのカバー部材が設けられている。カバー部材は、その第1の揺動位置において機能位置にある引出し装置に添接し、あるいはそれを少なくとも部分的に包囲するように、配置されている。それによってカバー部材は、引出し装置の美的に好ましくない部分を覆って、機能状態における保護または遮光システムの美的な印象を改良することができる。もっとも簡単な場合において、カバー部材は、引出し装置を所定の視線方向のみに関して、たとえば車両内に座っている人の視線方向に関して、覆う。しかし、カバー部材が引出し装置を包囲して、それによって引出し装置がその機能位置において、少なくとも部分的にカバー部材のキャビティ内に配置されていると、好ましいと考えられる。特に好ましい形態において、カバー部材は、カバー装置を少なくとも部分的に包囲するだけでなく、面形成物の両側の2つのブラインド部分によって、面形成物の側端縁を包囲する。この種の形態においては、カバー部材は、その美的な課題の他に、面形成物が、たとえば走行風によって機能位置におけるその目標位置から変位されることを阻止することにより、固定の課題も引き受ける。
カバー部材は、ベースに、好ましくは引出し装置の揺動軸から離間した揺動軸を中心に、揺動可能にリンク結合されている。そのカバー部材は、その第1の揺動位置において、その機能位置にある終端部材まで延びており、これは、まだ20mmより少ない距離を有している。カバーブランドがこのように延びている場合に、引出し装置は完全に、あるいはほぼ完全にカバー部材によって隠すことができる。カバー部材は、好ましくは細長く形成されており、その第1の揺動位置において次のように、すなわちカバー部材の揺動軸からその遠位の端部まで達する、その主要延び軸が、その機能位置にある面形成物の側端縁と、少なくとも実質的に(±5°)整合するように、方向付けされている。カバー部材の揺動軸は、その機能位置にある面形成物の平面に対して好ましくは直交して方向付けされているので、カバー部材は、面形成物に対して平行な平面内で揺動運動することができる。
引出し装置が2つのレバー部材を有すると、特に効果的であると考えられ、第1のレバー部材がベースに揺動可能にリンク結合されており、第2のレバー部材は、揺動可能に第1のレバー部材に、かつ揺動可能に終端部材にリンク結合されている。引出し装置のこのような形態は、特に信頼できることが、明らかにされている。もちろん、特にこの種の引出し装置において、レバー部材を互いにリンク結合することは、美的に好ましくないので、本発明に基づくカバー部材の使用が、特に効果的である。レバー部材は、好ましくは、それらが互いにほぼ整合する、伸張された位置において、面形成物の側端縁に対してほぼ平行に整合されるように、形成されて、終端部材ないしはベースにリンク結合されている。この展開において、レバー部材の揺動軸は、好ましくは例外なしに、その機能位置にある面形成物の平面に対して直交するように方向づけされている。
2つのレバー部材を備えた引出し装置を有する特に好ましい形態において、一方のレバー部材、特にベースにリンク結合されたレバー部材は、引出し装置の機能位置において、他方のレバー部材を、少なくとも圧倒的な部分まで覆っている。
本発明の特に好ましい形態において、カバー部材は、第2の揺動位置へ揺動可能であって、その第2の揺動位置においてカバー部材は、その非作動位置にある終端部材を引出し方向に少なくとも部分的に覆い、終端部材の中央部分と整合するように方向づけされ、かつ/または面形成物のためにベースに設けられた引出し開口部を少なくとも部分的に覆う。カバー部材のこの第2の揺動位置は、システムの非作動状態に対応づけられている。これは、カバー部材の主要延び方向が、この第2の揺動位置において、引出し方向に対してほぼ直交して延びるように、定められている。好ましくは、面形成物の遠位の前端縁および/または面形成物の遠位の端部に設けられた終端部材が、その第2の揺動位置にあるカバー部材によって、少なくとも一部覆われ、特に好ましくは、終端部材の中央部分は、その非作動位置にある1つまたは複数のカバー部材によっては覆われない。この第2の揺動位置は、遠位の端部の方向に細くなる面形成物を有するシステムにおいて、特に効果的である。というのは、このような場合において、終端部材はベースに設けられた引出し開口部よりも細く形成されているからである。1つないし複数のカバー部材は、引出し開口部の、終端部材によって閉鎖されない端縁領域を覆うことができるので、システムの非作動状態において、引出し開口部はほぼ完全に閉鎖されている。
終端部材が、中央部分の側方に連続する、細くなる側方部分を有していると、効果的であると見られ、カバー部材は、第2の揺動位置において、細くなった側方部分のみを覆う。中央部分と側方部分との間には、好ましくは段部が設けられているので、カバー部材は第2の揺動位置において、中央部分と整合する、視覚的な印象を残す。側方部分が屈曲または湾曲して形成されており、それによって側方部分の外側の端部が面形成物の側方端縁と整合すると、特に効果的である。それによって、この端部は、システムの機能状態において引出し装置および/またはカバー部材と整合し、それによって面形成物を中心とする統一的なフレームの印象を残す。
さらに、引出し装置とカバー部材が互いに機械的に結合されており、あるいは共通の制御部材と機械的に結合されており、それによって共通の駆動手段を介して、特にシステムの電気モータを介して、引出し方向における面形成物の移動も、カバー部材の揺動運動ももたらすことができると、効果的であると見なされる。従って引出し装置とカバーブランドを移動させるために、共通の駆動手段で十分である。さらに、2つの分離された駆動手段を有する解決に比較して、機械的な作用結合によってすでに、互いに対する運動の調整が行われる、という利点がある。
機械的な作用結合が次のように、すなわち共通の駆動手段によってシステムが非作動状態から機能状態へ移行される場合に、カバー部材の揺動運動の開始後に初めて、終端部分の運動が開始されるように形成されていると、特に効果的であると見なされる。このような機械的結合によって、終端部材がその機能位置への移動を開始した場合にすでに、カバー部材は、第2の揺動位置と第1の揺動位置の間のそのルートの一部を移動している。それによって、カバー部材と終端部材の間の衝突および/またはこすれ騒音が回避される。構造的にこれは、好ましくは、引出し装置が制御部材に、長穴とその中へ突出するボルトを介して結合されていることによって、達成される。
さらに、カバー部材が共通の駆動手段に次のように、すなわちカバー部材が、第2の揺動位置から第1の揺動位置へ移動する場合にまず、第1の揺動位置を越えて移動されて、次に第1の揺動位置へ移動されて戻るように、機械的に結合されていると、効果的であると考えられる。機械的な結合は、互いに連続する2つの位相における駆動手段の統一的な駆動方向が、カバー部材の逆方向の移動をもたらすように、形成されている。カバー部材が、第1の揺動位置を越えて移動することによって、カバー部材がその第1の揺動位置へ戻る前に、まず引出し装置がその機能位置へ少なくともほぼ達することができる。
好ましい形態において、ばね手段が設けられており、そのばね手段は、カバー部材が第2の揺動位置において、第1の揺動位置の方向にモーメントを供給されるように、配置および/または形成されている。それによって、カバー部材を駆動手段に結合する、特に簡単な機械的結合が可能になる。というのは、この機械的結合は、第1の揺動位置から第2の揺動位置への移動をもたらすために、カバー部材にばね力に抗してエネルギを供給するためだけに、形成すればすむからである。逆方向におけるモーメントの供給は、少なくとも位相的に、ばね手段のみによってもたらされる。
特に好ましい形態において、引出し装置とカバー部材は、協働するために、これらが一緒に、引出し装置の機能位置とカバー部材の第1の揺動位置において、面形成物へ固定作用をもたらすように、形成されている。
その構成部分が少なくとも一部、非作動位置から機能位置へ移動する間、面形成物に対して移動される、引出し装置は、この展開によれば、その第1の揺動位置にあるカバー部材と、固定作用が得られるように、協働する。この固定作用は、特に、面形成物の側端縁が締め付け固定されることにある。これは、一方で、面形成物の対向する側に取り付けられている、引出し装置の部分コンポーネントが、その第1の揺動位置にあるカバー部材によって互いに対して押圧されて、それによって面形成物が挟持されることによって達成される。代替的に、面形成物が、カバー部材と引出し装置との間に挟み込まれることも、可能である。
本発明の他の視点および特徴は、請求項からの他に、以下で図面を用いて説明する、本発明の好ましい実施例についての以下の説明からも、明らかにされる。
図1aと図1bは、本発明に基づく保護ないし遮光システムを示している。これは、ここでは特にカブリオレ車両用のウインドデフレクターシステムであって、図1aの機能状態において車両の人の領域において空気が旋回するのを減少させるために、車両のシートの後方に配置される。
システムは、車両内に固定配置されたベース10を有している。ベース10の上側に出口スロット12が設けられており、それを通して面形成物20、たとえばテキスタイルの面形成物またはネットを、ベース10から引き出すことができ、その面形成物の遠位の前端部に終端部材30が取り付けられている。ベース10の内部には、図1bの非作動状態において面形成物20を収容するために設けられた、図1aと図1bには示されていない巻取り軸22が配置されている。面形成物20と終端部材30を図1bの非作動位置から図1aの機能位置へ変位させるために必要な機械的エネルギは、電気モータ14によって提供され、その電気モータは、詳しく図示されないトランスミッション16を介して2本の制御ロッド18a、18bに作用する。これら制御ロッド18a、18bは、以下で図2aと図2dを用いて詳細に説明するように、図1aに破線で示す引出し装置50a、50bと作用結合されており、その引出し装置は、一方でベース10に、他方では終端部材30にリンク結合されている。
これらの引出し装置50a、50bは、美的に好ましくないと見なされるので、U字状のカバー部材60a、60bが設けられており、これらカバー部材は、図1aの機能状態において外側から、この機能状態において面形成物の側端縁20a、20bに配置された引出し装置50a、50bを越えて突出して、それによって引出し装置を見えなくしている。
揺動軸1a、1bを中心に揺動可能なカバー部材60a、60bは、その主要延び方向に、図1aの機能状態において終端部材30までほぼ達するのに十分な長さを有している。従って引出し装置50a、50bは、機能状態において完全に、あるいはほぼ完全に覆われている。
終端部材30自体は、中央部分32とその側方に連続する側方部分34a、34bを有している。終端部材の横断面は、中央部分32の領域内と側方部分34a、34bの外側の、アーチ形状に下方へ引き出された端部において、カバー部材60a、60bの外側断面にほぼ相当する。側方部分34a、34bは、外側から内側へ向かって細くなっているので、中央部分32の外側の端部と側方部分34a、34bの内側の端部との間に、段部36a、36bが設けられている。
カバー部材60a、60bと側方部分34a、34bの外側の端部の外側断面が一致していることによって、図1aに示す機能状態において、特に美的な印象が生じる。というのは、カバー部材60a、60bの遠位の端部と終端部材30の側方部分34a、34bの外側の端部との間に断面飛躍が存在しないからである。
図1bの非作動状態において、面形成物20と終端部材30は、ほぼ完全にベース10内に収容されている。カバー部材60a、60bは、この非作動状態において、終端部材30の中央部分32とほぼ整合するように揺動されている。カバー部材60a、60bが、終端部材30の側方部分34a、34bを覆っている。これは、形状が側方部分34a、34bの少なくとも水平の部分領域において、中央部分32に対して細くなっていることに基づいて、可能である。図1bの非作動状態におけるカバー部材60a、60bの位置によって、終端部分30の幅が出口スロット12に対して小さいことにより、この終端部分によって閉鎖されない、出口スロット12の側方の部分領域12a、12bが、美的に好ましいように覆われる。中央部分32とカバー部材60a、60bの外側断面が、すでに説明したように一致していることに基づいて、この非作動状態においても、特に美的な印象が得られる。
図2a〜図2dは、図1bの非作動状態から図1aの機能状態へのシステムの移行を、図式的に示している。
まず、図2aを用いて、モータ14を終端部材30およびカバー部材60a、60bと機械的に結合するために使用される部材を説明する。図2aから2dの表示は、それぞれ引出し装置50bとカバー部材60bに対応づけられた、機構の右側のみを示している。しかし、対向する左側は、制御ロッド18a、18bの運動に関する、差し当たり重要でない視点に至るまで、同一である。
すでに説明したように、面形成物20の遠位の端部が、終端部材30に固定されている。面形成物20の反対側の端部は、図2aの非作動状態において、巻取り軸22上に巻かれており、その巻取り軸は、図示されない巻取りばねによって巻取り方向にモーメントを供給されている。
図1aに示すやり方でトランスミッション16を介してモータ14と結合されている、制御ロッド18bは、その対向する端部において、長い破線で示す制御部材70bに揺動可能にリンク結合されている。この制御部材70bは、ベース固定の揺動軸3を中心に揺動可能に形成されている。すでに述べた引出し装置50bは、短い破線で示す第1のレバー51bを有しており、そのレバーが同様にこのベース固定の揺動軸3を中心に揺動可能にベースにリンク結合されている。この第1のレバー51bに、点で示す第2のレバー52bが揺動可能にリンク結合されており、その第2のレバーの対向する端部が、終端部材側の揺動軸4を中心に揺動可能に終端部材30にリンク結合されている。従って、軸3を中心とする第1のレバー51bの揺動は、以下でさらに詳しく説明するように、引出し方向2における終端部材30の移動をもたらす。
制御部材70bも、引出し装置50bの第1のレバー51bも、軸3を中心に揺動可能に軸承されてはいるが、それらは、いつでも互いに一緒に移動するわけではない。制御部材70bと第1のレバー51bの間の結合は、制御部材70bに設けられた長穴72bと第1のレバー51bに設けられたボルト53bを介して実現される。この長穴72bによって、軸3を中心として時計方向に制限された回転運動が可能であって、それがすでに第1のレバー51bの揺動運動をもたらすことはない。これについては、以下でさらに詳細に説明する。
カバー部材60bは、軸3から離間しているが、同様にベース固定の揺動軸1bを中心に揺動可能にベースに軸承されている。カバー部材60bを制御部材70bに結合することは、第1に点で示す中間レバー80bを介して行われ、その中間レバーは、同様に揺動軸3を中心に揺動可能にベースに軸承されている。この中間レバー80bは、第1のレバー部分81bを有しており、その端部にピン82bが設けられており、そのピンは、カバー部材60bに設けられた長穴リンク62b内に収容されている。レバー部分81bに対向して、中間レバー80bは、他のレバー部分83bを有しており、そのレバー部分は、揺動軸3から径方向外側へ延びている。この第2のレバー部分83bは、一方で、第1の端部がベースの固定位置に固定され、その第2の端部が、上述したレバー部分83bの固定位置に固定されている、引っ張りコイルばね90bの形式のばね手段のリンク結合点であって、他方においては、制御部材70bと協働するために用いられる。この協働の目的のために、制御部材70bにピン74bが設けられており、そのピンが、図2aの非作動位置において、中間レバー80bのレバー部分83bに添接する。
図2aの非作動状態から出発して、機能状態への移行は、電気モータ14が通電されることによって行われる。それによって、制御ロッド18bが矢印5の方向に大体において左へ変位される。それが、制御ロッド18bのリンク結合によって、軸3を中心とする制御部材70bの時計方向の揺動運動をもたらす。制御部材70bのこの回転運動は、最初は、引出し装置50bに何ら作用しない。というのは、最初は、図2bの状態まで、長穴72bの変位のみがもたらされ、それによって長穴72b内部でボルト53bが力の供給を受けることはない。もちろん、制御部材70bのこの第1の運動相がすでに、制御部材70bと共に軸3を中心に時計方向に揺動するボルト74に基づき、かつ中間レバー80bに作用するばね90bのばね力に基づいて、軸3を中心とする中間レバー80bの時計方向の揺動をもたらす。これが、軸1bを中心とするカバー部材60bの時計方向の揺動をもたらす。というのは、中間レバー80bとカバー部材60bの間に、ボルト82bと長穴62bを介して強制結合が生じるからである。
従って、図2aの非作動状態と図2bの第1の中間状態の間のこの第1の運動相の間は、カバー部材60a、60bのみが揺動されるので、終端部材30と面形成物20の運動がそこから始まることができる位置が、形成される。
矢印5の方向に制御ロッド18bがさらに左へ移動を続けた場合に、制御部材70bもさらに揺動軸3を中心に揺動される。図2aと図2bの間の移行について説明したのと同様にして、制御部材70bのこの揺動運動の続行が、同様に、図2cに示す位置までのカバー部材60bの揺動の続行をもたらす。しかし同時に、引出し装置50bの第1のレバー部材51bも、揺動軸3を中心に制御部材70bと同じ程度に揺動する。というのは、図2bの中間状態から、ボルト53bが長穴72bの端部に添接するからである。第1のレバー51bと図示されない、対向する関連の第1のレバー51aのこの揺動が、第2のレバー52a、52bを介して終端部材30を引出し方向2の方向に移動させ、同時に巻取り軸22から面形成物20を引き出す。制御部材70bの接触凸片76bが、カバー部材60bの対応する接触面64bと接触するとすぐに、図2cの中間状態が達成される。
図2cに示すこの中間状態から、制御ロッド18bによってもたらされる、揺動軸3を中心とする制御部材70bの時計方向のさらなる揺動運動によって、この接触凸片76bが、カバー部材60bの接触面64b上に沿って滑り移動し、このカバー部材に揺動軸4を中心に反時計方向に、従って図2aの初期揺動位置の方向にモーメントを供給する。これに伴って、中間レバー80bの突出部83bが、中間部材70bのボルト74bに対する接触を失う。
従って図2cの第2の中間状態から続行された、制御部材80bの揺動運動が、一方で、引出し方向2における面形成物20と終端部材30の引出しの続行をもたらし、他方では、ばね90bの力に抗して反時計方向に戻るカバー部材60bの揺動をもたらす。
図2dに示す最終位置は、引出し装置50bのレバー51b、52bが、伸張された方向付けになり、従って互いにほぼ整合する場合に、達成される。引出し装置50bのこの機能状態が達成された場合に、終端部材30と面形成物20も、そのそれぞれの機能位置にある。図2dに示す、システムのこの機能位置において、カバー部材60bも、反時計方向に戻るように揺動されて、面形成物20の側端縁20bおよびレバー51b、52bと一緒に、終端部材30の側方部分34bの外側端縁と整合するように方向付けされる。図1aの表示からも明らかなように、この状態においてカバー部材60bがレバー51b、52bを覆うので、美的な全体印象が得られる。
図2aの初期状態においても、図2cの機能状態においても、誤用を防止するために、カバー部材の上方ないし下方への手動の揺動が防止される。図2aの初期状態においては、これは、カバー部材60bと中間レバー80bの強制結合によって、かつ中間レバー80bの突出部83bが制御部材70bのピン74bに添接することによって、達成される。図2dの機能状態においては、これは、カバー部材60bが制御部材70bの接触凸片76bに添接することによって、達成される。従って両方の状態において、制御部材70bの位置が、上方ないし外側へ向かってカバー部材60bの揺動可能性を制限する。
図3a、3bは、図1aと図2dの機能状態における引出し装置50bとカバー部材60bの協働を示している。
そのために、まず図3aに、図2cの位置におけるレバー51b、52bの図式的な断面が、矢印8の視線方向で示されている。レバー51bも、レバー52bも、それぞれ面形成物20の両側に、鏡像状に互いに対して同一に形成された部分を有していることが明らかであって、それらの部分はまず、面形成物20に対するレバー51b、52bの相対運動が妨げられずに可能であるように、互いに対して離間されている。
図3bの表示は、図1aと図2cの機能状態に関するものであって、矢印9の方向の視線方向を示している。この機能状態において、レバー51b、52bを有する引出し装置50bは、側方部分68bによって形成される、カバー部材60bのキャビティ66bの内部に配置されている。この状態において、レバー51の両側の部分とカバー部材60bの側方部分68bのくさび状の断面によって、引出し装置50bのレバー51b、52bの鏡像状に対向する部分が、互いに対して押圧されるので、それらの間に位置する面形成物20が挟持されている。
従って、図3bの状態において、面形成物20の側端縁20a、20bは、十分に固定されており、たとえば、面形成物20に作用する風力が強い場合でも、側端縁が引出し装置50a、50bの領域から逃れることはできない。
10 ベース
18a、18b 制御ロッド
20 面形成物
22 巻取り軸
30 終端部材
32 中央部分
34a,34b 側方部分
36a、36b 段部
50a、50b 引き出し装置
51b、52b レバー
60a、60b カバー部材
62b 長穴リンク
66b キャビティ
70b 制御部材
72b 長穴
74b ピン
76b 接触凸片
80b 中間レバー
81b 第1のレバー部分
82b ピン
83b レバー部分
90b 引っ張りコイルばね
18a、18b 制御ロッド
20 面形成物
22 巻取り軸
30 終端部材
32 中央部分
34a,34b 側方部分
36a、36b 段部
50a、50b 引き出し装置
51b、52b レバー
60a、60b カバー部材
62b 長穴リンク
66b キャビティ
70b 制御部材
72b 長穴
74b ピン
76b 接触凸片
80b 中間レバー
81b 第1のレバー部分
82b ピン
83b レバー部分
90b 引っ張りコイルばね
Claims (13)
- 自動車用の保護または遮光システム、特にカブリオレ車両用のウインドデフレクターシステムであって、
ベース(10)と、
非作動位置と機能位置との間で、ベース(10)から離れるように引き出し方向(2)に引出し可能な面形成物(20)と、
ベース(10)に関して面形成物(20)の遠位の端部に設けられた、面形成物(20)に固定された、堅固な終端部材(30)と、
一方でベース(10)に、他方では終端部材(30)に固定された、少なくとも1つの引出し装置(50a、50b)と、
を具備し、
引出し装置(50a、50b)が、駆動手段(14)によって機械的にエネルギを供給することにより、システムを、
面形成物(20)、終端部材(30)および引出し装置(50a、50b)がそれぞれ非作動位置にある、非作動状態から、
面形成物(20)、終端部材(30)および引出し装置(50a、50b)がそれぞれ機能位置にある、機能状態へ、
移行させるように、形成されている、
自動車用の保護または遮光システムにおいて、
ベースにリンク結合されたカバー部材(60a、60b)が設けられ、
前記カバー部材が、第1の揺動位置へ揺動可能であって、
その第1の揺動位置においてカバー部材がその機能位置にある引出し装置(50a、50b)に添接し、あるいはそれを少なくとも部分的に包囲する、
ことを特徴とする自動車用の保護または遮光システム。 - カバー部材(60a、60b)が、その第1の揺動位置において、面形成物(20)の両側に、それぞれブラインド部分(68b)を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の保護または遮光システム。 - 引出し装置(50a、50b)が、2つのレバー部材(51b、52b)を有しており、
第1のレバー部材(51b)が、ベース(10)に揺動可能にリンク結合されており、かつ、
第2のレバー部材(52b)が、第1のレバー部材(51b)に揺動可能に、かつ、終端部材(30)に揺動可能にリンク結合されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の保護または遮光システム。 - カバー部材(60a、60b)が、第2の揺動位置へ揺動可能であって、前記第2の揺動位置において、カバー部材が、
終端部材(30)をその非作動位置において、少なくとも部分的に引出し方向(2)に覆い、
終端部材(30)の中央部分(32)と整合するように方向づけされており、かつ/または
面形跡物(20)のためにベース(10)に設けられた引出し開口部(12)を少なくとも部分的に覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載の保護または遮光システム。 - 終端部材(30)が、中央部分(32)の側方に連続する、細くなる側方部分(34a、34b)を有している、ことを特徴とする請求項4に記載の保護または遮光システム。
- カバー部材(60a、60b)が、第2の揺動位置においては、細くなった側方部分(34a、34b)のみを覆う、ことを特徴とする請求項5に記載の保護または遮光システム。
- 引出し装置(50a、50b)とカバー部材(60a、60b)が、
互いに機械的に結合されており、あるいは、共通の制御部材(70b)と機械的に結合されており、
共通の駆動手段(14)を介して、引出し方向(2)における面形成物(20)の運動も、カバー部材(60a、60b)の第1の揺動位置への揺動運動も、もたらすことができる、
ことを特徴とする請求項1に記載の保護または遮光システム。 - 共通の駆動手段が、システムの電気モータ(14)である、ことを特徴とする請求項7に記載の保護または遮光システム。
- 機械的な結合が、共通の駆動手段(14)によってシステムが非作動状態から機能状態へ移行する場合に、カバー部材(60a、60b)の揺動運動の開始後に初めて、終端部分(30)の移動が開始されるように、形成されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の保護または遮光システム。 - カバー部材(60a、60b)が共通の駆動手段(14)に、カバー部材(60a、60b)が第2の揺動位置から第1の揺動位置へ移行する際に、まず第1の揺動位置を越えて移動され、次に第1の揺動位置へ戻り移動されるように、機械的に結合されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の保護または遮光システム。 - 第2の揺動位置においてカバー部材(60a、60b)に、第1の揺動位置の方向にモーメントが供給されるように、配置および/または形成された、ばね手段(90b)が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の保護または遮光システム。 - 引出し装置(50a、50b)とカバー部材(60a、60b)が、協働するために次のように、すなわちこれらが一緒に、引出し装置(50a、50b)の機能位置とカバー部材(60a、60b)の第1の揺動位置において、面形成物(20)に固定作用をもたらすように、形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の保護または遮光システム。 - 引出し装置(50a、50b)が、面形成物の両側において、それぞれ引出し装置部分を有し、
引出し装置部分が、固定作用を展開するために、その第1の揺動位置においてカバー部材(60a、60b)によって互いに対して押圧されるように、形成されている、
ことを特徴とする請求項12に記載のロールブラインドシステム。
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