JP2011036198A - ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品 - Google Patents

ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品 Download PDF

Info

Publication number
JP2011036198A
JP2011036198A JP2009187604A JP2009187604A JP2011036198A JP 2011036198 A JP2011036198 A JP 2011036198A JP 2009187604 A JP2009187604 A JP 2009187604A JP 2009187604 A JP2009187604 A JP 2009187604A JP 2011036198 A JP2011036198 A JP 2011036198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garlic
ginger
food
paste
onion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009187604A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumi Yamamoto
由美 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009187604A priority Critical patent/JP2011036198A/ja
Publication of JP2011036198A publication Critical patent/JP2011036198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 ニンニクを比較的多く使用しながらも、その強烈な臭いを半減させることができ、かつ、薬味として各種食品に添加することによって、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を有する、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品を提供することを目的とする。また、併せて、当該ペースト状食品を使用した各種食品を提供することも目的とする。
【解決手段】 本発明に係るペースト状食品は、15〜21重量%のニンニクと、26〜32重量%の生姜と、7〜11重量%の長ネギと、15〜21重量%の玉ねぎと、22〜28重量%のりんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成される、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品であることを特徴としている。
【選択図】なし

Description

本発明は、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品に関するものである。
従来より、ニンニクや生姜を細かく刻んだものや、これらをすりおろしたものは、いわゆる「薬味」として各種食品に添加されることによって、当該食品の風味を増し、かつ、これを食する人の食欲を増進させる効果を有するものとして重宝されてきた。
しかしながら、このうち特にニンニクについては、これが入った食品を食した人において、他人にとって不快ともいえるニンニク特有の強烈な臭いが、しばらくの間、すなわち、食後数時間が経過しても、また、場合によっては食事をした次の日まで残存してしまうという問題があった。そのため、ニンニクは、薬味としての効果に優れ、さらに、滋養強壮等に効果があるとされながらも、これを食することが敬遠される場合も多々認められていた。
本発明者は、このような実情のもと、ニンニクを比較的多く使用しながらも、その強烈な臭いを半減させることができ、かつ、薬味として各種食品に添加することによって、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を有する食品の開発について鋭意検討を重ねた。その結果、本発明者は、ニンニクと生姜の他に、長ネギ、玉ねぎ、及び、りんごを所定量加え、これらを粉砕してペースト状にすることによって、従来の問題を解決でき、その上、従来の薬味等と比べても、格段に風味が良く、どんな料理もおいしくすることができる食品を得ることができるという知見を得、本発明を創作するに至った。
なお、本発明を出願するにあたって、発明者において過去の特許文献等を調査したところ、ニンニクや生姜等を使用した食品(調味料)について、下記の文献を発見することができたが、本発明に係る技術的思想等を詳述した特許文献については、発見することができなかった。
特開平8−205795号公報
本発明は、ニンニクを比較的多く使用しながらも、その強烈な臭いを半減させることができ、かつ、薬味として各種食品に添加することによって、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を有する、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品を提供することを目的とする。また、併せて、当該ペースト状食品を使用した各種食品を提供することも目的とする。
そのための手段として、本発明に係るペースト状食品は、ニンニクと、生姜と、長ネギと、玉ねぎと、りんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成される、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品であることを特徴としている。
また、本発明に係るペースト状食品は、15〜21重量%のニンニクと、26〜32重量%の生姜と、7〜11重量%の長ネギと、15〜21重量%の玉ねぎと、22〜28重量%のりんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成される、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品であることも特徴としている。
さらに、本発明に係るペースト状食品は、以上のような、ニンニクと、生姜と、長ネギと、玉ねぎと、りんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成されるペースト状食品と、粉砕したフカヒレとを混ぜ合わせたものからなるフカヒレ入りのペースト状食品であることも特徴としている。
本発明によれば、ニンニクを比較的多く使用しながらも、その強烈な臭いを半減させることができ、かつ、薬味として各種食品に添加することによって、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を有する、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品を提供することができる。また、併せて、当該ペースト状食品を使用した各種食品を提供することもできる。
以下、本発明に係るペースト状食品を実施するための形態について説明する。なお、以下においては、二つの実施形態(第一の実施形態、及び、第二の実施形態)について、順に説明する。
まず、本第一の実施形態おいて製造しようとするペースト状食品を100重量%とした場合において、これに対し、15〜21重量%のニンニクと、26〜32重量%の生姜と、7〜11重量%の長ネギと、15〜21重量%の玉ねぎと、22〜28重量%の皮付きのりんごとを用意する。
用意した食材のうち、ニンニク、生姜、長ネギ、及び、玉ねぎは、適当な大きさに切り分け、フードプロセッサーを利用して粉砕し、これらをペースト状にする。さらに、皮付きのりんごも、皮を剥かずにそのままフードプロセッサーを利用して粉砕し、これもペースト状にする。その後、これらペースト状にした食材すべてを混ぜ合わせ、本第一の実施形態に係るニンニクと生姜とを含有するペースト状食品を得る。なお、本第一の実施形態においては、皮付きのりんごを使用しているが、本発明においては、皮を剥いたりんごを使用しても構わない。
本第一の実施形態に係るペースト状食品においては、ニンニク及び生姜の他に、所定量の長ネギ、玉ねぎ、及び、皮付きのりんごを加えることが最大の特徴となる。これは、ニンニク及び生姜の他に、所定量の長ネギ、玉ねぎ、及び、皮付きのりんごが加わることよって、本第一の実施形態に係るペースト状食品を食した人からの臭いが、ニンニクだけを食べた場合よりも和らぎ、ニンニク特有の強烈な臭いが半減されるという効果を付与することができ、かつ、本第一の実施形態に係るペースト状食品を、薬味として各種食品に添加した場合において、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を付与することができるからである。
また、本第一の実施形態に係るペースト状食品において、皮付きのりんごを加えることで、りんごの甘さにより、ニンニク、生姜、長ネギ、及び、玉ねぎの有する辛さを和らげることができ、これにより、当該ペースト状食品を、従来の薬味等と比べても、格段に風味が良く、どんな料理もおいしくできる食品とすることができる。さらに、本第一の実施形態に係るペースト状食品は、以上に説明した分量で用意した食材を配合することによって、各食材の優れた風味を活かし、かつ、それぞれの風味を消さないようにすることができ、これにより特に、当該ペースト状食品を、従来の薬味等と比べても、格段に風味が良く、どんな料理もおいしくできる食品とすることができる。
なお、以上に説明した効果のうち、本第一の実施形態に係るペースト状食品を食した人からの臭いが、なぜ、ニンニクだけを食べた場合よりも和らぎ、ニンニク特有の強烈な臭いが半減されるのかは、現時点において明らかでは無いが、長ネギ、玉ねぎ、及び/又は、皮付きりんごに含まれる特有の成分が、ニンニクに作用することによるものであると発明者は考えている。
次に、本発明に係るペースト状食品を実施するための第二の形態について説明する。本第二の実施形態に係るペースト状食品は、上記の第一の実施形態に係るペースト状食品に、粉砕したフカヒレを混ぜ合わせたものであることを特徴としている。
まず、水1リットル、長ネギ25g、生姜50g、紹興酒50ccを用意し、これらを鍋に入れ沸騰させる。そして、この鍋に、予め自然解凍させておいた冷凍フカヒレの尾の部分8g〜12gを入れてから、火を弱火にし、フカヒレを煮ることによって、フカヒレ特有の臭みを抜くための下処理を行う。
そして、フカヒレの下処理が済んだら、鍋からフカヒレだけを取り出し、これをフードプロセッサーを利用して粉砕する。
その後、粉砕したフカヒレと、前記第一の実施形態で製造したペースト状食品15〜20gとを容器で混ぜ合わせる。このようにして、本第二の実施形態に係るフカヒレ入りのペースト状食品を得る。なお、このフカヒレ入りのペースト状食品は、これを食した人からの臭いが、ニンニクだけを食べた場合よりも和らぎ、ニンニク特有の強烈な臭いが半減されるという効果を付与することができることは当然ながら、フカヒレが加わることよって、美容等に効果があるとされるコラーゲンを多量に提供することができる。
ところで、以上に説明した各実施形態においては、用意した食材を粉砕する際に、フードプロセッサーを利用しているが、ペースト状の食材を得ることができれば、必ずしもフードプロセッサーを利用する必要は無い。例えば、包丁等によって用意した食材を細かく刻むことによって、これらを粉砕しても構わない。
また、以上の説明においては、食材について「粉砕」という言葉を使用しているが、本発明においては、この「粉砕」に、すりおろすことや、すり潰すこと、磨砕すること等も含まれるものとする。
本発明に係るペースト状食品は、薬味や調味料として各種食品に添加することによって、当該食品の風味を増し、これを食する人の食欲を増進させる効果を発揮することができる。また、これにより、本発明に係るペースト状食品を利用すれば、誰もが非常に簡単に、美味しい料理を作ることも可能となる。
例えば、本発明に係るペースト状食品を利用して、豚肉の生姜焼きを調理する場合、本発明に係るペースト状食品と醤油だけで、簡単に調理ダレを作ることができ、また、わかめスープを調理する場合は、本発明に係るペースト状食品と、醤油及びゴマ油だけでこれを作ることができ、さらに、ラーメンに入れることによって、いわゆるスタミナラーメンを簡単に作ることができる。また、刺身に付ける醤油に混ぜるだけで、刺身の風味を格段に向上させることも可能である。
さらに、本発明に係るペースト状食品は、これを食した人からの臭いが、ニンニクだけを食べた場合よりも和らぎ、ニンニク特有の強烈な臭いが半減されるという効果を付与することができるので、今まで対外的な影響を考慮し、ニンニク入りの食品を避けていた人達にも、薬味としての効果に優れ、また、滋養強壮等に効果があるニンニクを、何ら問題もなく提供することができる。さらに、本発明に係るペースト状食品をチューブ容器に入れ、チューブ容器入りのペースト状食品を製造することによって、流通・販売に非常に便利な製品を提供することも可能である。
次に、以下に示す実施例により、本発明について更に詳細に説明を行う。
[実施例1:ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品]
まず、ニンニク50gと、生姜80gと、長ネギ25gと、玉ねぎ50gと、皮付きのりんご70gとを用意した。用意した食材のうち、ニンニク、生姜、長ネギ、及び、玉ねぎは、適当な大きさに切り分け、フードプロセッサーを利用して粉砕し、これらをペースト状にした。さらに、皮付きのりんごも、皮を剥かずにそのままフードプロセッサーを利用して粉砕し、これもペースト状にした。その後、これらペースト状にした食材すべてを混ぜ合わせ、本実施例に係るニンニクと生姜とを含有するペースト状食品を得た。
このようして得たニンニクと生姜とを含有するペースト状食品20gと、醤油50ccとを合わせ、豚肉の生姜焼き用のタレを作り、当該タレを利用して常法により豚肉の生姜焼きを調理した。出来上がった豚肉の生姜焼きは、ニンニクの風味を主体とする独特の風味が感じられ、非常に美味なものであった。また、当該豚肉の生姜焼きを食した後において、ニンニクの強烈な臭いは和らいでいた。さらに、その翌日には、ニンニクの臭さは、ほとんど感じられ無かった。
[実施例2:フカヒレ入りのペースト状食品]
まず、水1リットル、長ネギ25g、生姜50g、紹興酒50ccを用意し、これらを鍋に入れ沸騰させた。そして、この鍋に、予め自然解凍させておいた冷凍フカヒレの尾の部分10gを入れてから、火を弱火にし、フカヒレを煮ることによって、フカヒレ特有の臭みを抜くための下処理を行った。
そして、下処理が済んだ後、鍋からフカヒレだけを取り出し、これをフードプロセッサーを利用して粉砕した。その後、粉砕したフカヒレと、実施例1で得たペースト状食品20gとを容器で混ぜ合わせた。このようにして、本実施例に係るフカヒレ入りのペースト状食品を得た。
このようして得たフカヒレ入りのペースト状食品を食したところ、ニンニクの風味を主体とする独特の風味が感じられ、非常に美味なものであった。また、当該フカヒレ入りのペースト状食品を食した後において、ニンニクの強烈な臭いは和らいでいた。さらに、その翌日には、ニンニクの臭さは、ほとんど感じられ無かった。

Claims (3)

  1. ニンニクと、生姜と、長ネギと、玉ねぎと、りんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成される、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品。
  2. 15〜21重量%のニンニクと、26〜32重量%の生姜と、7〜11重量%の長ネギと、15〜21重量%の玉ねぎと、22〜28重量%のりんごとを粉砕してペースト状にしたものから構成される、ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のペースト状食品と、粉砕したフカヒレとを混ぜ合わせたものからなるフカヒレ入りのペースト状食品。
JP2009187604A 2009-08-13 2009-08-13 ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品 Pending JP2011036198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187604A JP2011036198A (ja) 2009-08-13 2009-08-13 ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187604A JP2011036198A (ja) 2009-08-13 2009-08-13 ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011036198A true JP2011036198A (ja) 2011-02-24

Family

ID=43764682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009187604A Pending JP2011036198A (ja) 2009-08-13 2009-08-13 ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011036198A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101057656B (zh) 一种酱香花生辣酱及其制作方法
CN102058077A (zh) 一种水煮鱼调料
KR20120109426A (ko) 육류양념용 삼채분말의 제조방법, 그 삼채분말이 함유된 육류양념 및 그 육류양념으로 제조된 양념육
WO2017061524A1 (ja) 香味油の製造方法
JP6374648B2 (ja) 塩味強化剤
JP2010136667A (ja) ペースト状合わせ調味料の製造方法
CN103907906A (zh) 一种火锅香辣酱及其制备方法
CN104366405B (zh) 一种酸菜汤锅佐料
KR101988129B1 (ko) 꽈리고추 케찹 제조방법
KR101571267B1 (ko) 추어매운탕의 제조방법
JP2011036198A (ja) ニンニクと生姜とを含有するペースト状食品
JP2002165584A (ja) ひき肉様具材含有ソース類
JP3584213B2 (ja) 流動性香辛味食品
JP7110201B2 (ja) 冷凍ミートソース
CN104336657A (zh) 一种特色肉类食品烹饪方法
JP2011078377A (ja) フレークふぐのオイル漬加工食品
JP6449608B2 (ja) ゲル状調味料粒含有調理済み食品
KR20130138919A (ko) 고소하고 단맛이 나는 고기용 다용도 건성 천연 분말 소스 및 그 제조 방법
KR20180049517A (ko) 각형 분말 육수 스프의 제조방법 및 그 방법에 의한 각형 분말 육수 스프
JP3909067B2 (ja) 調味用流動状食品とその製造方法
CN106722789A (zh) 一种营养调味酱及其加工工艺
JP6323765B2 (ja) 液状調味料
JP2004357650A (ja) 水産加工品の呈味増強剤
JP2000152767A (ja) トマトケチャップと海苔を利用した調味料
JP2010110315A (ja) 餃子