JP2011033676A - 発光装置及びその駆動方法並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光装置の輝度を向上させる。
【解決手段】発光装置10は、走査線3と、信号線6と、単位回路P1と、第1電極E1と信号線6に接続された第2電極E2とを有する容量素子C1と、データ側駆動回路500と信号線6との間に接続された第1のスイッチング素子SSWと、を備える。第1期間Pwにおいて、第1スイッチング素子SSWをオン状態として、データ側駆動回路500から第2電極E2及び信号線6にデータ電位VDを供給する。そして、第2期間Psにおいて、第1電極E1の電位をシフトさせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子を利用した発光装置、その駆動方法、電子機器に関する。
近年、有機EL(Electro Luminescence)素子や発光ポリマー素子などと呼ばれる有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、以下「OLED」という)素子などの発光素子を用いた発光装置が各種提案されている。この発光装置では、OLED素子等に所定の電流又は電圧を供給するための、さまざまな駆動回路が備えられる。このような駆動回路は、例えば、OLED素子に加えて、これに並列に接続される容量素子を含むことがある。この場合、OLED素子の陽極及び容量素子の一方の電極にデータ電位が、OLED素子の陰極及び容量素子の他方の電極に基準電位が、それぞれ供給されるなどということになる。これによると、容量素子に蓄えられた、前記データ電位に応じた電荷に起因する電流供給が、OLED素子に対して行われ得ることになるから、当該有機EL素子の安定的な駆動を行うこと等が可能になる。
このような発光装置としては、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。
特開2000−122608号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成において、OLED素子の発光量(発光輝度の時間積分値)を十分な値とするためには、OLED素子の発光時間を十分に確保する必要がある。従って、容量素子の容量を非常に大きな値に設定する必要があった。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]走査線と、信号線と、前記走査線と前記信号線との交差に対応して設けられた単位回路と、第1電極と前記信号線に接続された第2電極とを有する容量素子と、データ側駆動回路と前記信号線との間に接続された第1のスイッチング素子と、を備え、前記単位回路は、発光素子と、前記信号線と前記発光素子との間に接続された第2のスイッチング素子と、を有する発光装置の駆動方法であって、第1期間において、前記第1スイッチング素子をオン状態として、前記データ側駆動回路から前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線にデータ電位を供給し、前記第1期間の後の第2期間において、前記第1及び第2のスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記容量素子の前記第1電極の電位をシフトさせ、前記第2期間の後の第3期間において、前記第2のスイッチング素子を介して、前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線を前記発光素子に接続させる発光装置の駆動方法。
これによれば、データ側駆動回路がデータ電位を信号線に供給する際の負荷を低減できる。したがって、同じ輝度で発光素子を発光させた場合において、消費電力を低減できる。また、換言すれば、同じデータ電位を供給したとき、発光素子の輝度を明るくすることができる。
[適用例2]上記の発光装置の駆動方法であって、前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、前記陽極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、前記第2期間において、前記容量素子の前記第1電極に第1電位が供給された状態から、前記第1電位よりも高い第2電位を供給された状態に遷移させる発光装置の駆動方法。
これによれば、陰極と第2電極との間の電位差を確保でき、発光素子の輝度を明るくすることができる。
[適用例3]上記の発光装置の駆動方法であって、前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、前記陰極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、前記第2期間において、前記容量素子の前記第1電極に第1電位が供給された状態から、前記第1電位よりも低い第2電位を供給された状態に遷移させる発光装置の駆動方法。
これによれば、陽極と第2電極との間の電位差を確保でき、発光素子の輝度を明るくすることができる。
[適用例4]上記の発光装置の駆動方法であって、前記第3期間の後の第4期間において、前記容量素子の前記第1電極に前記第2電位が供給された状態から、前記第1電位を供給された状態に遷移させ、遷移の前後にわたり、前記第2のスイッチング素子をオン状態とする、発光装置の駆動方法。
この第4期間において、発光素子に逆バイアスを印加することができる。
[適用例5]上記の発光装置の駆動方法であって、前記第3期間の後の第4期間において、前記容量素子の前記第1電極に前記第2電位が供給された状態から、前記第1電位を供給された状態に遷移させ、遷移の前後にわたり、前記第1電極と前記第2電極及び前記信号線を短絡させる、発光装置の駆動方法。
これによれば、この第4期間において、信号線の電位が所定の電位より低くなる、もしくは、高くなることを防止することができるため、データ側駆動回路がデータ電位を信号線に供給する際の負荷を低減できる。したがって、消費電力を低減できる。
本適用例は、以上の駆動方法を実行する駆動回路を具備する発光装置としても特定される。
[適用例6]走査線と、信号線と、前記走査線と前記信号線との交差に対応して設けられた単位回路と、第1電極と前記信号線に接続された第2電極とを有する容量素子と、前記走査線に接続された走査側駆動回路と、前記信号線に接続されたデータ側回路と、を備え、前記データ側回路は、データ側駆動回路と、前記データ側駆動回路と前記信号線との間に接続された第1のスイッチング素子と、を有し、前記単位回路は、発光素子と、前記信号線と前記発光素子との間に接続された第2のスイッチング素子と、を有し、前記データ側駆動回路は、第1期間において、前記第1のスイッチング素子をオン状態として、前記データ側駆動回路から前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線にデータ電位を供給し、前記第1期間の後の第2期間において、前記第1スイッチング素子をオフ状態とした後、前記第1電極の電位をシフトさせ、前記走査側駆動回路は、前記第1及び第2期間において前記第2のスイッチング素子をオフ状態にするとともに、前記第2期間の後の第3期間において前記第2のスイッチング素子をオン状態に接続する、発光装置。
[適用例7]上記の発光装置であって、前記データ側回路は、第1電位及び前記第1電位よりも高い第2電位のいずれかを選択して前記第1電極に供給するセレクターをさらに備える発光装置。
[適用例8]上記の発光装置であって、前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、前記陽極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、前記第2期間において、前記セレクターは前記第1電位を前記第1電極に供給する状態から前記第2電位を前記第1電極に供給する状態に遷移させる発光装置。
以上の構成の発光装置によれば、本適用例に係る駆動方法と同様の作用および効果が実現される。
[適用例9]本適用例に記載の発光装置は様々な電子機器に利用される。電子機器の典型例は、発光装置を表示装置として利用した機器である。本発明に係る電子機器の適用例としてはパーソナルコンピューターや携帯電話機が例示される。もっとも、本適用例に係る発光装置の用途は画像の表示に限定されない。例えば、光線の照射によって感光体ドラムなどの像担持体に潜像を形成するための露光装置(光ヘッド)としても本適用例の発光装置は利用され得る。
本適用例の電子機器は、上述した各種の発光装置を備えてなるので、画像全体の輝度を明るくする、もしくは、消費電力を低減することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る発光装置を示すブロック図である。 図1の発光装置を構成する単位回路及びデータ側駆動回路の詳細を示す回路図である。 図1及び図2の発光装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 変形例に係る発光装置を構成する単位回路及びデータ側駆動回路の詳細を示す回路図である。 図4の発光装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 変形例に係わる単位回路の回路図である。 本発明に係る発光装置を適用した電子機器を示す斜視図である。 本発明に係る発光装置を適用した他の電子機器を示す斜視図である。 本発明に係る発光装置を適用したさらに他の電子機器を示す斜視図である。
<第1実施形態>
以下では、本発明に係る第1実施形態について図1及び図2を参照しながら説明する。なお、ここに言及した図1及び図2に加え、以下で参照する各図面においては、各部の寸法の比率が実際のものとは適宜に異ならせてある場合がある。
図1において、発光装置10は、画像を表示するための手段として各種の電子機器に採用される装置であり、複数の単位回路P1が面状に配列された画素アレイ部100、走査側駆動回路200、データ側回路300、及び制御回路400を有する。なお、図1においては、走査側駆動回路200とデータ側回路300とが別個の回路として図示されているが、これらの回路の一部又は全部が単一の回路とされた構成も採用される。
図1に示すように、画素アレイ部100には、X方向に延在するm本の走査線3と、X方向に直交するY方向に延在するn本の信号線6とが設けられる(m及びnは自然数)。各単位回路P1は、走査線3と信号線6との交差に対応する位置に配置される。したがって、これらの単位回路P1は縦m行×横n列のマトリクス状に配列する。
以上の構成のうち、m本の走査線3はそれぞれ、図1及び図2に示すように、一組2本の配線を含む。ここで、一組2本の配線は、図1及び図2に示すように、第1制御線3W及び第2制御線3Cである。つまり、走査線3がm本あれば、第1制御線3W及び第2制御線3Cの全数は2m本である。これら各制御線(3W,3C)は、各行に位置する単位回路P1の各々に接続される(より具体的な接続態様については、図2を参照しながら後に説明する)。
また、n本の信号線6はそれぞれ、図1及び図2に示すように、一組2本の配線を含む。ここで、一組2本の配線は、図1及び図2に示すように、第1信号線6A及び第2信号線6Bである。つまり、信号線6がn本あれば、第1信号線6A及び第2信号線6Bの全数は2n本である。これら各信号線(6A,6B)は、各列に位置する単位回路P1の各々に接続される(より具体的な接続態様については、図2を参照しながら後に説明する)。
制御回路400は、走査側駆動回路200及びデータ側回路300に、クロック信号などの駆動回路を制御する信号や画像データを供給して両駆動回路を制御する。
図1に示す走査側駆動回路200は、開始パルスを順次転送して制御パルスを出力するシフトレジスター、制御パルスの電位レベルをシフトするレベルシフター又は信号を出力するバッファー等を有している。走査側駆動回路200は、複数の単位回路P1を行単位で選択するための回路である。走査側駆動回路200は順次アクティブとなる第1制御信号GW[1]乃至GW[m]を生成して、前述した第1制御線3Wの各々に出力する。第i行(iは1≦i≦mを満たす整数)の走査線3に含まれる第1制御線3Wに供給される第1制御信号GW[i]のうち、第1制御信号GW[i]のアクティブ状態への遷移は、第i行に属するn個の単位回路P1の選択を意味する。
また、走査側駆動回路200は適宜アクティブとなる第2制御信号GC[1]乃至GC[m]を生成して、前述した第2制御線3Cの各々に出力する。第i行の走査線3に含まれる第2制御線3Cに供給される第2制御信号GC[i]のうち、第2制御信号GC[i]のアクティブ状態への遷移は、第i行に属するn個の単位回路P1に含まれる後述の容量素子C1への充電許可を意味する。
図1及び図2に示すデータ側回路300は、データ側駆動回路500、サンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]、第1電位VLを供給する低位電位線L1、第1電位VLよりも高い第2電位VHを供給する高位電位線L2、セレクター132等を有する。データ側回路300は、制御回路400から供給される画像データに基づき、走査側駆動回路200によって選択される第1制御線3Wに対応するn個分の単位回路P1の各々の階調データに応じたデータ電位VD[1]乃至VD[n]をデータ側駆動回路500にて生成して、各列のサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]に供給する。また、データ側駆動回路500は、第3制御信号GS[1]乃至GS[n]を生成し、対応するサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]に供給する。第3制御信号GS[1]乃至GS[n]がアクティブ状態に遷移するとサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]がオン状態になり、各第1信号線6Aに出力する。第3制御信号GS[1]乃至GS[n]が非アクティブ状態に遷移するとサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]がオフ状態となり、各第1信号線6Aとデータ側駆動回路500とは非導通となる。ここで、各列のサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]に供給される第3制御信号GS[1]乃至GS[n]は、同じタイミングでアクティブ状態に遷移してもよいし、第3制御信号GS[1]、GS[2]、・・・GS[n]の順番でアクティブ状態に遷移させてもよい。同じタイミングでアクティブ状態に遷移させれば、データ電位VD[1]乃至VD[n]を各第1信号線6Aに出力する期間を、順次アクティブ状態に遷移させる場合と比して確保することができる。なお、以下では、第j列目(jは1≦j≦nを満たす整数)の第1信号線6Aに出力されるデータ電位VDをVD[j]と表記することがある。そして、図1及び図2に示すデータ側回路300は、セレクター132により第1電位VL又は第2電位VHを選択して各第2信号線6Bに出力する。
図2を用いて、各単位回路P1の詳細について説明する。
各単位回路P1は、図2に示すように、発光素子8、容量素子C1、第1トランジスターTr1、及び第2トランジスターTr2を有する。
発光素子8は、陽極と陰極との間に有機EL材料の発光層を介在させたOLED(Organic Light Emitting Diode)素子であり、図2に示すように、第2トランジスターTr2と定電位が供給される定電位線(接地線)との間に配置される。ここで、陽極は単位回路P1毎に設けられ、単位回路P1毎に制御される個別電極であり、陰極は単位回路P1に共通に設けられた共通電極となっている。そして、陰極は定電位が供給される定電位線に接続されている。なお、陽極が共通電極であり、陰極が個別電極であってもよい。
容量素子C1は、第1信号線6Aから供給されるデータ電位VD[j]を保持する手段である。図2に示すように、容量素子C1は、第2信号線6Bに接続された第1電極E1と、第1トランジスターTr1に接続された第2電極E2と、を有する。
第1トランジスターTr1は、Nチャネル型であり、第2制御線3Cの選択時に導通することで容量素子C1の第2電極E2と第1信号線6Aとを導通させるスイッチング素子である。図2に示すように、第1トランジスターTr1のソース及びドレインの一方は容量素子C1の第2電極E2に接続されるとともに、そのソース及びドレインの他方は第1信号線6Aに接続される。
そして、第1トランジスターTr1のゲートは第2制御線3Cに接続される。これにより、第2制御信号GC[i]がアクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第1トランジスターTr1がオン状態となって、第2電極E2と第1信号線6Aとが導通する一方、第2制御信号GC[i]が非アクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第1トランジスターTr1がオフ状態となって、第2電極E2と第1信号線6Aとは非導通状態となる。
第2トランジスターTr2は、Nチャネル型であり、第1制御線3Wの選択時に導通することで第1信号線6Aと発光素子8とを導通させるスイッチング素子である。図2に示すように、第2トランジスターTr2のソース及びドレインの一方は発光素子8の陽極に接続されるとともに、そのソース及びドレインの他方は第1信号線6Aに接続される。
そして、第2トランジスターTr2のゲートは第1制御線3Wに接続される。これにより、第1制御信号GW[i]がアクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第2トランジスターTr2がオン状態となって、第1信号線6Aと発光素子8とが導通する一方、第1制御信号GW[i]が非アクティブ状態に遷移すると第2トランジスターTr2はオフ状態となって、第1信号線6Aと発光素子8とは非導通状態となる。
次に、第1実施形態に係る発光装置10の動作ないし作用の一例について、既に参照した図1及び図2に加えて、図3を参照しながら説明する。図3において、Va[j]は、j列目の第1信号線6Aの電位、Vb[j]は、j列目の第2信号線6Bの電位である。
発光装置10は、以下の〔i〕〔ii〕〔iii〕の3つの期間を基本とする。
〔i〕書込期間Pw
この書込期間Pwでは、書込動作が行われる。この書込動作は、ある走査線3に対応する各単位回路P1に含まれる発光素子8の発光階調に対応するデータ電位VD[j]を、当該発光素子8を含む列に属する単位回路P1内の容量素子C1及び第1信号線6Aに保持させる動作を行なう。
まず、データ側駆動回路500は第3制御信号GS[1]乃至GS[n]をアクティブ状態に遷移させ、対応するサンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]をオン状態とする。これにより、データ側駆動回路500は、サンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]を介して各第1信号線6Aと接続される。そして、選択された第1制御線3Wに対応するn個分の単位回路P1の各々の階調データに応じたデータ電位VD[1]乃至VD[n]が、対応する第1信号線6Aに出力される。図3の最も左側の書込期間Pwでは、データ電位VD[j]は、第1行目に位置する各単位回路P1内の発光素子8に対応する(図3中、「GW[1]対応」乃至「GW[4]対応」という文言参照)。
さらに、書込期間Pwにおいて、第2制御信号GC[i]がアクティブ状態であれば、このi行の単位回路P1の容量素子C1の第2電極E2は第1信号線6Aに接続され、当該容量素子C1には、データ電位VD[1]乃至VD[n]が保持される。
例えば、第2行目の走査線3に対応し、かつ、第3列目に位置する発光素子8についてのデータ電位VD[3](図1参照)は、その第3列目に位置する各単位回路P1内の複数の容量素子C1によって保持されることになる。
図3では、1行目のデータ電位VD[1]乃至VD[n]は、1行目とm行目(図示していない)の容量素子C1に保持され、2行目のデータ電位VD[1]乃至VD[n]は、1行目と2行目の容量素子C1に保持され、3行目のデータ電位VD[1]乃至VD[n]は、2行目と3行目の容量素子C1に保持されている。ここで、どの発光素子8を発光させる時も、1つの発光素子8を発光させるために、2つの容量素子C1が用いられるようにしている。このように、用いられる容量素子C1の数が同じであり、これらの容量素子C1と発光動作に用いられる発光素子8との位置関係がほぼ同様になるように容量素子C1が選択され、データ電位VDを保持している。また、1つの発光素子8を発光させるために2つの容量素子C1が用いられるようにしたが、発光素子8の輝度を調整するため、同じ列に位置する単位回路P1のうち第2制御信号GC[1]乃至GC[m]によりアクティブ状態となった単位回路P1に属する容量素子C1の数が設定されてもよい。第1信号線6Aと接続される容量素子C1の数が多ければ、輝度が高くなり、少なければ輝度が低くなる。
さらに、第1制御信号GW[i]は非アクティブ状態であり、第2トランジスターTr2はオフ状態である。したがって、容量素子C1及び第1信号線6Aは、発光素子8とは接続されておらず、発光しない。
そして、書込動作においては、第2信号線6B及び容量素子C1の第2電極E2はセレクター132を介して低位電位線L1に接続されている。したがって、データ電位VD[1]乃至VD[n]は、容量素子C1に書き込むとき、第1電位VLを基準にして保持されることになる。書込動作では、後述の電位シフト動作及び発光動作の動作時よりも低い電位VLを基準にして、データ電位VD[1]乃至VD[n]を充電することができるため、書込動作における消費電力を低減することができる。また、実際には、第1信号線6Aに、例えば発光素子8の共通電極となる電極との間に寄生容量が存在するため、この寄生容量を考慮に入れる必要があるが、この寄生容量の容量値が容量素子C1の容量値より比較的小さいときは無視することができる。
〔ii〕電位シフト期間Ps
続いて、書込期間Pwの後の電位シフト期間Psにおいて、電位シフト動作が行われる。この電位シフト期間Psでは、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が低位電位線L1に接続された状態から高位電位線L2に接続された状態に遷移させる動作を行う。したがって、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1は、第1電位VLから第2電位VHに遷移する。これにより、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aの電位を容量素子C1の容量結合を利用してシフトさせる。
書込期間Pwにおいて第1信号線6Aと接続された容量素子C1の第2電極E2は、電位シフト期間Psでも第1信号線6Aに接続された状態を維持している。即ち、書込動作においてオン状態に設定された第1トランジスターTr1は、電位シフト動作においてオン状態を維持している。
この状態から、データ側駆動回路500は、サンプリングスイッチSSW[1]乃至SSW[n]をオン状態からオフ状態にするように、第3制御信号GS[1]乃至GS[n]をアクティブ状態から非アクティブ状態に遷移させる。そして、第1制御信号GW[j]は非アクティブ状態であり、第2トランジスターTr2はオフ状態である。これにより、容量素子C1の第2電極E2は、データ側駆動回路500及び発光素子8と接続されていない状態となり、容量素子C1の第2電極E2は電気的にフローティングとなる。
その後、セレクター132がデータ側駆動回路500により制御されて、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1はセレクター132を介して低位電位線L1に接続されていた状態から、高位電位線L2に接続された状態に遷移する。これにより、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1は、第1電位VLから第2電位VHに遷移する。そして、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aの電位を容量素子C1の容量結合を利用してシフトさせる。ここで、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aに付随する寄生容量の容量値が、容量素子C1の容量値と比して無視できる程度に小さく、第2電位VHと第1電位VLの電位差をΔVとした場合、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aの電位は、書込動作で保持したデータ電位VD[1]乃至VD[n]からΔVだけ電位がシフトする。尚、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aに付随する寄生容量の容量値がある程度であったとしても、この寄生容量の容量値と容量素子C1の容量値に応じて電荷が分配され、電位はシフトする。ここで、電位シフト動作後の、容量素子C1及び第1信号線6Aに保持された電位は、ΔVだけでなく、書込動作により保持されたデータ電位VD[1]乃至VD[n]に依存するため、発光素子8の輝度を階調データに応じて設定することができる。
ここで、第2トランジスターTr2に接続された電極、言い換えれば個別電極が陽極であるため、共通電極である陰極との電位差を大きくするように、電位シフト期間Psでは第1電位VLから第2電位VHに遷移させた。第2トランジスターTr2に接続された電極、言い換えれば個別電極が陰極であれば、電位シフト期間Psでは第2電位VHから第1電位VLに遷移させることが好ましい。
〔iii〕駆動期間Pd
続いて、電位シフト期間Psの後の駆動期間Pdにおいて、発光動作が行われる。この発光動作は、書込動作及び電位シフト動作において容量素子C1及び第1信号線6Aに保持された電位に基づいて、発光素子8を発光させる動作である。この動作は、当該発光素子8を含む単位回路P1が対応する走査線3に含まれる第1制御線3Wにアクティブである第1制御信号GW[i]を供給すること、及び、それによってその単位回路P1内の第2トランジスターTr2が導通状態となることを含む。これにより、発光素子8は、容量素子C1に蓄積された電荷に応じた電流の供給を受けることになり、発光する。
ここで、書込動作及び電位シフト動作において第1信号線6Aと接続された容量素子C1の第2電極E2は、発光動作でも第1信号線6Aに接続された状態を維持している。即ち、書込動作及び電位シフト動作においてオン状態に設定された第1トランジスターTr1は、オン状態を維持している。そして、発光動作においては、第2信号線6B及び容量素子C1の第2電極E2はセレクター132を介して高位電位線L2に接続されている。したがって、第2信号線6B及び容量素子C1の第2電極E2の電位は、第2電位VHとなっている。
ここで、容量素子C1及び第1信号線6Aに保持された電位と、共通電極の電位との電位差が、発光素子8のしきい値を上回ることにより、発光素子8は発光する。したがって、この電位差が高いほど、発光素子8は明るく発光する。そして、電位差が高い場合には、その間に充電される電荷が多くなり、発光素子8は明るく発光する。
本実施形態では、書込動作で書き込まれるデータ電位VD[1]乃至VD[n]だけでなく、電位シフト動作でシフトさせた電位を利用しているため、単純にデータ電位VD[1]乃至VD[n]のみの場合と比して、上記の電位差を大きくすることができ、同じデータ電位VD[1]乃至VD[n]を用いた場合に比して、発光素子8の共通電極の電位に対する電位差を確保することができ、明るく発光させることができる。
そして、発光素子8の発光動作を終了させるため、第1制御線3Wに非アクティブである第1制御信号GW[i]を供給し、それによってその単位回路P1内の第2トランジスターTr2を非導通状態にする。ここで、発光素子8を明るく発光させるためには、発光素子8に電荷が流れることにより、発光素子8のしきい値を電位差が下回り、発光が完了した後、非アクティブである第1制御信号GW[i]を第1制御線3Wに供給することが好ましい。
その後、次の行の書込動作が行われるまでに、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させる。したがって、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1は、第2電位VHから第1電位VLに遷移する。
上述の動作例は、単なる一例を提示しているに過ぎない。第1実施形態において、第1制御線3Wが線順次に選択されていくのに応じて、第2制御線3Cがどのような態様で選択されていくかは、適宜設定することができる。
また、上記実施形態において、データ電位VD[j]のうち少なくとも1つのデータ電位において、第1信号線6Aと共通電極との電位差は、駆動期間Pwにおいて、発光素子8のしきい値以下であり、駆動期間Pdにおいては、発光素子8のしきい値を超えるように設定されていることが好ましい。これによれば、書込期間Pwにおいて書き込むデータ電位VD[j]の振り幅を基準となる電位に対し小さくすることができる。したがって、書込期間Pwでの消費電力を低減することができる。そして、データ電位VD[j]のうち最高輝度を示すデータ電位VDkの場合には、第1信号線6Aと共通電極との電位差は、書込期間Pwから駆動期間Pdに亘って発光素子8のしきい値を超えるように設定されていてもよい。データ電位VD[j]のうち最低輝度を示すデータ電位VD1が接地電位よりも低くてもよい。また、データ電位VD[j]のうち最低輝度を示すデータ電位VD1が共通電極の電位よりも低くてもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明に係る発光装置は、上述した形態に限定されることはなく、各種の変形が可能である。
(変形例1)
上記第1実施形態の駆動期間Pdにおいて、単位回路P1内の第2トランジスターTr2を非導通状態にした後、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させた。これに限られず、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させた後に、単位回路P1内の第2トランジスターTr2を非導通状態にしてもよい。このとき、電位シフト期間Psの動作と同じように、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aの電位を容量素子C1の容量結合によりシフトする。このときに、発光素子8に逆バイアスが印加されるようにしてもよい。ここで、容量素子C1の第2電極E2及び第1信号線6Aの電位が共通電極の電位より低くなるように設定される。これにより、発光素子8に順バイアスを印加して発光させたときの発光素子8の特性劣化を、回復することができる。
(変形例2)
上記第1実施形態の図2に代えて、図4の構成を採用してもよい。上記第1実施形態と異なる点は、データ側回路300にスイッチング素子SWAが設けられている点である。このスイッチング素子SWAは、第1信号線6Aと第2信号線6Bとの間に接続されており、データ側駆動回路500からの制御信号GRにより制御される。タイミングチャートを図5に示す。図3と異なる点は、スイッチング素子SWAを制御する制御信号GRである。制御信号GRは、駆動期間Pdにおいて、単位回路P1内の第2トランジスターTr2が非導通状態になった後であって、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させる前において、アクティブになる。また、換言すれば、制御信号GRは、駆動期間Pdにおいて、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させるタイミングに跨ってアクティブになる。これにより、スイッチング素子SWAが導通し、第1信号線6Aと第2信号線6Bとが短絡する。ここで、第2信号線6Bは、セレクター132を介して高位電位線L2に接続されているため、第1信号線6A及び第2信号線6Bの電位は、第2電位VHである。その後、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させるため、第1信号線6A及び第2信号線6Bの電位は、ともに第1電位VLとなる。
また、上記(変形例1)と組み合わせてもよい。第1信号線6A及び第2信号線6Bの電位は、ともに第1電位VLとして、第1電位VLが共通電極の電位より低ければ、発光素子に逆バイアスが印加される。
上記第1実施形態において、第2信号線6B及び容量素子C1の第1電極E1が高位電位線L2に接続された状態から低位電位線L1に接続された状態に遷移させるときに、第1信号線6A及び容量素子C1の第2電極E2が、最低輝度を示すデータ電位VD1を下回り、次の行のデータ電位VDを書き込む際に、大きな電位差が生じる可能性がある。しかしながら、上記の変形例によれば、第1信号線6A及び第2信号線6Bは短絡しているため、このような課題を解決することができる。
(変形例3)上記第1実施形態において、図2の単位回路P1を用いたが、単位回路P1に代えて図6の単位回路P2を用いてもよい。
各単位回路P2は、図6に示すように、発光素子8、容量素子C12、第1トランジスターTr12、及び第2トランジスターTr22を有する。
容量素子C12は、第1信号線6Aから供給されるデータ電位VD[j]を保持する手段である。図6に示すように、容量素子C12は、第2信号線6Bに接続された第1電極E1と、第1トランジスターTr12に接続された第2電極E2と、を有する。
第1トランジスターTr12は、Nチャネル型であり、第2制御線3Cの選択時に導通することで容量素子C12の第2電極E2と第1信号線6Aとを導通させるスイッチング素子である。図6に示すように、第1トランジスターTr12のソース及びドレインの一方は容量素子C12の第2電極E2に接続されるとともに、そのソース及びドレインの他方は第1信号線6Aに接続される。
そして、第1トランジスターTr12のゲートは第2制御線3Cに接続される。これにより、第2制御信号GC[i]がアクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第1トランジスターTr12がオン状態となって、第2電極E2と第1信号線6Aとが導通する一方、第2制御信号GC[i]が非アクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第1トランジスターTr12がオフ状態となって、第2電極E2と第1信号線6Aとは非導通状態となる。
第2トランジスターTr22は、Nチャネル型であり、第1制御線3Wの選択時に導通することで容量素子C12の第2電極E2と発光素子8とを導通させるスイッチング素子である。また、上記のように、第1トランジスターTr12のソース及びドレインの一方は容量素子C12の第2電極E2に接続されるため、第2トランジスターTr22は、第1トランジスターTr12のソース及びドレインの一方と発光素子8とを導通させるスイッチング素子と考えることもできる。図6に示すように、第2トランジスターTr22のソース及びドレインの一方は発光素子8の陽極に接続されるとともに、そのソース及びドレインの他方は容量素子C12の第2電極E2に接続される。
そして、第2トランジスターTr22のゲートは第1制御線3Wに接続される。これにより、第1制御信号GW[i]がアクティブ状態に遷移すると、第i行に属する第2トランジスターTr22がオン状態となって、容量素子C12の第2電極E2と発光素子8とが導通する一方、第1制御信号GW[i]が非アクティブ状態に遷移すると第2トランジスターTr22はオフ状態となって、容量素子C12の第2電極E2と発光素子8とは非導通状態となる。図3、図4、図5の構成を、図6とそのまま組み合わせることができる。
また、図2及び図6において、第1トランジスターTr1及び第2トランジスターTr2や第1トランジスターTr12及び第2トランジスターTr22は、Nチャネル型としたが、いずれか1つのトランジスターをPチャネル型で構成してもよい。
(変形例4)
上記実施形態1において、単位回路P1毎に、容量素子C1及び第1トランジスターTr1が設けられており、上記(変形例3)において、単位回路P2毎に、容量素子C12及び第1トランジスターTr12が設けられていたが、本発明は、かかる形態に限定されない。例えば、1本の信号線6に対して、1つの容量素子が設けられていてもよいし、2つの単位回路P1又は2つの単位回路P2に対し1つの容量素子が設けられていてもよい。
<応用例>
次に、上記実施形態に係る発光装置10を適用した電子機器について説明する。
図7は、上記実施形態に係る発光装置10を画像表示装置に利用したモバイル型のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピューター2000は、表示装置としての発光装置10と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。
図8に、上記実施形態に係る発光装置10を適用した携帯電話機を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、ならびに表示装置としての発光装置10を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、発光装置10に表示される画面がスクロールされる。
図9に、上記実施形態に係る発光装置10を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistant)を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、ならびに表示装置としての発光装置10を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が発光装置10に表示される。
上記実施形態に係る発光装置10が適用される電子機器としては、図7から図9に示したもののほか、デジタルスチールカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ビデオプレーヤー、タッチパネルを備えた機器等が挙げられる。
10…発光装置、100…画素アレイ部、200…走査側駆動回路、300…データ側回路、P1,P2…単位回路、8…発光素子、C1,C12…容量素子、E1…第1電極、E2…第2電極、Tr1,Tr12…第1トランジスター、Tr2,Tr22…第2トランジスター、SSW[1]〜SSW[n]…サンプリングスイッチ、VL…第1電位、VH…第2電位、L1…低位電位線、L2…高位電位線、132…セレクター、SWA…スイッチング素子、3…走査線、3W…第1制御線、3C…第2制御線、GW[1]〜GW[m]…第1制御信号、GC[1]〜GC[m]…第2制御信号、GS[1]〜GW[n]…第3制御信号、GR…制御信号、6…信号線、6A…第1信号線、6B…第2信号線、VD[1]〜VD[n]…データ電位、Pw…書込期間、Ps…電位シフト期間、Pd…駆動期間。

Claims (9)

  1. 走査線と、信号線と、前記走査線と前記信号線との交差に対応して設けられた単位回路と、第1電極と前記信号線に接続された第2電極とを有する容量素子と、データ側駆動回路と前記信号線との間に接続された第1のスイッチング素子と、を備え、
    前記単位回路は、
    発光素子と、
    前記信号線と前記発光素子との間に接続された第2のスイッチング素子と、
    を有する発光装置の駆動方法であって、
    第1期間において、前記第1スイッチング素子をオン状態として、前記データ側駆動回路から前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線にデータ電位を供給し、
    前記第1期間の後の第2期間において、前記第1及び第2のスイッチング素子をオフ状態とした後に、前記容量素子の前記第1電極の電位をシフトさせ、
    前記第2期間の後の第3期間において、前記第2のスイッチング素子を介して、前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線を前記発光素子に接続させる、発光装置の駆動方法。
  2. 前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、
    前記陽極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、
    前記第2期間において、前記容量素子の前記第1電極に第1電位が供給された状態から、前記第1電位よりも高い第2電位を供給された状態に遷移させる、請求項1に記載の発光装置の駆動方法。
  3. 前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、
    前記陰極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、
    前記第2期間において、前記容量素子の前記第1電極に第1電位が供給された状態から、前記第1電位よりも低い第2電位を供給された状態に遷移させる、請求項1に記載の発光装置の駆動方法。
  4. 前記第3期間の後の第4期間において、前記容量素子の前記第1電極に前記第2電位が供給された状態から、前記第1電位を供給された状態に遷移させ、
    遷移の前後にわたり、前記第2のスイッチング素子をオン状態とする、請求項2又は請求項3に記載の発光装置の駆動方法。
  5. 前記第3期間の後の第4期間において、前記容量素子の前記第1電極に前記第2電位が供給された状態から、前記第1電位を供給された状態に遷移させ、
    遷移の前後にわたり、前記第1電極と前記第2電極及び前記信号線を短絡させる、請求項2又は3に記載の発光装置の駆動方法。
  6. 走査線と、信号線と、前記走査線と前記信号線との交差に対応して設けられた単位回路と、第1電極と前記信号線に接続された第2電極とを有する容量素子と、前記走査線に接続された走査側駆動回路と、前記信号線に接続されたデータ側回路と、を備え、
    前記データ側回路は、
    データ側駆動回路と、
    前記データ側駆動回路と前記信号線との間に接続された第1のスイッチング素子と、を有し、
    前記単位回路は、
    発光素子と、
    前記信号線と前記発光素子との間に接続された第2のスイッチング素子と、を有し、
    前記データ側駆動回路は、第1期間において、前記第1のスイッチング素子をオン状態として、前記データ側駆動回路から前記容量素子の前記第2電極及び前記信号線にデータ電位を供給し、前記第1期間の後の第2期間において、前記第1スイッチング素子をオフ状態とした後、前記第1電極の電位をシフトさせ、
    前記走査側駆動回路は、前記第1期間及び前記第2期間において前記第2のスイッチング素子をオフ状態にするとともに、前記第2期間の後の第3期間において前記第2のスイッチング素子をオン状態に接続する、発光装置。
  7. 前記データ側回路は、第1電位及び前記第1電位よりも高い第2電位のいずれかを選択して前記第1電極に供給するセレクターをさらに備える、請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記発光素子は、陽極と陰極とを有し、
    前記陽極は、前記第2スイッチング素子に接続されており、
    前記第2期間において、前記セレクターは前記第1電位を前記第1電極に供給する状態から前記第2電位を前記第1電極に供給する状態に遷移させる、請求項7に記載の発光装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一項に記載の発光装置を備える、電子機器。
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