JP2011031346A - ロボットのツール先端点の位置の計測装置および計測方法 - Google Patents

ロボットのツール先端点の位置の計測装置および計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】代替治具を使用せずに、ツール取付面に対するツール先端点の位置を高精度で短時間に計測する。
【解決手段】ロボット(1)のツール取付面(32)に取付けられたツール(30)の、ツール取付面に対するツール先端点(31)の位置を求める計測装置は、ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラ(4)と、ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイント(Σmの原点)と、ロボットとカメラとによってタッチアップ用ポイントの位置を計測する計測部(11a)と、計測されたタッチアップ用ポイントの位置を記憶する第一記憶部(12a)と、ロボットを移動させることにより、ツール先端点がタッチアップ用ポイントに位置合わせされたときのロボットの位置を記憶する第二記憶部(12b)と、記憶されたタッチアップ用ポイントの位置とロボットの位置とを用いて、ロボットのツール取付面に対するツール先端点の位置を計算する計算部(11b)とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットのツール先端点の位置を計測する計測方法およびそのような方法を実施する計測装置に関する。
産業用ロボットを使用する際には、ロボットのツール取付面に対するツール先端点(TCP;Tool Center Pint)の位置の計測が行われている。ツール先端点の計測は基本的かつ重要な作業であり、主に二通りの手法で行われる。
特許文献1においては、作業者が、ロボットの先端に取付けられたツール先端点を、複数のツール姿勢において空間内の或る特定点に位置決めし、複数の位置決め位置を用いてツール先端点の位置を計算している。このような場合には特別な治具等を排除しつつ、ツール先端点の位置を計算できる。しかしながら、特許文献1においては、ツール先端点の設定精度と設定作業に要する時間とが作業者の熟練度に応じて定まり、設定精度および設定時間が安定するとは限らない。
特許文献2には、撮像装置、例えばカメラを使用してツール先端点の位置を自動的に計測する方法が開示されている。このような場合には、作業者の熟練度に依存することなしに、安定した設定精度および設定時間を得ることができる。また、特許文献3、特許文献4および非特許文献1にも、ロボットおよびカメラを使用した計測方法が開示されている。
特開平8−85083号公報 特許第4191080号 特許第4021413号 特許第3394322号
Roger Y. Tsai, "An efficient and accurate camera calibration technique for 3d machine vision ", Proc. Computer Vision and Pattern Recognition '86, pp.364-374,1986
しかしながら、特許文献2においては、カメラなどの撮像装置が必要とされる。さらに、特許文献2においては、ツール先端点の設定箇所が撮像装置で計測するのが困難である場合に、ツール先端点に代替する専用治具が必要になる。さらに、このような専用治具を使用する場合には、専用治具上の計測箇所とツール先端点の実際の設定箇所との間に位置誤差が存在すると、ツール先端点の設定精度が低下することになる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ツール先端点に代替する専用治具を使用することなしに、ツール取付面に対するツール先端点の位置を高精度で短時間に安定して計測することのできる計測方法およびそのような方法を実施する計測装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測装置において、前記ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラと、前記ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイントと、前記ロボットと前記カメラとによって前記タッチアップ用ポイントの位置を計測する計測部と、該計測部により計測された前記タッチアップ用ポイントの位置を記憶する計測結果記憶部と、前記ロボットを移動させることにより、前記ツール先端点が前記タッチアップ用ポイントに位置合わせされたときの前記ロボットの位置を記憶する位置合わせ結果記憶部と、前記計測結果記憶部に記憶された前記タッチアップ用ポイントの位置と前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置とを用いて、前記ロボットの前記ツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算するツール先端点位置計算部と、を備えた計測装置が提供される。
すなわち1番目の発明においては、非接触式の計測部、例えばカメラによって、ロボットのツール先端点の位置が自動的に計測され、またタッチアップ作業は一回のみで足りる。これにより、作業者の負担を減らしつつ、作業者の熟練度に依存することなしに、高精度の計測結果を安定して得ることができる。1番目の発明においては、計測部、例えばカメラはタッチアップ用ポイントを直接的に計測している。さらに、作業者によるタッチアップ作業を通じてツール先端点の位置を間接的に求めているので、カメラにより直接的に計測するのが困難なツール、例えばアーク溶接トーチ先端から突出する溶接ワイヤであっても、本発明を適用することができる。
2番目の発明によれば、ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測装置において、前記ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラと、前記ロボットの作業空間内に設置された計測用ターゲットとを具備し、該計測用ターゲットは、該計測用ターゲットに対して位置が既知であるタッチアップ用ポイントを含んでおり、さらに、前記座標系におけるタッチアップ用ポイントの位置を予め格納する格納部と、前記ロボットと前記カメラとによって前記ターゲットの位置と姿勢とを計測する計測部と、該計測部により計測された前記ターゲットの位置と姿勢とを記憶する計測結果記憶部と、前記ロボットを移動させることにより、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに位置合わせさせたときの前記ロボットの位置を記憶する位置合わせ結果記憶部と、前記計測結果記憶部に記憶された前記ターゲットの位置と姿勢と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置と、前記格納部に格納されている前記座標系における前記タッチアップ用ポイントの位置とを用いて、前記ロボットのツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算するツール先端点位置計算部と、を備えた計測装置が提供される。
すなわち2番目の発明においては、ツール先端点がターゲットに直接的にタッチアップできない場合であっても、1番目の発明と同様な効果を得ることができる。
3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記ターゲットは寸法および相対位置が既知である、行列をなして配置された計測用図形を有するものである。
すなわち位置および姿勢を計測可能なターゲットである。
4番目の発明によれば、2番目の発明において、前記ターゲットは寸法および相対位置が既知である、同じ直線上にない三つの計測用図形を有するものを備えた。
すなわち4番目の発明においては、三つの計測用図形のそれぞれを個別に計測するので、三つの計測用図形のうちの二つの間の距離を十分に長くできる。このため、より高精度で姿勢を計測することができる。計測用図形は例えば円形凹部または穴であり、ロボットシステム内の治具に計測用図形を形成してもよい。或る実施形態では、円形凹部は三角形の各頂点に位置している。
5番目の発明によれば、ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測方法において、前記ロボットと該ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラとによって、前記ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイントの位置を計測し、計測された前記タッチアップ用ポイントの位置を計測結果記憶部に記憶し、前記ロボットを移動させた後で、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに位置合わせし、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに合わせたときの前記ロボットの位置を位置合わせ結果記憶部に記憶し、前記計測結果記憶部に記憶された前記タッチアップ用ポイントの位置と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置とを用いて、前記ロボットの前記ツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を求めるツール先端点位置計算部と、を備えたことを特徴とする計測方法が提供される。
すなわち5番目の発明においては、非接触式の計測部、例えばカメラによって、ロボットのツール先端点の位置が自動的に計測され、またタッチアップ作業は一回のみで足りる。これにより、作業者の負担を減らしつつ、作業者の熟練度に依存することなしに、高精度の計測結果を安定して得ることができる。5番目の発明においては、計測部、例えばカメラはタッチアップ用ポイントを直接的に計測している。さらに、作業者によるタッチアップ作業を通じてツール先端点の位置を間接的に求めているので、カメラにより直接的に計測するのが困難なツール、例えばアーク溶接トーチ先端から突出する溶接ワイヤであっても、本発明を適用することができる。
6番目の発明によれば、ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測方法において、前記ロボットの作業空間内に設置された計測用ターゲットに対して固定された座標系における位置が既知であるタッチアップ用ポイントの位置を格納部に格納し、前記ロボットのアーム先端部に取付けられた前記ロボットと前記カメラとによって前記ターゲットに対して固定されている座標系の位置と姿勢とを計測し、計測された前記ターゲットの位置と姿勢とを計測結果記憶部に記憶し、前記ロボットを移動させた後で、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイント位置に合わせし、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに合わせたときの前記ロボットの位置を位置合わせ結果記憶部に記憶し、前記計測結果記憶部に記憶された前記ターゲットの位置と姿勢と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置と、前記格納部に格納された前記座標系における前記タッチアップ用ポイントの位置とを用いて、前記ロボットのツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算する、を備えた計測方法が提供される。
すなわち6番目の発明においては、ツール先端点がターゲットに直接的にタッチアップできない場合であっても、5番目の発明と同様な効果を得ることができる。
本発明の第一の実施形態における計測装置の全体構成を示す図である。 本発明において用いられるロボット制御装置のブロック図である。 本発明において用いられる画像処理装置のブロック図である。 本発明において実施される処理の概略を示すフローチャートである。 ツール先端点を図1の状態からターゲットのタッチアップ用ポイントに合わせた状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態における計測装置の全体構成を示す図である。 ツール先端点を図6の状態からターゲットのタッチアップ用ポイントに合わせた状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態において使用される別形式のターゲットの拡大図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明の第一の実施形態における計測装置の全体構成を示す図である。図1に示されるように、ロボット1は、公知の典型的なロボット、例えば六軸多関節ロボットである。ロボット1は、アーム部1aおよびベース部1bを有しており、また、ロボット1を制御するロボット制御装置5に接続されている。
アーム部1aの先端部すなわちツール取付面32には、ツール30が取付けられている。図1に示されるツール30は鈍角をなすように湾曲している。そして、カメラ4がツール30の先端近傍に隣接して取付けられている。図から分かるように、第一の実施形態においては、カメラ4の視線40は、ツールの先端部分に対して平行に延びている。
図1に示されるように、ロボット1には、ベース部1bに固定されたロボット座標系Σbと、ツール取付面32に固定されたメカニカルインターフェイス座標系Σfとが設定される。ロボット制御装置5は、随時、メカニカルインターフェイス座標系Σfの原点の位置および姿勢(現在位置)を知ることができる。また、周知の手動操作キーを備えた教示操作盤18がロボット制御装置5に接続され、作業者はその手動操作キーを操作することにより、ロボット1を操作することができる。
カメラ4は例えばCCDカメラであり、二次元画像を受光面(CCDアレイ面上)で検出する機能を持つ周知の受光デバイスである。カメラ4は、LCD、CRT等からなるモニタ3を備えた画像処理装置2に接続されている。第一の実施形態においては、カメラ4は、ロボット座標系Σbで表される空間内に固定されたターゲット6上のマーク7を撮像する。ここで、ターゲット6は、例えばその端面に+字形の溝が形成された金属柱である。ただし、中心位置を確認できる他の形状のターゲット6を採用するようにしてもよい。
図2は本発明において用いられるロボット制御装置のブロック図である。図2に示されるように、ロボット制御装置5は、メインCPU(以下、単にCPUと称する)11を含んでいる。メインCPU11は、ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイントの位置をロボット1とカメラ4とによって計測する計測部11aおよびロボット4のツール取付面32に対するツール先端点31の位置を計算するツール先端点位置計算部11bとしての役目を果たす。
そして、メインCPU11から延びるバス17に、RAM、ROM、不揮発性メモリ等からなるメモリ12、教示操作盤用インターフェイス13、外部装置用の入出力インターフェイス16、サーボ制御部15および通信インターフェイス14が並列に接続されている。
教示操作盤用インターフェイス13には、教示操作盤18が接続されている。作業者は、教示操作盤18を操作して、ロボットの動作プログラムの作成、修正、登録、あるいは各種パラメータの設定の他、教示された動作プログラムの再生運転、ジョグ送り等を実行する。
ロボットおよびロボット制御装置の基本機能を支えるシステムプログラムは、メモリ12のROMに格納されている。また、アプリケーションに応じて教示されるロボットの動作プログラムおよび関連する設定データは、メモリ12の不揮発性メモリに格納されている。また、後述する諸処理(機構パラメータを求めることに関連したロボット移動、画像処理装置との通信処理、等々)のためのプログラム、パラメータ等のデータもメモリ12の不揮発性メモリに格納される。メモリ12のRAMは、CPU11が行なう各種演算処理におけるデータの一時記憶の記憶領域に使用される。
さらに、図から分かるように、メモリ12は、計測部11aにより計測されたタッチアップ用ポイントの位置を記憶する計測結果記憶部12aと、ツール先端点31がタッチアップ用ポイントに合うように位置合わせされたときのロボット1の位置を記憶する位置合わせ結果記憶部12bと、計測用ターゲット600に対して固定された座標系におけるタッチアップ用ポイントの位置を予め格納する格納部12cとを含んでいる。
サーボ制御部15はサーボ制御器#1〜#n(nはロボットの総軸数であり、ここではn=6とする)を備え、ロボット制御のための演算処理(軌道計画作成とそれに基づく補間、逆変換など)によって作成された移動指令を受け、各軸に付属したパルスコーダ(図示省略)から受け取るフィードバック信号と併せてサーボアンプA1〜Anにトルク指令を出力する。各サーボアンプA1〜Anは、各トルク指令に基づいて各軸のサーボモータに電流を供給してそれらを駆動する。通信インターフェイス14は、画像処理装置2(図1参照)に接続されている。この通信インターフェイス14を介して、後述する計測に関連する指令、計測結果データ等の授受がロボット制御装置5と画像処理装置2との間で行なわれる。
図3は本発明において用いられる画像処理装置のブロック図である。図3に示されるように、画像処理装置2はマイクロプロセッサからなるCPU20を有している。そして、CPU20には、バスライン39を介してROM21、画像処理プロセッサ22、カメラインターフェイス23、モニタインターフェイス24、入出力機器(I/O)25、フレームメモリ(画像メモリ)26、不揮発性メモリ27、RAM28および通信インターフェイス29が各々接続されている。
カメラインターフェイス23には、撮像手段であるカメラ4(ここではCCDカメラ)が接続される。撮影指令がカメラインターフェイス23を介して送られると、カメラ4は、カメラに設定された電子シャッタ機能により撮影を実行する。そして、映像信号がグレイスケール信号の形でカメラインターフェイス23を介してフレームメモリ26に格納される。
モニタインターフェイス24にはモニタ3(図1参照)としてCRT、LCD等のディスプレイが接続されている、カメラが撮影中の画像、フレームメモリ26に格納された過去の画像、画像処理プロセッサ22による処理を受けた画像等が必要に応じて表示される。
図1に示されるカメラ4はロボット座標系Σbで表される空間内に固定されたターゲット6上のマーク7を撮像する。フレームメモリ26に格納されたマーク7の映像信号は、画像処理プロセッサ22を利用して解析され、その二次元位置および寸法等が求められる。なお、そのためのプログラム、パラメータ等は不揮発性メモリ27に格納されている。また、RAM28はCPU20が実行する各種処理に必要なデータの一時記憶に利用される。通信インターフェイス29は、前述したロボット制御装置側の通信インターフェイス14を介してロボット制御装置に接続される。
また図1に示されるカメラ4の視線40は、カメラ4の代表点(例えばカメラレンズの中心)からターゲット6に向かう直線である。視線40に関連して、図1に示される座標系Σvは、カメラ4の代表点(例えばカメラレンズの中心)からターゲット6に向かう視線40を表わす座標系であり、その原点は視線40上に位置し、1つの座標軸(例えばZ軸)が視線40に一致しているものとする。
なお、メカニカルインターフェイス座標系Σfは、前述したようにツール取付面32の位置および姿勢を代表する座標系であると共に、「ロボット1の位置および姿勢を代表する座標系」でもある。すなわち、特に断わりのない限り、「ロボット位置」とは「ロボット座標系Σb上での、メカニカルインターフェイス座標系Σfの原点の位置」であり、姿勢を含めて考えるときには、「ロボット座標系Σb上での、メカニカルインターフェイス座標系Σfの原点の位置および姿勢」を指すものとする。
図4は本発明において実施される処理の概略を示すフローチャートである。以下、図4を参照しつつ、本発明の計測装置におけるキャリブレーションの手順を説明する。なお、図1に示される構成においては、タッチアップ用ポイント(TUP)はターゲット6上の座標系Σmの原点に在るものとする。
ステップT1
本発明においては、計測部11aは、カメラ4を使用して、ターゲット6に固定された座標系Σmの原点位置(Xm、Ym、Zm)、つまりタッチアップ用ポイントの位置を計測する。この計測方法としては、本願出願人と同一出願人により出願された特許第4021413号に記載される公知の計測方法を採用してもよい。この計測方法においては、カメラをロボットアーム先端に取付け、カメラを校正せずにカメラの取付け位置および視線方向を求める。次いで、ロボットの作業空間に配置されるワーク上の参照点位置をステレオ計測によって計測している。なお、他の手法により、ターゲット6に固定された座標系Σmの原点位置(Xm、Ym、Zm)を計測してもよい。
ステップT2
ステップT2においては、ステップT1で求めたターゲット6の原点位置(Xm、Ym、Zm)をタッチアップ用ポイントの位置として計測結果記憶部12aに記憶する。
ステップT3
次いで、作業者が目視によって、ツール先端点31をタッチアップ用ポイントであるターゲット6の原点に位置合わせする(図5を参照されたい)。なお、ロボット1が自動的に動作して、ツール先端点31をターゲット6の原点に位置合わせするようにしてもよい。
ステップT4
ステップT4においては、ステップT3で位置合わせしたロボットの位置を位置合わせ結果記憶部12bに記憶する。
ステップT5
ステップT5においては、ツール先端点位置計算部11bは、計測結果記憶部12aおよび位置合わせ結果記憶部12bにそれぞれ記憶されたタッチアップ用ポイントの位置およびロボットの位置に基づいて、以下のアルゴリズムでツール先端点31の位置を計算する。
ステップT2において記憶したタッチアップ用ポイントの位置は(Xm、Ym、Zm)である。タッチアップ用ポイントの姿勢は不定であり、ここでは姿勢(0、0、0)であると設定する。タッチアップ用ポイントの位置姿勢(Xm、Ym、Zm、0、0、0)に対応する4×4の同次変換行列[M]は式1で表される。
Figure 2011031346
次いで、ステップT4において位置合わせ結果記憶部12bに記憶されたロボット位置から、メカニカルインターフェイス座標系Σfの位置姿勢を次の式2のように4×4の同次変換行列[F]として表現する。
Figure 2011031346
ここで[R]は座標系Σfの姿勢角に対応する3×3の回転行列である。
次いで、メカニカルインターフェイス座標系Σfにおけるツール先端点を原点とする座標系Σtの位置姿勢に対応する4×4の同次変換行列を[T]とする(式4を参照されたい)。この場合には、[M]=[F][T]であるので、以下の式3から[T]を算出できる。
[T]=[F]-1[M] 式3
Figure 2011031346
ここで、式4における[R]は座標系Σtの姿勢角に対応する3×3の回転行列である。また、式4の行列Tの成分の内の(Xt、Yt、Zt)は、メカニカルインターフェイス座標系Σfにおけるツール先端点の位置を表す。
このようにして、本発明においては、非接触式の計測部、例えばカメラ4によってツール先端点31の位置を自動的に計測することができる。また、本発明においては、計測時におけるタッチアップ作業(位置合わせ作業)は一回のみで足りる。従って、作業者の負担を減らしつつ、作業者の熟練度に依存することなしにおよびツール先端点31に代替する専用治具を使用することなしに、高精度の計測結果を安定して短時間で得られるのが分かるであろう。
また、本発明では、作業者により行われうる位置合わせ作業を通じてツール先端点31の位置を間接的に求めている。このため、ツール30が、カメラにより直接的に計測するのが困難なツール、例えばアーク溶接トーチ先端から突出する溶接ワイヤ等であっても本発明を適用できる。
ところで、図6は本発明の第二の実施形態における計測装置の全体構成を示す図である。図6に示されるツールはC字形状であり、そのツール先端点31はC字形状部分の先端側の内面に位置している。つまり、ツール先端点31の突出方向がカメラ4の計測方向と反対になっている。
ツールがこのような形状であるので、第二の実施形態においては、ツール先端点31がターゲット6に直接的にタッチアップできない。このような場合には、タッチアップ用ポイントを座標系Σmの原点に設置せずに、座標系Σmにおける位置が既知である場所にタッチアップ用ポイントを設置すればよい。図6には、プレート状のターゲット600が使用されており、タッチアップ用ポイント81は計測用ターゲット600の底面の隅部に設けられている。従って、後述する手順により、第二の実施形態においてもツール先端点31の位置を計算することができる。
図6に示されるターゲット600の上面には、行列をなして配置された複数の円形図形が形成されている。つまり、ターゲット600はドットパターンを含んでいる。これら円形図形は、印刷、着色、凹部または穴として形成される。これら円形図形の寸法および位置関係は格納部12cに格納されている。また、図6から分かるように、これら円形図形のそれぞれはカメラ4の撮像視時に比較して十分に小さい。さらに、図6においては、複数の円形図形のうちのL字形状をなす四つの円形図形のみが大径に形成されている。
このようなターゲット600を使用した場合には、カメラ4が二次元のカメラであってもカメラと図形(円形)との相対位置および姿勢を計測することができる。このような計測は一般にカメラのキャリブレーション(カメラ校正)と呼ばれる処理でよく使用されている。その具体例として「Roger Y. Tsai, "An efficient and accurate camera calibration technique for 3d machine vision ", Proc. Computer Vision and Pattern Recognition '86, pp.364-374,1986」の文献が挙げられる。原理的には最低3個、但しカメラレンズの誤差を考慮する場合には最低7個の計測用図形が必要である。
このように円形図形の群(ドットパターン)を有するターゲット600を使用すれば、カメラの校正と座標系Σmの計測を同時に行なうことができる。具体的には、特許第3394322号に記載された公知の計測方法を採用すればよい。
第二の実施形態においては、タッチアップ用ポイントに固定されている座標系をΣpとすると、ロボット座標系Σbにおいてこの座標Σpの位置姿勢を表現した同次変換行列[P]は次の式5によって計算できる。
[P]=[M][S] 式5
ここで、[S]は座標系Σmにおける座標系Σpの位置姿勢に対応する4×4の同次変換行列である。
図7はツール先端点31を図6の状態からターゲット600のタッチアップ用ポイント81に合わせた状態を示す図である。図7に示されるように、二つの座標系ΣmとΣpの相対位置姿勢が既知で、かつ複数の円形図形の群を有するターゲット600を使用すれば、ステップT1で先ず座標系ΣbにおけるΣmの位置姿勢が取得される。即ち[M]を求めることができる。ターゲット600の製作時に、設計上予め[S]を既知としておけば、[P]は式5および式6に基づいて以下のように容易に算出できる。
Figure 2011031346
図7に示すタッチアップにより、[P]=[F][T]であるので、[T]=[F]-1[P]である。これにより、[T]を求める。このように、第二の実施形態においては、ツール先端点31がターゲット600に直接的にタッチアップできない場合であっても、ツール先端点31の位置を求めることができ、第一の実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、ターゲット600の代わりに、図8に示される三つの計測用図形61、62、63を有するターゲット800を使用する方法がある。計測用図形61、62、63それぞれを個別に計測する場合には、カメラ4のレンズの特定領域のみしか使用されないので、カメラ4のキャリブレーションを行う必要がない。具体的には、特許3733364号また特許4021413号に記載された公知の計測方法を採用すればよい。さらに、この場合には、三つの計測用図形のうちの二つの間の距離を十分に長くできるので、より高精度で姿勢を計測することが可能である。
ターゲットの向きを計算するためには、最低三つの計測図形の位置が必要となるが、この三つの計測図形が直角三角形の各頂点であることが必要条件ではない。この三つの計測図形が一直線上になければよい。さらに三つ以上の計測図形を有してもかまわなく、平均化によって計測誤差を低減する効果も得られる。
ターゲット600とターゲット800のいずれの方式を採用した場合においても、ターゲットに固定された座標系の向きについて、これら円形図形を用いて精度よく計測することが可能となる。
また、図示しない実施形態においては、これら円形図形61、62、63をロボットシステム内の場所が既知である治具に直接形成するようにしてもよい。この場合には、ターゲット600自体を排除することもできる。
上記の説明においては、カメラ4が二次元カメラであるとしているが、ステレオカメラをカメラ4として採用してもよい。あるいは、二次元カメラとレーザ投光装置との組合せからなる三次元計測が可能な計測装置をカメラ4の代わりに使用してもよい。このような場合にも、ツール先端点の位置設定を同様に計測できるのが分かるであろう。
1 ロボット
2 画像処理装置
3 モニタ
4 カメラ
5 ロボット制御装置
6、600 ターゲット
7 マーク
7a マーク画像
11 メインCPU
11a 計測部
11b ツール先端点位置計測部
12 メモリ
12a 計測結果記憶部
12b 位置合わせ結果記憶部
12c 格納部
13 教示操作盤用インターフェイス
14 通信インターフェイス(ロボット制御装置側)
15 サーボ制御部
16 外部装置用インターフェイス
17 バス
18 教示操作盤
20 CPU
21 ROM
22 画像処理プロセッサ
23 カメラインターフェイス
24 モニタインターフェイス
25 入力機器
26 フレームメモリ
27 不揮発性メモリ
28 RAM
29 通信インターフェイス(画像処理装置側)
30 ツール
31 ツール先端点
32 ツール取付面
40 視線
61、62、63 円形凹部
81 タッチアップ用ポイント

Claims (6)

  1. ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測装置において、
    前記ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラと、
    前記ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイントと、
    前記ロボットと前記カメラとによって前記タッチアップ用ポイントの位置を計測する計測部と、
    該計測部により計測された前記タッチアップ用ポイントの位置を記憶する計測結果記憶部と、
    前記ロボットを移動させることにより、前記ツール先端点が前記タッチアップ用ポイントに位置合わせされたときの前記ロボットの位置を記憶する位置合わせ結果記憶部と、
    前記計測結果記憶部に記憶された前記タッチアップ用ポイントの位置と前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置とを用いて、前記ロボットの前記ツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算するツール先端点位置計算部と、を備えた計測装置。
  2. ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測装置において、
    前記ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラと、
    前記ロボットの作業空間内に設置された計測用ターゲットとを具備し、該計測用ターゲットは、該計測用ターゲットに対して位置が既知であるタッチアップ用ポイントを含んでおり、
    さらに、
    前記計測用ターゲットに対する前記タッチアップ用ポイントの位置を予め格納する格納部と、
    前記ロボットと前記カメラとによって前記ターゲットの位置と姿勢とを計測する計測部と、
    該計測部により計測された前記ターゲットの位置と姿勢とを記憶する計測結果記憶部と、
    前記ロボットを移動させることにより、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに位置合わせさせたときの前記ロボットの位置を記憶する位置合わせ結果記憶部と、
    前記計測結果記憶部に記憶された前記ターゲットの位置と姿勢と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置と、前記格納部に格納されている前記タッチアップ用ポイントの位置とを用いて、前記ロボットのツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算するツール先端点位置計算部と、を備えた計測装置。
  3. 前記ターゲットは寸法および相対位置が既知である、行列をなして配置された計測用図形を有するものである請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記ターゲットは、相対位置が既知である、同じ直線上にない三つの計測用図形を有するものである請求項2に記載された計測装置。
  5. ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測方法において、
    前記ロボットと該ロボットのアーム先端部に取付けられたカメラとによって、前記ロボットの作業空間内に設置されたタッチアップ用ポイントの位置を計測し、
    計測された前記タッチアップ用ポイントの位置を計測結果記憶部に記憶し、
    前記ロボットを移動させた後で、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに位置合わせし、
    前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに合わせたときの前記ロボットの位置を位置合わせ結果記憶部に記憶し、
    前記計測結果記憶部に記憶された前記タッチアップ用ポイントの位置と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置とを用いて、前記ロボットの前記ツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を求めるツール先端点位置計算部と、を備えたことを特徴とする計測方法。
  6. ロボットのアーム先端部のツール取付面に取付けられているツールの、前記ツール取付面に対するツール先端点の位置を求める計測方法において、
    前記ロボットの作業空間内に設置された計測用ターゲットに対して固定された座標系における位置が既知であるタッチアップ用ポイントの位置を格納部に格納し、
    前記ロボットのアーム先端部に取付けられた前記ロボットと前記カメラとによって前記ターゲットに対して固定されている座標系の位置と姿勢とを計測し、
    計測された前記ターゲットの位置と姿勢とを計測結果記憶部に記憶し、
    前記ロボットを移動させた後で、前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイント位置に合わせし、
    前記ツール先端点を前記タッチアップ用ポイントに合わせたときの前記ロボットの位置を位置合わせ結果記憶部に記憶し、
    前記計測結果記憶部に記憶された前記ターゲットの位置と姿勢と、前記位置合わせ結果記憶部に記憶された前記ロボットの位置と、前記格納部に格納された前記座標系における前記タッチアップ用ポイントの位置とを用いて、前記ロボットのツール取付面に対する前記ツール先端点の位置を計算する、計測方法。
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