JP2011028014A - 光デバイスおよび光送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変調精度を向上させること。
【解決手段】光デバイスは、基板と、マッハツェンダ光変調器と、間仕切り電極と、を備えている。基板は、電気光学効果を有する。マッハツェンダ光変調器は、電気力線が生じるバイアス電極を有する。間仕切り電極は、バイアス電極から生じる電気力線が、マッハツェンダ光変調器のうちの他方の光変調器の光導波路に与える影響を緩和する。これにより、各マッハツェンダ光変調器の各バイアス電極からの電気力線が他方の光変調器に与える影響が低減され、変調精度が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信における光デバイスおよび光送信機に関する。
LiNbO3(LN)やLiTaO2基板などの電気光学結晶を用いた光導波路デバイスを形成するためには、結晶基板上の一部にTiなどの金属膜を形成して熱拡散させる、あるいはパターニング後に安息香酸中でプロトン交換するなどして光導波路を形成する。その後に、光導波路近傍に電極を設けることで光導波路デバイスが形成される。
たとえば、光電光学効果を有する基板上に、入射導波路、並行導波路、出射導波路を設け、並行導波路上にRF(Radio Frequency:高周波)電極および接地電極を設けてコプレーナ電極を形成したマッハツェンダ光変調器が用いられている(たとえば、下記特許文献1参照。)。マッハツェンダ光変調器の動作点電圧(光出力がオフとなる電圧)は、環境温度などにより変化する。
このため、マッハツェンダ光変調器には、高速信号を印加するためのRF電極の他にバイアス電極が設けられる。そして、動作点電圧を一定に保つように、バイアス電極に低周波のバイアス電圧を印加しながら出力光をモニタし、出力光の強度に応じてバイアス電圧を制御する。また、近年の光変調方式の多様化(多値変調や偏波多重など)により、複数の光変調器を用いるケースが多くなっている。複数の光変調器を用いる場合は、光デバイスのサイズを小さくするために、複数の光変調器を同一基板上に集積することがある。
特開2005−265959号公報
しかしながら、上述した従来技術では、複数の光変調器を同一基板上に設けると、光変調器のバイアス電極が他方の光変調器に近接するため、光変調器のバイアス電極からの電気力線が他方の光変調器の光導波路に影響を与える。このため、他方の光変調器の変調が不安定となるという問題がある。たとえば、複数の光変調器の各バイアス電極が互いに近接すると、バイアス電極間で干渉が発生し、光変調器の動作点電圧が不安定となる。
また、バイアス電極間の干渉が小さい周波数や電圧を用いる場合は、光変調器の設計自由度が低下するという問題がある。また、バイアス電極間の干渉が小さくなるようにバイアス電極間の距離を大きくすると基板の幅が大きくなる。このため、光デバイスが大型化するとともに、1枚のウエハから作成できるチップ数が減少し、製造コストが増加するという問題がある。また、基板の裏面に溝を設ける方法や、複数の光変調器の間に溝を掘る方法などを用いると、製造工程の増加や基板の構造的な強度の低下などの問題がある。
開示の光デバイスおよび光送信機は、上述した問題点を解消するものであり、変調精度を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示技術は、電気光学効果を有する基板と、前記基板に設けられ、電気力線が生じるバイアス電極を有する複数の光変調器と、前記バイアス電極から生じる電気力線が、前記複数の光変調器のうちの他方の光変調器の光導波路に与える影響を緩和する間仕切り導体と、を備えることを要件とする。
開示の光デバイスおよび光送信機によれば、変調精度を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 バイアス電極と間仕切り電極の距離に対する各特性の関係を示すグラフである。 実施の形態2にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。 実施の形態2にかかる光デバイスの変形例1を示す平面図である。 実施の形態2にかかる光デバイスの変形例2を示す平面図である。 実施の形態2にかかる光デバイスの変形例3を示す平面図である。 実施の形態3にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。 図8のB−B線断面図である。 実施の形態4にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。 実施の形態4にかかる光デバイスの変形例1を示す平面図である。 実施の形態4にかかる光デバイスの変形例2を示す平面図である。 光変調器に適用した光デバイスの構成例を示す平面図である。 光変調器に適用した光デバイスの他の構成例を示す平面図である。 光デバイスを備える光送信機の構成例を示す平面図である。 図1に示した光デバイスの変形例を示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、開示の光デバイスおよび光送信機の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる光デバイス100は、基板101と、マッハツェンダ光変調器110,120と、間仕切り電極170と、を備えている。マッハツェンダ光変調器110,120のそれぞれは、基板101に並列で設けられ、信号が印加される信号電極およびバイアス電圧が印加されるバイアス電極をそれぞれの光導波路の付近に有する。
基板101は、電気光学効果を有するLiNbO3やLiTaO2などの強誘電体材料である。基板101には、点線で示すように、分岐光導波路102およびマッハツェンダ光変調器110,120の各光導波路が形成されている。分岐光導波路102は、入射された光を分岐し、分岐した各光をマッハツェンダ光変調器110およびマッハツェンダ光変調器120のそれぞれへ出射する。
マッハツェンダ光変調器110は、入射導波路111、並行導波路112,113および出射導波路114を有する。分岐光導波路102から出射された光は、入射導波路111へ入射し、分岐されて並行導波路112,113のそれぞれへ出射される。並行導波路112,113を通過したそれぞれの光は合波されて出射導波路114から出射される。
マッハツェンダ光変調器120は、入射導波路121、並行導波路122,123および出射導波路124を有する。分岐光導波路102から出射された光は、入射導波路121へ入射し、分岐されて並行導波路122,123のそれぞれへ出射される。並行導波路122,123を通過したそれぞれの光は合波されて出射導波路124から出射される。
信号電極141は、並行導波路112の一部(図の右側部分)に沿って基板101上に形成されている。信号電極142は、並行導波路122の一部(図の右側部分)に沿って基板101上に形成されている。また、信号電極141および信号電極142の各両端部は基板101の端部まで導出されている。たとえば、信号電極141の一端と信号電極142の一端は基板101の端部101a(一端部)まで導出されている。
接地電極151および接地電極152は、信号電極141との間に間隔(ギャップ)を有するように、信号電極141を挟んで基板101上に形成されている。接地電極151および接地電極152は、信号電極141に対して十分に大きい幅を有している。接地電極151および接地電極152は信号電極141との間で同軸構造をなし、信号電極141、接地電極151および接地電極152はコプレーナ電極を形成している。
接地電極153および接地電極152は、信号電極142との間に間隔(ギャップ)を有するように、信号電極142を挟んで基板101上に形成されている。接地電極153および接地電極152は、信号電極142に対して十分に大きい幅を有している。接地電極153および接地電極152は信号電極142との間で同軸構造をなし、信号電極142、接地電極153および接地電極152はコプレーナ電極を形成している。
基板101にZカット基板を用いる場合は、Z方向の電界による屈折率変化を利用するために、並行導波路112,113の真上にそれぞれ信号電極141および接地電極152を配置するとよい。また、基板101にZカット基板を用いる場合は、Z方向の電界による屈折率変化を利用するために、並行導波路122,123の真上にそれぞれ信号電極142および接地電極153を配置するとよい。
信号電極141にRF信号を印加することで、マッハツェンダ光変調器110の並行導波路112を通過する光の位相を変化させ、マッハツェンダ光変調器110から出射される光を変調することができる。また、信号電極142にRF信号を印加することで、マッハツェンダ光変調器120の並行導波路122を通過する光の位相を変化させ、マッハツェンダ光変調器120から出射される光を変調することができる。
バイアス電極161〜164は、基板101上において、信号電極141,142および接地電極151〜153とは異なる位置に形成されている。バイアス電極161は、プッシュ(Push)用のバイアス電極であり、並行導波路112の一部(図の左側部分)に沿って形成されている。バイアス電極162は、プル(Pull)用のバイアス電極であり、並行導波路113の一部(図の左側部分)に沿って形成されている。バイアス電極161とバイアス電極162には、互いに正負対象なDC(Direct Current)バイアス電圧が印加される。
バイアス電極163は、プッシュ用のバイアス電極であり、並行導波路122の一部(図の左側部分)に沿って形成されている。バイアス電極164は、プル用のバイアス電極であり、並行導波路123の一部(図の左側部分)に沿って形成されている。バイアス電極163とバイアス電極164には、互いに正負対象なDCバイアス電圧が印加される。
間仕切り電極170は、マッハツェンダ光変調器110,120の各バイアス電極から生じる電気力線が、他方のマッハツェンダ光変調器の光導波路に与える影響を緩和する。具体的には、間仕切り電極170は、基板101上において、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極(バイアス電極161,162)と、マッハツェンダ光変調器120のバイアス電極(バイアス電極163,164)と、の間に形成されている。
また、間仕切り電極170は、バイアス電極162やバイアス電極163との間でショートしないように、バイアス電極162やバイアス電極163との間に間隔を有するように設けられる。間仕切り電極170によって、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極とマッハツェンダ光変調器120のバイアス電極とが仕切られる。
したがって、バイアス電極161,162からバイアス電極163,164側へ向かう電気力線が間仕切り電極170により吸収される。これにより、バイアス電極161,162の影響による並行導波路122,123の電界の変化を低減することができる。また、バイアス電極163,164からバイアス電極161,162側へ向かう電気力線が間仕切り電極170により吸収される。これにより、バイアス電極163,164の影響による並行導波路112,113の電界の変化を低減することができる。
なお、基板101の一面には、光を透過する層によって形成されたバッファ層が形成されていてもよい。バッファ層は、基板101と、信号電極141,142、接地電極151〜153、バイアス電極161〜164および間仕切り電極170と、の間に介在する。これにより、基板101に形成された並行導波路112,113および並行導波路122,123を通過する光を各電極が吸収して光損失が発生することを防止することができる。バッファ層には、たとえば厚さが0.21[μm]のSiO2を用いる。
また、分岐光導波路102から入射された光を分岐して、分岐光をそれぞれマッハツェンダ光変調器110,120へ入射する構成について説明した。これに対して、分岐光導波路102を省き、マッハツェンダ光変調器110,120のそれぞれへ外部から直接光を入射する構成としてもよい。
図2は、図1のA−A線断面図である。バイアス電極161,162のそれぞれに正負対象なDCバイアス電圧を印加すると、バイアス電極161からバイアス電極162へ向かって電気力線211が生じる。電気力線211が並行導波路112,113に電界を発生させ、並行導波路112,113の屈折率を変化させる。これにより、並行導波路112,113を伝播する光の位相が変化する。
同様に、バイアス電極163,164のそれぞれに正負対象なDCバイアス電圧を印加すると、バイアス電極163からバイアス電極164へ向かって電気力線221が生じる。電気力線221が並行導波路122,123に電界を発生させ、並行導波路122,123の屈折率を変化させる。これにより、並行導波路122,123を伝播する光の位相が変化する。
また、バイアス電極161から発生し、バイアス電極162を超えて並行導波路122,123の方へ向かう電気力線212は、間仕切り電極170によって吸収される。これにより、電気力線212による並行導波路122,123への影響を低減することができる。また、バイアス電極163から発生し、並行導波路112,113の方へ向かう電気力線222は、間仕切り電極170によって吸収される。これにより、電気力線222による並行導波路112,113への影響を低減することができる。
図3は、バイアス電極と間仕切り電極の距離に対する各特性の関係を示すグラフである。図3において、横軸は、バイアス電極(たとえばバイアス電極162やバイアス電極163)から間仕切り電極170までの距離[μm]を示している。左側の縦軸は、動作点電圧を制御するためのバイアス電極の駆動電圧[V]を示している。右側の縦軸はバイアス電極間の干渉の大きさ[%]を示している。
関係310は、バイアス電極から間仕切り電極170までの距離(横軸)と、バイアス電極の駆動電圧(左側の縦軸)と、の関係を示している。関係320は、バイアス電極から間仕切り電極170までの距離(横軸)と、バイアス電極間の干渉の大きさ(右側の縦軸)と、の関係を示している。
関係310に示すように、間仕切り電極170をバイアス電極に近づけるほど、動作点電圧を制御するためのバイアス電極の駆動電圧が増加する。これは、間仕切り電極170をバイアス電極に近づけるほど、間仕切り電極170による電気力線の吸収率が大きくなり、バイアス電極による各導波路への電界印加効率が低下するためである。
一方、関係320に示すように、間仕切り電極170をバイアス電極から遠ざけるほどバイアス電極間の干渉が大きくなる。これは、間仕切り電極170をバイアス電極から遠ざけるほど、間仕切り電極170による電気力線の吸収率が小さくなり、各バイアス電極の電気力線が他方のマッハツェンダ光変調器のバイアス電極側へ印加されるためである。
このように、バイアス電極と間仕切り電極170の距離を小さくすると駆動電圧が増加し、バイアス電極と間仕切り電極170の距離を大きくするとバイアス電極間の干渉が増加するトレードオフの関係となる。光デバイス100においては、たとえば、駆動電圧が高くならず、かつ干渉を低減できる範囲330において、バイアス電極から間仕切り電極170までの距離を設定する。
このように、実施の形態1にかかる光デバイス100には、マッハツェンダ光変調器110,120の各バイアス電極の間に間仕切り電極170が設けられている。これにより、マッハツェンダ光変調器110,120の各バイアス電極からの電気力線が他方の光変調器に与える影響を低減することができる。このため、マッハツェンダ光変調器110,120における変調精度を向上させることができる。また、バイアス電極161,162とバイアス電極163,164との間の干渉を低減することができるため、マッハツェンダ光変調器110,120において動作点電圧を精度よく制御することができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。図4において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図4に示すように、実施の形態2にかかる光デバイス100の間仕切り電極170は、ワイヤ401を用いたワイヤボンディングによって接地電極153に対して接続されている。
これにより、接地電極153を接地すれば同時に間仕切り電極170を接地することができる。このため、間仕切り電極170を直接接地する工程を省くことが可能になるため、実装コストを低減することができる。また、接地電極153を接地することで、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極161,162と、マッハツェンダ光変調器120のバイアス電極163,164と、の間の干渉を効率よく低減することができる。
図5は、実施の形態2にかかる光デバイスの変形例1を示す平面図である。図5において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図5に示すように、光デバイス100の変形例1においては、間仕切り電極170が、基板101に設けられた電極パターンによって接地電極153に対して接続されている。これにより、ボンディングを行わなくても間仕切り電極170を接地することができるため、実装コストを低減することができる。
また、バイアス電極161,162のそれぞれは、両端部のうちの接地電極153に遠い端部が端部101aへ導出される。これにより、バイアス電極161〜164をともに端部101aへ導出し、バイアス電極161〜164の配線を容易にすることができる。また、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極161,162のそれぞれの両端部のうちの接地電極153に近い端部が端部101aへ導出される場合(たとえば図1参照)と比べて、間仕切り電極170を接地電極153に容易に接続することができる。
このように、マッハツェンダ光変調器110,120のうちの基板101の端部101aから遠いマッハツェンダ光変調器110のバイアス電極161,162のそれぞれにおいて、両端部のうちの接地電極153に遠い端部を端部101aへ導出する。これにより、バイアス電極161〜164の配線を容易にするとともに、間仕切り電極170を接地電極153に容易に接続することができる。
図6は、実施の形態2にかかる光デバイスの変形例2を示す平面図である。図6において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、図6においては、光デバイス100のバイアス電極161〜164の付近を拡大して示しており、光デバイス100の構成のうちの図6に図示していない部分については図1に示した構成と同様である。
図6に示すように、基板101におけるマッハツェンダ光変調器110,120と並行する端部101aには、バイアス電極161〜164がそれぞれフィード部611〜614を介して接続される電極パッド621〜624が設けられている。電極パッド621〜624をワイヤボンディングなどによって外部と接続することで、バイアス電極161〜164を外部と電気的に接続することができる。
また、端部101aには、間仕切り電極170がフィード部615を介して接続される間仕切り電極パッド625が設けられている。間仕切り電極パッド625をワイヤボンディングによって外部と接続することで、間仕切り電極170を接地することができる。
間仕切り電極170は、フィード部615により、フィード部611,612と、フィード部613,614と、の間にまで導出されている。これにより、フィード部611,612と、フィード部613,614と、の間の干渉を低減することができる。さらに、間仕切り電極170は、間仕切り電極パッド625により、電極パッド621,622と、電極パッド623,623と、の間にまで導出されている。これにより、電極パッド621,622と、電極パッド623,623と、の間の干渉を低減することができる。
また、間仕切り電極パッド625は、電極パッド621〜624と同じサイズ(ほぼ同じサイズも含む)である。これにより、電極パッド621〜624の形成工程において間仕切り電極パッド625も形成することが可能になる。また、電極パッド621〜624のワイヤボンディング工程において、間仕切り電極パッド625のワイヤボンディングも容易に行うことが可能になる。このため、製造効率を向上させることができる。
また、間仕切り電極パッド625は、電極パッド621〜624と一列に等間隔(ほぼ等間隔も含む)で設けられている。これにより、電極パッド621〜624の形成工程において間仕切り電極パッド625も形成することが可能になる。また、電極パッド621〜624のワイヤボンディング工程において、間仕切り電極パッド625のワイヤボンディングも容易に行うことが可能になる。このため、製造効率を向上させることができる。
図7は、実施の形態2にかかる光デバイスの変形例3を示す平面図である。図7において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図7に示すように、実施の形態2の変形例3にかかる光デバイス100は、基板101を内蔵する筐体710を備えている。筐体710は、ピン731〜735を有する。
ピン731〜735のそれぞれは、筐体710の内部から外部へ導通する電極である。電極パッド621は、ピン731の筐体710の内側へ導出された部分とワイヤ721によって接続されている。同様に、電極パッド622〜624は、それぞれワイヤ722〜724によってピン732〜734と接続されている。
また、間仕切り電極パッド625は、ピン735の筐体710の内側へ導出された部分とワイヤ725によって接続されている。このように、間仕切り電極170と、ピン735の筐体710の内側へ導出された部分と、を電気的に接続する。これにより、ピン735の筐体710の外側へ導出された部分を外部から接地することで間仕切り電極170を容易に接地することができる。
このように、実施の形態2にかかる光デバイス100によれば、間仕切り電極170を接地することで、マッハツェンダ光変調器110,120の各バイアス電極からの電気力線が他方の光変調器に与える影響をさらに効率よく低減することができる。このため、マッハツェンダ光変調器110,120における変調精度を向上させることができる。また、バイアス電極161,162とバイアス電極163,164との間の干渉をさらに効率よく低減することができるため、マッハツェンダ光変調器110,120において動作点電圧を精度よく制御することができる。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。図9は、図8のB−B線断面図である。図8においては、光デバイス100のバイアス電極161〜164の付近を拡大して示しており、光デバイス100の構成のうちの図8に図示していない部分については図1と同様の構成である。図8に示すように、実施の形態3にかかる光デバイス100は、図1に示したバイアス電極161〜164に代えてバイアス電極810,820,830,840を備えている。
バイアス電極810は、基板101上に設けられたプッシュ用の電極である。また、バイアス電極810は、櫛歯状に形成されており、並行電極811〜813を有する。並行電極813は、並行導波路113に沿って設けられている。また、バイアス電極810は、フィード部814を介して端部101aへ導出されている。
バイアス電極820は、基板101上に設けられたプル用の電極である。また、バイアス電極820は、櫛歯状に形成されており、並行電極821〜823を有する。並行電極821は、並行導波路112に沿って設けられている。また、バイアス電極820は、フィード部824を介して端部101aへ導出されている。また、バイアス電極810とバイアス電極820は、互いに間隔を有するように、並行電極811〜813と並行電極821〜823が互い違いになるように設けられている。
バイアス電極830は、基板101上に設けられたプッシュ用の電極である。また、バイアス電極830は、櫛歯状に形成されており、並行電極831〜833を有する。並行電極833は、並行導波路123に沿って設けられている。また、バイアス電極830は、フィード部834を介して端部101aへ導出されている。
バイアス電極840は、基板101上に設けられたプル用の電極である。また、バイアス電極840は、櫛歯状に形成されており、並行電極841〜843を有する。並行電極841は、並行導波路122に沿って設けられている。また、バイアス電極840は、フィード部844を介して端部101aへ導出されている。また、バイアス電極830とバイアス電極840は、互いに間隔を有するように、並行電極831〜833と並行電極841〜843が互い違いになるように設けられている。
このように、マッハツェンダ光変調器110,120のそれぞれにおいて、プッシュ用の並行電極とプル用の並行電極を3つずつ設ける構成としてもよい。これにより、バイアス電極(バイアス電極810,820)による電界印加効率を改善し、駆動電圧を低減することができる。この場合も、バイアス電極810,820と、バイアス電極830,840と、の間に間仕切り電極170を設ける。これにより、バイアス電極810,820と、バイアス電極830,840と、の間の干渉を低減することができる。
ここで、間仕切り電極170と各バイアス電極の間隔が狭すぎると、各バイアス電極による各導波路への電界印加効率が低下する。これに対して、バイアス電極(ここでは間仕切り電極170に最も近い並行電極823)と間仕切り電極170との間隔GapPMは、各バイアス電極のプッシュ用の電極とプル用の電極との間隔GapPPよりも大きくなるように間仕切り電極170を設計する。間隔GapPPは、たとえば、並行電極813と並行電極823との間隔である。
また、マッハツェンダ光変調器110,120のそれぞれにおいてプッシュ用の並行電極とプル用の並行電極を3つずつ設ける構成においては、間仕切り電極170の幅が狭くなりすぎると干渉抑制効果が薄れる。これに対して、間仕切り電極170の幅がバイアス電極の幅より大きくなるように間仕切り電極170を設計する。バイアス電極の幅は、たとえばバイアス電極810,820,830,840の各並行電極の幅である。
このように、実施の形態3にかかる光デバイス100によれば、プッシュ用の並行電極とプル用の並行電極を3つずつ設ける構成においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、プッシュ用の並行電極とプル用の並行電極を2つずつ、または4つ以上ずつ設ける構成としても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図10は、実施の形態4にかかる光デバイスの構成例を示す平面図である。図10において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態4にかかる光デバイス100は、偏波多重などで用いられる2出力のDQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying:差動四位相偏移変調)変調器である。
図10に示すように、実施の形態4にかかる光デバイス100は、基板101と、マッハツェンダ干渉計1010,1020と、間仕切り電極1040と、間仕切り電極1050と、間仕切り電極1060と、を備えている。分岐光導波路1001は、基板101上に設けられており、入射された光を分岐し、分岐した各光をマッハツェンダ干渉計1010およびマッハツェンダ干渉計1020のそれぞれへ出射する。
マッハツェンダ干渉計1010,1020のそれぞれは、基板101に並列で設けられている。また、マッハツェンダ干渉計1010,1020のそれぞれは、マッハツェンダ光変調器110,120、間仕切り電極170および電気力線が生じる第二バイアス電極をそれぞれの光導波路に有する。
具体的には、マッハツェンダ干渉計1010は、並行導波路1011,1012を有する。並行導波路1011にはマッハツェンダ光変調器110およびバイアス電極1031が設けられるとともに、並行導波路1012にはマッハツェンダ光変調器120およびバイアス電極1032が設けられる。また、マッハツェンダ干渉計1010は、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極161,162と、マッハツェンダ光変調器120のバイアス電極163,164と、を仕切る間仕切り電極170を有する。
マッハツェンダ干渉計1020は、並行導波路1021,1022を有する。並行導波路1021にはマッハツェンダ光変調器110およびバイアス電極1033が設けられるとともに、並行導波路1022にはマッハツェンダ光変調器120およびバイアス電極1034が設けられる。また、マッハツェンダ干渉計1020は、マッハツェンダ光変調器110のバイアス電極161,162と、マッハツェンダ光変調器120のバイアス電極163,164と、を仕切る間仕切り電極170を有する。
間仕切り電極1040(第二間仕切り導体)は、基板101上において、マッハツェンダ干渉計1010のバイアス電極1031,1032と、マッハツェンダ干渉計1020のバイアス電極1033,1034と、の間に設けられている。これにより、マッハツェンダ干渉計1010のバイアス電極1031,1032と、マッハツェンダ干渉計1020のバイアス電極1033,1034と、の間の干渉が低減される。
間仕切り電極1050は、基板101において、マッハツェンダ干渉計1010のバイアス電極161〜164と、マッハツェンダ干渉計1020のバイアス電極161〜164と、の間に設けられている。これにより、マッハツェンダ干渉計1010のバイアス電極161〜164と、マッハツェンダ干渉計1020のバイアス電極161〜164と、の間の干渉が低減される。
間仕切り電極1060(第三間仕切り導体)は、基板101において、バイアス電極161〜164と、マッハツェンダ干渉計1010,1020のバイアス電極1031〜1034と、を互いに仕切る位置に設けられている。これにより、マッハツェンダ光変調器110,120のそれぞれのバイアス電極161〜164とバイアス電極1031〜1034との間の干渉が低減される。
また、マッハツェンダ干渉計1010,1020の間仕切り電極170と間仕切り電極1040とは間仕切り電極1060によって接続されている。これにより、間仕切り電極170を接地することで間仕切り電極1040も接地できる。このため、間仕切り電極1040を直接接地する工程を省くことが可能になるため、実装コストを低減することができる。また、間仕切り電極1040を接地することで、バイアス電極161〜164とバイアス電極1031〜1034との間の干渉を効率よく低減することができる。
また、間仕切り電極1050は、電極パターンによって接地電極153に接続されている。これにより、接地電極153を接地することで間仕切り電極1050も接地できる。このため、間仕切り電極1050を直接接地する工程を省くことが可能になるため、実装コストを低減することができる。また、間仕切り電極1050を接地することで、マッハツェンダ干渉計1010のバイアス電極161〜164と、マッハツェンダ干渉計1020のバイアス電極161〜164と、の間の干渉を効率よく低減することができる。
このように、光デバイス100は、子マッハツェンダ干渉計を4つ(マッハツェンダ干渉計1010,1020のマッハツェンダ光変調器110,120)と、親マッハツェンダ干渉計を2つ(マッハツェンダ干渉計1010,1020)と、を有する。光デバイス100において、4つの子マッハツェンダ干渉計の各バイアス電極間の干渉を間仕切り電極170および間仕切り電極1050によって低減することができる。
また、2つの親マッハツェンダ干渉計の各バイアス電極間の干渉を間仕切り電極1040によって低減することができる。また、子マッハツェンダ干渉計と親マッハツェンダ干渉計の各バイアス電極の間の干渉を間仕切り電極1060によって低減することができる。このように、3つ以上の光変調器を基板101上に設ける構成においても、各光変調器のバイアス電極の間に間仕切り導体を設けることで変調精度を向上させることができる。
図11は、実施の形態4にかかる光デバイスの変形例1を示す平面図である。図11において、図10に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図11に示すように、光デバイス100の間仕切り電極1040は、バイアス電極1031,1032と、バイアス電極1033,1034と、のそれぞれの付近に設けられた並列する複数の電極(導体)であってもよい。
具体的には、間仕切り電極1040は、バイアス電極1032と並行して設けられた電極1111と、バイアス電極1033と並行して設けられた電極1112と、を含む。電極1111および電極1112は、配線パターンによって間仕切り電極1060に接続されている。これにより、間仕切り電極1040の電極材料および基板101の熱膨張差から生じる応力が、マッハツェンダ干渉計1010,1020のバイアス変動を引き起こすことを回避することができる。
図12は、実施の形態4にかかる光デバイスの変形例2を示す平面図である。図12において、図10に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図12に示すように、光デバイス100の間仕切り電極1040は、空孔部1210を有する電極(導体)であってもよい。これにより、間仕切り電極1040の電極材料および基板101の熱膨張差から生じる応力が、マッハツェンダ干渉計1010,1020のバイアス変動を引き起こすことを回避することができる。
このように、実施の形態4にかかる光デバイス100によれば、3つ以上の光変調器を基板101上に設ける構成においても、各光変調器のバイアス電極の間に間仕切り導体を設けることで、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(光変調器に適用した光デバイス)
図13は、光変調器に適用した光デバイスの構成例を示す平面図である。図13に示すように、光デバイス1300は、光デバイス100および偏波多重カプラ1310(偏波多重部)を備えている。光デバイス100は、たとえば図5に示した光デバイス100である。ただし、図5に示した光デバイス100に限らず、上述した各実施の形態にかかる光デバイス100を光デバイス1300に適用することができる。
光デバイス100の分岐光導波路102(たとえば図5参照)には、たとえば連続光が入射される。偏波多重カプラ1310は、光デバイス100の出射導波路114から出力された信号光と、光デバイス100の出射導波路124から出力された信号光と、を偏波多重して出射する。これにより、光デバイス100によって精度よく変調した各光信号を多重偏波した高精度の偏波多重光信号を生成することができる。
図14は、光変調器に適用した光デバイスの他の構成例を示す平面図である。図14において、図5に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図14に示すように、光デバイス1400は、図5に示した光デバイス100において光合波導波路1410(合波部)を備え、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)を行う構成である。ただし、図5に示した光デバイス100に限らず、上述した各実施の形態にかかる光デバイス100を光デバイス1400に適用することができる。
光デバイス100の分岐光導波路102(たとえば図5参照)には、たとえば連続光が入射される。光合波導波路1410は、出射導波路114から出力された信号光と、出射導波路124から出力された信号光と、を合波して出射する。これにより、高精度のQPSKを行ったQPSK光信号を生成することができる。
(光デバイスを備える光送信機)
図15は、光デバイスを備える光送信機の構成例を示す平面図である。図15に示すように、光送信機1500は、光源1510と、データ生成部1520と、光デバイス1530と、を備えている。光源1510は、連続光を生成して光デバイス1530へ出力する。データ生成部1520は、光デバイス1530の光変調器へ印加するデータ信号を生成して光デバイス1530へ出力する。
光デバイス1530には、上述した各実施の形態にかかる光デバイス100を適用することができる。たとえば、図1に示した光デバイス100を光デバイス1530に適用する場合は、光源1510からの連続光は分岐光導波路102へ入射される。また、データ生成部1520からのデータ信号は信号電極141,142へ印加される。
また、ここでは光送信機1500に光源1510を設ける構成について説明したが、光源1510に代えて光送信機1500の外部の光源を用いてもよい。また、光デバイス1530へ入射される光は、連続光に限らず、たとえばRZ(Return to Zero)パルス化されたRZ信号光などでもよい。光デバイス1530から出射された光信号は、光ファイバ1501を介して光受信機へ送信される。光送信機1500によれば、データ生成部1520によって生成したデータ信号に基づいて光デバイス1530によって精度よく変調した光信号を送信することができる。
(間仕切り電極の形状)
上述した各実施の形態にかかる間仕切り電極170を、たとえば、バイアス電極161〜164と材料が同じ電極にするとよい。これにより、バイアス電極161〜164と間仕切り電極170を同様の電極形成プロセスで形成することができる。さらに、上述した各実施の形態にかかる間仕切り電極170を、バイアス電極161〜164と厚みが同じ電極にするとよい。これにより、バイアス電極161〜164と間仕切り電極170を1回の電極形成プロセスで形成することができる。
または、上述した各実施の形態にかかる間仕切り電極170を、バイアス電極161〜164より薄くしてもよい。これにより、間仕切り電極170の電極材料および基板101の熱膨張差から生じる応力がマッハツェンダ光変調器110,120のバイアス変動を引き起こすことを回避することができる。
または、バイアス電極161〜164を複数層の電極とし、バイアス電極161〜164の複数層のうちの基板101に最も近い層(最下層)と間仕切り電極170の厚みが同じになるようにしてもよい。これにより、バイアス電極161〜164の最下層と間仕切り電極170を1回の電極形成プロセスで形成することができるとともに、間仕切り電極170をバイアス電極161〜164より薄くすることができる。
(Xカット基板への適用)
上述した各実施の形態においては、基板101にZカット基板を用いる場合について説明したが、基板101にXカット基板を用いることもできる。
図16は、図1に示した光デバイスの変形例を示す平面図である。図16において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図16は、基板101にXカット基板を用いた光デバイス100を示している。
この場合は、信号電極141,142によって並行導波路112,113,122,123に印加される電界の向きは基板101の表面と並行となる。このため、並行導波路112,113は、信号電極141の真下ではなく、信号電極141と接地電極151,152との間に配置するとよい。また、並行導波路122,123は、信号電極142の真下ではなく、信号電極142と接地電極152,153との間に配置するとよい。
また、基板101にXカット基板を用いる場合においても、バイアス電極161〜164によるDCバイアス制御が可能である。この場合は、並行導波路112,113は、バイアス電極161,162の間に配置するとよい。また、並行導波路122,123は、バイアス電極163,164の間に配置するとよい。
このように、基板101にXカット基板を用いる場合においても、図1に示した光デバイス100と同様の効果を得ることができる。また、基板101にXカット基板を用いる構成は、図1に示した光デバイス100に限らず、上述した各実施の形態にかかる光デバイス100に対しても適用可能である。
以上説明したように、光デバイスおよび光送信機によれば、光信号の変調精度を向上させることができる。上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)電気光学効果を有する基板と、
前記基板に設けられ、電気力線が生じるバイアス電極を有する複数の光変調器と、
前記バイアス電極から生じる電気力線が、前記複数の光変調器のうちの他方の光変調器の光導波路に与える影響を緩和する間仕切り導体と、
を備えることを特徴とする光デバイス。
(付記2)前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器の前記バイアス電極を互いに仕切る位置に設けられていることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記3)前記間仕切り導体は、前記基板に設けられた間仕切り電極であることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記4)前記複数の光変調器のそれぞれは、信号が印加される信号電極およびバイアス電圧が印加される前記バイアス電極をそれぞれの光導波路の付近に有するマッハツェンダ光変調器であることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記5)前記複数の光変調器の前記バイアス電極のそれぞれは、プッシュ用の電極とプル用の電極とを含むことを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記6)前記基板を内蔵し、内部から外部へ導通する電極を有する筐体を備え、
前記間仕切り導体は、前記筐体の内側における前記電極に対して電気的に接続されることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記7)前記基板には、前記光変調器の信号電極に対する接地電極が設けられ、
前記間仕切り導体は、前記接地電極に対して電気的に接続されることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記8)前記間仕切り導体は、ワイヤボンディングによって前記接地電極に対して接続されることを特徴とする付記7に記載の光デバイス。
(付記9)前記間仕切り導体は、前記基板に設けられた電極パターンによって前記接地電極に対して接続されることを特徴とする付記7に記載の光デバイス。
(付記10)前記複数の光変調器の前記バイアス電極のそれぞれは、前記基板の一端部へ導出され、
前記複数の光変調器のうちの前記一端部から遠い光変調器の前記バイアス電極は、両端部のうちの前記接地電極に遠い端部が前記一端部へ導出されることを特徴とする付記9に記載の光デバイス。
(付記11)前記基板の一端部には、前記複数の光変調器の前記バイアス電極がそれぞれフィード部を介して接続される複数の電極パッドが設けられ、
前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器のそれぞれの前記フィード部の間まで導出されることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記12)前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器のそれぞれの前記電極パッドの間まで導出されることを特徴とする付記11に記載の光デバイス。
(付記13)前記一端部には、前記間仕切り導体が接続される間仕切り電極パッドが設けられることを特徴とする付記12に記載の光デバイス。
(付記14)前記間仕切り電極パッドは、前記複数の電極パッドとともに一列に等間隔で設けられることを特徴とする付記13に記載の光デバイス。
(付記15)前記バイアス電極と前記間仕切り導体との間隔は、前記バイアス電極の前記プッシュ用の電極とプル用の電極との間隔よりも大きいことを特徴とする付記5に記載の光デバイス。
(付記16)前記間仕切り導体は、前記バイアス電極よりも幅が大きいことを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記17)前記基板に設けられ、前記複数の光変調器、前記間仕切り導体および電気力線が生じる第二バイアス電極をそれぞれの光導波路に有する複数の干渉計と、
前記第二バイアス電極から生じる電気力線が、前記複数の干渉計のうちの他方の干渉計の光導波路に与える影響を緩和する第二間仕切り導体と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記18)前記複数の光変調器の前記バイアス電極と、前記複数の干渉計の前記第二バイアス電極と、を互いに仕切る第三間仕切り導体を備えることを特徴とする付記17に記載の光デバイス。
(付記19)前記間仕切り導体と前記第二間仕切り導体は、前記第三間仕切り導体によって接続されることを特徴とする付記18に記載の光デバイス。
(付記20)前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器の前記バイアス電極のそれぞれの付近に設けられた複数の導体であることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記21)前記間仕切り導体は、空孔部を有する導体であることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記22)前記複数の光変調器によって変調された各光信号を偏波多重する偏波多重部を備えることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記23)前記複数の光変調器によって変調された各光信号を合波する合波部を備え、
QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を行うことを特徴とする付記4に記載の光デバイス。
(付記24)付記1〜23のいずれか一つに記載の光デバイスと、
前記複数の光変調器へ印加するデータ信号を生成するデータ生成部と、
を備えることを特徴とする光送信機。
100,1300,1400,1530 光デバイス
101 基板
101a 端部
102,1001 分岐光導波路
110,120 マッハツェンダ光変調器
111,121 入射導波路
112,113,122,123,1011,1012,1021,1022 並行導波路
114,124 出射導波路
141,142 信号電極
151〜153 接地電極
161〜164,810,820,830,840,1031〜1034 バイアス電極
170,1040,1050,1060 間仕切り電極
211,212,221,222 電気力線
401,721〜725 ワイヤ
611〜615,814,824,834,844 フィード部
621〜624 電極パッド
625 間仕切り電極パッド
710 筐体
731〜735 ピン
811〜813,821〜823,831〜833,841〜843 並行電極
1010,1020 マッハツェンダ干渉計
1111,1112 電極
1210 空孔部
1410 光合波導波路

Claims (10)

  1. 電気光学効果を有する基板と、
    前記基板に設けられ、電気力線が生じるバイアス電極を有する複数の光変調器と、
    前記バイアス電極から生じる電気力線が、前記複数の光変調器のうちの他方の光変調器の光導波路に与える影響を緩和する間仕切り導体と、
    を備えることを特徴とする光デバイス。
  2. 前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器の前記バイアス電極を互いに仕切る位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記間仕切り導体は、前記基板に設けられた間仕切り電極であることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  4. 前記複数の光変調器のそれぞれは、信号が印加される信号電極およびバイアス電圧が印加される前記バイアス電極をそれぞれの光導波路の付近に有するマッハツェンダ光変調器であることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  5. 前記基板には、前記光変調器の信号電極に対する接地電極が設けられ、
    前記間仕切り導体は、前記接地電極に対して電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  6. 前記基板に設けられ、前記複数の光変調器、前記間仕切り導体および電気力線が生じる第二バイアス電極をそれぞれの光導波路に有する複数の干渉計と、
    前記第二バイアス電極から生じる電気力線が、前記複数の干渉計のうちの他方の干渉計の光導波路に与える影響を緩和する第二間仕切り導体と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  7. 前記間仕切り導体は、前記複数の光変調器の前記バイアス電極のそれぞれの付近に設けられた複数の導体であることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  8. 前記複数の光変調器によって変調された各光信号を偏波多重する偏波多重部を備えることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  9. 前記複数の光変調器によって変調された各光信号を合波する合波部を備え、
    QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を行うことを特徴とする請求項4に記載の光デバイス。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載の光デバイスと、
    前記複数の光変調器へ印加するデータ信号を生成するデータ生成部と、
    を備えることを特徴とする光送信機。
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