JP2004361952A - 光学デジタル外部変調器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 干渉計のカスケード接続配置を有する光学デジタル外部変調器を提供すること。
【解決手段】 本発明の光変調器は、カスケードの各干渉計に電界を印加する電極基板と、所定のバイアス点で各干渉計をバイアスする電極構造に接続されるバイアス回路とを備える。特に、各所定のバイアス点は、クオドラチャの上にあり、かつ、デジタルデータ信号の改良された伝送パフォーマンスを提供するように選択される。好ましくは、変調器は、変調帯域幅を増大させ、駆動電圧を低減し、かつ、サイズを縮小することに役立つ反射性設計を有する。
【選択図】 なし

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、本明細書中において参照として援用する「Improved Optical Digital External Modulator Using A Series Cascded Arrangement And Biasing Means」と称する2003年5月30日に出願された、米国仮出願第60/474,771号の優先権を主張する。
(技術分野)
本願は、概して、光変調器に関し、特に、光学デジタル外部変調器に関する。
(発明の背景)
光変調器は、現在、光学通信システムにおいて利用され、データまたは音声を表す電気信号を変調された光学信号に変換する。光変調器は、通常、ダイレクトまたは外部変調器に基づく。ダイレクト変調器では、光学ソースは一定の間隔でオンおよびオフにかわる。外部変調器では、光学ソースは連続的に動作し、その出力光は光学外部変調器を利用して変調される。
光学外部変調器は、多くの点でダイレクト変調器より優れている。例えば、光学外部変調器は、多くの高速での用途に適しており、通常、ダイレクト変調器同程度にデータ信号を搬送する波長に影響を与えない。さらに、光学外部変調器は、通常、電子光学、磁気光学、音響光学、および/または電界吸収型効果に基づき、それにより、さらなる設計の柔軟性をもたらす。
特に優れた光学外部変調器の一例は、Mach−Zehnder光変調器である。これを、図1に示す。Mach−Zehnder光変調器10は、電子光学基板30の上に形成された光導波管20を備える。電子光学基板30は、例えば、リチウムニオベート(LiNbO)である。光導波管20は、第1のYブランチ22、第1の干渉計アーム24、第2の干渉計アーム26、および第2のYブランチ28を備える。進行波電極基板40は、光導波管20に隣接して提供される。光導波管20に対する電極基板40の正確な位置および設計は、通常、リチウムニオベート基板30の結晶軸に依存する。例えば、リチウムニオベート基板30は、図1に示されるように、xカットである場合、電極基板40は、第1の干渉計アーム24がグランド電極42とホット電極46との間に配置され、第2の干渉計アーム26がグランド電極44とホット電極46との間に配置されるように位置付けられる。
動作中、光は、左側から変調器10へ入力され、右側で出力される。より詳細には、入力光は、第1のYブランチ22において分割されるまで、光導波管20を介して伝播する。第1のYブランチ22では、入力光は、2つの干渉計24、26に対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。時間変動電圧が進行波電極基板40に印加される場合、電界が生成される。この電界は、マイクロ波導波管を形成するように構成される電極基板40まで伝播される。電界は、2つの干渉計アーム24および26と少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチ28で建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。
図2Aは、図1に示されるような、通常のMach−Zehnderに対する電気的から光学的への変換の伝達関数を示す。伝達関数は、理論上、光変調器が出力なしから最大出力まで遷移する点を表す正弦曲線である。例えば、印加された電圧が第1の値−Vπ/2に近い場合、変調器出力は、最小となる。印加された電圧が0に近づくにつれ、変調器出力は、50%の伝送に近づく。印加された電圧が、第2の値Vπ/2に近い場合、変調器出力は最大となる。値Vπは、「頂点から頂点(peak−to−peak)」または「スイッチング」電圧として知られる。伝達関数の最大頂点と最小頂点との間のほぼ半分の道のりである点Aは、クオドラチャ点として知られる。最大変調効率を達成するために、時間変動電圧(すなわち、ACタイプ電圧)がVπの最大振幅を含み、光変調器がクオドラチャでバイアスされる(すなわち、DCバイアス電圧がクオドラチャ点で設定される)ことが、通常好ましい。従って、時間変動AC電圧は、枝分かれの態様でDCバイアス電圧のまわりで連続的にスイングする。
図1に関して議論されるMach−Zehnder光変調器のような光学外部変調器は、ケーブルテレビおよび/またはレーダーネットワークのようなアナログシステム、ならびに、今日のlong−haul地上波およびサブマリン光学ネットワークのようなデジタルシステムの両方において有用であることが分かっている。アナログシステムにおいて利用される場合、印加された電圧は、通常−VπとVπとの間であるが、通常、この範囲の極まで到達しない。従来の2レベルデジタルデータ信号によるようなデジタルシステムとして利用される場合、印加された電圧は、0とVπとの間、および/または、0と−Vπとの間をスイングし、光学領域のデジタル1および0を発生させる。結果として、光学アナログ外部変調器および光学デジタル外部変調器は、通常、異なるパフォーマンスに関連し、従って、設計に関連する。
光学アナログ外部変調器では、パフォーマンスに関連する主要な事は、伝達関数の線形性の欠如であるように見える。この問題に対する1つのソリューションは、2つの光変調器を直列にカスケード接続することである。例えば、本明細書中において参照として援用される特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、および特許文献5を参照されたい。
光学デジタル外部変調器では、パフォーマンスに関連する主要な事は、0とVπとの間、および/または、0と−Vπとの間をスイッチングすることが必要となる高駆動電力(すなわち、高駆動電圧)であるように見える。光学デジタル外部変調器の駆動電力を低下させる様々な試みが提案された。例えば、特許文献6では、Burnsは、リチウムニオベート基板をエッチングすることを教示し、特許文献7では、Hoらは、Mach−Zehnder干渉計のアームのうちの1つの側に共振計を備えることを教示し、特許文献8では、Bettsらは、結晶軸の向き、導波管構造、電極基板、およびMach−Zehnder光変調器のバイアシングを利用することを教示し、必要とされる駆動電圧を低下させた。
光学デジタル外部変調器のパフォーマンスに関連する第2の事は、変調帯域の幅である。変調帯域は、通常、RF信号は、光学信号が光導波管を進行するよりもゆっくりと電極を介して進行するという事実によって制限される。速度の不整合を訂正する従来の方法は、電極幅、ギャップ、および厚さを変動させること、ならびに/あるいは、基板上に配置されるバッファ層の選択および厚さを変動させることを含む。
光学デジタル外部変調器のパフォーマンスに関連する第3の事は、光学デジタル信号が光変調器によって伝送された後の光学デジタル信号の品質および/またはインテグリティである(すなわち、このファクタは、利用時に受信機から送信機を分離する距離を決定する)。デジタル光学信号のインテグリティは、多くの場合、アイダイアグラムによって特徴付けられ、良好に規定された線を有する透明かつ対称のアイダイアグラムは、高伝送パフォーマンスに関連する(例えば、最小のビットエラー)。
図2Bを参照すると、理想的な2レベルのデジタル信号のためのアイダイアグラムが示される。このアイダイアグラムは、光変調器によって生成された全ての光学信号に対して、正規化された振幅対時間を重ね合わせてプロットしたものである。言い換えると、全てのビットのデジタル1および0が1プロットで重なり合う場合を示している(図2Bのプロットは、実際は、2ビットの周期幅である)。アイダイアグラムのXは、全ての1→0および0→1の伝送のオーバーラップによって発生する。Xの中心は、50%の理想的な値を有するように示されるアイクロスするレベルを決定する。デジタル信号は、有限な(30psec)立ち上がりおよび立ち下がり時間以外の全ての特徴において、理想的であると理解される。
デジタル信号およびアイダイアグラムの品質に関するさらなる議論は、本明細書中で参照として援用する特許文献9に提供される。
米国特許第5,168,534号 米国特許第5,148,503号 米国特許第5,249,243号 米国特許第6,091,864号 米国特許第6,535,320号 米国特許第6,304,685号 米国特許第6,341,184号 米国特許第6,647,158号 米国特許第6,687,451号
光学アナログ外部変調器では、パフォーマンスに関連する主要な事は、伝達関数の線形性の欠如である。
光学デジタル外部変調器では、パフォーマンスに関連する主要な事は、0とVπとの間、および/または、0と−Vπとの間をスイッチングすることが必要となる高駆動電力(すなわち、高駆動電圧)である。光学デジタル外部変調器の駆動電力を低下させる様々な試みが提案された。
光学デジタル外部変調器のパフォーマンスに関連する第2の事は、変調帯域の幅である。変調帯域は、通常、RF信号は、光学信号が光導波管を進行するよりもゆっくりと電極を介して進行するという事実によって制限される。
光学デジタル外部変調器のパフォーマンスに関連する第3の事は、光学デジタル信号が光変調器によって伝送された後の光学デジタル信号の品質および/またはインテグリティである(すなわち、このファクタは、利用時に受信機から送信機を分離する距離を決定する)。デジタル光学信号のインテグリティは、多くの場合、アイダイアグラムによって特徴付けられ、良好に規定された線を有する透明かつ対称のアイダイアグラムは、高伝送パフォーマンスに関連する(例えば、最小のビットエラー)。
本発明により、第2の干渉計にカスケード接続された第1の干渉計を含む複数の干渉計であって、該第1の干渉計と該第2の干渉計とは空間的に分離している、複数の干渉計と、電極構造に印加されたRF駆動信号に応答して、該第1および第2の干渉計の各々に電界を印加するように配置された電極構造と、所定のバイアス点で該第1および第2の干渉計の各々をバイアスするために該電極構造に接続されたバイアス回路であって、該第1および第2の干渉計の各々に対する該所定のバイアス点が選択されることにより、光変調器は、光ファイバを通ってデジタルデータ信号を伝送するように最適化される、バイアス回路とを含む、光デジタル外部変調器が提供され、これにより、上記目的が達成される。
前記第1の干渉計から前記第2の干渉計に出力された光を向け直すように配置されたリフレクタを含んでもよい。
前記リフレクタは、レンズ、プリズム、反射性方向性カプラ、一体化ミラーシステム、およびMEMSミラーのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
前記第1の干渉計は、前記第2の干渉計の側面に沿って(laterally)配置されていてもよい。
各所定のバイアス点が、クオドラチャ(quadrature)より上であるように選択されることにより、デジタル伝送アイクロス(eye crossing)レベルが約50%であってもよい。
前記複数の干渉計は、複数のMach−Zehnder干渉計を含んでもよい。
前記複数の干渉計は、同じ電子光学基板に形成されていてもよい。
前記電極構造は、前記第1の干渉計に電界を印加するように配置された第1の進行波電極と、前記第2の干渉計に電界を印加するように配置された第2の進行波電極とを含み、該第1および第2のトラベルウェーブ電極は、第1の電気パスを介して接続されていてもよい。
前記第1および第2の干渉計をカプリングする光導波路を含み、該光導波路は、該第1の電気径路の径路長さよりも長い径路長さを有していてもよい。
前記第1の電気径路に配置される第1のハイパスフィルタを含んでいてもよい。
前記バイアス回路は、前記第1のハイパスフィルタと一体化した第1および第2のバイアスティー回路を含み、該第1のバイアスティー回路は、第1のバイアス電圧を前記第1の干渉計に提供する第1の入力端子を含み、該第2のバイアスティー回路は、第2のバイアス電圧を前記第2の干渉計に提供する第2の入力端子を含んでいてもよい。
前記第1および第2のトラベルウェーブ電極の各々は、第1の接地電極、第2の接地電極、およびホット電極を含んでいてもよい。
前記電極構造は、前記印加された電界が前記複数の干渉計を通って伝搬する光信号よりも遅く進行するように設計されてもよい。
信号RF入力端子および信号RF出力端子であって、各RF端子は、前記電極構造に接続されて、該RF出力端子を通って出力される前に、該RF入力端子を通るRF駆動信号が前記第1のトラベルウェーブ電極に印加されて、その後、前記第2のトラベルウェーブ電極に印加されるように配置されてもよい。
本発明により、光デジタル外部変調器を提供するステップであって、該変調器は、カスケード接続構成を有する複数の干渉計と、該複数の干渉計の各々の干渉計に電界を印加するように配置された電極構造と、該電極構造に接続されたバイアス回路とを含む、光デジタル外部変調器を提供するステップであって、該光信号を該複数の干渉計に供給するステップと、RF駆動信号を該電極構造に印加するステップと、所定のバイアス点で該複数の干渉計の各々の干渉計をバイアスするステップであって、各所定のバイアス点が選択されることにより、該光変調器が光ファイバを通ってデジタル信号を伝送するように最適化される、バイアスするステップとを包含する、光信号を変調する方法が提供され、これにより、上記目的が達成される。
各所定のバイアス点は、実質的にクオドラチャより上であるように選択されてもよい。
各所定のバイアス点は、約50%のアイクロスレベルを有するデジタルアイダイアグラムを前記変調器が提供するように選択されてもよい。
各所定のバイアス点は、約65°であってもよい。
前記変調器をアンダードライビングするステップを包含してもよい。
前記変調器を直列で駆動するステップを包含してもよい。
前記RF駆動信号を前記電極構造に印加するステップは、前記複数の干渉計のうちの2つの連続した干渉計間に配置されたハイパスフィルタを通ってRF駆動信号を通過させるステップを包含してもよい。
(発明の要旨)
本発明は、改良された伝送パフォーマンスを提供する、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する光学デジタル外部変調器に関する。好ましくは、変調器は、変調帯域を増大させ、駆動電圧を低下させ、かつ、サイズを縮小することに役立つ反射性設計を有する。
本発明のある局面によると、カスケード接続構成を有する複数の干渉計と、電極基板に印加されたRF駆動信号に応答して複数の干渉計の各干渉計に電界を印加するために配置される電極基板と、所定のバイアス点で複数の干渉計の各干渉計をバイアシングするための電極基板に接続されたバイアシング回路であって、各干渉計に対する所定のバイアス点は、光変調器が光ファイバを介してデジタルデータ信号を伝送するために最適化されるように選択される、バイアシング回路とを備える光学デジタル外部変調器が提供される。
本発明のある局面によると、電子光学基板と、電子光学基板に形成される複数の干渉計であって、この複数の干渉計は、第2の干渉計の入力ポートが第1の干渉計の出力ポートに接続されるように第2の干渉計とカスケード接続された第1の干渉計を備える、複数の干渉計と、第1の干渉計と第2の干渉計との間に光学的に配置されるリフレクタであって、このリフレクタは、第1の干渉計から第2の干渉計まで光を向け直すためのものである、リフレクタと、電子光学基板上に配置される電極基板であって、この電極基板は、第1および第2の干渉計のそれぞれを介して少なくとも部分的に電界を伝送するためのものである、電極基板と、電極基板に接続されたバイアシング回路であって、このバイアシング回路は、第1の所定のバイアス点の第1の干渉計および第2の所定のバイアス点の第2の干渉計をバイアシングするためのものであり、この第1および第2の所定のバイアス点の両方は、光変調器が光ファイバを介してデジタルデータ信号を伝送するために最適化されるように選択される、バイアシング回路とを備える光学デジタル外部変調器が提供される。
本発明の別の局面によると、光学デジタル外部変調器、カスケード接続構成を有する複数の干渉計を含む変調器、複数の干渉計の各干渉計に電界を印加するために配置された電極基板、ならびに電界基板に接続されたバイアシング回路を提供するステップと、光学信号を複数の干渉計に供給するステップと、RF駆動信号を電極基板に印加するステップと、所定のバイアス点に複数の干渉計の各干渉計をバイアシングするステップであって、各所定のバイアス点は、光変調器が光ファイバを介してデジタルデータ信号を伝送するために最適化されるように選択される、ステップとを包含する光学信号を変調する方法が提供される。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面に関連して以下の詳細な説明から明らかになる。
なお、添付の図面を通して、同様の特性は、同様の参照符号によって識別される。
本発明の目的の1つは、改良された伝送パフォーマンスを提供する、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する光学デジタル外部変調器を提供することにある。好ましくは、本発明による変調器は、変調帯域を増大させ、駆動電圧を低下させ、かつ、サイズを縮小することに役立つ反射性設計を有する。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
図3を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板330に形成される光導波管320を含む光学デジタル外部変調器300の概略図が示される。光導波管320は、第1のYブランチ322、第1の干渉計アーム324a/324b、第2の干渉計アーム326a/326b、ならびに、第2のYブランチ328を備え、これらは、集まって統合されたMach−Zehnder干渉計を形成する。入力/出力端310と反対側の基板330の端では、導波管320およびミラー360が、第1の方向性カプラ324cおよび第2の方向性カプラ326cを形成する。進行波電極基板340は、第1の干渉計アーム324aの第1の部分がグランド電極342aとホット電極346aとの間に配置され、第2の干渉計アーム326aの第1の部分がグランド電極344aとホット電極346aとの間に配置されるように、光導波管320の側に提供される。同様に、第1の干渉計アーム324bの第2の部分は、グランド電極342bとホット電極346bとの間に配置され、第2の干渉計アーム326bの第2の部分は、グランド電極344bとホット電極346bとの間に配置される。単一の入力端子350は、駆動およびバイアス電圧用の入力を提供し、単一の出力端子352は、残りの駆動信号の出力を提供する。
動作中、光は、入力ポート312から変調器300へ入力され、出力ポート314を介して出力される。より詳細には、入力ポートを介して入力された光は、第1のYブランチ322で分割されるまで、光導波管320を介して伝播する。Yブランチ322では、2つの干渉計アーム324a、326aに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。干渉計324aおよび326aの各アームを介して伝播する光が、対応する方向性カプラ324cおよび326cに到達するとき、干渉計アーム324bおよび326bのそれぞれの対応する第2の部分に沿って反射して戻される。RFデータ変調信号に対応する時間変動駆動電圧が、進行波電極基板340に印加されるとき、電子光学効果は、2つの干渉計アーム324a/bおよび326a/bを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、第2のYブランチ328において位相シフトを生成し、建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、出力振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、RFデータ信号の変調に対応する。
図1に示される光変調器と比較して、図3に示される光変調器300の1つの利点は、その反射性設計により、光変調器がよりコンパクトになり、かつ、光が同じ側から光変調器へ入射および出射することを可能にすることである。さらに、レトロな反射性設計と比較して、本発明の設計は、光が2つの別個の光ファイバを介して入射および出射することを可能にし、それにより、光サーキュレータの必要性が排除される。さらに、RF駆動信号は、電極基板340を出た後にターミネーションされるので、入力端子350、従って、RFドライバ(示されない)へ戻ることが妨げられる。
図3に示される光変調器300の別の利点は、その設計により、擬似速度の整合が達成されることである。より詳細には、変調器300の設計により、2つの電極346aと346bとの間の光伝播時間がRF進行時間よりも長くなることである。従って、光変調器300は、RF信号が光よりずっと遅く進行することを可能にする電極基板との互換性がある。このような電極基板は、概して、光学速度およびRF速度が整合するように構成される電極基板よりも効率的である。遅れているRF信号は、電極間の光学時間遅延により、その光と再同期する。同期したRF信号は、第1のセクションを介して累積された変調を増強することに役立つ。さらなる変調効率を利用して、変調器の駆動電圧および/または全長を低下させる。
もちろん、図3に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ説明される。もしくは、光変調器300は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。選択的に、基板とミラーとの間、および/または、入力/出力ポートの側に、ポラライザ(図示されない)が提供される。
図4を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板430に形成される光導波管420を含む光学デジタル外部変調器400の概略図が示される。光導波管420は、第1のYブランチ422、第1の干渉計アーム424a/424b、第2の干渉計アーム426a/426b、ならびに、第2のYブランチ428を備え、これらは、集まって統合されたMach−Zehnder干渉計を形成する。入力/出力端410と反対側の基板430の端では、レンズ465およびミラー460が、424aと424bとの間、および、426aと426bとの間で光を反射するために提供される。進行波電極基板440は、第1の干渉計アーム424aの第1の部分がグランド電極442aとホット電極446aとの間に配置され、第2の干渉計アーム426aの第1の部分がグランド電極444aとホット電極446aとの間に配置されるように、光導波管420の側に提供される。同様に、第1の干渉計アーム424bの第2の部分は、グランド電極442bとホット電極446bとの間に配置され、第2の干渉計アーム426bの第2の部分は、グランド電極444bとホット電極446bとの間に配置される。単一の入力端子450は、駆動およびバイアス電圧用の入力を提供し、単一の出力端子452は、残りの駆動信号の出力を提供する。
動作中、光は、入力ポート412を介して変調器400へ入力され、出力ポート414を介して出力される。より詳細には、入力ポートを介して入力された光は、第1のYブランチ422で分割されるまで、光導波管420を介して伝播する。Yブランチ422では、2つの干渉計アーム424a、426aに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。干渉計424aおよび426aの各アームを介して伝播する光が、対応するレンズ465およびミラー460に到達するとき、干渉計アーム424bおよび426bのそれぞれの対応する第2の部分に沿って反射して戻される。RFデータ変調信号に対応する時間変動駆動電圧が、進行波電極基板440に印加されるとき、電子光学効果は、2つの干渉計アーム424a/bおよび426a/bを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、第2のYブランチ428において位相シフトを生成し、建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、出力振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、RFデータ信号の変調に対応する。
図3に示される光変調器300を参照して議論された利点に加えて、図4に示される光変調器400は、図4に示される光変調器400は、レンズ465およびミラー460が、図3に示される方向性カプラと同じ態様で正確にチューニングされる必要はないというさらなる利点を有する。結果として、いくらかの光が、他の導波管を介して接続されず、それにより、光入力まで戻るという危険性が低いことである。さらに、伝送リンクからの残りのまたは後方散乱光が、リンクまで反射して戻るという危険性がほとんどない。
もちろん、図4に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ説明される。もしくは、光変調器400は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。選択的に、ミラーはプリズムと置き換えられる。さらに選択的に、基板とレンズとの間、および/または、入力/出力ポートの側に、ポラライザ(図示されない)が提供される。
図5Aを参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板530に形成される光導波管520を含む発明の実施形態に従う光学デジタル外部変調器500の概略図が示される。光導波管520は、第1のMach−Zehnder干渉計520aおよび第2のMach−Zehnder干渉計520bを形成する。第1の干渉計520aおよび第2の干渉計520bは、カスケード接続構成を有し、第1および第2の干渉計は、側面方向に移動する。第1の干渉計520aは、第1のYブランチ522a、第1の干渉計アーム524a、第2の干渉計アーム526a、ならびに、第2のYブランチ528aを備える。第2の干渉計520bは、第1のYブランチ522b、第1の干渉計アーム524b、第2の干渉計アーム526b、ならびに、第2のYブランチ528bを備える。入力/出力端510と反対側の基板530の端では、ミラー560およびレンズ565が、第1の干渉計520aから第2の干渉計520bまでの光路を折り返すように提供される。進行波電極基板540は、第1の干渉計520aの第1の干渉計アーム524aがグランド電極542aとホット電極546aとの間に配置され、第2の干渉計アーム526aがグランド電極544aとホット電極546aとの間に配置されるように、光導波管520の側に提供される。同様に、第2の干渉計520bの第1の干渉計アーム524bは、グランド電極542bとホット電極546bとの間に配置され、第2の干渉計アーム526bは、グランド電極544bとホット電極546bとの間に配置される。単一の入力端子550は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子552は、残りの駆動信号の出力を提供する。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク580は、第1のホットで局546aと第2のホット電極546bとの間に提供される。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。
図5Bは、図5Aに示された光変調気において利用する、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして機能する回路の1つの構成を示す。より詳細には、図5Bは、10pFキャパシタ、2つの100nHインダクタ、2つの600オーム抵抗、および2つの1000pFキャパシタを含む回路を示す。10pFキャパシタは、端子582aにおいてRF信号入力の低周波数をブロックし、かつ、端子582bにより高い周波数を通過させる。100nHインダクタ、600オーム抵抗、ならびに1000pFキャパシタのうちの1つを含む第1のLCRシャント経路584aは、10pFキャパシタによってブロックされた低周波数をシャントし、かつ、DCバイアス電圧を第1の干渉計へ注入する入力経路を提供する。100nHインダクタ、600オーム抵抗、ならびに1000pFキャパシタのうちの残りを含む第2のLCRシャント経路は、DCバイアス電圧を第2の干渉計へ注入する入力経路を提供する。言い換えると、Pi構成は、2つのカスケード接続された干渉計のバイアス点を独立に制御する2つの絶縁されたDC電圧が、端子582aから582bまで伝送されるRF信号を妨害することなく、端子586aおよび586bにおいて注入されることを可能にする。もちろん、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークの機能を提供する他の構成もまた可能である。
動作中、光は、入力ポート512から変調器500へ入力され、出力ポート514を介して出力される。より詳細には、入力ポート512を介して入力された光は、光導波管520を介して第1の干渉計520aまで伝播し、ここで、この光は、第1のYブランチ522aで分割され、2つの干渉計アーム524a、526aに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子550を介して電極基板540aの第1の部分に印加される場合、進行波電極基板540aまで伝播される電界が生成される。進行波電極基板540aは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム524aおよび526aと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アーム524a、526bを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチ528で建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管520を介してレンズ565およびミラー560まで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計520bまで反射され、かつ、伝送される。第2の干渉計520bへ入力された光は、第1のYブランチ522bにおいて分割され、ここで、この光は、2つの干渉計アーム524b、526bに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同様に、第1の電極546aの端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ580を通過した後に電極構造540bの第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号が電極基板540bの第2の部分に印加されるとき、電極構造540bまで伝播する電界が生成される。電極構造540bは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム524bおよび526bと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、振幅変調光学信号は、出力ポート514を介して連続して出力される。
他のカスケード接続変調器と比較して、図5Aに示される光変調器500の1つの利点は、その反射性設計により、光変調器500がよりコンパクトになり、かつ、光が同じ側から光変調器へ入射および出射することを可能にすることである。さらに、レトロな反射性設計と比較して、本発明の設計は、光が2つの別個の光ファイバを介して入射および出射することを可能にし、それにより、光サーキュレータの必要性が排除される。さらに、RF駆動信号は、電極基板540を出た後にターミネーションされるので、入力端子550、従って、RFドライバ(示されない)へ戻ることが妨げられる。
図5Aに示される光変調器500の第2の利点は、その設計により、擬似速度の整合が達成されることである。より詳細には、変調器500の設計により、2つの電極546aと546bとの間の光伝播時間がRF進行時間よりも長くなることである。従って、光変調器500は、RF信号が光よりずっと遅く進行することを可能にする電極基板と互換性がある。このような電極基板は、概して、光学速度およびRF速度が整合するように構成される電極基板よりも効率的である。遅れているRF信号は、電極間の光学時間遅延により、その光と再同期する。同期したRF信号は、第1のセクションを介して累積された変調を増強することに役立つ。さらなる変調効率を利用して、変調器の駆動電圧および/または全長を低下させる。
図5Aに示される光変調器500の第3の利点は、この光変調器が、2つの干渉計、すなわち、前方干渉計520aおよび逆経路干渉計520bに分割されることである。従って、レンズ565およびミラー560は、干渉計の一部ではない。レンズおよびミラーは、干渉計アームを折り返すためではなく、光線を折り返すためにのみ利用されるので、温度変化、老朽化、振動、および/または衝撃に関連するシフトのバイアスは、最小化される。
図5Aに示される光変調器500の第4の利点は、その設計により、前方干渉計および逆経路干渉計の両方が同じRF駆動信号により駆動されることが可能になり、それにより、2つ以上のRFデータ信号を同期化し、かつ、必要とされる駆動電力を低減する試みを排除することである。
カスケード接続された干渉計の間にハイパスフィルタ580を提供することによって、光変調器500の周波数応答が容易に成形される。より詳細には、ハイパスフィルタ580は、有利にも、より高い周波数が第2の干渉計を通過することを可能にし、それにより、電極構造540の相互作用長をより低いRF周波数の2倍だけ低減することによってのみ、周波数応答時のロールオフの量を低下させる。これは、より低い周波数の変調効率を低下させ、かつ、より平坦な周波数応答を生成する。顕著に、ロールオフは、各第1および第2の干渉計内の速度のウォークオフ、ならびに、RF損失から生じる。
図5Aに示される光変調器500の第5の利点は、この光変調器が、デジタルRFデータ信号振幅、従って、バイアス点を選択することによって、デジタル信号の伝送のために容易に最適化されることである。例えば、従来のMach−Zehnder光変調器において、干渉計は、通常、オン/オフ比を最大化するように単一の干渉計のクオドラチャ点においてバイアスされる。
図5Cは、両干渉計がクオドラチャにおいてバイアスされる場合に、図5Aに示される光変調器を通過した後の、光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムを示す。シミュレーションは、RF損失、擬似速度の整合、および、ハイパスフィルタ効果を考慮する。顕著に、アイの形は垂直方向に非対称である。より詳細には、アイクロスするレベルは、好ましい50%ではなく約25%であり、1(フルオン)は、ゼロ(フルオフ)よりも大きく垂直方向に広げられる。2つの干渉計の伝達関数の増大によるこのゆがみは、特に長い伝送距離の後に、マイナス方向に伝送パフォーマンスに影響を与える。
本発明によると、光変調器は、オン状態で非常に僅かな挿入損失(例えば、1dBよりも低い)のためにバイアスされる。例えば、1つの実施形態では、両干渉計は、クオドラチャから25°、または、65°でバイアスされ、ここで90°は、クオドラチャにおける位相であり、0°は、干渉計がフルオンである位相である。この例では、両干渉計を通過した後の正味の強度は、RFが印加されない場合のほぼ半分の電力点にある。
図5Dは、両干渉計がクオドラチャから25°バイアスされる場合に、図5Aに示される光変調器を通過した後の、光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムを示す。シミュレーションは、RF損失、擬似速度の整合およびハイパスフィルタ効果を考慮する。顕著に、アイの形は本質的に非対称でない。より詳細には、アイクロスするレベルは、約50%であり、1(フルオン)およびゼロ(フルオフ)は、ほぼ垂直幅に等しい。言い換えると、これらのバイアス点設定は、理論的に対称的なデータアイを提供する。もちろん、挿入損失、駆動電圧、およびオン/オフ比との間の歩み寄りをも提供する他のバイアス点もまた可能である。
有利にも、光変調器オフクオドラチャの両干渉計をバイアスすることはまた、RFデータ信号のオフエクスカーションが伝達関数の比較的直線の部分、すなわち中央部分を通過することを可能にする。これは、デジタルデータが、電気的から光学的への変換においてより優れた程度の線形性を体験することを可能にする。この優れた線形性は、特に、変調器に印加される電気信号が帯域制限される場合に、変調光学信号の光スペクトルにおけるサイドローブのサイズを線形的に低下させる。帯域制限は、RFデータ信号の電気的スペクトル、すなわち光スペクトルの幅を切り捨て、それにより、ファイバディストーションに対する耐久性が増大する。このとき、同じ距離に、従来の光変調器よりもずっと少ない伝送デジタル信号のディストーションが存在する。
光変調器をアンダードライブすることは、有利にも、伝達関数のより優れた線形性をもたらす。改良された線形性は、さらに、シングルモードファイバの120kmのような、分散ファイバの長い長さを介してパフォーマンスを改良する。カスケード接続された変調器をアンダードライブすることはまた、カスケード接続された変調器は決して完全にオンまたはオフにされないという事実により、単一の干渉計に基づく変調器と比較して、より低いオン/オフ比(9dB)、および、5dbの光学損失を生じさせる。
もちろん、図5Aに示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器500は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。この場合、基板の端は、交差する導波管の頂点に配置される。選択的に、ミラーはプリズムに置き換えられる。さらに選択的には、基板とレンズとの間、および/または、入力/出力ポートの側に、ポラライザ(図示されない)が提供される。
図6を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板630に形成される光導波管620を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器600の概略図が示される。光導波管620は、第1のMach−Zehnder干渉計620aおよび第2のMach−Zehnder干渉計620bを形成する。第1の干渉計620aは、第1のYブランチ622a、第1の干渉計アーム624a、第2の干渉計アーム626a、ならびに、第2のYブランチ628aを備える。第2の干渉計620bは、第1のYブランチ622b、第1の干渉計アーム624b、第2の干渉計アーム626b、ならびに、第2のYブランチ628bを備える。入力/出力端610と反対側の基板630の端では、光導波管620およびミラー660が、第1の干渉計620aから第2の干渉計620bへの光路を折り返す反射性方向カプラを形成する。進行波電極基板640は、第1の干渉計アーム624aがグランド電極642aとホット電極646aとの間に配置され、第2の干渉計アーム626aがグランド電極644aとホット電極646aとの間に配置されるように、光導波管620の側に提供される。同様に、第1の干渉計アーム624bは、グランド電極642bとホット電極646bとの間に配置され、第2の干渉計アーム626bは、グランド電極644bとホット電極646bとの間に配置される。単一の入力端子650は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子652は、残りの駆動信号用の出力を提供する。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク680は、第1のホット電極646aと第2のホット電極646bとの間に提供される。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク680として利用することに適した回路の1つの構成を示す。
動作中、光は、入力ポート612から変調器600へ入力され、出力ポート614を介して出力される。より詳細には、入力ポート612を介して入力された光は、光導波管620を介して第1の干渉計620aまで伝播し、ここで、この光は、第1のYブランチ622aで分割され、2つの干渉計アーム624a、626aに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子650を介して電極基板640aの第1の部分に印加される場合、進行波電極基板640aの第1の部分まで伝播される電界が生成される。進行波電極基板640aは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム624aおよび626aと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アーム624a、626bを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチ628aで建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管620を介してミラー660まで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計620bまで反射され、かつ、伝送される。第2の干渉計620bへ入力された光は、第1のYブランチ622bにおいて分割され、ここで、この光は、2つの干渉計アーム624b、626bに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同様に、電極構造640aの第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ680を介して通過した後、電極構造640bの第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号が電極基板640bの第2の部分に印加されるとき、電極構造640bまで伝播する電界が生成される。電極構造640bは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム624bおよび626bと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、振幅変調光学信号は、出力ポート614を介して連続して出力される。
図5Aを参照して議論された光変調器の第1、第2、第4、および、第5の利点に加えて、図6に示される光変調器は、さらなる利点を有する。その利点とは、方向性カプラが、Mach−Zehnder干渉計の一部を形成しないことである。方向性カプラは、干渉計アームを折り返すのではなく、光線を折り返すためにのみ利用されるので、温度変化、老朽化、振動、および/または衝撃に関連するシフトのバイアスは、最小化される。さらに、図6に示された光変調器のみが、基板/チップ上にあるものを越えて、ミラーまたは反射性表面を必要とする。
もちろん、図6に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器600は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。この場合、基板の端は、交差する導波管の頂点に配置され、光路がマイクロオプティクスの必要なく折り返されることを可能にする。選択的に、基板とレンズとの間、および/または、入力/出力ポートの側に、ポラライザ(図示されない)が提供される。さらに選択的には、ミラーの必要性は、方向性カプラとしてではなく、uターンにより光導波管620を設計することによって未然に防がれる。
図7を参照すると、zカットリチウムニオベート(LiNbO)基板730に形成される光導波管720を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器700の概略図が示される。光導波管720は、第1のMach−Zehnder干渉計720aおよび第2のMach−Zehnder干渉計720bを備える。第1の干渉計720aは、第1のYブランチ722a、第1の干渉計アーム724a、第2の干渉計アーム726a、ならびに、第2のYブランチ728aを備える。第2の干渉計720bは、第1のYブランチ722b、第1の干渉計アーム724b、第2の干渉計アーム726b、ならびに、第2のYブランチ728bを備える。入力/出力端710と反対側の基板730の端では、第1の干渉計720aから第2の干渉計720bへの光路を折り返すミラー760およびレンズ765が提供される。グランド電極742a、744a、742bおよび744b、ならびに、ホット電極746aおよび746bを含む進行波電極基板740は、第1の干渉計アーム724aがホット電極746aの下に配置され、第2の干渉計アーム726aがグランド電極744aの下に配置されるように、光導波管720の側に提供される。同様に、第1の干渉計アーム724bは、ホット電極746bの下に配置され、第2の干渉計アーム726bは、グランド電極744bの下に配置される。単一の入力端子750は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子752は、残りの駆動信号用の出力を提供する。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク780は、第1のホット電極746aと第2のホット電極746bとの間に提供される。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、光は、入力ポート712から変調器700へ入力され、出力ポート714を介して出力される。より詳細には、入力ポート712を介して入力された光は、光導波管720を介して第1の干渉計720aまで伝播し、ここで、この光は、第1のYブランチ722aで分割され、2つの干渉計アーム724a、726aに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子750を介して電極基板740aの第1の部分に印加される場合、進行波電極基板740aの第1の部分まで伝播される電界が生成される。進行波電極基板740aは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム724aおよび726aと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アーム724a、726bを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチ728aで建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管720を介してレンズ765およびミラー760まで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計720bまで反射され、かつ、伝送される。第2の干渉計720bへ入力された光は、第1のYブランチ722bにおいて分割され、ここで、この光は、2つの干渉計アーム724b、726bに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同様に、電極構造740aの第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ780を介して通過した後、電極構造740bの第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号が電極基板740bの第2の部分に印加されるとき、電極構造740bまで伝播する電界が生成される。電極構造740bは、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム724bおよび726bと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、振幅変調光学信号は、出力ポート714を介して連続して出力される。
図5Aを参照して議論された利点に加えて、光変調器700は、zカットリチウムニオベートに関連するさらなる利点を示す。より詳細には、電極が電極の下を走っており、ホット電極746aおよび746bがグランド電極より強い効果を生成するので、変調に不均衡が生じる。この不均衡は、デジタル信号の0→1および1→0の伝送の間の光学周波数をチャープする。このチャープは、分散ファイバを介して伝送される場合に、データストリームのデジタルパルスを圧縮する。改良された線形性とチャープとの組み合わせは、1つの干渉計のみに基づく従来のzカット変調器に対して120kmのシングルモードファイバを介する伝送パフォーマンスを著しく改良する。
もちろん、図7に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器700は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。この場合、基板の端は、交差する導波管の頂点に配置され、光路がマイクロオプティクスの必要なく折り返されることを可能にする。選択的に、ミラーはプリズムと置き換えられる。選択的に、基板とレンズとの間、および/または、入力/出力ポートの側に、ポラライザ(図示されない)が提供される。
図8を参照すると、zカットリチウムニオベート(LiNbO)基板830に形成される光導波管820を含む本発明のさらに別の実施形態による光学デジタル外部変調器800の概略図が示される。光導波管820は、第1のMach−Zehnder干渉計820aおよび第2のMach−Zehnder干渉計820bを備える。入力光ファイバ812および出力光ファイバ814は、基板830の一端810に取り付けられる。選択的には、第2のファイバは、シリコンVグローブとともに基板に配列され、かつ、マウントされる。入力/出力端810と反対側の基板830の端では、第1の干渉計820aから第2の干渉計820bへの光路を折り返すビームフォールディングマイクロオプティクスが提供される。より詳細には、ビームフォールディングマイクロオプティクスは、GRINレンズ865および反射性コーティング860を含む。進行波電極基板840(簡単のために個別の電極は示さない)が、第1および第2の干渉計820aおよび820bの側に提供される。単一の入力端子850は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子852は、残りの駆動信号用の出力を提供する。入力端子850および出力端子852は、残りの駆動信号用の出力を提供する。各入力端子850および出力端子852は、それぞれ、上部にRFランチおよびRFターミネーション回路が形成される別個のセラミック基板850aおよび852aに接続される。RFドライバ(示されない)は、RFランチセラミック850aに接続される。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク(図示されない)は、第3の基板880a上に提供され、光変調器の第1および第2の段にリンクする電気的経路の一部を形成する。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。基板と入力光ファイバ812との間にポラライザ895が提供され、望まれない極性状態を減衰する。
動作中、光は、入力ファイバ812から変調器800へ入力され、出力ファイバ814を出力される。より詳細には、入力ファイバ812を介して入力された光は、光導波管820を介して第1の干渉計820aまで伝播する。時間変動電圧が、端子850を介して電極基板840に印加される場合、進行波電極基板840まで伝播される電界が生成される。進行波電極基板840は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第1の干渉計820aの2つの干渉計アーム824と少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管820を介して反射性表面860まで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計820bまで反射され、かつ、伝送される。同時に、第1の干渉計820aの端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタを通過し、かつ、第2の干渉計820bに印加される。これは、電極構造840まで伝播する電界を生成し、第2の干渉計820bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電極構造840は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、振幅変調光学信号は、出力ファイバ814を介して連続して出力される。
図5Aを参照して議論された利点に加えて、光変調器800は、zカットリチウムニオベートに関連するさらなる利点を示す。より詳細には、電極が電極の下を走っており、ホット電極がグランド電極より強い効果を生成するので、変調に不均衡が生じる。この不均衡は、デジタル信号の0→1および1→0の伝送の間の光学周波数をチャープする。このチャープは、分散ファイバを介して伝送される場合に、データストリームのデジタルパルスを圧縮する。改良された線形性とチャープとの組み合わせは、1つの干渉計のみに基づく従来のzカット変調器に対して120kmのシングルモードファイバを介する伝送パフォーマンスを著しく改良する。
もちろん、図8に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器800は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、反射性表面は、プリズムのような別のリフレクタと置き換えられる。
図9を参照すると、zカットリチウムニオベート(LiNbO)基板930に形成される光導波管920を含む本発明のさらに別の実施形態による光学デジタル外部変調器900の概略図が示される。光導波管920は、第1のMach−Zehnder干渉計920aおよび第2のMach−Zehnder干渉計920bを備える。入力光ファイバ912および出力光ファイバ914は、基板930の一端910に取り付けられる。選択的には、第2のファイバは、シリコンVグローブとともに基板に配列され、かつ、マウントされる。入力/出力端910と反対側の基板930の端では、第1の干渉計920aおよび第2の干渉計920bへの光路を折り返すミラー960、第1のレンズ965a、および第2のレンズ965bが提供される。より詳細には、ミラーは、第2の干渉計920bに入射する光の量を制御するように傾斜を変えることができるマイクロエレクトロメカニカル(MEMS)ミラーである。進行波電極基板940(簡単のために個別の電極は示さない)が、第1および第2の干渉計920aおよび920bの側に提供される。単一の入力端子950は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子952は、残りの駆動信号用の出力を提供する。入力端子950および出力端子952は、残りの駆動信号用の出力を提供する。各入力端子950および出力端子952は、それぞれ、上部にRFランチおよびRFターミネーション回路が形成される別個のセラミック基板950aおよび952aに接続される。RFドライバ(示されない)は、RFランチセラミック950aに接続される。ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク(図示されない)は、第3の基板980a上に提供され、光変調器の第1および第2の段にリンクする電気的経路の一部を形成する。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。基板と入力光ファイバ912との間にポラライザ995が提供され、望まれない極性状態を減衰する。
動作中、光は、入力ファイバ912から変調器900へ入力され、出力ファイバ914を出力される。より詳細には、入力ファイバ912を介して入力された光は、光導波管920を介して第1の干渉計920aまで伝播する。時間変動電圧が、端子950を介して電極基板940に印加される場合、進行波電極基板940まで伝播される電界が生成される。進行波電極基板940は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第1の干渉計920aの2つの干渉計アーム924と少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管920を介してMEMSミラー960まで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計920bまで反射され、かつ、伝送される。同時に、第1の干渉計920aの端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ(図示されない)を通過し、かつ、第2の干渉計920bに印加される。これは、電極構造940まで伝播する電界を生成し、第2の干渉計920bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電極構造940は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、振幅変調光学信号は、出力ファイバ914を介して連続して出力される。
図5Aを参照して議論された利点に加えて、デュアル直列光変調器900は、zカットリチウムニオベートに関連するさらなる利点を示す。より詳細には、電極が電極の下を走っており、ホット電極がグランド電極より強い効果を生成するので、変調に不均衡が生じる。この不均衡は、デジタル信号の0→1および1→0の伝送の間の光学周波数をチャープする。このチャープは、分散ファイバを介して伝送される場合に、データストリームのデジタルパルスを圧縮する。改良された線形性とチャープとの組み合わせは、1つの干渉計のみに基づく従来のzカット変調器に対して120kmのシングルモードファイバを介する伝送パフォーマンスを著しく改良する。さらに、MEMSミラーを組み込むことは、VOA(voltage−operated−attenuation)機能を有利に提供する。
もちろん、図9に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器900は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、MEMSミラーは、別のリフレクタと置き換えられ、VOA機能は、光路に液晶シャッター(図示されない)を含むことによって達成される。
図10を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1030に形成される光導波管1020を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1000の概略図が示される。光導波管1020は、第1のMach−Zehnder干渉計1020a、第2のMach−Zehnder干渉計1020b、および第3のMach−Zehnder干渉計1020cを備える。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。入力端1010と反対側の基板1030の端では、第1の干渉計1020aから第2の干渉計1020bへの光路を折り返す第1のミラー1060aおよび第1のレンズ1065aが提供される。入力端1010では、第2の干渉計1020aから第3の干渉計1020cへの光路を折り返す第2のミラー1060bおよび第2のレンズ1065bが提供される。進行波電極基板1040は、第1干渉計1020aがグランド電極1042aとホット電極1046aとの間に配置される第1のアームを有し、第2の干渉計がアームがグランド電極1044aとホット電極1046aとの間に配置されるように、光導波管1020の側に提供される。同様に、第2の干渉計1020bは、グランド電極1042bとホット電極1046bとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームは、グランド電極1044bとホット電極1046bとの間に配置される。最後に、第3の干渉計アーム1020cは、グランド電極1042cとホット電極1046cとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームは、グランド電極1044cとホット電極1046cとの間に配置される。単一の入力端子1050は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1052は、残りの駆動信号用の出力を提供する。入力端子1050および出力端子1052は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1080aは、第1のホット電極1046aと第2のホット電極1046bとの間に提供され、第2のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1080bは、第2のホット電極1046bと第3のホット電極1046cとの間に提供される。好ましくは、各ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へ1つまたは2つのDCバイアス電圧を注入する1つまたは2つのバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、光は、入力ポート1012から変調器1000へ入力され、出力ポート1014を介して出力される。より詳細には、入力ポート1012を介して入力された光は、光導波管1020を介して第1の干渉計1020aまで伝播する。時間変動電圧が、端子1050を介して電極基板1040に印加される場合、進行波電極基板1040の第1の部分まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1040は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第1の干渉計1020aの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管1020を介して第1のミラー1060aまで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計1020bまで反射され、かつ、伝送される。同時に、電極基板1040の第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1080aを通過した後に、電極構造1040の第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1040の第2の部分に印加されたとき、電極構造1040まで伝播する電界を生成し、電極構造は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第2の干渉計1020bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。増強された振幅変調光学信号は、光導波管1020を介して第2のミラー1060bまで伝播し、ここで、この信号は、第3の干渉計1020cまで反射され、かつ、伝送される。同時に、電極基板1040の第2の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1080bを通過した後に、電極構造の第3の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1040の第3の部分に印加されたとき、電極構造1040まで伝播する電界を生成し、電極構造1040は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第3の干渉計1020cの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、より強い振幅変調光学信号さえも生成する。この信号は、出力ポート1014を介して連続して出力される。
図5Aを参照して議論された光変調器の利点に加えて、図10に示される3段光変調器は、全デバイス長が従来の変調器のほぼ3分の1の長さであるというさらなる利点を有する。
もちろん、図10に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1000は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えること、ならびに/あるいは、基板の端に配置された反射性コーティングのような別の反射性素子とミラーを置き換えることが可能である。この場合、基板の端は、交差する導波管の頂点に配置され、光路がマイクロオプティクスの必要なく折り返されることを可能にする。選択的に、ミラーはプリズムと置き換えられる。さらに選択的には、基板とレンズとの間に、および/または、入力/出力ポートの側にポラライザ(図示されない)が提供される。さらに選択的には、電力モニタリング、および/または、バイアス制御用のフィードバックを提供する光をタッピングするために、基板上にDOC(図示されない)がマウントされる。
図11を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1130に形成される光導波管1120を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1100の概略図が示される。光導波管1120は、第1のMach−Zehnder干渉計1120a、第2のMach−Zehnder干渉計1120b、および第3のMach−Zehnder干渉計1120cを備える。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。入力端1110と反対側の基板1130の端では、第1の干渉計1120aから第2の干渉計1120bへの光路を折り返す第1の反射性表面1160aおよび第2の反射性表面1160bが提供される。入力端1110では、第2の干渉計1120bから第3の干渉計1120cへの光路を折り返す第3の反射性表面1160cおよび第4の反射性表面1160dが提供される。好ましくは、この反射性表面は、基板の領域をエッチングし、かつ、エッチングされた表面をメタライジングすることによって製造される。理想的には、エッチングされた表面は、ほとんど傾きがなく極めて垂直である。進行波電極基板1140は、第1干渉計1120aがグランド電極1142aとホット電極1146aとの間に配置される第1のアームを有し、第2の干渉計アームがグランド電極1144aとホット電極1146aとの間に配置されるように、光導波管1120の側に提供される。同様に、第2の干渉計1120bは、グランド電極1142bとホット電極1146bとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームは、グランド電極1144bとホット電極1146bとの間に配置される。最後に、第3の干渉計1120cは、グランド電極1142cとホット電極1146cとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームは、グランド電極1144cとホット電極1146cとの間に配置される。単一の入力端子1150は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1152は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1180aは、第1のホット電極1146aと第2のホット電極1146bとの間に提供され、第2のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1180bは、第2のホット電極1146bと第3のホット電極1146cとの間に提供される。好ましくは、各ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入する1つまたは2つのバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、光は、入力ポート1112から変調器1100へ入力され、出力ポート1114を介して出力される。より詳細には、入力ポート1112を介して入力された光は、光導波管1120を介して第1の干渉計1120aまで伝播する。時間変動電圧が、端子1150を介して電極基板1140に印加される場合、進行波電極基板1140の第1の部分まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1140は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第1の干渉計1120aの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管1120を介して第1の反射性表面1160aまで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計1120bまで反射され、かつ、第2の干渉計1120bまで伝送される。同時に、電極基板1140の第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1180aを通過した後に、電極構造の第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1140の第2の部分に印加されたとき、電極構造まで伝播する電界を生成し、電極構造は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第2の干渉計1120bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。増強された振幅変調光学信号は、光導波管1120を介して第3の反射性表面1160cまで伝播し、ここで、この信号は、第4の反射性表面1160dまで反射し、かつ、第3の干渉計1120cまで伝送される。同時に、電極基板1140の第2の部分の端に残るRF駆動信号は、第2のハイパスフィルタ1180bを通過した後に、電極構造の第3の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1140の第3の部分に印加されたとき、電極構造1140まで伝播する電界を生成し、電極構造1140は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第3の干渉計1120cの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、より強い振幅変調光学信号さえも生成する。この信号は、出力ポート1114を介して連続して出力される。
図10を参照して議論された光変調器の利点に加えて、図11に示される3段光変調器は、反射性表面が基板に組み込まれるというさらなる利点を有する。
もちろん、図11に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1100は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザ(図示されない)が、入力および/または出力ポートの側の基板に隣接して提供される。さらに選択的には、電力モニタリング、および/または、バイアス制御用のフィードバックを提供する光をタッピングするために、1つ以上の反射性表面の側にフォトディテクタ(示されない)がマウントされる。
図12を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1230に形成される光導波管1220を含む本発明のさらに別の実施形態による光学デジタル外部変調器1200の概略図が示される。光導波管1220は、第1のMach−Zehnder干渉計1220a、第2のMach−Zehnder干渉計1220b、第3のMach−Zehnder干渉計1220c、および第4のMach−Zehnder干渉計1220dを備える。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。入力/出力端1210と反対側の基板1230の端では、第1の干渉計1220aから第2の干渉計1220bへの光路を折り返す第1の反射性表面1260aおよび第2の反射性表面1260bが提供され、第3の干渉計1020cから第4の干渉計1020dへの光路を折り返す第5の反射性表面1260eおよび第6の反射性表面1260fが提供される。入力端1210では、第2の干渉計1220bから第3の干渉計1220cへの光路を折り返す第3の反射性表面1260cおよび第4の反射性表面1260dが提供される。好ましくは、この反射性表面は、基板の領域をエッチングし、かつ、エッチングされた表面をメタライジングすることによって製造される。理想的には、エッチングされた表面は、ほとんど傾きがなく極めて垂直である。進行波電極基板1240は、光学導波管1220の側に提供される。単一の入力端子1250は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1252は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1280aは、第1および第2の干渉計の側に配置された電極基板のセクションと接続する電気経路に提供され、第2のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1280bは、第3の干渉計1220cおよび第4の干渉計1220dの側に配置された電極基板のセクションに接続する電気的経路に提供される。好ましくは、各ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入する1つまたは2つのバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、光は、入力ポート1212から変調器1200へ入力され、出力ポート1214を介して出力される。より詳細には、入力ポート1212を介して入力された光は、この光が、連続的に第1の干渉計1220a、第2の干渉計1220b、第3の干渉計1220c、および、第4の干渉計1220dを通過するように、光導波管1220を介して伝播する。変調されたRFデータ信号に対応する時間変動電圧が、端子1250を介して電極基板1240にランチされる場合、電界が生成される。この電界は、出力端子1252の前に各4つの干渉計と少なくとも部分的にオーバーラップするように、電極基板を介して伝播する。光変調器の各段では、電界は、比較的強い振幅変調光学信号を生成する光学信号にRFデータ信号からの変調を与え、この信号は、出力ポート1214を介して出力される。
図5Aを参照して議論された光変調器の利点に加えて、図12に示される4段光変調器は、全デバイス長が従来の変調器のほぼ4分の1の長さであるという利点を有する。さらに、光変調器1200は、反射性表面が基板に組み込まれるというさらなる利点を有する。
もちろん、図12に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1200は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザ(図示されない)が、入力および/または出力ポートの側の基板に隣接して提供される。さらに選択的には、電力モニタリング、および/または、バイアス制御用のフィードバックを提供する光をタッピングするために、1つ以上の反射性表面の側にフォトディテクタ(示されない)がマウントされる。
図13を参照すると、第1のMach−Zehnder干渉計1320a、第2のMach−Zehnder干渉計1320b、および、第3のMach−Zehnder干渉計1320cを含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1300の概略図が示される。これらの干渉計のそれぞれは、別個の基板またはダイに形成される。xカットリチウムニオベートに対応する電極/導波管の向きが示される。各ダイは、同じトレー1305にマウントされる。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。第1の干渉計1320aから第2の干渉計1320bへの光路を折り返す第1のビームフォールディングプリズム1360a、第1のレンズ1365a、および、第2のレンズ1365bが提供される。第2の干渉計1320bから第3の干渉計1320cへの光路を折り返す第2のビームフォールディングプリズム1360b、第3のレンズ1365c、および、第4のレンズ1365dが提供される。進行波電極基板1340は、第1の段において、第1の干渉計1320aがグランド電極1342aとホット電極1346aとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームがグランド電極1344aとホット電極1346aとの間に配置されるように、3つの干渉計のそれぞれに接続される。第3の段では、第3の干渉計1320cは、グランド電極1342cとホット電極1346cとの間に配置される第1の干渉計アームを有し、第2の干渉計アームは、グランド電極1344cとホット電極1346cとの間に配置される第1の干渉計アームを有する。単一の入力端子1350は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1352は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1380aは、第1のホット電極1346aと第2のホット電極1346bとの間に提供され、第2のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1380bは、第2のホット電極1346bと第3のホット電極1346cとの間に提供される。好ましくは、各ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入する1つまたは2つのバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。有利にも、段の間の電気的経路は、段の間の光学的経路よりも短い。
動作中、光は、入力ポート1312から変調器1300へ入力され、出力ポート1314を介して出力される。より詳細には、入力ポート1312を介して入力された光は、第1の干渉計1320aまで伝播する。時間変動電圧が、端子1350を介して電極基板1340に印加される場合、進行波電極基板1340の第1の部分まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1340は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第1の干渉計1320aの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、第1のビームフォールディングプリズム1360aまで伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計1320bに向き直され、かつ、伝送される。同時に、電極基板1340の第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1380aを通過した後に、電極構造の第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1340の第2の部分に印加されたとき、電極構造まで伝播する電界を生成し、電極構造は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第2の干渉計1320bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。増強された振幅変調光学信号は、光導波管1320を介して第2の反射性表面1360bまで伝播し、ここで、この信号は、第3の干渉計1320cに向け直され、かつ、伝送される。同時に、電極基板1340の第2の部分の端に残るRF駆動信号は、第2のハイパスフィルタ1380bを通過した後に、電極構造の第3の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1340の第3の部分に印加されたとき、電極構造1340まで伝播する電界が生成され、電極構造1340は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第3の干渉計1320cの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与え、より強い振幅変調光学信号さえも生成する。この信号は、出力ポート1314を介して連続して出力される。
もちろん、図13に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1300は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、zまたはyカット電子光学基板を利用すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザ(図示されない)が、入力および/または出力ポートの側の基板に隣接して、ならびに/あるいは、基板の1つと対応するレンズとの間に提供される。
図14を参照すると、zカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1430に形成される光導波管1420を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1400の概略図が示される。光導波管1420は、第1のMach−Zehnder干渉計1420a、および、第2のMach−Zehnder干渉計1420bを備える。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。基板1410の入力端では、例えば、レーザ1416として知られる光源が、連続波光信号を提供する。第1のプリズム1418a、第1のレンズ1419a、第2のプリズム1418b、第2のレンズ1419bが光導波管1420へ、および、光導波管1420から光を結合するように提供される。入力/出力端1410と反対側の基板1430の端では、第1の干渉計1420aから第2の干渉計1420bへの光路を折り返す第3のプリズム1460、第3のレンズ1465a、および、第4のレンズ1465bが提供される。グランド電極1442a、1444a、1442aおよび1444bならびにホット電極1446aおよび1446bを含む進行波電極基板1440が、基板1430上に形成される。単一の入力端子1450は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1452は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1480は、第1のホット電極1446aと第2のホット電極1446bとの間に提供される。好ましくは、各ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、レーザ1416からの光は、プリズム1418aによってレンズ1419aに向け直され、光導波管1420を介して第1の干渉計1420aに伝送される。ここで、この光は、第1のYブランチで分割され、2つの干渉計アームに対応する2つの分離した経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子1450を介して電極基板1440の第1の部分に印加される場合、進行波電極基板1440の第1の部分まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1440は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計と少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的および/または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、レンズ1465a、プリズム1460およびレンズ1465bまで光導波管1420を介して伝播し、ここで、この信号は、第2の干渉計1420bまで反射され、かつ、伝送される。第2の干渉計1420bへ入力された光は、第1のYブランチで分割され、ここで、この光は、2つの干渉計アームに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同時に、電極基板1440の第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1480を通過した後に、電極構造1440の第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1440の第2の部分に印加されたとき、電極構造1440まで伝播する電界を生成し、電極構造は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。変調光学信号は、レンズ1419bを介して伝送され、光変調器1400からプリズム1418bによって向け直される。
もちろん、図14に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1400は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザまたはポラライジングオプティクス(図示されない)が、提供される。
図15を参照すると、zカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1530に形成される光導波管1520を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1500の概略図が示される。光導波管1520は、第1のMach−Zehnder干渉計1520a、および、第2のMach−Zehnder干渉計1520bを備える。各干渉計は、第1のYブランチ、第1の干渉計アーム、第2の干渉計アーム、および第2のYブランチを備える。基板1510の入力端では、例えば、レーザ1516として知られる光源が、連続的光線を提供する。第1のビームスプリッタ1518a、第1のレンズ1519a、第2のビームスプリッタ1518b、および、第2のレンズ1519bが光導波管1520へ、および、光導波管1520から光を結合するように提供される。入力/出力端1510と反対側の基板1530の端では、第1の干渉計1520aから第2の干渉計1520bへの光路を折り返す第3のレンズ1565a、第3のビームスプリッタ1560、プリズム1562、および、第4のレンズ1565bが提供される。第1のビームスプリッタ1518a、第2のビームスプリッタ1518b、および、第3のビームスプリッタ1518cのそれぞれは、所定の量の光をタップし、かつ、その所定の量の光をそれぞれフォトディテクタ1590a、1590b、および、1590cまで伝送するように設計される。グランド電極1542a、1544a、1542aおよび1544bならびにホット電極1546aおよび1546bを含む進行波電極基板1540が、第1の干渉計1520aおよび第の干渉計1520bに隣接する基板1530上に形成される。単一の入力端子1550は、駆動電圧用の入力を提供し、単一の出力端子1552は、残りの駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク1580は、第1のホット電極1546aと第2のホット電極1546bとの間に提供される。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。例えば、図5Bは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の1つの例を示す。
動作中、レーザ1516からの光は、第1のビームスプリッタ1518aに伝送される。この第1のビームスプリッタは、第1のフォトディテクタ1590aまで伝送される第1のサブビームおよび第1のレンズ1519aに伝送される第2のサブビームへ光を分割する。ここで、光の第2のサブビームは、光導波管1520を介して第1の干渉計1520aまで伝送され、この光は、第1のYブランチで分割され、第1の干渉計1520aの2つの干渉計アームに対応する2つの分離した経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子1550を介して電極基板1540の第1の部分に印加される場合、進行波電極基板1540の第1の部分まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1540は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計と少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アームを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチで建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、レンズ1565aおよびビームスプリッタ1560まで光導波管1520を介して伝播する。ビームスプリッタ1560は、フォトディテクタ1590cに伝送される第1のサブビーム、ならびに、プリズム1562およびレンズ1565bに伝送される第2のサブビームへ光を分割する。光の第2のサブビームは、第2の干渉計1520bへ入力され、ここで、このビームは、第2の干渉計1520bの2つの干渉計アームに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同時に、電極基板1540の第1の部分の端に残るRF駆動信号は、ハイパスフィルタ1580を通過した後に、電極構造1540の第2の部分に送られる。フィルタリングされたRF駆動信号は、電界構造1540の第2の部分に印加されたとき、電極構造1540まで伝播する電界が生成される。電極構造1540は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、第2の干渉計1520bの2つの干渉計アームと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。変調光学信号は、第2のレンズ1519bおよびビームスプリッタ1518bに伝送される。ビームスプリッタ1518bは、第2のフォトディテクタ1590bに伝送される第1のサブビームおよび光変調器に出力される第2のサブビームに光を分割する。
さらに、タッピングされた光を利用して、電力モニタリングおよび/またはバイアス制御用のフィードバックを提供する。
もちろん、図15に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1500は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザまたはポラライジングオプティクス(図示されない)が、提供される。
図16を参照すると、xカットリチウムニオベート(LiNbO)基板1630に形成される光導波管1620を含む本発明の別の実施形態による光学デジタル外部変調器1600の概略図が示される。光導波管1620は、第2のMach−Zehnder干渉計1620bに直列に接続される第1のMach−Zehnder干渉計1620aを備える。第1の干渉計1620aは、第1のYブランチ1622a、第1の干渉計アーム1624a、第2の干渉計アーム1626a、および第2のYブランチ1628aを備える。第2の干渉計1620bは、第1のYブランチ1622b、第1の干渉計アーム1624b、第2の干渉計アーム1626b、および第2のYブランチ1628bを備える。第1の干渉計1620aおよび第2の干渉計1620bは、カスケード接続構成を有する。進行波電極基板1640は、第1の導波管1624aがグランド電極1624aとホット電極1646aとの間に配置され、第2の導波管1626aがグランド電極1644aとホット電極1646aとの間に配置されるように、光導波管1620の側に配置される。同様に、第1の干渉計アーム1624bは、グランド電極1642bとホット電極1646bとの間に配置され、第2の干渉計アーム1626bは、グランド電極1644bとホット電極1646bとの間に配置される。単一の入力端子1650は、両干渉計を通過するRF駆動信号用の入力を提供し、単一の出力端子1652は、残りのRF駆動信号用の出力を提供する。第1のハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク(図示されない)は、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタ、ならびに、RFの流れに影響を与えることなくRF回路へDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。
動作中、光は、入力ポート1612から変調器1600へ入力され、出力ポート1614を介して出力される。より詳細には、入力ポート1612を介して入力された光は、光導波管1620を介して第1の干渉計1620aに伝播され、ここで、この光は、第1のYブランチ1622aで分割され、2つの干渉計アーム1624a、1626bに対応する2つの分離した経路に沿って等しく伝送される。時間変動電圧が、端子1650を介して電極基板1640に印加される場合、進行波電極基板1640まで伝播する電界が生成される。進行波電極基板1640は、マイクロ波導波管を形成するように構成される。電界は、2つの干渉計アーム1624a、1626aと少なくとも部分的にオーバーラップする。電子光学効果により、電界は、2つの干渉計アーム1624a、1626aを介して伝播する光の相対速度を変化させ、それにより、位相を生成し、かつ、第2のYブランチ1628aで建設的または破壊的干渉を発生させる。建設的および/または破壊的干渉は、振幅変調光学信号を発生させ、ここで、この変調は、時間変動電圧を発生させるために利用される変調されたRFデータ信号に対応する。振幅変調光学信号は、光導波管1620を介して第2の干渉計1620bに伝播する。第2の干渉計1620bへ入力された光は、第1のYブランチ1622bで分割され、ここで、この光は、2つの干渉計アーム1624b、1626bに対応する2つの分離された経路に沿って等しく伝播する。同時に、対応する電界がまた2つの干渉計アーム1624bおよび1626bを少なくとも部分的にオーバーラップするように、第1の干渉計1620aの端に残るRF駆動信号は、第2の干渉計1620bに送られる前に、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク(図示されない)を通過する。電子光学効果により、電界は、振幅変調光学信号に同期化された変調されたRFデータ信号をさらに与える。変調光学信号は、出力ポート1614を介して連続的に出力される。
図16に示される光変調器の利点は、この光変調器が、光変調器1600が2つの干渉計、すなわち、第1の干渉計1620aおよび第2の干渉計1620bに分けられるカスケード接続構成を有することである。このカスケード接続構成により、光変調器1600がデジタル信号伝送のために最適化されることを可能にすることである。例えば、図5Aに示される光変調器500のように、RFデータ信号により光変調器1600を駆動し、かつ、適切なバイアス点を選択することは、デジタル信号伝送のために改良されたパフォーマンスを有する光学外部デジタル変調器を提供する。
図17Aおよび17Bを参照すると、両干渉計が65°バイアスされる場合に、光変調器1600の各段の後にシミュレーションされたアイダイアグラムが示される。より詳細には、図17Aは、光学信号が第1の干渉計1620aおよび第2の干渉計1620bを通過した後のデジタルアイダイアグラムを示す。顕著に、光変調器の第1の段のためにクオドラチャからバイアス点25°を提供することにより、アイクロスするレベルが約50%レベルとなる。しかし、光変調器の第2の段を通過した後、アイダイアグラムに対する対象性が保存される。各シミュレーションは、各干渉計の速度の整合および65°のバイアス点を含み、RF電極損失の効果を無視する。電気的信号帯域は、5GHzに制限される。
もちろん、図16に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1600は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、各干渉計にRF入力端子を提供すること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザまたはポラライジングオプティクス(図示されない)が、提供される。さらに選択的には、電力モニタリング、および/または、バイアス制御用のフィードバックを提供する光をタッピングするために、基板上にDOC(示されない)がマウントされる。図16に示されるカスケード接続された変調器の長さを縮小するために、EA(electro−absoption)変調器(示されない)が、4つの干渉計アームのそれぞれに選択的に提供される。
図5Aおよび6〜16に示された各実施形態では、通常、オン状態で非常に僅かな挿入損失(例えば、1dBよりも低い)のためにバイアスされる。好ましくは、各個光変調器は、約50%伝送でアイクロスするレベルを有するデジタルアイダイアグラムを発生させるようにバイアスされる。各光変調器は、1つ以上の干渉計を含み、つまり、カスケードの各干渉計は、特に上記のクオドラチャでバイアスオフされる。
図5Aを参照して議論されたように、1つの実施形態は、クオドラチャから2段の干渉計25°の両干渉計をバイアスすることを含む。ここで、90°は、クオドラチャの位相であり、0°は、干渉計がフルオンになる位相である。別の実施形態によると、2段光学干渉計の変調器の2つの干渉計のそれぞれは、異なるバイアス点で動作する(例えば、第1の干渉計は、クオドラチャから20°であり、もしくは、第1の干渉計は、クオドラチャから35°であり、第2の干渉計は、クオドラチャから15°である)。さらに別の実施形態によると、4段の光変調器の4つの干渉計のそれぞれは、47°でバイアスされる。さらに別の実施形態によると、4段の光変調器の第1、第2、第3、および第4の干渉計は、それぞれ、41.5°、46.5°、47.5°、および51.5°でバイアスされる。他の適切なバイアス点は、当業者によって計算されるおよび/または選択され得る。
各例では、干渉計のカスケードを通過した後の正味の強度は、RF駆動信号が印かされない場合に、ほぼ半分の電力点である。従来の光変調器では、これは、50%の伝送点(すなわち、クオドラチャ点)に設定される単一の干渉計に対応する。カスケード接続された変調器では、正味の強度は、カスケードの各干渉計の伝送の産物となる。従って、2つか、3つか、または4つの干渉計が存在するかどうかに依存して、各干渉計の伝送は、それぞれ約71%、80%、および84%になる。
デジタルアイダイアグラムが約半分の電力レベルのアイクロスを有するようにカスケードの各干渉計のバイアス点を選択することによって、光変調器を最適化することは、有利にも、光ファイバ(例えば、デジタルデータ信号が、単に等しく間隔の空いた同じパルス列ではない場合)を介してデジタルデータ信号の伝送性能を改良する線形性を提供する。例えば、伝送パフォーマンスは、2レベルのデジタルデータ信号のオン状態とオフ状態との間の伝送が光ファイバの散乱によってゆがめられる場合に、影響を受ける。上述の線形性は、光ファイバ散乱によるデジタル光学信号の劣化を最小化する。
顕著に、光学デジタル外部変調器、特に、2レベルデジタルデータ信号に利用される光学デジタル外部変調器に線形性を提供することの利点は、従来技術において認識されていなかった。おそらく、当業者には、カスケード接続された変調器をフルオンからフルオフへ駆動する際により大きな信号の歪みを予期し得たからである。さらに、両干渉計が従来のクオドラチャにバイアスされていたことを想定すると、デジタル信号が印加されない場合の挿入損失は、単一の変調器に対するよりも3dB大きい。
上述のカスケード接続された光変調器の各実施形態において、従来のMach−Zehnder干渉計は、選択的に別の干渉計に置き換えられる。例えば、ある実施形態では、カスケード接続された干渉計は、ネスト化Mach−Zehnder干渉計である。
図18を参照すると、本発明のある実施形態による光学デジタル外部変調器1800の概略図が示される。xカットリチウムニオベートに対応する電極/導波管の向きが示される。光変調器1800は、第2のMach−Zehnder干渉計1820bにカスケード接続される第1のMach−Zehnder干渉計1820aを形成する光導波管1820を含む。各Mach−Zehnder干渉計1820aおよび1820bは、3つのアームを有するネスト化Mach−Zehnderである。進行波電極構造1840a/1840bは、第1の干渉計1820aおよび第2の干渉計1820bに接続される。進行する電極構造は、第1の干渉計1820aの3つの光路のうちの2つを変調する第1の進行波電極1840a、ならびに、第2の干渉計1820bの3つの光路のうちの2つを変調する第2の進行波電極1840bを備える。各進行電極1840aおよび1840bは、2つのグランド電極および中心ホット電極を含む。単一の入力端子1850aは、第1のネスト化干渉計から残りのRF駆動信号用の入力を提供し、単一の出力端子1852aは、第1のネスト化干渉計から残りのRF駆動信号用の出力を提供する。同様に、単一の入力端子1850bは、第2のネスト化干渉計1820bのRF駆動信号用の入力を提供し、単一の出力端子1852bは、第2のネスト化干渉計から残りのRF駆動信号用の出力を提供する。公称上、全てのy結合は、光学電極を等しく分割し、かつ、結合する。例えば、各ネスト化された干渉計の第3の上部のアームは、公称上、変調される低いアームのどちらかの2倍の光電力を搬送する。
動作中、変調器1800へ入力された光は、光導波管1820を介して第1の干渉計1820aまで伝播する。時間変動電圧が端子1850aを介して電極1840aに印加された場合、3つのアーム干渉計1820aの2つのアームの光路を変調し、振幅変調光学信号を生成する電界が生成される。振幅変調光学信号は、光導波管1820を介して第2の干渉計1820bに伝播する。時間変動電圧が端子1850bを介して電極1840bに印加された場合、3つのアーム干渉計1820bの2つのアームの光路を変調する別の電界が生成される。第2の段からの変調は、第1の段からの変調を増強して、比較的強い変調された光学信号を生成する。好ましくは、光変調器1800の各干渉計は、RFデータ信号に対応する時間変動電圧により駆動され、対称的デジタルアイダイアグラムを提供するように選択されたバイアス点で動作する。
もちろん、図18に示される光学デジタル外部変調器は、例示の目的でのみ上述された。もしくは、光変調器1800は、本明細書中で参照として援用する、Wootenら、「A Review of Lithium Niobate Modulators for Fiber−Optic Communications Systems」、IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics、vol.6、no.1、pp.69−82 January/February2000に説明されるような、当業者に公知の他の方法により製造される。例えば、半導体(例えば、GaAsまたはInP)のような別の電子光学基板とリチウムニオベート基板を置き換えること、ならびに/あるいは、ランプ化またはデュアル駆動電極のような別の電極基板と従来の進行波電極を置き換えることが可能である。選択的に、ポラライザまたはポラライジングオプティクス(図示されない)が、提供される。さらに選択的には、電力モニタリング、および/または、バイアス制御用のフィードバックを提供する光をタッピングするために、基板上にDOC(示されない)がマウントされる。さらに選択的には、2つのRF駆動信号は、単一のRFソースによって提供され、2つのサブ信号に分割される。
図18に示される光変調器1800では、2段の変調器の各段は、並列に駆動される。図5Aおよび6〜16において説明されたように、光変調器1800が直列に駆動されることもまた可能である。単一のRFドライブ信号は、多段光変調器1800の各段に直列に印加されるので、駆動電力は、有利にも保存される。
例えば、1つの実施形態によると、端子1852aからのRF信号は、端子1850bに送られる前にハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワーク(図示されない)を通過する。好ましくは、ハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークは、より高い周波数を通過させより低い周波数を拒絶するハイパスフィルタを含み、RFの流れに影響を与えることなくRF回路にDCバイアス電圧を注入するバイアスティーを含む。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
(要約)
干渉計のカスケード接続配置を有する光学デジタル外部変調器が提供される。本発明の光変調器は、カスケードの各干渉計に電界を印加する電極基板と、所定のバイアス点で各干渉計をバイアスする電極構造に接続されるバイアス回路とを備える。特に、各所定のバイアス点は、クオドラチャの上にあり、かつ、デジタルデータ信号の改良された伝送パフォーマンスを提供するように選択される。好ましくは、変調器は、変調帯域幅を増大させ、駆動電圧を低減し、かつ、サイズを縮小することに役立つ反射性設計を有する。
図1は、従来技術のMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図2Aは、通常の伝達関数のグラフである。 図2Bは、理想的な2レベルデジタル信号のデジタルアイダイアグラムである。 図3は、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、2つの反射性方向性カプラを含むMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図4は、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、反射性ミラーおよびレンズを含むMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図5Aは、本発明の1つの実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、反射性ミラーおよびレンズを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図5Bは、図5Aに示されるハイパスフィルタおよびバイアスティーネットワークとして利用することに適した回路の概略図である。 図5Cは、両干渉計がクオドラチャにおいてバイアスされる場合に、図5Aに示される光変調器を通過した後の光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムである。 図5Dは、両干渉計がクオドラチャから25°バイアスされる場合に、図5Aに示される光変調器を通過した後の光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムである。 図6は、本発明の別の実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、反射性方向性カプラを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図7は、本発明の他の実施形態による、zカットリチウムニオベート基板上に形成され、反射性ミラーおよびレンズを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するMach−Zehnder光変調器の概略図である。 図8は、本発明のさらに別の実施形態による、zカットリチウムニオベート基板上に形成され、ビームフォールディングマイクロオプティクスを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するMach−Zehnder光変調器の拡大された概略図である。 図9は、本発明の別の実施形態による、zカットリチウムニオベート基板上に形成され、MEMSミラーを介するVOA機能を含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するMach−Zehnder光変調器の拡大された概略図である。 図10は、本発明の別の実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、2つのレンズおよび2つのミラーを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する3段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図11は、本発明の別の実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、組み込みミラーを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する3段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図12は、本発明の別の実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、組み込みミラーを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する4段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図13は、本発明の別の実施形態による、3つのxカットリチウムニオベート基板上から形成され、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有する3段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図14は、本発明の別の実施形態による、zカットリチウムニオベート基板上に形成され、レーザと一体化され、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するデュアル段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図15は、本発明の別の実施形態による、zカットリチウムニオベート基板上に形成され、レーザと一体化され、フォトディテクタを含み、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するデュアル段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図16は、本発明の1つの実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するデュアル段Mach−Zehnder光変調器の概略図である。 図17Aは、両干渉計がクオドラチャから25°バイアスされる場合に、図17に示される光変調器の第1の段を通過した後の光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムである。 図17Bは、両干渉計がクオドラチャから25°バイアスされる場合に、図17に示される光変調器の第1および第2の両方の段を通過した後の光学信号のシミュレーションされたアイダイアグラムである。 図18は、本発明の別の実施形態による、xカットリチウムニオベート基板上に形成され、直列カスケード接続構成およびバイアシング手段を有するデュアル段ネスト化Mach−Zehnder光変調器の概略図である。
符号の説明
300 光学デジタル外部変調器
310 入力/出力端
312 入力ポート
314 出力ポート
320 光導波管
322 第1のYブランチ
324a 第1の干渉計アーム
324b 第1の干渉計アーム
324c 第1の方向性カプラ324c
326a 第2の干渉計アーム
326b 第2の干渉計アーム
326c 第2の方向性カプラ
328 第2のYブランチ328
330 xカットリチウムニオベート基板
340 進行波電極基板
350 単一の入力端子
352 単一の出力端子
360 ミラー

Claims (21)

  1. 第2の干渉計にカスケード接続された第1の干渉計を含む複数の干渉計であって、該第1の干渉計と該第2の干渉計とは空間的に分離している、複数の干渉計と、
    電極構造に印加されたRF駆動信号に応答して、該第1および第2の干渉計の各々に電界を印加するように配置された電極構造と、
    所定のバイアス点で該第1および第2の干渉計の各々をバイアスするために該電極構造に接続されたバイアス回路であって、該第1および第2の干渉計の各々に対する該所定のバイアス点が選択されることにより、光変調器は、光ファイバを通ってデジタルデータ信号を伝送するように最適化される、バイアス回路と
    を含む、光デジタル外部変調器。
  2. 前記第1の干渉計から前記第2の干渉計に出力された光を向け直すように配置されたリフレクタを含む、請求項1に記載の光デジタル外部変調器。
  3. 前記リフレクタは、レンズ、プリズム、反射性方向性カプラ、一体化ミラーシステム、およびMEMSミラーのうちの少なくとも1つを含む請求項2に記載の光デジタル外部変調器。
  4. 前記第1の干渉計は、前記第2の干渉計の側面に沿って(laterally)配置されている、請求項1に記載の光デジタル外部変調器。
  5. 各所定のバイアス点が、クオドラチャ(quadrature)より上であるように選択されることにより、デジタル伝送アイクロス(eye crossing)レベルが約50%である、請求項1に記載の光デジタル外部変調器。
  6. 前記複数の干渉計は、複数のMach−Zehnder干渉計を含む、請求項1〜5のいずれか1つに記載の光デジタル外部変調器。
  7. 前記複数の干渉計は、同じ電子光学基板に形成される、請求項1〜5のいずれか1つに記載の光デジタル外部変調器。
  8. 前記電極構造は、前記第1の干渉計に電界を印加するように配置された第1の進行波電極と、前記第2の干渉計に電界を印加するように配置された第2の進行波電極とを含み、該第1および第2のトラベルウェーブ電極は、第1の電気パスを介して接続される、請求項1〜5のいずれか1つに記載の光デジタル外部変調器。
  9. 前記第1および第2の干渉計をカプリングする光導波路を含み、該光導波路は、該第1の電気径路の径路長さよりも長い径路長さを有する、請求項8に記載の光デジタル外部変調器。
  10. 前記第1の電気径路に配置される第1のハイパスフィルタを含む、請求項8に記載の光デジタル外部変調器。
  11. 前記バイアス回路は、前記第1のハイパスフィルタと一体化した第1および第2のバイアスティー回路を含み、該第1のバイアスティー回路は、第1のバイアス電圧を前記第1の干渉計に提供する第1の入力端子を含み、該第2のバイアスティー回路は、第2のバイアス電圧を前記第2の干渉計に提供する第2の入力端子を含む、請求項10に記載の光デジタル外部変調器。
  12. 前記第1および第2のトラベルウェーブ電極の各々は、第1の接地電極、第2の接地電極、およびホット電極を含む、請求項8に記載の光デジタル外部変調器。
  13. 前記電極構造は、前記印加された電界が前記複数の干渉計を通って伝搬する光信号よりも遅く進行するように設計される、請求項8に記載の光デジタル外部変調器。
  14. 信号RF入力端子および信号RF出力端子であって、各RF端子は、前記電極構造に接続されて、該RF出力端子を通って出力される前に、該RF入力端子を通るRF駆動信号が前記第1のトラベルウェーブ電極に印加されて、その後、前記第2のトラベルウェーブ電極に印加されるように配置される、請求項8に記載の光デジタル外部変調器。
  15. 光デジタル外部変調器を提供するステップであって、該変調器は、カスケード接続構成を有する複数の干渉計と、該複数の干渉計の各々の干渉計に電界を印加するように配置された電極構造と、該電極構造に接続されたバイアス回路とを含む、光デジタル外部変調器を提供するステップであって、
    該光信号を該複数の干渉計に供給するステップと、
    RF駆動信号を該電極構造に印加するステップと、
    所定のバイアス点で該複数の干渉計の各々の干渉計をバイアスするステップであって、各所定のバイアス点が選択されることにより、該光変調器が光ファイバを通ってデジタル信号を伝送するように最適化される、バイアスするステップと
    を包含する、光信号を変調する方法。
  16. 各所定のバイアス点は、実質的にクオドラチャより上であるように選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 各所定のバイアス点は、約50%のアイクロスレベルを有するデジタルアイダイアグラムを前記変調器が提供するように選択される、請求項16に記載の方法。
  18. 各所定のバイアス点は、約65°である、請求項16に記載の方法。
  19. 前記変調器をアンダードライビングするステップを包含する、請求項15〜18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 前記変調器を直列で駆動するステップを包含する、請求項15〜19のいずれか1つに記載の方法。
  21. 前記RF駆動信号を前記電極構造に印加するステップは、前記複数の干渉計のうちの2つの連続した干渉計間に配置されたハイパスフィルタを通ってRF駆動信号を通過させるステップを包含する、請求項20に記載の方法。
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