JP2011020852A - 装飾テープ巻付器 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状部材の周面に装飾テープを螺旋状に巻き付けて表装できる装飾テープ巻付器の提供を図る。
【解決手段】棒状部材11を回転送り出し機構3に軸線方向に挿入して押し込むと、該回転送り出し機構3により棒状部材11は一方向の回転が付与されて送り出される。棒状部材11の軸線0に対して傾斜配置した装飾テープ保持機構4に保持されたテープ環12Aから引き出された装飾テープ12の端末を、前記棒状部材11のテープ巻き始め部分に貼り付け、棒状部材11を更に押し込んで軸方向に回転送り出しすると、その回転送り出しに連動して装飾テープ保持機構4に保持された装飾テープ12が引き出され、該棒状部材11の周面に螺旋状に巻き付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉛筆等の筆記具を始めとして、ドラムスティックやマドラー等の棒状部材に装飾テープを螺旋状に巻付可能な装飾テープ巻付器に関する。
従来、筆記具に好みの装飾を施す技術として、例えば、特許文献1に示されているように、筆記具の外周に装飾シートを巻きつけると共に、その上から熱収縮フィルムを巻きつけてこれを熱収縮させることにより、筆記具を好みの模様,図柄,色彩等に装飾するようにしたものが知られている。
特開2006−150622号公報
前記従来の技術では、前述のように筆記具の外周に装飾シートを巻きつけて、その巻きつけ端の一方を他端に糊などで貼付して固定し、続いて熱収縮フィルムで前記装飾シートを被覆して熱収縮させて表装するため、作業が煩雑となってしまう。
また、前記装飾シートおよび熱収縮フィルムの巻きつけは手作業によるため、手先きの器用さの個人差によって出来,不出来が生じ、特に児童等が扱う場合にこの差が大きく表れて同じ仕上がり具合とすることは仲々難しい。
そこで、本発明は表装作業を簡単に行え、しかも、手先きの器用さの個人差に拘わらずほぼ同じ表装仕上がり具合とすることができる装飾テープ巻付器を提供するものである。
本発明の装飾テープ巻付器は、棒状部材の軸線方向への押し込みに対して棒状部材に一方向の回転を付与して送り出す回転送り出し機構と、前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材の軸線に対して斜めに装飾テープを保持する装飾テープ保持機構と、を備え、前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材の装飾テープ巻き始め部分に前記装飾テープ保持機構に保持される装飾テープ端を貼り付けた状態にて、前記回転送り出し機構による棒状部材の回転送り出しに連動して該装飾テープ保持機構に保持される装飾テープが引き出され、棒状部材の周面に装飾テープを螺旋状に巻き付け可能とされることを主要な特徴としている。
本発明によれば、棒状部材を回転送り出し機構に挿入して押し込むと、この回転送り出し機構により棒状部材は一方向の回転が付与されて送り出される。そこで、前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材のテープ巻き始め部分に装飾テープ保持機構により保持される装飾テープの端末を貼り付けて、棒状部材を更に押し込んで軸方向に回転送り出しすることにより、棒状部材の回転送り出しに連動して該装飾テープ保持機構に保持される装飾テープが引き出され、棒状部材の周面に螺旋状に巻き付けられる。
従って、作業者は前述のように棒状部材のテープ巻き始め部分に装飾テープの端末を貼り付けた後は、棒状部材を回転送り出し機構に押し込み、あるいは、途中から棒状部材を送り出し方向に引き出すだけの作業で装飾テープを棒状部材の周面に螺旋状に整然と巻き付けることができて、簡単な作業で棒状部材を装飾テープで表装することができる。
しかも、前述のように棒状部材を押し込み、あるいは、途中から引き出しすればよいので、児童等でも手先きの器用さの個人差に拘わらず、ほぼ同じ仕上がり具合に装飾テープで表装することができる。
本発明に係る装飾テープ巻付器の第1実施形態を示す斜視図。 図1に示すテープ巻付器の使用状態を示す斜視図。 図2の平面図。 図3の回転送り出し機構部分の拡大斜視図。 回転送り出し機構の略示的側面説明図。 本発明の第2実施形態を示す平面図。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図5に示す第1実施形態の装飾テープ巻付器1は、ベース部2と、棒状部材11の回転送り出し機構3と、装飾テープ12のテープ環12Aを縦向きにして回転可能に保持する装飾テープ保持機構4とを備えている。
前記ベース部2,回転送り出し機構3,および装飾テープ保持機構4は、適宜の合成樹脂をもって一体的に形成されている。
前記ベース部2は、机上,卓上等に安定して定置可能なように、例えば平面方形の平板状に形成されている。
前記回転送り出し機構3は、前記ベース部2上に所要の厚み幅で一体に立設されて棒状部材11を保持する棒状部材保持壁5に設けられている。
この回転送り出し機構3は、前記棒状部材保持壁5にその厚み幅方向に貫通して形成されて棒状部材11が挿入される挿入孔6と、該挿入孔6内でその略中心位置に該棒状部材11を回転可能に支持する複数個、例えば、棒状部材11の外周を等間隔に支持する3つの支持点7と、を備えている。
前記3つの支持点7のうち、少なくとも1つの支持点7は、図3〜図5に示すように前記棒状部材11の軸線0に対して斜めに配設されて該棒状部材11の押し込みに対して摩擦力により回転して、該棒状部材11を一方向に回転させるガイドローラ7Aで構成されている。
本実施形態では前記3つの支持点7が、何れも棒状部材11の軸線0に対して同一の傾斜方向で同一の角度に傾斜して配設されたガイドローラ7Aで構成されている。
これらのガイドローラ7Aは、軟質のゴム,合成樹脂等の弾性材で形成されて前記挿入孔6内に回転可能に軸支され、該挿入孔6に棒状部材11が挿入されると、該棒状部材11の周面に弾接して接触部分に摩擦力が発生し得るように配置されている。
また、前記3つの支持点7を構成するガイドローラ7Aのうち、少なくとも1つのガイドローラ7Aは前記棒状部材11の径方向に僅かに移動可能とされている。これは、例えばガイドローラ7Aの支軸7aが係合する図外の軸受孔を僅かに長孔に形成することで実現される。
前記装飾テープ保持機構4は、前記回転送り出し機構3から送り出される棒状部材11の側方で前記ベース部2上に配設され、前記テープ環12Aをこの回転送り出し機構3から送り出される棒状部材11の軸線0に対して斜めに保持するもので、本実施形態ではこの装飾テープ保持機構4は、棒状部材11の軸線0に対して前記ガイドローラ7Aと同一の傾斜方向で同一の角度に傾斜して配設されている(図3,図4参照)。
この装飾テープ保持機構4は、前記ベース部2上に所要の間隔をおいて一体に立設した一対の支脚8と、これら支脚8,8間に跨って回転可能に軸支されるテープリール9とを備えている。
前記各支脚8,8の対向側面には、それらの上縁からほぼ前記棒状部材保持壁5の挿入孔6の高さ位置に相当する長さで軸受溝8a,8aが形成されていて、前記テープリール9の支軸9aをこれら軸受溝8a,8aに上下方向に挿脱可能に軸支し得るように構成されている。
前記装飾テープ12は、表面に適宜の色彩,模様,図柄等が印刷されていると共に裏面に粘着剤が施されていて、環状の芯材に多層状態に巻回してテープ環12Aを構成している。
この装飾テープ12のテープ環12Aは数種類が用意され、好みに応じて前記テープリール9に軸方向に嵌挿して用いられる。
本実施形態では、前記回転送り出し機構3を構成した棒状部材保持壁5が、前記ベース部2の左右側辺部に沿って対向的に一対設けられており、前記装飾テープ保持機構4はこれら左右の棒状部材保持壁5,5の中間領域、即ち、回転送り出し機構3,3の中間領域に配設されている。
前記回転送り出し機構3,3のうち、少なくとも前記棒状部材11の送り出し方向で後段側に配置された回転送り出し機構3Rには、その棒状部材11が進入する側の側部、具体的には棒状部材保持壁5の内側の側面における前記挿入孔6周りに、棒状部材11の端部を回転送り出し機構3Rの中心位置に案内する挿入ガイド13が一体に設けられている。
前記挿入ガイド13は筒状に形成されていて、その内周は外広がりのテーパ状に形成され、前段側の回転送り出し機構3Fから回転送り出しされる棒状部材11の端部が振れ動いても、これを挿入ガイド13で捕捉して後段側の回転送り出し機構3Rの中心位置に進入(挿入)ガイドし得るように構成されている。
また、前記挿入ガイド13の突出長は前記装飾テープ保持機構4に保持されたテープ環12Aの一側縁のほぼ延長上に設定され、その端部は該テープ環12Aの配置傾斜角度とほぼ同一の傾斜角度に形成されて、棒状部材11に巻き付けられる装飾テープ12の一側縁に摺接可能なテープ巻き付けガイド縁13aとして構成されている。
次に以上の構成からなる装飾テープ巻付器1を用いて、例えば円形断面の鉛筆等の棒状部材11の周面に装飾テープ12を巻き付けて表装する場合について詳述する。
先ず、用意された数種類のテープ環12Aのうちから好みのテープ環12Aを選んでこれを装飾テープ保持機構4に掛装,保持する。具体的には、前記一対の支脚8の軸受溝8aからテープリール9の支軸9aを上方にスライドさせて該テープリール9を支脚8から取り出し、該テープリール9に前記テープ環12Aを嵌装して、前記支軸9aと軸受溝8aを介して該テープ環12Aを支脚8に回転可能に掛装,保持する。
次に、棒状部材11の端部を前記送り出し方向前段の回転送り出し機構3Fの挿入孔6に挿入する。
すると、この棒状部材11の周面に前記支持点7を構成する3つのガイドローラ7Aが乗り上げて、該棒状部材11の端部が挿入孔6の略中心位置に支持される。
続いてこの棒状部材11を押し込むと、該棒状部材11の周面との摩擦力により前記ガイドローラ7Aが回転して棒状部材11にガイドローラ7Aの回転と逆方向の回転が付与され(図3参照)、該棒状部材11がガイドローラ7Aの傾斜角度に見合ったほぼ定ピッチでの回転送り出しが行われる。
前段側の回転送り出し機構3Fから回転しつつ送り出された棒状部材11の先端部が、後段側の回転送り出し機構3Rの挿入ガイド13の近傍に到達した位置で、前記装飾テープスタンド4に保持されたテープ環12Aから装飾テープ12を引き出し、その端末を棒状部材11の端部周面に若干巻きつけるようにして貼り付ける。
そして、再び棒状部材11を送り出し方向に押し込むと、該棒状部材11の回転送り出しに連動して(伴って)前記装飾テープ12がテープ環12Aから引き出され(牽引,繰り出され)、該装飾テープ12が棒状部材11の周面に整然と螺旋状に巻き付けられると共に、該棒状部材11の先端部が挿入ガイド13内に進入し、該先端部の振れ動きが規制されて後段側の回転送り出し機構3Rの挿入孔6に進入して該後段側の回転送り出し機構3Rの中心位置に案内される。
このようにして棒状部材11の先端部が後段側の回転送り出し機構3Rに挿入されると、該棒状部材11が前段側と後段側の回転送り出し機構3F,3Rに両持ち支持されて安定した回転送り出しが行われると共に、前記装飾テープ12の一側縁が前記挿入ガイド13の端部の傾斜したテープ巻き付けガイド縁13aに摺接して、前記装飾テープ12の螺旋状の巻き付けがより一層整然と行われる。
そして、前記棒状部材11の後端が前段側の回転送り出し機構3Fを抜け出したら、その抜け出した後端を持って後段側の回転送り出し機構3Rに向けて押し込み、あるいは、該後段側の回転送り出し機構3Rをくぐり抜け出した棒状部材11の先端部分を持って該棒状部材11の送り出し方向に引き出すことにより、該後段側の回転送り出し機構3Rによって棒状部材11のほぼ定ピッチの回転送り出しが持続される。
棒状部材11の後端部が前記挿入ガイド13の近傍に到達して装飾テープ12が該棒状部材11の後端にまで巻き付けられたところで、該装飾テープ12を図外のカッターで切断し、棒状部材11を後段側の回転送り出し機構3Rから回転を伴って引き出せば、棒状部材11の周面への装飾テープ12の巻付が終了し、好みの装飾テープ12で表装された棒状部材11が得られる。
そして、必要に応じて前記棒状部材11の後端部における装飾テープ12の巻き終端に、図外の巻き止め用の装飾シールを貼り付け(巻き付け)れば、該装飾テープ12の巻き終端の剥れを防止することができる。
前記棒状部材11のこの他の表装例としては、例えば、前述のように棒状部材11の周面に螺旋状に巻き付けた装飾テープ12の上に、適宜の図柄やメッセージを印刷したシール(図示省略)を貼付し、前記装飾テープ巻付器1を用いて棒状部材11の全長に亘って、もしくは、前記シールを貼付した前,後所要の部分領域に無色透明または着色透明の装飾テープ(図示省略)を前述の要領で螺旋状に巻装する。
これにより、前記装飾テープ12からなる下地の上に前記シールの図柄やメッセージが浮き上がって見える表装とすることができ、しかも、前記シールが透明の装飾テープによって剥離防止されて意匠効果および品質の高いオリジナルの棒状部材11を得ることができる。
以上のように本実施形態の装飾テープ巻付器1によれば、棒状部材11を回転送り出し機構3の挿入孔6に押し込むと、該回転送り出し機構3により棒状部材11を一方向の回転を付与して送り出すことができる。そこで、装飾テープ保持機構4に保持されたテープ環12Aから装飾テープ12端を引き出して前記棒状部材11のテープ巻き始め部分に貼り付けて前記棒状部材 11の回転送り出しを行えば、該棒状部材11の回転送り出しに連動して(伴って)テープ環12Aから装飾テープ12が引き出され(牽引,繰り出されて)、該棒状部材11の周面に整然と螺旋状に巻き付けられて棒状部材11を好みの色彩,模様,図柄等に表装することができる。
しかも、作業者は前述のように棒状部材11のテープ巻き始め部分に装飾テープ12の端末を貼り付けた後は、該棒状部材11を回転送り出し機構3に押し込み、あるいは、途中から棒状部材11を送り出し方向に引き出すだけの作業で装飾テープ12を棒状部材11の周面に螺旋状に整然と巻き付けることができるので、簡単な作業で棒状部材11を好みの装飾テープ12で表装することができる。
このため、児童等でも手先きの器用さの個人差に拘わらず、ほぼ同じ仕上がり具合に装飾テープ12で表装することができる。
特に、本実施形態では前記回転送り出し機構3は、棒状部材11を押し込む挿入孔6内でその略中心位置に該棒状部材11を支持する複数個の支持点7を備えていて、その少なくとも1つの支持点7が、前記棒状部材11の軸線0に対して斜めに配設されて該棒状部材11の押し込みに対して摩擦力により回転して、該棒状部材11を一方向に回転させるガイドローラ7Aで構成されている。このため、該ガイドローラ7Aの摩擦回転により棒状部材11の回転送り出しがほぼ定ピッチで行われ、これにより、棒状部材11の押し込み加減に拘わらず装飾テープ12をテープ環12Aの配置角度で整然と螺旋状に巻付けることができる。つまり、棒状部材11の押し込みの力の加減に拘わらず、該ガイドローラ7Aは必ず棒状部材11の所定箇所をガイドしつつ棒状部材11の回転送り出しを行うので、棒状部材11の押し込みの力の加減がうまく調節できない子供でも失敗することがない。
また、前記少なくとも1つのローラ7Aが、前記棒状部材11の径方向に僅かに移動可能とされているため、棒状部材11が円形断面の他、同一外径で三角形,六角形等の多角形断面に形成されている場合でも、それらの周面に沿って径方向にローラ7Aが追従移動することで棒状部材11の適正な回転送り出しを行わせることができる。
そして、前記回転送り出し機構3は、ベース部に所要の間隔をおいて対向位置に少なくとも一対配設されているので、棒状部材11の回転送り出し過程でこれを両持ち支持して安定した回転送り出しを行うことができる。
しかも、これら一対の回転送り出し機構3の中間領域に前記装飾テープ保持機構4が配設されているので、棒状部材11に螺旋状に巻き付けられた装飾テープ12を、棒状部材11の送り出し方向の後段側の回転送り出し機構3Rで、この螺旋状に巻き付けられた装飾テープ12を棒状部材11の周面に押圧できて、装飾テープ12の貼着仕上がりを良好にすることができる。
また、この後段側の回転送り出し機構3Rには、その棒状部材11が進入する側の側部に筒状の挿入ガイド13が設けられているので、前段側の回転送り出し機構3Fから送り出される棒状部材11の先端部が多少振れ動いても、これを前記挿入ガイド13で捕捉して後段側の回転送り出し機構3Rの中心位置に進入ガイドさせることができて、棒状部材11のスムーズな回転送り出しを行わせることができる。
更に、この挿入ガイド13の端部が、前記装飾テープ保持機構4に保持されたテープ環12Aの配置傾斜角度と略同一の傾斜角度に形成されて、棒状部材11に巻き付けられる装飾テープ12の一側縁に摺接可能なテープ巻き付けガイド縁13aとして構成されているので、棒状部材11の回転送り出しに連動して(伴って)前記テープ環12Aから引き出される(牽引,繰り出される)装飾テープ12の一側縁が該テープ巻き付けガイド縁13aに摺接して、棒状部材11に近接した位置で装飾テープ12の巻き付け角度が一定に規制され、装飾テープ12の螺旋状の巻き付けをより一層整然と行わせることができる。
図6は本発明の第2実施形態を示し、前記装飾テープ保持機構4をベース部2に対して角回動して位置調整可能としたものである。
装飾テープ保持機構4の一対の支脚8は、可動盤10上に一体に立設されて、前記ベース部2とは別体に形成されている。
前記可動盤10は、前記一対の支脚8,8間の中心位置において支軸10aを介してベース部2上に回転摺動可能に連結されている。
この可動盤10は、図外のストッパー、あるいはベース部2との摺接面間で相互の凹凸係合により静止位置を保持可能な回転節度機構(クリック機構)等により、前記第1実施形態における装飾テープスタンド4の傾斜位置Aと、これと線対称の逆向きの傾斜位置Bと、に角度θの範囲で回動規制されている。
従って、装飾テープ保持機構4を前記第1実施形態における傾斜位置Aとは逆向きの傾斜位置Bに位置調整すれば、棒状部材11を回転送り出し機構3に前記第1実施形態と反対方向に挿入,押し込みを行って、装飾テープ12を逆向きで螺旋状に巻装することができる。
これにより、作業者の右利き左利きの何れにも対応できて利便性を高めることができる。
この場合、前記前段側の回転送り出し機構3Fにも後段側の回転送り出し機構3Rの挿入ガイド13と同じ配設位置で挿入ガイド13を付設すれば、前記反対側からの棒状部材11の回転送り出しに対しても、該棒状部材11の先端部の振れ動き対策と、テープ巻き付けガイド縁13aによる装飾テープ12の巻き付け角度規制を行わせることができる。
そして、この第2実施形態のように装飾テープ保持機構4をベース部2に対して角回動して位置調整可能とした場合、前記クリック機構等により所要の微小角度単位で位置調整可能とすれば、装飾テープ12の巻き付け角度を任意に調整して、該装飾テープ12の螺旋状巻付の趣を変えることもできる。
前記実施形態では、回転送り出し機構3を一対設けた例を示したがこれは1つでもよく、この場合、装飾テープ保持機構4の配設位置は棒状部材11の送り出し方向で該回転送り出し機構3の前,後何れの配置としてもよい。
また、前記回転送り出し機構3の複数個の支持点7は、何れも棒状部材11の周面に弾接して摩擦抵抗により回転するガイドローラ7Aで構成しているが、支持点7の1つまたは2つをガイドローラ7Aで構成して、他の支持点7を棒状部材11の周面に弾接して転動するボール、または挿入孔6内に固定配設された突子として構成することも可能である。
更に、この複数個の支持点7は、前記挿入孔6内に前,後多段に配設して、棒状部材11の支持安定性を高めるようにすることもできる。
また、前記実施形態において、棒状部材11の挿入ガイド13の近傍位置に、装飾テープ12のカッターを付設して、装飾テープ12の巻き付け終了時のテープカット作業を容易にすることもできる。
1…装飾テープ巻付器
2…ベース部
3…回転送り出し機構
3F…前段側の回転送り出し機構
3R…後段側の回転送り出し機構
4…装飾テープ保持機構
6…挿入孔
7…支持点
7A…ガイドローラ
11…棒状部材
12…装飾テープ
12A…テープ環
13…挿入ガイド
13a…テープ巻き付けガイド縁
0…棒状部材の軸線

Claims (9)

  1. 棒状部材の軸線方向への押し込みに対して棒状部材に一方向の回転を付与して送り出す回転送り出し機構と、
    前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材の軸線に対して斜めに装飾テープを保持する装飾テープ保持機構と、を備え、
    前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材の装飾テープ巻き始め部分に前記装飾テープ保持機構に保持される装飾テープ端を貼り付けた状態にて、前記回転送り出し機構による棒状部材の回転送り出しに連動して該装飾テープ保持機構に保持される装飾テープが送り出され、棒状部材の周面に装飾テープを螺旋状に巻き付け可能とされることを特徴とする装飾テープ巻付器。
  2. 前記回転送り出し機構は、棒状部材の軸線に対して斜めに配設され棒状部材の押し込みに対して棒状部材を回転可能に支持するガイドローラで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾テープ巻付器。
  3. 前記回転送り出し機構は、棒状部材が挿入される挿入孔内でその略中心位置に棒状部材を支持する複数個の支持点を持ち、その少なくとも1つの支持点が、棒状部材の軸線に対して斜めに配設されるガイドローラで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装飾テープ巻付器。
  4. 前記ガイドローラは、前記棒状部材の径方向に移動可能とされていることを特徴とする請求項2または3に記載の装飾テープ巻付器。
  5. さらにベース部とを備え、
    前記装飾テープ保持機構は、前記ベース部に配設される前記回転送り出し機構により回転送り出しされる棒状部材の側方で前記ベース部に配設されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の装飾テープ巻付器。
  6. 前記回転送り出し機構は、前記ベース部に所要の間隔をおいて少なくとも一対配設され、前記装飾テープ保持機構がこれら一対の回転送り出し機構の中間領域に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の装飾テープ巻付器。
  7. 前記一対の回転送り出し機構のうち、少なくとも前記棒状部材の送り出し方向で後段側に配置された回転送り出し機構には、その棒状部材が進入する側の側部に、筒状に形成されて棒状部材の端部を回転送り出し機構の中心位置に案内する挿入ガイドが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の装飾テープ巻付器。
  8. 前記挿入ガイドの端部が、前記装飾テープ保持機構の配置傾斜角度と略同一の傾斜角度に形成されて、棒状部材に巻き付けられる装飾テープの一側縁に摺接可能なテープ巻き付けガイド縁として構成されていることを特徴とする請求項7に記載の装飾テープ巻付器。
  9. 前記装飾テープ保持機構は、前記ベース部に対して角回動して位置調整可能に配設されていることを特徴とする請求項5〜8の何れか1つに記載の装飾テープ巻付器。
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