JP2011019769A - X線撮影装置 - Google Patents

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立哉 荒木
Masahiro Kono
昌弘 河野
Tomoharu Okuno
智晴 奥野
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【課題】ピンロックの無効設定を失念してX線管を高速で移動させたとき、意図しないところで突然停止し、大きな衝撃を生起することを防止する。
【解決手段】位置検出器12はX線管31の左右方向の位置を抵抗値で出力する。位置/速度変換器41は該抵抗値を位置Lに換算し、左右方向の移動速度(微小時間ΔTあたりの位置変化ΔL)V=ΔL/ΔTを算出する。速度比較器42は、急停止した場合の衝撃
が許容できる最大速度Vmと現在の移動速度Vとを比較し、V>Vmのときピンロック無効指令を出力する。ピンロック制御器43は、操作パネル5あるいは速度比較器42よりピンロック無効指令を受信するとピン装置26を制御し、バネ力で突き出しているピン26aを格納させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線撮影装置に係り、特に天井走行式のX線管保持装置の一時停止機構に関する。
天井走行式のX線管保持装置は、天井に固定された固定レールに沿って走行可能に保持された可動レールを設け、該可動レールに沿って移動可能に保持されている。X線管は、X線管保持装置を構成する伸縮可能な支柱の下端に、回動(垂直軸回り)、回転(水平軸回り)可能に保持されている。これらの全ての動作は電磁ロックで固定されている。また、左右走行、前後走行、およびX線管の回動、回転については、特定位置で精度よく停止する為にピンロックが併用されている。
ピンロックは、固定側に保持される切片に形成された孔を、移動側に保持されたピン装置に配設されるピンが通過する際に、例えばバネ力によりピンが孔に挿入され移動体の動作が特定位置で停止する機構である。
術者が手動操作により、例えばX線管を固定レールに沿って移動(左右走行)させる場合、左右走行に作用するピンロックを無効に設定すれば、ピンが孔を通過する際孔に挿入されることはなく、移動を継続させることができる。
一方、天井走行式のX線管保持装置を据付または調整するとき、あるいは使用時に操作パネル部に故障かトラブルが発生したときに、分散制御により天井部のキャリッジ部単独で天井部動作をさせることができるX線撮影装置が提案されている(特許文献1参照)。
前記X線撮影装置のX線管保持機構は、図4に示すとおり、天井に配設された固定レール51と、固定レール51に移動可能に保持された可動レール52と、可動レール52に移動可能に保持されたX線管保持装置54と、X線管保持装置54に回動(垂直軸回り)、回転(水平軸回り)可能に保持されたX線管53などで構成される。X線管保持装置54は、キャリッジ部54aと、キャリッジ部54aを単独で動作させるキャリッジ部コントローラ54bと、キャリッジ部コントローラ54bを操作するスイッチ部54cと、X線管53を上下動させる支柱54dで構成されている。
特開2005−124754号公報
ピンロックの無効設定を失念して術者が手動操作により、X線管を移動させたとき、意図しないところで(孔にピンが挿入され)突然停止してしまう。特にX線管を高速で移動させているとき、突然の停止は大きな衝撃を生起する可能性がある。
本発明は、天井に配設されたレールと、前記レールに移動可能に保持されたX線管保持装置と、前記X線管保持装置に保持されたX線管と、前記X線管保持装置を予め定めた所定の位置で停止させる停止手段と、前記X線管保持装置の移動速度を検知する速度検知手段とを備え、前記速度検知手段により検知された速度が予め定めた速度を超えている場合前記停止手段は、前記X線管保持装置を停止させないものである。しかも、前記停止手段は、前記レール付近に配設され、ピンが挿入される孔を備えた切片と、前記X線管保持装置付近に配設され前記切片の孔に挿入されるピンの挿入非挿入の駆動を行うピン装置と、前記速度検知手段により検知された速度が予め定めた速度を超えている場合にピンの挿入非挿入を前記ピン装置に対して指示するピンロック制御器からなる。したがって高速での移動時にはピンは孔に挿入されない。
ピンロックの無効設定を失念して術者が手動操作によりX線管を移動させる場合、特にX線管をレールに沿って左右方向に移動させる場合、移動距離が長く、高速での移動になる可能性があるが、突然の停止で衝撃を生起する程度以上の高速で移動させたときは孔にピンが挿入されることは阻止される。したがって、意図しないところで衝撃のともなう突然停止は生起しない。
本発明の実施例によるX線撮影装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例による天井走行式X線管保持機構の概略構成を示す図である。 ピン装置の概略構成を示す図である。 従来の天井走行式X線管保持機構の概略構成を示す図である。
本発明の実施例によるX線管保持機構は、天井に配設されたレールを構成する固定レールと、該固定レールに配設される孔が形成された切片と、該固定レールに移動可能に保持された前記レールを構成する可動レールと、該可動レールに配設されるピンを備えたピン装置と、該可動レールに移動可能に保持されたX線管保持装置と、該X線管保持装置に回動、回転可能に保持されたX線管などで構成される。
本発明の実施例について図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例によるX線撮影装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施例による天井走行式X線管保持機構の概略構成を示す図である。図3は、ピン装置26の概略構成を示す図である。
本発明の実施例によるX線管保持機構は、図2に示すとおり、天井に配設されたレールを構成する固定レール1と、固定レール1に配設される孔16aが形成された切片16と、固定レール1に移動可能に保持された前記レールを構成する可動レール2と、可動レール2に配設されるピン26aを備えたピン装置26と、可動レール2に移動可能に保持されたX線管保持装置3と、X線管保持装置3に回動(垂直軸回り)、回転(水平軸回り)可能に保持されたX線管31などで構成される。
固定レール1の一端には、モータ11と、ポテンショメータで構成される位置検出器12と、位置検出器12に常時軸着されモータ11にクラッチを介して軸着されたモータ側ロータ13が配設されている。また、固定レール1の他端には対向側ローラ14が配設され、対向側ローラ14とモータ側ロータ13の間にはタイミングベルト15が張架されている。タイミングベルト15にはX線管保持装置3を吊設した可動レール2が固定されている。当該構成により、術者はモータ11のクラッチを解放し、手動にてX線管31を固定レール1に沿った方向(左右方向)に移動させることができる。
可動レール2の一端には、モータ21と、モータ21にクラッチを介して軸着されたモータ側ロータ23が配設されている。また、可動レール2の他端には対向側ローラ24が配設され、対向側ローラ24とモータ側ロータ23の間にはタイミングベルト25が張架されている。タイミングベルト25にはX線管保持装置3が固定されている。当該構成により、術者はモータ21のクラッチを解放し、手動にてX線管31を可動レール2に沿った方向(前後方向)に移動させることができる。
本発明の実施例によるX線撮影装置の概略構成は、図1に示すとおり、位置検出器12と、位置/速度変換器41と速度比較器42とピンロック制御器43などで構成される制御部4と、術者が操作する操作パネル5と、固定レール1に固定され孔16aが形成された切片16と、可動レール2に固定されピン26aを備えたピン装置26などで構成される。X線管保持装置3の移動速度を検知する速度検出手段は、位置検出器12と、位置/速度変換器41と、速度比較器42で構成される。X線管保持装置3を予め定めた所定の位置で停止させる停止手段は、孔16aが形成された切片16と、ピン26aを備えたピン装置26と、ピンロック制御器43で構成される。該速度検知手段と該停止手段は下記のとおり機能する。
ポテンショメータで構成される位置検出器12はX線管31の左右方向の位置を抵抗値で出力する。位置/速度変換器41は該抵抗値を位置Lに換算し左右方向の移動速度(微小時間ΔTあたりの位置変化ΔL)V=ΔL/ΔTを算出する。速度比較器42は、急停
止した場合の衝撃が許容できる最大速度Vmと現在の移動速度Vとを比較し、V>Vmのときピンロック無効指令を出力する。ピンロック制御器43は、操作パネル5あるいは速度比較器42よりピンロック無効指令を受信するとピン装置26を制御し、バネ力で突き出しているピン26aを格納させる。
V≦Vmのときは速度比較器42からのピンロック無効指令出力はなく、操作パネル5からのピンロック無効指令もない場合は、ピン装置26は破線で示すとおりバネ力でピン26aが突き出している状態を維持する。破線で示すピン装置26は、術者による手動操作で矢印の方向に進むと、ピン26aが切片16のスロープに圧接しつつ進み孔16aに挿入され、ピンロックが機能し停止する。
ピン装置26は、図3に示すとおり、ガイド26e、26fとレバー26cの支点とソレノイド26dとが固定されるベース26gと、滑動自在にガイド26e、26fに保持され中間部につばが形成されたピン26aと、該つばとガイド26fの間に配設されたバネ26bと、一端を支点とし他端をソレノイド26dに接続され中間部が該つばのバネ26bと接する面の反対面に圧接するレバー26cと、ピンロック制御器43により制御されるソレノイド26dなどで構成される。図3の(1)はソレノイド26dが通電された状態を示しピン26aは下方に格納されておりピンロックは無効になる。図3の(2)はソレノイド26dが無通電の状態を示しピン26aはバネ力により上方に突き出しておりピンロックは有効になる。
本発明は以上の構成であるから、ピンロックの無効設定を失念して術者が手動操作によりX線管31を移動させる場合、特にX線管31を固定レール1に沿って移動(左右走行)させる場合、移動距離が長く、高速での移動になる可能性があるが、急停止した場合の衝撃が許容できる最大速度Vmより高速で移動させたときは、ピン26aは格納され孔16aに挿入されることはない。したがって、意図しないところで衝撃のともなう突然停止は生起しない。
図に示す実施例においては、固定レール1に配設されている切片16は一つであるが、複数の切片16が配設されていても本発明は適用可能である。また、固定レール1に沿った走行(左右走行)におけるピンロック機構に本発明が適用されているが、可動レール2に沿った走行(前後走行)あるいは、X線管31の回動(垂直軸回り)、回転(水平軸回り)などにおけるピンロック機構についても本発明は適用可能である。また実施例では、固定レール1に切片16が配設され可動レール2にピン装置26が配設されているが、固定レール1にピン装置26が配設され可動レール2に切片16が配設されてもよい。上述のとおり本発明は図示例に限定されるものではなく種々の変形例を包含する。
本発明は、X線撮影装置に係り、特に天井走行式のX線管保持装置の一時停止機構に利用の可能性がある。
1 固定レール
2 可動レール
3 X線管保持装置
4 制御部
5 操作パネル
11 モータ
12 位置検出器
13 モータ側ロータ
14 対向側ローラ
15 タイミングベルト
16 切片
16a 孔
21 モータ
23 モータ側ロータ
24 対向側ローラ
25 タイミングベルト
26 ピン装置
26a ピン
26b バネ
26c レバー
26d ソレノイド
26e ガイド
26f ガイド
26g ベース
31 X線管
41 位置/速度変換器
42 速度比較器
43 ピンロック制御器
51 固定レール
52 可動レール
53 X線管
54 X線管保持装置
54a キャリッジ部
54b キャリッジ部コントローラ
54c スイッチ部
54d 支柱

Claims (2)

  1. 天井に配設されたレールと、前記レールに移動可能に保持されたX線管保持装置と、前記X線管保持装置に保持されたX線管と、前記X線管保持装置を予め定めた所定の位置で停止させる停止手段と、前記X線管保持装置の移動速度を検知する速度検知手段とを備え、前記速度検知手段により検知された速度が予め定めた速度を超えている場合前記停止手段は、前記X線管保持装置を停止させないことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1のX線撮影装置において、前記停止手段は、前記レール付近に配設され、ピンが挿入される孔を備えた切片と、前記X線管保持装置付近に配設され前記切片の孔に挿入されるピンの挿入非挿入の駆動を行うピン装置と、前記速度検知手段により検知された速度が予め定めた速度を超えている場合にピンの挿入非挿入を前記ピン装置に対して指示するピンロック制御器からなることを特徴とするX線撮影装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018042483A1 (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社島津製作所 X線撮影装置用保持機構およびx線撮影装置
KR20200089835A (ko) * 2019-01-18 2020-07-28 (주)디알젬 엑스선 촬영장치의 디텐트 모듈

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