JP5884228B2 - 動力付き安全カーテン - Google Patents

動力付き安全カーテン Download PDF

Info

Publication number
JP5884228B2
JP5884228B2 JP2014540224A JP2014540224A JP5884228B2 JP 5884228 B2 JP5884228 B2 JP 5884228B2 JP 2014540224 A JP2014540224 A JP 2014540224A JP 2014540224 A JP2014540224 A JP 2014540224A JP 5884228 B2 JP5884228 B2 JP 5884228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrier
closed position
safety
track
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014540224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015503687A (ja
Inventor
カール デーヴィッド ハーディソン,
カール デーヴィッド ハーディソン,
デーヴィッド スウィフト,
デーヴィッド スウィフト,
ライアン パーフ,
ライアン パーフ,
ライアン ピー. ベッグス,
ライアン ピー. ベッグス,
Original Assignee
ライト−ハイト ホールディング コーポレイション
ライト−ハイト ホールディング コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US13/402,662 external-priority patent/US9309717B2/en
Application filed by ライト−ハイト ホールディング コーポレイション, ライト−ハイト ホールディング コーポレイション filed Critical ライト−ハイト ホールディング コーポレイション
Publication of JP2015503687A publication Critical patent/JP2015503687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5884228B2 publication Critical patent/JP5884228B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

関連出願の参照
[0001]本出願は、2011年11月3日に出願された米国特許一部継続出願第13/288,790号を基礎としており、その全体が参照により本出願に組み込まれている。
[0002]本特許は、一般にバリアに関し、より具体的には動力付きカーテンに関する。
[0003]怪我を回避するのに役立つべく、移動機械、またはその他の危険な機械へのアクセスを制御するために安全バリアがしばしば使用される。そのような機械の例としては、マシニングセンタ、鋸盤、せん断機、および、プレスブレーキを挙げることができる。一部の安全バリアは、ドアが開放しているかあるいは閉鎖しているかどうかを判定するための様々なセンサを伴う可動アクセスドアを有する。ある場合には、機械への危険なアクセスを防止するため、ドアが誤って開放することを自動ラッチが防ぐ。
バリアの一例の正面図であって、バリアのカーテンが開放位置にある正面図である。 図1のバリアの正面図であるが、カーテンがその開放位置とその閉鎖位置との間の中間位置にある状態を示すとともに、トラック切り欠きの一部分を示す正面図である。 図1のバリアの正面図であるが、カーテンがその閉鎖位置にある状態を示すとともに、トラック切り欠きの一部分を示す正面図である。 図2の線4−4にほぼ沿ってとられた断面図である。 図3の線5−5にほぼ沿ってとられた断面図である。 第2および第3の安全デバイスの例の作動形態を示す概略図である。 図6に類似するが、第2および第3の安全デバイスの例の別の作動形態を示す概略図である。 図6に類似するが、第2および第3の安全デバイスの例の別の作動形態を示す概略図である。 図6に類似するが、第2および第3の安全デバイスの例の更に別の作動形態を示す概略図である。 図4に類似するが、清掃デバイスの一例を示す切り欠き断面図である。 図5に類似するが、図10の清掃デバイスの例を示す切り欠き断面図である。 図4に類似するが、安全デバイスの別の例を示す切り欠き断面図である。 図5に類似するが、図12の安全デバイスの例を示す切り欠き断面図である。 図1〜図13、図16および図17の装置を実施するために実行されてもよい機械可読命令を表す概略図である。 図1〜図13、図16および図17の装置を実施するために図14の命令を実行できるプロセッサシステムの一例のブロック図である。 本明細書中に開示される例を実施するために使用され得る安全バリアの一例の断面図である。 (同上)
[0020]本明細書中に開示される例は、機械の状態(例えば、安全状態、非安全状態)に基づいて機械へのアクセスを可能にするか、あるいは防止することによって機械を安全に動作させることができるようにする安全システムに関する。いくつかの例において、安全システムは、バリアまたはカーテン、1つ以上の無線インターロックスイッチ、および/または、1つ以上の固定デバイスまたはソレノイドを含む。動作時、バリアが閉鎖位置に達すると、無線インターロックスイッチが起動されてもよく、それにより、安全リレー、プロセッサ、制御システム、および/または、安全PLC入力へ信号が伝えられる。バリアが閉鎖位置および/または下方位置にあるという情報の受信に基づき、制御システムは、バリアと係合する関連するロッキングピンを延出させるための信号を引き起こしてもよく、および/またはこの信号を固定デバイスへ送ってもよい。いくつかの例では、ロッキングピンを引き込むために電力が固定デバイスへ印加され、また、ロッキングピンを延出させるために電力が固定デバイスから除去される。
[0021]ロッキングピンが延出されてバリアを閉鎖位置に固定すると、固定デバイスおよび/またはロッキングスイッチの接点が起動されてもよく、それにより、1つ以上の信号が第2の安全リレーおよび/または安全PLC入力へ伝えられる。安全リレーまたは安全PLC入力の両方がアクティブであるという情報を制御システムが受けると、制御システムは、バリアが閉鎖位置で固定されていると判断してもよい。安全リレーが使用される例では、安全定格出力が直列に配線されてもよい。いくつかの例において、制御システムは、安全システム(例えば、安全システムの1つ以上の要素)に通信可能に接続されてもよい。いくつかの例では、制御システムが安全システムから分離されていてもよく、あるいは安全システムと一体であってもよい。
[0022]機械防護用および他の用途のための本明細書中に開示されるバリアの例は、垂直に移動する巻き上げカーテンを含み、この巻き上げカーテンは、該カーテンの下側隅に取り付けられる多目的ガイドプレートを伴う。いくつかの例では、ガイドプレートが大きな重量をカーテンに加える。付加的な質量は本体の慣性を増大させるが、ガイドプレートの付加的な重量は、実際には、一部のカーテンの閉鎖速度を高める。いくつかの例において、ガイドプレートは、3つの安全デバイスの動作も可能にするあるいは促進させる。いくつかの例において、安全デバイスのうちの1つ以上の部品は、ガイドプレートによって支持される。いくつかの例において、ガイドプレートの大きな質量は、閉鎖するカーテンの下側先端に対して付加的な下向きの運動量を与える。カーテンの下向きの運動量の増大は、いくつかの例ではカーテンをその閉鎖位置に保持するラッチと強制的に係合するのに役立つ付加的な力を与える。いくつかの例において、ガイドプレートは、柔軟な先端カーテンに対して硬質のストッパ縁部を与える。
[0023]図1〜図5は、選択された開口14を横切って移動可能なカーテン12の一例を伴うバリア10の一例を示す。図1は、開口14を開くために開放位置にあるカーテン12の先端16を示し、図2および図4は、その開放位置と閉鎖位置との間にある先端部16を示し、また、図3および図5は、カーテン12が開口14を遮るその閉鎖位置にある先端部16を示す。
[0024]バリア10を多種多様な用途で使用できるが、バリア10は、潜在的に危険な機械18への選択的なアクセスを与えるための保護デバイスとして、バリア10を非常に有用にし得るいくつかの安全な特徴を含む。バリア10は、機械がOFFにされた後であっても危険のレベルを所定の期間にわたって維持し得る運動量を有する防護機械に特に役立つ。機械18の例としては、マシニングセンタ、鋸盤、せん断機、および、プレスブレーキなどが挙げられるが、これらに限定されない。
[0025]カーテン12の上昇または下降のそれぞれによってバリア10を開放または閉鎖するために、図示の例のバリア10は、ドラム24を回転させるモータ22を備える電動駆動ユニット20を含み、ドラム24の周囲にカーテン12が巻き付けられる。コントローラ26により定められる回転の方向に応じて、ドラム24は、選択的に、開口14を開くためにカーテン12を引き上げ、または、開口14を横切ってカーテンを下げるためにカーテン12を繰り出す。カーテン12を下げるときには、ドラム24がカーテン12を制御可能に解放し、その間、カーテン12の重量がカーテン12を下方へ引っ張るのに役立つ。カーテン12の垂直移動を案内するのに役立つべく、この例では、カーテン12が側縁部28を含み、各側縁部は、略垂直なトラック(軌道)32のスロット30(図4および図5)内へ延びる。バリア10が閉鎖されると、カーテン12の側縁部28と係合するトラック32は、カーテン12の垂直方向の長さに沿ってカーテン12を支持するのに役立つ。
[0026]「カーテン」という用語は、材料のシートであって、材料のシートがその垂直方向の長さに沿って支持されないときにそれ自体の重量によって捩れるあるいは崩れる傾向があるという点において材料のシートが略垂直な面に沿って配置されるときに実質的に僅かな垂直支持しかもたらさない、材料のシートを意味する。カーテンの例としては、1つ以上の織布の層、1つ以上の柔軟な高分子敷布の層、可撓性スクリーンなどが挙げられるが、これらに限定されない。「電動駆動ユニット」という用語は、それがカーテンに関連する際には、カーテンを上昇させる、あるいは下降させることができる任意の動力付き装置を意味する。電動駆動ユニットの例としては、モータ駆動ドラム(例えば、電気モータ、液圧モータ、または、空気圧モータにより回転されるドラム)、ウインチ、ホイスト、および、リニアアクチュエータ(例えば、リニアモータ、モータ駆動リードスクリュー、液圧シリンダ、空気圧シリンダなど)が挙げられるが、これらに限定されない。「コントローラ」という用語は、制御信号を与えるための任意の電気システムを意味する。コントローラの例としては、コンピュータ、プログラマブル論理コントローラ(PLC)、電気回路、電気機械リレー、および、これらの様々な組合せが挙げられるが、これらに限定されない。
[0027]図示の例において、バリア10は、カーテン12の下側隅に2つの多目的ガイドプレート34を含む。いくつかの例において、各ガイドプレート34は、カーテン12を間に挟み込む2つのプレート34を備える。ガイドプレート34は、いくつかの例では、カーテン12の下降を可能にするかあるいは促進させる際に、および/または、3つの安全デバイスおよび/またはセンサ36,38,40(図1および図4)の動作を可能にするかあるいは促進させる際に、多くの機能を与える。いくつかの例において、第1の安全デバイス36は、バリア10が閉鎖される時点を検出する非接触近接センサであり、第2の安全デバイス38は、バリア10が閉鎖されていることを受けて物理的に強制的に閉じられる(または強制的に開かれる)電気接点を有する電気機械スイッチであり、また、第3の安全デバイス40は、ソレノイド解放式機械ラッチである。いくつかの例では、バリア10が6個の安全デバイスを有し、この場合、安全デバイス36,38,40の一方の組がカーテン12の先端部16および一方の側縁部28の近傍に設置され、また、安全デバイス36,38,40の他方の組がカーテン12の他方の側縁部28で先端部16の近傍に設置される。安全デバイス36,38,40の詳細および例については後述することとし、以下では、まず、ガイドプレート34のいくつかの例の複数の機能について説明する。
[0028]第1として、ガイドプレート34は、いくつかの例では、カーテン12を垂直にピンと張った状態に維持するのに役立つべく、また、駆動ユニット20がカーテン12を制御可能に解放する際にカーテン12を引き下ろすのに役立つべく、大きな重量をカーテン12の下端に加える。ガイドプレート34が下向きの牽引力をカーテン12に加えるのを確保するために、ガイドプレート34は、カーテン12の材料よりも密度が高い材料から形成される。したがって、ガイドプレート34は、閉鎖プロセス中にカーテン12を下方へ移動させる重量を有する。いくつかの例では、ガイドプレート34がスチールから作られ、一方、カーテン12が高分子敷布を備える。
[0029]第2として、いくつかの例では、カーテンの水平方向の弛みを制限するために、および/または、カーテン12を水平方向にほぼピンと張ることができるようにするために、1つ以上のガイド部材42および/または44(図2および図4)がガイドプレート34に取り付けられる。ガイドプレート34は、ガイド部材42,44をトラック32の内側に配置し、また、ガイド部材42,44がトラックの比較的細いスロット30を通り抜けることができないため、カーテンの側縁部28の下端がトラック32内から引き出されることが防止される。
[0030]第3として、いくつかの例において、ガイドプレート34に取り付けられているガイド部材42,44は、第1の安全デバイス36の第1の無線部分36aを装着するための優れた安定した場所を与える。バリア10が閉鎖される際に、第1の安全デバイス36の第1の無線部分36aと第1の電気部分36bとの間の正確な位置合わせを確保するために、いくつかの例では、ガイド部材42(および/または部材44)は、トラック32に固定されるテーパ状引込面48(第1のテーパ状引込面)と嵌め合い係合するように形成される傾斜面またはテーパ面46を有する。テーパ状引込面48と係合する傾斜面46は、安全デバイス36の部分36a,36b間の相対的な垂直配置および水平間隔の両方に関する適切な位置合わせを確保する(例えば、部分36a,36bは互いに隣接する)。ガイドプレート34は、いくつかの例では、下側硬質ストッパ縁部33をカーテン12に与える。カーテンの先端部16が相対的に柔軟であると、それよりも硬い硬質ストッパ縁部33は、縁部33がトラック32の端部ストッパ35と係合する際に、より正確な停止ポイントをカーテン12に与える。
[0031]第4として、いくつかの例において、ガイドプレート34は、第2の安全デバイス38の第2の無線部分38aをカーテン12に加えるための手段を与える。第2の無線部分38aは、いくつかの例では、ガイドプレート34から延びるとともに第2の安全デバイス38の第2の電気部分38bを収容するハウジング54のスロット52内に挿入可能な金属タブまたは舌部50の形態を成す機械的なアクチュエータである。
[0032]第5として、いくつかの例において、ガイドプレート34は、第3の安全デバイス40の第3の無線部分40aを第3の電気部分40bとラッチ係合させるのに十分な下向きの運動量56(図7)をカーテン12に与える。いくつかの例において、第2および第3の無線部分38a,40aは、多目的アクチュエータの形態を成す共通の構造体を共有する。図示の例では、無線部分38a,40aが共通のアクチュエータ(例えば、舌部50)を共有する。また、いくつかの例では、第2および第3の電気部分38b,40bがいずれも同じ共有ハウジング54内に収容される。図示の例では、電気部分38b,40bが共通のハウジングを共有する。「共通のアクチュエータ」および「共通のハウジング」という用語は、2つ以上の部品が同じ構造体を共有することを意味する。
[0033]安全デバイス36,38,40の構造および使用は多くの異なる態様で実施され、および/または実行されてもよいが、いくつかの例において、第1の安全デバイス36は、バリア10が閉鎖されているかどうかを検出するための非接触手段を与える。前述したように、第1の安全デバイス36は第1の電気部分36bと第1の無線部分36aとを備える。「無線」という用語は、それが第1、第2、および、第3の無線部分36a,38a,40aに言及する際には、その部品(例えば、無線部分36a)が電力または電気信号を部品へあるいは部品から導く配線を伴わずに機能することを意味する。「無線」という用語は、言及された部品(例えば、無線部分36a)が内部電気回路を完全に欠くことを必ずしも意味しない。ある場合には、例えば、第1の無線部分36aは、第1の電気部分36bのいくつかの例からの電磁放射によって外部から刺激される内部回路を有するRFIDデバイスを備える。
[0034]第1の無線部分36aの例は、磁石、鉄ブロック、リフレクタ(例えば、バーコード、ホワイトマーク、反射塗料、ミラー)、および、RFIDデバイスなどを含むが、これらに限定されない。第1の無線部分36aの更に特定の例は、ミシガン州のウェストランドのJokab Safetyにより提供されるモデルEva p/n 20−046−xx、および、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradley Sensaguardスイッチの非有線部分または無線部分を含むが、これらに限定されない。第1の電気部分36bの例は、ミシガン州のウェストランドのJokab Safetyにより提供されるモデルAdam p/n 2051−xx、および、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradley Sensaguardスイッチの有線部分を含むが、これらに限定されない。
[0035]第1の安全デバイス36を装着するために、ガイド部材42のいくつかの例は、非鉄材料(例えば、プラスチック、アルミニウム、真鍮)から作られるとともに、第1の無線部分36aが設置されるポケットまたは凹部58を含む。凹部58は、第1の無線部分36aがトラック32の内面に擦り付くのを防止することによって第1の無線部分36aを損傷から保護し、また、ガイド部材42の非鉄材料の性質は、第1の電気部分36bと第1の無線部分36aとの間の想定し得る通信障害を最小限に抑える。いくつかの例において、第1の電気部分36bを装着するためのブラケットアセンブリ60は、第1の電気部分36bの位置を調整するための手段を与える様々なスロット62を含む。
[0036]いくつかの例において、第2の安全デバイス38は、第2の電気部分38bと、バリア10が閉鎖されているかどうかを判定するための実質的な物理接触手段を与えるための第2の無線部分38aとを備える。いくつかの例において、第2の無線部分38aは、バリア10が閉鎖されるときに第2の安全デバイス38の第2の電気部分38bにおける電気接点64を物理的に閉じる(または、いくつかの例では開く)物理的特徴(例えば、舌部50の厚さ、幅、および/または、縁部)を有する機械的な部材である。第2の電気部分38bの例は、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradleyモデル440G−MTガードロッキングスイッチの内部電気機械スイッチ(例えばスイッチ66)およびその有線接点または電気接点(例えば接点64)、および、ニューヨーク州のイーストシラキューズのEuchner−USA社により提供されるEuchnerモデルSTA3A−4141A024RC18安全スイッチの内部電気機械スイッチおよびその有線接点または電気接点(例えば接点64)を含むが、これらに限定されない。
[0037]第2の無線部分38aの例は、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradleyモデル440G−MTガードロッキングソレノイドスイッチの機械的アクチュエータ(例えば、機械的アクチュエータp/n 440K−A11112または440K−A17116)のスイッチ移動機能、および、ニューヨーク州のイーストシラキューズのEuchner−USA社により提供されるEuchnerモデルSTA3A−4141A024RC18安全スイッチの機械的アクチュエータのスイッチ移動機能を含むが、これらに限定されない。これに加えてあるいはこれに代えて、第2の無線部分38aの更なる例は、2つのガイドプレート34間に挟み込まれて該ガイドプレートから下方へ突出する舌部、ガイドプレート34から一体的に延びる突出部(この場合、「ガイドプレート34から一体的に延びる」とは、突出部をガイドプレートに接合する継ぎ目を伴うことなく突出部とガイドプレートとが一体部品を成すことを意味する)、および、ガイドプレート34に締結されるあるいは溶接される舌部または突出部を含むが、これらに限定されない。
[0038]いくつかの例において、第3の安全デバイス40は、第3の電気部分40bと、特定の予め定められた条件下でカーテン12がその閉鎖位置に物理的にロックされた状態に確実に保持されるようにするための第3の無線部分40aとを備える。いくつかの例において、第3の無線部分40aは、バリア10が閉鎖されるときに直交して延出されるばね荷重ソレノイド74から延びるプランジャ72に第3の無線部分40aが掛止できるまたはその他の方法で係止できるようにするラッチ機能(例えば、舌部50の開口70)を含む。いくつかの例において、舌部50は、第2および第3の無線部分38a,40aの両方のための物理的特徴を含む。第3の無線部分40aの例は、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradleyモデル440G−MTガードロッキングソレノイドスイッチの機械的アクチュエータ部分(例えば、p/n 440K−A11112または440K−A17116)のラッチ機能、および、ニューヨーク州のイーストシラキューズのEuchner−USA社により提供されるEuchnerモデルSTA3A−4141A024RC18安全スイッチの機械的アクチュエータ部分のラッチ機能を含むが、これらに限定されない。
[0039]いくつかの例において、第3の電気部分40bは、ソレノイド74と、ソレノイドの電気端子76と、プランジャ72と、プランジャ72をその引込位置(図9)からその直交延出位置(図6および図8)へ付勢するばね78とを備える。端子76を介してソレノイド74を励磁させると、ソレノイド74を駆動して、プランジャ72がその直交延出位置からその引込位置へ引き込まれる。ソレノイド74の励磁を解除することにより、ばね78はプランジャ72を延出させることができる。ただし、プランジャ72がそのようにすることを別段制限されていない場合に限る。第3の電気部分40bの例は、ウィスコンシン州のミルウォーキーのRockwell Automationにより提供されるAllen−Bradleyモデル440G−MTガードロッキングスイッチの内部電気ソレノイド、および、ニューヨーク州のイーストシラキューズのEuchner−USA社により提供されるEuchnerモデルSTA3A−4141A024RC18安全スイッチの内部電気ソレノイドを含むが、これらに限定されない。いくつかの例では、前述したように、第2および第3の電気部分38b,40bが共通に共有されるハウジング54内に収容される。
[0040]バリア10を動作させる方法の一例は以下の通りである。図2および図6を参照すると、コントローラ26の出力信号80は、カーテン12を所定の速度で下降させてバリア10を閉鎖するように駆動ユニット20に命令する。いくつかの例では、カーテン12の移動距離にわたって所定の速度が変化する。例えば、カーテン12が加速および減速する。図2の矢印82は、所定の速度で下降するカーテン12を表す。カーテン12を制御可能に解放する駆動ユニット20に加えて、ガイドプレート34の重量を含むカーテンの重量は、カーテンの先端部16を下方へ移動させるための大きな下向きの力84を与える。図2は、カーテン12が所定の速度で下方へ移動することによるかなりの大きさの下向きの運動量86の発現を示す。いくつかの例、特に、カーテン12が高分子材料のシートを備え、かつガイドプレート34が金属材料を備える例では、カーテン12と共に移動するガイドプレート34が、カーテン12の下向きの運動量のかなりの割合を与える。
[0041]先端部16が図3,5,8のその閉鎖位置に近づくにつれて、傾斜縁部46が引込面48と係合して、無線部分36a,38a,40aをそれらのそれぞれの電気部分36b,38,40bへ、および/またはこれらの電気部分と共に物理的に案内して適切に位置合わせする。「適切な位置合わせ」という用語およびその派生語は、望ましい結果を得る水平な、および/または垂直な位置決めを示す。部分36a,36b,38a,38b,40a,40bは、それぞれの部分36a,36b,38a,38b,40a,40bが互いに隣接し、係合し、および/または、固定されるときに適切に位置合わせされてもよい。これに加えてあるいはこれに代えて、舌部50をハウジング54のスロット52内へ案内するために、舌部50の下縁部88がスペーサ91の第2の引込面90(図4)と係合する。言い換えると、第2の引込面90は舌部50をスイッチハウジングへ案内する。
[0042]いくつかの例では、図6および図7に示されるようにガイドプレート34が舌部50をスロット52内へ下降させると、舌部50が、あるポイントで、接点64を(例えば、常時開から強制閉へあるいは常時閉から強制開へ)閉じる/開く接点移動部材92(例えば、ボタン、レバー、トリガなど)と係合する。接点64を開くかあるいは閉じることにより、バリア10が開放しているかあるいは閉じられているかどうかを示す信号94(例えば、フィードバック信号)がコントローラ26へ与えられる。
[0043]また、いくつかの例では、舌部50がスロット52に入ると、舌部50がプランジャ72と係合する。この場合、プランジャ72は第3の安全デバイス40の第3の電気部分40bの部品である。図7は、第3の無線部分40a(例えば舌部50)を押し込んで第3の安全デバイス40の第3の電気部分40b(例えばプランジャ72)とラッチ係合させる閉鎖力96を加えるバリア10を示す。この場合、閉鎖力96は、いくつかの例では、カーテンの重量とカーテンの下向きの運動量との組み合わせ結果を成す。また、図7は、閉鎖力96が第3の無線部分40a(例えば舌部50)を押し込んで第3の電気部分40b(例えば、第3の電気部分40bのプランジャ72)とラッチ係合させるときに、第3の無線部分40aに(例えば舌部50に)上向きの抵抗力98を(例えば、ばね78とプランジャ72とによって)加える第3の安全デバイス40の第3の電気部分40bも示す。この場合、閉鎖力96は上向きの抵抗力98よりも大きい。
[0044]いくつかの例では、図2に示されるように、駆動ユニット20は、カーテン12を制御可能に解放するときに、下向きの送り力100をカーテン12に加える。また、図2は、下向きの送り力100の一部102をカーテン12とガイドプレート34とによって第3の無線部分40aへ(例えば舌部50へ)伝えることも示す。この場合、第3の無線部分40aに達する下向きの送り力100の一部102は、第3の電気部分40b(例えばプランジャ72)が第3の無線部分40aに加える上向きの抵抗力98よりも小さい。そのため、いくつかの例では、一部102が第3の安全デバイス40を強制的に係止させるのに役立つが、一部102だけでは舌部50を第3の安全デバイス40のハウジング54内にラッチ係合させるのに不十分である。したがって、この例では、閉鎖力96の組み合わせ結果は、カーテン12の重量と、かなりの大きさの下向きの運動量86と、下向きの送り力100の力部分102とを備える。
[0045]図2は、カーテン12を下降させる間に、バリア10が、カーテン12の所定の下降速度を制限してカーテン12の重量および/またはガイドプレート34の重量に依存することによって、カーテン12の捩れを回避してカーテン12を垂直方向でほぼピンと張った状態に維持することも示す。いくつかの例では、カーテン12の下降に沿ういくつかのポイントにわたって、駆動ユニット20は、カーテン12の下降速度を、物体の最終的な自由落下速度未満まで、または、いくつかの例では、重力のみによって得られるカーテン12の下向きの速度未満まで制限する。
[0046]バリア10の動作を制御するため、いくつかの例では、第1の安全デバイス36の第1の電気部分36bがコントローラ26へ第1の信号および/またはフィードバック信号104を伝えるように(例えば、有線接続または無線接続によって)通信可能に接続され、第2の安全デバイス38の第2の電気部分38bがコントローラ26へ第2の信号94を伝えるように(例えば、有線接続または無線接続によって)通信可能に接続され、コントローラ26は、励磁信号および/または出力信号106をソレノイド74へ伝えるために第3の安全デバイス40の第3の電気部分40b(例えば、有線接続または無線接続によって)有線接続されおよび/または通信可能に接続され、また、コントローラ26は、駆動ユニット20の動作を制御する出力信号80を伝えるために駆動ユニット20に(例えば、有線接続または無線接続によって)通信可能に接続される。また、いくつかの例において、コントローラ26は、機械18が所定の安全状態(例えば、動作していない、移動していない)にあるかどうかを示す機械状態信号108をデバイス110から受けるように(例えば、有線接続または無線接続によって)通信可能に接続される。前述したように、バリア10は、機械がOFFにされた後であっても危険のレベルを所定の期間にわたって維持し得る運動量を有する防護機械(機械18)に特に役立ち、その結果、機械状態信号108は、いくつかの例では、第3の電気部分40bがその起動状態と非起動状態との間で切り換わるかどうかを判定し、それにより、第3の安全デバイス40がカーテン12を解放するかどうかを判定するために使用される。いくつかの例では、信号80,94,104,106,108が以下のように使用される。
[0047]カーテン12が閉じられるとともに第3の安全デバイス40が係止してカーテン12を閉鎖位置に保持していると第1および第2の安全デバイス36,38が判定すると、コントローラ26は、それぞれの第1および第2の安全デバイス36,38からのフィードバック信号104,94に応じて、機械18が動作を開始できるようにする、および/または動作を開始するように機械18に命令する(機械18が動作状態にある)。いくつかの例において、安全デバイス36,38,40の起動または作動は、おそらく僅かな時間遅延のみを伴ってほぼ同時に起こる。起動および/または作動は、例えばカーテン12が完全閉鎖位置へ移動することにより引き起こされる時間遅延をもたらすようにほぼ同時に生じてもよい。いくつかの例では、機械18が始動した後、コントローラ26は、機械18が安全であるかあるいは動作していない(例えば、安全状態にある)ことをデバイス110からの機械状態信号108が示すまで、バリア10が開放するのを防止する。いくつかの例において、コントローラ26は、第3の電気部分40bと第3の無線部分40aとの間の係合を維持する、および/または可能にすることによってカーテン12が開放するのを防止する。ある場合には、機械の運動量に起因して、機械18の給電が断たれあるいは機械18がOFFにされた直後に、機械18が必ずしも安全または非作動でない場合がある(例えば、機械18は、運動量に起因して機械18が動く惰性状態にある)。
[0048]バリア10を開放することが安全であることを状態信号108が示した後、コントローラ26は、いくつかの例では、ソレノイド74を励磁する信号106を出力する。いくつかの例において、ソレノイド74の励磁は、プランジャ72を開口70内から引き出すことによって第3の無線部分40a(例えば舌部50)を解放する。その後、コントローラ26は、カーテン12を上昇させるために駆動ユニット20へ信号80を出力する。
[0049]いくつかの例では、図10および図11に示されるように、バリア10’は、1つ以上の安全デバイス(例えば、第1の安全デバイス36)から塵埃または他の汚染物質を除去するための清掃デバイス112を含む。いくつかの例において、清掃デバイス112は、駆動ユニット20の電力によるカーテン12の開放に対する抵抗よりも小さい抵抗をカーテン12のその自重による閉鎖に対して与える。いくつかの例において、清掃デバイス112は、回動レバー116から延びるブラシ114(例えば、剛毛、ワイパーなど)を備える。いくつかの例では、磁石が、1つ以上の安全デバイス36,38および/または40から鉄汚染物質を除去するための手段として取って代わりあるいはブラシ114に加えて使用される。ブラシ114の図示の例では、ピン118がレバー116を回動可能にガイド部材42に接続する。第2のピン120がレバー116のピン118周りの回転動作を制限する。図10に示されるように駆動ユニット20がカーテン12を上昇させると、カーテン12の上方への動きは、第1の安全デバイス36の第1の電気部分36bの前面を横切ってブラシ114を引きずり上げる。第1の電気部分36bの前面を横切って引きずり上がるブラシ114は、図10に見られるように、第2のピンまたはストッパ120がレバー116の回転を停止させるまでレバー116を反時計回りに回動させる。これは、ブラシ114が第1の電気部分36bの前面に対して大きな清掃圧力を加えることができる場所に清掃デバイス112を位置決めする。
[0050]その後、バリア10’が閉鎖してカーテン12が下降すると、第1の電気部分36bの前面を横切って引きずり下りるブラシ114は、清掃デバイス112を図11に示される位置へ時計回りに傾ける。この傾けられた位置では、ブラシ114と第1の電気部分36bの前面との間には比較的小さい摩擦しか存在せず、そのため、カーテン12は、ブラシ114からの大きな抵抗を伴うことなく容易に下降できる。
[0051]これに加えてあるいはこれに代えて、清掃デバイス112は、第1の無線部分36aの前面を清掃するために同様の態様で使用される。そのような例において、清掃デバイス112は、ある所定の場所でトラック32に回動可能に取り付けられ、また、ブラシ114は、バリア10’が開放する、および/または閉鎖する際に第1の無線部分36aの前面を横切って引きずられる。図10および図11に示される例の場合のように、清掃デバイス112は、依然として、カーテン12が上昇するとき、その後、カーテン12が下降するときに、より大きな摩擦ブラッシング力を与えるように構成される。
[0052]いくつかの例では、図12および図13に示されるように、バリア10”は、第2の無線部分122a、および第2の電気部分および/または近接センサ122bを備える第2の安全デバイス122と、舌部または延出部50の開口部または受容部70、および第3の電気部分および/またはソレノイド124bを含む第3の安全デバイス124とを含む。いくつかの例では、第2の電気部分122bが近接センサ(例えば、エレクトリックアイ、ホール効果センサなど)であり、第2の無線部分122aがソレノイドのプランジャ126の軸方向前面であり、第3の電気部分124bがソレノイドである。
[0053]図13に示されるようにソレノイドのプランジャ126が開口70を貫通して延びることにより、カーテン12が係止されて、カーテン12がその閉鎖位置に保持される。第3の電気部分124bが完全に延びると、第2の電気部分122bが第2の無線部分(例えば、プランジャの軸方向前面)122aの存在を検出し、それにより、第3の安全デバイス124が完全に作動していると判定される。コントローラ26は、カーテン12がその閉鎖位置にあることを第1の安全デバイス36が感知している間に、第2の電気部分122bが第2の無線部分122aを検出すると、カーテン12がその閉鎖位置に係止された状態でバリア10”が安全であると判定する。
[0054]図14は、図1〜図13の装置を実施するために実行されてもよい機械可読命令の例を表すフローチャートである。図14のコンピュータ可読命令の例は、フィードバックに基づいてバリアシステムを制御するために実行されてもよい。図14のプロセスの例は、プロセッサ、コントローラ、および/または、任意の他の適した処理デバイスを使用して実行されてもよい。例えば、図14のプロセスの例は、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ(ROM)、および/または、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの有形コンピュータ可読媒体に記憶されるコード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実施されてもよい。本明細書中で使用される用語である有形コンピュータ可読媒体は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置を含むべく、かつ伝搬信号を排除するべく明確に規定される。これに加えてあるいはこれに代えて、図14のプロセスの例は、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュ、または、情報が任意の継続期間(例えば、長期間にわたって恒久的に、短い場合、一時的にバッファリングするため、および/または、情報のキャッシングのため)にわたって記憶される任意の他の記憶媒体などの持続性コンピュータ可読媒体に記憶されるコード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実施されてもよい。本明細書中で使用される用語である持続性コンピュータ可読媒体は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置を含むべく、かつ伝搬信号を排除するべく明確に規定される。
[0055]あるいは、図14のブロックの例のうちの一部または全部は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブル論理デバイス(FPLD)、個別ロジック、ハードウェア、ファームウェアなどのうちの任意の組合せを使用して実施されてもよい。また、図14のブロックの例のうちの一部または全部は、手動で、または、前述した技術のうちのいずれかの任意の組合せ、例えば、ファームウェア、ソフトウェア、個別ロジック、および/または、ハードウェアのうちの任意の組合せとして実施されてもよい。更に、図14のプロセスの例を図14のフローチャートに関連して説明するが、図14のプロセスを実施する他の方法が使用されてもよい。例えば、ブロックの実行の順序が変えられてもよく、および/または、記載されるブロックの一部が変更され、省略され、細分化され、または、組み合わされてもよい。加えて、図14のブロックの例のうちのいずれかあるいは全ては、例えば別個の処理スレッド、プロセッサ、デバイス、個別ロジック、回路などによって連続的にあるいは並行して行われてもよい。
[0056]図14のプロセスの例は、コントローラ26が第1の電気部分36b、第2の電気部分38b、および/または、第3の電気部分40bからバリア情報(例えばフィードバック)を受けるとき、および/または、コントローラ26が機械18から機械状態情報を受けるときに始まる(ブロック1402)。いくつかの例において、バリア情報は、閉鎖位置、固定位置、非固定位置、開放位置等にあるバリア10のカーテン12に関連する情報を含む。いくつかの例において、機械情報は、非安全状態、安全状態、動作状態等にある機械18に関連する情報を含む。
[0057]コントローラ26は、バリア10が固定状態にあるかどうかを判定する(ブロック1404)。コントローラ26は、第1の電気部分36bおよび/または第2の電気部分38bからのフィードバック(例えば、バリア情報)に基づいてバリア10のカーテン12が固定状態にあると判定してもよい。バリア10が固定状態にない場合、コントローラ26は、例えば、ユーザインタフェース(例えば、モニタ、キーボード等)を使用してオペレータからのフィードバックを要求して受けることにより(ブロック1406)、および/または、ブロック1402で受けられたフィードバックに基づいて、バリア10を閉鎖位置へ移動させてバリアを固定するべきか否かを判定する。
[0058]バリア10が固定状態にある場合、コントローラ26は、例えば、オペレータからのフィードバックを要求して受けることにより(例えば、モニタ、キーボード等)、および/または、ブロック1402で受けられたフィードバックに基づいて、機械18が動作できるようにすべきか否かを判定する(ブロック1408)。機械が動作できるようにするとコントローラ26が判定する場合、コントローラ26は、例えばブロック1402で受けられたフィードバックに基づいて機械状態が安全状態と関連付けられるかどうかを判定する(ブロック1410)。例えばオペレータを負傷させる場合がある機械18の部品が動いていない(例えば、鋸刃)および/または安全位置にある場合には、機械18が安全状態と関連付けられてもよい。機械18が安全状態にないとコントローラ26が判定する場合、コントローラ26は、安全状態が達成されるまでバリア10を固定位置に保持する(ブロック1412)。
[0059]機械18が安全状態にあるとコントローラ26が判定する場合、コントローラ26は、例えば、ユーザインタフェース(例えば、モニタ、キーボード等)を使用してオペレータからのフィードバックを要求して受けることにより、および/または、ブロック1402で受けられたフィードバックに基づいて、バリア10を開放位置へ移動させるべきか否かを判定する(ブロック1414)。バリア10が開放位置へ移動されるべき場合、コントローラ26は、カーテン12を開放位置へ移動させる(ブロック1416)。
[0060]図15は、図14の命令の例を実行してバリアを制御するために使用されてもよいプロセッサシステム1500の例のブロック図である。図15に示されるように、プロセッサシステム1500は、相互接続バス1504に接続されるプロセッサ1502を含む。プロセッサ1502は、任意の適したプロセッサ、処理ユニット、または、マイクロプロセッサであってもよく、また、コントローラ26を実装してもよい。プロセッサシステム1500は、マルチプロセッサシステムであってもよく、したがって、プロセッサ1502と同一または類似するとともに相互接続バス1504に通信可能に接続される1つ以上の更なるプロセッサを含んでもよい。
[0061]図15のプロセッサ1502は、メモリコントローラ1508と入力/出力(I/O)コントローラ1510とを含むチップセット1506に接続される。チップセット1506は、一般に、I/O機能およびメモリ管理機能を備えるとともに、チップセット1506に接続される1つ以上のプロセッサによりアクセスできる、あるいは使用される複数の汎用および/または専用レジスタ、タイマ等を備える。メモリコントローラ1508は、プロセッサ1502(または、複数のプロセッサが存在する場合には、複数のプロセッサ)がシステムメモリ1512および大容量記憶装置1514にアクセスできるようにする機能を果たす。
[0062]システムメモリ1512は、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ(ROM)などの任意の望ましいタイプの揮発性および/または不揮発性メモリを含んでもよい。大容量記憶装置1514は、ハードディスクドライブ、光学式ドライブ、テープ記憶デバイスなどを含む任意の望ましいタイプの大容量記憶デバイスを含んでもよい。
[0063]I/Oコントローラ1510は、プロセッサ1502がI/Oバス1522を介して周辺の入力/出力(I/O)デバイス1516,1518およびネットワークインタフェース1520と通信できるようにする機能を果たす。I/Oデバイス1516,1518は、例えばキーボード、ビデオディスプレイまたはモニタ、マウスなどの任意の望ましいタイプのI/Oデバイスであってもよい。ネットワークインタフェース1520は、例えば、プロセッサシステム1500が、前述したセンサなどの他のデバイスと通信できるようにするイーサネット(登録商標)デバイス、非同期転送モード(ATM)デバイス、802.11デバイス、DSLモデム、ケーブルモデム、セルラーモデム等であってもよい。
[0064]図15ではメモリコントローラ1508およびI/Oコントローラ1510がチップセット1506内の別個のブロックとして描かれているが、これらのブロックにより果たされる機能は、単一の半導体回路内に組み込まれてもよく、あるいは、2つ以上の別個の集積回路を使用して実装されてもよい。
[0065]図16および図17は、本明細書中に開示される例を実施するために使用され得るバリア1600の一例を描く。バリア1600の例は、更に少ない数の部品を含んでもよく、組立てが更に容易であってもよく、および/または、バリア1600を閉鎖位置に保持するための確実な接続を行ってもよい。バリア1600の例は、溝と、部分と、受け部および/または切り欠き1604と、ロッキング機構および/またはソレノイド1606とを含む第2の安全デバイス1602を含む。溝1604は、第1の面または段差1608、第2の面1610、および、第3の面またはテーパ状面1612を含んでもよい。
[0066]延出部、部分、または、プランジャ1614が溝1604と強固に係合できるようにするために、したがって、バリア1600を閉鎖位置に固定するために、第1の面1608が第2の面1610に対して略垂直であってもよい。プランジャ1614が溝1604に容易に入ることができるようにするために、第3の面1612がテーパ状であってもよい。この例では、第1の無線部分36aと切り欠き1604とがガイドプレート34上および/またはガイドプレート34内の反対側に配置される。しかしながら、第1および第2の安全デバイス36,1602が異なるように配置されてもよい。例えば、第2の安全デバイス1602は、プランジャ1614が延出するときにプランジャ1614がガイドプレート34および/またはガイド部材44の上面と係合するように配置されてもよい。そのような例では、ガイドプレート34および/またはガイド部材44の上面は実質的にテーパ状でなくてもよい。これに加えてあるいはこれに代えて、第2の安全デバイス1602は、第1の安全デバイス36に対してトラック32の長手方向軸線周りに90度で配置されてもよい。
[0067]いくつかの例において、第2の電気部分1606は、Euchnerが提供しているガードロッキングピンを伴う安全スイッチである。しかしながら、バリア1600を閉鎖位置に固定するために任意の他のデバイスが使用されてもよい。また、図示しないが、バリア1600の例は、本明細書中に開示されるような更なるおよび/または代替の安全デバイスを含んでもよい。
[0068]動作時、コントローラ26は、バリア1600が閉鎖位置にあるという情報を第1の安全デバイス(例えば、近接センサ、センサ)36から受ける。バリア1600が閉鎖位置にあるとコントローラ26が判定すると、コントローラ26は、バリア1600を閉鎖位置に固定するためにプランジャ1614を溝1604内へ延出させてもよい。コントローラ26は、第1の安全デバイス36および/または関連する安全リレーから受けられるフィードバックに基づいて、バリア26が閉鎖位置にあると判定してもよい。延出位置では、第2の電気部分1606の第1の接続1616が行われなくてもよく、また、第2の電気部分1606の第2の接続1618が行われてもよい。第1および/または第2の接続1616および/または1618に関連する情報がコントローラ26へ伝えられてもよい。そのような情報は、バリア1600が閉鎖位置に固定されているかどうかを判定するためにコントローラ26により使用されてもよい。機器が安全状態にあるという情報をコントローラ26が受ける場合、コントローラ26は、バリア1600を開放位置へと移動させることができるようにするために、プランジャ1614を溝1604から引き込ませてもよい。引込位置では、第1の接続1616が行われてもよく、また、第2の接続1618が行われなくてもよい。第1および/または第2の接続1616および/または1618に関連する情報がコントローラ26へ伝えられてもよい。そのような情報は、バリア1600が非固定位置にあるかどうかを判定するためにコントローラ26により使用されてもよい。
[0069]本明細書中に記載されるように、機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリの一例は、トラックと、受け部を含むバリアとを含む。バリアは、トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっている。開放位置は、機器へのアクセスを可能にするようになっている。閉鎖位置は、機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている。安全バリアの例は、バリアが閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、バリアが閉鎖位置にあるとして特定されるときに受け部により受けられるべき部分を含む固定デバイスとを含む。前記部分と受け部との間の相互作用によって、バリアが閉鎖位置から移動するのが防止されるようになっている。
[0070]いくつかの例において、バリアは、バリアの移動を案内するためにトラック内へ延びるようになっているガイドを備える。いくつかの例では、ガイドが受け部を形成する。いくつかの例において、ガイドは、センサおよび固定デバイスのうちの少なくとも一方に対するバリアの位置合わせを可能にするように安全バリアアセンブリの引込面と係合するためのテーパ面を含む。いくつかの例において、安全バリアアセンブリと通信するコントローラは、機器から受けられるフィードバックに基づいてバリアを閉鎖位置から移動させるようになっている。いくつかの例において、固定デバイスと通信するコントローラは、センサから受けられるフィードバックに基づいて前記部分を受け部内へ延出させるようになっている。いくつかの例では、バリアが、受け部を形成する延出部を含み、該延出部は、バリアが閉鎖位置にあるときに安全バリアアセンブリのスロットにより受けられるようになっている。いくつかの例では、受け部が開口を含む。いくつかの例では、バリアが柔軟なカーテンを含む。いくつかの例では、前記部分がプランジャを含む。
[0071]機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリの別の例は、トラックと、トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっているバリアとを含む。開放位置は、機器へのアクセスを可能にするようになっている。閉鎖位置は、機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている。安全バリアアセンブリの例は、バリアが閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、バリアが閉鎖位置にあるとして特定されるときにバリアの一部分と係合するための延出部を備える固定デバイスとを含む。延出部と前記一部分との間の相互作用によって、バリアが閉鎖位置から移動するのが防止されるようになっている。
[0072]いくつかの例において、延出部は、バリアが閉鎖位置から移動するのを防止するためにガイドの受け部と相互作用するようになっている。いくつかの例において、受け部は、延出部を受け部内へ案内できるようにするためのテーパ面を備える。いくつかの例において、安全バリアアセンブリと通信するコントローラは、少なくとも機器から受けられるフィードバックに基づいてバリアおよび固定デバイスを制御するようになっている。いくつかの例では、機器が安全状態にあることと関連付けられるフィードバックをコントローラが受けるのに応じて、コントローラは、固定デバイスに前記一部分を移動させて、バリアの移動を可能にするとともに、バリアが閉鎖位置から移動できるようにする。
[0073]機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリを用意する方法の一例は、トラックを用意するステップと、ガイドを備えるバリアを用意するステップとを含む。バリアは、トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっている。開放位置は、機器へのアクセスを可能にするようになっており、閉鎖位置は、機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている。この方法は、センサをトラックに結合するステップであって、バリアが閉鎖位置にある時点をセンサが特定するようになっているステップと、固定デバイスをトラックに結合するステップとを含む。固定デバイスは、バリアが閉鎖位置から移動するのを防止するために、バリアが閉鎖位置にあるとして特定されるときにガイドと相互作用するようになっている。いくつかの例において、この方法は、標的をガイドに結合するステップを含み、この標的は、バリアが閉鎖位置にある時点をセンサが特定できるようにする。
[0074]安全システムを動作させる方法の別の例は、バリアを閉鎖するための命令を受けるステップと、バリアが閉鎖位置にあることを検出するステップと、バリアが閉鎖位置にあることと関連する第1の信号を伝えるステップと、バリアが閉鎖位置にあると判定されることに基づく第2の信号を受けるステップとを含む。第2の信号により、固定デバイスがバリアを閉鎖位置に固定するようになっている。
[0075]いくつかの例において、方法は、バリアが閉鎖位置に固定されることと関連する第3の信号を伝えるステップも含む。いくつかの例において、バリアが閉鎖位置にあることを感知するステップは、標的がセンサに隣接することを感知するステップを含む。
[0076]方法、装置、および、製造品の特定の例を本明細書中で開示してきたが、この特許が網羅する範囲はこれらに限定されない。それどころか、本特許は、文字通りにあるいは均等論に基づき、本特許の請求項の範囲内に適正に入る全ての方法、装置、および、製造品を網羅する。
[発明の項目]
[項目1]
機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリにおいて、
トラックと、
受け部を備えるバリアであって、該バリアが前記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっており、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、バリアと、
前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、
前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記受け部により受けられるべき部分を備える固定デバイスであって、前記部分と前記受け部との間の相互作用によって、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するようになっている固定デバイスと
を備える安全バリアアセンブリ。
[項目2]
前記バリアは、前記バリアの前記移動を案内するために前記トラック内へと延びるようになっているガイドを備える、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目3]
前記ガイドが前記受け部を形成する、項目2に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目4]
前記ガイドは、前記センサおよび前記固定デバイスのうちの少なくとも一方に対する前記バリアの位置合わせを可能にするように前記安全バリアアセンブリの引込面と係合するためのテーパ面を備える、項目2に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目5]
前記安全バリアアセンブリと通信するコントローラが、前記機器から受けられるフィードバックに基づいて前記バリアを前記閉鎖位置から移動させるようになっている、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目6]
前記固定デバイスと通信するコントローラが、前記センサから受けられるフィードバックに基づいて前記部分を前記受け部内へ延出させるようになっている、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目7]
前記バリアが、前記受け部を形成する延出部を含み、該延出部は、前記バリアが前記閉鎖位置にあるときに前記安全バリアアセンブリのスロットにより受けられるようになっている、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目8]
前記受け部が開口を備える、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目9]
前記バリアが柔軟なカーテンを備える、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目10]
前記部分がプランジャを備える、項目1に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目11]
機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリにおいて、
トラックと、
前記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっているバリアであって、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、バリアと、
前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、
前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記バリアの一部分と係合するための延出部を備える固定デバイスであって、前記延出部と前記一部分との間の相互作用によって、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するようになっている固定デバイスと
を備える安全バリアアセンブリ。
[項目12]
前記延出部は、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するためにガイドの受け部と相互作用するようになっている、項目11に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目13]
前記受け部は、前記延出部を前記受け部内へ案内できるようにするためのテーパ面を備える、項目12に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目14]
前記安全バリアアセンブリと通信するコントローラが、前記機器から受けられるフィードバックに少なくとも基づいて前記バリアおよび前記固定デバイスを制御するようになっている、項目12に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目15]
前記機器が安全状態にあることと関連付けられるフィードバックを前記コントローラが受けるのに応じて、前記コントローラは、前記固定デバイスが前記一部分を移動させて、前記バリアの移動を可能にするとともに、前記バリアが前記閉鎖位置から移動できるようにする、項目14に記載の安全バリアアセンブリ。
[項目16]
機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリを用意する方法において、
トラックを用意するステップと、
ガイドを備えるバリアを用意するステップであって、前記バリアが前記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっており、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、ステップと、
センサを前記トラックに結合するステップであって、前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を前記センサが特定するようになっている、ステップと、
固定デバイスを前記トラックに結合するステップであって、前記固定デバイスは、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するために、前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記ガイドと相互作用するようになっている、ステップと
を含む方法。
[項目17]
標的を前記ガイドに結合するステップを更に備え、前記標的は、前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を前記センサが特定できるようにする、項目16に記載の方法。
[項目18]
安全システムを動作させる方法において、
バリアを閉鎖するための命令を受けるステップと、
前記バリアが閉鎖位置にあることを感知するステップと、
前記バリアが閉鎖位置にあることと関連する第1の信号を伝えるステップと、
前記バリアが前記閉鎖位置にあると判定されることに基づく第2の信号を受けるステップであって、前記第2の信号により、固定デバイスが前記バリアを前記閉鎖位置に固定するようになっている、ステップと
を含む方法。
[項目19]
前記バリアが前記閉鎖位置に固定されることと関連する第3の信号を伝えるステップを更に含む、項目18に記載の方法。
[項目20]
前記バリアが前記閉鎖位置にあることを感知する前記ステップは、標的がセンサに隣接することを感知するステップを含む、項目18に記載の方法。

Claims (17)

  1. 機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリにおいて、
    トラックと、
    記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっているバリアであって、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、バリアと、
    前記バリアの下側隅の2つのガイドプレートの各々に取り付けられるガイド部材であって、該ガイド部材は前記バリアの移動を案内するために前記トラック内からの引き出しを防止されており、該ガイド部材は受け部を含む、ガイド部材と、
    前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、
    前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記受け部により受けられるべき部分を備える固定デバイスであって、前記部分と前記受け部との間の相互作用によって、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するようになっている固定デバイスと
    を備える安全バリアアセンブリ。
  2. 前記ガイド部材は、前記センサおよび前記固定デバイスのうちの少なくとも一方に対する前記バリアの位置合わせを可能にするように前記安全バリアアセンブリの引込面と係合するためのテーパ面を備える、請求項に記載の安全バリアアセンブリ。
  3. 前記安全バリアアセンブリと通信するコントローラが、前記機器から受けられるフィードバックに基づいて前記バリアを前記閉鎖位置から移動させるようになっている、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  4. 前記固定デバイスと通信するコントローラが、前記センサから受けられるフィードバックに基づいて前記部分を前記受け部内へ延出させるようになっている、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  5. 前記バリアが、前記受け部を形成する延出部を含み、該延出部は、前記バリアが前記閉鎖位置にあるときに前記安全バリアアセンブリのスロットにより受けられるようになっている、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  6. 前記受け部が開口を備える、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  7. 前記バリアが柔軟なカーテンを備える、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  8. 前記部分がプランジャを備える、請求項1に記載の安全バリアアセンブリ。
  9. 機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリにおいて、
    トラックと、
    前記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっているバリアであって、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、バリアと、
    前記バリアの下側隅の2つのガイドプレートの各々に取り付けられるガイド部材であって、前記トラックに沿って前記バリアの移動を案内するために前記トラック内からの引き出しを防止されるガイド部材と、
    前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を特定するためのセンサと、
    前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記ガイド部材の一部分と係合するための延出部を備える固定デバイスであって、前記延出部と前記一部分との間の相互作用によって、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するようになっている固定デバイスと
    を備える安全バリアアセンブリ。
  10. 前記延出部によって係合される前記ガイド部材の前記一部分は、前記ガイド部材の受け部である、請求項9に記載の安全バリアアセンブリ。
  11. 前記受け部は、前記延出部を前記受け部内へ案内できるようにするためのテーパ面を備える、請求項10に記載の安全バリアアセンブリ。
  12. 前記安全バリアアセンブリと通信するコントローラが、前記機器から受けられるフィードバックに少なくとも基づいて前記バリアおよび前記固定デバイスを制御するようになっている、請求項10に記載の安全バリアアセンブリ。
  13. 前記機器が安全状態にあることと関連付けられるフィードバックを前記コントローラが受けるのに応じて、前記コントローラは、前記固定デバイスが前記一部分を移動させて、前記バリアの移動を可能にするとともに、前記バリアが前記閉鎖位置から移動できるようにする、請求項12に記載の安全バリアアセンブリ。
  14. 機器へのアクセスを制御するための安全バリアアセンブリを用意する方法において、
    トラックを用意するステップと、
    ガイド部材を備えるバリアを用意するステップであって、前記ガイド部材は前記バリアの下側隅の2つのガイドプレートの各々に取り付けられており、前記ガイド部材は前記トラックに沿って前記バリアの移動を案内するために前記トラック内からの引き出しを防止されており、前記バリアが前記トラック内で開放位置と閉鎖位置との間を移動できるようになっており、前記開放位置が前記機器へのアクセスを可能にするようになっており、前記閉鎖位置が前記機器へのアクセスを実質的に防止するようになっている、ステップと、
    センサを前記トラックに結合するステップであって、前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を前記センサが特定するようになっている、ステップと、
    固定デバイスを前記トラックに結合するステップであって、前記固定デバイスは、前記バリアが前記閉鎖位置から移動するのを防止するために、前記バリアが前記閉鎖位置にあるとして特定されるときに前記ガイド部材と相互作用するようになっている、ステップと
    を含む方法。
  15. 標的を前記ガイド部材に結合するステップを更に備え、前記標的は、前記バリアが前記閉鎖位置にある時点を前記センサが特定できるようにする、請求項14に記載の方法。
  16. 安全システムを動作させる方法において、
    バリアを閉鎖するための命令を受けるステップであって、前記バリアの下側隅の2つのガイドプレートの各々が、前記バリアの移動を案内するためにトラック内からの引き出しを防止されるガイド部材を有する、ステップと、
    前記バリアが閉鎖位置にあることを感知するステップと、
    前記バリアが閉鎖位置にあることと関連する第1の信号を伝えるステップと、
    前記バリアが前記閉鎖位置にあると判定されることに基づく第2の信号を受けるステップであって、前記第2の信号により、固定デバイスが前記ガイド部材内の受け部に係合することによって前記バリアを前記閉鎖位置に固定するようになっている、ステップと
    を含む方法。
  17. 前記バリアが前記閉鎖位置にあることを感知する前記ステップは、標的がセンサに隣接することを感知するステップを含む、請求項16に記載の方法。
JP2014540224A 2012-02-22 2012-11-07 動力付き安全カーテン Active JP5884228B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/402,662 2012-02-22
US13/402,662 US9309717B2 (en) 2011-11-03 2012-02-22 Powered safety curtains
PCT/US2012/063974 WO2013067549A1 (en) 2011-11-03 2012-11-07 Powered safety curtains

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015503687A JP2015503687A (ja) 2015-02-02
JP5884228B2 true JP5884228B2 (ja) 2016-03-15

Family

ID=51334882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014540224A Active JP5884228B2 (ja) 2012-02-22 2012-11-07 動力付き安全カーテン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5884228B2 (ja)
CN (1) CN103958812B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199985A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 立川ブラインド工業株式会社 ロールスクリーン
DE102016217786A1 (de) * 2016-09-16 2018-03-22 Kardex Produktion Deutschland Gmbh Sicherheitsbaugruppe für ein Lagersystem und Lagersystem
CN109236166A (zh) * 2018-10-25 2019-01-18 中际联合(北京)科技股份有限公司 一种卷帘门以及升降设备
CN109432458B (zh) * 2018-11-21 2021-07-02 苏州佳世达电通有限公司 用于医疗显示器的自动清洁系统及方法
CN113101766A (zh) * 2021-03-29 2021-07-13 合肥大黄蜂机械有限公司 一种配合多腔的分离机构及基于该机构的除尘集成箱

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439576U (ja) * 1990-07-27 1992-04-03
US5533561A (en) * 1992-05-24 1996-07-09 Forehand, Iv; L. Langstroth Garage door security system
JP2576354Y2 (ja) * 1992-07-09 1998-07-09 株式会社サン・エンタープライズ カーテン装置
US5353859A (en) * 1992-09-14 1994-10-11 Rite-Hite Corporation Roller door apparatus
US5450888A (en) * 1993-10-18 1995-09-19 Root Corporation Security screen
JP3418107B2 (ja) * 1997-10-27 2003-06-16 文化シヤッター株式会社 スクリーン装置
DE10001201A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-12 Bernd Ott Automatische Mechanische Verriegelung für Rollabschlüsse
JP4344075B2 (ja) * 2000-07-26 2009-10-14 文化シヤッター株式会社 閉鎖装置
AT414005B (de) * 2002-05-22 2006-08-15 Knorr Bremse Gmbh Türspaltüberwachung
US20040055345A1 (en) * 2002-09-24 2004-03-25 Moore Gregory B. Door lock system for trailers and cargo containers
CN1580479B (zh) * 2003-08-12 2010-06-23 三和控股株式会社 薄板卷帘门装置
US8596330B2 (en) * 2004-12-03 2013-12-03 Sargent Manufacturing Company Low cost garage door lock
JP4863704B2 (ja) * 2005-11-30 2012-01-25 アイシン機工株式会社 シャッターロック装置、シャッターロックセット及びシャッター
JP4437157B2 (ja) * 2008-02-08 2010-03-24 ユニチカ設備技術株式会社 防火用スクリーンシャッター
JP5384084B2 (ja) * 2008-11-10 2014-01-08 文化シヤッター株式会社 開閉装置のロック機構

Also Published As

Publication number Publication date
CN103958812B (zh) 2016-09-07
CN103958812A (zh) 2014-07-30
JP2015503687A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5810458B2 (ja) 動力付き安全カーテン
US9309717B2 (en) Powered safety curtains
JP5884228B2 (ja) 動力付き安全カーテン
JP5651300B2 (ja) 開閉装置
KR101104987B1 (ko) 여닫이식 자동 도어의 구동장치
EP3310986B1 (en) Door curtains with position sensor switches
JP5107755B2 (ja) シャッター装置
JP4586756B2 (ja) コンベヤ設備
JP7021220B2 (ja) 崩落防止機構を有するゲート及び崩落防止機構をトリガする方法
JP2006328636A (ja) 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置
JP2011132015A (ja) エレベータのドア装置
US11866299B2 (en) Elevator apparatus
JP5868273B2 (ja) エレベータの昇降路内作業安全確保装置
JP2009263110A (ja) 油圧式エレベータの安全装置
JP4765043B2 (ja) シャッター
JP2014231421A (ja) エレベータ用出入口装置
JP5810751B2 (ja) シャッタ装置
JP5974908B2 (ja) ドラム支持装置
JP5758589B2 (ja) 開閉装置
JP2010018998A (ja) 開閉装置
JP2020020236A (ja) 開閉装置
JP2006143382A (ja) エレベータの出入り口装置
JP2005307549A (ja) 開閉装置
JP2008115583A (ja) 開閉装置
JP2010112069A (ja) 開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5884228

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250