JP5107755B2 - シャッター装置 - Google Patents
シャッター装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5107755B2 JP5107755B2 JP2008066875A JP2008066875A JP5107755B2 JP 5107755 B2 JP5107755 B2 JP 5107755B2 JP 2008066875 A JP2008066875 A JP 2008066875A JP 2008066875 A JP2008066875 A JP 2008066875A JP 5107755 B2 JP5107755 B2 JP 5107755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter curtain
- obstacle
- wire
- linear member
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
シャッターカーテンの降下時に、座板に設けるタッチ部材が押し上げられることで障害物検知が行なわれる障害物検知部を備える、シャッターカーテンの降下の自動停止機構であって、前記障害物検知部は、障害物の検知時において、前記シャッターカーテンの降下に伴って送り出される線状部材の移動を規制するとともに、移動が規制された前記線状部材を介して巻取シャフトを制動することにより、前記シャッターカーテンの降下を停止させ、降下の停止後において障害物が検知されなくなった際において、前記線状部材の移動の規制を解除するとともに、前記巻取シャフトの制動を解除することにより、前記シャッターカーテンの降下が再開されることとするものであり、前記線状部材は、回動するアーム部材に接続され、前記アーム部材には、前記ブレーキを電気的に制御するコントローラと接続される第二の線状部材と、前記ブレーキを機械的に制御する自動閉鎖装置と接続される第三の線状部材とが、前記アーム部材の回動支点からの距離が異なる位置に接続され、前記コントローラによる電気式のブレーキ操作と、前記自動閉鎖装置による機械式のブレーキ操作とが、前記線状部材の移動量に応じてそれぞれ独立して実施可能に構成されることとする。
前記障害物検知部は、シャッターカーテンの幅方向の複数箇所に設けられる構成とする。
前記障害物検知部は、前記線状部材が架けられるローラ部材の回転を規制することで、線状部材の移動を規制することとするものである。
前記障害物検知部は、前記線状部材を挟持部材にて挟み込むことで、前記線状部材の移動を規制することとするものである。
前記自動停止機構を備える、シャッター装置とするものである。
まず、図1において右側に配置される障害物検知部20Rの構成について図2及び図3を用いて説明する。
図2及び図3に示すごとく、シャッターカーテン2の最下部に配置されるスラット13には、座板10が固定されており、この座板10に対し、方形枠状の断面を有するタッチ部材14が上下方向に移動自在に設けられている。このタッチ部材14は、図示せぬ係合部によって座板10に対して吊設されており、図3に示すごとく、降下時において、障害物91と接触すると、その障害物91によって上方に押し上げられるようになっている(図3(b))。また、このタッチ部材14は、座板10と同様に図2の紙面左右に長い長尺部材に構成される。
まず、図3(a)では、シャッターカーテン2が降下している過程が示されている。この状態では、タッチ部材14は座板10に対して吊り下げられた状態となっている。そして、図3(b)に示すごとく、さらに降下が進んで障害物91にタッチ部材14が接触すると、この障害物91にタッチ部材14が押し上げられる。これにより、ストッパー部材16の係合部15が係合溝部18bに挿入されて係合歯18aと係合し、これにより、ローラ部材17の回転が規制され、ガイド溝部19の表面とワイヤー21の表面との間の摩擦力によって、ワイヤー21の移動が規制される。このように、本実施例では、ワイヤー21が架けられるローラ部材17の回転を規制することで、ワイヤー21の移動を規制することとするものである。
連動機構30は、支点32を中心に支持部材31に対して回動自在に支持されるアーム部材33を具備し、このアーム部材33において前記支点32から近い順に、前記コントローラ8との連結部材となるワイヤー22、前記自動閉鎖装置7との連結部材となるワイヤー23、前記障害物検知部20L・20Rとの連結部材となるワイヤー21が、それぞれ接続されている。また、アーム部材33における前記支点32から遠い側の端部33aには、前記ワイヤー21の端部が接続されているとともに、弾性部材である引張バネ34の一端が連結されている。この引張バネ34は、その他端がステー35に係止されており、この引張バネ34の付勢力によって、アーム部材33の端部33aを上方に向けて吊り上げる力が生じるようになっている。そして、この図4に示す状態では、前記引張バネ34による付勢力と、ワイヤー21からの引っ張り荷重のバランスがとられた状態となっており、アーム部材33が略水平の姿勢となっている。なお、本実施例では、支持部材31は、まぐさ36に載置固定される構成としている。
まず、コントローラ8は、図示せぬ商用電源と接続されており、このコントローラ8からコード51を介して、電動開閉機6への電源供給が行われるようになっている。また、コントローラ8からの指令は、同じくコード51を介して電動開閉機6へ送信され、電動開閉機6内のモータ6a、ブレーキ6bの制御が行われるようになっている。また、コントローラ8は、開閉操作スイッチ9(図1参照)と接続されており、この開閉操作スイッチ9の操作に応じて、シャッターカーテンの降下、上昇、停止、の各動作を制御できるようになっている。なお、この他、コントローラ8は、例えば、シャッターカーテンの昇降の動作を制御するための電気回路と、非常時において、火災検知器などからの情報入力に応じて商用電源の供給を遮断する遮断器を備えて構成することができる。これらの電気回路、遮断器は、周知の様々な技術を適用することができる。また、コントローラ8から電動開閉機6への電力、及び、信号の送信の形態は、コード51を介したものに限定されるものではなく、複数本のコードにて接続する形態や、信号の送信については、無線で行うなど、周知の様々な技術を適用することができる。
まず、通常時において、シャッターカーテンが降下している過程では、図5(a)に示すごとく、引張バネ34による付勢力と、ワイヤー21からの引っ張り荷重のバランスがとられ、アーム部材33が略水平の姿勢をとる。このアーム部材33の状態では、ワイヤー22、ワイヤー23のそれぞれは、コントローラ8、自動閉鎖装置7に作用することがなく、シャッターカーテンの降下が継続される。
図4に示す構成において、非常時では、コントローラ8内の遮断器によってブレーキ6bへの通電が遮断され、これにより、自動閉鎖装置7の開放力によってブレーキ6bが開放される。そして、これにより、シャッターカーテンの自重降下が開始される。なお、このブレーキ6bへの通電の遮断は、例えば、図示せぬ警報装置が操作された際や、火災発報装置が作動した際などにおいて、コントローラ8内の遮断機が作動することによって行われるものとしてもよい。
2 シャッターカーテン
3 ガイドレール
5 巻取シャフト
6 電動開閉機
6a モータ
6b ブレーキ
6c 出力軸
7 自動閉鎖装置
8 コントローラ
9 開閉操作スイッチ
10 座板
12 巻取装置
13 スラット
14 タッチ部材
20L 障害物検知部
20R 障害物検知部
21 ワイヤー
Claims (5)
- シャッターカーテンの降下時に、座板に設けるタッチ部材が押し上げられることで障害物検知が行なわれる障害物検知部を備える、シャッターカーテンの降下の自動停止機構であって、
前記障害物検知部は、
障害物の検知時において、前記シャッターカーテンの降下に伴って送り出される線状部材の移動を規制するとともに、移動が規制された前記線状部材を介して巻取シャフトを制動することにより、前記シャッターカーテンの降下を停止させ、
降下の停止後において障害物が検知されなくなった際において、
前記線状部材の移動の規制を解除するとともに、前記巻取シャフトの制動を解除することにより、前記シャッターカーテンの降下が再開されることとするものであり、
前記線状部材は、回動するアーム部材に接続され、
前記アーム部材には、
前記ブレーキを電気的に制御するコントローラと接続される第二の線状部材と、
前記ブレーキを機械的に制御する自動閉鎖装置と接続される第三の線状部材とが、
前記アーム部材の回動支点からの距離が異なる位置に接続され、
前記コントローラによる電気式のブレーキ操作と、
前記自動閉鎖装置による機械式のブレーキ操作とが、
前記線状部材の移動量に応じてそれぞれ独立して実施可能に構成されることとする、
シャッターカーテンの降下の自動停止機構。 - 前記障害物検知部は、シャッターカーテンの幅方向の複数箇所に設けられる構成とする、
ことを特徴とする、請求項1に記載のシャッターカーテンの降下の自動停止機構。 - 前記線状部材が架けられるローラ部材の回転を規制することで、線状部材の移動を規制することとする、
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のシャッターカーテンの降下の自動停止機構。 - 前記線状部材を挟持部材にて挟み込むことで、前記線状部材の移動を規制することとする、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のシャッターカーテンの降下の自動停止機構。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のシャッターカーテンの降下の自動停止機構を備える、シャッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008066875A JP5107755B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | シャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008066875A JP5107755B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | シャッター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009221730A JP2009221730A (ja) | 2009-10-01 |
JP5107755B2 true JP5107755B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=41238786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008066875A Expired - Fee Related JP5107755B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | シャッター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5107755B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5652998B2 (ja) * | 2008-08-07 | 2015-01-14 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP5651300B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2015-01-07 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP5695923B2 (ja) * | 2010-02-09 | 2015-04-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の機械式開閉体停止装置 |
JP5815960B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2015-11-17 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP6180309B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2017-08-16 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP2015214794A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP6045658B2 (ja) * | 2015-07-21 | 2016-12-14 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008025189A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Nippon Shutter Seisakusho:Kk | 安全機構を備えた防火シャッター |
-
2008
- 2008-03-14 JP JP2008066875A patent/JP5107755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009221730A (ja) | 2009-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5107755B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5810458B2 (ja) | 動力付き安全カーテン | |
JP2017057713A (ja) | 開閉装置 | |
KR20140042769A (ko) | 비상정지장치를 구동시키고 리셋시키기 위한 장치 | |
JP4986528B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5884228B2 (ja) | 動力付き安全カーテン | |
JP5180461B2 (ja) | 自重降下式シャッター装置 | |
JP6698332B2 (ja) | 開閉制御システム | |
JP7219599B2 (ja) | シャッター装置、シャッター装置の開放操作方法、シャッター装置の開閉操作方法 | |
JP2010242383A (ja) | 開閉体装置 | |
JP2007016430A (ja) | 防火シャッター用安全装置 | |
JP7386110B2 (ja) | 開閉制御システム | |
JP6143350B2 (ja) | 開閉体装置の手動開放方法 | |
JP2016216189A (ja) | エレベータのかご移動制止装置 | |
JP5730478B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP2010229710A (ja) | 開閉体装置 | |
JP2013007182A (ja) | 開閉装置の開閉体停止装置 | |
JP5179837B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP2006167019A (ja) | 幕昇降装置 | |
JP6943654B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP2016047996A (ja) | 開閉装置 | |
KR101213114B1 (ko) | 자동 방화 셔터 | |
JP2016194194A (ja) | 巻上げ装置 | |
JP6498067B2 (ja) | 建築用シャッター装置におけるスラットの位置ズレ検知装置 | |
JP2007270595A (ja) | 開閉機の座板安全装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120805 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120806 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121001 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5107755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |