JP2011017381A - ソレノイドバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】スリーブに作用する側圧の合力の方向を、出力油圧の出力時と非出力時とで同じになるようにし、側圧に起因するスリーブ外周の磨耗を回避し得るソレノイドバルブを提供する。
【解決手段】スリーブ22の軸心に対する入力ポート37の反対側の部位にフィードバックポート34及び出力ポート26を備え、該スリーブに、フィードバック油路28を形成するように設けられた凹部31と、フィードバック油路を囲んで漏出する油をシールするように設けられたシール部27と、シール部を介してフィードバック油路から漏出する油をバルブ部外部に流出するように形成された側圧低減溝部30とを備える。側圧低減溝部が油を逃がすことで、出力油圧作用時に油が漏出する際のスリーブに作用する側圧の合力の方向を、出力時と非出力時とで同じ方向になるように構成し、スリーブが摩耗する等の不具合を回避する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気的に作動して入力油圧を調圧出力し得るソレノイドバルブに係り、特に車輌用自動変速機の油圧制御装置等に用いられるソレノイドバルブに関する。
例えば車輌用自動変速機の油圧制御装置は、オイルポンプにより発生した油圧をレギュレータバルブによってスロットル開度に応じたライン圧に調圧し、ライン圧をクラッチやブレーキ等の摩擦係合要素の油圧サーボに選択的に供給することで、それら摩擦係合要素を選択的に係合して動力伝達経路の形成を行い、かつスロットル開度の上昇に伴う駆動源の出力トルクの上昇によって、摩擦係合要素に滑りが生じないように構成されている。
ところで、ライン圧を摩擦係合要素の油圧サーボに供給して係合を行う場合、もしくはライン圧を油圧サーボから排出して解放を行う場合は、単に油圧サーボに対してライン圧の供給や排出を行うと、急係合や急解放による変速ショックが生じるため、ライン圧を所望の圧に調圧しつつ油圧サーボに対して供給・排出を行う必要がある。そのため、このような油圧制御装置では、ライン圧を油圧サーボに供給するための油路に、入力される制御圧に応じてスプールを移動させることで油圧サーボに対するライン圧の開口量をコントロールし得るコントロールバルブを介在させ、一方で、ライン圧をモジュレータバルブによって所定圧以下に抑制したモジュレータ圧を入力油圧としたリニアソレノイドバルブによって制御圧を生成し、つまりリニアソレノイドバルブを電気的に制御することによって制御圧をコントロールバルブに対して作用させ、該コントロールバルブによりライン圧を調圧することで、上記油圧サーボに対する供給油圧のコントロールを行っている。
従来、このようなリニアソレノイドバルブとして、次のような電磁弁が知られている(特許文献1参照)。この電磁弁は、ソレノイド部(電磁駆動部)及びバルブ部(弁部)を備えており、該バルブ部のスリーブが、油圧制御装置におけるバルブボディのバルブ孔に嵌合・埋設される形で設置されている。ソレノイド部は、プランジャ、コイルアッセンブリ及びヨーク等を有しており、バルブ部は、全体がスリーブ状に形成された上記スリーブと、該スリーブの中空部分に摺動自在に嵌挿されたスプールとを有し、該スリーブに抜止め・固着されたエンドキャップとスプール先端との間に縮設されたスプリングを有している。該スリーブには、入力ポート、出力ポート及びドレンポートが、スリーブの軸心に対する片側に形成されている。
特開2005−308161号公報
ところで、特許文献1記載の電磁弁のように、入力ポート及び出力ポートがスリーブの軸心に対する片側にまとめて形成されたものにあっては特に問題はないが、このようなタイプ以外で、出力ポートから出力される出力油圧をフィードバック作用させるフィードバック油室をバルブ部に有し、スリーブの軸心に対する入力ポートの反対側に、出力ポートと上記フィードバック油室にフィードバックポートで連通するフィードバック油路とを有するタイプのものが存在し、このタイプにあっては次のような不都合を生じる虞がある。
すなわち、このタイプのリニアソレノイドバルブでは、スリーブに油圧が作用する際に、バルブ孔に嵌合・埋設されたスリーブの外周にあるフィードバック油路とバルブ孔内面との間の隙間から油漏れすることに起因して、入力ポートと出力ポートとが連通する出力油圧の出力時には入力ポート、出力ポート及びフィードバック油路の各近傍に側圧が作用する一方、出力油圧の非出力時には入力ポート近傍にのみ側圧が作用するため、油圧の出力状況によってスリーブ全体に受ける側圧の合力の方向や大きさが著しく変化する。
このように、スリーブに作用する側圧の合力の方向が大きく変化すると、自動変速機の作動時に、スリーブはバルブ孔とのクリアランス内で傾く動作を頻繁に繰り返すことになるため、油圧の入出力を繰り返したスリーブは、その外周面の一部に、バルブ孔との度重なる摺動による磨耗が生じることで、著しい場合、自動変速機にあって不快な変速ショックを招く等の虞がある。
そこで本発明は、スリーブに作用する側圧の合力の方向を、出力油圧の出力時と非出力時とで同じになるように構成することで、側圧に起因して生じるスリーブ外周の磨耗を回避し得るようにしたソレノイドバルブを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1乃至図5参照)、供給される電力に応じてプランジャ(14)を駆動するソレノイド部(10)と、
該ソレノイド部(10)に固定されたスリーブ(22)、前記プランジャ(14)の駆動力により前記スリーブ(22)内に配設された付勢部材(24)の付勢力に抗して前記スリーブ(22)内を移動するスプール(21)、前記スリーブ(22)に穿設され入力油圧が入力される入力ポート(37)、前記スリーブ(22)に穿設され該入力ポート(37)からの油圧を出力する出力ポート(26)、及び、前記スリーブ(22)に形成され該出力ポート(26)の開口量を調整すると共に、該出力ポート(26)から出力される出力油圧を、前記開口量を小さくする方向にフィードバック作用させるフィードバック油室(39)、を有するバルブ部(20)と、
を備えたソレノイドバルブ(1)において、
前記バルブ部(20)の前記スリーブ(22)の軸心(c)に対する前記入力ポート(37)の反対側の部位に、前記フィードバック油室(39)に連通するフィードバックポート(34)及び前記出力ポート(26)を備え、かつ、
前記フィードバックポート(34)と前記出力ポート(26)とを連通するフィードバック油路(28)を形成するように前記スリーブ(22)に形成された凹部(31)と、
前記フィードバック油路(28)の外縁(28a)から所定距離(l)を有し、前記フィードバック油路(28)を囲んで漏出する油をシールするように前記スリーブ(22)に形成されたシール部(27)と、
該シール部(27)を介して前記フィードバック油路(28)から漏出する油を前記バルブ部(20)の外部に流出するように前記スリーブ(22)に形成された側圧低減溝部(30)と、を備え、
該側圧低減溝部(30)は、前記出力ポート(26)への前記出力油圧の作用時に前記フィードバック油路(28)から漏出する際の前記スリーブ(22)に作用する側圧の合力の方向を、前記出力油圧の出力時と非出力時とで同じ方向にするように構成される、
ことを特徴とするソレノイドバルブ(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1乃至図3参照)、前記ソレノイド部(10)に対して軸方向反対側となる前記スリーブ(22)の先端側に安定シール部(29)を有し、
前記側圧低減溝部(30)は、前記スリーブ(22)における前記シール部(27)と前記安定シール部(29)との間に形成される、
ことを特徴とする請求項1記載のソレノイドバルブ(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図2及び図3参照)、前記安定シール部(29)は、前記スリーブ(22)の円周方向に形成され、円周方向幅を小さくするくびれ部(27b)を介して前記シール部(27)に連結されてなる、
ことを特徴とする請求項2記載のソレノイドバルブ(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、スリーブの軸心に対する入力ポートの反対側の部位に、フィードバックポート及び出力ポートを備え、かつフィードバック油路を形成するようにスリーブに形成された凹部と、フィードバック油路の外縁から所定距離を有し、フィードバック油路を囲んで漏出する油をシールするようにスリーブに形成されたシール部と、該シール部を介してフィードバック油路から漏出する油をバルブ部の外部に流出するようにスリーブに形成された側圧低減溝部とを備え、該側圧低減溝部が、出力ポートへの出力油圧の作用時にフィードバック油路から漏出する際のスリーブに作用する側圧の合力の方向を、出力油圧の出力時と非出力時とで同じ方向にするように構成されるので、側圧低減溝部の存在によりシール部の側圧受圧面積が低減されることで、スリーブ全体が受ける側圧の合力の方向を出力油圧の出力時と非出力時とで同一にすることができる。これにより、バルブ孔内でスリーブが出力油圧の出力時と非出力時とで傾いてガタつくような現象を防止することができ、スリーブがバルブ孔に摺接して摩耗するような不具合の発生を回避することができる。
請求項2に係る本発明によると、ソレノイド部に対して軸方向反対側となるスリーブの先端側に安定シール部を有し、側圧低減溝部が、スリーブにおけるシール部と安定シール部との間に形成されるので、側圧低減溝部によりシール部の側圧受圧面積を低減しながら、安定シール部の存在によってバルブ孔内でのスリーブの傾きを効果的に抑止することができる。
請求項3に係る本発明によると、安定シール部が、スリーブの円周方向に形成され、円周方向幅を小さくするくびれ部を介してシール部に連結されるので、側圧低減溝部によりシール部の側圧受圧面積を低減しながら、バルブ孔内でのスリーブの接触面積をより多くして、バルブ孔内でのスリーブの傾き抑止効果を、より高めることができる。
本発明に係る実施の形態におけるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブの全体構成を概略的に示す断面図。 図1に示したスリーブを単体で示す図であり、(a)は出力側を上方に向けた状態を示す斜視図、(b)は入力側を上方に向けた状態を示す斜視図。 図1に示したスリーブを単体で示す図であり、(a)は出力側を上方に向けた状態を示す平面図、(b)は入力側を上方に向けた状態を示す平面図。 本実施の形態におけるリニアソレノイドバルブの状態を概略的に示す図であり、(a)は出力油圧の出力時、(b)は非出力時の状態を示す。 スリーブに形成された凹部と該スリーブ全周寸法との比較を示す概略図。 本発明に対する比較例としてのリニアソレノイドバルブの状態を概略的に示す図であり、(a)は出力油圧の出力時、(b)は非出力時の状態を示す。
以下、本発明のソレノイドバルブに係る実施の形態を、図1乃至図6に沿って説明する。すなわち、リニアソレノイドバルブ(ソレノイドバルブ)1は、図1に示すように、大まかにソレノイド部10及びバルブ部20とからなり、該バルブ部20のスリーブ22が、例えば自動変速機の油圧制御装置におけるバルブボディ15のバルブ孔15aに嵌合・埋設される形で設置される。ソレノイド部10は、プランジャ14、不図示のコイルアッセンブリ及びヨークを備えており、供給される電力に応じてプランジャ14を駆動するように構成される。
本実施の形態では、本発明を適用したリニアソレノイドバルブ1に、図1に示す非通電時(オフ時)に入力ポート37と出力ポート26とを遮断し、通電時(オン時)に連通する、いわゆるノーマルクローズ(N/C)タイプのものを使用している。
上記バルブ部20では、プランジャ14の駆動力がプラグ18を介してスプール21に伝えられ、該スプール21がスプリング(付勢部材)24の付勢力に抗して軸方向に移動し、これにより、入力油圧が入力される入力ポート37と該入力ポート37からの油圧を出力する出力ポート26との開口量が調整される。バルブ部20は、出力ポート26から出力される出力油圧を、上記開口量を小さくする方向にフィードバック作用させるフィードバック油室39を有している。
即ち、バルブ部20は、全体が略々スリーブ状に形成されてソレノイド部10に固定されたスリーブ22と、プランジャ14の駆動力によりスリーブ22内に配設されたスプリング24の付勢力に抗してスリーブ22内を移動するスプール21と、スリーブ22に穿設され入力油圧が入力される入力ポート37と、スリーブ22に穿設され該入力ポート37からの油圧を出力する出力ポート26と、スリーブ22に形成され該出力ポート26の開口量を調整すると共に、該出力ポート26から出力される出力油圧を、開口量を小さくする方向にフィードバック作用させるフィードバック油室39と、を有している。上記スプール21は、スリーブ22の中空部分に摺動自在(長手方向に対して移動自在)に嵌挿されている。上記スプリング24は、スリーブ22に抜止め・固着されたエンドキャップ55とスプール21の先端部21cとの間に縮設されている。上記スリーブ22は、ソレノイド部10側からエンドキャップ55側に向かって順に、不図示の油圧サーボに供給した出力油圧をドレン(排出)するためのドレンポート25、不図示の油圧サーボに連通する上記出力ポート26、凹部(切欠き面積低減部)31、及び該凹部31の端部から上記フィードバック油室39に向けて穿設されたフィードバックポート34を有している。上記凹部31は、フィードバックポート34と出力ポート26とを連通するフィードバック油路28をバルブ孔15a内面とで形成するようにスリーブ22に設けられる。
また、スリーブ22における軸心cに対する出力ポート26と反対の側には、ソレノイド部10側からエンドキャップ55に向かって順に、ドレンポート25に連通し得るポート36、異物溜り凹部43、スロットル開度に応じて調圧されたライン圧(シフトレンジを切換えるマニュアルバルブ等を介して供給されるレンジ圧も含む)が入力油圧として入力される上記入力ポート37、フィードバックポート34に連通する上記フィードバック油室39、ドレンポート40、及びスリーブガイド41を有している。上記フィードバック油室39に連通する上記フィードバックポート34及び上記出力ポート26は、バルブ部20のスリーブ22の軸心cに対する入力ポート37の反対側の部位に設けられている。以上のように、スリーブ22は、その軸心cに対する入力ポート37の反対側の部位に、フィードバック油室39に連通するフィードバックポート34及び出力ポート26を備え、凹部31は、外周側がバルブ孔15a内面で閉塞されることで、出力ポート26とフィードバックポート34とを連通してフィードバック圧をフィードバック油室39に導入し得るフィードバック油路28を形成する。なお、上記スリーブガイド41の存在により、バルブ孔15a内でのスリーブ22の傾きが抑止され、その安定保持状態が効果的に維持される。
一方、バルブボディ15には、ドレンポート25、出力ポート26、入力ポート37、ドレンポート40に対応する位置に、油路45,46,47、ドレン溝48がそれぞれ形成されて、これら各ポート25,26,37,40に連通している。即ち、油路45は、不図示のオイルパンに向けて油を排出する油路であり、油路46は、摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)の油圧サーボの作動油室に連通された油路であり、油路47は、ライン圧を調圧する不図示のレギュレータバルブ等の調圧ポートに連通された油路であり、ドレン溝48は、不図示のオイルパンに向けて油を排出する油路である。
上記スプール21は、2個の大径ランド部21a,21b及び1個の小径ランド部21cを有しており、該大径ランド部21aのソレノイド部10側には、プランジャ14に連動するプラグ18が当接している。該スプール21は、上述のように、スプリング24の付勢力に抗して、ソレノイド部10のプランジャ14によりプラグ18を介して押圧駆動される。
大径ランド部21a,21bは、小径ランド部21cの外径よりも大きい外径を有しており、大径ランド部21aは、スプール21がプランジャ14に押圧されずにスプリング24によって付勢された位置である際に、出力ポート26とドレンポート25とを連通し、プランジャ14に押圧されて移動された際にそれら出力ポート26とドレンポート25とを遮断するように形成されている。また、大径ランド部21bは、ソレノイド部10が非通電であってスプール21がプランジャ14に押圧されずにスプリング24によって付勢された位置である際には入力ポート37と出力ポート26とを遮断し、また、プランジャ14に押圧されて移動した際には入力ポート37と出力ポート26との開口量を大きくするように形成されている。
大径ランド部21bと小径ランド部21cとの間に形成されたくびれ部は、スプール21が移動してもフィードバック油室39内に位置するように形成されており、それら大径ランド部21bと小径ランド部21cとの外径差によって該フィードバック油室39に入力されるフィードバックポート34からのフィードバック圧がスプリング24の付勢方向と同方向に作用するように、即ち出力ポート26と入力ポート37との開口量が小さくなる方向に作用するように構成されている。
ついで、上述したスリーブ22の形状について、図2(a),(b)及び図3(a),(b)を参照して詳細に説明する。すなわち、スリーブ22には、出力ポート26を上方に向けた状態の図2(a)及び図3(a)に示すように、ソレノイド部10側の端部にフランジ部23が形成され、また、入力ポート37を上方に向けた状態の図2(b)及び図3(b)に示すように、フランジ部23の近傍にドレンポート35が形成されている。
そして、出力ポート26に対するドレンポート25の反対側の部位にはシール部27が形成されており、該シール部27には、円周方向に所定量切り欠かれた出力ポート26の中央部分から軸方向に延びるように凹部31が形成されている。該凹部31は、出力ポート26側に扇状に広がりつつ径方向寸法が低くなる形状の扇状低部32からなだらかに低くなってフィードバックポート34側に延びる溝状に形成されている。なお、符号33は、径方向に突出するシール部27よりも低くされた部位を示し、符号42は、径方向に低い異物溜り凹部43が形成された外周面を示している。
凹部31の軸方向(図3の左右方向)と直交する方向(図3の上下方向)の幅wは、図5に示すスリーブ22の周方向距離Hの13%以内の寸法となるように設定されている。このとき、凹部31の深さd(図1参照)はフィードバックポートの必要な流量を確保するための目標断面積を幅wにより除することで求めることができる。これにより、例えば幅広で深さが比較的浅い形状の凹部を形成する場合に比して、この凹部と断面積を同程度にして油の流量を同等にしながらも、出力ポート26からフィードバックポート34に連通するフィードバック油路28の幅を狭くして、入力ポート37及びフィードバック油路28の近傍に作用する側圧を有効に低減することができる。つまり、フィードバックポート34への出力ポート26からの油圧の受け渡し時の側圧受圧面積を比較的小さくすることで、入力ポート37方向に作用する側圧を低減することができる。
上記シール部27は、シール性を確保する距離l(図2(a)参照)を存するように凹部31を囲んでシールするように設けられている。即ち、シール部27は、スリーブ22に形成され、フィードバック油路28の外縁28a(つまり、凹部31の側端)から外縁27aまでの距離(所定距離)lを有し、フィードバック油路28(図1参照)を囲んで漏出する油をシールするように設けられている。この距離lは、凹部31の側端(28a)から、シール部27がシール性を維持するために最小限必要なデッドラインDL(図2(a)の破線)までの距離である。このように、シール部27は、フィードバック油室28を形成するように設けられた凹部31を有した状態でバルブ孔15aの内面に密接し、出力ポート26からの油圧がフィードバック油路28に作用した際の側圧を受けるように構成される。
また、シール部27を介してフィードバック油路28から漏出する油をバルブ部20の外部に流出するように側圧低減溝部30がスリーブ22に形成されており、該側圧低減溝部30は、バルブ部20の外部とフィードバック油路28の外縁28aとをシール部27を介して連通するように設けられている。即ち、側圧低減溝部30は、スリーブ22の軸方向におけるソレノイド部10から離れる端部側にて、フィードバック油路28に作用する出力油圧(フィードバック圧)を大気に比較的容易に開放し得るように形成される。軸方向左右に対向するように2箇所設けられた側圧低減溝部30は、シール部27の縁部を、周方向の両側から削り取るようにくびれた形状(くびれ部27b)を有し、フィードバック油路28からの漏れ込みを一気に大気中(スリーブ22の外部)にドレンすることでシール部27の側圧受圧面積を小さくし、スリーブ22全体の動き(振動、摺動)を抑止できるように構成されている。そして、シール部27の最も先端部分には、シール部27から両側がくびれ部27bで一旦くびれた後、周方向に延びるようにシール部27と同じレベルで設けられた安定シール部29が形成されている。該安定シール部29の存在により、バルブ孔15a内でのスリーブ22の傾きが抑止され、その安定保持状態が効果的に維持される。
一方、入力ポート37を上方に向けた状態の図2(b)及び図3(b)に示すように、異物溜り凹部43は、軸方向と直交する方向の幅が比較的小さく形成されて、切欠き面積(断面積)が低減されるように形成されている。これにより、幅寸法がこれ以上に大きい場合に比して、側圧受圧面積を小さくし、出力ポート26方向に作用する側圧を比較的低減することができる。
以上のリニアソレノイドバルブ1は、側圧低減溝部30が、出力ポート26への出力油圧の作用時にフィードバック油路28から漏出する際のスリーブ22に作用する側圧の合力の方向を、出力油圧の出力時と非出力時とで同じ方向にするように構成される。
ついで、上記構成に基づきリニアソレノイドバルブ1の作用について、図1乃至図3とともに図4(a),(b)、及び本発明に係るリニアソレノイドバルブ1に対する比較例としての図6(a),(b)も併せて参照して説明する。なお、図4及び図6では、便宜上、図1に示したリニアソレノイドバルブ1を横向きにした状態で記載している。
すなわち、ソレノイド部10に電力が供給されない非通電状態では、スプール21がスプリング24に付勢されて、図1に示す状態となり、大径ランド部21bによって入力ポート37が閉止され、これにより、入力油圧が出力ポート26側に作用せず、入力ポート37及びその近傍にのみ油圧(側圧)が作用する状態となっている。つまり、リニアソレノイドバルブ1にあっては、側圧が、入力ポート37を中心としたP(図4(b)参照)で示す部位に作用し、その合力が矢印A方向に向いて、スリーブ22が、図4(b)上方のバルブ孔15a内面に密着した状態となる。
一方、ソレノイド部10に電力が供給される通電状態になると、スプール21がスプリング24に抗して軸方向に移動し、スリーブ22に対するスプール21の位置が制御されるため、スプール21の移動に伴って大径ランド部21bが入力ポート37と出力ポート26とを連通し、出力ポート26からの出力油圧が、不図示の油圧サーボに作用されると共に、扇状低部32を経由してフィードバック油路28に作用される。つまり、フィードバックポート34からフィードバック油室39にフィードバック圧が作用し、スプール21が、出力ポート26と入力ポート37との開口量を小さくする方向にスプリング24とともに付勢されながら入力ポート37を出力ポート26に連通する。この際、油圧が入力ポート37側と出力ポート26側とに作用するため、入力ポート37及びその近傍の部位に側圧が作用し、かつ出力ポート26、フィードバック油路28及びその近傍の部位にも側圧が作用する状態となる。このため、リニアソレノイドバルブ1にあっては、側圧が、入力ポート37を中心としたP(図4(a)参照)で示す部位に作用し、かつ出力ポート26を中心としたP(図4(a)参照)で示す部位に同時に作用し、その合力が矢印A方向に向いて、スリーブ22が、図4(b)の場合と同様に、図4(a)上方のバルブ孔15a内面に密着した状態となる。
ここで、比較例のリニアソレノイドバルブ51について、図6(a),(b)を参照して説明する。すなわち、該リニアソレノイドバルブ51は、その凹部(図示せず)が、本リニアソレノイドバルブ1の凹部31に比して幅が広くかつ深さが浅く構成され、またスリーブ22は、シール部27と安定シール部29との間の部位がくびれず側圧低減溝部30を有さない形状にされているが、これら以外の構成は本リニアソレノイドバルブ1と同様である。
このような構成のリニアソレノイドバルブ51にあっては、ソレノイド部10に電力が供給されない非通電状態では、スプール21が図1に示す位置にあり、大径ランド部21bにより入力ポート37が閉止されて、入力油圧が出力ポート26側に作用せず、入力ポート37及びその近傍にのみ側圧が作用する状態となっている。このため、リニアソレノイドバルブ51では、側圧が、入力ポート37を中心としたP(図6(b)参照)で示す部位に作用し、その合力が矢印C方向に向いて、スリーブ22が、図6(b)上方のバルブ孔15a内面に密着した状態となる。
一方、ソレノイド部10に電力が供給される通電状態になると、スプール21が軸方向に移動してその位置を制御されるため、大径ランド部21bが入力ポート37と出力ポート26とを連通し、出力ポート26からの出力油圧が、油圧サーボ(図示せず)に作用されると共に、リニアソレノイドバルブ1に比して広いフィードバック油路(図示せず)に作用される。この際、油圧が入力ポート37側と出力ポート26側とに作用するため、入力ポート37及びその近傍の部位に側圧が作用し、かつ出力ポート26、フィードバック油路及びその近傍の部位にも側圧が作用する状態となる。この際、リニアソレノイドバルブ51は、リニアソレノイドバルブ1の凹部31よりも幅広で溝深さが浅い凹部を有すると共に、スリーブ22に側圧低減溝部30を有さないため、入力ポート37を中心とした部位P(図6(a)参照)にはリニアソレノイドバルブ1と略々同様の側圧が作用するものの、出力ポート26を中心とした部位P(図6(a)参照)には、リニアソレノイドバルブ1の場合よりも大きな側圧が作用することになり、従って、それら側圧の合力が矢印Bで示す方向を向くことになる。
この矢印B方向は、非通電状態における図6(b)の矢印C方向とは逆の方向であり、従って、スリーブ22に作用する側圧の合力の方向が大きく変化することになり、自動変速機の作動時には、スリーブ22はバルブ孔15aとのクリアランス内で傾く動作を頻繁に繰り返すことになる。これにより、油圧の入出力を繰り返したスリーブ22は、外周面の一部(例えば図6(b)の符号Fで示す部位)に、バルブ孔15aとの度重なる摺動による磨耗が生じることになる。
以上説明したように本実施の形態では、スリーブ22の軸心cに対する入力ポート37の反対側の部位に、フィードバックポート34及び出力ポート26を備え、かつフィードバック油路28を形成するようにスリーブ22に形成された凹部31と、フィードバック油路28の外縁28aから距離lを有し、フィードバック油路28を囲んで漏出する油をシールするようにスリーブ22に形成されたシール部27と、該シール部27を介してフィードバック油路28から漏出する油をバルブ部20の外部に流出するようにスリーブ22に形成された側圧低減溝部30とを備え、該側圧低減溝部30が、出力ポート26への出力油圧の作用時にフィードバック油路28から漏出する際のスリーブ22に作用する側圧の合力の方向を、出力油圧の出力時と非出力時とで同じ方向にするように構成される。このため、側圧低減溝部30の存在によりシール部27の側圧受圧面積が低減されることで、スリーブ22全体が受ける側圧の合力の方向を出力油圧の出力時と非出力時とで同一とすることができる。従って、バルブ孔15a内でスリーブ22が出力油圧の出力時と非出力時とで傾いてガタつくような現象を防止することで、スリーブ22がバルブ孔15aに摺接して摩耗するような不具合の発生を回避できる。なお、くびれ部27bや安定シール部29が形成されずに、フィードバック油路28を囲むようにシール部27のみが図3(a)の破線L1のように形成されていれば、側圧受圧面積を最も低減することが可能になる。
また、本実施の形態では、ソレノイド部10に対して軸方向反対側となるスリーブ22の先端側に安定シール部29が設けられており、側圧低減溝部30は、スリーブ22におけるシール部27と安定シール部29との間に形成されている。これにより、側圧低減溝部30によりシール部27の側圧受圧面積を低減しながら、安定シール部29の存在によってバルブ孔15a内でのスリーブ22の傾きを効果的に抑止することができる。この場合、シール部27を図3(a)の破線L1で示す形状とし、安定シール部29を図3(a)の破線L2で示す形状として、くびれ部27bを設けない構成とすれば、シール部27の側圧受圧面積を効果的に低減しながら、安定シール部29によってスリーブ22の傾きを効果的に抑止することができる。
そして、本実施形態では、安定シール部29は、スリーブ22の円周方向に形成され、円周方向幅を小さくする上記くびれ部27bを介してシール部27に連結されている。これにより、側圧低減溝部30によりシール部27の側圧受圧面積を低減しながら、バルブ孔15a内でのスリーブ22の接触面積をより多くして、バルブ孔15a内でのスリーブ22の傾き抑止効果を、より高めることができる。
また、本実施の形態によると、凹部31の幅wがスリーブ22の周方向距離Hの13%以内の寸法に設定されるので、スリーブ22の強度を損なうことなく、幅広で深さが比較的浅い形状の凹部を形成する場合に比して、該凹部と凹部31の断面積を同じにして油の流量を同程度にしながらも、出力ポート26からフィードバックポート34に連通するフィードバック油路28の幅wを比較的狭くして、入力ポート37及びフィードバック油路28の近傍に作用する側圧を有効に低減することができる。
本発明に係るソレノイドバルブは、乗用車、トラック、バス、農機等に搭載される自動変速機等に用いて好適である。
1 ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)
10 ソレノイド部
14 プランジャ
20 バルブ部
21 スプール
22 スリーブ
24 付勢部材(スプリング)
26 出力ポート
27 シール部
27b くびれ部
28 フィードバック油路
28a フィードバック油路の外縁
29 安定シール部
30 側圧低減溝部
31 凹部
34 フィードバックポート
37 入力ポート
39 フィードバック油室
c スリーブの軸心
H スリーブの周方向距離
l 距離(所定距離)
w 凹部の幅

Claims (3)

  1. 供給される電力に応じてプランジャを駆動するソレノイド部と、
    該ソレノイド部に固定されたスリーブ、前記プランジャの駆動力により前記スリーブ内に配設された付勢部材の付勢力に抗して前記スリーブ内を移動するスプール、前記スリーブに穿設され入力油圧が入力される入力ポート、前記スリーブに穿設され該入力ポートからの油圧を出力する出力ポート、及び、前記スリーブに形成され該出力ポートの開口量を調整すると共に、該出力ポートから出力される出力油圧を、前記開口量を小さくする方向にフィードバック作用させるフィードバック油室、を有するバルブ部と、
    を備えたソレノイドバルブにおいて、
    前記バルブ部の前記スリーブの軸心に対する前記入力ポートの反対側の部位に、前記フィードバック油室に連通するフィードバックポート及び前記出力ポートを備え、かつ、
    前記フィードバックポートと前記出力ポートとを連通するフィードバック油路を形成するように前記スリーブに形成された凹部と、
    前記フィードバック油路の外縁から所定距離を有し、前記フィードバック油路を囲んで漏出する油をシールするように前記スリーブに形成されたシール部と、
    該シール部を介して前記フィードバック油路から漏出する油を前記バルブ部の外部に流出するように前記スリーブに形成された側圧低減溝部と、を備え、
    該側圧低減溝部は、前記出力ポートへの前記出力油圧の作用時に前記フィードバック油路から漏出する際の前記スリーブに作用する側圧の合力の方向を、前記出力油圧の出力時と非出力時とで同じ方向にするように構成される、
    ことを特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 前記ソレノイド部に対して軸方向反対側となる前記スリーブの先端側に安定シール部を有し、
    前記側圧低減溝部は、前記スリーブにおける前記シール部と前記安定シール部との間に形成される、
    ことを特徴とする請求項1記載のソレノイドバルブ。
  3. 前記安定シール部は、前記スリーブの円周方向に形成され、円周方向幅を小さくするくびれ部を介して前記シール部に連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項2記載のソレノイドバルブ。
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