JP2011016905A - ゴム組成物およびタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】氷上性能および耐摩耗性能を向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴム、ポリイソプレンゴムおよびブタジエンゴムから選ばれるゴム成分100質量部に対して、熱膨張性マイクロカプセルを2〜15質量部、および卵殻粉を2〜15質量部含むゴム組成物。卵殻粉と熱膨張性マイクロカプセルを併用することで、サイプ間の厚みを薄くしてブロック倒れ込みを抑制することができ、耐摩耗性能の向上と氷上性能の向上が両立される。
【選択図】なし

Description

本発明はゴム組成物およびタイヤ、より特定的には氷上性能に優れたゴム組成物およびタイヤに関する。
スパイクタイヤによる粉塵公害を防止するために、スパイクタイヤの禁止が法制化され、寒冷地ではスパイクタイヤに代わってスタッドレスタイヤが使用されるようになってきた。
スパイクタイヤと同等のグリップ性能を得るために、スタッドレスタイヤは形態面および材料面からさまざまな改良が行われている。
形態面の改良としては、溝を深く形成したり、スタッドレスタイヤの溝を構成するブロックにサイプと呼ばれる細かい溝が形成されている。
一方、材料面の改良としては低温特性に優れたジエン系ゴムを配合したゴム組成物が開発されてきた。さらに、ゴム組成物に、金属粒、砂などを含有させたもの、あるいは独立気泡を形成できるものも開発されてきた。このようなゴム組成物から形成されるスタッドレスタイヤのトレッド面には、金属粒などの添加物あるいは独立気泡による微小な凹凸が形成されていて、氷上での摩擦係数を増加させている。
これらのスタッドレスタイヤにおける氷上性能は金属粒、砂などの含有量または独立気泡の占める割合などに依存するため、氷上性能を十分満足し得る程度にまで高めるには、これらの含有量または占有割合を増加させる必要がある。しかし、これらの含有量または占有割合を増加させると、スタッドレスタイヤとしての耐久性が低下する。また、金属粒、砂などは、トレッド面の摩耗に伴って脱落していくが、これらは人体に悪影響を及ぼすおそれがあり、公害の原因になるという問題もある。
上記の問題を解決するために、引用文献1および引用文献2には、公害の原因とならない添加物を使用し、さらに耐久性に影響を及ぼさない範囲の含有量で、十分な滑り止め効果を発揮できるスタッドレスタイヤを提供することを目的として、ゴム組成物中に卵殻粉を含有する技術が開示されている。
しかし、氷上性能および耐摩耗性能をさらに向上させたスタッドレスタイヤが求められている。
特開平6−41355号公報 特開2004−346270号公報
本発明は、氷上性能および耐摩耗性能を向上させたタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴム、ポリイソプレンゴムおよびブタジエンゴムから選ばれる1種以上からなるゴム成分100質量部に対して、熱膨張性マイクロカプセルを2〜15質量部、および卵殻粉を2〜15質量部含むゴム組成物である。
本発明に係るゴム組成物において好ましくは、熱膨張性マイクロカプセルは、熱可塑性ポリマーを用いて、前記熱可塑性ポリマーの軟化点以下の温度でガス状になる揮発性膨張剤をマイクロカプセル化してなる。
本発明は、前記ゴム組成物をキャップトレッド部に用いたタイヤである。
本発明によれば、氷上性能および耐摩耗性能を向上させたタイヤを得ることができる。
本発明の一実施の形態におけるタイヤの右半分を概略的に示す断面図である。
<ゴム組成物>
本発明の一実施の形態におけるゴム組成物は、ゴム成分、熱膨張性マイクロカプセルおよび卵殻粉を含む。
<ゴム成分>
ゴム成分としては、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)から選ばれるジエン系ゴムを用いることができる。これらのジエン系ゴムは単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせてもよい。
<熱膨張性マイクロカプセル>
熱膨張性マイクロカプセルは、熱可塑性ポリマーを用いて、前記熱可塑性ポリマーの軟化点以下の温度でガス状になる揮発性膨張剤をマイクロカプセル化してなるものであり、従来公知のものを使用することができる。
熱可塑性ポリマーとしては、一般的にマイクロカプセルに用いられるポリマーであれば特に限定されないが、ニトリル系モノマーと非ニトリル系モノマーとを共重合して得られるポリマーが好適に用いられる。本発明に使用されるニトリル系モノマーとしては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロニトリル、α−エトキシアクリロニトリル、フマロニトリルまたはこれらの任意の混合物等が挙げられ、これらの中でアクリロニトリル、メタクリロニトリルが特に好適に用いられる。ニトリル系モノマーの使用量は50重量%以上であり、より好もしくは70〜95重量%である。50重量%未満では、耐熱性や耐久性が低下し、熱膨張させる際にマイクロカプセルの破泡等が起こり易くなり好ましくない。
非ニトリル系モノマーとしては、特に限定はされないが、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、ジシクロペンテニルアクリレート等のアクリル酸エステル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、イソボルニルメタクリレート等のメタクリル酸エステル類、スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物等が挙げられ、これらの中でメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸メチルが特に好適に用いられる。非ニトリル系モノマーの使用量は50重量%以下が好ましく、特に好ましくは10重量%以下である。
熱膨張性マイクロカプセルの壁材は、上記のモノマー成分に更に重合開始剤を適宜加えて該モノマーを重合させることにより調製される。
重合開始剤としては、特に限定されず、この分野で一般に使用されているものを用いることができるが、使用する重合性単量体に可溶の油溶性重合開始剤が好ましい。例えば、過酸化ジアルキル、過酸化ジアシル、パーオキシエステル、パーオキシジカーボネート、及びアゾ化合物が挙げられる。より具体的には、メチルエチルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイドなどの過酸化ジアルキル;イソブチルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイドなどの過酸化ジアシル;t−ブチルパーオキシピバレート、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、t−ヘキシルパーオキシネオデカノエート、1−シクロヘキシル−1−メチルエチルパーオキシネオデカノエート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、クミルパーオキシネオデカノエート、(α,α−ビス−ネオデカノイルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼンなどのパーオキシエステル;ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピル-オキシジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルエチルパーオキシ)ジカーボネート、ジメトキシブチルパーオキシジカーボネート、ジ(3−メチル−3−メトキシブチルパーオキシ)ジカーボネートなどのパーオキシジカーボネート;2、2´−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1′−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニトリル)などのアゾ化合物;などが挙げられる。
マイクロカプセル内に包含される揮発性膨張剤は上記のモノマー成分を重合して得られるポリマーの軟化点以下の温度でガス状になる物質であり、低沸点有機溶剤が好適であり、例えば、エタン、エチレン、プロパン、プロペン、n−ブタン、イソブタン、ブテン、イソブテン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、n−へキサン、ヘプタン、石油エーテルなどの低分子量炭化水素;CCl3F、CCl22、CClF3、CClF2CClF2等のクロロフルオロカーボン;テトラメチルシラン、トリメチルエチルシラン、トリメチルイソプロピルシラン、トリメチルnプロピルシランなどのテトラアルキルシラン;などが挙げられる。これらは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中でも、イソブタン、n−ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、n−へキサン、石油エーテル、およびこれらの2種以上の混合物が好適に用いられる。また、所望により、加熱により熱分解してガス状になる化合物を使用してもよい。
上記壁材を用いて揮発性膨張剤をマイクロカプセル化する方法としては、特に限定的されることなく、一般的な方法で良く、特に好適な方法としては、例えば、特公昭42−26524号公報に記載されているような、重合性単量体および架橋剤を揮発性膨張剤および重合開始剤と混合し、該混合物を適宜の分散安定剤等を含む水性媒体中で懸濁重合させる方法が挙げられる。
懸濁重合は、通常、分散安定剤を含有する水性分散媒体中で行われる。分散安定剤としては、例えば、シリカ、リン酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化第二鉄、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸ナトリウム、蓚酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウムなどが挙げられる。この他に補助安定剤、例えば、ジエタノールアミンと脂肪族ジカルボン酸の縮合生成物、尿素とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンイミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、ゼラチン、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ジオクチルスルホサクシネート、ソルビタンエステル、各種乳化剤等を使用することができる。分散安定剤は、通常、重合性単量体100重量部に対して、0.1〜20重量部の割合で使用される。
分散安定剤を含有する水性分散媒体は、分散安定剤や補助安定剤を脱イオン水に添加して調製される。重合時の水相のpHは、使用する分散安定剤や補助安定剤の種類によって適宜決められ、例えば、分散安定剤としてコロイダルシリカなどのシリカを使用する場合は、酸性環境で重合がおこなわれる。水性媒体を酸性にするには、必要に応じて塩酸等の酸を加えて、系のpHを3〜4に調整する。また、分散剤として水酸化マグネシウムまたはリン酸カルシウム等を使用する場合は、アルカリ性環境の中で重合させる。
上記分散安定剤と補助安定剤の好ましい組み合わせの一つとして、例えば、コロイダルシリカと縮合生成物の組み合わせがある。縮合生成物は、ジエタノールアミンと脂肪族ジカルボン酸の縮合生成物が好ましく、特にジエタノールアミンとアジピン酸の縮合物やジエタノールアミンとイタコン酸の縮合生成物が好ましい。さらに塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム等の無機塩を添加することにより、より均一な粒子形状を有する熱膨張性マイクロカプセルが得られやすくなる。コロイダルシリカの使用量は、その粒子径によって調整されるが、通常は、重合性単量体100重量部に対して、1〜20重量部、好ましくは2〜10重量部の割合で使用される。縮合生成物は、通常、重合性単量体100重量部に対して、0.05〜2重量部の割合で使用される。無機塩は、通常、重合性単量体100重量部に対して、0〜100重量部の割合で使用される。
他の好ましい組み合わせは、コロイダルシリカと水溶性窒素含有化合物の組み合わせが挙げられる。水溶性窒素含有化合物の例としては、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリジメチルアミノエチルメタクリレートやポリジメチルアミノエチルアクリレートに代表されるポリジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、ポリジメチルアミノプロピルアクリルアミドやポリジメチルアミノプロピルメタクリルアミドに代表されるポリジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド、ポリアクリルアミド、ポリカチオン性アクリルアミド、ポリアミンサルフォン、ポリアリルアミンが挙げられる。これらのなかでもコロイダルシリカとポリビニルピロリドンが好適に用いられる。他の好ましい組み合わせには、水酸化マグネシウム及び/またはリン酸カルシウムと乳化剤との組み合わせがある。
粒子径を調整するには、上記部数ほど添加されたコロイダルシリカの量は固定し、ポリビニルピロリドンの添加量で調整することが好ましい。
水性分散媒体に各成分を添加する順序は、任意であるが、通常は重合器に、水と分散安定剤、必要に応じて安定助剤を加えて、分散安定剤を含有する水性分散媒体を調製する。また、必要に応じて亜硝酸アルカリ金属塩、塩化第一スズ、塩化第二スズ、重クロム酸カリウム等の化合物が加えられても良い。重合性単量体および発泡剤は、別々に水性分散媒体に加えて、水性分散媒体中で油性混合物を形成してもよいが、通常は、予め両者を混合してから、水性分散媒体に添加される。重合開始剤は、予め上記油性混合物に添加して使用することができるが、水性混合物と油性混合物を重合器内で攪拌混合した後、添加されてもよい。また、油性混合物と水性混合物との混合を別の容器で行って、混合攪拌した後、重合器に仕込んでも良い。
熱膨張性マイクロカプセルは加熱されると熱可塑性ポリマーからなるシェルが軟化し、同時に内包された低沸点炭化水素が膨張する。この熱膨張性マイクロカプセルをジエン系ゴムに配合して加熱すると、中空状バルーンを形成し、気泡を有する発泡ゴムを得ることができる。通常、タイヤのトレッドが氷雪路面に接地したときの摩擦熱によって、氷雪路面上の氷または雪が溶けて水になり、この水が、トレッドと氷雪路面との間で水膜を形成し、この水膜が氷上性能や雪上性能を悪化させる。本発明の一実施の形態においては、上記気泡を有する発泡ゴムをタイヤのキャップトレッド部に用いるため、前記気泡によって生じるトレッド上の凹凸の作用によって上記水膜を除去することができ、この結果、氷上性能や雪上性能の向上を図ることができる。
また、熱膨張性マイクロカプセルは、加硫時の熱によりカプセルが膨張し、ゴム自体の体積が増加するため、加硫後タイヤのサイプ間の厚みを薄くすることができる。これによりトレッドのブロック倒れこみを抑制し、氷雪路面での設置面積を確保することができる。
熱膨張性マイクロカプセルの配合量は、NR、IR、BRから選ばれる1種以上からなるゴム成分100質量部に対して、2〜15質量部であり、さらに5〜15質量部であることが好ましい。熱膨張性マイクロカプセルの含有量が2質量部未満であると熱膨張性としての効果を発揮できず、十分な吸水効果を得ることができない。一方、該含有量が15質量部を超えると、熱膨張が過剰に起こり、気泡の比率が増加するため耐摩耗性が低下する。
<卵殻粉>
卵殻粉は、平均粒径が5〜100μm、好ましくは20〜30μmである。平均粒径が5μ未満であると、ゴム組成物中に存在する卵殻粉粒子の数が多くなりゴム全体の剛性を失い、氷雪路面上での操縦安定性能が低下する。一方、平均粒径が100μmを超えると大きな異物がゴム組成物中に存在し、亀裂成長の起点をゴム組成物中に多く作ることになるため、耐摩耗性能が大幅に低下する。
ゴム組成物に卵殻粉を配合すると、卵殻粉の一部がゴム組成物の表面に表出する。したがって、該ゴム組成物をタイヤのキャップトレッド部に用いると、表出している卵殻粉のエッジ効果および路面とトレッド面間に存在する水分を除去する効果により、氷上性能が向上する。
卵殻粉の配合量は、NR、IR、BRから選ばれる1種以上からなるゴム成分100質量部に対して、2〜15質量部であり、さらに5〜15質量部であることが好ましい。卵殻粉の配合量が2質量部未満であるとエッジ効果および水分除去効果が得られない。一方、該含有量が15質量部を超えると、ゴム表面の粗さが必要以上に大きくなり、氷上性能の向上が得られず、耐摩耗性能も低下する。
卵殻粉をゴム組成物に配合した場合は、卵殻を破壊起点として耐摩耗性能が低下するという問題がある。本発明の一実施の形態におけるゴム組成物は、卵殻粉と熱可塑性マイクロカプセルを併用することで、サイプ間の厚みを薄くしてブロック倒れ込みを抑制することができ、耐摩耗性能の向上と氷上性能の向上の両立を図ることができる。
熱可塑性マイクロカプセルと卵殻粉の配合比は1/10〜15/10であることが好ましい。
<カーボンブラック>
本発明の一実施の形態におけるゴム組成物は補強剤としてカーボンブラックを配合することが可能である。カーボンブラックの配合量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5〜80質量部、より好ましくは30〜55質量部である。カーボンブラックの配合量が5質量部未満では十分な補強性、剛性が得られず、80質量部をこえると発熱しやすくなる。
カーボンブラックは、チッ素吸着比表面積(N2SA)が好ましくは20〜120m2/gであり、より好ましくは30〜80m2/gである。チッ素吸着比表面積が20m2/gより低いと補強性、剛性(操縦安定性)が不充分であり、120m2/gを超えると発熱しやすくなり好ましくない。
<シリカ>
本発明の一実施の形態におけるゴム組成物はシリカを含有することが好ましい。シリカはたとえば乾式法により得られるシリカ(無水珪酸)および/または湿式法により得られるシリカ(含水珪酸)を用いることができる。なかでも、湿式法により得られるシリカを用いることが好ましい。
シリカはBET法による窒素吸着比表面積が50m2/g〜500m2/gであることが好ましい。シリカの窒素吸着比表面積が50m2/g未満であると加硫後の破壊強度が低下する傾向があり、500m2/gを超えると加工性が悪化する傾向がある。なお、シリカのBET法による窒素吸着比表面積は、ASTM−D−4820−93に準拠した方法により測定することができる。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して10〜100質量部が好ましい。該含有量によって、該ゴム組成物をキャップトレッド部に用いた場合、低い転がり抵抗と高い耐摩耗性とを両立して実現することができる。
<カップリング剤>
本発明の一実施の形態におけるゴム組成物は、シリカとともにカップリング剤として知られているものを配合するのが好ましい。カップリング剤の例としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、N−β−アミノエチル−γ−アミノプロピロトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトシメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィドが挙げられる。カップリング剤の配合量はシリカ配合量の5〜20%の量である。カップリング剤の量が少ないとタイヤの発熱が高くなり、逆に多すぎるとゴムの硬度が上昇し、悪路走行時のゴム欠け性能が低下する。また、コストも高くなり実用性に乏しくなる。
<軟化剤>
軟化剤としては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟化剤、大豆油、パーム油、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、トール油、サブ、蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリンなどのワックス類、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸などの脂肪酸、などが挙げられる。軟化剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対してたとえば100質量部以下とされることが好ましく、この場合、該ゴム組成物がタイヤに使用された際のウェットグリップ性能を低下させる危険性が少ない。
<老化防止剤>
老化防止剤としては、アミン系、フェノール系、イミダゾール系の各化合物や、カルバミン酸金属塩、ワックスなどを適宜選択して使用することが可能である。
<加硫助剤>
加硫助剤としては、ステアリン酸、酸化亜鉛(亜鉛華)などを使用することができる。
<加硫剤>
加硫剤としては、有機過酸化物もしくは硫黄系加硫剤を使用できる。有機過酸化物としては、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3あるいは1,3−ビス(t−ブチルパーオキシプロピル)ベンゼン等を使用することができる。また、硫黄系加硫剤としては、たとえば、硫黄、モルホリンジスルフィドなどを使用することができる。これらの中では硫黄が好ましい。
<加硫促進剤>
加硫促進剤としては、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加硫促進剤のうち少なくとも一つを含有するものを使用することが可能である。
<ゴム組成物の製造方法>
本発明の一実施の形態におけるゴム組成物の製造方法としては、従来から公知の方法を用いることができ、たとえば上記各材料を所定の配合割合となるように秤量した後、オープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装置を用いて、100〜250℃で5〜60分間混練する方法等がある。
<タイヤの構造>
本発明の一実施の形態におけるタイヤの構造は、たとえば図1のタイヤ断面の右半分に例示されるものである。タイヤ1は、トレッド部7を構成するキャップトレッド部7aとベーストレッド部7b、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部8と、各サイドウォール部8の内方端に位置するクリンチ部を構成するクリンチ部3およびリム上部に位置するチェーファー2とを備える。またクリンチ部3、チェーファー2間にはカーカス5が架け渡されるとともに、このカーカス5のタイヤ半径方向外側にブレーカー部9が配される。該カーカス5は、カーカスコードを配列する1枚以上のカーカスプライから形成され、このカーカスプライは、トレッド部7からサイドウォール部を経て、ビードコア6と、該ビードコア6の上端からサイドウォール方向に延びるビードエーペックス4との廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返され、折返し部によって係止される。ブレーカー部9は、ブレーカーコードを配列した2枚以上のブレーカープライからなり、各ブレーカーコードがブレーカープライ間で交差するよう向きを違えて重置している。
本発明の一実施の形態におけるタイヤは、キャップトレッド部7aに熱膨張性マイクロカプセルおよび卵殻粉を配合したゴム組成物を用いて得られる。すなわち、本発明のタイヤは、このようなキャップトレッド部を備える限り、従来公知のいかなる構造を有するタイヤをも含むものである。
本発明のタイヤは、氷雪路表面において必要とされる特性を満足することが可能であるため、とくにスタッドレスタイヤとすることが好ましい。
<タイヤの製造方法>
本発明の一実施の形態におけるタイヤは、前記ゴム組成物の配合成分を、たとえばバンバリーミキサーやニーダー等により130℃以上160℃以下で混練して、ゴム組成物の未架橋物を調製し、該未架橋物を空気入りタイヤのキャップトレッド部7aに適用して加硫成形することによって形成することができる。
<実施例1〜4、比較例1〜4>
(未加硫ゴム組成物の調整)
表1に示す配合処方にしたがい、硫黄および加硫促進剤を除く配合成分を、1.7リットルの密閉型バンバリーミキサーで3〜5分間混練りし、温度が150℃以上に達した時に配合ゴムを排出しベース練りゴムとした。該ベース練りゴムと硫黄および加硫促進剤をオープンロールで100℃の条件下で5分間混練りして、未加硫ゴム組成物を得た。
(タイヤの製造)
前記未加硫ゴム組成物をキャップトレッド部に適用して、スタッドレスタイヤを加硫成形して、実施例1〜4、比較例1〜4のタイヤを得た。得られたタイヤについて、以下の評価を行った。
(氷上摩擦性能)
前記タイヤを排気量2000ccの国産FF車に装着して実車走行をおこない、時速30km/時間からの氷上路面での制動停止距離を求めた。比較例1の制動停止距離の値を100としてそれぞれ指数で示した。指数が大きいほど氷上摩擦性能に優れることを示す。
(耐摩耗性能)
前記タイヤを排気量2000ccの国産FF車に装着して実車走行をおこない、30000km走行後の摩耗量を測定した。比較例1の摩耗量を値を100として指数で示した。指数が大きいほど耐摩耗性能に優れている。
結果を表1に示す。
Figure 2011016905
天然ゴム:テックビーハング社製のRSS#3
ブタジエンゴム:宇部興産(株)製のUBEPOL−BR150B
熱膨張性マイクロカプセル:積水化学製のADVANCECELL EM(熱可塑性ポリマー:アクリロニトリルコポリマー、膨張剤:液状炭化水素、膨張前平均粒径:15〜40μm、膨張後平均粒径:40〜120μm)
卵殻粉:キューピータマゴ(株)製の卵殻粉(平均粒径:10μm)
カーボンブラック:昭和キャボット(株)製のショウブラックN220(N2SA:111m2/g)
シリカ:日本シリカ工業製のNipsil AQ
カップリング剤:デグサ製のSi69
プロセスオイル:出光興産製のダイアナプロセスオイルPS323
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル−スルフェンアミド)
(評価結果)
実施例1〜4は、ゴム成分100質量部に対して、熱膨張性マイクロカプセルを5〜15質量部および卵殻粉を5〜15質量部含むゴム組成物を用いたタイヤである。熱膨張性マイクロカプセルおよび卵殻粉のいずれも含まない比較例1に比べて、耐摩耗性能を維持したまま、氷上摩擦性能が向上した。
比較例2は、ゴム成分100質量部に対して、熱膨張性マイクロカプセルを5質量部含み、卵殻粉を含まないゴム組成物を用いたタイヤである。氷上摩擦性能および耐摩耗性能ともに比較例1と同等であった。
比較例3は、ゴム成分100質量部に対して、熱膨張性マイクロカプセルを20質量部および卵殻粉を20質量部含むゴム組成物を用いたタイヤである。熱膨張性マイクロカプセルおよび卵殻粉の含有量が多く、比較例1に比べて耐摩耗性能が悪化した。
比較例4は、ゴム成分100質量部に対して、鶏卵粉を10質量部含み、熱膨張性マイクロカプセルを含まないゴム組成物を用いたタイヤである。氷上摩擦性能および耐摩耗性能ともに比較例1と同等であった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 タイヤ、2 チェーファー、3 クリンチ部、4 ビードエーペックス、5 カーカス、6 ビードコア、7 トレッド部、7a キャップトレッド部、7b ベーストレッド部、8 サイドウォール部、9 ブレーカー部。

Claims (3)

  1. 天然ゴム、ポリイソプレンゴムおよびブタジエンゴムから選ばれる1種以上からなるゴム成分100質量部に対して、
    熱膨張性マイクロカプセルを2〜15質量部、および卵殻粉を2〜15質量部含むゴム組成物。
  2. 前記熱膨張性マイクロカプセルは、熱可塑性ポリマーを用いて、前記熱可塑性ポリマーの軟化点以下の温度でガス状になる揮発性膨張剤をマイクロカプセル化してなる、請求項1記載のゴム組成物。
  3. 請求項1または2に記載のゴム組成物をキャップトレッド部に用いたタイヤ。
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