JP2011015767A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄槽2と扉体を水密にシールするシール部材のつなぎ目をなくすことで、シール性能を向上させる。
【解決手段】洗浄槽2と上扉体4および下扉体5とで開口部3を水密にシールするシール部材17を設け、開口部3の上部を水密にシールする上シール部と、開口部の側部を水密にシールする側方シール部とを一体で構成する。また、上扉体4に設けた開口部3側部の側方シール部を略水平方向に押圧する第1の押圧部18と、開口部3上シール部を略垂直方向に押圧する第2の押圧部19を滑らかに接続し、シール方向を徐変させる第3の押圧部20を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は洗浄水の噴射により食器等の洗浄を行う食器洗い機に関する。
従来、この種の食器洗い機は、図6または7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
図6に示すように、扉体101は、扉軸102を中心にして、食器洗い機本体103の下部に開閉自在に取り付け、食器洗い機本体103の前面開口部を覆うよう構成し、上部に扉体101を開閉する際につかむための把手部104と、スイッチ105により解除されるロック手段106とを設け、閉成状態で固定することができるよう構成している。
また、ロック手段106には、食器洗い機の運転動作の入力機能と連動し、扉体101が完全に閉成状態でない場合は運転しないよう構成し、運転途中に扉体101を開放された場合でも、洗浄水が食器洗い機の機外に噴出しないよう配慮されている。食器洗い機本体103は、内部に洗浄槽107を設けており、この洗浄槽107は、内部に食器かご108を配置している。
食器洗い機の基本的な動作は、一般的に良く知られているので、以下に簡単に述べると、使用者がスイッチ105によりロック手段106を解除し、その後、把手部104を持って扉体101を開放し、食器洗い機本体103内の洗浄槽107に設置された食器かご108に汚れた食器類をセットする。
つぎに、扉体101を閉め、ロック手段106を動作させて運転を開始すると、洗浄槽107の底部に配置されたヒータ109によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル110から食器類111に向かって噴射し、食器類110の汚れを落とす洗浄行程を行う。その後、食器類110をすすいだ後、乾かす乾燥行程を行って運転が終了する。
しかし、このような構成の食器洗い機においては、扉体101が開いた状態で食器洗い機前方のスペ−スをふさいでしまう為、流し台に横向きに設置することができず、又前向きに設置した場合は、開いた扉体101が通行の邪魔になる、更に流し台の汚れた食器を食器洗い機にセットする時に距離が離れるのでセットし難く床を汚し易いという問題を有していた。
上記課題を改善するための構成として、他の食器洗い機として、図7に記載されているものがある(例えば、特許文献1参照)。このものは、図7に示すように、食器洗い機本体112に設けた2個の扉体113、114を上下方向に各々回動して洗浄槽115の開口部116を開閉する構成であり、連動リンク117によって、扉体113、114は連結されている。このため、扉体114の手かけ部118を持って開放すれば、同時に他方の扉体113も開放するようになっている。このように、扉体を分割することで、図6に示される1枚扉の構成と比べて扉体を開放したときに食器洗い機前方をふさぐスペースを少なくすることができる。
ここで、図7に示される食器洗い機のシール構成について説明する。
洗浄槽115の開口部116側部には、下扉体114および上扉体113の側部と洗浄槽115側部を水密にシールする側部シール部材が取り付けられている。また、開口部1
16上部には、上扉体113の上部と洗浄槽115上部を水密にシールする上部シール部材が取り付けられている。
下扉体114および上扉体113の側部には、それぞれ側部シール部材を押圧する押圧部が設けられている。また、上扉体の上部には上部シール部材を押圧する押圧部が設けられている。
下扉体は下固定枢軸119を中心に回動するため、閉塞状態において下扉体114側部押圧部は側部シール部材を略水平方向に押圧する。
扉体閉塞状態においては、下扉体114の側部押圧部および上扉体113の側部押圧部は略同一面となる。したがって、上扉体113の側部押圧部も側部シール部材を略水平方向に押圧する構成となっている。
上扉体113は、上固定枢軸120を中心に回動する。したがって、回動の軌跡上、上扉体113の上部押圧部は上部シール部材を略鉛直方向に押圧する構成となっている。
この食器洗い機も基本動作については、上述した食器洗い機と同様である。
特開2002−272662号公報
前述のように、図7に示されるような従来の構成では、洗浄槽の開口部上部と側部では、シール部材に対する上扉体の押圧部による押圧方向(シール方向)が異なるため、上部シール部材と側部シール部材は異なる部品を用いている。そのため、上部シール部材と側部シール部材の接合部でシール面が途切れるため、当該部から水や蒸気が漏れやすくなるという課題を有していた。
また、上扉体の上部押圧部と側部押圧部の接続部に段差が生じて滑らかでないような場合では、当該部のシールが弱くなり水や蒸気が漏れやすくなるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機であって、食器洗い機本体内に設けられる洗浄槽と、洗浄槽の開口部を開閉し、洗浄槽に設けられる回転軸を中心に開口部を上方及び下方へ回動して開く上扉体及び下扉体と、上扉体および下扉体を連動する連動手段と、洗浄槽と上扉体および下扉体とで挟むことにより開口部を水密にシールするシール部材と、を備え、シール部材は、開口部の上部、両側部及びコーナー部を水密にシールする上シール部、側方シール部及び角シール部が一体で構成されることにより、シール性能を向上させることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機であって、食器洗い機本体内に設けられる洗浄槽と、洗浄槽の開口部を開閉し、洗浄槽に設けられる回転軸を中心に開口部を上方及び下方へ回動して開く上扉体及び下扉体と、上扉体および下扉体を連動する連動手段と、洗浄槽と上扉体および下扉体とで挟むことにより開口部を水密にシールするシール部材と、を備え、シール部材は、開口部の上部、両側部及びコーナー部を水密にシールする上シール部、側方シール部及び角シール部が一体で構成されるもので、従来の食器洗い機のような洗浄槽の開口部の上部を水密にシールする
シール部材と、側部をシールするシール部との接合部をなくすことで、接合部からの水漏れや蒸気漏れを抑制し、シール性能を向上させることができる。
本発明の食器洗い機は、側部をシールするシール部材との接合部をなくすことで、接合部からの水漏れや蒸気漏れを抑制し、シール性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の扉の閉成状態の側壁部断面図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の扉の開成状態の側壁部断面図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の扉の閉成状態の横断面図 本発明の実施の形態1の食器洗い機の上扉体の回動の軌跡を示す断面図 (a)本発明の実施の形態1の食器洗い機の上扉体を洗浄槽側から見た斜視図(b)図5(a)の二点鎖線内の拡大斜視図(c)洗浄槽の上部の正面拡大図(d)図5(c)のA−A断面図 従来例1の食器洗い機の側壁部断面図 従来例2の食器洗い機の側壁部断面図
第1の発明は、洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機であって、食器洗い機本体内に設けられる洗浄槽と、洗浄槽の開口部を開閉し、洗浄槽に設けられる回転軸を中心に開口部を上方及び下方へ回動して開く上扉体及び下扉体と、上扉体および下扉体を連動する連動手段と、洗浄槽と上扉体および下扉体とで挟むことにより開口部を水密にシールするシール部材と、を備え、シール部材は、開口部の上部、両側部及びコーナー部を水密にシールする上シール部、側方シール部及び角シール部が一体で構成されることを特徴とした食器洗い機で、側部をシールするシール部材との接合部をなくすことで、接合部からの水漏れや蒸気漏れを抑制し、シール性能を向上させることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上扉体が閉塞している状態で、側方シール部を押圧する上扉体の第1の押圧部が食器洗い機後方を向く平面で形成され、上シール部を押圧する上扉体の第2の押圧部が略鉛直下向きの平面で形成され、角シール部を押圧する上扉体の第3のシール部材が、ねじれ曲面で形成され、第1の押圧部と第2の押圧部とをつなげることで、水密性を向上させることができる。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、シール部材は押し出し加工により製造されていることを特徴とするもので、従来の食器洗い機のようにシール部材を射出成型にて製造した場合に比べて安価な構成とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、食器洗い機本体1は内部に洗浄槽2を設け、この洗浄槽2の開口部3を上扉体(扉体)4と下扉体(扉体)5により開閉するよう構成している。上扉体4に上支持部材6を固定し、この上支持部材6を上固定枢軸7で基盤部材8に回転自在に軸支している。また、下扉体5に下支持部材9を固定し、この下支持部材9を下固定枢軸10で基盤部材8に回転自在に軸支している。
また、上支持部材6と下支持部材9を連動する連動手段として、連動リンク11を設けており、それぞれ上リンク枢軸12、下リンク枢軸13で上支持部材6と下支持部材9に軸支している。また、基盤部材8および、上支持部材6、下支持部材9は洗浄槽2の左右
両側に設けている。
下扉体5には押しボタンスイッチ14と、下扉体5を閉塞状態に固定するロック手段15を設け、押しボタンスイッチ14と連動して、洗浄槽2に設けた係止部16からロック手段15を解除できるようにしている。また、ロック手段15には、ロック手段検知装置(図示せず)が設けられており、ロック手段15が係止部16と係合しているか否かを検知できる。
このロック手段検知装置の検知状態と食器洗い機の運転動作の入力機能とを連動させ、下扉体5が完全に閉成していない場合、つまりロック手段検知装置がロック手段15の係合状態を検知していない場合は、運転しないよう構成している。
また、洗浄槽2の開口部3には、下扉体5および上扉体4と洗浄槽2をシールするための、弾性を有するシール部材17が取り付けられている。開口部3上部および開口部3側部をシールするためのシール部材17は一体で継ぎ目なく構成されている。
また、下扉体5側部には、開口部3側部のシール部材17の側部シール部を略水平方向に押圧する押圧部(図示せず)が設けられている。同様に、上扉体4側部には、開口部3側部の側部シール部を略水平方向に押圧する第1の押圧部18が設けられている。第1の押圧部18は、上扉体4が閉塞している状態で、食器洗い機本体1後方を向いている、略鉛直方向に長い矩形の平面であり、この平面がシール部材17の側部シール部を押圧する。
また、上扉体4上部には、開口部3上部のシール部材17の上部シール部を略垂直方向に押圧する第2の押圧部19が設けられている。 第2の押圧部19は、上扉体4が閉塞している状態で下方を向いている、食器洗い機本体1の幅方向に長い矩形の平面であり、この平面で略鉛直下向きにシール部材17の上シール部を押圧する。
また、図5(a)〜(d)に示すように、上扉体4の洗浄槽2側の上部コーナー部には第3の押圧部20が設けられている。第3の押圧部20は、前記第1の押圧部18と前記第2の押圧部19とを滑らかに接続し、シール部材17のコーナー部、つまり、上シール部と側方シール部とを接続する角シール部を押圧する。また、第3の押圧部20はねじれた曲面で構成され、第1の押圧部18と第2の押圧部19と段差無く連げる。ここで、上シール部、側方シール部及び角シール部は継ぎ目無く一体で構成されている。
また、連動リンク11には、第1の保持部21と第2の保持部22を設けており、第1の保持部21は基盤部材8と第1のスプリング23(引っ張りコイルばね)で連結し、扉体の閉成状態では開放側に力を付加し、開成状態では閉塞方向に力を付加するよう構成している。また、第2の保持部22は上支持部材6と第2のスプリング24(引っ張りコイルばね)で連結し、上扉体4を常に開放する方向に力を付加する構成としている。第1のスプリング23と第2のスプリング24とで、上扉体4と下扉体5を連動して自動的に閉状態から開放状態まで開放する機構を構成している。
また、基盤部材8には、上支持部材6と摺動する摺動部材25を軸支し、摺動部材25は第3のスプリング26によって、上支持部材6との摺動面に負荷を加えている。
また、上支持部材6は、樹脂からなり上扉体4の支持部とは別に、閉時当接部27と開時当接部28を設け、上扉体4の閉成状態と開放途中において、摺動部材25と当接するよう構成している。また、第2のスプリング24を保持するばね保持部29を、上固定枢軸7と上リンク枢軸12との間に設けている。
また、上リンク枢軸12を保持する枢軸保持部30は、上扉体4が閉成状態での上リンク枢軸12の位置より少なくとも上方向に移動可能な略連動リンク11方向の長穴形状とし、リンク機構のばらつきを吸収して確実に閉塞するよう構成している。
上記の構成において作用を説明すると、上扉体4と下扉体5はそれぞれ、上支持部材6、下支持部材9によって、上下に回動して開閉する構成であり、扉体閉塞状態から開放状態へと変化する際には、上固定枢軸7の回動によって、上扉体4は略水平状態もしくは略水平状態から上扉体の上端部が下端部よりわずかに多角なる状態になるまで上方に回動し、下固定枢軸10の回動によって下扉体5も略水平状態になるまで下方に回動する。
前述のように、下扉体5は下固定枢軸10を中心に回動するため、閉塞状態において下扉体5側部のシール部材17押圧部は、シール部材17の側方シール部を略水平方向に押圧する。
扉体閉塞状態においては、下扉体5側部の押圧部および上扉体4側部の押圧部(第1の押圧部18)は略同一面となる。したがって、上扉体4の第1の押圧部18も下扉体5側部の押圧部同様シール部材17の側方シール部を略水平方向に押圧する構成となっている。
また、上扉体4は上固定枢軸7を中心に回動する。したがって、上扉体4の開放状態から閉塞状態の回動の軌跡は、図4(a)→図4(b)→図4(c)の順に示すようになる。つまり、回動の軌跡の関係で、上扉体4の上部押圧部(第2の押圧部19)はシール部材17を略鉛直下方向に押圧することとなる。つまり、上扉体4の第1の押圧部18と第2の押圧部19とではシール部材17を押圧する方向(シール方向)が異なる。つまり、上扉体4が閉塞している状態で、第1の押圧部はシール部材17の上シール部を略鉛直下向きに押圧する一方、第2の押圧部はシール部材17の側方シール部を水平方向で食器洗い機本体後方の方向に押圧する。
そこで、本実施の形態では、第1の押圧部18と第2の押圧部19を滑らかに接続する第3のシール面20を設けている。図5(a)は、上扉体4を洗浄槽2側から見た斜視図である。同図に示されるように、第3のシール面20はねじれた曲面で構成されており、シール部材17の押圧方向を徐変させる役割を果たしている。つまり、上扉体4が閉塞している状態で、略鉛直下方向を向く平面である第1の押圧部と、水平方向で食器洗い機本体後方を向く平面である第2の押圧部とを、ねじれ曲面で構成されている第3のシール部で連結することにより、上シール部、側方シール部及び角シール部とを一体で構成したシール部材17と上扉体4との水密性を向上させることができる。
このような構成とすることで、第1の押圧部18と第2の押圧部19の接続を段差なく構成することができるため、当該部のシールが弱くなり水漏れや蒸気漏れを引き起こすのを防ぐことができる。
また、開口部15の上部をシールする上シール部と側部をシールする側方シール部材は一体で構成されおり、当該部位にシール部材同士の接続部が存在しないため、シールが弱くなるのを防ぐことができる。
さらに、シール部材17は、第1、第2及び第3の押圧部18、19、20により異なる方向から押圧されるが、シール部材17が押圧される部分は断面略円形の略円柱状に形成されているので、押圧される方向が変わっても、水密性を確保することができる。
また、上記シール部材17を押し出し加工にて製造することで、直圧方式で製造される場合に比べてシール部材にかかるコストを抑制できるため、より安価な食器洗い機を提供することができる。
なお、押し出し加工にて製造されたシール部材17を洗浄槽の開口部に取り付ける際には、開口部3の上コーナー部でシール部材が潰れて変形しシールが甘くなってしまうのを防ぐために、コーナー部引き回し半径を大きめに設定すると良い(例えばR80程度)。
次に、扉体開放時の動作について説明する。第1のスプリング23と第2のスプリング24とで開放側に付勢された連動リンク11によって、下扉体5に設けた押しボタンスイッチ14を作動することで、ロック手段15が解除され、上扉体4と下扉体5が連動して回動するため、使用者は、扉体をつかみ開放操作をする必要がなく、上扉体4と下扉体5は閉塞状態から開放状態まで自動的に開放することができる。
また、第1のスプリング23によって、扉体の開放動作途中に閉塞方向に力が付勢されることで、扉体が開放する際の衝撃力を緩和することができる。
また、上支持部材6に設けた閉時当接部27が、第3のスプリング26に付勢された摺動部材25によって閉塞側に力を負荷することで、扉体の開放速度を遅らせ、使用者が運転途中に押しボタンスイッチ14を動作させた場合でも、解放直後の上扉体4と下扉体5の開放速度を弱めることができ、ロック手段15の解除と同時に噴射された洗浄水が、食器洗い機本体1の機外に噴出されるのを防止することができる。
また、開時当接部28と、第3のスプリング26に付勢された摺動部材25とで生じる摩擦力によって、扉体の開放速度を減速させ、開放する際の衝撃力を緩和すると伴に、下扉体4の衝撃によるリバウンドを防止することができる。
また、摺動部材25は、上支持部材6および下支持部材9を設置した基盤部材8に設置することで、それぞれの設置位置の誤差が加工誤差のみとなり、上扉体4と下扉体5の開放速度および開放時の衝撃力のばらつきを極めて小さくできる等、組立後の扉体の動作を安定させることができる。
また、上扉体4の閉成状態近傍では、第2のスプリング24によって、上固定枢軸7とバネ保持部29とに上扉体4を閉方向に作用させるモーメント力が生じることにより、上リンク枢軸12の位置は長穴形状である枢軸保持部30において上扉体4を常に閉塞方向に位置させることが可能となっている。この構成により、リンク構成の寸法ばらつきによる上扉体4と下扉体5の連動不良はなくすことができ、上扉体4と下扉体5の開閉操作をスムーズに行うとともに、安定したシール性を確保することができる。
以上のように、本発明に係る食器洗い機は、水密性を向上させることができるので、卓上型・ビルトイン型の食器洗い機等の用途に適用することができる。
1 食器洗い機本体
2 洗浄槽
3 開口部
4 上扉体
5 下扉体
17 シール部材
18 第1の押圧部(上扉体側部)
19 第2の押圧部(上扉体上部)
20 第3の押圧部(上扉体の上コーナー部)

Claims (3)

  1. 洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する食器洗い機であって、
    食器洗い機本体内に設けられる洗浄槽と、
    前記洗浄槽の開口部を開閉し、前記洗浄槽に設けられる回転軸を中心に前記開口部を上方及び下方へ回動して開く上扉体及び下扉体と、
    前記上扉体および前記下扉体を連動する連動手段と、
    前記洗浄槽と前記上扉体および前記下扉体とで挟むことにより前記開口部を水密にシールするシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、前記開口部の上部、両側部及びコーナー部を水密にシールする上シール部、側方シール部及び角シール部が一体で構成される食器洗い機。
  2. 前記上扉体が閉塞している状態で、前記側方シール部を押圧する前記上扉体の第1の押圧部が食器洗い機後方を向く平面で形成され、前記上シール部を押圧する前記上扉体の第2の押圧部が略鉛直下向きの平面で形成され、
    前記角シール部を押圧する前記上扉体の第3のシール部材が、ねじれ曲面で形成され、前記第1の押圧部と前記第2の押圧部とをつなげる請求項1記載の食器洗い機。
  3. シール部材は押し出し加工により製造されている請求項1又は2に記載の食器洗い機。
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