JP2011014261A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の冷却効果を高めることと、放熱体の設置面積を小さくすることの両方を実現することができる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】直流電源間に接続される第1及び第2スイッチング素子の直列接続回路と、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと共振コンデンサが直列接続されて構成されると共に一端が第1及び第2スイッチング素子の接続点に接続され他端が直流電源の一端に接続される共振回路と、第1スイッチング素子を取り付けて冷却する第1放熱体と、第2スイッチング素子を取り付けて冷却する第2放熱体と、各部品を固定する印刷配線板と、隔壁と当該隔壁を挟んで両側に形成される第1及び第2載置部を設けた電気絶縁性を有する放熱体支持部とを備え、第1放熱体は第1載置部に載置されて印刷配線板上に固定し、第2放熱体は第2載置部に載置されて印刷配線板上に固定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般家庭の台所や業務用の厨房等で使用される誘導加熱調理器に関し、より詳しくは、当該誘導加熱調理器において、加熱コイルを駆動するインバータを構成するスイッチング素子を冷却する構造に関する。
従来、この種の誘導加熱調理器としては、例えば、特許文献1(特開平11−297461号公報)に記載されたものがある。特許文献1には、高電位側のスイッチング素子と低電位側のスイッチング素子とにそれぞれ異なる放熱体(冷却フィン)に取り付け、それらの放熱体を、冷却ファンの送風方向の風上側と風下側とに配置して、1つの冷却ファンにより冷却するようにした誘導加熱調理器が記載されている。また、特許文献1には、1つの放熱体のみを使用し、高電位側のスイッチング素子と低電位側のスイッチング素子のいずれか一方を当該放熱体と絶縁するために、絶縁シートを配置するか、あるいは、パッケージを絶縁型として取り付けた誘導加熱調理器が記載されている。
特開平11−297461号公報
しかしながら、高電位側のスイッチング素子と低電位側のスイッチング素子とをそれぞれ異なる放熱体に取り付け前後方向に並べて配置した場合には、風下側の放熱体の冷却効率が低いという課題がある。また、左右に並べて配置した場合には、両放熱体の絶縁距離を確保するために、両放熱体のための大きな設置面積が必要になり放熱体に均一に冷却風を当てるのが難しくなる。
一方、1つの放熱体のみを使用する場合には、放熱体の設置面積は小さくすることができるものの、絶縁シート又はパッケージを必要とするのでコストが高くなる。また、スイッチング素子の接合部と放熱体との間の熱抵抗が大きくなり、スイッチング素子の冷却効率が低下するという課題がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、スイッチング素子の冷却効果を高めることと、放熱体の設置面積を小さくすることの両方を実現することができる誘導加熱調理器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、直流電源間に接続される第1スイッチング素子と第2スイッチング素子の直列接続回路と、
被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと共振コンデンサが直列接続されて構成されると共に、一端が前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点に接続され、他端が前記直流電源の一端に接続される共振回路と、
前記第1スイッチング素子を下面に設けられた第1取り付け面に取り付けて冷却するアルミニウム製の第1放熱体と、
前記第2スイッチング素子を下面に設けられた第2取り付け面に取り付けて冷却するアルミニウム製の第2放熱体と、
前記共振コンデンサ、前記第1及び第2放熱体を載置して固定する印刷配線板と、
を備え、
隔壁と当該隔壁を挟んで両側に形成される第1載置部及び第2載置部とを設けた電気絶縁性を有する樹脂製の放熱体支持部を有し、
前記第1放熱体は、前記第1載置部に載置されて印刷配線板上に固定され、
前記第2放熱体は、前記第2載置部に載置されて印刷配線板上に固定された、
誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記放熱体支持部は、前記第2放熱体全体を載置する、第1態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記第1及び第2スイッチング素子は、前記印刷配線板に電気的に接続され、
前記印刷配線板は、前記第1スイッチング素子の電流を流す導体線を備え、
前記放熱体支持部は、前記第2放熱体と前記印刷配線板との間で前記導体線を覆う、第1又は2態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記第1放熱体は、前記第1放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第1脚を有し、前記第1脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定する、第1〜3態様のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記第2放熱体は、前記第2放熱体と一体に設けられ前記第1脚よりも上下方向の長さが短いアルミニウム製の第2脚を有し、前記第2脚の下部を前記放熱体支持部に載置して前記印刷配線板上に固定する、第4態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記放熱体支持部は、前記第1放熱体全体を載置する、第2態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記第1放熱体は、前記第1放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第1脚を有し、前記第1脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定し、
前記第2放熱体は、前記第2放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第2脚を有し、前記第2脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定する、第1態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記放熱体支持部は、前記第1載置部に載置された第1放熱体の側面の一部、又は前記第2載置部に載置された第2放熱体の側面の一部の少なくともいずれか一方を保護するように設けられた電気絶縁性を有する樹脂製の壁を備えている、第1〜7態様のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第1態様によれば、前記放熱体支持部により第1放熱体と第2放熱体とを分離して電気絶縁することができるので、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とを、第1の放熱体と第2放熱体のそれぞれの取り付け面に直接、接するように取り付けることができる。これにより、両冷却フィンを横に近接して並べて、それらをバランス良く冷却風で冷却して、各スイッチング素子の放熱効果を高めることができる。また、印刷配線板の実装密度を高めることができる。さらに絶縁シートを設けたり、前記特許文献1のように、スイッチング素子の接合部と当該スイッチング素子のケースとが絶縁された絶縁型のスイッチング素子を使用したりする必要がなく、誘導加熱調理器を安価に構成することができる。
本発明の第2態様によれば、放熱体支持部は第2放熱体全体を載置する、すなわち、第2放熱体の全重量を放熱体支持部が支持するように構成することにより、第2放熱体の下方に電気部品を配置し易くなるので、印刷配線板の面積を効率的に使用することができる。
本発明の第3態様によれば、第2放熱体と印刷配線板との間で前記導体線を覆うように放熱支持部を構成することにより、高電圧が加わる第2放熱体の取り付け面と導体線との間に必要な絶縁を確保することができる。
本発明の第4態様によれば、アルミニウム製の第1脚の下部を印刷配線板に載置して固定するように第1放熱体を構成することにより、第1脚の部分での放熱作用で、第1放熱体の冷却効果を高めることができる。また、第1脚により、第1放熱体の本体と印刷配線板との間に隙間を空けることができるので、当該隙間に冷却風を通過させることで第1放熱体の冷却効果をさらに高めることができる。
本発明の第5態様によれば、前記第1脚よりも上下方向の長さが短いアルミニウム製の第2脚の下部を放熱体支持部に載置して印刷配線板上に固定するように第2放熱体を構成することにより、第1及び第2放熱体の下方に電気部品を配置し易くし、印刷配線板の面積を効率的に使用することができる。また、第2脚の部分での放熱作用で、第2放熱体の冷却効果を高めることができる。
本発明の第6態様によれば、放熱体支持部は第1放熱体全体を載置する、すなわち、第1放熱体の全重量を放熱体支持部が支持するように構成することにより、第1及び第2放熱体の下方に電気部品を配置し易くなるので、印刷配線板の面積をさらに効率的に使用することができる。
本発明の第7態様によれば、アルミニウム製の第1脚の下部を印刷配線板に載置して固定するように第1放熱体を構成するとともに、アルミニウム製の第2脚の下部を印刷配線板に載置して固定するように第2放熱体を構成することにより、第1脚及び第2脚の部分での放熱作用で、第1及び第2放熱体の冷却効果を高めることができる。また、第1脚及び第2脚により、第1及び第2放熱体の本体と印刷配線板との間に隙間を空けることができるので、当該隙間に冷却風を通過させることで第1及び第2放熱体の冷却効果をさらに高めることができる。
本発明の第8態様によれば、前記のように設けた樹脂製の壁により、印刷配線板上に設ける電気部品と第1又は第2放熱体との絶縁を確保することができるので、前記電気部品を第1又は第2放熱体の近傍に配置することができる。これにより、印刷配線板の実装密度をさらに高めることができる。
本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器の回路図である。 本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える印刷配線板の平面図である。 本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える第1及び第2放熱体に、放熱体支持部、第1及び第2スイッチング素子、及び整流器を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える第1及び第2放熱体に、放熱体支持部、第1及び第2スイッチング素子、及び整流器を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える放熱体支持部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器の回路図である。図2は、本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える印刷配線板の平面図である。図3及び図4は、本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える第1及び第2放熱体に、放熱体支持部、第1及び第2スイッチング素子、及び整流器を取り付けた状態を示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器が備える放熱体支持部の斜視図である。
図1において、商用電源1を入力して全波整流を行う整流器2の正極側出力端子は、チョークコイル3の一端に接続されている。チョークコイル3の他端と整流器2の負極側出力端子間には、高周波電流を供給するための直流電源となる平滑コンデンサ4が接続されている。平滑コンデンサ4の両端には、高電位側の第1スイッチング素子8と低電位側の第2スイッチング素子9の直列回路が接続されている。第1スイッチング素子8,第2スイッチング素子9は、それぞれダイオードが逆方向に接続された逆導通型のスイッチング素子である。鍋などの被加熱物10を誘導加熱する加熱コイル7の一端は、第1共振コンデンサ5と第2共振コンデンサ6との接続点に接続され、加熱コイル7と第1及び第2共振コンデンサ5,6により共振回路11が構成されている。
共振回路11は、加熱コイル7と第1共振コンデンサ5の直列回路と、加熱コイル7と第2共振コンデンサ6の直列回路の、2つの直列回路を含んでいる。尚、高周波動作を考えると、図1の共振回路11は、第1共振コンデンサ5と第2共振コンデンサ6とを並列接続したもの(又は並列接続した第1,第2共振コンデンサ5,6の合計容量と等しい容量としたひとつの共振コンデンサ)と加熱コイル7の直列回路と実質的に等価である。この場合、共振回路11は、スイッチング素子8とスイッチング素子9との接続点と、平滑コンデンサ4の一端との間に接続される。
共振コンデンサ6と平滑コンデンサ4の低電位側端子との間には、微小抵抗(例えば0.01オーム以下)の共振電流検知用のシャント抵抗12が接続されている。
図2に示すように、第1及び第2共振コンデンサ5,6、第1及び第2放熱体13,14、チョークコイル3、加熱コイル7との接続のための接続端子7a,7b、及び導体線17a,17bの各部品は、印刷配線板15に載置され固定されている。これらの部品の端子部は、印刷配線板15の裏面又は表面に形成された導体箔の一例である銅箔パターン15b(破線で示す)に、ハンダ付けにより接続されている。図2、図3中の矢印は、冷却風の流れる方向を示している。導体線17aは、第1スイッチング素子8の電流Ic1を流して銅箔パターン15aの発熱を抑制するものである。導体線17bは、整流器2の出力電流Idを流して銅箔パターン15bの発熱を抑制するものである。導体線17cは、第1スイッチング素子8の電流Ic2を流して銅箔パターン15aの発熱を抑制するものである。導体線17dは、第2スイッチング素子9の電流を流して銅箔パターン15cの発熱を抑制するものである。
図3及び図4に示す第1放熱体13は、アルミニウムの押し出し成型加工により作成されている。図4に示すように、第1放熱体13は、下面に第1取り付け面13aを有している。この第1取り付け面13aに第1スイッチング素子8及び整流器2が取り付けられている。従って、第1放熱体13が冷却されることにより、第1スイッチング素子8及び整流器2は冷却される。第1スイッチング素子8及び整流器2の端子部は、印刷配線板15の裏面又は表面に形成された銅箔パターン15a,15b(破線で示す)に、ハンダ付けにより接続されている。また、第1放熱体13の片側端部にのみ、第1脚13bが設けられている。第1脚13bは、断面形状がL字状となるように形成され、その下部が取り付け面13aに対して水平な水平部13cを有するように外側に突出している。水平部13cには、第1放熱体13を印刷配線板15に固定するためにネジ(図示せず)が挿入される取り付け穴13dが設けられている。
図3及び図4に示す第2放熱体14は、第1放熱体13と同様に、アルミニウムの押し出し成型加工により作成されている。図4に示すように、第2放熱体14は、下面に第2取り付け面14aを有している。この第2取り付け面14aに第2スイッチング素子9が取り付けられている。従って、第2放熱体14が冷却されることにより、第2スイッチング素子9は冷却される。第2スイッチング素子9の端子部は、印刷配線板15の裏面又は表面に形成された銅箔パターン15a,15c(破線で示す)に、ハンダ付けにより接続されている。また、第2放熱体14の片側端部にのみ、第2脚14bが設けられている。第2脚14bは、上下方向の長さh2が、第1脚13bの上下方向の長さh1よりも短くなるように構成されている。第2脚14bは、断面形状がL字状となるよう形成され、その下部が取り付け面14aに対して水平な水平部14cを有するように外側に突出している。水平部14cには、取り付け穴14dと取り付け穴14eとが設けられている。取り付け穴14dは、第2放熱体14を、放熱体支持部16及び印刷配線板15を介して誘導加熱調理器の本体に固定するためにネジ(図示せず)が挿入される穴である。取り付け穴14eは、第2放熱体14を、放熱体支持部16を介して印刷配線板15に固定するためにネジ(図示せず)が印刷配線板15の裏面から挿入される穴である。
図5に示す放熱体支持部16は、電気絶縁性を有する樹脂で一体成型加工されている。この放熱支持部16は、印刷配線板15に載置される。放熱体支持部16には、第1放熱体13と第2放熱体14とを分離して電気絶縁するための隔壁となる第1壁16aと、第1壁16aを挟んで両側に形成される第1載置部16b及び第2載置部16cとが設けられている。
第1載置部16bは、固定用ボス16baと、4つの位置決め用ボス16bbとを備えている。固定用ボス16baは、第1壁16aの延在方向の略中間部に取り付けられている。固定用ボス16baには、載置面16bcに穴16fが設けられている。4つの位置決め用ボス16bbは、第1壁16aの延在方向の両端部と、当該両端部と中間部との間にそれぞれ配置されている。各位置決めボス16bbには、載置面16bcに対して垂直に、位置決め用の垂直部16beが設けられている。
第2載置部16cは、第1載置部16bと同様に、固定用ボス16caと、4つの位置決め用ボス16cbとを備えている。固定用ボス16caは、第1壁16aの延在方向の中間部に取り付けられている。固定用ボス16caには、載置面16ccに穴16dが設けられている。4つの位置決め用ボス16cbは、第1壁16aの延在方向の両端部と、当該両端部と中間部との間にそれぞれ配置されている。各位置決めボス16cbには、載置面16ccに対して垂直に、位置決め用の垂直部16ceが設けられている。
また、放熱体支持部16には、第1載置部16bに載置された第1放熱体13の側面13fの一部と、第2載置部16cに載置された第2放熱体14の側面14fの一部を保護するように電気絶縁性を有する樹脂製の第2壁16gが設けられている。本実施形態において、第2壁16gは、第1壁16aをその両端部から挟むように2箇所に配置されている。それぞれの第2壁16gは、第1放熱体13の側面13f及び第2載置部16cの側面14fに沿うように設けられている。例えば、それぞれの第2壁16gは、第1壁16aの延在方向とは直交する方向に配置されている。図2に示すように、第2壁16gにより、第1及び第2放熱体13,14と、印刷配線板15に設けられる電気部品の一例であるコンデンサ19(図1参照)との絶縁を確保することができるので、第1及び第2放熱体13,14とコンデンサ19とを互いに近接して配置することができる。これにより、印刷配線板15の実装密度を高めることができる。なお、第2壁16gは、前記構成に限定されるものではなく、第1載置部16bに載置された第1放熱体13の側面13fの一部、又は第2載置部16cに載置された第2放熱体14の側面14fの一部の少なくともいずれか一方を保護するように設ければよい。例えば、ここでは、第2壁16gを2箇所に設けたが、1箇所のみに設けてもよい。
放熱体支持部16の角部には、上方からみてL字状に形成された位置決め用の第3壁16hが設けられている。
第1放熱体13は、第1脚13bが設けられていない側の端部が、第2壁16gと位置決め用ボス16bbの垂直部16beとにガイドされて、放熱体支持部16の第1載置部16bに載置される。当該載置された状態で、ネジ17が、放熱体支持部16の裏面側から穴16fを通じて、第1放熱体13に設けられた取り付け穴13e(図2参照)に締め込まれることにより、第1放熱体13が放熱体支持部16に固定される。
第2放熱体14は、第2脚14bが設けられていない側の端部が第2壁16g及び位置決め用ボス16cbの垂直部16ceにガイドされるとともに、第2脚14bが第3壁16hにガイドされて、放熱体支持部16の第2載置部16cに載置される。このとき、第2放熱体14の第2脚14bの水平部14cの下面は、放熱体支持部16の底面16l上に載置される。当該載置された状態で、ネジ18が、放熱体支持部16の裏面側から穴16dを通じて、第2放熱体14に設けられた取り付け穴14g(図2参照)に締め込まれることにより、第2放熱体14が放熱体支持部16に固定される。
図5に示す放熱体保持部16の穴16iは、放熱体保持部16を間に挟んだ状態で、第2放熱体14を印刷配線板15に取り付けるためにネジ(図示せず)が挿入される貫通穴である。図5に示す放熱体保持部16の穴16jは、放熱体保持部16及び印刷配線板15を間に挟んだ状態で、第2放熱体14を誘導加熱調理器の本体に取り付けるためにネジ(図示せず)が挿入される貫通穴である。
放熱体保持部16の底面16lには、切り欠き部16kが設けられている。この切り欠き部16kは、放熱体保持部16を第2放熱体14に取り付けたときに、第2放熱体14の下面に固定された第2スイッチング素子9に対応する位置に設けられている。切り欠き部16kの周囲には、底面16lに対して垂直な壁面16ma,16mb,16mcが設けられている。壁面16mbには、さらに切り欠き部16mdが設けられている。この切欠き部16mdは、第2スイッチング素子9の電流Ic2を流す導体線17cに放熱体保持部16が接触しないようにするために設けられている。
第1放熱体13は、取り付け面(下面)13aが放熱体支持部16の第1載置部16bに載置され、第1脚13bが印刷配線板15上に載置される。この状態において、印刷配線板15の裏面から挿入されたネジ(図示せず)が取り付け穴13dに締め込まれることにより、第1放熱体13が印刷配線板15に固定される。
第2放熱体14は、取り付け面(下面)14aが放熱体支持部16の第2載置部16cに載置され、第2脚14dが印刷配線板15上に載置される。このとき、第2放熱体14の取り付け面14aと印刷配線板15の上面との間に、放熱体支持部16が挟まれた状態となる。この状態において、印刷配線板15の裏面から挿入されたネジ(図示せず)が放熱体支持部16の穴16iを通じて取り付け穴14eに締め付けられることにより、放熱体支持部16と第2放熱体14とが、印刷配線板15に固定される。
以上のように、本発明の実施形態にかかる誘導加熱調理器によれば、放熱体支持部16により、第1放熱体13と第2放熱体14とを分離して電気絶縁することができるので、第1スイッチング素子8と第2スイッチング素子9とを、第1放熱体13と第2放熱体14のそれぞれの取り付け面13a,14aに直接、接するように取り付けることができる。従って、各スイッチング素子8,9の放熱効果を高めることができる。また、前記特許文献1のように絶縁シートを設けたり、スイッチング素子の接合部と当該スイッチング素子のケースとが絶縁された絶縁型のスイッチング素子を使用したりする必要がないので、本実施形態にかかる誘導加熱調理器は安価に製造することができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器においては、放熱体支持部16には、第2放熱体14の取り付け面14aの略全体が載置されているので、第2放熱体14の下方に電位の異なる電気部品を配置し易くなる。これにより、印刷配線板15の面積を効率的に使用することができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器においては、印刷配線板15は、第1スイッチング素子8の主電流であるコレクタ電流Ic1を流す導体線17aと、整流器2の出力電流Idを流す導体線17bと、第2スイッチング素子9の電流Ic2を流す導体線17cとを備えている。また、放熱体支持部16は、これらの導体線17a,17b,17cを、第1及び第2放熱体13,14と印刷配線板15との間で覆うように設けられている。これにより、高電圧が加わる第2放熱体14の取り付け面14aと導体線17a、17bとの間に必要な絶縁を確保することができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器においては、第1放熱体13は、第1放熱体13と一体に設けられたアルミニウム製の第1脚13bを有し、当該第1脚13bの下端を印刷配線板15上に載置して固定するようにしている。これにより、第1脚13bの部分での放熱作用で、第1放熱体13の冷却効果を高めることができる。また、第1脚13bを設けたことにより、第1放熱体13の取り付け面13aと印刷配線板15との間に隙間が生じるので、当該隙間に冷却風を通過させることで第1放熱体の冷却効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器においては、第2放熱体14は、第2放熱体14と一体に設けられたアルミニウム製の第2脚14bを有し、当該第2脚14bの上下方向の長さh2を第1脚の長さh2より短くし、第2脚14bの下端を放熱体支持部16に載置して印刷配線板15上に固定するようにしている。この構成により、第2放熱体14の下方に第2放熱体14との電位差が大きい電気部品を配置し易くすることができ、印刷配線板15の面積を効率的に使用することができる。また、第2脚14bの部分での放熱作用で、第2放熱体14の冷却効果を第2脚14bがない場合に比べて高めることができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器においては、放熱体支持部16に第2放熱体14の全体が載置されるように、すなわち、放熱体支持体16が第2放熱体16の全重量を支持するように構成している。これにより、第2放熱体14の下方に第2放熱体14と電位差が大きな電気部品を配置し易くなるので、印刷配線板15の面積を効率的に使用することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記実施形態においては、放熱体支持部16に第2放熱体14の全体が載置されるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2放熱体14に加えて、放熱体支持部16に第1放熱体14の全体が載置されるように構成してもよい。この構成により、第1放熱体13の下方にも第1放熱体13と電位差が大きな電気部品を配置し易くなるので、印刷配線板15の面積をさらに効率的に使用することができる。
また、前記実施形態においては、第2放熱体14の第2脚14bを第1放熱体13の第1脚13bよりも上下方向の長さを短くし、当該第2放熱体14を放熱支持部16に載置して印刷配線板15上に固定するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2脚14bを第1脚13bと同じ上下方向の長さを有するように構成し、当該第2脚14bを直接、印刷配線板15に載置して固定するようにしてもよい。これにより、第1脚13b及び第2脚14bの部分での放熱作用で、第1及び第2放熱体13,14の冷却効果を高めることができる。また、第1脚13b及び第2脚14bにより、第1及び第2放熱体13,14の本体と印刷配線板15との間に隙間を空けることができるので、当該隙間に冷却風を通過させることで第1及び第2放熱体13,14の冷却効果をさらに高めることができる。
本発明にかかる誘導加熱調理器は、スイッチング素子の冷却効果を高めることと、放熱体の設置面積を小さくすることの両方を実現することができるので、一般家庭の台所や業務用の厨房等で使用される誘導加熱調理器等として有用である。
1 商用電源
2 整流器
3 チョークコイル
4 平滑コンデンサ
5 第1共振コンデンサ
6 第2共振コンデンサ
7 加熱コイル
7a,7b 接続端子
8 第1スイッチング素子
9 第2スイッチング素子
10 被加熱物
11 共振回路
12 シャント抵抗
13 第1放熱体
13a 第1取り付け面
13b 第1脚
13c 水平部
13d,13e 取り付け穴
13f 側面
14 第2放熱体
14a 第2取り付け面
14b 第2脚
14c 水平部
14e,14g 取り付け穴
14f 側面
15 印刷配線板
15b 銅箔パターン
16 放熱体支持部
16a 第1壁
16b 第1載置部
16c 第2載置部
16d,16f,16i,16j 穴
16ba,16ca 固定用ボス
16bb,16cb 位置決め用ボス
16bc,16cc 載置面
16be,16ce 垂直部
16g 第2壁
16h 第3壁
16l 底面
16k,16md 切り欠き部
16ma,16mb,16mc 壁面
17,18 ネジ
17a,17b,17c 導体線
19 コンデンサ

Claims (8)

  1. 直流電源間に接続される第1及び第2スイッチング素子の直列接続回路と、
    被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと共振コンデンサが直列接続されて構成されると共に、一端が前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点に接続され、他端が前記直流電源の一端に接続される共振回路と、
    前記第1スイッチング素子を下面に設けられた第1取り付け面に取り付けて冷却するアルミニウム製の第1放熱体と、
    前記第2スイッチング素子を下面に設けられた第2取り付け面に取り付けて冷却するアルミニウム製の第2放熱体と、
    前記共振コンデンサ、前記第1及び第2放熱体を載置して固定する印刷配線板と、
    を備え、
    隔壁と当該隔壁を挟んで両側に形成される第1載置部及び第2載置部とを設けた電気絶縁性を有する樹脂製の放熱体支持部を有し、
    前記第1放熱体は、前記第1載置部に載置されて印刷配線板上に固定され、
    前記第2放熱体は、前記第2載置部に載置されて印刷配線板上に固定された、
    誘導加熱調理器。
  2. 前記放熱体支持部は、前記第2放熱体全体を載置する、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記第1及び第2スイッチング素子は、前記印刷配線板に電気的に接続され、
    前記印刷配線板は、前記第1スイッチング素子の電流を流す導体線を備え、
    前記放熱体支持部は、前記第2放熱体と前記印刷配線板との間で前記導体線を覆う、請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第1放熱体は、前記第1放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第1脚を有し、前記第1脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記第2放熱体は、前記第2放熱体と一体に設けられ前記第1脚よりも上下方向の長さが短いアルミニウム製の第2脚を有し、前記第2脚の下部を前記放熱体支持部に載置して前記印刷配線板上に固定する、請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記放熱体支持部は、前記第1放熱体全体を載置する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記第1放熱体は、前記第1放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第1脚を有し、前記第1脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定し、
    前記第2放熱体は、前記第2放熱体と一体に設けられたアルミニウム製の第2脚を有し、前記第2脚の下部を前記印刷配線板に載置して固定する、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記放熱体支持部は、前記第1載置部に載置された第1放熱体の側面の一部、又は前記第2載置部に載置された第2放熱体の側面の一部の少なくともいずれか一方を保護するように設けられた電気絶縁性を有する樹脂製の壁を備えている、請求項1〜7のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器。
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