JP2011012992A - スプリングプローブの製造方法 - Google Patents

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Yukio Ota
幸雄 大田
Takashi Kamo
尚 加茂
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Abstract

【課題】製造コストの低減及び検査精度の向上を図ることができるスプリングプローブを製造する。
【解決手段】この製造方法では、導電性を有する基板10に打ち抜き加工及び曲げ加工を適宜施すことで、筒状スリーブ2と、この筒状スリーブ2の一端部に出没自在に設けられた被検査体接触用の第1端子3と、筒状スリーブ2の他端部に出没自在に設けられた検査用回路接続用の第2端子4と、筒状スリーブ2に内装されて、第1端子3及び第2端子4をそれぞれ付勢する一対のコイル状スプリング5、5とを一体成形したスプリングプローブ1を製造する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体部品やプリント配線基板等の電気的特性を検査する際に用いられるスプリングプローブに関する。
従来より、ICやLSI等の半導体部品は、ウエハ上に形成された段階、パッケージ化された段階等の各製造段階において電気的特性が検査されて、良品、不良品の選別がなされている。このような電気的特性を検査する検査装置としては、プローブカードを備えたテスタ、ICソケットが一般的に知られている。
プローブカードやICソケットには、導電性を有する複数のコンタクトプローブが設けられており、それらコンタクトプローブを半導体部品の電極と検査用回路の電極との間に介在させて、これら電極間を通電状態とすることで、半導体部品の電気的特性を検査するようになっている。
この種のコンタクトプローブとして、例えば特許文献1や特許文献2にも開示されているようなスプリングプローブが知られている。スプリングプローブは、例えば図17に示すように、筒状スリーブ50と、この筒状スリーブ50の一端部に出没自在に取り付けられた第1端子51と、筒状スリーブ50の他端部に出没自在に取り付けられた第2端子52と、筒状スリーブ50に内装されて、第1端子51及び第2端子52を突出方向に付勢するコイル状スプリング53とを備えている。そして、第1端子51を、半導体部品の電極に接触させるとともに、第2端子52を、検査用回路の電極に接続して、これら端子51、52をスプリング53の付勢力によって両電極に安定的に押し付けることで、電極間の通電状態を良好に維持するようになっている。
特開2006−194803号公報 特開2004−340867号公報
しかしながら、従来のスプリングプローブにおいては、筒状スリーブ、第1端子及び第2端子、スプリングといった各構成部品をそれぞれ別体で製作して、これら各構成部品を手作業で組み立てることによって製造されているので、製造効率が悪く、製造コストが高いといった不具合があった。
また、従来のスプリングプローブでは、別体の各構成部品が互いに接触し合って導通経路を構成するが、これら接触部分において電気抵抗が大きくなって、プローブ全体としての電気的特性が不安定になり易く、検査精度に悪影響を及ぼすといった不具合もあった。
この発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、製造コストの低減及び検査精度の向上を図ることができるスプリングプローブの製造方法を提供することにある。
この発明のスプリングプローブの製造方法は、筒状スリーブ2と、この筒状スリーブ2の一端部に設けられた被検査体接触用の第1端子3と、上記筒状スリーブ2に内装されて、上記第1端子3を付勢するコイル状スプリング5、31とを一体成形してなるスプリングプローブ1、20、30、40を製造するものであって、導電性を有する基板10に打ち抜き加工を施して、スリーブ成形部11、このスリーブ成形部11から折曲境界部12を介して延出したスプリング成形部13、32、このスプリング成形部13、32の先端部分を拡張してなる第1端子成形部14をそれぞれ同一平面上に形成する第1工程と、上記第1端子成形部14に曲げ加工を施して、上記第1端子3を成形する第2工程と、上記スプリング成形部13、32に曲げ加工を施して、上記コイル状スプリング5、31を成形するとともに、上記折曲境界部12を折り曲げて、上記コイル状スプリング5、31の中心軸を上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、上記スリーブ成形部11と上記コイル状スプリング5、31とを重ね合わせる第3工程と、上記スリーブ成形部11に曲げ加工を施して、上記第1端子3の根元部及び上記コイル状スプリング5、31を包み込むように上記筒状スリーブ2を成形する第4工程とを含むことを特徴とする。
また、上記第1工程において、上記スプリング成形部13を直状帯形に形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部13の表裏面13a、13bのうちの一方の面13aがスプリング内周面を構成し、他方の面13bがスプリング外周面を構成する螺旋形状となるように、上記スプリング成形部13に曲げ加工を施している。
さらに、上記第1工程において、上記スプリング成形部13を、上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して斜め方向に延出するように形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部13を、その長手方向に等間隔をあけた複数箇所において上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して平行に曲げるようにしている。
また、上記第1工程において、上記スプリング成形部32を、波状帯形で、その各頂部33・・の幅寸法が頂部33・・間を連結する連結部34・・の幅寸法よりも大となるにように形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部32の各頂部33・・が捻られて、上記連結部34・・の表裏面34a、34bうちの一方の面34aがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成し、他方の面34bがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成する螺旋形状となるように、上記スプリング成形部32に曲げ加工を施している。
そして、上記スプリングプローブ20、40においては、上記筒状スリーブ2の他端部に検査用回路接続用の第2端子4が設けられ、上記第4工程において、上記筒状スリーブ2の他端部を上記第2端子4として成形している。
より具体的な製造方法は、筒状スリーブ2と、この筒状スリーブ2の一端部に設けられた被検査体接触用の第1端子3と、上記筒状スリーブ2の他端部に設けられた検査用回路接続用の第2端子4と、上記筒状スリーブ2に内装されて、上記第1端子3及び第2端子4をそれぞれ付勢する一対のコイル状スプリング5、5、31、31とを一体成形してなるスプリングプローブ1、30を製造するものであって、導電性を有する基板10に打ち抜き加工を施して、スリーブ成形部11、このスリーブ成形部11から折曲境界部12を介して延出した一対のスプリング成形部13、13、32、32、一方のスプリング成形部13、32の先端部分を拡張してなる第1端子成形部14、他方のスプリング成形部13、32の先端部分を拡張してなる第2端子成形部15をそれぞれ同一平面上に形成する第1工程と、上記第1端子成形部14及び第2端子成形部15に曲げ加工を施して、上記第1端子3及び第2端子4を成形する第2工程と、上記一対のスプリング成形部13、13、32、32に曲げ加工を施して、上記一対のコイル状スプリング5、5、31、31を成形するとともに、上記折曲境界部12を折り曲げて、上記一対のコイル状スプリング5、5、31、31の中心軸を上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、上記スリーブ成形部11と上記一対のコイル状スプリング5、5、31、31とを重ね合わせる第3工程と、上記スリーブ成形部11に曲げ加工を施して、上記第1端子3及び第2端子4のそれぞれの根元部及び上記一対のコイル状スプリング5、5、31、31を包み込むように上記筒状スリーブ2を成形する第4工程とを含む。
また、上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部13、13を直状帯形にそれぞれ形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部13、13の表裏面13a、13b・・のうちの一方の面13a、13aがスプリング内周面を構成し、他方の面13b、13bがスプリング外周面を構成する螺旋形状となるように、上記一対のスプリング成形部13、13に曲げ加工を施している。
さらに、上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部13、13を、上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して直交する線Qを中心とした左右対称のV字状に形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部13、13を、その長手方向に等間隔をあけた複数箇所において上記筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して平行に曲げるようにしている。
また、上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部32、32を、波状帯形で、その各頂部33・・の幅寸法が頂部33・・間を連結する連結部34・・の幅寸法よりも大となるにようにそれぞれ形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部32、32の各頂部33・・が捻られて、上記連結部34・・の表裏面34a、34b・・うちの一方の面34a、34aがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成し、他方の面34b、34bがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成する螺旋形状となるように、上記一対のスプリング成形部32、32に曲げ加工を施している。
この発明においては、基板に打ち抜き加工や曲げ加工等を施して、各構成部品を一体成形したスプリングプローブを製造しているので、従来のような手作業による各構成部品の組立作業を不要として、製造効率を高めて、製造コストの低減を図ることができる。
しかも、各構成部品が一体に繋がって導通経路を構成することになるから、電気抵抗を小さく抑えて、電気的特定を安定させることができ、これによって検査精度の向上を図ることができる。
また、直状帯形のスプリング成形部に曲げ加工を施して、その表裏面のうちの一方の面がスプリング内周面を構成し、他方の面がスプリング外周面を構成する螺旋形状のコイル状スプリングを成形することで、このコイル状スプリングにおいては、全長に亘って小さな塑性変形が略均等に生じているだけであって、捻り等の塑性変形の激しい箇所がなく、亀裂や破断等の少ない耐久性に優れたものとなり、これによって製品寿命を延ばすことができる。
さらに、波状帯形で、その各頂部の幅寸法を広くして補強したスプリング成形部に曲げ加工を施して、各頂部が捻られた螺旋形状のコイル状スプリングを成形することで、このコイル状スプリングにおいては、塑性変形の激しい捻り箇所が生じているが、これら捻り箇所は強度が高められた箇所(各頂部に相当する箇所)であるから、亀裂や破断等の少ない耐久性に優れたものとなり、これによって製品寿命を延ばすことができる。
この発明の第1実施形態に係る製造方法によって製造したスプリングプローブの正面図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 第1工程によって形成された各部を示す図である。 コイル状スプリングの斜視図である。 第2実施形態に係る製造方法によって製造したスプリングプローブの正面図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 第3実施形態に係る製造方法によって製造したスプリングプローブの正面図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 第1工程によって形成された各部を示す図である。 コイル状スプリングの斜視図である。 第4実施形態に係る製造方法によって製造したスプリングプローブの正面図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 各工程を順次実行したときの基板の状態を示す図である。 従来のスプリングプローブの正面図である。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態に係る製造方法によって製造されるスプリングプローブ1は、図1に示すように、筒状スリーブ2と、この筒状スリーブ2の一端部に出没自在に設けられた被検査体接触用の第1端子3と、筒状スリーブ2の他端部に出没自在に設けられた検査用回路接続用の第2端子4と、筒状スリーブ2に内装されて、第1端子3及び第2端子4をそれぞれ突出方向に付勢する一対のコイル状スプリング5、5とを一体成形してなる。なお、筒状スリーブ2の両端部は、先細り状に形成されていて、筒状スリーブ2からの第1端子3及び第2端子4の脱出を規制するようになっている。
このスプリングプローブ1は、例えばプローブカードを備えたテスタ、ICソケット等の検査装置に装着されて、その第1端子3を、半導体部品等の被検査体の電極に接触させるとともに、第2端子4を、検査装置側の検査用回路の電極に接続して、これら端子3、4をスプリング5、5の付勢力によって両電極に安定的に押し付けることで、電極間の通電状態を良好に維持するようになっている。なお、スプリングプローブ1は、その全長が例えば1〜50mm、筒状スリーブ2の直径が例えば0.2〜5mmといった極小サイズとされている。
以下、このスプリングプローブ1の製造方法について説明する。この製造方法においては、順送型による自動組立て方式を採用しており、例えばベリリウム銅製又はベリリウムニッケル製の高硬度で導電性に優れた薄肉帯状の基板10を、その長手方向に搬送しながら、基板10に対して各工程を順次実行することで、大量のスプリングプローブ1・・を連続して製造可能となっている。
図2及び図3は、各工程を順次実行したときの基板10の状態を示している。まず、第1工程において、基板10に打ち抜き加工を施して、略長方形状のスリーブ成形部11、このスリーブ成形部11の長手方向の一端部中央から折曲境界部12を介して延出した一対の直状帯形のスプリング成形部13、13、一方のスプリング成形部13の先端部分を拡張してなる略長方形状の第1端子成形部14、他方のスプリング成形部13の先端部分を拡張してなる略長方形状の第2端子成形部15をそれぞれ同一平面上に形成する。
このとき、基板10の各成形部11〜15以外の部分と各成形部11〜15とが、スリーブ成形部11の短手方向の両端部中央から延出した連結部16、16を介して連結した状態となっている。また、一対のスプリング成形部13、13は、図4に示すように、筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して直交する線Qを中心とした左右対称のV字状に形成されている。なお、一対のスプリング成形部13、13は、必ずしも左右対称に形成する必要はなく、左右非対称であっても良い。さらに、第1端子成形部14においては、第1端子3の先端部分に相当する端部が鋸歯状に形成されており、第2端子成形部15においては、第2端子4の先端部分に相当する端部が鋸歯状に形成されている。なお、必ずしも鋸歯状に形成する必要はなく、例えば第1端子3や第2端子4の先端部分を円錐状にしたければ、第1端子成形部14や第2端子成形部15の上記端部を略三角形状に形成すれば良い。
続いて、第2工程において、第1端子成形部14及び第2端子成形部15に曲げ加工を施して、第1端子成形部14及び第2端子成形部15を筒状に丸めることで、第1端子3及び第2端子4を成形する。
続いて、第3工程において、一対のスプリング成形部13、13に曲げ加工を施して、一対のコイル状スプリング5、5を成形するとともに、スリーブ成形部11と一対のスプリング成形部13、13との間の折曲境界部12を折り曲げて、一対のコイル状スプリング5、5の中心軸を筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、スリーブ成形部11と一対のコイル状スプリング5、5とを重ね合わせる。なお、折曲境界部12の形状を適宜変更することで、成形するコイル状スプリング5、5のバネ常数を任意に設定することが可能となり、また折曲境界部12の各角部分を円弧状に形成することによって、応力集中を抑制して折損を防ぐことができる。
具体的に、第3工程における曲げ加工に際しては、図5に示すように、一対のスプリング成形部13、13の表面13a、13aがスプリング内周面を構成し、裏面13b、13bがスプリング外周面を構成する螺旋形状となるように、一対のスプリング成形部13、13を、その長手方向に等間隔をあけた複数箇所において筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して平行に曲げる(図4に示す筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して平行な線Rに沿って下向きに湾曲させる)ようにしている。
続いて、第4工程において、スリーブ成形部11に曲げ加工を施して、スリーブ成形部11を筒状に丸めることで、第1端子3及び第2端子4のそれぞれの根元部及び一対のコイル状スプリング5、5を包み込むように筒状スリーブ2を成形する。
そして、第5工程において、焼入れ及び焼戻しを行って、一対のコイル状スプリング5、5を含めた製品全体に硬さと粘り強さを与えた後、第1端子3及び第2端子4をコイル状スプリング5、5の付勢力に抗して筒状スリーブ2内に押し込んだ状態で、筒状スリーブ2の両端部にカーリング加工を施して、筒状スリーブ2の両端部を先細り状に成形する。最後に、第6工程において、連結部16、16を切断して、製品すなわち図1に示すスプリングプローブ1を切り離す。なお、スプリングプローブ1を切り離したときには、第1端子3及び第2端子4の押し込みが解除されて、第1端子3及び第2端子4がコイル状スプリング5、5の付勢力によって突出方向に常時付勢された状態で、筒状スリーブ2の両端部から突出する。以上の各工程を、搬送される基板10に対して順次実行することで、各構成部品2〜5が一体成形されたスプリングプローブ1が連続的に製造される。
このように、基板10に打ち抜き加工や曲げ加工等を施して、各構成部品2〜5を一体成形したスプリングプローブ1を製造しているので、従来のような手作業による各構成部品の組立作業を不要として、製造効率を高めて、製造コストの低減を図ることができる。
しかも、各構成部品2〜5が一体に繋がって導通経路を構成することになるから、電気抵抗を小さく抑えて、電気的特定を安定させることができ、これによって検査精度の向上を図ることができる。
また、一対のコイル状スプリング5、5は、その全長に亘って小さな塑性変形が略均等に生じているだけであって、捻り等の塑性変形の激しい箇所がなく、亀裂や破断等の少ない耐久性に優れたものとすることができる。しかも、一対のコイル状スプリング5、5は、剛性が高くて、伸縮時において筒状スリーブ2の軸芯に沿った直進性を良好に維持することから、撓みやふらつきによる筒状スリーブ2内周面への接触を低減して、電気抵抗のバラツキを抑制することができ、電気的特性をより一層安定させることができる。
さらに、筒状スリーブ2の長手方向中央において連結された一対のコイル状スプリング5、5によって、第1端子3と第2端子4を別々に付勢するようになっているので、単一の長いスプリングによって両端子を付勢するときと比べて、一対のコイル状スプリング5、5によってストロークを分担して、荷重を分散させることができ、長寿命化を期待できる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る製造方法によって製造されるスプリングプローブ20は、図6に示すように、筒状スリーブ2の他端部が、検査用回路の電極に直接或いはコネクタや電気線等を介して接続される検査用回路接続用の第2端子4とされており、第1端子3のみが単一のコイル状スプリング5によって突出方向に付勢されている。
このスプリングプローブ20の製造に際しては、図7及び図8に示すように、第1工程において、基板10に打ち抜き加工を施して、略長方形状のスリーブ成形部11、このスリーブ成形部11の長手方向の一端部から折曲境界部12を介して筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに対して斜め方向に延出した単一の直状帯形のスプリング成形部13、このスプリング成形部13の先端部分を拡張してなる略長方形状の第1端子成形部14をそれぞれ同一平面上に形成している。続いて、第2工程において、第1端子成形部14に曲げ加工を施して、第1端子成形部14を筒状に丸めることで、第1端子3を成形する。
続いて、第3工程において、スプリング成形部13に曲げ加工を施して、コイル状スプリング5を成形するとともに、スリーブ成形部11とスプリング成形部13との間の折曲境界部12を折り曲げて、コイル状スプリング5の中心軸を筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、スリーブ成形部11とコイル状スプリング5とを重ね合わせる。
続いて、第4工程において、スリーブ成形部11に曲げ加工を施して、スリーブ成形部11を筒状に丸めることで、第1端子3の根元部及コイル状スプリング5を包み込むように筒状スリーブ2を成形する。このとき、筒状スリーブ2の他端部が第2端子4として成形される。
そして、第5工程において、焼入れ及び焼戻しを行った後、第1端子3をコイル状スプリング5の付勢力に抗して筒状スリーブ2内に押し込んだ状態で、筒状スリーブ2の一端部にカーリング加工を施して、筒状スリーブ2の一端部を先細り状に成形する。最後に、第6工程において、連結部16、16を切断して、製品すなわち図6に示すスプリングプローブ20を切り離すようにしている。
なお、その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様であり、図6乃至図8において、第1実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る製造方法によって製造されるスプリングプローブ30は、図9に示すように、第1実施形態に係るスプリングプローブ1と比べて、コイル状スプリング31、31の構造が異なっている。
このスプリングプローブ30の製造に際しては、図10及び図11に示すように、第1工程において、基板10に打ち抜き加工を施して、略長方形状のスリーブ成形部11、このスリーブ成形部11の長手方向の一端部中央から折曲境界部12を介して筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿って互いに相反する方向に延出した一対の波状帯形のスプリング成形部32、32、一方のスプリング成形部32の先端部分を拡張してなる略長方形状の第1端子成形部14、他方のスプリング成形部32の先端部分を拡張してなる略長方形状の第2端子成形部15をそれぞれ同一平面上に形成する。
一対のスプリング成形部32、32は、図12に示すように、その略U字状の各頂部33・・の幅寸法が頂部33・・間を連結する略I字状の連結部34・・の幅寸法よりも大となるにようにそれぞれ形成されていて、各頂部33・・が補強された状態となっている。具体的には、頂部33・・の外側湾曲部分を外側へ向けて拡張するとともに、頂部33・・の内側湾曲部分を外側向けてやや抉り込むようにして、頂部33・・の幅寸法が拡大されている。
そして、第3工程において、一対のスプリング成形部32、32に曲げ加工を施して、一対のコイル状スプリング31、31を成形するとともに、スリーブ成形部11とスプリング成形部32、32との間の折曲境界部12を折り曲げて、一対のコイル状スプリング31、31の中心軸を筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、スリーブ成形部11と一対のコイル状スプリング31、31とを重ね合わせている。具体的に、曲げ加工に際しては、図13に示すように、一対のスプリング成形部32、32の各頂部33・・が捻られて、連結部34・・の表面34aがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成し、裏面34bがスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成する螺旋形状となるように、一対のスプリング成形部32、32を曲げるようにしている。なお、一対のスプリング成形部32、32の各頂部33・・の形状や幅寸法を適宜変更することで、成形するコイル状スプリング31、31のバネ常数を任意に設定することが可能となる。
このようにして成形したコイル状スプリング31、31においては、半ピッチ毎に捻られた状態となって、塑性変形の激しい箇所が生じているが、これら箇所はスプリング成形部32、32の各頂部33・・に相当する強度が高められた箇所であるから、亀裂や破断等の少ない耐久性に優れたものとすることができる。
なお、その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様であり、図9乃至図13において、第1実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る製造方法によって製造されるスプリングプローブ40は、図14に示すように、第2実施形態に係るスプリングプローブ20と同様に、筒状スリーブ2の他端部が、検査用回路の電極に直接或いはコネクタや電気線等を介して接続される検査用回路接続用の第2端子4とされており、第1端子3のみが単一のコイル状スプリング31によって突出方向に付勢されている。そして、コイル状スプリング31は、第3実施形態に係るスプリングプローブ30のコイル状スプリング31、31と同様の構造となっている。
このスプリングプローブ40の製造に際しては、図15及び図16に示すように、第1工程において、基板10に打ち抜き加工を施して、略長方形状のスリーブ成形部11、このスリーブ成形部11の長手方向の一端部から折曲境界部12を介して筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿って延出した単一の波状帯形のスプリング成形部32、このスプリング成形部32の先端部分を拡張してなる略長方形状の第1端子成形部14をそれぞれ同一平面上に形成している。続いて、第2工程において、第1端子成形部14に曲げ加工を施して、第1端子成形部14を筒状に丸めることで、第1端子3を成形する。
続いて、第3工程において、スプリング成形部32に曲げ加工を施して、コイル状スプリング31を成形するとともに、スリーブ成形部11とスプリング成形部32との間の折曲境界部12を折り曲げて、コイル状スプリング31の中心軸を筒状スリーブ2の仮想軸芯Pに沿わせるようにして、スリーブ成形部11とコイル状スプリング31とを重ね合わせる。
続いて、第4工程において、スリーブ成形部11に曲げ加工を施して、スリーブ成形部11を筒状に丸めることで、第1端子3の根元部及コイル状スプリング31を包み込むように筒状スリーブ2を成形する。このとき、筒状スリーブ2の他端部が第2端子4として成形される。
そして、第5工程において、焼入れ及び焼戻しを行った後、第1端子3をコイル状スプリング31の付勢力に抗して筒状スリーブ2内に押し込んだ状態で、筒状スリーブ2の一端部にカーリング加工を施して、筒状スリーブ2の一端部を先細り状に成形する。最後に、第6工程において、連結部16、16を切断して、製品すなわち図14に示すスプリングプローブ40を切り離すようにしている。
なお、その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様であり、図14 乃至図16において、第1実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
以上にこの発明の具体的な実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。
1、20、30、40・・スプリングプローブ、2・・筒状スリーブ、3・・第1端子、4・・第2端子、5、31・・コイル状スプリング、10・・基板、11・・スリーブ成形部、12・・折曲境界部、13、32・・スプリング成形部、13a・・スプリング成形部の表面、13b・・スプリング成形部の裏面、14・・第1端子成形部、15・・第2端子成形部、33・・頂部、34・・連結部、34a・・連結部の表面、34b・・連結部の裏面、P・・仮想軸芯、Q・・仮想軸芯に対して直交する線

Claims (9)

  1. 筒状スリーブ(2)と、この筒状スリーブ(2)の一端部に設けられた被検査体接触用の第1端子(3)と、上記筒状スリーブ(2)に内装されて、上記第1端子(3)を付勢するコイル状スプリング(5)(31)とを一体成形してなるスプリングプローブ(1)(20)(30)(40)の製造方法であって、導電性を有する基板(10)に打ち抜き加工を施して、スリーブ成形部(11)、このスリーブ成形部(11)から折曲境界部(12)を介して延出したスプリング成形部(13)(32)、このスプリング成形部(13)(32)の先端部分を拡張してなる第1端子成形部(14)をそれぞれ同一平面上に形成する第1工程と、上記第1端子成形部(14)に曲げ加工を施して、上記第1端子(3)を成形する第2工程と、上記スプリング成形部(13)(32)に曲げ加工を施して、上記コイル状スプリング(5)(31)を成形するとともに、上記折曲境界部(12)を折り曲げて、上記コイル状スプリング(5)(31)の中心軸を上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に沿わせるようにして、上記スリーブ成形部(11)と上記コイル状スプリング(5)(31)とを重ね合わせる第3工程と、上記スリーブ成形部(11)に曲げ加工を施して、上記第1端子(3)の根元部及び上記コイル状スプリング(5)(31)を包み込むように上記筒状スリーブ(2)を成形する第4工程とを含むことを特徴とするスプリングプローブの製造方法。
  2. 上記第1工程において、上記スプリング成形部(13)を直状帯形に形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部(13)の表裏面(13a)(13b)のうちの一方の面(13a)がスプリング内周面を構成し、他方の面(13b)がスプリング外周面を構成する螺旋形状となるように、上記スプリング成形部(13)に曲げ加工を施した請求項1記載のスプリングプローブの製造方法。
  3. 上記第1工程において、上記スプリング成形部(13)を、上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に対して斜め方向に延出するように形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部(13)を、その長手方向に等間隔をあけた複数箇所において上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に対して平行に曲げるようにした請求項2記載のスプリングプローブの製造方法。
  4. 上記第1工程において、上記スプリング成形部(32)を、波状帯形で、その各頂部(33)・・の幅寸法が頂部(33)・・間を連結する連結部(34)・・の幅寸法よりも大となるにように形成するとともに、上記第3工程において、上記スプリング成形部(32)の各頂部(33)・・が捻られて、上記連結部(34)・・の表裏面(34a)(34b)うちの一方の面(34a)がスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成し、他方の面(34b)がスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成する螺旋形状となるように、上記スプリング成形部(32)に曲げ加工を施した請求項1記載のスプリングプローブの製造方法。
  5. 上記スプリングプローブ(20)(40)においては、上記筒状スリーブ(2)の他端部に検査用回路接続用の第2端子(4)が設けられ、上記第4工程において、上記筒状スリーブ(2)の他端部を上記第2端子(4)として成形する請求項1乃至4のいずれかに記載のスプリングプローブの製造方法。
  6. 筒状スリーブ(2)と、この筒状スリーブ(2)の一端部に設けられた被検査体接触用の第1端子(3)と、上記筒状スリーブ(2)の他端部に設けられた検査用回路接続用の第2端子(4)と、上記筒状スリーブ(2)に内装されて、上記第1端子(3)及び第2端子(4)をそれぞれ付勢する一対のコイル状スプリング(5)(5)(31)(31)とを一体成形してなるスプリングプローブ(1)(30)の製造方法であって、導電性を有する基板(10)に打ち抜き加工を施して、スリーブ成形部(11)、このスリーブ成形部(11)から折曲境界部(12)を介して延出した一対のスプリング成形部(13)(13)(32)(32)、一方のスプリング成形部(13)(32)の先端部分を拡張してなる第1端子成形部(14)、他方のスプリング成形部(13)(32)の先端部分を拡張してなる第2端子成形部(15)をそれぞれ同一平面上に形成する第1工程と、上記第1端子成形部(14)及び第2端子成形部(15)に曲げ加工を施して、上記第1端子(3)及び第2端子(4)を成形する第2工程と、上記一対のスプリング成形部(13)(13)(32)(32)に曲げ加工を施して、上記一対のコイル状スプリング(5)(5)(31)(31)を成形するとともに、上記折曲境界部(12)を折り曲げて、上記一対のコイル状スプリング(5)(5)(31)(31)の中心軸を上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に沿わせるようにして、上記スリーブ成形部(11)と上記一対のコイル状スプリング(5)(5)(31)(31)とを重ね合わせる第3工程と、上記スリーブ成形部(11)に曲げ加工を施して、上記第1端子(3)及び第2端子(4)のそれぞれの根元部及び上記一対のコイル状スプリング(5)(5)(31)(31)を包み込むように上記筒状スリーブ(2)を成形する第4工程とを含むことを特徴とするスプリングプローブの製造方法。
  7. 上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部(13)(13)を直状帯形にそれぞれ形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部(13)(13)の表裏面(13a)(13b)・・のうちの一方の面(13a)(13a)がスプリング内周面を構成し、他方の面(13b)(13b)がスプリング外周面を構成する螺旋形状となるように、上記一対のスプリング成形部(13)(13)に曲げ加工を施した請求項6記載のスプリングプローブの製造方法。
  8. 上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部(13)(13)を、上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に対して直交する線(Q)を中心とした左右対称のV字状に形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部(13)(13)を、その長手方向に等間隔をあけた複数箇所において上記筒状スリーブ(2)の仮想軸芯(P)に対して平行に曲げるようにした請求項7記載のスプリングプローブの製造方法。
  9. 上記第1工程において、上記一対のスプリング成形部(32)(32)を、波状帯形で、その各頂部(33)・・の幅寸法が頂部(33)・・間を連結する連結部(34)・・の幅寸法よりも大となるにようにそれぞれ形成するとともに、上記第3工程において、上記一対のスプリング成形部(32)(32)の各頂部(33)・・が捻られて、上記連結部(34)・・の表裏面(34a)(34b)・・うちの一方の面(34a)(34a)がスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成し、他方の面(34b)(34b)がスプリング内外周面を半ピッチ毎に交互に構成する螺旋形状となるように、上記一対のスプリング成形部(32)(32)に曲げ加工を施した請求項6記載のスプリングプローブの製造方法。
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