JP2011009395A - 部品の実装装置および部品の実装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装対象の部品を接合用材料を間にして所定の実装領域に搭載した際に、接合用材料の所定状態を安定的に得るための部品の実装手法を提供する。
【解決手段】部品の実装工程では、接合用材料形成工程S1と、部品搭載工程S2と、はみ出し状態検出工程S3と、形状パターン更新工程S4とを含む。接合用材料形成工程S1では、部品の実装領域に、接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する。部品搭載工程S2では、実装領域に接合用材料を間にして部品を搭載する。はみ出し状態検出工程S3では、部品搭載後に、実装領域から実装領域の外側にはみ出している接合用材料のはみ出し状態を検出する。形状パターン更新工程S4では、実装領域に形成する接合用材料の形状パターンの設定を、検出された接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品を所定の実装領域に実装させるための部品の実装装置および部品の実装方法に関するものである。
図10に示されるように、基板50に電子部品等の部品51を導電性ペースト等の接合用材料52によって接合(実装)する場合には、まず、基板50において、部品51を実装する領域(実装領域)に接合用材料52を塗布する。そして、その後に、その接合用材料52を間にして部品51を基板50に接合する。
それら基板50と部品51との間の接合用材料52の量が少ないと、部品51が基板50から外れ易くなるというように、基板50と部品51との接合状態の良否には、接合用材料52の量が大きく関与する。このため、基板50と部品51の良好な接合状態を得るべく、基板50に塗布する接合用材料52の量を制御するための手法が例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1では、基板50に接合用材料52を塗布した後、部品51を搭載する前に、図10の上方側から、その接合用材料52の塗布状態をカメラにより撮影する。そして、その撮影画像に基づいて、接合用材料52による描画面積(塗布面積)を検出する。その後、その検出した描画面積と、予め与えられる適正描画面積との面積比を算出する。そして、その面積比に基づいて、基板50に塗布する接合用材料52の量をフィードバック制御する。
特開2007−250617号公報 特開2006−17474号公報 特開2003−4660号公報
ところで、近年、多くの電気製品に対して、小型化、高性能化、多機能化といった要求がある。このような電気製品においては、回路基板や部品の小型化や、回路基板における部品の実装密度の高密度化が進んでいる。そのように部品が小型化すると、次のような問題の発生が懸念される。つまり、例えば、前述したように、部品51が基板50に接合用材料52によって接合される場合には、部品51が小型化すると、必然的に、部品51と基板50との接合面積が狭くなる。このため、部品51と基板50との接合強度が弱くなり、部品51が基板50から外れ易くなる虞がある。
このことから、部品51と基板50との接合強度をできるだけ高めるために、接合用材料52が確実に部品51の接合対象面(底面)の全面に接合することが、強く要望されてきている。このようなことを考慮して、接合用材料52によって部品51を基板50に実装した場合に、接合用材料52が例えば図11(図10の上方側から部品51側を見た平面図)に示されるような状態となるようにすることがある。つまり、図11に示される状態は、基板50における部品51の実装領域Zに形成された接合用材料52が、部品51の実装時に加えられた部品51側からの押圧力によって押し潰されて実装領域Zの周縁全体から実装領域Zの外側に、はみ出ている状態である。このように、接合用材料52を実装領域Zからはみ出させる場合には、その接合用材料52のはみ出し(広がり)が大きいと、接合用材料52が、所定の入り込み禁止領域に入り込んでしまうという不都合が生じる。反対に、接合用材料52のはみ出しが小さすぎると、接合用材料52が部品51の接合対象面の全面に接合していない場合があることが懸念され、部品51と基板50の接合強度が弱いという問題が発生する虞がある。つまり、接合用材料52のはみ出しは大きすぎても(過剰でも)小さすぎても(不足でも)不都合が生じる。このため、接合用材料52のはみ出し状態は、上記のようなはみ出し過剰やはみ出し不足に起因した問題の発生を回避できる適切な状態に制御されることが好ましい。
しかしながら、特許文献1に示されている接合用材料52の塗布量の制御手法は、基板50に形成する接合用材料52の描画面積を一定にできるものにすぎず、前記したような接合用材料52のはみ出し状態を所定の状態に安定化できるものではない。それというのは、次のような理由による。例えば、接合用材料である導電性ペースト(導体を含有している樹脂ペースト)は、時間が経過するにつれて粘度が変化するという性質がある。その導電性ペーストの粘度の経時的変化に伴って導電性ペーストの基板に対する濡れ性も変化する。つまり、導電性ペーストは、粘度が高いときよりも粘度が低いときの方が基板に濡れ易くなる(換言すれば、広がり易くなる)。このため、基板50に形成された接合用材料52の描画面積が同じでも、粘度が高いときに基板50に形成された接合用材料52の塗布量は、粘度が低いときに基板50に形成されたときよりも多くなる。このように接合用材料52の塗布量が違うと、基板50に部品51を搭載したときに、部品51側からの押圧力によって押し潰されて実装領域Zからその外側にはみ出す接合用材料52のはみ出し量が異なる。また、接合用材料52の粘度の差異によって、そのはみ出した接合用材料52の広がり方も異なる。このような理由から、特許文献1に示されている手法では、基板50に形成する接合用材料52の描画面積は一定にできるが、部品51の搭載後における接合用材料52の所定のはみ出し状態を安定的に得ることはできない。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、前記接合用材料の所定のはみ出し状態を安定的に得ることができる部品の実装装置および部品の実装方法を提供することにある。
本発明の部品の実装装置は、
実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する接合用材料供給手段と、
前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品が搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出するはみ出し状態検出部と、
前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する形状パターン設定部と、
を備えている。
本発明の部品の実装方法は、
実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する接合用材料形成工程と、
前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品を搭載する部品搭載工程と、
そのように前記部品が前記実装領域に搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出するはみ出し状態検出工程と、
前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する形状パターン更新工程と、
を含む。
本発明によれば、実装対象の部品を、所定の実装領域に、所定の接合用材料を間にして搭載したときに、前記接合用材料の所定のはみ出し状態を安定的に得ることができる。
第1実施形態を説明するための図である。 第2実施形態における部品の実装装置の構成を説明するための図である。 第2実施形態における接合用材料のはみ出し状態の制御に関わる実装装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態における実装対象の部品と、当該部品を実装する被実装体との形態例を説明するためのモデル図である。 接合用材料のはみ出し状態を模式的に表した平面図である。 実装領域に描画される接合用材料の形状パターンの一例を表した図である。 第2実施形態における接合用材料のはみ出し状態検出手法を説明するための図である。 接合用材料のはみ出し状態が不良である場合を表した図である。 接合用材料のはみ出し状態に応じて作成される接合用材料の形状パターンの例を説明するための図である。 基板への部品の実装の形態例を説明するための図である。 基板に部品を実装した後における接合用材料のはみ出し状態の一例を表した平面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1(a)に示されるように、第1実施形態における部品の実装装置1は、接合用材料供給手段2と、はみ出し状態検出部3と、形状パターン設定部4とを備えている。接合用材料供給手段2は、実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する機能を備えている。はみ出し状態検出部3は、前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品が搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出する機能を備えている。形状パターン設定部4は、前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する機能を備えている。
次に、第1実施形態における部品の実装工程を図1(b)に基づいて述べる。
この第1実施形態では、接合用材料形成工程S1において、実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する。
その後、部品搭載工程S2において、前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品を搭載する。
そして、はみ出し状態検出工程S3において、そのように前記部品が前記実装領域に搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出する。
然る後に、形状パターン更新工程S4において、前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する。これにより、接合用材料形成工程S1において実装領域に形成される接合用材料の形状パターンが変更される。
この第1実施形態では、前記接合用材料のはみ出し状態を検出し、この検出結果を利用して、前記実装領域に形成する前記接合用材料の形状パターンの設定を変更している。このように前記実装領域に形成する前記接合用材料の形状パターンを変更すると、前記接合用材料のはみ出し状態が変化する。つまり、前記検出された接合用材料のはみ出し状態に基づき前記接合用材料の形状パターンをフィードバック制御することによって、前記接合用材料のはみ出し状態を制御できる。これにより、前記接合用材料の所定のはみ出し状態を安定的に得ることが可能となる。
(第2実施形態)
以下に、第2実施形態を説明する。
この第2実施形態における部品の実装装置は、図4に示されるような実装対象の部品である半導体チップ部品6を、被実装体であるリードフレーム母材7の所定の実装領域Zに、後述するような接合用材料を利用して、実装(接合)させるものである。この第2実施形態の実装装置は、リードフレーム母材7の実装領域Zに接合用材料を形成(塗布)する機構部分と、その接合用材料を形成した実装領域Zに半導体チップ部品6を搭載する機構部分とを備えている。この第2実施形態では、実装装置において、リードフレーム母材7の実装領域Zに接合用材料を所定の形状パターンに形成する際の制御に関わる部分について説明する。すなわち、図2には、第2実施形態における実装装置10の接合用材料の形成制御に関わる構成が示されている。この実装装置10は、載置台11と、シリンジ12と、移動手段13と、吐出制御手段14と、撮影手段であるカメラ15と、制御部16とを有して構成されている。
載置台11は、リードフレーム母材7を載置する平面(上面)11aを備えている。この載置台11は、駆動手段(図示せず)により、当該載置台11の上面11aに載置されたリードフレーム母材7の実装領域Zが、前述したような接合用材料を形成する機構部分から、半導体チップ部品6を搭載する機構部分へと動くように、移動する。
シリンジ12は、次に述べるような接合用材料8のための容器である。その接合用材料8は、例えば、銀(Ag)等の導体を樹脂に混合させて作製される接着剤としての導電性ペーストである。シリンジ12は、そのような接合用材料8をリードフレーム母材7の所定の実装領域Zに向けて吐出させるためのノズル12aを備えている。また、このシリンジ12には、ノズル12aからの接合用材料8の吐出を停止させる吐出停止機構(図示せず)と、接合用材料8の吐出圧(押し出し圧)を制御する吐出圧制御機構(図示せず)とが装備されている。
移動手段13は、次のようなX方向とY方向の少なくとも2方向にシリンジ12を移動させるための機能を備えている。この第2実施形態では、上記X方向とY方向は、載置台11の上面11aに平行で、かつ、互いに直交する所定の2方向である。
吐出制御手段14は、シリンジ12に装備されている前述した吐出停止機構や、吐出圧制御機構を制御して、シリンジ12のノズル12aからリードフレーム母材7の実装領域Zに供給される接合用材料8の吐出速さや、接合用材料8の吐出開始と吐出停止を制御する機能を備えている。
カメラ15は、リードフレーム母材7の実装領域Zに半導体チップ部品6が接合用材料8を間にして搭載された後に、半導体チップ部品6の上方側から半導体チップ部品6側を撮影するものである。このカメラ15によって、図5に示されるような実装領域Zからの接合用材料8のはみ出し状態が撮影される。なお、この第2実施形態では、カメラ15は、リードフレーム母材7の実装領域Zに半導体チップ部品6を搭載する際に、リードフレーム母材7の位置確認にも用いられるものである。このように、カメラ15を、リードフレーム母材7の位置確認と接合用材料8のはみ出し状態検出とに兼用することによって、位置確認用とはみ出し状態検出用との別々のカメラを設ける場合に比べて、実装装置の高コスト化および大型化を回避できる。
制御部16は、実装装置10の様々な所定の装置動作を制御するものである。この第2実施形態では、制御部16は、接合用材料8の形成制御に関わる構成として、図2に示されるように、記憶部20と、形状パターン設定部21と、ペースト供給制御部22と、はみ出し状態検出部23とを備えている。
この第2実施形態では、リードフレーム母材7の実装領域Zに形成される接合用材料8の形状パターンは、シリンジ12が移動手段13によってX方向やY方向に移動して描画されるものであり、図6に示されるような形状となる。当該形状パターン25は、四角形状の実装領域Zの対角線上に形成される線26a,26bと、実装領域Zの互いに向き合う辺同士の中点を通る仮想直線上に形成される線27a,27bとにより形作られている。
記憶部20には、上記のような形状パターン25のデータが格納されている。また、記憶部20には、後述する形状パターン設定部21等で使用するデータも格納されている。
ペースト供給制御部22は、移動手段13と吐出制御手段14を制御して、接合用材料8が記憶部20の形状パターン25を描画するように、シリンジ12を移動させると共にノズル12aからの接合用材料8の吐出とその停止を制御する機能を備えている。
この第2実施形態では、上記したようなシリンジ12と、移動手段13と、吐出制御手段14と、ペースト供給制御部22が、接合用材料供給手段24を構成している。
はみ出し状態検出部23は、カメラ15の撮影画像を取り込み当該撮影画像に基づいて、実装領域Zからその外側にはみ出した接合用材料8のはみ出し状態を検出する機能を備えている。具体的に述べると、はみ出し状態検出部23は、次に示すような画像処理機能および画像分析機能を備えている。その画像処理機能とは、カメラ15の撮影画像を、画像処理の一つである例えばエッジ検出(抽出)処理にて画像処理し、これにより、半導体チップ部品6と接合用材料8とのそれぞれの外縁を明確化する機能である。画像分析機能とは、その画像処理後の画像に基づいて、接合用材料8のはみ出し状態を検出する機能である。そのはみ出し状態の検出手法としては、次のようなものがある。例えば、半導体チップ部品6の図7(a)に示すような外縁6a(換言すれば、実装領域Zの周縁)において、1以上の測定箇所を予め定めておく。その測定箇所は、例えば、四角形状の外縁6aにおける4つの角6sの少なくとも一つや、四辺のうちの少なくとも一辺の中点6mなどが設定される。この設定された測定箇所のデータは、記憶部20に格納されており、はみ出し状態検出部23が接合用材料8のはみ出し状態を検出する際に、記憶部20から読み出される。なお、上記測定箇所は、実装領域Zに形成される接合用材料8の形状パターンと、半導体チップ部品6によって押し潰されたときのその接合用材料8の広がり方との関係等を考慮して適宜設定してよいものであり、上記例に限定されない。
上記のようなエッジ検出処理等の処理後の画像において、半導体チップ部品6の外縁6a(実装領域Zの周縁)における所定の測定箇所から接合用材料8の外縁8aまでの距離(最短距離)Lを計測する。この計測結果を接合用材料8のはみ出し状態とする。
接合用材料8のはみ出し状態の検出手法には、次のようなものもある。例えば、上記画像処理後の画像において、半導体チップ部品6の外縁6a(実装領域Zの周縁)と接合用材料8の外縁8aとによって囲まれている部分の面積(つまり、実装領域Zを囲む周辺領域全体における接合用材料8のはみ出し面積)を算出する。この算出した面積を接合用材料8のはみ出し状態とする。
さらに、次のような接合用材料8のはみ出し状態の検出手法もある。例えば、半導体チップ部品6の外縁6a(実装領域Zの周縁)を囲む周辺領域において、計測対象の1以上の部分領域を予め定めておく。その部分領域は、例えば、図7(b)に示されるような半導体チップ部品6の角6sに隣接する部分領域Asや、半導体チップ部品6の外縁6aの一つの辺の中点6mに対応する部分領域Amなどが設定される。この設定された部分領域のデータは、記憶部20に格納されており、はみ出し状態検出部23が接合用材料8のはみ出し状態を検出する際に、記憶部20から読み出される。なお、上記部分領域は、前述した測定箇所と同様に、適宜設定してよいものであり、上記例に限定されない。
上記のような部分領域内における接合用材料8のはみ出し面積を算出する。この算出した面積を接合用材料8のはみ出し状態とする。
さらに、次のような接合用材料8のはみ出し状態の検出手法もある。例えば、半導体チップ部品6の外縁6a(実装領域Zの周縁)を所定の間隔を離して囲む図7(c)の点線に示されるような仮想の範囲設定線Bを予め設定しておく。そして、その仮想の範囲設定線Bと、半導体チップ部品6の外縁6aとの間の領域内における接合用材料8のはみ出し面積を算出する。そして、範囲設定線Bと外縁6aとの間の全領域の面積に対する接合用材料8のはみ出し面積の占める割合(接合用材料8の占有比)を算出する。この算出した接合用材料8の占有比を所定のしきい値に比較し、しきい値以上の場合には、例えば、はみ出し満足と判断し、しきい値未満の場合には、はみ出し不足と判断する。この判断結果を接合用材料8のはみ出し状態とする。なお、上記仮想の範囲設定線Bのデータも、前記同様に、記憶部20に格納されており、はみ出し状態検出部23が接合用材料8のはみ出し状態を検出する際に、記憶部20から読み出される。
さらにまた、次のような接合用材料8のはみ出し状態の検出手法もある。例えば、図7(d)の点線に示されるような1以上のはみ出し状態検出領域G(Gs,Gm)を予め設定しておく。例えば、図7(d)に示される領域Gsは、半導体チップ部品6の外縁6aの角を含む領域である。また、領域Gmは、半導体チップ部品6の外縁6aの辺の中央部に接する領域である。それら領域の大きさは、接合用材料8のはみ出しの良否を判断できる適宜な大きさとなっている。上記のような設定されたはみ出し状態検出領域Gのデータも、前記同様に、記憶部20に格納されており、はみ出し状態検出部23が接合用材料8のはみ出し状態を検出する際に、記憶部20から読み出される。
上記のようなはみ出し状態検出領域G(Gs,Gm)において、領域Gの全体が接合用材料8によって占められているか否かを判断する。この判断結果を接合用材料8のはみ出し状態とする。
上記のように、接合用材料8のはみ出し状態検出手法には様々な手法がある。この第2実施形態では、はみ出し状態検出部23は、そのような様々な検出手法の中から選択された何れか一つの検出手法によって、接合用材料8のはみ出し状態を検出する機能を備えている。
さらに、はみ出し状態検出部23は、上記はみ出し状態検出機能だけでなく、はみ出し状態検出機能による検出結果に基づき半導体チップ部品6の接合良否判定を行う機能をも備えている。例えば、図8に示されるように接合用材料8のはみ出しが少ない場合には、図7(a)に示すようなはみ出し長さLは短くなるし、前述したようなはみ出し面積は狭くなる。このことから、前述したような、はみ出し状態検出機能による検出結果に基づいて、接合用材料8のはみ出しが図8に示されるように少ないことを検出できる。そのように接合用材料8のはみ出しが少ない場合には、接合用材料8が半導体チップ部品6の接合対象面(底面)の全面に接合されていない場合が多い。このため、半導体チップ部品6と実装領域Zとの接合強度が弱く、半導体チップ部品6が実装領域Zから外れることが懸念される。このように接合用材料8のはみ出しが少ない、換言すれば、大幅に不足している場合には、不良な製品を製造してしまう虞があることから、不良製品の製造を回避する必要がある。また、そのような接合用材料8のはみ出しが大幅に不足している異常な状態が継続することを阻止しなければならない。このために、警告を発して、所定の対処を促すことが好ましい。
このようなことから、はみ出し状態検出部23は、はみ出し状態検出機能による検出結果に基づき、接合用材料8のはみ出しが所定状態よりも不足していることを検知した場合には、半導体チップ部品6の接合不良と判断する。この判断結果は、例えば、報知制御部(図示せず)等に出力される。そして、当該報知制御部によって、例えば警報ブザーや画面表示手段等の所定の報知手段(図示せず)から接合不良発生の警告が発せられる。なお、前記はみ出し状態検出機能による検出結果によっては、接合用材料8のはみ出しが過剰であることも検出できる。接合用材料8のはみ出しが過剰である場合にも、はみ出し不足の場合と同様に、不良な製品を製造してしまう虞がある。このことから、はみ出し状態検出部23は、接合用材料8の過剰なはみ出しをも検出可能なはみ出し状態検出手法によって接合用材料8のはみ出し状態を検出し、当該検出結果に基づき、はみ出し過剰による接合不良をも判断できる機能を持たせてもよい。この場合には、前述したようなはみ出し不足だけでなく、はみ出し過剰な場合も、前述したように接合不良の警告が発せられる。これにより、実装装置10に対する信頼性を高めることができる。
さらに、はみ出し状態検出部23は、上記のような接合良否判断によって、接合不良では無いと判断した場合には、前記はみ出し状態検出機能による検出結果を形状パターン設定部21に向けて出力する機能を備えている。
形状パターン設定部21は、その検出結果を受け取ると、当該結果および所定の更新有無判定用データに基づいて、実装領域Zに形成する接合用材料8の形状パターンの更新が必要か否かを判断する機能を備えている。さらに、形状パターン設定部21は、接合用材料8の形状パターンの更新が必要と判断した場合には、検出結果(接合用材料8のはみ出し状態)に応じて、実装領域Zに形成する接合用材料8の形状パターンの設定パターンを次のように作成する機能を備えている。
例えば、記憶部20に格納されている接合用材料8の形状パターンの設定パターンが図9(b)の実線に示す形状であるとする。この記憶部20の形状パターンとなるように接合用材料8が実装領域Zに形成された後に、その実装領域Zに半導体チップ部品6が搭載されて、接合用材料8が図9(a)に示されるように実装領域Z(半導体チップ部品6の外縁6a)からはみ出したとする。図9(a)の例では、一点鎖線で示されるはみ出し下限設定位置Kaと、二点鎖線で示されるはみ出し上限設定位置Kbとの間の領域が、接合用材料8のはみ出し適正領域となっているとする。この接合用材料8のはみ出し適正領域に基づくと、図9(a)の例では、半導体チップ部品6の外縁6aの各辺の中央部からの接合用材料8のはみ出しは適正な状態であり、外縁6aの角部からの接合用材料8のはみ出しは不足している。当該角部からの接合用材料8のはみ出しには、接合用材料8の形状パターン25における図9(b)に示す線26a,26bが主に関与する。このことから、外縁6aの角部からの接合用材料8のはみ出しの不足分を補正すべく、線26a,26bの長さを、図9(b)の点線に示す線26a’,26b’のように長くしたり、線26a,26bの太さを、線26a'',26b''のように太くする。すなわち、記憶部20の形状パターン25における線26a,26bの長さと太さの一方又は両方を、前記はみ出し状態の検出結果に応じて変更して、新たな形状パターン25を作成する。
すなわち、接合用材料8のはみ出し箇所と、そのはみ出し箇所に主に関与している形状パターンの部位との関係データが変更箇所検出用データとして予め記憶部20に格納されている。さらに、接合用材料8のはみ出しの不足分又は過剰分を補正するための形状パターンの変更量のデータが変更量検出用データとして予め記憶部20に格納されている。形状パターン設定部21は、はみ出し状態検出部23から検出結果を受け取ると、記憶部20から上記変更箇所検出用データおよび形状パターン25のデータを読み出して、その検出結果に基づいて形状パターン25の変更箇所を検出する。さらに、形状パターン設定部21は、記憶部20から上記変更量検出用データを読み出して、上記受け取った検出結果に基づいて形状パターン25の変更量を検出する。さらに、形状パターン設定部21は、上記のように検出した形状パターン25の変更箇所を、上記検出した変更量分だけ変更して、新たな更新用の形状パターン25(設定パターン)を作成する。
さらに、形状パターン設定部21は、上記のように作成された更新用の形状パターン25のデータを、記憶部20に上書き格納する(更新する)機能を備えている。
なお、形状パターン設定部21によって記憶部20の形状パターン25のデータが更新された以降には、前述したペースト供給制御部22は、その更新された形状パターン25のデータに基づいて、前述したように移動手段13や吐出制御手段14を制御する。
以下に、この第2実施形態における接合用材料8のはみ出し状態の制御に関わる実装装置10の動作例を図3のフローチャートに基づいて説明する。
例えば、所定の実装領域Zに半導体チップ部品6を接合用材料8を間にして搭載すると、その半導体チップ部品6側からの押圧力によって接合用材料8が押し潰されて実装領域Zからその外側にはみ出す。実装装置10は、その接合用材料8のはみ出し状態をカメラ15によって撮影する(ステップS101)。このとき、その接合用材料8のはみ出し状態の全体を1回で撮影してもよいし、複数回に分けて撮影し、後工程の画像処理にて合成してもよい。また、後工程である接合用材料8のはみ出し状態検出工程で、接合用材料8の一部分のはみ出し状態しか使用しない場合には、その使用する一部分のはみ出し状態のみを撮影することとしてもよい。
カメラ撮影の後には、はみ出し状態検出部23は、カメラ15による撮影画像を例えばエッジ検出処理等の画像処理して、半導体チップ部品6の外縁6aおよび接合用材料8のはみ出し外縁8aを明確化する(ステップS102)。その後、はみ出し状態検出部23は、その画像処理後の画像に基づいて、前述したようなはみ出し状態検出手法の一つによって、接合用材料8のはみ出し状態を検出する(ステップS103)。
さらに、はみ出し状態検出部23は、その検出したはみ出し状態に基づいて、半導体チップ部品6が接合不良であるか否かを判断する(ステップS104)。これにより、はみ出し状態検出部23が接合不良であると判断した場合には、実装装置10は、所定の報知手段(例えば警報ブザーや画面表示手段等)によって、接合不良発生の警告を発する(ステップS107)。これにより、例えば実装装置10を一旦停止して点検が行われる等の所定の処置がとられる。
前記ステップS104において、はみ出し状態検出部23は、接合不良でないと判断した場合には、前記検出したはみ出し状態の結果を形状パターン設定部21に出力する。そして、形状パターン設定部21は、前述したように、そのはみ出し状態の検出結果および所定の更新有無判定用データに基づいて、記憶部20における接合用材料8の形状パターンの更新が必要か否かを判断する(ステップS105)。形状パターン設定部21は、接合用材料8の形状パターンの更新が不要であると判断した場合には、更新用の形状パターンの作成・更新の動作は行わず、次の更新用の形状パターンの作成・更新に備える。一方、形状パターン設定部21は、接合用材料8の形状パターンの更新が必要であると判断した場合には、記憶部20から、前述したように、接合用材料8の形状パターン25のデータと、変更箇所検出用データと、変更量検出用データとを読み出す。そして、形状パターン設定部21は、前記はみ出し状態の検出結果に応じた形状パターンを作成し、当該作成した形状パターンのデータを記憶部20に上書き格納して、接合用材料8の形状パターンのデータを更新する(ステップS106)。
上記のようにして、記憶部20の形状パターンのデータが更新されると、実装領域Zに形成される接合用材料8の形状パターンが、その記憶部20の更新された形状パターンに応じたものとなる。これにより、半導体チップ部品6の搭載により押し潰されて実装領域Zからはみ出す接合用材料8のはみ出し状態が所定の状態に安定化するように制御される。
この第2実施形態では、上記のように、接合用材料8のはみ出し状態を検出し、この検出結果に基づいて、接合用材料8の形状パターンをフィードバック制御することで、接合用材料8のはみ出し状態を制御している。接合用材料8の形状パターンが同じままであると、接合用材料8の粘度の経時変化によって接合用材料8のはみ出し状態が変化して不適切な状態に変化していく虞がある。これに対して、この第2実施形態では、接合用材料8のはみ出し状態をフィードバック制御しているので、接合用材料8の適正なはみ出し状態を安定化できる。
また、この第2実施形態では、次のような理由から生産性を高めることができる。すなわち、接合用材料8のはみ出し状態のフィードバック制御が行われない場合には、前述したような接合用材料8の粘度の経時変化によって、前記接合用材料8のはみ出し状態が不適切な状態に向かって変化していく虞がある。そのような接合用材料8の粘度の経時変化に因る問題の発生を回避する手段として、こまめに、所定の粘度の接合用材料8をシリンジ12に補給したり、シリンジ12ごと交換することが考えられる。しかしながら、この手段では、接合用材料8をシリンジ12に補給したり、シリンジ12を交換する度に実装装置10の駆動を停止しなければならないので、生産性が落ちるという問題が生じる。
これに対して、この第2実施形態では、接合用材料8のはみ出し状態をフィードバック制御しているので、接合用材料8の粘度が経時変化しても、接合用材料8の適正なはみ出し状態を安定的に得ることができる。このため、接合用材料8の粘度の経時変化を気にすることなく、多くの接合用材料8をシリンジ12に供給したり、多くの接合用材料8が入っているシリンジ12を取り付けることができる。つまり、接合用材料8をシリンジ12に供給する回数や、シリンジ12の交換回数を減少させることができる。このために、シリンジ12への接合用材料8の供給や、シリンジ12の交換のために実装装置10の駆動を停止させる頻度を低下させることができて、実装装置10の部品実装の生産性を高めることができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は第1や第2の実施形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得るものである。例えば、第2実施形態では、はみ出し状態検出部23は、接合用材料8のはみ出し状態を検出する度に、その検出結果を形状パターン設定部21に出力していた。これに代えて、はみ出し状態検出部23は、接合用材料8のはみ出し状態を所定回数、検出する毎に、その所定回数分のはみ出し状態(長さLや面積など)の平均値を算出する等の統計処理を行い当該処理結果を形状パターン設定部21に出力してもよい。この場合には、更新用の形状パターンの作成は、接合用材料8のはみ出し状態を所定回数、検出する毎に行うだけでよいので、はみ出し状態を検出する度に更新用の形状パターンを作成する場合に比べて、形状パターン設定部21の処理の負担を軽減できる。
また、第2実施形態では、接合用材料8のはみ出し状態をカメラ15で撮影し、当該カメラ15の撮影画像に基づいて、接合用材料8のはみ出し状態を検出していた。これに代えて、例えば、実装領域Zの表面上の凹凸を非接触で測定できる例えばレーザー顕微鏡等の測定手段の測定結果に基づいて、接合用材料8のはみ出し状態を検出してもよい。この場合にも、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第2実施形態では、実装領域Zに形成される接合用材料8の形状パターンは図6に示される形状パターン25であったが、もちろん、実装領域Zに形成される接合用材料8の形状パターンは図6に示される形状パターン25に限定されるものではない。
さらに、第2実施形態では、接合用材料8のはみ出し状態の検出結果に応じて、更新前の形状パターンを構成する線の長さや太さを変更して、更新用の形状パターンを作成する例を示した。これに代えて、例えば、接合用材料8のはみ出しを大きくしたい場合には更新前の形状パターンに線を追加するという如く、接合用材料8のはみ出し状態の検出結果に応じて更新前の形状パターンの線を増減させて、更新用の形状パターンを作成してもよい。このように、更新用の形状パターンの作成手法は前述した例に限定されない。
さらに、第2実施形態では、半導体チップ部品6をリードフレーム母材7の所定の実装領域Zに搭載する実装装置10を例にして説明したが、本発明は、実装対象の部品を所定の実装領域に接合用材料を間にして実装するための他の実装装置にも適用することができるものである。
1,10 実装装置
2,24 接合用材料供給手段
3,23 はみ出し状態検出部
4,21 形状パターン設定部
6 半導体チップ部品
8 接合用材料
15 カメラ

Claims (10)

  1. 実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する接合用材料供給手段と、
    前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品が搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出するはみ出し状態検出部と、
    前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する形状パターン設定部と、
    を備えている部品の実装装置。
  2. 前記接合用材料のはみ出し状態を撮影する撮影手段を、さらに、備え、
    前記はみ出し状態検出部は、前記撮影手段による撮影画像に基づいて、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出する機能を備えている請求項1記載の部品の実装装置。
  3. 前記はみ出し状態検出部は、前記実装領域の周縁における1以上の所定の測定箇所と、前記実装領域からはみ出した前記接合用材料のはみ出し外縁との間の距離を前記接合用材料のはみ出し状態として検出する機能を備えている請求項1又は請求項2記載の部品の実装装置。
  4. 前記はみ出し状態検出部は、前記実装領域を囲む周辺領域全体、又は、その周辺領域内の所定の部分領域における前記接合用材料のはみ出し面積を前記接合用材料のはみ出し状態として検出する機能を備えている請求項1又は請求項2記載の部品の実装装置。
  5. 前記接合用材料の前記形状パターンは、線を含んでおり、
    前記形状パターン設定部は、前記はみ出し状態検出部による検出結果に応じて前記形状パターンの前記線の太さと長さの一方又は両方を変更した前記形状パターンを作成し、前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、その作成された形状パターンに更新する機能を備えている請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の部品の実装装置。
  6. 実装対象の部品を実装する所定の実装領域に、所定の接合用材料を、所定の形状パターンでもって形成する接合用材料形成工程と、
    前記実装領域に前記接合用材料を間にして前記部品を搭載する部品搭載工程と、
    そのように前記部品が前記実装領域に搭載されている状態で、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出するはみ出し状態検出工程と、
    前記実装領域に形成する前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、前記検出された前記接合用材料のはみ出し状態に応じた形状パターンに更新する形状パターン更新工程と、
    を含む部品の実装方法。
  7. 前記はみ出し状態検出工程では、
    前記接合用材料のはみ出し状態を撮影し、
    その撮影画像に基づいて、前記実装領域から当該実装領域の外側にはみ出している前記接合用材料のはみ出し状態を検出する請求項6記載の部品の実装方法。
  8. 前記はみ出し状態検出工程では、前記実装領域の周縁における1以上の所定の測定箇所と、前記実装領域からはみ出した前記接合用材料のはみ出し外縁との間の距離を前記接合用材料のはみ出し状態として検出する請求項6又は請求項7記載の部品の実装方法。
  9. 前記はみ出し状態検出工程では、前記実装領域を囲む周辺領域全体、又は、その周辺領域内の所定の部分領域における前記接合用材料のはみ出し面積を前記接合用材料のはみ出し状態として検出する請求項6又は請求項7記載の部品の実装方法。
  10. 前記接合用材料の前記形状パターンは、線を含んでおり、
    前記形状パターン更新工程では、
    前記はみ出し状態検出工程での検出結果に応じて前記形状パターンの前記線の太さと長さの一方又は両方を変更した前記形状パターンを作成し、
    前記接合用材料の前記形状パターンの設定を、その作成された形状パターンに更新する請求項6乃至請求項9の何れか一つに記載の部品の実装方法。
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