JP2011007033A - 防護柵用支柱 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は支柱のプレートに可動自在な補助金具を設けることによって地覆コンクリートの道路との反対側面に圧接した状態で取り付けることができる防護柵用支柱を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は防護柵用支柱1のプレート3に開設されるアンカーボルト挿通用長穴21と、プレート3の車道の反対側に面する位置に開設されるボルト挿通用穴22と、プレート3の車道の反対側の下面に、ボルト挿通用穴22とを締結部材5によって連結可能とされ、かつ地覆コンクリート2の車道の反対側面に圧接可能とされる補助金具6とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は防護柵用支柱1のプレート3に開設されるアンカーボルト挿通用長穴21と、プレート3の車道の反対側に面する位置に開設されるボルト挿通用穴22と、プレート3の車道の反対側の下面に、ボルト挿通用穴22とを締結部材5によって連結可能とされ、かつ地覆コンクリート2の車道の反対側面に圧接可能とされる補助金具6とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、防護柵用支柱に関する。詳しくは、既設の橋梁の幅の狭い地覆コンクリートに設置する防護柵用支柱に係るものである。
橋梁用防護柵は、車が誤って衝突しても乗人や車の安全を図ったり、車体が車道の外に飛び出す事態を防いだりするため、衝突エネルギーを吸収すると共に破断しないことが求められている。
そして、こうした求めに応じた橋梁用防護柵が例えば特許文献1に記載されている。具体的には図17に示す様に、土台103内に埋め込まれたアンカーボルト104、105を支柱101のベースプレート102の四隅に形成された長穴(図示せず。)に差込み、ナット106で締結することによって支柱101を固定する橋梁用防護柵が記載されている。
ところで、既設のトラス橋等の橋梁は一般に地覆コンクリート幅が狭く、防護柵の取替時に通行の障害となってしまう。一方、橋梁の外側(道路とは反対側)に地覆コンクリートの拡幅を行った場合には、トラス構造物の斜材や垂直材に当接するなどの障害となってしまう。そのため、上述の様に、地覆コンクリートの拡幅は容易ではなく、幅の狭いものの現状の地覆コンクリート幅のままで防護柵の取替えが行われていた。
ここで、既設の橋梁用防護柵の取り替えにおける防護柵用支柱の設置例として、例えば特許文献2に記載されている。
特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図18(図18(イ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置例の分解説明図を示し、図18(ロ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置状態を説明図を示す。)に示す様に、地覆コンクリート110に埋め込まれた2本のアンカーボルト111に対して地覆コンクリート110の後方へ張出した状態で支柱接合プレート112を設置している。なお、この支柱接合プレート112の底面には、地覆コンクリート110の壁面に当接する支持板113が直角状に突設され、更に支持板113と支柱接合プレート112の後端に渡って補強リブ114が設けられている。また、支柱接合プレート112の前部側にはアーボルト111が挿通可能としたアンカーボルト挿通用長穴115が貫設されている。
特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図18(図18(イ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置例の分解説明図を示し、図18(ロ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置状態を説明図を示す。)に示す様に、地覆コンクリート110に埋め込まれた2本のアンカーボルト111に対して地覆コンクリート110の後方へ張出した状態で支柱接合プレート112を設置している。なお、この支柱接合プレート112の底面には、地覆コンクリート110の壁面に当接する支持板113が直角状に突設され、更に支持板113と支柱接合プレート112の後端に渡って補強リブ114が設けられている。また、支柱接合プレート112の前部側にはアーボルト111が挿通可能としたアンカーボルト挿通用長穴115が貫設されている。
ここで、特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図18(ロ)で示す様に、支柱接合プレート112前部側に貫設されるアンカーボルト挿通用長穴115をアンカーボルト111の挿通した状態で地覆コンクリート110上に設置することによって、支柱接合プレート112は、地覆コンクリート110後方に張出した状態で設置されることとなる。更に、支柱接合プレート112上に、支柱116のプレート板117を積重し、ボルト・ナットなどの締結部材118によって接合することによって支柱116を地覆コンクリート110上に固定することが可能となる。
ところで、特許文献2における橋梁用防護柵の設置では、地覆コンクリートに埋設されるアンカーボルトの取付け位置に応じて支持板が支柱接合プレートに固着されおり、アンカーボルトに支柱接合プレートを挿通した後では、支柱接合プレートを道路側へ動かすことができない。従って、支持板を地覆コンクリートの道路の反対側面に圧接した状態で取り付けることが困難である。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、地覆コンクリートの道路とは反対側面に圧接した状態で取り付けが可能である防護柵用支柱を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る防護柵用支柱は、橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、前記プレートに開設されたボルト挿通用穴と、該ボルト挿通用穴と締結部材により連結することで前記プレートの下面に配置可能に構成されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える。
ここで、補助金具が地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成されたことによって、地覆コンクリートの車道の反対側面を圧接した状態で防護柵用支柱を取り付けることが可能となる。
なお、補助金具を地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成するための一態様として、プレートに開設されたボルト挿通用穴を地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びた長穴形状とすることが挙げられる。
また、本発明に係る防護柵用支柱は、橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、前記プレートに、前記地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びて開設されたアンカーボルト挿通用穴と、前記プレートの下面に固着されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える。
ここで、補助金具が地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成されたことによって、地覆コンクリート上に防護柵用支柱を取り付ける際に、補助金具を地覆コンクリートの車道の反対側面を圧接した状態で防護柵用支柱を取り付けることが可能となる。
なお、補助金具の地覆コンクリートの車道の反対側に面する箇所にアンカーボルト挿通用穴が開設されることによって、補助金具を地覆コンクリートの車道の反対側面を圧接した状態で締結固定することが可能になる。
また、本発明に係る防護柵用支柱は、橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、
車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、前記プレートに、前記地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びて開設されたアンカーボルト挿通用穴と、前記プレートの下面に固着されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える。
車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、前記プレートに、前記地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びて開設されたアンカーボルト挿通用穴と、前記プレートの下面に固着されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える。
ここで、地覆コンクリート上に防護柵用支柱を取り付けた後に、補助金具に貫通螺着された押圧ボルトを回転させることで地覆コンクリートの車道の反対側面を圧接することが可能となる。
また、押圧用ボルトの先端に、押圧板部が設けられることによって地覆コンクリートの車道の反対側面への圧接面積を確保することが可能となる。
また、ウエブに、ウエブが上下に分割されるスリットが少なくとも1個以上設けられることによって、前部フランジに車両等の衝突による衝撃荷重が加わった際にスリットが圧壊して支柱本体が後方に傾倒することで衝突エネルギーを吸収し、車両に加わる衝撃力の増大を防止することが可能となる。
本発明の防護柵用支柱では、地覆コンクリートの道路とは反対側面に圧接した状態で取り付けが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
<実施例1>
<実施例1>
図1は実施例1の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図2は実施例1の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図3は実施例1の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
ここで示す防護柵用支柱1は、地覆コンクリート2上に固定されるプレート3と、このプレート3上に立設される支柱本体4と、プレート3の車道の反対側端にボルト・ナット5によって取り付けられる補助金具6とを有して構成されている。
支柱本体4は、車道Aに面する前部フランジ7と、この前部フランジ7の後方(車道とは反対側)に配置される後部フランジ8と、前部フランジ7と後部フランジ8との間に渡設されたウエブ9とを有して構成されている。
また、前部フランジ7は、その下端がプレート3の前部(車道側部)より垂直状に立ち上がり、下部中途よりプレート3の後部側(車道とは反対側)へ所定角度折り曲げられ、再び垂直状に立ち上げられた屈曲部10が形成されている。
ここで、前部フランジ7の上端には、上段のレール11を受けるための上段取付部12が形成されている。この上段取付部12は、レール11の外周面に沿う半円筒形状のレール受け部13により形成され、その略中央部には、ボルト挿通孔14が貫通されている。そして上段のレール11内にはスリーブ33が内包された状態でレール受け部13に嵌め合わせられ、レール11に穿孔された貫通孔15とレール受け部13のボルト挿通孔14とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって螺着されている。
更に、前部フランジ7の略中央部及び下部には、中段及び下段のレール11を受けるための中段取付部17A及び下段取付部17Bが設けられている。この中段取付部17A及び下段取付部17Bには、前部フランジ7の略中央部及び下部に貫設されたボルト挿通孔14の上下位置に、レール11の外周に係留される円柱状のレール係留部18が平行状に配置されている。また、レール11内にはスリーブ33が内包され、前部フランジ7に貫設されたボルト挿通孔14とレール11に穿孔された貫通孔15とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって締結することによりレール11の外周面がレール係留部18に係留した状態で螺着されている。
また、後部フランジ8はウエブ9の後端に沿って断面T字状に溶接等によって接合されている。この後部フランジ8の幅は、前部フランジ7に貫設されたレール受け部13のボルト挿通孔14、14との距離幅以下とされている。これにより後部フランジ8の後方よりそれぞれのレール11の固定ボルト16による締結が電動ドライバー等により支障なく行うことが可能となる。
更に、ウエブ9は前部フランジ7及び後部フランジ8の裏面の中央上下方向に沿って溶接等により接合され、その下端がプレート3上面に溶接により接合固着されている。
ここで、ウエブ9は上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとから構成され、下部ウエブ9Aはプレート3上面より前部フランジ7の屈曲部10の上端まで接合され、上部ウエブ9Bは下部ウエブ9Aと一定のスリット20を設けた状態で前部フランジ7の上端まで接合されている。
また、スリット20は、前部フランジ7から後部フランジ8に向けて拡径した状態をなす様にテーパー形状に構成されている。
また、道路側に臨むプレート3の前部側には、地覆コンクリート2の長手方向に沿ってアンカーボルト挿通用長穴21、21が開口されると共に、道路の反対側に臨むプレート3の後部側には地覆コンクリート2の長手方向に直交する長穴形状のボルト挿通用穴22、22が開口されている。なお、補助金具6はプレート3のボルト挿通用穴22の下面に締結部材5によって取り付けられる。
ここで、補助金具6は、図4(イ)で示す様に、プレート3のボルト挿通用穴22、22間長さ以上とされ、かつプレート3幅長さ未満長さとされた鋼板を、その長さ方向に沿って略直角に折り曲げ、その上辺のプレート3のボルト挿通用穴22、22間長さ位置に、丸穴形状のボルト締結用穴23、23が貫設されている。また、補助金具6のボルト締結用穴23、23間にはリブ24、24が溶接固定されている。
また、補助金具6の変形例として、図4(ロ)に示す様に、プレート3のボルト挿通用穴22、22間長さ以上とされ、かつプレート3幅長さ未満長さとされた角パイプ形状とされ、その上面にボルト挿通用穴23、23が穿孔されたものであっても良い。
ここで、補助金具6はプレート3のボルト挿通用穴22、22と補助金具6のボルト締結用穴23、23にボルト・ナット5のボルトが挿通され、補助金具6を地覆コンクリート2の道路の反対側面に押し当てる様に密着させてボルト挿通用穴22、22内を移動調整してボルト・ナット5のナットによって締結固定されることとなる。
以上の構成よりなる本発明を適用した橋梁用防護柵用支柱では、既設の地覆幅の狭い地覆コンクリート2において、埋設された鉄筋(図示せず。)に当たらない様に埋設されるアンカーボルト25に対して防護柵用支柱1のプレート3に貫設されるボルト挿通用穴22、22をアンカーボルト25に挿し入れてナット26によって締結固定されるものである。
次に、車道の反対側の地覆コンクリート2上面より突出したプレート3の下面に補助金具6を配置し、プレート3のボルト挿通用穴22、22と補助金具6のボルト締結用穴23、23にボルト・ナット5のボルトを挿通し、ボルト挿通用穴22、22内を車道側の前後へ移動させることによって補助金具6を反対側の地覆コンクリート2の側面に密着させて締結固定を行うものである。
なお、実施例1においてはプレート3のボルト挿通用穴22、22を長穴形状とするものであるが、例えば図5に示す様に、ボルト挿通用穴22、22を丸穴形状とし、補助金具6のボルト締結用穴23、23を地覆コンクリート2の長手方向に直交する長穴形状とすることも可能である。
また、アンカーボルト挿通用長穴21、21は必ずしも2個である必要性はなく、例えば図5に示す様に4個、あるいは6個(図示せず。)であっても良く、更にアンカーボルトが地覆コンクリート2内の埋設される既存の鉄筋(図示せず。)に対して当接しない様に調整可能とすべく地覆コンクリート2の長手方向に対して所定の角度を持った形状であっても構わない。
ここで、防護柵用支柱1の前部フランジ7に車両等の衝突による衝撃が加えられた場合には、防護柵用支柱1の後部フランジ8の下端に、車道側の反対方向に荷重が集中することになるがプレート3と補助金具6によって車道の反対側の地覆コンクリート2の背面部分が固定されることによって後方への倒壊を抑制することができる。
また、上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとのスリット20によって一定以上の衝突荷重が加わると、屈曲部10を支点として上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとのスリット20が圧壊して後部フランジ8が後方に屈曲することにより衝突エネルギーを吸収することになる。
<実施例2>
図6は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図7は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図8は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
図6は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図7は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図8は実施例2の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
ここで示す防護柵用支柱1は、地覆コンクリート2上に固定されるプレート3と、このプレート3上に立設される支柱本体4と、プレート3の車道の反対側端に溶接等によって固着される補助金具6とを有して構成されている。
また、支柱本体4は、車道に面する前部フランジ7と、この前部フランジ7の後方(車道とは反対側)に配置される後部フランジ8と、前部フランジ7と後部フランジ8との間に渡設されたウエブ9とを有して構成されている。
また、前部フランジ7は、その下端がプレート3の前部(車道側部)より垂直状に立ち上がり、下部中途よりプレート3の後部側(車道とは反対側)へ所定角度折り曲げられ、再び垂直状に立ち上げられた屈曲部10が形成されている。
ここで、前部フランジ7の上端には、上段のレール11を受けるための上段取付部12が形成されている。この上段取付部12は、レール11の外周面に沿う半円筒形状のレール受け部13により形成され、その略中央部には、ボルト挿通孔14が貫通されている。そして上段のレール11内にはスリーブ33が内包された状態でレール受け部13に嵌め合わせられ、レール11に穿孔された貫通孔15とレール受け部13のボルト挿通孔14とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって螺着されている。
更に、前部フランジ7の略中央部及び下部には、中段及び下段のレール11を受けるための中段取付部17A及び下段取付部17Bが設けられている。この中段取付部17A及び下段取付部17Bには、前部フランジ7の略中央部及び下部に貫設されたボルト挿通孔14の上下位置に、レール11の外周に係留される円柱状のレール係留部18が平行状に配置されている。また、レール11内にはスリーブ33が内包され、前部フランジ7に貫設されたボルト挿通孔14とレール11に穿孔された貫通孔15とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって締結することによりレール11の外周面がレール係留部18に係留した状態で螺着されている。
また、後部フランジ8はウエブ9の後端に沿って断面T字状に溶接等によって接合されている。この後部フランジ8の幅は、前部フランジ7に貫設されるレール受け部13のボルト挿通孔14、14との距離幅以下とされている。これにより後部フランジ8の後方よりそれぞれのレール11の固定ボルト19による締結が電動ドライバー等により支障なく行うことが可能となる。
更に、ウエブ9は前部フランジ7及び後部フランジ8の裏面の中央上下方向に沿って溶接等により接合され、その下端がプレート3上面に溶接により接合固着されている。
また、道路側に臨むプレート3のウエブ9の両側には、地覆コンクリート2の長手方向に対して直交方向にアンカーボルト挿通用長穴21、21が開口されている。
なお、補助金具6は、地覆コンクリート2の後部側面に密接する様にプレート3の下面に溶接等によって取り付けられ、更に補助金具6とプレート3の下面との間にリブ24、24が溶接固定されている。
ここで、補助金具6は、適宜長さのチャンネル部材27、27をプレート3の下面に溶接して構成されたり(図9(イ)参照)、適宜長さのアングル部材28、28をプレート3の下面に溶接して構成されたりする(図9(ロ)参照)。
また、図10に示す様に、アンカーボルト挿通用長穴21、21が地覆コンクリート2の長手方向に対して直交及び平行方向、所謂L字形状に開口されることにより、既存の地覆コンクリート2の長手方向に対して埋設された鉄筋(図示せず。)に当接してもアンカーボルト25の位置をずらすことができる。
なお、アンカーボルト挿通用長穴21、21は必ずしも2個である必要性はなく、例えば前記図5に示す様に4個、あるいは6個(図示せず。)であっても良く、更にアンカーボルトが地覆コンクリート2内の埋設される既存の鉄筋(図示せず。)に対して当接しない様に調整可能とすべく地覆コンクリート2の長手方向に対して所定の角度を持った形状であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明を適用した橋梁用防護柵用支柱では、地覆幅の狭い地覆コンクリート2において、アンカーボルト25に対して防護柵用支柱1のプレート3に貫設されるボルト挿通用長穴22、22をアンカーボルト25に挿し入れると共に、プレート3の下面に固着された補助金具6を反対側の地覆コンクリート2の側面に押し付ける様にしてアンカーボルト25に対して地覆コンクリート2の長手方向に直交状に開設されるボルト挿通用長穴22、22内に移動させてナット26によって締結固定するものである。
ここで、防護柵用支柱1の前部フランジ7に車両等の衝突による衝撃が加えられた場合には、防護柵用支柱1の後部フランジ8の下端に、車道側の反対方向に荷重が集中することになるがプレート3の補助金具6が地覆コンクリート2に密着された状態で車道の反対側の地覆コンクリート2の背面部分が固定されることによって後方への倒壊を抑制することができる。
<実施例3>
図11は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図12は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図13は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
図11は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図12は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図13は実施例3の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
ここで示す防護柵用支柱1は、地覆コンクリート2上に固定されるプレート3と、このプレート3上に立設される支柱本体4と、プレート3の車道の反対側端に溶接等によって固着される補助金具6とを有して構成されている。
また、支柱本体4は、車道に面する前部フランジ7と、この前部フランジ7の後方(車道とは反対側)に配置される後部フランジ8と、前部フランジ7と後部フランジ8との間に渡設されたウエブ9とを有して構成されている。
また、前部フランジ7は、その下端がプレート3の前部(車道側部)より垂直状に立ち上がり、下部中途よりプレート3の後部側(車道とは反対側)へ所定角度折り曲げられ、再び垂直状に立ち上げられた屈曲部10が形成されている。
ここで、前部フランジ7の上端には、上段のレール11を受けるための上段取付部12が形成されている。この上段取付部12は、レール11の外周面に沿う半円筒形状のレール受け部13により形成され、その略中央部には、ボルト挿通孔14が貫通されている。そして上段のレール11内にはスリーブ33が内包された状態でレール受け部13に嵌め合わせられ、レール11に穿孔された貫通孔15とレール受け部13のボルト挿通孔14とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって螺着されている。
更に、前部フランジ7の略中央部及び下部には、中段及び下段のレール11を受けるための中段取付部17A及び下段取付部17Bが設けられている。この中段取付部17A及び下段取付部17Bには、前部フランジ7の略中央部及び下部に貫設されるボルト挿通孔14の上下位置に、レール11の外周に係留される円柱状のレール係留部18が平行状に配置されている。また、レール11内にはスリーブ33が内包され、前部フランジ7に貫設されたボルト挿通孔14とレール11に穿孔された貫通孔15とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって締結することによりレール11の外周面がレール係留部18に係留した状態で螺着されている。
また、後部フランジ8はウエブ9の後端に沿って断面T字状に溶接等によって接合されている。この後部フランジ8の幅は、前部フランジ7に貫設されるレール受け部13のボルト挿通孔14、14との距離幅以下とされている。これにより後部フランジ8の後方よりそれぞれのレール11の固定ボルト19による締結が電動ドライバー等により支障なく行うことが可能となる。
更に、ウエブ9は前部フランジ7及び後部フランジ8の裏面の中央上下方向に沿って溶接等により接合され、その下端がプレート3上面に溶接により接合固着されている。
ここで、ウエブ9は上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとから構成され、下部ウエブ9Aはプレート3上面より前部フランジ7の屈曲部10の上端まで接合され、上部ウエブ9Bは下部ウエブ9Aと一定のスリット20を設けた状態で前部フランジ7の上端まで接合されている。
また、スリット20は、前部フランジ7から後部フランジ8に向けて拡径した状態をなす様にテーパー形状に形成されている。
更に、道路側に臨むプレート3の前部側には、地覆コンクリート2の長手方向に沿ってアンカーボルト挿通用長穴21、21が開口されている。
なお、補助金具6は、地覆コンクリート2の後部側面に密接する様にプレート3の下面に溶接等によって取り付けられ、更に補助金具6とプレート3の下面との間にリブ24、24が溶接固定されている。
ここで、補助金具6面に開口されたネジ穴(図示せず。)に押圧用ボルト30、30をねじ込んで貫通させ、その先端にナット26を螺着させる。なお、このナット26に押圧板部31が嵌合されることとなり、この押圧板部31のナット26と相対する面には、ナット26の回転を係止するための突条部32、32が形成されている。
そして、この突条部32、32間にナット26を嵌め入れて押圧用ボルト30を回転させることにより、押圧板部31が押圧用ボルト30の先端により地覆コンクリート2の後部側面に押し出される様にして圧着することとなり、補助金具6と地覆コンクリート2の後部側面との間に隙間を生じさせることなく強固に取付けることが可能となる。
そして、この突条部32、32間にナット26を嵌め入れて押圧用ボルト30を回転させることにより、押圧板部31が押圧用ボルト30の先端により地覆コンクリート2の後部側面に押し出される様にして圧着することとなり、補助金具6と地覆コンクリート2の後部側面との間に隙間を生じさせることなく強固に取付けることが可能となる。
なお、本実施例では補助金具と地覆コンクリートの後部側面との圧着を押圧用ボルトと押圧板部との組み合わせによる機構を詳述するものであるが、必ずしもこれに限定する必要性はなく、例えば押圧用ボルトのみでの圧着や押圧用ボルトの先端に押圧板部を遊嵌状に取付けた機構などであっても構わない。
また、プレートの前部側のアンカーボルト挿通用長穴は、地覆コンクリートの長手方向に沿って長穴形状とされているが、これは既存の地覆コンクリートを活用する場合には地覆コンクリートに埋設される鉄筋によってアンカーボルトの再設置の位置ずれに対応できる構成とするものである。
したがって、新設の地覆コンクリートの場合には、アンカーボルトの設置位置をアンカーボルト挿通用穴に合わせることが可能となるために、通常の真円とすることもできる。
したがって、新設の地覆コンクリートの場合には、アンカーボルトの設置位置をアンカーボルト挿通用穴に合わせることが可能となるために、通常の真円とすることもできる。
なお、アンカーボルト挿通用長穴21、21は必ずしも2個である必要性はなく、例えば前記図5に示す様に4個、あるいは6個(図示せず。)であっても良く、更にアンカーボルトが地覆コンクリート2内の埋設される既存の鉄筋(図示せず。)に対して当接しない様に調整可能とすべく地覆コンクリート2の長手方向に対して所定の角度を持った形状であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明を適用した橋梁用防護柵用支柱では、地覆幅の狭い既設の地覆コンクリート2において、アンカーボルト25に対して防護柵用支柱1のプレート3に貫設されるボルト挿通用長穴21、21をアンカーボルト25に挿し入れてナット26によって締結固定するものである。
更に、補助金具6に取付けられる押圧用ボルト30を回転させることにより、押圧板部31が押圧用ボルト30の先端により地覆コンクリート2の後部側面に押し出される様にして圧着することにより補助金具6と地覆コンクリート2の後部側面との間に隙間を生じさせることなく強固に取付けることが可能となる。
ここで、防護柵用支柱1の前部フランジ7に車両等の衝突による衝撃が加えられた場合には、防護柵用支柱1の後部フランジ8の下端に、車道側の反対方向に荷重が集中することになるがプレート3の補助金具6が地覆コンクリート2に密着された状態で車道の反対側の地覆コンクリート2の背面部分が固定されることによって後方への倒壊を抑制することができる。
更に、上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとのスリット20によって一定以上の衝突荷重が加わると、屈曲部10を支点として上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとのスリット20が圧壊して後部フランジ8が後方に屈曲することにより衝突エネルギーを吸収することになる。
<実施例4>
図14は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図15は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図16は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
図14は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための側面模式図、図15は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための平面模式図、図16は実施例4の防護柵用支柱の取付け状態を説明するための背面模式図である。
ここで示す防護柵用支柱1は、地覆コンクリート2上に固定されるプレート3と、このプレート3上に立設される支柱本体4と、プレート3の車道の反対側端にボルト・ナット5によって取り付けられる補助金具6とを有して構成されている。
支柱本体4は、車道Aに面する前部フランジ7と、この前部フランジ7の後方(車道とは反対側)に配置される後部フランジ8と、前部フランジ7と後部フランジ8との間に渡設されたウエブ9とを有して構成されている。
また、前部フランジ7は、その下端がプレート3の前部(車道側部)より垂直状に立ち上がり、下部中途よりプレート3の後部側(車道とは反対側)へ所定角度折り曲げられ、再び垂直状に立ち上げられた屈曲部10が形成されている。
ここで、前部フランジ7の上端には、上段のレール11を受けるための上段取付部12が形成されている。この上段取付部12は、レール11の外周面に沿う半円筒形状のレール受け部13により形成され、その略中央部には、ボルト挿通孔14が貫通されている。そして上段のレール11内にはスリーブ33が内包された状態でレール受け部13に嵌め合わせられ、レール11に穿孔された貫通孔15とレール受け部13のボルト挿通孔14とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって螺着されている。
更に、前部フランジ7の略中央部及び下部には、中段及び下段のレール11を受けるための中段取付部17A及び下段取付部17Bが設けられている。この中段取付部17A及び下段取付部17Bには、前部フランジ7の略中央部及び下部に貫設されるボルト挿通孔14の上下位置に、レール11の外周に係留される円柱状のレール係留部18が平行状に配置されている。また、レール11内にはスリーブ33が内包され、前部フランジ7に貫設されたボルト挿通孔14とレール11に穿孔された貫通孔15とスリーブ33に穿孔されたネジ孔34とを合わせた状態で固定ボルト16によって締結することによりレール11の外周面がレール係留部18に係留した状態で螺着されている。
また、後部フランジ8はウエブ9の後端に沿って断面T字状に溶接等によって接合されている。この後部フランジ8の幅は、前部フランジ7に貫設されるレール受け部13のボルト挿通孔14、14との距離幅以下とされている。これにより後部フランジ8の後方よりそれぞれのレール11の固定ボルト16による締結が電動ドライバー等により支障なく行うことが可能となる。
更に、ウエブ9は前部フランジ7及び後部フランジ8の裏面の中央上下方向に沿って溶接等により接合され、その下端がプレート3上面に溶接により接合固着されている。
ここで、ウエブ9は上部ウエブ9Aと下部ウエブ9Bとから構成され、下部ウエブ9Aはプレート3上面より前部フランジ7の屈曲部10の上端まで接合され、上部ウエブ9Bは下部ウエブ9Aと一定のスリット20を設けた状態で前部フランジ7の上端まで接合されている。
また、スリット20は、前部フランジ7から後部フランジ8に向けて拡径した状態をなす様にテーパー形状とされている。
また、道路側に臨むプレート3の前部側には、地覆コンクリート2の長手方向に沿ってアンカーボルト挿通用長穴21、21が開口されると共に、道路の反対側に臨むプレート3の後部側にはボルト挿通用穴22、22が開口されている。
ここで、補助金具6は、プレート3のボルト挿通用穴22、22間長さ以上とされ、かつプレート3幅長さ未満長さとされた鋼板を、その長さ方向に沿って略直角に折り曲げ、その上辺のプレート3のボルト挿通用穴22、22間長さ位置に、地覆コンクリート2の長手方向に直交する長穴形状のボルト締結用穴23、23が貫設されている。また、補助金具6の両側端にはリブ24、24が溶接固定されている。
更に、補助金具6の地覆コンクリート2の道路の反対側A面に臨む個所にアンカーボルト挿通用長穴22A、22Aが開口されている。
ここで、補助金具6はプレート3のボルト挿通用穴22、22と補助金具6のボルト締結用穴23、23にボルト・ナット5のボルトが挿通され、補助金具6を地覆コンクリート2の道路の反対側面に押し当てる様に密着させてボルト挿通用穴22、22内を移動調整してボルト・ナット5のナットによって締結固定されている。
以上の構成よりなる本発明を適用した橋梁用防護柵用支柱では、既設の地覆幅の狭い地覆コンクリート2において、埋設された鉄筋(図示せず。)に当たらない様に埋設されるアンカーボルト25に対して防護柵用支柱1のプレート3に貫設されるボルト挿通用穴22、22をアンカーボルト25に挿し入れてナット26によって締結固定されるものである。
次に、車道の反対側の地覆コンクリート2上面より突出したプレート3の下面に補助金具6を配置し、地覆コンクリート2の反対側面Aに埋設されるアンカーボルト25Aにアンカーボルト挿通用長穴22A、22Aを挿通してナット26Aを螺着させると共に、プレート3のボルト挿通用穴22、22と補助金具6のボルト締結用穴23、23にボルト・ナット5のボルトを挿通し、ボルト締結用穴22、22を車道側の前方へ移動させることによって補助金具6を反対側の地覆コンクリート2の側面に密着させてボルト・ナット5及びナット26Aによって補助金具6の締結固定を行うものである。
なお、実施例4においては補助金具6のボルト挿通用穴22、22を長穴形状とするものであるが、実施例1の図2に示す様にプレート3のボルト挿通用穴22、22を長穴形状とし、補助金具6のボルト締結用穴23、23をボルトが挿通できる丸形状とすることも可能である。
また、アンカーボルト挿通用長穴21、21は必ずしも2個である必要性はなく、例えば前記図5に示す様に4個、あるいは6個(図示せず。)であっても良く、更にアンカーボルトが地覆コンクリート2内の埋設される既存の鉄筋(図示せず。)に対して当接しない様に調整可能とすべく地覆コンクリート2の長手方向に対して所定の角度を持った形状であっても構わない。
1 防護柵用支柱
2 地覆コンクリート
3 プレート
4 支柱本体
5 締結部材
6 補助金具
7 前部フランジ
8 後部フランジ
9 ウエブ
9A 上部ウエブ
9B 下部ウエブ
10 屈曲部
11 レール
12 上段取付部
13 レール受け部
14 ボルト挿通孔
15 貫通孔
16 固定ボルト
17A 中段取付部
17B 下段取付部
18 レール係留部
20 スリット
21、21A アンカーボルト挿通用長穴
22 ボルト挿通用穴
23 ボルト締結用穴
24 リブ
25、25A アンカーボルト
26、26A ナット
27 チャンネル部材
28 アングル部材
30 押圧用ボルト
31 押圧板部
32 突条部
33 スリーブ
34 ネジ孔
2 地覆コンクリート
3 プレート
4 支柱本体
5 締結部材
6 補助金具
7 前部フランジ
8 後部フランジ
9 ウエブ
9A 上部ウエブ
9B 下部ウエブ
10 屈曲部
11 レール
12 上段取付部
13 レール受け部
14 ボルト挿通孔
15 貫通孔
16 固定ボルト
17A 中段取付部
17B 下段取付部
18 レール係留部
20 スリット
21、21A アンカーボルト挿通用長穴
22 ボルト挿通用穴
23 ボルト締結用穴
24 リブ
25、25A アンカーボルト
26、26A ナット
27 チャンネル部材
28 アングル部材
30 押圧用ボルト
31 押圧板部
32 突条部
33 スリーブ
34 ネジ孔
Claims (7)
- 橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、
車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、
前記プレートに開設されたボルト挿通用穴と、
該ボルト挿通用穴と締結部材により連結することで前記プレートの下面に配置可能に構成されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える
防護柵用支柱。 - 前記ボルト挿通用穴は、前記地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びた長穴形状である
請求項1に記載の防護用支柱。 - 橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、
車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、
前記プレートに、前記地覆コンクリートの長手方向と略直交する方向に長く延びて開設されたアンカーボルト挿通用穴と、
前記プレートの下面に固着されると共に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に圧接可能に構成された補助金具とを備える
防護柵用支柱。 - 前記補助金具は、前記地覆コンクリートの車道の反対側に面する箇所にアンカーボルト挿通用穴が開設された
請求項1、請求項2または請求項3に記載の防護柵用支柱。 - 橋梁の地覆コンクリート上に固定されるプレートと、
車道側に面する前部フランジと、該前部フランジの車道とは反対側に配置された後部フランジと、前記前部フランジと前記後部フランジを連結するウエブを有すると共に、前記プレート上に立設された支持本体と、
前記プレートの下面に、前記地覆コンクリートの車道の反対側面に対峙して固着された補強金具と、
該補強金具に貫通螺着された押圧ボルトとを備える
防護柵用支柱。 - 前記押圧用ボルトは、その先端に押圧板部が設けられた
請求項5に記載の防護柵用支柱。 - 前記ウエブは、同ウエブを上下に分割するスリットが少なくとも1個以上設けられた
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6に記載の防護柵用支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010031111A JP2011007033A (ja) | 2009-05-22 | 2010-02-16 | 防護柵用支柱 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009123858 | 2009-05-22 | ||
JP2010031111A JP2011007033A (ja) | 2009-05-22 | 2010-02-16 | 防護柵用支柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011007033A true JP2011007033A (ja) | 2011-01-13 |
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ID=43563973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010031111A Pending JP2011007033A (ja) | 2009-05-22 | 2010-02-16 | 防護柵用支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011007033A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011157715A (ja) * | 2010-01-30 | 2011-08-18 | Sekisui Jushi Co Ltd | 防護柵 |
JP2013256777A (ja) * | 2012-06-12 | 2013-12-26 | Daikure Co Ltd | 床版拡幅用ユニット |
JP2014141878A (ja) * | 2014-03-29 | 2014-08-07 | Sekisui Jushi Co Ltd | 防護柵 |
JP2016142051A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 防護柵 |
CN109944193A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-06-28 | 施宝明 | 一种双防护公路弹簧缓冲护栏 |
JP2020084645A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | エフエムレーリング株式会社 | 防護柵用支柱、及び防護柵 |
CN111945628A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-11-17 | 华蓝设计(集团)有限公司 | 一种可修复的装配式组合防撞护栏及其施工方法 |
CN113356047A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-09-07 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 组合式桥梁防撞护栏立柱结构及其安装方法 |
-
2010
- 2010-02-16 JP JP2010031111A patent/JP2011007033A/ja active Pending
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