JP5422344B2 - 既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具 - Google Patents

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本発明は、既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具に関する。詳しくは既設の橋梁における設置幅の狭い地覆コンクリートへの取替え用としての橋梁用防護柵支柱を地覆コンクリートの背面に取付けるための支持具に係るものである。
橋梁用防護柵は、自動車が誤って衝突しても、乗車人及び車の安全を図ると共に、その車体が車道の外に飛び出す事態を防ぐため、衝突エネルギーを吸収すると共に、破断しないことが求められている。
従来の橋梁用防護柵は、例えば特許文献1に記載されている。具体的には、図10に示すように、地覆コンクリート103内に埋め込まれたアンカーボルト105を支柱101のベースプレート102の四隅に形成された長穴(図示せず)に差し込み、ナット106で締結することによって支柱101を固定する橋梁用防護柵が記載されている。
ところで、既設のトラス橋等の橋梁は一般に地覆コンクリート幅が狭く、防護柵の取替時に地覆コンクリート幅の拡幅のニーズがあるものの、地覆コンクリートの拡幅は容易では無かった。
即ち、橋梁の道路側に地覆コンクリートの拡幅を行った場合には、道路幅が狭くなり車両の通行の障害となってしまう。一方、橋梁の外側(道路とは反対側)に地覆コンクリートの拡幅を行った場合には、トラス構造物の斜材や垂直材に当接するなどの障害となってしまう。そのため、上述の様に、地覆コンクリートの拡幅は容易ではなく、幅は狭いものの現状の地覆コンクリート幅のままで防護柵の取替えが行われていた。
ここで、既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例として、例えば特許文献2に記載されている。
特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図11(図11(イ)は地覆コンンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置例を説明するための側面図を示し、図11(ロ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置状態を説明するための平面図を示す。)に示すように、地覆コンクリート110に埋め込まれた2本のアンカーボルト111に対して地覆コンクリート110の後方へ張出した状態で支柱接合プレート112を設置している。なお、この支柱接合プレート112の底面には、地覆コンクリート110の壁面に当接する支持板113が直角状に突設され、更に支持板113と支柱接合プレート112の後端に渡って補強リブ114が設けられている。また、支柱接合プレート112の前部側にはアンカーボルト111が挿通可能としたアンカーボルト挿通用長穴115が貫設されている。
ここで、特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図11(ロ)で示すように、支柱接合プレート112の前部側に貫設されるアンカーボルト挿通用長穴115をアンカーボルト111に挿通した状態で地覆コンクリート110上に設置することによって、支柱接合プレート112は、地覆コンクリート110後方に張出した状態で設置されることとなる。更に、支柱接合プレート112上に、支柱116のプレート板117を積重し、ボルト・ナットなどの締結部材118によって接合することによって支柱116を地覆コンクリート110上に固定することが可能となる。
特開2002−294632号公報
特開2008−223332号公報
ところで、支柱のプレート板に貫設されるアンカーボルト挿通用穴の位置は予め決まっており、アンカーボルト挿通用穴に対応するアンカーボルトが、既設の地覆コンクリート内に埋設された鉄筋に当接しない様にする必要がある。そして、そのためには、既設の地覆コンクリート内に埋設された鉄筋に当接しない位置に穿孔してアンカーボルトを埋め込む必要があり、穿孔の際に超音波装置等によって鉄筋の位置を確かめながら作業を進める必要があるために、非常に煩雑な作業が要求されることとなる。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、防護柵の取替作業の容易化を実現することが可能な既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具は、地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、前記地覆コンクリートの長手方向に沿ったアンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成される共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備える。
ここで、地覆コンクリートの車道とは反対側に面する接合プレートに地覆コンクリートの長手方向に沿ったアンカーボルト挿通用穴が開設されたことによって、アンカーボルト設置位置を地覆コンクリートの長手方向に移動させることができ、鉄筋に当接することなくアンカーボルトを埋設することが極めて容易になる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具は、地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、前記地覆コンクリートの長手方向に対して傾斜角をもったアンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成される共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備える。
ここで、地覆コンクリートの車道とは反対側に面する接合プレートに地覆コンクリートの長手方向に対して傾斜角をもったアンカーボルト挿通用穴が開設されたことによって、アンカーボルト設置位置を地覆コンクリートの任意方向に移動させることができ、鉄筋に当接することなくアンカーボルトを埋設することが極めて容易になる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具は、地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、前記地覆コンクリートの長手方向に沿って開設された第1のアンカーボルト挿通用穴と、前記地覆コンクリートの長手方向に対して傾斜角をもった第2のアンカーボルト挿通用穴とを有する接合プレートと、前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成される共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備える。
ここで、地覆コンクリートの車道とは反対側に面する接合プレートに、地覆コンクリートの長手方向に沿った第1のアンカーボルト挿通用穴と、地覆コンクリートの長手方向に対して傾斜をもった第2のアンカーボルト挿通用穴が開設されたことによって、アンカーボルト設置位置を地覆コンクリートの長手方向および任意方向に移動させることができ、鉄筋に当接することなくアンカーボルトを埋設することが極めて容易になる。
また、支柱プレート接合板が、車道方向及び車道とは反対方向の双方向へ突設形成されることによって、地覆コンクリートの上面に支柱プレート接合板の一部を係着させた状態で支柱プレート接合板上に橋梁用防護支柱を立設することが可能となる。
本発明の既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具によれば、防護柵の取替作業の容易化を実現することが可能となる。
実施例1の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。 実施例1の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートの取り付け状態を説明するための模式図である。 実施例1の橋梁用防護柵支柱におけるアンカーボルトの設置工程を説明するための模式図である。 実施例2の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。 実施例2の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートの取り付け状態を説明するための模式図である。 実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。 実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートの取り付け状態を説明するための模式図である。 実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートの取り付け状態を説明するための模式図である。 変形例を説明するための模式図(1)である。 変形例を説明するための模式図(2)である。 従来の橋梁用防護柵支柱の取り付けの一例を説明するための模式図である。 従来の地覆コンクリート幅の狭い場所における橋梁用防護柵用支柱の取り付け例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
<実施例1>
図1は、実施例1の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
ここで示す橋梁用防護柵支柱用支持具1は、ダクタイル鋳鉄、あるいは鋼、アルミニウム、ステンレスなどにより形成され、地覆コンクリート10の車道とは反対側面(以下、「後面11」と称する。)に面する接合プレート2と、この接合プレート2の上端に車道とは反対方向に略直角状に突設された支柱プレート接合板3と、接合プレート2と支柱プレート接合板3との間に設けられる補強用リブ4とを有する構成とされている。
また、接合プレート2には、地覆コンクリート10の長手方向に沿った長穴形状とされたアンカーボルト挿通用穴5が、接合プレート2の上下位置に配列された構成とされている。
また、支柱プレート接合板3には、橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14に相応する位置に、ボルト挿通穴6がそれぞれ貫設されると共に、その裏面側にナット23が溶接等によって固着され、このボルト挿通穴6と橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14とを合わせて締結ボルト15によってプレート板13と支柱プレート接合板3が重なるようにして締結することにより橋梁用防護柵支柱12の取り付けが行われる構成とされている。
次に、本発明の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートを既設の地覆コンクリートに取り付ける方法について、図2(図2(イ)〜図2(ハ)はそれぞれ異なる接合プレートの例を示している)を参酌しながら説明をする。なお、既設の地覆コンクリート10内には、横筋20と縦筋21が埋設されている。
接合プレート2を取り付けるにあたっては、先ず、横筋20に対して接合プレート2のアンカーボルト挿通用穴5が上下方向(垂直方向)にずれた状態となる様に、接合プレート2の上下方向(垂直方向)における取り付け位置を決定する。
次に、接合プレート2のアンカーボルト挿通穴5の縁取り内にて縦筋21に当接しない位置を決定する。例えば、所定の穿孔位置で縦筋21に当接した場合には、穿孔位置を左右方向に移動させて再度穿孔するといった具合にして縦筋21に当接しない穿孔位置を決定する。
穿孔位置が決定すると、図3(イ)に示すように、地覆コンクリート10の後面11の穿孔位置(アンカーボルトの埋設位置)に電動ハンマードリル19を用いてアンカーボルト設置穴16を穿孔する。次に、図3(ロ)に示すように、アンカーボルト設置穴16内を清掃した後、アンカーボルト設置穴16内に撹拌により硬化するカプセル状の樹脂製硬化剤17を挿入する。続いて、アンカーボルト18を電動ハンマードリル19に装着して回転及び打撃して樹脂製硬化剤17を撹拌及び混合しながらアンカーボルト設置穴16底面に到達するまで埋め込むことにより、図3(ハ)に示すように、地覆コンクリート10の後面11にアンカーボルト18を突出した状態で取り付ける。
その後、地覆コンクリート10の後面11に取り付けられたアンカーボルト18に接合プレート2の取り付けを行う。
<実施例2>
図4は、実施例2の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
ここで示す橋梁用防護柵支柱用支持具1は、ダクタイル鋳鉄、あるいは鋼、アルミニウム、ステンレスなどにより形成され、地覆コンクリート10の後面11に面する接合プレート2と、この接合プレート2の上端に車道とは反対方向に略直角状に突設された支柱プレート接合板3と、接合プレート2と支柱プレート接合板3との間に設けられる補強用リブ4とを有する構成とされている。
また、接合プレート2には、地覆コンクリート10の長手方向に対して傾斜角をもった長穴形状のアンカーボルト挿通用穴5が、接合プレート2の上下位置に配列された構成とされている。
また、支柱プレート接合板3には、橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14に相応する位置に、ボルト挿通穴6がそれぞれ貫設されると共に、その裏面側にナット23が溶接等によって固着され、このボルト挿通穴6と橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14とを合わせて締結ボルト15によってプレート板13と支柱プレート接合板3が重なるようにして連結することにより橋梁用防護柵支柱12の取り付けが行われる構成とされている。
次に、本発明の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートを既設の地覆コンクリートに取り付ける方法について、図5を参酌しながら説明をする。なお、既設の地覆コンクリート10内には、横筋20と縦筋21が埋設されている。
接合プレート2を取り付けるにあたっては、先ず、横筋20に対して接合プレート2の取り付け位置を決定する。
次に、接合プレート2のアンカーボルト挿通穴5の縁取り内にて横筋20および縦筋21に当接しない位置を決定する。例えば、所定の穿孔位置で横筋20若しくは縦筋21に当接した場合には、穿孔位置を斜め方向に移動させて再度穿孔するといった具合にして横筋20及び縦筋21に当接しない穿孔位置を決定する。
穿孔位置が決定すると、上記した実施例1と同様にして、アンカーボルト18の取り付けを行い、その後、地覆コンクリート10の後面11に取り付けられたアンカーボルト18に接合プレート2の取り付けを行う。
<実施例3>
図6は、実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
ここで示す橋梁用防護柵支柱用支持具1は、ダクタイル鋳鉄、あるいは鋼、アルミニウム、ステンレスなどにより形成され、地覆コンクリート10の後面11に面する接合プレート2と、この接合プレート2の上端に車道とは反対方向に略直角状に突設された支柱プレート接合板3と、接合プレート2と支柱プレート接合板3との間に設けられる補強用リブ4とを有する構成とされている。
また、接合プレート2には、地覆コンクリート10の長手方向に沿って開設された第1のアンカーボルト挿通用穴5Aと、地覆コンクリート10の長手方向に対して傾斜角をもって開設された第2のアンカーボルト挿通用穴5Bを有している。
また、支柱プレート接合板3には、橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14に相応する位置に、ボルト挿通穴6がそれぞれ貫設されると共に、その裏面側にナット23が溶接等によって固着され、このボルト挿通穴6と橋梁用防護柵支柱12のプレート板13に貫設されたボルト締結穴14とを合わせて締結ボルト15によってプレート板13と支柱プレート接合板3が重なるようにして締結することにより橋梁用防護柵支柱12の取り付けが行われる構成とされている。
次に、本発明の橋梁用防護柵支柱用支持具の接合プレートを既設の地覆コンクリートに取り付ける方法について、図7(図7(イ)〜図7(ホ)はそれぞれ異なる接合プレートの例を示している)を参酌しながら説明をする。なお、既設の地覆コンクリート10内には、横筋20と縦筋21が埋設されている。
接合プレート2を取り付けるにあたっては、先ず、横筋20に対して接合プレート2のアンカーボルト挿通用穴5Aが上下方向(垂直方向)にずれた状態となる様に、接合プレート2の上下方向(垂直方向)における取り付け位置を決定する。
次に、接合プレート2のアンカーボルト挿通用穴5Aの縁取り内にて縦筋21に当接しない位置を決定する。例えば、所定の穿孔位置で縦筋21に当接した場合には、穿孔位置を左右方向に移動させて再度穿孔するといった具合にして縦筋21に当接しない穿孔位置を決定する。
また、接合プレート2のアンカーボルト挿通用穴5Bの縁取り内にて横筋20及び縦筋21に当接しない位置を決定する。例えば、所定の穿孔位置で横筋20若しくは縦筋21に当接した場合には、穿孔位置を移動させて再度穿孔するといった具合にして横筋20及び縦筋21に当接しない穿孔位置を決定する。
穿孔位置が決定すると、上記した実施例1と同様にして、アンカーボルト18の取り付けを行い、その後、地覆コンクリート10の後面11に取り付けられたアンカーボルト18に接合プレート2の取り付けを行う。
<変形例>
上記した実施例1〜実施例3では、アンカーボルト挿通用穴5の形状を、アンカーボルト18と比較して大きく形成し、単一のアンカーボルト挿通用穴5の縁取り内でアンカーボルト18の位置を決める場合を例に挙げて説明を行っている。しかし、既設の地覆コンクリート10内に配筋された横筋20や縦筋21と当接しない位置にアンカーボルト挿通用穴5が位置すれば充分であり、図8で示す様に、アンカーボルト18と略同一大きさの複数のアンカーボルト挿通用穴5を形成し、横筋20や縦筋21と当接しないアンカーボルト挿通用穴5を選択可能な構成としても良い。
また、上記した実施例1〜実施例3では、地覆コンクリート10の上面には支柱プレート接合板3が載置されていない場合を例に挙げて説明を行っているが、図9で示す様に、地覆コンクリート10の上面22に支柱プレート接合板3を載置した構成としても良い。なお、図9で示す様な構成を採用することによって、橋梁用防護柵支柱12をより安定した状態で立設することが可能となる。
上記した実施例1〜実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具では、接合プレート2の取り付け位置を決定した後に穿孔位置を決定することができるために、防護柵の取替作業の容易化が実現する。
即ち、従来は接合プレート2の取り付け位置を決定する前に穿孔位置を決定する必要があったために、超音波装置等によって鉄筋の位置を確かめなければならず、極めて煩雑な作業が要求されていた。これ対して、実施例1〜実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具では、接合プレート2の取り付け位置を決定した後に穿孔位置を決定することができるために、防護柵の取替作業の容易化が実現するのである。
1 橋梁用防護柵支柱用支持具
2 接合プレート
3 支柱プレート接合板
4 補強用リブ
5、5A、5B アンカーボルト挿通用穴
6 ボルト挿通穴
10 地覆コンクリート
11 後面
12 橋梁用防護柵支柱
13 プレート板
14 ボルト締結穴
15 締結ボルト
16 アンカーボルト設置穴
17 樹脂製硬化剤
18 アンカーボルト
19 電動ハンマードリル
20 横筋
21 縦筋
22 上面
23 ナット

Claims (4)

  1. 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
    前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
    前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
    前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
    前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された一方の長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対して傾斜角をもって形成された他方の長穴とされた
    既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。
  2. 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
    前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
    前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
    前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
    前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対してV字形状、あるいはX字形状に形成された穴とされた
    既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。
  3. 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
    前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
    前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
    前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
    前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された一方の長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対して略直角状に複数の列をなすように形成された他方の長穴とされた
    既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。
  4. 前記支柱プレート接合板は、車道方向及び車道とは反対方向の双方向へ突設された
    請求項1、請求項2、または請求項3に記載の既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。
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