JP5422344B2 - 既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具 - Google Patents
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Description
即ち、橋梁の道路側に地覆コンクリートの拡幅を行った場合には、道路幅が狭くなり車両の通行の障害となってしまう。一方、橋梁の外側(道路とは反対側)に地覆コンクリートの拡幅を行った場合には、トラス構造物の斜材や垂直材に当接するなどの障害となってしまう。そのため、上述の様に、地覆コンクリートの拡幅は容易ではなく、幅は狭いものの現状の地覆コンクリート幅のままで防護柵の取替えが行われていた。
特許文献2に記載された既設の橋梁用防護柵の取替えにおける防護柵用支柱の設置例では、図11(図11(イ)は地覆コンンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置例を説明するための側面図を示し、図11(ロ)は地覆コンクリート幅が狭い場合の橋梁用防護柵の設置状態を説明するための平面図を示す。)に示すように、地覆コンクリート110に埋め込まれた2本のアンカーボルト111に対して地覆コンクリート110の後方へ張出した状態で支柱接合プレート112を設置している。なお、この支柱接合プレート112の底面には、地覆コンクリート110の壁面に当接する支持板113が直角状に突設され、更に支持板113と支柱接合プレート112の後端に渡って補強リブ114が設けられている。また、支柱接合プレート112の前部側にはアンカーボルト111が挿通可能としたアンカーボルト挿通用長穴115が貫設されている。
<実施例1>
図1は、実施例1の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
図4は、実施例2の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
図6は、実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具を説明するための模式図である。
上記した実施例1〜実施例3では、アンカーボルト挿通用穴5の形状を、アンカーボルト18と比較して大きく形成し、単一のアンカーボルト挿通用穴5の縁取り内でアンカーボルト18の位置を決める場合を例に挙げて説明を行っている。しかし、既設の地覆コンクリート10内に配筋された横筋20や縦筋21と当接しない位置にアンカーボルト挿通用穴5が位置すれば充分であり、図8で示す様に、アンカーボルト18と略同一大きさの複数のアンカーボルト挿通用穴5を形成し、横筋20や縦筋21と当接しないアンカーボルト挿通用穴5を選択可能な構成としても良い。
即ち、従来は接合プレート2の取り付け位置を決定する前に穿孔位置を決定する必要があったために、超音波装置等によって鉄筋の位置を確かめなければならず、極めて煩雑な作業が要求されていた。これ対して、実施例1〜実施例3の橋梁用防護柵支柱用支持具では、接合プレート2の取り付け位置を決定した後に穿孔位置を決定することができるために、防護柵の取替作業の容易化が実現するのである。
2 接合プレート
3 支柱プレート接合板
4 補強用リブ
5、5A、5B アンカーボルト挿通用穴
6 ボルト挿通穴
10 地覆コンクリート
11 後面
12 橋梁用防護柵支柱
13 プレート板
14 ボルト締結穴
15 締結ボルト
16 アンカーボルト設置穴
17 樹脂製硬化剤
18 アンカーボルト
19 電動ハンマードリル
20 横筋
21 縦筋
22 上面
23 ナット
Claims (4)
- 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された一方の長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対して傾斜角をもって形成された他方の長穴とされた
既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。 - 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対してV字形状、あるいはX字形状に形成された穴とされた
既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。 - 地覆コンクリートの車道とは反対側に面すると共に、アンカーボルト挿通用穴が開設された接合プレートと、
前記接合プレートの上端に、車道とは反対方向へ略直角状に突設形成されると共に、ボルト挿通穴が開設された支柱プレート接合板と、
前記接合プレートと前記支柱プレート接合板との間に設けられる補強用リブとを備え、
前記接合プレートに開設されたアンカーボルト挿通用穴は、
前記地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の上部の横筋に対して軸線が略平行状となるように形成された一方の長穴と、同地覆コンクリートの橋軸方向に沿って配筋された車道の反対側の下部の横筋に対して略直角状に複数の列をなすように形成された他方の長穴とされた
既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。 - 前記支柱プレート接合板は、車道方向及び車道とは反対方向の双方向へ突設された
請求項1、請求項2、または請求項3に記載の既設の地覆コンクリートにおける橋梁用防護柵支柱用支持具。
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