JP6376021B2 - 剛性防護柵への外装板の取り付け構造 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施形態に係る剛性防護柵への外装板の取り付け構造40の下地構造10を示す横断面図(道路の延びる方向と直交する面で切断した断面図)であり、図2は下地構造10の頂部梁部材11のうちの頂部鋼材12を剛性防護柵90の延びる方向から見た拡大側面図であり、図3は下地構造10の頂部梁部材11を上方から見た上面図であり、図4は下地構造10の高さ調整機構を剛性防護柵90の延びる方向から見た拡大側面図であり、図5は下地構造10の下部水平鋼材20をその長手方向と直交する方向から見た側面図であり、図6は下地構造10の枠体22を道路と反対側から見た側面図である。
図7は本発明の実施形態に係る剛性防護柵への外装板の取り付け構造40を示す横断面図(道路の延びる方向と直交する面で切断した断面図)であり、図8は、取り付け構造40の頂部(図7のVIII部)を拡大して示す横断面図(道路の延びる方向と直交する面で切断した断面図)であり、図9は、取り付け構造40の反道路側の下端部(図7のIX部)を拡大して示す横断面図(道路の延びる方向と直交する面で切断した断面図)であり、図10は、取り付け構造40の道路側の下端部(図7のX部)を拡大して示す横断面図(道路の延びる方向と直交する面で切断した断面図)である。
以上説明してきた実施形態に係る取り付け構造40およびその下地構造10では、適用対象の剛性防護柵90を直壁型(柵の両側面が地面に対して90度の垂直面である剛性防護柵)としたが、本発明の適用対象となり得る剛性防護柵は直壁型に限られず、柵の側面が地面に対して傾斜していている剛性防護柵(例えば、柵の側面が傾斜面である単スロープ型やフロリダ型の剛性防護柵)であっても本発明の適用対象となり得る。
11…頂部梁部材
12…頂部鋼材
12A…ウェブ部
12B…道路側フランジ部
12C…反道路側フランジ部
12D…補強部
12E…貫通孔
12F、12G、20D、50A、50C…長孔
14…上部水平鋼材
14A…水平方向の板状部
14B…上下方向の板状部
14C…上部水平鋼材連結部
14D、16A、20E、50B、50D、52A、54A…ボルト
16B…ナット
18…吊鋼材
20…下部水平鋼材
20A…対向板状部
20B…下部水平鋼材連結部
20C…リブプレート
22…枠体
30、82…アンカー
30A…押え金具
32…連結部補強用鋼板
34、36A、38、62…取り付け用ボルト
36、37、60…取り付け用折り曲げ鋼板
40…取り付け構造
42…外装板
44…第1の外装板
44A…水切り構造
44B…突起部
44C…傾斜部
44D…鉛直部
46…第2の外装板
48…リング
50、52、54…連結用鋼板
56…溶接ナット
58…高さ調整用ボルト
90…剛性防護柵
90A…頂部
92…地覆
94…床版
Claims (18)
- 道路に沿って立設された剛性防護柵への外装板の取り付け構造であって、該剛性防護柵の頂部に設けられて前記道路に沿う方向に延びる頂部梁部材と、該頂部梁部材に取り付けられた外装板と、を備えてなり、
前記頂部梁部材は、
前記剛性防護柵の頂部の両側面を挟み込むように対向する挟み込み部と、
前記剛性防護柵の頂部よりも上方に配置されて前記対向する挟み込み部同士を連結する連結部と、
前記連結部よりも上方に立設されて前記道路に沿う方向に延び、かつ、前記連結部に連結されている立設部と、
を有し、
かつ、前記頂部梁部材は、前記剛性防護柵の頂部に埋め込まれたアンカーによって前記剛性防護柵に取り付けられており、
前記外装板は前記立設部に取り付けられていて、前記剛性防護柵の側面および上面のうち少なくとも側面に沿うように配置されていることを特徴とする剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記頂部梁部材は、第1の梁部材および第2の梁部材を備えてなり、前記第1の梁部材は上下方向の板状部および水平方向の板状部を有し、前記第2の梁部材は上下方向の板状部および水平方向の板状部を有し、
前記頂部梁部材の前記挟み込み部は、前記第1の梁部材の前記上下方向の板状部および前記第2の梁部材の前記上下方向の板状部を有してなり、
前記頂部梁部材の前記連結部は、前記第1の梁部材の前記水平方向の板状部および前記第2の梁部材の前記水平方向の板状部の少なくとも一部を有してなることを特徴とする請求項1に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記頂部梁部材は、第1の梁部材および第2の梁部材を備えてなり、前記第1の梁部材は前記剛性防護柵の両側面のうちの一方の側面に沿う板状部および水平方向の板状部を有し、また、前記第2の梁部材は前記剛性防護柵の両側面のうちの他方の側面に沿う板状部および水平方向の板状部を有し、
前記頂部梁部材の前記挟み込み部は、前記第1の梁部材の前記一方の側面に沿う板状部および前記第2の梁部材の前記他方の側面に沿う板状部を有してなり、
前記頂部梁部材の前記連結部は、前記第1の梁部材の前記水平方向の板状部および前記第2の梁部材の前記水平方向の板状部の少なくとも一部を有してなることを特徴とする請求項1に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記アンカーは前記剛性防護柵の頂部に1列に設けられており、かつ、隣り合う前記アンカー同士の間隔は500mm以上1500mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記連結部には、前記剛性防護柵の延びる方向に長くなっている長孔が上下方向に貫通するように設けられており、前記アンカーは前記長孔を挿通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記連結部よりも上方に立設されて、かつ、前記道路に沿う方向と略直交するように配置された板状の補強部をさらに有し、該板状の補強部は前記連結部および前記立設部と連結されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記板状の補強部には前記道路に沿う方向と略平行な方向に貫通孔が設けられており、該貫通孔にはワイヤが挿通されていることを特徴とする請求項6に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記連結部には上下方向に移動可能な高さ調整部材が取り付けられており、該高さ調整部材の下端は前記連結部の下端よりも下方に突出可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記高さ調整部材はボルトであることを特徴とする請求項8に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記頂部梁部材は、前記剛性防護柵の延びる方向に分割して切り離すことができ、かつ、交換可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記頂部梁部材は鋼製であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記外装板は、前記剛性防護柵の外側面に沿う面を有する第1の外装板と、前記剛性防護柵の内側面に沿う面を有する第2の外装板と、に分割されており、
一方、前記剛性防護柵への外装板の取り付け構造は、さらに、
前記剛性防護柵の外側面に沿って配置されており、かつ、上部が前記頂部梁部材と連結されている複数の吊部材と、
複数の前記吊部材の下部に取り付けられており、かつ、水平方向に延びる下部水平部材と、
を備え、
前記頂部梁部材、前記複数の吊部材、および前記下部水平部材は、長方形状の枠体を形成しており、
前記外装板のうち、前記第1の外装板は、前記長方形状の枠体の外側に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記長方形状の枠体の外側に取り付けられた前記第1の外装板は、その上端部が前記連結部よりも上方に達しており、前記連結部よりも上方に達している前記上端部のうちの少なくとも一部の部位は前記剛性防護柵の側へ折り曲げられており、
前記剛性防護柵の側へ折り曲げられた前記部位の上側の面にはリング状の部材が設けられており、該リング状の部材にはワイヤが挿通されていることを特徴とする請求項12に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記長方形状の枠体の外側に取り付けられた前記第1の外装板は、その下端部に水切り構造をさらに有し、
該水切り構造は、
前記第1の外装板のうちの前記剛性防護柵の外側面に沿う部位の最下部と連結していて下方に突起した突起部と、
前記突起部と連結していて前記剛性防護柵の側へ斜め下方に延びる傾斜部と、
前記傾斜部の最下部と連結していて略鉛直方向下向きに延びる鉛直部と、
を有していることを特徴とする請求項12または13に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記第1の外装板は、前記剛性防護柵の延びる方向に分割して切り離すことができ、かつ、交換可能であることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記複数の吊部材および前記下部水平部材は、いずれも鋼製であることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
- 前記剛性防護柵は、前記道路に沿って設けられた地覆上に立設されており、
一方、前記外装板は、前記剛性防護柵の外側面に沿う面を有する第1の外装板と、前記剛性防護柵の内側面に沿う面を有する第2の外装板と、に分割されており、
前記外装板のうち、前記第2の外装板は、前記頂部梁部材の前記立設部に取り付けられているとともに、前記地覆の上面にも取り付けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。 - 前記第2の外装板は、前記剛性防護柵の延びる方向に分割して切り離すことができ、かつ、交換可能であることを特徴とする請求項17に記載の剛性防護柵への外装板の取り付け構造。
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