JP2011005654A - 昇華性熱転写記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】一部に設けられている帯電防止層が印画の際に剥離せず、しかも印画時に発生する静電気に起因する印画不良が生じないで熱転写記録が行われるようにしたことを特徴とする昇華性熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】基材シートの一方の面には耐熱性樹脂層が少なくとも設けられ、他方の面には帯電防止層を介して色相の異なる複数の昇華性熱転写染料層が面順次で少なくとも設けられてなる昇華性熱転写記録媒体であり、帯電防止層はポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンと昇華性染料と水分散ポリイソシアネートとを少なくとも含有する帯電防止性の構成材料からなることを特徴とする昇華性熱転写記録媒体。
【選択図】図1

Description

本発明は、フルカラーの熱転写記録に用いられる昇華性熱転写記録媒体に関し、特に、その一部に設けられている帯電防止層が印画の際に剥離せず、しかも印画時に発生する静電気に起因する印画不良が生じないで熱転写記録が行われるようにしたことを特徴とする昇華性熱転写記録媒体に関する。
昇華性熱転写記録媒体は、サーマルリボンの1つであり、昇華性熱転写記録方式のプリンターに使用されるインクリボンのことであって、基材シートの一方の面に耐熱性樹脂層(バックコート層)が、基材シートの他方の面には昇華性熱転写染料層が少なくとも設けられた構成のものである。
このような構成の昇華性熱転写記録媒体を用いて行う昇華性熱転写記録方式は、その際に使用されるプリンターの高機能化が進み、しかも各種画像を簡便に形成できることから、身分証明書やクレジットカード等のカード類を始め、アミューズメント用出力物等への記録方式として広く利用されている。
この様な中、プリンターの高速化も急速に進んできている。プリンターの高速化により、昇華性熱転写記録媒体の搬送速度が速くなっているが、サーマルヘッドが当接する昇華性熱転写記録媒体の表面抵抗率が高い為、印画時に静電気が発生し、印画不良を起こして印画スジを発生させ、問題となっている。
このような状況に対応して、静電気の帯電防止を目的とし、スルホン化ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリパラフェニレンビニレン、ポリパラフェニレンスルフィド等からなる帯電防止層を基材シートと耐熱性樹脂層の間に設けるようにした熱転写記録媒体に係る技術が特許文献1に提案されている。また、スルホン化ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリパラフェニレンスルフィドスルフォン、ポリパラフェニレンスルフィドスルフォン、ポリピロール等からなる帯電防止層を基材シートの上に設けるようにし、熱溶融性顔料層を帯電防止層の上に設けるようにした熱転写記録媒体に係る技術が特許文献2に提案されている。
しかし、特許文献1の方法で基材シートと耐熱性樹脂層の間に帯電防止層を構成した場合、高速印画に際して基材シートから耐熱性樹脂層と帯電防止層が剥離し、サーマルヘッドを汚してしまい、その後に行う印画において印画不良が発生することがある。
また、特許文献2の方法で基材シートの一方の面に帯電防止層を介して熱溶融性顔料層を構成したものを使用して高速プリンターで高速印画を行った場合、帯電防止層と基材シートとの間で剥離が生じ、良好な印画が行われなくなってしまうことがある。
特開平10−119444号公報 特開2001−88455号公報
このような事情に鑑みなされた本発明の課題とするところは、基材シート上に設けてある帯電防止層が、印画時に剥離せず、しかも印画時に発生する静電気に起因する印画不良
が生じないようにした昇華性熱転写記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するためになされ、請求項1に記載の発明は、基材シートの一方の面に耐熱性樹脂層が少なくとも設けられ、他方の面には帯電防止層を介して色相の異なる複数の昇華性熱転写染料層が面順次で少なくとも設けられてなる昇華性熱転写記録媒体であり、帯電防止層はポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンと昇華性染料と水分散ポリイソシアネートとを少なくとも含有する帯電防止性の構成材料からなることを特徴とする昇華性熱転写記録媒体である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の昇華性熱転写記録媒体において、前記帯電防止性の構成材料は、イソシアネートとポリエステル樹脂のNCO/OH比が0.5から1.5となっていることを特徴とする。
さらにまた、請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の昇華性熱転写記録媒体において、前記帯電防止性の構成材料は、ポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンの重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)が0.005から0.5となっていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の昇華性熱転写記録媒体において、前記複数の昇華性熱転写染料層の色相が、シアンとマゼンタとイエローであることを特徴とする。
本発明によれば、その一部に設けられている帯電防止層が印画の際に剥離せず、しかも印画時に発生する静電気に起因する印画不良が生じないようにした、優れた帯電防止性能を持った昇華性熱転写記録媒体の提供が可能となる。
本発明の昇華性熱転写記録媒体の概略の断面構成を示す説明図である。
以下、本発明の昇華性熱転写記録媒体を図面を参照にして詳細に説明する。
図示の昇華性熱転写記録媒体は、基材シート(1)の一方の面には耐熱性樹脂層(2)が少なくとも設けられ、他方の面には帯電防止層(3)を介して色相の異なる複数の昇華性染料層(4)、(5)、(6)が面順次で少なくとも設けられてなる昇華性熱転写記録媒体であり、帯電防止層(3)はポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンと昇華性染料と水分散ポリイソシアネートとを少なくとも含有する帯電防止性の構成材料からなるっている。
図中、昇華性染料層(4)はイエロー、昇華性染料層(5)はマゼンタ、昇華性染料層(6)はシアンの色相を呈している。
昇華性熱転写記録媒体の一部を構成する基材シート(1)としては、従来公知の熱転写記録媒体の基材シートとして使用されているものと同等のものを使用することができるが、機械的強度、耐熱性等を有するものが好ましく用いられる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド等からなる合成樹脂フィルム、及び、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類が挙げられる。特に、物性や加工性で適しているポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく用いられる。
基材シートとしては、これらのフィルムや紙類を単独で用いてもよく、または数種のものを積層して組み合わせた複合体を用いるようにしてもよい。
基材シートの厚さは、操作性、加工性を考慮し、2μmから50μm程度でよいが、転写適性や加工性等のハンドリング性を考慮すると、2μmから10μm程度とすることがより好ましい。
耐熱性樹脂層(2)はサーマルヘッドからの熱により上述したような構成の基材シート(1)の熱収縮やサーマルヘッドとの摩擦による破断を防止するために、基材シート(1)の後述する昇華性染料層を設けた面とは反対側の面に設けられるものである。
この耐熱性樹脂層(2)の構成材料としては、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アセタール系樹脂等が挙げられる。
耐熱性樹脂層(2)の厚さは0.1μmから2.5μm程度が好ましく、0.5μmから1.5μm程度であればより好ましい。耐熱性樹脂層の厚さが0.1μmより小さい場合、サーマルヘッドから加えられる熱に対する耐熱性が劣り、印画時に基材シートに熱収縮が生じやすくなる。一方、2.5μmより大きい場合、サーマルヘッドからの熱が昇華性熱転写染料層に十分伝わらず、所望の濃度の印画物を得ることができなくなることがある。
上述した樹脂のガラス転移温度(Tg)は40℃以上が好ましい。Tgが40℃以上の場合、印画時のリボン強度がさらに強くなり、耳切れ(リボンの両サイドの非印画部が熱収縮に負けて切れる現象)、ちぎれ、裂け(印画部終点が切れる現象)のような印画不良が起こりにくくなる。
また、耐熱性樹脂層(2)は滑性を向上させる目的で滑剤を含有していてもよい。滑剤としては、例えば、動物系ワックス、植物系ワックス等の天然ワックス、合成炭化水素系ワックス、脂肪族アルコールと酸系ワックス、脂肪酸エステルとグリセライト系ワックス、合成ケトン系ワックス、アミン及びアマイド系ワックス、塩素化炭化水素系ワックス、アルファーオレフィン系ワックス等の合成ワックス、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル等の高級脂肪酸エステル、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム等の高級脂肪酸金属塩、長鎖アルキルリン酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテルリン酸エステルまたは、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル等のリン酸エステル等の界面活性剤等を挙げることができる。このような滑剤を含有させることで、耐熱性樹脂層とサーマルヘッドとの間の動摩擦係数を小さくすることができるので、サーマルヘッドから加わる力による基材シートの変形を防止することができる。
また、耐熱性樹脂層(2)中には耐熱性を向上させる目的で硬化剤を添加するようにしてもよい。硬化剤を含有させることで耐熱性樹脂層(2)の耐熱性が向上し、サーマルヘッドとの摩擦による基材シート(1)の変形を防止することができる。硬化剤としてはポリイソシアネートを挙げることができるが、これをアクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等と組合せて用いればよい。
使用されるポリイソシアネートの添加量はNCO/OHの比で0.8以上、特に0.8から1.3程度の範囲とすることが好ましい。ポリイソシアネートの含有量が0.8未満の場合、硬化密度が低く耐熱性が不十分となる。一方、ポリイソシアネートの含有量が1.3以上の場合、耐熱性樹脂層に残った未反応のNCO基と空気中の水分、或いは未反応のNCO基同士が反応し、造膜性の低いバインダー樹脂が形成されてしまうことがある。
また、耐熱性樹脂層(2)は粒子を含有してもよい。粒子を含有させることで耐熱性樹脂層の表面に凹凸が形成されてサーマルヘッドとの接触面積が小さくなるので、印画時のサーマルヘッドに対する離型性が向上する。
粒子は有機系粒子、無機系粒子のどちらでもよいが、サーマルヘッドからの熱により変形しないものが好ましい。
具体的には、シリカ粒子、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、カオリン、クレー、シリコーン粒子、ポリエチレン粒子、ポリプロピレン粒子、ポリスチレン粒子、ポリメチルメタクリレート樹脂粒子、ポリウレタン樹脂粒子等を挙げることができる。また、粒子は1種類でも2種以上を混ぜ合わせて使用してもよい。
粒子は耐熱性樹脂層に対して、0.01から0.1程度の範囲の重量比で添加することが好ましい。ここでいう耐熱性樹脂層の重量とは、耐熱性樹脂層用塗液組成物に含まれる溶剤以外の全成分の総和である。重量比が0.01より小さい場合、サーマルヘッドとの接触面積が大きくなり、印画時の離型性が低下する。一方、重量比が0.1より大きい場合、サーマルヘッドの磨耗や無機粒子の脱落による印画不良が生じ易くなる。
また、基材シート(1)の他方の面に設けられている帯電防止層(3)は、前述したように、ポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンと昇華性染料と水分散ポリイソシアネートとを少なくとも含有する帯電防止性の構成材料からなるものである。
帯電防止性の構成材料のバインダー樹脂としては、ポリエステル樹脂を使用するが、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース等のセルロース系樹脂、フェノキシ樹脂、スチレン−アクリルニトリル共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリルアミド樹脂等の耐熱性、密着性等に優れた樹脂を併用してもよい。
ポリエチレンジオキシチオフェンは導電性を付与するためのものであるが、スルホン化ポリアニリン、化学的にドーピングしたポリアセチレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリパラフェニレンスルフィド、化学的に重合とドーピングしたポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、熱処理により生成したフェノール樹脂の熱処理物、ポリアミドの熱処理物、ペリレン酸無水物の熱処理物等を併用しても良い。
帯電防止層(3)中に含有させる導電材料としては、ポリエチレンジオキシチオフェンを用いるが、その他の材料としてスルホン化ポリアニリン、化学的にドーピングしたポリアセチレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリパラフェニレンスルフィド、化学的に重合とドーピングしたポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、熱処理により生成したフェノール樹脂の熱処理物、ポリアミドの熱処理物、ペリレン酸無水物の熱処理物等を併用しても良い。
導電材料は帯電防止層(3)を構成する帯電防止性の構成材料のバインダー樹脂に対して、0.005から0.5程度の範囲の重量比で含有させることが好ましい。重量比が0.005より小さい場合、導電性能が低下し、静電気の発生に起因する印画スジが生じ易くなる。一方、0.5より大きい場合、バインダー樹脂中での分散性が損なわれ、造膜性の悪化による密着性能低下を起こし易くなる。
帯電防止性の構成材料には、耐熱性と密着性を向上させる目的で硬化剤である水分散型ポリイソシアネートをさらに含有させる。この硬化剤を含有させることで、後述する昇華
性染料層(4)、(5)、(6)との密着性が向上し、被熱転写記録体の受像層との融着が防止できる。
水分散型ポリイソシアネート以外に、バインダー樹脂であるポリエステル樹脂と反応して硬化させる、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等を含有させるようにしてもよい。
帯電防止性の構成材料中に含有させる水分散型ポリイソシアネートの添加量はNCO/OH比で0.5から1.5までの範囲とすることが好ましい。NCO/OH比が0.5より小さい場合、サーマルヘッドから加えられる熱により昇華性熱転写染料層中のバインダーが溶融することで、基材シートと他層に対する密着性が乏しくなり、印画時に帯電防止層が剥離しやすくなる。一方、1.5より大きい場合、帯電防止層に残った未反応のNCO基と空気中の水分、或いは未反応のNCO基同士が反応し、造膜性の低いバインダー樹脂が形成され、導電性能が低下し、静電気の発生により印画スジが生じ易くなる。
一方、このような帯電防止層(3)の上に設けられているのが昇華性熱転写染料層(4)、(5)、(6)である。
これらの昇華性熱転写染料層(4)、(5)、(6)中に含有させる昇華性染料としては昇華性分散染料が好ましく、例えば、ジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メチン系、アゾメタン系、キサンテン系、アキサジン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、アゾ系、スピロジピラン系、イソドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンダクタム系、アントラキノン系等の昇華性分散染料が具体例として挙げられる。
より具体的には、イエロー成分のものとしては、C.I.ソルベントイエロー14、16、29、30、33、56、93等、C.I.ディスパースイエロー7、33、60、141、201、231等が、マゼンタ成分のものとしては、C.I.ソルベントレッド18、19、27、143、182、C.I.ディスパースレッド60、73、135、167、C.I.ディスパースバイオレット13、26、31、56等が、シアン成分のものとしては、C.I.ソルベントブルー11、36、63、105、C.I.ディスパースブルー24、72、154、354等がそれぞれ挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
これらの染料は単体で使用してもよいし、複数を組み合わせて使用してもよい。
昇華性熱転写染料層(4)、(5)、(6)を構成するバインダーとしては、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、スチレン−アクリルニトリル共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリルアミド樹脂等の耐熱性、染料移行性等に優れた樹脂が使用できる。
これらの樹脂のガラス転移点は、好ましくは60℃以上、より好ましくは110℃以上であればよい。ガラス転位点が低い場合、印画不良を起こす可能性が高くなる。
また、昇華性染料とバインダーとの重量比(染料/バインダー)は、0.1から3.0程度が好ましく、0.5から1.5程度であればより好ましい。0.1より小さい場合、染料の濃度が小さくなるため、発色感度が不十分となり良好な熱転写画像が得られない場合がでてくる。一方、3.0より大きい場合、バインダーに対する染料の溶解性が極端に低下するため、昇華性熱転写染料層の保存安定性が低下し染料が析出し易くなるため好ましくない。
昇華性熱転写染料層(4)、(5)、(6)中には滑剤を含有させておいてもよい。滑
剤を含有させることで、印画時に昇華性熱転写染料層と被熱転写記録体の受容層との間の貼り付きが防止できる。滑剤としては、例えば、シリコーン系、フッ素系、リン酸エステル系、といった各種オイルや界面活性剤が挙げられるが、特に、シリコーン系またはフッ素系のオイルや界面活性剤が好ましい。
より具体的には、シリコーン系のものとして、ジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のストレートシリコーンオイル、アミノ変性、エポキシ変性、カルビノール変性、メルカプト変性、カルボキシル変性、メタクリル変性、ポリエーテル変性、フェノール変性、片末端反応性・異種官能基変性等の反応性変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性、アラルキル変性、フロロアルキル変性、長鎖アルキル変性、高級脂肪酸エステル変性、フェニル変性等の非反応性変性シリコーンオイル等が挙げられる。
また、フッ素系としては、フルオロアルキル基またはパーフルオロアルキル基を含有する界面活性剤が挙げられる。
滑剤は昇華性熱転写染料層に対して、0.001から0.05程度の範囲の重量比で含有させることが好ましい。重量比が0.001より小さい場合、印画時の昇華性熱転写染料層と被熱転写記録体の受容層との間の貼り付きが生じやすくなり、貼り付きにより熱シワが酷くなるため、転写ムラが生じる可能性が出てくる。一方、0.05より大きい場合、被熱転写記録体の受容層との滑り性は向上するものの、染料の昇華を阻害され、転写ムラを生じたり、所望の濃度の印画物を得ることができない可能性がでてくる。
また、昇華性熱転写染料層(4)、(5)、(6)中には耐熱性を向上させる目的で硬化剤を併用して含有させるようにしてもよい。硬化剤を含有させることで耐熱性が向上し、昇華性熱転写記録媒体の変形を防止できる。硬化剤としてはポリイソシアネートが挙げられるが、これをアクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等と組合せて用いればよい。
硬化剤は昇華性熱転写染料層に対して、0.01から1程度の範囲の重量比で含有させることが好ましい。重量比が0.01より小さい場合、サーマルヘッドからの熱により昇華性熱転写染料層中のバインダーが溶融することで、印画時に昇華性熱転写染料層と被熱転写記録体の受容層との貼り付きが生じ易くなる。一方、1.00より大きい場合、染料が十分に昇華せず、転写ムラが発生し易くなり、所望の濃度の印画物を得ることが難しくなる。
以下、実施例について詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
基材シートとして厚さが4.5μmのポリエステルフィルムを用い、その一方の面に、グラビアコート法により、下記組成の耐熱性樹脂層形成用の構成材料(塗布液)からなる薄膜を乾燥膜厚が1.1μmとなるようにして塗布し、耐熱性樹脂層を設けた。次に、基材シートの他方の面に、下記組成の帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料からなる薄膜を乾燥膜厚が0.02μmとなるようにグラビアコート法により塗布し、帯電防止層を設けた。
そして、下記組成の昇華性熱転写染料層形成用の3種類の構成材料(インキ)を用い、グラビア印刷法で面順次で昇華性熱転写染料(イエロー)層、昇華性熱転写染料(マゼンタ)層、昇華性熱転写染料(シアン)層をそれぞれ設けた。各昇華性熱転写染料層の乾燥膜厚はそれぞれ0.8μmであった。
各昇華性熱転写染料層形成用の構成材料中のポリエチレンジオキシチオフェンとポリエステル樹脂の配合重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)は0
.10とし、水分散型ポリイソシアネートとポリエチレン樹脂のNCO/OH比は1.0とした。
また、ポリエステル樹脂の水酸基価は35KOHmg/gであり、水分散型ポリイソシアネートのNCO含有量は13.1%であった。
<耐熱性樹脂層形成用の構成材料の組成>
アクリルポリオール樹脂 15.0部
ステアリン酸亜鉛 1.5部
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 1.5部
タルク 1.0部
2,6−トリレンジイソシアネート 5.0部
トルエン 50.0部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 6.0部
<昇華性熱転写層形成用イエローインキの組成>
C.I.ソルベントイエロー93 0.6部
C.I.ソルベントイエロー16 3.6部
ポリビニルブチラール樹脂 3.2部
有機変性ポリシロキサン 0.1部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.7部
メチルエチルケトン 60.5部
トルエン 30.3部
<昇華性熱転写層形成用マゼンタインキの組成>
C.I.ディスパースレッド60 6.7部
C.I.ディスパースバイオレット26 1.3部
C.I.ソルベントブルー36 0.4部
ポリビニルブチラール樹脂 5.2部
有機変性ポリシロキサン 0.1部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.9部
メチルエチルケトン 55.3部
トルエン 27.6部
シクロヘキサノン 2.5部
<昇華性熱転写層形成用シアンインキの組成>
C.I.ソルベントブルー36 5.9部
C.I.ソルベントブルー63 1.5部
ポリビニルブチラール樹脂 5.2部
有機変性ポリシロキサン 0.2部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.8部
メチルエチルケトン 55.9部
トルエン 27.9部
シクロヘキサノン 2.6部
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.1部
ポリエステル樹脂 1.0部
水分散型ポリイソシアネート 0.5部
水 10.0部
メタノール 88.4部
[実施例2]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、ポリエチレンジオ
キシチオフェンとポリエステル樹脂の配合重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)を0.005とした以外は実施例1と同じようにして、実施例2に係る昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.005部
ポリエステル樹脂 1.000部
水分散型ポリイソシアネート 0.100部
水 14.655部
メタノール 84.240部
[実施例3]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、ポリエチレンジオキシチオフェンとポリエステル樹脂の配合重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)を0.5とした以外は実施例1と同じようにして、実施例3に係る昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.5部
ポリエステル樹脂 1.0部
水分散型ポリイソシアネート 0.1部
水 14.4部
メタノール 84.0部
[実施例4]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、イソシアネートとポリエステル樹脂のNCO/OH比を0.5とした以外は実施例1と同じようにして、実施例4に係る昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.10部
ポリエステル樹脂 1.00部
水分散型ポリイソシアネート 0.25部
水 14.65部
メタノール 84.00部
[実施例5]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、インクのイソシアネートとポリエステル樹脂のNCO/OH比を1.5とした以外は実施例1と同じようにして昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.10部
ポリエステル樹脂 1.00部
水分散型ポリイソシアネート 0.74部
水 14.90部
メタノール 83.26部
[比較例1]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、ポリエチレンジオ
キシチオフェンとポリエステル樹脂の配合重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)を0.001とした以外は実施例1と同じようにして、比較のための昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.001部
ポリエステル樹脂 1.000部
水分散型ポリイソシアネート 0.100部
水 14.659部
メタノール 84.240部
[比較例2]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、ポリエチレンジオキシチオフェンとポリエステル樹脂の配合重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)0.9とした以外は実施例1と同じようにして、比較のための昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.9部
ポリエステル樹脂 1.0部
水分散型ポリイソシアネート 0.1部
水 14.0部
メタノール 84.0部
[比較例3]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、水分散型ポリイソシアネートとポリエチレン樹脂のNCO/OH比を0.4とした以外は実施例1と同じようにして、比較のための昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.1部
ポリエステル樹脂 1.0部
水分散型ポリイソシアネート 0.2部
水 14.7部
メタノール 84.0部
[比較例4]
帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成を下記のようにし、水分散型ポリイソシアネートとポリエチレン樹脂のNCO/OH比を1.6とした以外は実施例1と同じようにして昇華性熱転写記録媒体を得た。
<帯電防止層形成用の帯電防止性の構成材料の組成>
ポリエチレンジオキシチオフェン 0.1部
ポリエステル樹脂 1.0部
水分散型ポリイソシアネート 0.8部
水 14.4部
メタノール 83.7部
続いて、グラビアコート法により、被熱転写基材シート(発泡ポリエステルフィルム:厚さ188μm)の一方の面に、下記組成の昇華熱転写受像層形成用インキを用いて、昇
華熱転写用受像層を乾燥膜厚が5.0μmとなるように形成することで、昇華熱転写用の被熱転写記録体を作製した。
そして、実施例及び比較例に係る昇華性熱転写記録媒体を用い、上記のようにして作製した被熱転写記録体に以下条件にて印画を行い、密着性と印画物のスジ発生に関して評価を行った。
<昇華熱転写受像層形成用インキ>
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 20.0部
シリコーンオイル 0.5部
トルエン 40.0部
メチルエチルケトン 39.5部
[印画物評価]
印画時の印画スジと昇華性熱転写染料層の剥離に関しては、1枚の印画物に熱エネルギーを段階的に印加することが出来るカラーパッチと風景写真を印画し、その印画状態を目視にて観察し、評価した。印画後の印画物に地汚れ、昇華性染料層の樹脂貼り付きが確認された場合は昇華性熱転写染料層の剥離と判定した。また、剥離欠陥が無い場合の印画物を観察し、印画スジの有無を目視で判定した。
印画時の帯電防止層の剥離に関しては抵抗率測定を行い評価した。印画後の昇華性熱転写記録媒体を抵抗率測定し、1013Ω/cm以上の抵抗率である場合、帯電防止層の剥離と判定した。
評価結果を表1に記載する。
Figure 2011005654
本発明の帯電防止層を設けた昇華性熱転写記録媒体は十分実用に耐えることができる熱転写時密着性を有する物であり、印画スジによる印画不良も無かった。それに対して、比較例1に係る昇華性熱転写記録媒体はポリエチレンジオキシチオフェンの含有量が少ない為、導電性能が低く印画物に線スジを発生させた。比較例2に係る昇華性熱転写記録媒体はポリエチレンジオキシチオフェンの含有量が多い為、造膜が不十分である故に密着性が低下し、帯電防止層と接する基材シートと、昇華性熱転写染料層との間で熱時剥離が生じていた。また、比較例3に係る昇華性熱転写記録媒体は硬化剤が少ない為、帯電防止層と接する昇華性熱転写染料層との密着性が低下し、熱時剥離が生じていた。さらに、比較例4に係る昇華性熱転写記録媒体は硬化剤を多く含んでいる為、密着性は向上しているが造膜性が低下し、導電性能が低下し、線スジを生じさせていた。
尚、評価は○×−にて評価した。○は欠陥が発生しなかったことを意味し、×は欠陥が発生したことを意味する。また−は昇華性熱転写染料層の熱時剥離による印画不良の為、印画物評価が出来なかったことを意味する。
(1)・・基材シート
(2)・・耐熱性樹脂層
(3)・・帯電防止層
(4)・・昇華性熱転写(イエロー)染料層
(5)・・昇華性熱転写(マゼンタ)染料層
(6)・・昇華性熱転写(シアン)染料層

Claims (4)

  1. 基材シートの一方の面に耐熱性樹脂層が少なくとも設けられ、他方の面には帯電防止層を介して色相の異なる複数の昇華性熱転写染料層が面順次で少なくとも設けられてなる昇華性熱転写記録媒体であり、帯電防止層はポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンと昇華性染料と水分散ポリイソシアネートとを少なくとも含有する帯電防止性の構成材料からなることを特徴とする昇華性熱転写記録媒体。
  2. 前記帯電防止性の構成材料は、イソシアネートとポリエステル樹脂のNCO/OH比が0.5から1.5となっていることを特徴とする、請求項1記載の昇華性熱転写記録媒体。
  3. 前記帯電防止性の構成材料は、ポリエステル樹脂とポリエチレンジオキシチオフェンの重量比率(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリエステル樹脂)が0.005から0.5となっていることを特徴とする、請求項1または2記載の昇華性熱転写記録媒体。
  4. 前記複数の昇華性熱転写染料層の色相が、シアンとマゼンタとイエローであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の昇華性熱転写記録媒体。
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