JP2011005502A - 切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CCDカメラによって切断可能領域を撮影して該切断可能領域に配置された被切断材の形状や寸法を略正確に認識した上で該被切断材から切断すべき図形を割り当てる。
【解決手段】切断装置Aは、切断トーチ2と、切断トーチを切断可能領域内に移動させる台車40と、台車の駆動を制御する台車駆動制御装置30と、切断可能領域の上方に配置されて撮影するCCDカメラ1と、切断可能領域の画像を処理して配置された被切断材の形状を認識する画像処理装置10と、形状が認識された被切断材に切断すべき部品25〜27を割り当てる割当制御装置20とを有し、画像処理装置10が、画像に生じたレンズ収差を補正するレンズ収差補正部11と、CCDカメラの傾きを補正する傾き補正部12と、切断可能領域の画像を複数の領域に分割すると共に分割した各領域毎に閾値を設定して二値化することで被切断材の形状を認識する形状認識部13とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切断可能領域に配置された被切断材をCCDカメラによって撮影した画像を処理して被切断材の形状、寸法を認識し、更に認識した被切断材に対し切断すべき図形を割り当てるようにした切断装置に関するものである。
数値制御方式の切断機にガス切断トーチ、プラズマ切断トーチ、レーザー切断トーチ等の切断トーチを選択的に搭載し、鋼板やステンレス鋼板、アルミニウムや黄銅板等の非鉄金属板等の被切断材から二次元的な図形を切断することが行われている。
例えばプラズマ切断トーチを搭載した数値制御(NC)方式の切断機を用いて鋼板から予め設定された図形を切断する場合について説明する。特定の材質、板厚、幅、長さからなる鋼板に対し、この鋼板から切断すべき図形を鋼板上に割り当てる所謂ネスティングを行い、ネスティングされた情報をNC情報に変換する。ネスティングされた鋼板を切断機の切断可能領域内に搬入すると共にネスティングに基づくNC情報を切断機に入力する。その後、切断機の動作を開始させると、切断機は予め設定されたプログラムに従ってNC情報に基づいて鋼板を切断する。この場合、1枚の鋼板から多数の図形を切断することが可能であり、無駄の少ない切断を実行することができる。
一方、船殻部材等の寸法の大きい部材を切断する場合、鋼板は目的の部材を切断することが可能な特殊サイズとなる。このため、目的の部材に引き当てられた鋼板に対しては他の図形を割り当てないのが一般的であり、この場合、比較的面積の大きいスクラップが発生することとなる。このようなスクラップは形状の限定されない所謂異形材であることが多い。
異形材の切断を行なう切断装置として、特許文献1に記載されているように、切断機とは別に撮像機を設けて異形材をCCDカメラで撮像し、該撮像機により得られた画像に対して切断すべき図形を割り当てたデータを作成し、該データを基にして切断機の切断トーチにより切断を行なう装置がある。
上記特許文献1の技術では、撮像機と切断機が別体として構成されているため、装置が大型化する。このため、装置の小型化をはかることを目的として特許文献2に記載された技術も提案されている。特許文献2の技術では、横行キャリッジ上に切断トーチとカメラを設けた構成のため、切断トーチとカメラを移動させる手段が一体的に構成される。このため、装置の小型化をはかることができる。
特許第2548648号公報 特開2003−251464号公報
しかし、上記特許文献1、2の技術では、CCDカメラによって切断トーチの移動可能領域である切断可能領域を一度に撮影することができないため、数度に分けて撮影した画像を合成する処理を行うことになり、画像処理が複雑になるという問題がある。最近のCCDカメラでは超広角レンズを用いることにより、一度に撮影し得る領域が広くなっている。このため、このようなCCDカメラを利用することにより、切断可能領域を一度に撮影することができるようになってきている。
しかし、上記CCDカメラを用いて切断可能領域を撮影した場合、レンズ収差の問題、CCDカメラの視軸を切断可能領域に対して垂直に設置することが困難であるという問題が生じている。また、切断可能領域が全域にわたって同じような明るさであることは保証し得ないため、被切断材を配置した切断可能領域を撮影した画像内に明暗が生じ、被切断材を明確に認識し得る部分と、明確には認識することが困難な部分とが生じる虞がある。
また、切断可能領域に配置された被切断材が如何なる材質と厚さを有するか、をCCDカメラで撮影した画像から認識することができない。このため、このような情報はその都度、作業員同士の連絡や、実際に被切断材を測定するなどして得るのが一般的であり、作業性を向上する上で解決すべき点になっている。
本発明の目的は、CCDカメラによって切断可能領域を撮影して該切断可能領域に配置された被切断材の形状や寸法を略正確に認識した上で該被切断材から切断すべき図形を割り当てるように構成した切断装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る切断装置は、切断可能領域に配置された被切断材を切断する切断トーチと、前記切断トーチを切断可能領域内に移動させる台車と、前記台車の駆動を制御する台車駆動制御装置と、切断可能領域の上方に配置されて該切断可能領域を撮影するCCDカメラと、前記CCDカメラによって撮影した切断可能領域の画像を処理して該切断可能領域に配置された被切断材の形状を認識する画像処理装置と、前記形状が認識された被切断材に切断すべき部品を割り当てる割当制御装置と、を有し、前記画像処理装置が、撮影した画像に生じたレンズ収差を補正するレンズ収差補正部と、切断可能領域に対するCCDカメラの垂直方向の傾きを補正する傾き補正部と、撮影した切断可能領域の画像を複数の領域に分割すると共に分割した各領域毎に閾値を設定して二値化することで被切断材の形状を認識する形状認識部と、を有して構成されたものである。
上記切断装置に於いて、前記被切断材には予め被切断材の材質及び板厚の情報を表示した情報表示部が設けられており、前記画像処理装置には撮影した情報表示部の画像から被切断材の材質及び板厚を認識する材料認識部が設けられていることが好ましい。
上記切断装置では、切断可能領域の上方に配置したCCDカメラによって該切断可能領域を撮影した画像に生じたレンズ収差をレンズ収差補正部によって補正することができ、且つCCDカメラの切断可能領域に対する傾きを傾き補正部によって補正することができる。更に、形状認識部では撮影した切断可能領域を複数の領域に分割すると共に分割した各領域毎に閾値を設定して二値化することで、実際の切断可能領域の明暗の分布の如何に関わらず確実に切断可能領域に配置された被切断材の形状を認識することができる。
また、被切断材に材質や板厚の情報を表示した情報表示部を設けておくことで、該情報表示部を撮影した画像を処理することで切断に必要な情報を認識することができる。このため、確実な情報に基づいて切断を実行することができる。
切断装置の全体概略図である。 切断装置の制御系を概略的に説明するブロック図である。 CCDカメラによって撮影された画像を処理する際の手順を説明する図である。 ネスティングの説明図である。
まず、図1を用いて本実施例に係る切断装置Aの構成を説明する。
切断装置Aは、CCDカメラ1によって切断可能領域Bを撮影し、この画像を画像処理装置10で処理して該切断可能領域Bに配置された被切断材Sの形状を認識し、割当制御装置20によって被切断材Sに対し切断すべき部品を割り当てて切断データを形成し、この切断データを台車駆動制御装置30に伝達して台車40の駆動を制御すると共に、切断トーチ2の作動を制御して被切断材Sを切断するものである。
先ず、台車40の構成について簡単に説明する。台車40は、切断トーチ2を切断可能領域B内に移動させることが可能であれば良く、構造を限定するものではない。即ち、台車40の構造は、切断可能領域Bの大きさに応じて設定される。このような台車40としては、例えば平行に敷設された一対のレールに沿って移動可能に構成され片持ち梁状のブームに切断トーチを搭載した構造や、多関節アームを有するロボット等がある。
本実施例に於いて、台車40は、切断可能領域Bの幅方向の両側に配置された一対のレール45に載置されて走行するフレーム41を有して構成されている。フレーム41はサドル41aとレール45に対し直交方向に配置されたガーター41bとからなる門型に構成されている。また、ガーター41bには該ガーター41bに沿って横行する横行キャリッジ42が設けられている。そして、横行キャリッジ42に切断トーチ2が搭載されている。
台車40のフレーム41には制御盤50が搭載されており、この制御盤50に後述する画像処理装置10、割当制御装置20、台車駆動制御装置30が組み込まれている。
フレーム41を構成するサドル41aには走行モーター43aが取り付けられており、横行キャリッジ42には横行モーター43b、昇降モーター43cがが取り付けられている。前記走行モーター43aはフレーム41をレール45に沿って所望の方向に所望の速度で走行させるものである。また、横行モーター43bは横行キャリッジ42をガーター41bに沿って所望の方向に所望の速度で横行させるものである。更に、昇降モーター43cは切断トーチ2を上昇或いは下降させるものである。
上記の如く構成された台車40では、数値制御(NC)装置からなる台車駆動制御装置30によって、走行モーター43a、横行モーター43bの回転方向及び回転速度を独立して制御することが可能である。そして、各モーター43a、43bの回転を制御することによって、フレーム41の走行方向及び走行速度、横行キャリッジ42の横行方向及び横行速度を制御し、切断トーチ2の移動方向と速度を制御し得るように構成されている。従って、切断トーチ2を所望の方向に所望の速度で移動させることが可能である。
切断トーチ2の構成は限定するものではなく、被切断材Sの材質や厚さ等の条件に応じてガス切断トーチ、プラズマ切断トーチ、或いはレーザ切断トーチ等の切断トーチを選択的に用いることが可能である。そして、選択された切断トーチを稼動させるのに必要な設備類(例えばガス供給設備、電源設備、レーザ発振設備等、図示せず)は、フレーム41に搭載され或いは工場の床面に設置されている。
本実施例では、被切断材Sを鋼板とし、切断トーチ2としてガス切断トーチを用いている。そして、酸素ガス供給源、燃料ガス供給源から供給された酸素と燃料を混合させて燃焼させた火炎によって被切断材Sを予熱した後、切断酸素を噴射して切断することで、目的の部品を得るように構成されている。
切断トーチ2によって切断される被切断材Sの形状は限定するものではなく、予め設定された規格を持った長方形の鋼板や、スクラップ材のような形状が定まることのない異形鋼板、の何れであっても良い。本実施例では、略台形状の異形材によって被切断材Sを構成している。
被切断材Sを切断する場合、厚さは切断速度を設定する上で重要な条件となる。しかし、被切断材Sに厚さが表示されることはなく、切断を実施する際に被切断材Sを直接測定して認識するのが一般的である。このため、切断可能領域Bに配置された被切断材Sの形状を認識して切断すべき部品を割り当てる作業に加えて、被切断材Sの厚さを測定して台車駆動制御装置30に入力する作業を行う必要がある。
本実施例では、被切断材Sの表面に、該被切断材Sの板厚や材質等の情報を表示した情報表示部3が設けられている。この情報表示部3は情報を数字と文字によって表示しても良く、バーコードを含むコード情報として表示しても良い。何れにしても、被切断材Sを配置した切断可能領域Bを撮影した画像から板厚や材質を認識し得るものであれば採用することが可能である。
切断可能領域Bは、台車40の横行キャリッジ42に搭載された切断トーチ2が移動し得る範囲に対応して設定されている。即ち、予め設定された仕様に対応して切断可能領域Bの寸法が設定され、設定された切断可能領域Bを満足し得るように切断トーチ2の移動範囲が設定される。
切断可能領域Bに配置される被切断材Sを支持する構造は限定するものではない。例えば、多数のフラットバーを起立させた状態で配置した切断定盤や多数の棒状体を起立させた状態で配置した切断定盤、或いは被切断材Sを載置した状態で切断可能領域Bに進入し且つ被切断材Sに対する切断が終了した後排出されるパレット、等を選択的に採用することが可能である。
切断可能領域Bの寸法は限定するものではないが、CCDカメラ1による1回の撮影で撮影し得る範囲である。従って、切断可能領域Bの寸法は、CCDカメラ1の性能、CCDカメラ1の切断可能領域Bからの距離に対応して変化することになる。本実施例では、切断可能領域の寸法は、レール45の敷設方向に沿ったX方向が6500mm、レール45を横断するY方向が2500mmに設定されている。特に、CCDカメラ1によって切断可能領域Bを撮影する際に、台車40を切断可能領域Bから退避させるため、レール45は、切断可能領域BのX方向の長さに台車40が退避し得る寸法を加えた長さで敷設されている。
CCDカメラ1の仕様は限定するものではないが、超広角レンズを備えて一度の撮影で広い切断可能領域Bを撮影し得ることが好ましい。本実施例では、焦点距離2.8mmの超広角レンズを備え、100万画素程度のCCDカメラ1を、切断可能領域Bから約3000mm上方に設置することで、切断可能領域Bを一度に撮影している。
CCDカメラ1によって撮影された画像データはコンピュータによって構成された画像処理装置10に伝達され、該画像処理装置10で後述するようにレンズ収差、CCDカメラ1の傾きが補正され、更に、被切断材Sの形状、被切断材Sの板厚、材質が認識される。この画像処理装置10は、演算部からなるレンズ収差補正部11、傾き補正部12、形状認識部13、材料認識部14と、前記各部11〜14に於ける処理プログラムを記憶したプログラム記憶部と、前記各部11〜14で処理されたデータを一時記憶する一時記憶部を有している。
前述したように、CCDカメラ1は超広角レンズを備えているため、撮影された画像にはレンズ収差によるゆがみ(図3の鎖線15参照)が生じている。そして、このレンズ収差によるゆがみ15は画像処理装置10を構成するレンズ収差補正部11で補正される。
またCCDカメラ1の視軸1aは切断可能領域Bに対し垂直に配置されていることが必要である。しかし、視軸1aを切断可能領域Bに対して垂直に配置し且つ維持することは困難である。このため、CCDカメラ1によって撮影された画像には視軸1aの切断可能領域Bに対する傾きが反映されていることになり、画像には図3に二点鎖線16で示すひずみが生じる。そして、CCDカメラ1の傾きによるひずみ16は画像処理装置10を構成する傾き補正部12で補正される。
また、切断可能領域Bは工場内に設置されるため、周辺の明るさの影響を受けることとなり、部分的に明度の差が生じることが多い。従って、被切断材Sを配置した切断可能領域Bを撮影した画像では、被切断材Sと切断可能領域Bとが明確に分離して認識し得る部分と、両者の分離が明確にならない部分とが生じることとなる。このため、画像処理装置10を構成する形状認識部13で、CCDカメラ1によって撮影された画像を図3に示す複数の領域17a〜17dに分割し、夫々の領域17a〜17d毎に異なる閾値で二値化することで、被切断材Sの正確な形状が認識される。尚、切断可能領域Bを分割する数は限定するものではなく、本実施例のように4分割しても良く、6分割以上に分割しても良いことは当然である。
画像処理装置10には、更に材料認識部14が設けられており、CCDカメラ1によって撮影した画像から被切断材Sの形状を認識したとき、該被切断材Sに設けた情報表示部3に表示された情報から被切断材Sの板厚、材質等を認識する。
次に、上記画像処理装置10を構成する各部11〜14について説明する。
先ず、レンズ収差補正部11によるレンズ収差の補正方法について説明する。レンズ収差を補正するために多くの方法が提案されており、何れの方法であっても採用することが可能である。本実施例では、CCDカメラ1に取り付けた超広角レンズに較正を行って、レンズ収差補正パラメータを設定しておき、このレンズ収差補正パラメータを用いてレンズ収差を補正するようにしている。
即ち、予め調査したレンズ収差補正パラメータをレンズ収差補正部11に記憶させておき、撮影した画像データをレンズ収差補正パラメータによって補正することで、レンズ収差によるひずみが生じた画像からひずみに対応する部分を補正することが可能である。
次に、傾き補正部12によるCCDカメラ1の視軸1aの傾きを補正する方法について説明する。先ず、正確に寸法を測定した長方形の板を切断可能領域Bに配置してCCDカメラ1で撮影する。この画像データに反映された長方形の寸法と、実際の長方形の寸法を比較することによって変換計数を求める。そして、被切断材Sを撮影した画像データであってレンズ収差補正部11によってレンズ収差が補正された画像データを前記変換係数によって補正することでCCDカメラ1の視軸1aの傾きを補正することが可能である。
即ち、予め得た変換係数を傾き補正部12に記憶させておき、CCDカメラ1によって撮影され且つレンズ収差補正部11でレンズ収差が補正された画像データを、傾き補正部12に於いて変換係数によって補正することで、CCDカメラ1の視軸1aの切断可能領域Bに対する傾きを補正することが可能である。
次に、切断可能領域Bを複数の領域17a〜17dに分割して被切断材Sの形状を認識する方法について説明する。形状認識部13では、CCDカメラ1によって撮影した画像であって、レンズ収差によるひずみの補正及びCCDカメラ1の視軸1aの傾きによるゆがみの補正が終了した画像データを利用し、切断可能領域Bを複数の領域(本実施例では4つの領域17a〜17d)に分割する。
分割された各領域17a〜17d毎に閾値を設定して二値化して被切断材Sと切断可能領域Bとを分離する。最初に設定された閾値で二値化したデータによって被切断材Sと切断可能領域Bとの分離された領域に対しては分離されたデータから被切断材Sの部分的な形状を認識することが可能である。最初に設定された閾値で被切断材Sと切断可能領域との分離がなされなかった領域では、前記最初に設定した閾値を低下させて第2の閾値を設定し二値化し、二値化したデータによって被切断材Sと切断可能領域Bとを分離する。しして、第2の閾値によっても被切断材Sと切断可能領域Bとの分離がなされなかった領域では更に第3の閾値を設定して二値化し、このデータによって被切断材Sと切断可能領域Bとを分離する。このようにして順に低下させた閾値を設定して二値化することで、撮影した画像に於ける明暗の変化が小さい場合でも、被切断材Sと切断可能領域Bを分離することが可能である。
上記の如くして各領域17a〜17d毎に二値化画像を作成し、作成された画像から輪郭計算を行って被切断材Sの形状と寸法を認識することが可能である。そして、認識した被切断材Sの形状と寸法から輪郭線データを作成する。
材料認識部14では、被切断材Sの形状を認識した後、画像データから情報表示部3に表示されている被切断材Sの板厚、材質等の材料情報を認識する。この材料情報の認識は情報表示部3の表示形式に対応して行われ、例えば情報表示部3が数字や文字によって表示されている場合、被切断材Sの形状の認識と同時に文字認識を行うことで行う。また情報表示部3がバーコードを含むコード表示されている場合、コードを認識することで行われる。
尚、画像処理装置10が稼動するのに必要な情報はキーボード等の入力手段51から入力される。またCCDカメラ1によって撮影された画像や、上記各部11〜14に於ける処理過程での画像はディスプレイ等の出力手段52に表示される。前記入力手段51、出力手段52は、画像処理装置10の専用であっても良いが、割当制御装置20、台車駆動制御装置30に共通したものであることが好ましい。
上記の如くして認識された被切断材Sの形状及び寸法からなる輪郭線データ、被切断材Sの板厚、材質からなる材料データは、画像処理装置10の一時記憶部に記憶される。そして、輪郭線データは割当制御装置20に送られて、該割当制御装置20で被切断材Sから切断すべき部品が割り当てられる。また材料データは割当制御装置20及び台車駆動制御装置40に送られて、割当制御装置20に於ける部品データの検索及びNCデータの作成に利用され、且つ台車駆動制御装置30に於ける切断速度を設定する際の要素として利用される。
割当制御装置20はコンピュータによって構成されており、形状、寸法が認識された被切断材Sに対し部品を割り当てるプログラムを記憶したプログラム記憶部と、発注部門から要求された部品の形状、寸法、板厚、材質、数量等の情報からなる部品データを記憶する記憶部、及び演算部を有して構成されている。
割当制御装置20には予め切断部門とは異なる部門である発注部門から要求された部品の形状、寸法、板厚、材質、数量等の情報が入力手段51から入力され、部品データとして記憶部に記憶されている。
割当部21では、画像処理装置10で認識した被切断材Sの輪郭線データ、材料データを受領し、記憶部に記憶している部品データの中から、前記材料データと一致した板厚と材質からなる部品を読み出す。次に、プログラム記憶部に記憶された部品を割り当てるプログラムに従って、図4に示すように、読み出した部品データに対応する部品25〜27を被切断材Sの輪郭線の内部に割り当てる。
被切断材Sに対する部品25〜27の割当状況は出力手段52に出力される。このとき、オペレーターが出力手段52に出力された表示内容を検討しつつ、入力手段51を操作して調整を行うことが可能である。このように、オペレーターによる調整を行って、被切断材Sに対する部品25〜27の割り当てが終了する。
被切断材Sに対する部品25〜27の割り当てが終了すると、被切断材Sの輪郭線データと割り当てられた部品データからなるデータはNCデータ作成部22に送られ、NC装置からなる台車駆動制御装置30の言語であるNCデータを作成する。そして、NCデータ作成部22で作成されたNCデータは台車駆動制御装置30に送られ、台車40及び該台車40に搭載された切断トーチ2の稼動を制御する。
次に、上記の如く構成された切断装置Aの操作手順について説明する。先ず、台車40を切断可能領域Bから退避させておき、該切断可能領域Bに被切断材Sを配置する。また、予め割当制御装置20に対し発注部門から要求された部品データを記憶させておく。この状態でCCDカメラ1によって切断可能領域Bを撮影し、撮影した画像を画像処理装置10に送る。
画像処理装置10では、レンズ収差補正部11でCCDカメラ1によって撮影された画像からレンズ収差によるひずみを補正し、傾き補正部12では補正した画像からCCDカメラ1の視軸1aの傾きによるゆがみを補正する。そして、形状認識部13ではレンズ収差によるひずみ、視軸1aの傾きによるゆがみを補正した後の画像を複数の領域17a〜17dに分割して夫々の領域に於ける輪郭線を明確に認識して被切断材Sの形状を認識して輪郭線データを形成し、この輪郭線データを記憶部に記憶させる。
被切断材Sの形状を認識する際に、材料認識部14では、被切断材Sに設けた情報表示部3から該被切断材Sの板厚、材質を認識して材料データを形成し、この材料データを記憶部に記憶させる。このようにして画像処理装置10の記憶部に被切断材Sの輪郭線データと材料データを記憶させることで、現在、切断可能領域Bに配置されている被切断材Sの形状と寸法、板厚と材質が認識されることになる。
次いで、割当制御装置20では、画像処理装置10から被切断材Sの輪郭線データと材料データを読み出すと共に、予め記憶されている発注部門から被切断材Sの材料データと一致した部品データを読み出す。そして、読み出した部品データの形状、寸法、数を被切断材Sの輪郭線データに組み合わせて割り当てる。被切断材Sに対する部品の割り当てが終了すると、これらのデータからNCデータを作成し、台車駆動制御装置30に送る。
台車駆動制御装置30にNCデータが送られた後、オペレーターが該台車駆動制御装置30を操作して切断を開始させると、この台車駆動制御装置30からの指令によって、走行モーター43a、横行モーター43bが作動し、切断トーチ2を被切断材Sに対する切断開始位置に移動させる。
切断トーチ2が被切断材Sに対する切断開始位置に到達した後、該切断トーチ2が停止し、燃料ガス、酸素が供給されると共に点火されて被切断材Sを予熱する。所定の予熱時間が経過した後、切断酸素が供給され切断トーチ2による被切断材Sの切断が開始する。同時に各モーター43a、43bが駆動され、切断トーチ2を被切断材Sに割り当てられた部品25〜27の形状に沿って移動させる。
被切断材Sに割り当てられた部品25〜27を切断したとき、切断トーチに供給されていた酸素、燃料ガスの供給が停止し、一連の切断作業が終了する。その後、台車40は切断可能領域Bから退避し、切断が終了した被切断材S及び部品25〜27は切断可能領域Bから排出される。
本発明の切断装置Aは、スクラップ等の異形材からなる被切断材に対する切断のみならず、規格サイズの被切断材に対する切断に利用することも可能である。
A 切断装置
B 切断可能領域
S 被切断材
1 CCDカメラ
2 切断トーチ
3 情報表示部
10 画像処理装置
11 レンズ収差補正部
12 傾き補正部
13 形状認識部
14 材料認識部
1a 視軸
15 ゆがみ
16 ひずみ
17a〜17d 領域
20 割当制御装置
21 割当部
22 NCデータ作成部
25〜27 部品
30 台車駆動制御装置
40 台車
41 フレーム
41a サドル
41b ガーター
42 横行キャリッジ
43a 走行モーター
43b 横行モーター
43c 昇降モーター
45 レール
50 制御盤
51 入力手段
52 出力手段

Claims (2)

  1. 切断可能領域に配置された被切断材を切断する切断トーチと、
    前記切断トーチを切断可能領域内に移動させる台車と、
    前記台車の駆動を制御する台車駆動制御装置と、
    切断可能領域の上方に配置されて該切断可能領域を撮影するCCDカメラと、
    前記CCDカメラによって撮影した切断可能領域の画像を処理して該切断可能領域に配置された被切断材の形状を認識する画像処理装置と、
    前記形状が認識された被切断材に切断すべき部品を割り当てる割当制御装置と、
    を有し、
    前記画像処理装置が、撮影した画像に生じたレンズ収差を補正するレンズ収差補正部と、切断可能領域に対するCCDカメラの垂直方向の傾きを補正する傾き補正部と、撮影した切断可能領域の画像を複数の領域に分割すると共に分割した各領域毎に閾値を設定して二値化することで被切断材の形状を認識する形状認識部と、を有して構成されたものであることを特徴とする切断装置。
  2. 前記被切断材には予め被切断材の材質及び板厚の情報を表示した情報表示部が設けられており、前記画像処理装置には撮影した情報表示部の画像から被切断材の材質及び板厚を認識する材料認識部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載した切断装置。
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