JP2011004389A - 通信機器及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって使い勝手が良く且つ迅速な操作性を実現する。
【解決手段】外部機器と通信を行う通信機器であって、前記外部機器との間で通信を行う通信手段と、前記通信機器のモードを前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを含む複数のモードに設定する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記通信モードにおいて前記通信手段により第1の外部機器からのデータの受信を完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせる。
【選択図】図5

Description

本発明は、外部機器と通信を行う通信機器及びその制御方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータはもとより、デジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラ)などの情報機器においては、無線通信により互いにデータの送受信を行うものがある。情報機器間の無線通信には、ICタグなどに代表されるNFC(Near Field Communication)技術を用いた方法などがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−031531号公報
しかしながら、上記特許文献1はP2P(ピアツーピア)通信を前提にしている。そのため、ある情報機器が、自身が有するデータを、近接無線通信を用いて、他の複数の情報機器に送信して共有する場合において、ユーザは、それぞれの情報機器と、個別に近接させて送信する必要がある。この場合、ユーザは、コンテンツ選択などの準備操作を繰り返し行う必要があるため、大変な手間であり、また時間がかかる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、データを送信する際に、ユーザにとって使い勝手が良く且つ迅速な操作性を実現することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信機器は、外部機器と通信を行う通信機器であって、前記外部機器との間で通信を行う通信手段と、前記通信機器のモードを前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを含む複数のモードに設定する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記通信モードにおいて前記通信手段により第1の外部機器からのデータの受信を完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせる。
本発明によれば、ユーザにとって使い勝手が良く且つ迅速な操作性を実現することができる。
本発明に係る実施形態のシステム構成図(a)及び本発明の通信機器を適用した実施形態のデジタルカメラのブロック図(b)。 実施形態における送信処理を示すフローチャート。 本実施形態の転送処理のシーケンス図。 本実施形態による表示画面を例示する図。 実施形態1のデジタルカメラによる処理を示すフローチャート。 実施形態2のデジタルカメラによる処理を示すフローチャート。 実施形態2における転送許可情報を例示する図。 実施形態3のデジタルカメラによる処理を示すフローチャート。 実施形態3における機器認証に関する情報及び警告画面を例示する図。 実施形態4のデジタルカメラによる処理を示すフローチャート。 実施形態4における転送履歴情報及び警告画面を例示する図。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
<システム構成>先ず、図1(a)を参照して、本発明の通信機器としてデジタルカメラに適用した実施形態の通信システムの構成について説明する。図1(a)において、101、102、103はデジタルカメラであり、ここでは101をデジタルカメラA、102をデジタルカメラB、103をデジタルカメラCと区別して表現する。また、デジタルカメラA、デジタルカメラB、デジタルカメラCに共通する説明を行う場合は、デジタルカメラ(101、102、103)と表現する。111、112、113はデジタルカメラのユーザであり、ここでは111をデジタルカメラA101のユーザA、112をデジタルカメラB102のユーザB、113をデジタルカメラC103のユーザCと区別して表現する。また、ユーザA、ユーザB、ユーザCに共通する説明を行う場合は、ユーザ(111、112、113)と表現する。
各デジタルカメラ(101、102、103)は、近接無線通信のためのインターフェースを備えており、ユーザ(111、112、113)がデジタルカメラ同士を近接させることによって、P2P(ピアツーピア)でのデータ送受信を行うことが可能である。ここで、近接無線通信とは、通信距離が1m未満、特には数10cm未満であることを想定して規定された通信プロトコルに基づく無線通信を意味するものとする。このような通信プロトコルとしては、通信距離が約70cm以下の「近傍型」、同約10cm以下の「近接型」非接触通信プロトコルが知られている。具体的には、ISO/IEC15693、ISO/IEC14434、ECMA−340(ISO/IEC18092)などの規格が存在する。
<デジタルカメラの構成>次に、図1(b)を参照して、本実施形態のデジタルカメラ(101、102、103)の構成について説明する。図1(b)において、制御部201はデジタルカメラ(101、102、103)の動作全体を制御する。制御部201は、例えばCPUやメモリ等で構成される。メモリ202は画像データや各種のデータを記憶する。メモリ202は主に、制御部201が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、後述する表示部205に表示する画面データの格納領域など、様々なデータの格納領域として使用される。
操作部203は、ボタン、十字キー、ダイヤル、タッチパネル等で構成され、ユーザによる操作内容をデジタルカメラ(101、102、103)に入力する。操作部203は、電源スイッチや、動画、或いは静止画の撮影を指示するスイッチ、撮影モードと再生モード切り替えるためのモードスイッチ、メニュースイッチ等を有する。
操作制御部204は、操作部203によって入力された指令を制御部201に通知する。表示部205は、例えば液晶モニタ、有機ELディスプレイ等で構成され、ユーザに操作画面データや画像データ、動画データを表示する。表示制御部206は、メモリ202或いは後述する記憶媒体207に記憶されている操作画面データや画像データ、動画データを取得し、表示部205に表示する。記憶媒体207は、例えばフラッシュメモリ、ハードディスク等で構成され、画像データ、動画データ等の大容量データを記憶する。
記憶媒体制御部208は、データを記憶媒体207に読み書きする。近接通信部209は、近接無線通信のためのインターフェースである。本実施形態では、各デジタルカメラ(101、102、103)の近接通信部209同士を近接させることによって通信を行う。また、近接通信部209は、外部機器との間での近接無線通信の接続および切断を検出する機能を備えており、外部機器との接続が確立又は切断されたときに、制御部201にイベントを通知する。
近接通信制御部210は、メモリ202又は記憶媒体207に記憶されたデータを近接通信部209により外部機器へ送信する。また、近接通信制御部210は、外部機器から近接通信部209を介して受信したデータを、メモリ202又は記憶媒体207に記憶する。
内部バス211は、図示の各処理ブロック間でデータを送受信する。音声出力部212は、例えばスピーカで構成され、音声を出力してユーザに対する報知を行う。音声出力部212は、例えば、近接通信部209にて通信が完了した際に、ユーザに対してその旨を報知することによって近接無線通信の切断をユーザに促すための通知を発することが可能である。
音声出力制御部213は、音声出力部212に対し音声データを送信し、音声を出力させる。本実施形態では、音声出力部212によって出力される音声データは予めメモリ202に格納されているものとする。撮像部214は、被写体の画像を撮影し、静止画データや動画データを出力する。また、信号処理部215は、撮影時においては、撮像部214から出力された静止画データや動画データに対し、所定の信号処理を施し、更に、公知の圧縮符号化方式に従って符号化処理を施す。また、再生時においては、記憶媒体207から再生された静止画データや動画データを復号する。
なお、上述した各処理ブロックは本発明に係る通信機器を適用した一例を示したものであり、これらに限定されるものではない。
<撮影処理>次に、デジタルカメラ(101、102、103)における、基本的な撮影処理について説明する。ユーザが操作部203を操作して電源をオンすると、デジタルカメラ(101、102、103)は撮影モードとなり、撮像部214によって撮影された被写体の動画データが出力され、撮影待機状態となる。撮像部214から出力された動画データは、表示制御部206に送られる。表示制御部206は、撮像部214から出力される動画データを表示部205に表示する。ユーザは表示部205に表示された被写体の画像を確認し、操作部203を操作して撮影を指示する。
ユーザが操作部203により静止画撮影を指示すると、制御部201は、撮像部214に対して、撮影指示に応じて一画面の静止画データを撮影し、出力するように制御する。信号処理部215は、撮像部214により得られた静止画データを処理し、更に、JPEG等の公知の符号化処理を施して記憶媒体制御部208に出力する。記憶媒体制御部208は、符号化された静止画データを含む静止画ファイルを作成し、記憶媒体207に対して記録する。
また、撮影待機状態において、ユーザが操作部203により動画撮影開始を指示すると、制御部201は、信号処理部215に対し、撮像部214により得られた動画データを処理し、更に、MPEG等の公知の符号化処理を開始するよう制御する。そして、信号処理部215から出力された動画データを記憶媒体制御部208に出力する。記憶媒体制御部208は、符号化された動画データを含む動画ファイルを作成し、記憶媒体207に対して記録する。また、ユーザが動画記録の停止を指示すると、制御部201は信号処理部215に対して符号化処理の停止を指示し、記憶媒体制御部208に対し、動画データの記録停止を指示する。本実施形態では、動画記録開始の指示から記録停止の指示までの間に記録された動画データを一つの動画ファイルとして記録する。
なお、本実施形態では、静止画、或いは動画の撮影時に、それぞれサムネイル画像を生成し、各ファイルに格納して記録する。信号処理部215は、記憶された画像データを用いてサムネイル画像のデータを生成する。
<再生処理>次に、デジタルカメラ(101、102、103)における、基本的な再生処理について説明する。ユーザが操作部203を操作して、再生モードへの切り替えを指示すると、制御部201は、デジタルカメラ(101、102、103)を再生モードに設定する。そして、制御部201は、記憶媒体制御部208を制御し、記憶媒体207に記録された静止画ファイル、或いは動画ファイルを読み出す。ここで、ユーザが静止画の再生を指示した場合、記憶媒体制御部208は、記憶媒体207から読み出した静止画ファイルに含まれる静止画データを信号処理部215に送る。信号処理部215は再生された静止画データを復号し、表示制御部206に送る。表示制御部206は、再生された静止画データのサイズを表示部205に適したサイズに変更し、表示部205に表示する。
また、ユーザが動画の再生を指示した場合、記憶媒体制御部208は、記憶媒体207から読み出した動画ファイルに含まれる動画データを信号処理部215に送る。信号処理部215は再生された動画データを復号し、表示制御部206に送る。表示制御部206は、再生された動画データのサイズを表示部205に適したサイズに変更し、表示部205に表示する。
本実施形態では、再生モードにおいて、記憶媒体207に記憶された複数の画像データのサムネイル画像の一覧画面を表示部205に表示する機能を持つ。ユーザが操作部203を操作して、サムネイル表示を指示すると、制御部201は、記憶媒体制御部208に対し、静止画ファイル、或いは動画ファイルのサムネイルデータを再生するように制御する。記憶媒体制御部208は、再生したサムネイル画像のデータを表示制御部206に送る。表示制御部206は、複数のサムネイル画像データに基づいて一画面のサムネイル一覧画面を生成し、表示制御部206に表示する。ユーザは操作部203を操作して、表示部205に表示されたサムネイルを選択し、再生を指示することができる。再生の指示があると、制御部201は、選択、指示されたサムネイルに対応した静止画ファイルを前述のように再生するように、各部を制御する。
<デジタルカメラによる通信処理>次に、本実施形態におけるデータの送信及び受信処理について説明する。図2は、デジタルカメラ(101、102、103)による画像データの送信処理を示すフローチャートである。なお、図2の処理は、制御部201が各部を制御することにより実現される。
まず、通信モードが設定されたか否かを判定する(S201)。本実施形態では、撮影モード、或いは、再生モードの状態で、ユーザはモード設定のために操作部203を操作してメニュー画面を表示部205に表示し、このメニュー画面を利用して通信モードを設定することができる。通信モードが設定された場合、制御部201はカメラを通信モードに設定する(S202)。本実施形態では、通信モードとは、他のデジタルカメラを含む外部機器との間で、近接通信部209によりデータの通信を行うためのモードである。通信モードが設定されると、制御部201は、カメラを通信モードに設定し、近接通信制御部210に対し、無線通信の準備を指示する。
次に、制御部201は、表示制御部206に対し、送信する画像をユーザに選択させるための選択画面を表示部205に表示する様に指示する(S203)。図4(a)は選択画面401の例を示している。ユーザは、この選択画面を利用し、操作部203を操作することにより、記憶媒体207に記憶された複数の静止画、動画データのうち、外部機器に送信すべきデータを選択する。
選択画面を表示すると、制御部201は、送信する画像が選択されたか否かを判定する(S204)。送信する画像が選択されず、ユーザが操作部203を操作して送信中止を指示すると(S213)、制御部201は、カメラのモードを通信モードに切り替わる前のモードに変更し、終了する(S212)。
また、S204で送信する画像が選択されると、制御部201は、選択された画像データ(静止画ファイル、動画ファイル)を示す送信予定リストを生成してメモリ202に記憶する。また、制御部201は、表示制御部206に対し、受信側のカメラに対して近接を促す画面を表示部205に表示する様に指示する(S205)。図4(b)はこのときに表示される画面402を示している。
この状態で、制御部201は、近接通信制御部210より、外部機器との間で近接無線通信の接続が確立された旨の通知を受けるのを待つ(S206)。具体的には、送信側のカメラと受信側のカメラにおける近接通信部209が近接され、通信可能な状態となったことを検出する。無線通信の接続が確立されず、S205で近接を促す画面を表示してから所定期間が経過すると(S214)、制御部201はカメラのモードを自動的に通信モードに切り替わる前のモードに変更し、終了する(S212)。また、S214で、所定期間経過していない場合、ユーザにより送信中止の指示があると(S215)、カメラのモードを通信モードに切り替わる前のモードに変更し、終了する(S212)。
また、S206で通信が確立された旨の通知を受けると、制御部201は近接通信制御部210に対して受信側のカメラと通信を開始して、画像データを送信するように指示する(S207)。具体的には、近接通信部209により、まず、送信要求メッセージを送信する。送信要求メッセージには、送信を要求する旨の情報、および送信される画像データに関する情報が含まれる。ここで、画像データに関する情報とは、例えばファイル名、ファイルサイズ等である。そして、送信要求メッセージに引き続き、メモリ202に記憶しておいた送信予定リストに基づいて、選択された画像データのファイルを、記憶媒体制御部208により、順次、記憶媒体207から読み出し、近接通信部209により受信側のカメラに送信する。そして、選択された画像データを全て送信し終わると、制御部201は、送信完了を示す情報を表示部205に表示すると共に、音声出力部212から音声を出力する(S208)。そして、制御部201は、近接通信部209から近接無線通信の接続切断の通知を待つ(S209)。
制御部201は、近接通信部209から接続切断の通知を受信した場合、通信モードに設定したまま、直前に送信した画像を、直前に送信した外部機器以外の機器にも送信するかどうかをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面を表示部205に表示するよう、表示制御部206を制御する(S210)。図4(c)は、このときに表示される問い合わせ画面403を示している。
ユーザは問い合わせ画面が表示されると、操作部203を操作し、転送するかどうかを選択する。問い合わせの結果、ユーザにより転送が選択されない場合には、制御部201は、カメラのモードを通信モードに切り替わる前のモードに変更する(S212)。また、ユーザにより転送が選択されると、直前に送信した画像を、再度、送信すべき画像として選択して、S205に戻る(S216)。
次に、画像データの受信処理を説明する。図5は、デジタルカメラ(101、102、103)における受信処理を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、制御部201が各部を制御することにより実現される。
本実施形態では、画像データを外部機器より受信する場合、近接通信部209が外部機器における近接通信部の近接を検出すると、その旨を近接通信制御部210が制御部201に通知する。近接通信制御部210は、外部機器の近接を検知すると、自動的に、近接無線通信の接続処理を開始する。次に、制御部201は、近接通信制御部210から近接無線通信による接続確立の通知を待つ(S501)。制御部201は、近接通信部209から接続確立が通知されると、自動的にカメラのモードを通信モードに変更する(S502)。この際、カメラが撮影モードであった場合には、撮影待機状態のときに自動的に通信モードに変更し、静止画、或いは動画の撮影中であった場合には通信モードに変更せず、そのまま撮影を継続する。また、カメラが再生モードであった場合には、制御部201は自動的に通信モードに変更する。このとき、動画、或いは静止画の再生中であっても、再生動作を停止して通信モードに変更する。
次に、制御部201は、近接通信部209により送信側のカメラと通信を行い、画像データを受信する(S503)。具体的には、近接通信部209は、送信側のカメラから送信された送信要求メッセージを受信する。前述のように、送信要求メッセージには、送信を要求する旨の情報、および送信される画像データに関する情報が含まれる。ここで、画像データに関する情報とは、例えばファイル名、ファイルサイズ等である。続いて、近接通信部209が画像データを受信する。近接通信制御部210は、受信された画像データを、順次、記憶媒体207に記録する。
全ての画像データを受信すると、制御部201は、音声出力部212によって通信が完了したことをユーザに通知するための音を出力し、また、受信が完了した旨の情報を表示部205に表示する(S504)。そして、制御部201は、近接通信部209から近接無線通信の接続切断の通知を待つ(S505)。
制御部201は、近接通信部209から接続切断の通知を受信した場合、カメラのモードを通信モードに設定したまま、今回受信した画像データを他の機器に転送するか否かをユーザに問い合わせるための画面を表示部205に表示する(S506)。図4(d)は、このときに表示される問い合わせ画面404を示している。
問い合わせ画面を表示した結果、制御部201が、ユーザから転送しない旨の指示を受け付けた場合は、カメラのモードを通信モードに変更する前のモードに変更し、処理を終了する(S512)。
また、ユーザにより転送が選択されると、制御部201は、表示制御部206に対し、受信側のカメラに対して近接を促す画面を表示部205に表示する様に指示する(S508)。図4(b)はこのときに表示される画面402を示している。
この状態で、制御部201は、近接通信制御部210より、外部機器との間で近接無線通信の接続が確立された旨の通知を受けるのを待つ(S509)。無線通信の接続が確立されず、S506で近接を促す画面を表示してから所定期間が経過すると(S513)、制御部201はカメラのモードを自動的に通信モードに切り替わる前のモードに変更し、終了する(S512)。また、S513で、所定期間経過していない場合、ユーザにより送信中止の指示があると(S514)、カメラのモードを通信モードに切り替わる前のモードに変更し、終了する(S512)。
また、S509で通信が確立された旨の通知を受けると、制御部201は近接通信制御部210に対して受信側のカメラと通信を開始して、画像データを送信するように指示する(S510)。具体的には、近接通信部209により、前述の様に送信要求メッセージを送信し、引き続き、S503で今回受信されて記憶媒体207に記憶された画像データを、順次、記憶媒体207より読み出し、近接通信部209により受信側のカメラに送信する。そして、画像データを全て送信し終わると、制御部201は、送信完了を示す情報を表示部205に表示すると共に、音声出力部212から音声を出力する(S511)。そして、カメラのモードを通信モードに変更する前のモードに変更し、処理を終了する(S512)。
次に、図3を用いて、デジタルカメラB102がデジタルカメラA101から画像データを受信した後、デジタルカメラC103に転送する処理について説明する。図3では、デジタルカメラA101が図2に示す処理を実行し、デジタルカメラB102とデジタルカメラC103が図5に示す処理を実行する。
S301では、ユーザA111がデジタルカメラA101を操作し、デジタルカメラA101を近接無線通信による画像送信のための通信モードに設定する。そして、通信モードに設定後、例えばユーザA111が、デジタルカメラA101のメニュー画面を操作して、前述の様に送信する画像データを選択する。
図4(a)はこのときに表示される選択画面401を示している。図4(a)では、記憶媒体207に記憶されている画像データのサムネイル画像を表示している。そして、ユーザは、表示されたサムネイル画像を確認して送信する画像を選択する。図4(a)では、送信する画像として、IMG_0001.JPG、IMG_0002.JPG、IMG_0004.JPG、及びIMG_0006.JPGが選択されている。以下では、これら4つの画像が送信する画像データとして選択されたものとする。
ユーザA111により送信する画像が選択されると、デジタルカメラA101は、図4(b)に示す、表示部205に送信先機器との近接接続を促す画面を表示する。
S302では、ユーザA111とユーザB112によって、デジタルカメラA101とデジタルカメラB102が近づけられる。S303では、デジタルカメラA101の近接通信部209と、デジタルカメラB102の近接通信部209とによって近接無線通信による接続の確立を検出する。S303で、デジタルカメラB102がデジタルカメラA101の近接を検出すると、通信モードに変更する。S304では、S301にて、デジタルカメラA101は、画像送信を要求する内容の送信要求メッセージをデジタルカメラB102に送信する。送信要求メッセージには、送信画像に関する情報として、例えばS301で選択された画像のファイル名やファイルサイズ等が含まれている。
S305では、デジタルカメラA101は、S304にて送信した送信要求メッセージにおいて指定されている画像ファイルを記憶媒体207から読み出し、デジタルカメラB102に送信する。
画像データの送受信処理が終了すると、S306では、デジタルカメラA101の音声出力部212、およびデジタルカメラB102の音声出力部212によって通信が完了したことをユーザに通知するための音が出力される。
S307では、ユーザA111とユーザB112によって、デジタルカメラA101とデジタルカメラB102が離される。S308では、デジタルカメラA101の近接通信部209と、デジタルカメラB102の近接通信部209とによって近接無線通信による接続の切断を検出する。S309では、デジタルカメラA101とデジタルカメラB102は、それぞれの表示部205に、S305にて送受信した画像データを別の機器に転送するか否かを問い合わせる画面を自動的に表示し、ユーザからの指示を受け付ける。デジタルカメラA101の表示部205には図4(c)に示す問い合わせ画面403が表示される。また、デジタルカメラB102の表示部205には図4(d)に示す問い合わせ画面404が表示される。
S310では、ユーザB112は、デジタルカメラB102の操作部203によって転送処理を選択する。例えば、図4(d)の問い合わせ画面を見ながら、ユーザが操作部203を操作し、「はい」のボタンを選択することによって転送処理が選択される。これによりデジタルカメラB102は、通信モードを設定した状態で、S305にて受信した画像データ、ここでは四つの画像ファイルを送信する画像として自動的に選択する。そして、デジタルカメラB102は、表示部205に対し、図4(b)の表示画面402を表示して、送信側のカメラ、ここではデジタルカメラC103が近接されるのを待つ。
S311では、ユーザB112とユーザC113によって、デジタルカメラB102とデジタルカメラC103とが近づけられる。S312では、デジタルカメラB102の近接通信部209と、デジタルカメラC103の近接通信部209とは近接無線通信による接続の確立を検出する。デジタルカメラC103では、デジタルカメラB102との近接を検出すると通信モードに変更する。S313では、S310にて選択した画像の送信を要求する内容の送信要求メッセージを、デジタルカメラC103に送信する。送信要求メッセージには、送信される画像に関する情報として、ファイル名、ファイルサイズ等が含まれている。S314では、デジタルカメラB102は、S313にて送信した送信要求メッセージに対応する画像データを、デジタルカメラC103に送信する。
画像データの送受信処理が終了すると、S315にてデジタルカメラB102の音声出力部212とデジタルカメラC103の音声出力部212に、通信が完了したことをユーザに通知するための音が出力される。S316では、ユーザB112とユーザC113によって、デジタルカメラB102とデジタルカメラC103が離される。デジタルカメラB102は、デジタルカメラC103との接続が切断すると、通信モードから、元のモードに切り替える。S317では、デジタルカメラB102の近接通信部209と、デジタルカメラC103の近接通信部209とは近接無線通信による接続の切断を検出する。
この様に、ユーザは、画像データを受信したときに表示される問い合わせ画面により転送を指示するだけで、改めて送信する画像を選択することなく、受信した画像を他のカメラに転送することが可能となる。
なお、S309においては、デジタルカメラA101には図4(c)に示した問い合わせ画面403が表示される。ユーザA111が、送信したデータを他の機器に送信する選択がされた場合、デジタルカメラA101は、直前で送信した画像をそのまま送信候補の画像として選択する。そして、通信モードに設定したまま、表示部205に対して再度図4(b)の画面402を表示し、送信先のカメラが近接されるのを待つ。
また、S306とS315では、送信側と受信側の両方で通信が完了したことをユーザに通知していたが、これに限定されず、どちらか一方のデジタルカメラの音声出力部212によって通知を行ってもよい。
また、上述したシーケンスでは、ユーザA、ユーザB、ユーザCと3つに区別して説明したが、3人が全て他人である必要はなく、例えば全て同一のユーザであってもよい。
また、図2のS211において転送が選択されなかった場合に元のモードに戻るのではなく、通信モードに設定したままS203に戻り、新たに送信画面を選択させるようにしてもよい。
また、受信側のカメラにおける近接通信部209により外部機器の近接が検出されたときに図5の処理を開始するのではなく、送信時と同様に、通信モードに設定した状態で外部機器の近接が検出されたときに図5の処理を開始するようにしてもよい。
この場合、受信側のカメラにおいては、通信モード以外のモードで外部機器が近接されても自動的に通信モードに切り替わらない。そして、ユーザが通信モードに設定すると、S201〜S203の処理と同様にカメラを通信モードに設定して、選択画面を表示する。この状態で、画像が選択されずに外部機器の近接を検出すると、図5の処理を開始する。
この様に、画像を受信する場合にも、ユーザが通信モードに設定することによって、受信側のカメラのユーザが意図しないタイミングで画像が送信されることを防ぐことができる。
[実施形態2]次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態では、画像データを送信する際に、この画像データを送信先の機器から更に他の機器に対する送信が可能かどうかを示す転送許可情報を送信する。受信側の機器では、外部機器から画像データと転送許可情報とを受信した場合に、転送許可情報に応じて他の外部機器への転送処理を実行する。なお、本実施形態のシステム構成、デジタルカメラ(101、102、103)の構成については、実施形態1と同一であるため説明を省略する。
本実施形態では、ユーザは操作部203を操作することにより、記憶媒体207に記憶された各画像データについて、送信先の機器から更に他の機器に対する送信を許可するか否かを設定することができる。本実施形態では、撮影された直後は、初期値として、転送が禁止されていない旨を示す値を転送許可情報として設定して記録する。そして、ユーザにより転送禁止、或いは転送回数の制限が設定されると、その旨を示す値を転送許可情報として設定する。具体的には、転送を禁止するか否かを設定する。また、転送の禁止が設定されない場合には、更に、転送を許可する回数を設定する。また、転送可能な回数として、無制限が設定された場合には、その旨を転送許可情報として設定する。
図6は、デジタルカメラ(101、102、103)における受信処理を示すフローチャートである。なお、図2の処理は、制御部201が各部を制御することにより実現される。また、図6において、図5と同一の処理については、図5と同一の符号を付与して説明は省略する。
図6に示す様に、送信側のカメラとの間で通信の接続が確立されると(S501でYES)、制御部201はカメラを通信モードに設定する(S502)。そして、制御部201は、近接通信部209を介して、外部機器から画像データと共に、この画像データに関する転送許可情報を受信する(S601)。転送許可情報は、受信した送信要求メッセージにて送信画像として指定されている画像データが、他の外部機器に転送可能か否かを示す情報である。図7(a)は転送許可情報を示し、No.は画像データの数を示す数値であり、データ名はファイル名を示し、転送可能回数は、画像データを残り何回転送することが可能かを示す数値である。例えば、IMG_0001.JPGは、残り10回転送することが可能であることを示す。制御部201は、受信した転送可能情報をメモリ202に格納する。
この様に画像データと転送許可情報とを受信後、通信の接続が切断すると、制御部201は、S601にてメモリ202に格納した転送許可情報を読み出し、受信した全ての画像データについて、他の外部機器に転送か否かを判定する(S602)。本実施形態では、図7(a)に示す「転送可能回数」が1回以上であれば転送可能と判定し、1回未満(つまり、0)であれば転送禁止であると判定する。受信した画像データのうちの何れかが転送可能であった場合は、転送が許可されている画像データを次に送信する画像として自動的に選択し、図4(d)に示す問い合わせ画面404を表示部205に表示する(S506)。また、受信した画像データの全てが転送禁止であると判定された場合は処理を終了する。
問い合わせ画面を表示した後、ユーザが転送を選択すると、近接を促す画面を表示部205に表示して転送先のカメラが近接されるのを待つ。そして、通信の接続が確立されると、制御部201は、近接通信部209を介して、S506で選択した画像データのうち転送が許可されている画像データと、この画像データに係る転送許可情報を外部機器に送信する(S603)。このとき、本実施形態では、制御部201は、転送する画像データの転送可能回数の値を1だけ減らす。図7(b)は、S603にて送信される転送許可情報を例示している。図7(b)では、図7(a)で10であった各画像データの転送可能回数が1ずつ減らされ、9となっている。また、転送許可情報として設定された値が、転送回数が無制限であることを示す所定値であった場合には、転送可能回数の値を変更せず、所定値のまま送信する。
この様に、本実施形態によれば、画像データを送信する際に、転送可能回数を設定することができる。そのため、転送先のカメラから無制限に画像が転送されるのを防ぐことができる。
[実施形態3]次に、第3の実施形態を説明する。本実施形態では、画像データを受信した際にユーザに対して転送を問い合わせた結果、転送指示が選択された状態で近接された外部機器が、画像データの送信元の機器であった場合には送信を禁止する。
なお、本実施形態のシステム構成、デジタルカメラ(101、102、103)の構成については、第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。図8は、デジタルカメラ(101、102、103)における受信処理を示すフローチャートである。なお、図8の処理は、制御部201が各部を制御することにより実現される。また、図8において、図5と同一の処理については、図5と同一の符号を付与して説明は省略する。
図8に示す様に、送信側のカメラとの間で通信の接続が確立されると(S501でYES)、制御部201はカメラを通信モードに設定する(S502)。そして、制御部201は、近接通信部209によって機器認証処理を実行する(S801)。ここで、制御部201は、画像データの送信側の外部機器の識別情報を受信すると共に、送信側の外部機器に対して自分の識別情報を送信する。本実施形態では、機器の識別情報として、機器名とユニークIDを、送信側の機器と受信側の機器との間で、お互いに送受信する。図9(a)は送信側の外部機器から取得した機器名とユニークIDを示す。図9(a)において、機器名は外部機器の名前を示し、ユニークIDは外部機器を一意に示すための識別情報である。受信した識別情報はメモリ202に記憶される。
この様に、外部機器から識別情報を受信した後、前述の様に、画像データを受信する。そして、受信が完了すると、図4(d)の問い合わせ画面を表示部205に表示し、転送が指示されると、受信した画像データを送信する画像として選択して、図4(b)の表示画面402を表示部205に表示する。
この状態で、外部機器が近接されて通信の接続が確立されると、制御部201は、S801と同様の機器認証処理を実行する(S802)。そして、制御部201は、S802の機器認証処理にて第2の外部機器から取得した識別情報と、S801の機器認証処理にて第1の外部機器から取得した識別情報とを比較する。そして、比較結果に基づいて、今接続している外部機器が、送信候補の画像データの送信元のカメラと一致するか否かを判定する(S803)。そして、送信元のカメラと一致すると判定した場合、制御部201は、表示部205に、S509において近接接続した外部機器が、S503にてデータを受信した際の送信元の外部機器であることを示す警告画面を表示する(S804)。そして、S509に戻り、再び他の外部機器との近接接続を待つ。図9(b)はS804にて表示される警告画面を例示している。
また、S509で近接した外部機器が、画像データの送信元のカメラとは別の機器であった場合には、前述のように、画像データを送信する。
この様に、本実施形態によれば、外部機器から受信した画像データを他の外部機器に送信するために近接接続待ちの状態で、画像データの送信元の外部機器と近接接続された場合、ユーザに警告を発する。これにより、不必要な転送処理を避けることが可能となる。
なお、本実施形態では、S803、S804にて、送信元のカメラに対して画像を送信しようとした場合に、警告画面を表示して転送を禁止していた。一方、図2に示す様に、ユーザが通信モードに変更し、画像データを他の機器に送信する場合には、送信先の機器が、送信候補の機器であっても送信を許可するものとする。
[実施形態4]次に、第4の実施形態を説明する。本実施形態では、画像データを受信した際にユーザに対して転送を問い合わせた結果、転送指示が選択された状態で近接された外部機器が、送信候補の画像データを過去に転送したことがある機器であった場合には送信を禁止する。
なお、本実施形態のシステム構成、デジタルカメラ(101、102、103)の構成については、第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。図10は、デジタルカメラ(101、102、103)における受信処理を示すフローチャートである。なお、図10の処理は、制御部201が各部を制御することにより実現される。また、図10において、図5、或いは図8と同一の処理については、図5や図8と同一の符号を付与して説明は省略する。
図10に示す様に、送信側のカメラとの間で通信の接続が確立されると(S501でYES)、制御部201はカメラを通信モードに設定する(S502)。そして、制御部201は、近接通信部209によって機器認証処理を実行する。次に、制御部201は、近接通信部209を介して、画像データと転送履歴情報とを外部機器から受信する(S1001)。本実施形態では、画像データを送信する際に、この画像データが過去に送信、或いは記憶された機器の識別情報を送信する。転送履歴情報には、送信要求メッセージにおいて送信画像として指定されている各画像データを過去に転送したことのある外部機器の機器名及びユニークIDが含まれる。図11(a)はS1001にて受信した転送履歴情報を示している。図11(a)では、S502にて受信した画像データのうちの一つが、現在までに、デジタルビデオカメラA、携帯電話A、デジタルカメラC、デジタルカメラAの、合計4つの機器に記憶された履歴があることを示している。なお、本実施形態では、過去に転送されたことがある全ての機器ではなく、直前のn回(nは1以上の整数)の送信、或いは撮影処理にて記憶された機器の識別情報を履歴情報として送信する。
この様に、外部機器から識別情報を受信した後、前述の様に、画像データを受信する。そして、受信が完了すると、図4(d)の問い合わせ画面を表示部205に表示し、転送が指示されると、受信した画像データを送信する画像として選択して、図4(b)の表示画面402を表示部205に表示する。
この状態で、外部機器が近接されて通信の接続が確立されると、制御部201は、S801と同様の機器認証処理を実行する。そして、制御部201は、S802の機器認証処理にて第2の外部機器から取得した識別情報が、S1001にて第1の外部機器から取得した全ての画像データの履歴情報に含まれているか否かを判定する(S1002)。送信元のカメラが履歴情報に含まれていると判定した場合、制御部201は、表示部205に、S509にて近接接続した外部機器が、S1001にて受信した画像データを過去に受信、或いは保持したことがあることを示す警告画面を表示する(S1003)。そして、S509に戻り、再び他の外部機器との近接接続を待つ。図11(b)はS1003にて表示される警告画面を例示している。
S1002において、接続された機器が、受信した全ての画像データの転送履歴情報に含まれていない場合、制御部201は、S506で選択された画像データのうちS509で接続された機器が転送履歴情報に含まれていないものを送信する(S1004)。ここで、制御部201は、S1001にて受信した転送履歴情報に自身の機器名及びユニークIDを追加する。図11(c)はS1004にて送信される転送履歴情報を例示し、デジタルカメラB102の機器名及びユニークIDがNo.5に追加される。
この様に、第4の実施形態によれば、デジタルカメラB102は、外部機器から受信した画像データを他の外部機器に送信するために近接接続待ちの状態において、過去に同じ画像データを転送した履歴のある外部機器と近接接続されるとユーザに警告を発する。これにより、不必要な転送処理を避けることが可能となる。
[その他の実施形態]また、第1から第4の実施形態では、本発明をデジタルカメラに対して適用した場合について説明したが、これ以外にも、外部機器との間で通信を行う機器に対して、同様に本発明を適用することが可能である。
また、本発明は、上記実施形態と同等の処理を、コンピュータプログラムでも実現できる。この場合、図1をはじめとする構成要素の各々は関数、もしくはCPUが実行するサブルーチンで機能させれば良い。また、通常、コンピュータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されており、それを、コンピュータが有する読取り装置(CD−ROMドライブ等)にセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になる。従って、かかるコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇にあることは明らかである。

Claims (15)

  1. 外部機器と通信を行う通信機器であって、
    前記外部機器との間で通信を行う通信手段と、
    前記通信機器のモードを前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを含む複数のモードに設定する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記通信モードにおいて前記通信手段により第1の外部機器からのデータの受信を完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする通信機器。
  2. 前記通信手段による通信の切断を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記通信手段が前記第1の外部機器からのデータの受信を完了した後、前記検出手段により前記第1の外部機器との通信の切断が検出されたことに応じて、前記第1の外部機器から受信したデータを前記第2の外部機器に送信するか否かをユーザに選択させるための問い合わせ画面を表示装置に表示することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記制御手段は、前記通信手段により前記第1の外部機器から受信したデータの転送が許可されているか否かを判定し、転送が許可されていると判定した場合に前記問い合わせ画面を表示し、転送が許可されていないと判定した場合には、前記通信機器を前記通信モードから他のモードに変更することを特徴とする請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記制御手段は、前記通信手段が前記第1の外部機器から受信した識別情報と、前記通信手段が前記第2の外部機器から受信した識別情報とが一致するか否かを判定し、前記第1の外部機器の識別情報と前記第2の外部機器の識別情報とが一致すると判定した場合に、警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  5. 前記通信手段は、前記第1の外部機器から受信したデータを保持したことがある機器を示す履歴情報を前記第1の外部機器から受信し、
    前記制御手段は、前記通信手段が前記第2の外部機器から受信した前記第2の外部機器の識別情報が、前記第1の外部機器から受信したデータに係る履歴情報に含まれているか判定し、前記第2の外部機器の識別情報が前記履歴情報に含まれていると判定した場合に、警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  6. 前記通信手段が受信したデータを記憶媒体に記憶し、前記記憶媒体からデータを読み出す記憶媒体制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  7. 前記制御手段は、前記問い合わせの結果、送信が指示された場合には前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するように前記通信手段を制御し、送信が指示されなかった場合には前記通信機器を前記通信モードから他のモードに変更することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  8. 前記制御手段は、前記問い合わせの結果、送信が指示された場合には前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するように前記通信手段を制御し、前記第2の外部機器へのデータの送信が完了すると、自動的に前記通信機器を前記通信モードから他のモードに変更することを特徴とする請求項7に記載の通信機器。
  9. 前記通信手段は、近接無線通信により前記外部機器と通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  10. 前記制御手段は、前記通信手段が前記外部機器の近接を検出すると、自動的に前記通信機器を前記通信モードに設定することを特徴とする請求項9に記載の通信機器。
  11. 外部機器と通信を行う通信機器であって、
    前記外部機器との間で通信を行う通信手段と、
    前記通信機器のモードを前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを含む複数のモードに設定する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記通信モードにおいて前記通信手段により前記外部機器より複数の画像ファイルの受信を完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信した複数の画像ファイルを別の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする通信機器。
  12. 外部機器との間で通信を行う通信手段を備え、前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを含む複数のモードを有する通信機器の制御方法であって、
    前記通信モードにおいて前記通信手段により第1の外部機器からのデータの受信を完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記受信したデータを第2の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする制御方法。
  13. 外部機器と通信を行う通信機器であって、
    前記外部機器との間で通信を行う通信手段と、
    複数のモードのうち、前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを設定するモード設定手段と、
    前記外部機器に対して送信するデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたデータを前記外部機器に送信するよう前記通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記通信モードにおいて前記通信手段により前記外部機器に対する前記選択されたデータの送信が完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記選択されたデータを他の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする通信機器。
  14. 前記通信手段は近接無線通信により通信を行い、前記制御手段は、前記通信モードにおいて、前記通信手段が前記近接無線通信による通信が可能な状態になると前記選択されたデータを送信するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項13に記載の通信機器。
  15. 外部機器との間で通信を行う通信手段と、複数のモードのうち、前記通信手段が前記外部機器と通信を行うための通信モードを設定するモード設定手段と、前記外部機器に対して送信するデータを選択する選択手段とを備える通信機器の制御方法であって、
    前記通信モードにおいて前記通信手段により前記外部機器に対する前記選択されたデータの送信が完了すると、前記通信機器を前記通信モードに設定した状態で、前記選択されたデータを他の外部機器に送信するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする制御方法。
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