JP2006115017A - 撮像装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラム - Google Patents

撮像装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影により得られた画像データの検索を容易にし、画像データを効率的に管理することができるようにする。
【解決手段】 撮像装置1は至近距離で通信可能な近距離無線用アンテナを備える。ゲート2は駅の改札ゲートや遊園地の入場ゲートであって、近距離無線用アンテナが設けられた通信部3を備える。通信部3はゲート2が設置された場所に関連する場所名情報を記憶している。撮像装置1を携帯するユーザが、ゲート2を通過するときにその通信部3に対して撮像装置1をタッチすると、ゲート2が有する場所名情報が近距離無線用アンテナを介してゲート2から撮像装置1に通知される。撮像装置1は、この通知された場所名情報をフォルダ名として新規フォルダを作成し、この新規フォルダを撮影画像の格納先として設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、撮像して得られた画像データを効率よく管理することができる撮像装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムに関する。
被写体からの光をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子を用いて撮像し、撮像信号に基づく画像データを脱着可能な不揮発性の半導体メモリ(以下、フラッシュメモリと呼ぶ)などに記憶させるようにしたディジタルスチルカメラが出現して久しい。撮像されフラッシュメモリに記憶された撮像データは、例えばパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置に転送し、ハードディスクなどの記録媒体に記録したり、カラープリンタ装置などで印刷したりすることが可能である。
このようなディジタルスチルカメラは、技術の進歩に伴いより一層の小型化や、フラッシュメモリの大容量化などが進み、利便性が増している。小型化が進むにつれ、ユーザは、ディジタルスチルカメラを何時、何処へでも気軽に持ち歩けるようになると共に、フラッシュメモリの大容量化に伴い、フィルム枚数や現像費用を気にすることなく、大量に撮影することが可能となった。
ディジタルスチルカメラは、多くの場合、文字情報を入力する手段を持たない。この場合、撮影された画像データは、ディジタルスチルカメラ側で自動的に設定された画一的なファイル名で、フラッシュメモリに記憶される。機種によっては、フォルダを作成し、撮影された画像データをフォルダ毎に管理することができるものもある。この場合でも、フォルダ名は、画一的な名称が自動的に設定される。
特に大量の画像データをフラッシュメモリに記憶する場合、ファイル名に画一的な名称を用いたのでは、後に、目的の画像データを探す際に非常に不便である。そのため、従来から、撮影で得られた画像データを効率的に管理できるような様々な方法が提案されている。
例えば、近年では、GPS(Global Positioning System)技術も一般的に用いられるようになってきており、GPSで得られた位置情報に基づきファイル名を作成する方法も、幾つかが提案されている。GPSを用いる場合、撮影時にGPSにより得られた緯度経度情報に対して住所やランドマークといった地図情報を対応付け、この地図情報に基づき撮影された画像データのファイル名や、画像データを格納するフォルダのフォルダ名を作成することが考えられる。
これに対し、GPSを用いない方法も提案されている。例えば、特許文献1には、ディジタルスチルカメラに無線通信機能を持たせると共に、特定の場所に、当該場所名を送信するファイル名送信部を設け、ディジタルスチルカメラで撮影時に、ファイル名送信部から送信された情報を用いて撮影された画像データのファイル名を作成するようにした技術が公開されている。
特開2002−374481号公報
ところが、上述したGPSにより得られる緯度経度情報に基づきファイル名を作成する方法では、ファイル名を作成するまで手間がかかると共に、作成されたファイル名が必ずしもユーザにとって分かりやすいものであるとは限らないという問題点があった。
例えば、GPSからは緯度経度情報しか与えられないため、ユーザは、予め地図情報を取り込み済みのパーソナルコンピュータを用意し、このパーソナルコンピュータに撮影された画像データおよび対応する緯度経度情報を送信する、あるいは、ディジタルスチルカメラに対して通信手段を設けて地図情報をダウンロードするなどにより、地図情報を得て、緯度経度情報とこの地図情報とをリンクさせる必要があり、大変手間がかかるという問題点があった。
また、緯度経度情報に基づき得られた地図情報も、地図の提供者側の意図により、参照する地図によって区分や表現が異なってしまうことがあるという問題点があった。
例えば、ある場所を地図情報に基づき表現する場合、住所表示を用いることが考えられる。しかしながら、人は、住所表示からその場所のイメージを思い浮かべることは難しいため、その場所の近くにあるランドマークを用いることも考えられる。そのため、同一の場所でも、参照する地図によって、「文京区後楽1丁目」と住所で表現されたり、「東京ドーム」とランドマークで表現されたりと、表現が異なる可能性がある。また、ある場所をどの住所で代表させるかの区分が、地図によって異なることも考えられる。例えば、上述の東京ドームをバックに東京ドームの周辺で撮影した写真が、住所で分類すると「千代田区飯田橋3丁目」とされ、東京ドームの住所である「文京区後楽1丁目」とは異なるフォルダに画像データが格納されてしまう可能性があり、不便である。
さらに、地図を参照する場合、参照する地図が何時作製された地図であるかによっても、地名などの情報が異なってくる可能性があり、問題であった。例えば、住所に基づきフォルダ名を作成する場合には、区画整理などにより住所が変更されることが考えられる。また、ランドマークに基づきフォルダ名を作成する場合には、1年前になかったランドマークが新しく出現したり、逆に、1年前にはあったランドマークが消滅したりする場合が考えられる。したがって、ユーザは地図情報を常に最新に保たなくてはならず、負担になってしまうという問題点があった。この問題は、時間情報と地図情報とを併せて処理することで、解決が可能である。しかしながら、この場合には、時系列に沿って地図情報を蓄積することになり、膨大な量の地図データベースを用意する必要があるため現実的ではない。
一方、上述の特許文献1に示される、GPSを用いない方法では、特定の場所において、場所を表すファイル名をディジタルスチルカメラ側で自動的に取得できると共に、特定の場所から直接的にファイル名を送信するようにしているため、常にその場所を的確に表すファイル名を作成することができるメリットがある。しかしながら、この場合、ユーザは、ファイル名を送信するための送信アンテナなどが何処にあるのかを、撮影場所を変える度に探す必要があるという問題点があった。
また、特許文献1の方法では、ある場所で撮影された画像データを探す際に、ファイル名で検索する必要があり、煩わしいという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、撮影により得られた画像データの検索を容易にし、画像データを効率的に管理可能な撮像装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、被写体を撮影し、画像データを出力する撮影手段と、
通信部と通信して、当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得する通信手段と、
通信手段により取得された場所名情報を用いて、撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成する管理手段と
を備えることを特徴とする撮像装置である。
第2の発明は、通信部と通信して、当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得し、取得された場所名情報を用いて、撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成することを特徴とするファイル管理方法である。
第3の発明は、通信部と通信して、当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得し、取得された場所名情報を用いて、撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成することを特徴とするファイル管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするファイル管理プログラムである。
この発明では、通信部から当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得し、取得された場所名情報を用いて、撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成するので、直感的に理解しやすいフォルダ名を作成することができる。
以上説明したように、この発明によれば、撮影により得られた画像データの検索を容易にし、画像データを効率的に管理することができる。
本発明の実施の形態について、以下の順に説明する。
(1)第1の実施形態
(1−1)第1の実施形態によるファイル管理システムの概要
(1−2)第1の実施形態による撮像装置の構成
(1−3)第1の実施形態による通信部の構成
(1−4)第1の実施形態による撮像装置の動作
(1−5)第1の実施形態の変形例
(2)第2の実施形態
(2−1)第2の実施形態によるファイル管理システムの概要
(2−2)第2の実施形態による撮像装置の構成
(2−3)第2の実施形態による通信部の構成
(2−4)第2の実施形態による撮像装置の背面部
(2−5)第2の実施形態による撮像装置のフォルダ名設定画面
(2−6)第2の実施形態による撮像装置の動作
(2−7)第2の実施形態の変形例
(3)第3の実施形態
(3−1)第3の実施形態によるファイル管理システムの概要
(3−2)第3の実施形態による撮像装置の構成
(3−3)第3の実施形態による第1の通信部の構成
(3−4)第3の実施形態による第2の通信部の構成
(3−5)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ名表示画面
(3−6)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成テーブル
(3−7)第3の実施形態による撮像装置の削除フォルダ名格納テーブル
(3−8)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成画面
(3−9)第3の実施形態による撮像装置の動作
(3−10)駅密集地域におけるフォルダ作成
(3−11)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成・削除の手順
(3−12)第3の実施形態の変形例
(1)第1の実施形態
(1−1)第1の実施形態によるシステムの概要
図1は、この発明の第1の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。撮像装置1は、例えば、撮影された画像をスロット4に着脱可能に装填されたメモリに格納可能に構成されたDSC(Digital still Camera)などであって、至近距離で通信可能な近距離無線用アンテナを備える。ゲート2は、例えば駅の改札ゲートや遊園地の入場ゲートなどであって、近距離無線用アンテナが設けられた通信部3を有する。この通信部3は、ゲート2が設置された場所に関連する場所名情報を記憶している。
撮像装置1を携帯するユーザが、ゲート2を通過するときにその通信部3に対して通信可能な距離まで撮像装置1を接近させると、ゲート2が有する場所名情報が近距離無線用アンテナを介してゲート2から撮像装置1に通知される。撮像装置1は、この通知された場所名情報をフォルダ名として新規フォルダを作成し、この新規フォルダを撮影画像の格納先として設定する。
ここで、通信部3に対して撮像装置1を通信可能な距離まで接近させるとは、場所名情報の取得を目的としてユーザが撮像装置1とゲート2の通信部3とを意識的に近づけることを意味する。以下では、ゲート2の通信部3に対して撮像装置1をタッチすることにより、通信部3に対して通信可能な距離まで撮像装置1を接近させる場合を一例として説明する。なお、タッチとは、撮像装置1の近距離無線用アンテナとゲート2の近距離無線用アンテナとを接触または接触する程度に近づけることを意味する。実際には、撮像装置1の筐体と通信部3とを接触または接触する程度に近づけることを意味する。
場所名情報(すなわちフォルダ名)は、ゲート2が設けられた場所またはその周辺を表す名称であり、ゲート2が設けられた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解しやすい名称を使用することが好ましく、例えば、建造物名(例えば、東京ドーム、東京タワー、武道館など)、駅名(例えば、東京駅、新宿駅など)、施設名(代々木公園、日比谷公園など)などのランドマークが好ましく用いられる。
そして、ゲート2を通過した後に撮像装置1で撮影をすると、撮像装置1において上述の新規フォルダに撮影画像が順次格納される。例えば、東京ドームの入場口に設置されたゲート2を通過するときにその通信部3に対して撮像装置1をタッチした後、東京ドーム内で撮影をすると、フォルダ名“東京ドーム”を有するフォルダ内に撮影画像が格納される。
次のゲート2を通過するときにその通信部3に対して撮像装置1をタッチするか、あるいは、撮影画像の保存先として設定されているフォルダをリセットしない限りは、同一フォルダ内に撮影画像が順次格納され続ける。したがって、撮影後に大量の画像から所望の画像を容易に探すことができる。例えば、東京ドーム入場時にそのゲート2の通信部3に対して撮像装置1をタッチして東京ドーム内で撮影をした後、東京ドームから出て東京ドームを背景に撮影をしたときでも、東京ドーム内で撮影した画像と東京ドームを背景に撮影した画像とは、東京ドームをフォルダ名とする同一フォルダ内に格納されるので、撮影後に大量の画像から、東京ドームを背景にして撮影した画像を容易に探すことができる。
(1−2)第1の実施形態による撮像装置の構成
図2は、この発明の第1の実施形態による撮像装置1の一構成例を示すブロック図である。画像処理ブロック12、画像表示装置14、制御ブロック16およびリムーバブルメモリコントローラ19がバス21に対して接続される。画像処理ブロック12に対してカメラブロック11およびメモリ13が接続される。制御ブロック16に対して操作ブロック15、メモリ17、近距離無線用アンテナ18、リムーバブルメモリコントローラ19および電源供給部20が接続される。この装置は、入力装置、表示装置、RAMおよびROMを備えるので、コンピュータ装置の一種とみなすことができる。
カメラブロック11は、図示を省略したレンズ系および撮像素子などを備え、レンズ系を介して撮像素子に入力された光が電気信号に変換されて画像処理ブロック12に出力される。画像処理ブロック12は、カメラブロック11から供給された電気信号をディジタル信号に変換し、このディジタル信号に対して例えば色調補正や解像度変換などの処理を行った後、画像データを例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式を用いて圧縮してメモリ13に記憶する。ここで、画像データは、例えば静止画像データまたは動画像データである。メモリ13に記憶された圧縮画像データは、制御ブロック16の制御に基づき、メモリ13から読み出され、リムーバブルメモリコントローラ19を介してリムーバブルメモリ22に記憶される。また、画像処理ブロック12は、画像表示装置14に適するように画サイズ変換や各種処理を画像データに施す。
メモリ13は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などであって、画像処理ブロック12によって圧縮された圧縮画像データを記憶する。画像表示装置14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、画像処理ブロック12から供給される画像データに基づき画像を表示する。この画像表示装置14は、撮像中には撮像画像を確認するためのEVF(Electric View Finder)として用いることができる。
メモリ17は、例えばフラッシュメモリなどであって、メニュー設定などの設定情報を記憶する。操作ブロック15は、撮影および各種機能の設定などを行うためのボタンおよびスイッチなどからなる。制御ブロック16は、操作ブロック15の操作に応じて、撮像装置1に備えられた各部を制御する。例えば、制御ブロック16は、画像表示装置14にメニューを表示させる表示制御信号を生成したり、メニュー内でのカーソルの移動を制御したりする。制御ブロック16は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を有し、CPUはROMに予め記憶されたプログラムに従い動作し、RAMはCPUのワークメモリとして用いられる。
リムーバブルメモリ22は、撮像装置1のスロット4に着脱自在に構成されている。このリムーバブルメモリ22としては、例えば、電気的に情報を書き換え可能なROM(Read Only Memory)であるフラッシュメモリが用いられる。
制御ブロック16はファイルシステムの機能を有し、ファイルシステムによりリムーバブルメモリ22内のファイルやフォルダを管理する。リムーバブルメモリコントローラ19は、ファイルシステムの命令に基づき、リムーバブルメモリ22に対するデータの書き込みや、リムーバブルメモリ22からのデータの読み出しといったリムーバブルメモリ22へのアクセス制御を行う。撮像装置1は、外部インターフェース(以下I/F)23を有し、この外部I/F23を介して、制御ブロック16はパーソナルコンピュータなどの情報機器と通信することができる。外部I/F23としては、例えばUSB((Universal Serial Bus)を用いることができる。
近距離無線用アンテナ18は、撮像装置1をゲート2の通信部3に対して通信可能な距離まで接近させたときに、例えば撮像装置1をゲート2の通信部3に対してタッチしたときに、通信部3と通信が可能となるアンテナである。このような近距離用無線アンテナ18としては、例えば近接型(ISO14443)または密接型(ISO10536)の非接触ICカードなどに用いられているものを使用できる。なお、ISO14443に規定される近接型のICカードは、20cm程度の通信距離を有し、ISO10536に規定される密着型のICカードは、2mm程度の通信距離を有する。近距離無線用アンテナ18がアンテナコイルである場合には、撮像装置1を通信部3に対して所定の距離より近づけると、電磁誘導により近距離無線用アンテナ18に起電力が発生する。
電源供給部20は、例えばバッテリーを有し、制御ブロック16の制御により、撮像装置1に備えられた各部に電力を供給する。また、電源供給部20は、撮像装置1の電源がオフされている場合にも、制御ブロック16に電力を供給するようになっている。この場合には、電源供給部20は、通信に関連する部分のみを駆動するのに必要な電力を制御ブロック16に供給するように、制御ブロック16により制御される。すなわち、制御ブロック16は、撮像装置1の電源がオフされている場合には、電源供給部20から供給される電力により通信に関連する部分のみを駆動するようになっている。なお、撮像装置1の電源がオフされている場合の制御ブロック16の動作はこれに限られるものではなく、例えば、制御ブロック16のクロック周波数を下げることにより、低電力により制御ブロック16が駆動されるようにしてもよい。
例えば、撮像装置1の電源がオフされているときに、近距離無線用アンテナ18を介してゲート2から撮像装置1の制御ブロック16に場所名情報が供給された場合には、制御ブロック16は、この供給された場所名情報をフォルダ名として新規フォルダをリムーバブルメモリコントローラ19を介してリムーバブルメモリ22に作成する。これにより、駅やテーマパークなどでゲート2を通過するときにそのゲート2の通信部3に対して撮像装置1をタッチすることにより、ゲート2の有する場所名情報(例えば東京ドーム、東京タワー)をフォルダ名として新規フォルダを作成することができる。なお、近距離無線用アンテナ18に電源を供給する構成としてもよい。
(1−3)第1の実施形態による通信部の構成
図3は、この発明の第1の実施形態による通信部3の一構成例を示すブロック図である。近距離無線用アンテナ33は、撮像装置1をゲート2の通信部3に対して通信可能な距離まで接近させたときに、例えば撮像装置1をゲート2の通信部3に対してタッチしたときに、撮像装置1に備えられた近距離無線用アンテナ18と通信が可能となるアンテナである。このような近距離無線用アンテナ33としては、例えば、例えば近接型(ISO14443)または密接型(ISO10536)の非接触ICカードなどのリーダ・ライタに用いられているものを使用できる。メモリ32は、撮像装置1に供給するための場所名情報を記憶する。制御ブロック31は、メモリ32から場所名情報を読み出し、近距離無線用アンテナ33に供給する。
制御ブロック31は、撮像装置1をゲート2に対して接近させたときに、撮像装置1内の制御ブロック16と所定のプロトコルでやり取りして、撮像装置1が接近したと判断した場合には、メモリ32から場所名情報を読み出し、この場所名情報を近接無線用アンテナ33を介して撮像装置1に対して通知する。
図4は、この発明の第1の実施形態による撮像装置1と通信部3とのやり取りの一例を説明するための概略図である。ここでは、近距離無線用アンテナ18および近距離無線用アンテナ33がアンテナコイルである場合を例として、撮像装置1と通信部3のやり取りについて説明する。
まず、撮像装置1をゲート2の通信部3に対してタッチすると(SEQ100)、電磁誘導により撮像装置1の近距離無線用アンテナ18に起電力が発生する(ステップS10)。この起電力により、撮像装置1内の制御ブロック16が起動して、撮像装置1の制御ブロック16と、ゲート2の制御ブロック31とが所定の通信プロトコルでやり取りが行われる(SEQ101)。そして、ゲート2の制御ブロック31が、撮像装置1を認識すると(ステップS11)、撮像装置1の制御ブロック16に対して場所名情報を通知する(SEQ102)。撮像装置1の制御ブロック16は、ゲート2の制御ブロック31から通知された場所名情報をフォルダ名としてフォルダをリムーバブルメモリ22に作成さる。
(1−4)第1の実施形態による撮像装置の動作
図5は、この発明の第1の実施形態による撮像装置1のフォルダ作成・設定動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS1において、駅の改札口または遊園地の入場口などに設けられたゲート2を通過するときに、ユーザがその通信部3に対して撮像装置1をタッチすると、ステップS2において、撮像装置1内の制御ブロック16と通信部3内の制御ブロック31との間で、近距離無線用アンテナ18および33を介して所定のプロトコルでやり取りが行され、通信部3の制御ブロック31から撮像装置1の制御ブロック16へ場所名情報が通知される。
次に、ステップS3において、制御ブロック16が、リムーバブルメモリ22の前回作成されたフォルダ内に画像ファイルが格納されているか否かを判断する。
ステップS3にてリムーバブルメモリ22の前回作成されたフォルダ内に画像ファイルが格納されてないと判断された場合には、ステップS4において、制御ブロック16は、リムーバブルメモリコントローラ19を介して前回作成されたフォルダをリムーバブルメモリ22から削除する。そして、フォルダがリムーバブルメモリ22から削除されたら、処理は次のステップS5に移行する。このステップS3およびS4の処理により、画像ファイルが保存されていないフォルダを削除することができる。すなわち、不必要なフォルダが増えることを防ぐことができる。
一方、ステップS3にてリムーバブルメモリ22の前回作成されたフォルダ内に画像ファイルが格納されていると判断された場合には、ステップS5において、制御ブロック16は、ステップS2にて取得した場所名情報と同じフォルダ名のフォルダがリムーバブルメモリ22内にあるか否かを判断する。
ステップS2にて取得した場所名情報と同じフォルダ名のフォルダがリムーバブルメモリ22内にないと判断された場合には、ステップS6において、制御ブロック16が、リムーバブルメモリコントローラ19を介して、ステップS2にて取得した場所名情報をフォルダ名として新規フォルダを作成する。そして、ステップS7において、制御ブロック16が、ステップS6にて作成された新規フォルダを、撮影画像の格納先となるフォルダ(以下、格納フォルダと称する)に設定する。
一方、ステップS2にて取得した場所名情報と同じフォルダ名のフォルダがリムーバブルメモリ22内にあると判断された場合には、ステップS8において、制御ブロック16が、ステップS2にて取得した場所名情報と同じフォルダ名のフォルダを格納フォルダに設定する。
このように既存または新規フォルダを格納フォルダに設定することにより、次のゲート2にて新規フォルダを作成したり、撮影画像の格納先となる格納フォルダを変更したりするまでの間に撮影された画像は、ステップS7またはS8にて設定された格納フォルダに順次格納される。
この発明の第1の実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
ゲート2が設けられた場所またはその周辺で撮影する意思がある場合には、ゲート2を通過するときにその通信部3に対して撮像装置1をタッチだけすれば、そのゲート2が設けられた場所またはその周辺の名称(例えば、東京ドーム)などの、直感的に分かりやすい名称をフォルダ名として新規フォルダを作成することができる。
また、テーマパークなどでは一般的に入場口などにゲート2が設けられているため、そのゲート2に通信部3を備えさえすれば、ゲート2通過時にフォルダを作成することができる。したがって、ユーザはフォルダを作成するために近距離無線用アンテナ33を探す手間をかけずに済む。
また、各駅の改札などのゲート2にも近距離無線用アンテナ33を備えれば、目的地にこのシステムに対応したゲート2などが設けられていない場合でも、目的地の最寄駅の駅名(例えば新宿、渋谷、品川など)で撮影画像を分類できるため、撮影画像を直感的に分かりやすく分類することができる。
例えば、新宿駅の改札口にあるゲート2を通過するときにその通信部3に対して撮像装置1をタッチすれば、"新宿駅"をフォルダ名として新規フォルダが作成され、このフォルダ内に新宿駅周辺にある建物(例えば、東京都庁)で撮影した画像が順次保存されるので、新宿駅周辺にある建物(例えば、東京都庁)などがこのシステムに対応していなくい場合であっても、撮影画像を直感的に分かりやすく分類することができる。したがって、例えばGPS方式により得られた緯度経度情報に基づきフォルダ名として"新宿区西新宿2−8−1"を付与する従来の方法よりも、より直感的に分かりやすいように撮影画像を分類することができる。
また、公園やショッピングゾーンなどのゲート2が設けられていない場所であっても、駐車場や出入り口付近に通信部3を設ければ、撮像装置1を用いて場所名情報を受け取ることは容易に可能となる。例えば、駐車場が有料駐車場である場合には、その有料駐車場の出入口に通信部3を設けることが考えられる。
(1−5)第1の実施形態の変形例
上述の第1の実施形態では、場所名情報がゲート2を設けた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称からなり、その名称がフォルダ名となる場合を説明したが、場所名情報はこのような名称に限られるものではなく、場所名情報は、アトラクションや駅に設けられたゲート2に固有なID情報であってもよい。この場合、例えば、ID情報とそのID情報を有するゲート2が設けられた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称とが関連付けられたテーブルを、撮像装置1内のメモリ17に記憶しておくようにする。そして、ゲート2の制御ブロック31から撮像装置1の制御ブロック16にID情報が通知されたときには、制御ブロック16が、このID情報に基づき、メモリ17に記憶されたテーブルなどを検索してID情報に対応する名称を抽出して、この名称をフォルダ名として新規フォルダを作成し、格納フォルダに設定する。なお、このテーブルは、外部I/F23を介して外部から取得するようにしてもよい。
(2)第2の実施形態
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、ゲートを通過するときにその通信部に対して撮像装置をタッチして場所名情報を取得する場合について説明したが、この第2の実施形態では、ゲートを通過するだけで場所名情報を取得できる場合について説明する。
(2−1)第2の実施形態によるシステムの概要
図6は、この発明の第2の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。撮像装置101は、例えば撮影された画像をスロット104に着脱可能に装着されたメモリに格納可能に構成されたDSCなどであって、例えば数10cmまたは数m程度で通信可能となる近距離無線用アンテナを備える。ゲート102は、例えば駅の改札ゲートや遊園地の入場ゲートなどであって、例えば数10cmまたは数m程度で通信可能となる近距離無線用アンテナが設けられた通信部103を有する。撮像装置101とゲート102とは、第1の実施形態のものよりも離れた距離で通信可能となり、例えば、数10cmまたは数m程度の距離で通信可能となる。
鞄などに入れて撮像装置101を携帯するユーザが、例えばゲート102を通過などして撮像装置101が通信部103の通信圏内に入ると、その通信部103から撮像装置101に場所名情報(例えば新宿、東京ドーム、東京タワーなどの名称)が近距離無線用アンテナを介して通知され、この通知された場所名情報が撮像装置101内のメモリに記憶される。場所名情報については、上述の第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
なお、第2の実施形態では、場所名情報が自動的に取得されるので、ユーザが場所名情報を取得したことを認識していない場合があり得る。したがって、すぐにフォルダを作成せずに、上述のように受信した場所名情報を撮像装置101内のメモリに一旦記憶しておくことが必要となる。
そして、ユーザが撮像装置101内のメモリに記憶されている場所名情報を、撮像装置101に備えられた画像表示装置に一覧表示させて、その一覧表示内から所望の場所名情報を選択すると、選択された場所名情報をフォルダ名として新規フォルダが作成される。これ以降に撮影された撮影画像は、上述のようにして作成されたフォルダ内に画像ファイルとして順次格納される。
(2−2)第2の実施形態による撮像装置の構成
図7は、この発明の第2の実施形態による撮像装置101の一構成例を示すブロック図である。なお、上述の第1の実施形態と共通の部分には同一の符号を付しその説明を省略する。
近距離無線用アンテナ111は、撮像装置101を携帯するユーザがゲート102を通過などするときに、その内部または周辺に設けられた通信部103の近距離無線用アンテナと通信が可能となる程度の通信距離を有するアンテナである。このような近距離用無線アンテナ111としては、例えば近傍型(ISO15693)のICカードなどに用いられているものを使用できる。なお、ISO15693に規定される近傍型のICカードでは、1m程度の通信距離を有する。これに限らず、数m程度またはそれ以上の通信距離を有するアンテナを用いるようにしてもよい。
(2−3)第2の実施形態による通信部の構成
図8は、この発明の第2の実施形態による通信部103の一構成例を示すブロック図である。なお、上述の第1の実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明を省略する。近距離無線用アンテナ121は、撮像装置101を携帯するユーザがゲート102を通過などするときに、撮像装置101に備えられた近距離無線用アンテナ111と通信が可能となる程度の通信距離を有するアンテナである。このような近距離用無線アンテナ121としては、例えば近傍型(ISO15693)のICカードなどのリーダ・ライタに用いられているものを使用できる。
(2−4)第2の実施形態による撮像装置の背面部
図9は、この発明の第2の実施形態による撮像装置101の背面部の一例を示す。この例では、撮像装置101の背面部分には、LCDなどからなる画像表示装置14が設けられている。そして、この画像表示装置14の側方には、画面表示装置14にメニューを表示するためのメニューボタン131、フォルダおよびファイルを削除するための削除ボタン132、撮影画像を画面表示装置14に表示するための再生ボタン136、メニュー内において項目の選択などをするための十字ボタン133が備えられている。また、十部ボタン133の中央にはメニュー内にて選択されている項目の決定などをするための決定ボタン134が備えられている。また、撮像装置1の上面部にはシャッターボタン135が設けられている。シャッターボタン135を削除ボタン132および決定ボタン134の代用として用いることができる。なお、これらのボタンなどは、上述の操作ブロック15に備えられている。
(2−5)第2の実施形態による撮像装置のフォルダ名設定画面
図10は、この発明の第2の実施形態による撮像装置101の画面表示装置14に表示されるフォルダ名設定画面14aの一例を示す。フォルダ名設定画面14aとは、撮影画像の格納先となる格納フォルダのフォルダ名を設定するための画面であって、この画面には、上述のようにユーザがゲート102を通過などしたときにメモリ17に記憶された場所名情報が一覧表示される。
この一覧表示内にて選択されている場所名情報は、例えば枠14dにより囲まれるなどして強調表示される。また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、場所名情報の一覧の側方にスクロールバー14bが表示され、このスクロールバー14b内には棒状のスクロール・ボックス14cが表示される。この場合には、十字キー133の上下ボタンを適宜押すと、表示画面がスクロールされる。例えば、画面表示装置14に表示されている場所名情報のうち、最上部または最下部の項目が強調表示されている状態において、十字キー133の上下ボタンを押すと、表示画面が上方または下方にスクロールされる。
また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、上述のスクロールバー14bに代えて、フォルダ名設定画面14aの上部、下部にそれぞれ表示画面を上下にスクロール可能であることをユーザに促す表示、例えば▲(上向き三角)、▼(下向き三角)などを表示するようにしてもよい。
ここで、図9および図10を参照しながら、新規フォルダ作成の操作手順について説明する。まず、フォルダ名設定画面14aにおいて、十字キー133を適宜操作して所望の場所名情報を選択する。次に、所望の場所名情報が選択されている状態において、決定ボタン134を押す。これにより、選択されている場所名情報をフォルダ名としてリムーバブルメモリ22内に新規フォルダが作成される。
(2−6)第2の実施形態による撮像装置の動作
図11は、この発明の第2の実施形態による撮像装置101の場所名情報の格納動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS101において、撮像装置101を携帯するユーザが、駅の改札口またはアトラクションの入場口などに設けられたゲート102を通過すると、ステップS102において、撮像装置101内の制御ブロック16とゲート2内の制御ブロック31とが所定のプロトコルでやり取りを行い、ゲート102の制御ブロック31から撮像装置1の制御ブロック16に場所名情報が通知される。
次に、ステップS103において、制御ブロック16が、メモリ17内に記憶された場所名情報を検索して、ステップS102にてゲート102から通知された場所名情報と同じ場所名情報がメモリ17内に格納されているか否かを判断する。
S103にてゲート102から通知された場所名情報と同じ場所名情報が格納されていないと判断された場合には、ステップS104において、制御ブロック16が、ステップS102にてゲート102から通知された場所名情報をメモリ17に格納する。
一方、S103にてゲート102から通知された場所名情報と同じ場所名情報が格納されていると判断された場合には、ステップS102にてゲート102から通知された場所名情報はメモリ17に格納されず、処理は終了となる。なお、場所名情報とその場所名情報を取得したときの時刻情報とが関連づけてメモリ17内に記憶されているときには、ステップS103にてゲート102から通知された場所名情報と同じ場所名情報が格納されていると判断された場合には、この場所名情報に関連づけられている時刻情報を上書きまたは、この場所名情報に時刻情報をさらに追加して関連づけるようにしてもよい。また、場所名情報とその場所名情報の取得回数とが関連づけてメモリ17内に記憶されているときには、ステップS103にてゲート102から通知された場所名情報と同じ場所名情報が格納されていると判断された場合には、この場所名情報に関連づけられている取得回数を更新するようにしてもよい。
図12は、この発明の第2の実施形態による撮像装置101のフォルダの作成・設定動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS111において、例えば、画像表示装置14に表示されたメニューにてフォルダ作成モードが選択されると、ステップS112において、制御ブロック16が、メモリ17に記憶された場所名情報を読み出す。
大量の場所名情報がメモリ17に記憶されている場合には、メモリ17に記憶された場所名情報を画面表示装置14に一覧表示すると、ユーザは画面をスクロールしながら大量の場所名情報から所望の場所名情報を検索しなければならなくなってしまうと考えられる。そのため、抽出条件を設けて、抽出条件に合致した場所名情報を画面表示装置14に一覧表示することが好ましい。抽出条件を設ける場合には、ステップS113において、メモリ17に抽出条件に合致する場所名情報があるか否かが判断される。一方、抽出条件を設けない場合には、ステップS113の処理を省略し、ステップS112からステップS116に処理が移行する。
ステップS113において、制御ブロック16が、抽出条件に合致する場所名情報がメモリ17内にあるか否かを判断する。
ステップS113にてメモリ17内に抽出条件に合致する場所名情報がないと判断された場合には、ステップS114において、制御ブロック16が、標準フォルダを格納フォルダに設定する。ここで、標準フォルダとは、抽出条件に合致する場所名情報がない場合や、フォルダ名としてユーザが所望する場所名情報がない場合に、撮影画像を格納するためのデフォルトのフォルダである。
一方、ステップ113にてメモリ17内に抽出条件に合致する場所名情報があると判断された場合には、ステップS115において、制御ブロック16が、抽出条件に合致した場所名情報に基づきフォルダ名設定画面14aを表示する。そして、処理はステップS116に移行する。
ステップS116において、制御ブロック16が、フォルダ名設定画面14aに一覧表示された場所名情報から所望の場所名情報が選択・決定されたか否かを判断する。
ステップS116にてフォルダ名設定画面14aに一覧表示された場所名情報から所望の場所名情報が選択・決定されず、標準フォルダへの画像データの格納が選択されたと判断された場合には、処理はステップS114に移行する。なお、標準フォルダへの画像データの格納の選択は、例えば、フォルダ名設定画面14aに“標準フォルダ選択”を1項目として表示し、この項目を選択・決定することによりなされる。
一方、ステップS116にてフォルダ名設定画面14aに一覧表示された場所名情報から所望の場所名情報が選択・決定されたと判断された場合には、ステップS117において、制御ブロック116は、ステップS116にて選択・決定された場所名情報をフォルダ名として新規フォルダを作成する。その後、ステップS118において、制御ブロック16は、ステップS117にて作成された新規フォルダを格納フォルダに設定する。
次に、上述の抽出条件について説明する。抽出条件は、大量の場所名情報がメモリ17に記憶されている場合に、ユーザの検索負担を低減するために設けることが好ましく、抽出条件としては、例えば、過去所定時間以内(例えば過去5時間以内)、取得時刻の新しい順に所定個数、直近に通過した所定ゲート数(例えば1時間以内に通過したゲート10個)、ゲートの通過頻度、場所名情報の選択頻度などが挙げられる。
過去所定時間以内、取得時刻の新しい順に所定個数または最近通過した所定ゲート数などの抽出条件に基づき、場所名情報を抽出する場合には、制御ブロック16が、場所名情報とその場所名情報を取得したときの時刻情報とを関連付けてメモリ17に記憶する。そして、制御ブロック16が、過去所定時間以内、取得時刻の新しい順に所定個数または最近通過した所定ゲート数などの抽出条件に合致した場所名情報をフォルダ名設定画面14aに一覧表示するようにする。また、通信部103が、時刻情報が付加された場所名情報を撮像装置101に送信するようにしてもよい。
また、ゲートの通過頻度に基づき、場所名情報を抽出する場合には、例えば、制御ブロック16が、場所名情報とその場所名情報の取得回数とをメモリ17に関連づけて記憶する。そして、抽出条件としてゲートの通過頻度が選択または設定された場合には、制御ブロック16が、メモリ17を検索して、取得回数が所定回数以上の場所名情報を抽出して、フォルダ名設定画面14aに一覧表示するようにする。
また、場所名情報の選択頻度に基づき、場所名情報を抽出する場合には、例えば、選択・決定された場所名情報とその場所名情報の選択・決定回数とをメモリ17に関連づけて記憶する。そして、選択条件として選択頻度が選択または設定された場合には、制御ブロック16が、メモリ17を検索して、選択回数が所定回数以上の場所名情報を抽出して、フォルダ名設定画面14aに一覧表示するようにする。そして、このフォルダ名設定画面14aから所望の場所名情報が選択された場合には、制御ブロック16が、その選択された場所名情報と関連づけてメモリ17に記憶された選択・決定回数をインクリメントする。
なお、このような複数の抽出条件からユーザが所望するものを選択できるようにしてもよい。この場合、例えば、撮像装置101は以下のように動作する。メニュー内の項目から抽出条件設定モードが選択・決定されると、制御ブロック16が、抽出条件を一覧表示する抽出条件設定画面を表示する。そして、この抽出条件設定画面から所望する抽出条件を選択・決定されると、制御ブロック16が、この選択・決定された条件を設定条件として設定する。場所名情報を読み出しの際には、この設定された抽出条件に基づき場所名情報がメモリ17から読み出し、画面表示装置14に一覧表示する。
また、一覧表示する際の表示順序として、例えば、取得時刻が新しい順、ゲートの通過頻度が高い順、場所名情報の選択頻度が高い順、場所および建物の大小順などが挙げられる。
なお、このような複数の表示順序からユーザが所望するものを選択できるようにしてもよい。例えば、複数の表示順序をメニュー表示して、このメニュー内からユーザが所望する抽出条件を選択できるようにする。
また、場所名情報をジャンル分けして一覧表示するようにしてもよい。ここで、ジャンル分けとしては、例えば、テーマパーク、駅などの建造物によるジャンル分け、山手線、中央線などの沿線名によるジャンル分け、新宿区、渋谷区などの地域によるジャンル分けなど、種々のジャンル分けを用いることができる。なお、このようにジャンル分けする場合には、場所名情報にジャンル識別番号をさらに付け加えておくようにする。
なお、通信部103を設ける場所は、駅の改札口に設けられたゲート102および、テーマパークや水族館などの娯楽スポットの入場口に設けられたゲート102に限られるものではなく、ゲート102およびその付近に近距離無線用アンテナ121さえ設けられれば特に限定されるものではない。例えば、観光地化されたビルなどの各出入口に、近距離無線用アンテナ121を設けるようにしてもよい。また、公園やショッピングゾーンなどにはゲート102が存在しないが、この場合には駐車場や出入り口付近に通信部103設ければよい。
この発明の第2の実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
テーマパークなどでは一般的に入場口などにゲート102が設けられているため、そのゲート102に通信部103を備えさえすれば、ゲート102通過時に場所名情報を取得することができる。したがって、ユーザは場所名情報を取得するために近距離無線用アンテナ121を探す手間をかけずに済む。
さらに駅の改札口に設けられたゲート102に通信部103を備えれば、目的地がこのシステムに対応していない場合にも、目的地の最寄りの駅名で撮影画像が分類されるため、大量の撮影画像のうちから所望のものを類推しやすくなるのは、上述の第1の実施形態と同様である。
(2−7)第2の実施形態の変形例
上述の第2の実施形態では、場所名情報がゲート102を設けた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称からなり、その名称がフォルダ名となる場合を説明したが、場所名情報はこのような名称に限られるものではなく、場所名情報は、アトラクションや駅に設けられたゲート102に固有なID情報であってもよい。この場合、例えば、ID情報とそのID情報を有するゲート2が設けられた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称とが関連付けられたテーブルを、撮像装置1内のメモリ17に記憶しておくようにする。そして、ゲート102の制御ブロック31から撮像装置101の制御ブロック16にID情報が通知されたときには、制御ブロック16が、このID情報に基づき、メモリ17に記憶されたテーブルなどを検索してID情報に対応する名称を抽出して、この名称をメモリ17に記憶する。そして、例えば、画面表示装置14に表示されたメニューにてフォルダ作成モードが選択された場合には、制御ブロック16が、メモリに記憶された名所を読み出して画面表示装置14に一覧表示する。なお、このテーブルは、外部I/F23を介して外部から取得するようにしてもよい。
上述の第2の実施形態において、撮像装置101がゲート102から取得した所名情報をメモリ17に記憶せずに、この場所名情報をフォルダ名として新規フォルダをリムーバブルメモリ22に作成するようにしてもよい。
この場合、具体的には、撮像装置101は以下のように動作する。まず、撮像装置101を携帯するユーザがゲート102を通過などしたときに、上述の第2の実施形態と同様にして、制御ブロック16が、場所名情報を近距離無線用アンテナ111を介してゲート102から取得する。そして、制御ブロック16が、この取得した場所名情報をメモリ17に記憶せずに、ゲート2から取得した場所名情報をフォルダ名として新規フォルダをリムーバブルメモリコントローラ19を介してリムーバブルメモリ22に作成する。
このようにすることで、ユーザは、リムーバブルメモリ22に作成されたフォルダのフォルダ名を画像表示装置14に表示させ、表示されたフォルダ名の中から所望のフォルダ名を探すことができる。すなわち、パーソナルコンピュータ(PC)においてウインドウシステムによるGUI(Graphical User Interface)を使って所望のフォルダを探すようにして、リムーバブルメモリ22から所望のフォルダを探すことができる。
また、上述の第2の実施形態において、撮像装置101がゲート102から取得した場所名情報をメモリ17に記憶すると共に、その場所名情報をフォルダ名とする新規フォルダをリムーバブルメモリ22に記憶するようにしてもよい。
この場合、具体的には、撮像装置101は以下のように動作する。まず、撮像装置101を携帯するユーザがゲート102を通過などしたときに、上述の第2の実施形態と同様にして、制御ブロック16が、場所名情報を近距離無線用アンテナ111を介してゲート102から取得する。そして、制御ブロック16が、ゲート102から取得した場所名情報をメモリ17に記憶する。また、制御ブロック16が、ゲート102から取得した場所名情報をフォルダ名として新規フォルダをリムーバブルメモリコントローラ19を介してリムーバブルメモリ22に作成する。
このようにすることで、所望のフォルダ名を有するフォルダがリムーバブルメモリ22内にある場合には、そのフォルダ内に撮影画像を画像ファイルとして格納し、リムーバブルメモリ22の交換などによって所望のフォルダ名を有するフォルダがリムーバブルメモリ22から無くなってしまった場合には、メモリ17内に記憶されている場所名情報のうちから所望の場所名情報を選び出し、その場所名情報をフォルダ名として新規フォルダをリムーバブルメモリ22に作成することができる。
(3)第3の実施形態
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態では、撮像装置に至近距離用のアンテナと近距離用のアンテナとを備える。また、駅の改札ゲートなどに、撮像装置の至近距離用のアンテナと通信可能な第1の通知部を備え、第1の通信部が設けられた場所またはその周辺に位置する建造物のゲートなどに、撮像装置の近距離無線用アンテナと通信可能な第2の通信部を備える。
撮像装置を携帯するユーザが、駅の改札口などのゲートに備えられた第1の通信部に対して撮像装置をタッチすると、至近距離用のアンテナを介して第1の通信部から撮像装置に場所名情報に通知され、この通知された場所名情報をフォルダ名として親フォルダがリムーバブルメモリ内に作成される。そして、撮像装置を携帯するユーザが、第1の通信部が設けられた場所またはその周辺に位置する建造物のゲートを通過などすると、近距離用のアンテナを介して第2の通信部から撮像装置に場所名情報が通知され、この通知された場所名情報をフォルダ名として子フォルダが、上述のタッチにより作成された親フォルダ内に作成される。
(3−1)第3の実施形態によるシステムの概要
以下、図を参照して、この第3の実施形態によるシステムについて説明する。図13は、この発明の第3の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。撮像装置201は、例えば、撮影された画像をスロット202に着脱可能に装填されたメモリに格納可能に構成されたDSCなどであって、至近距離で通信可能である第1の近距離無線用アンテナと、この第1の近距離無線用アンテナよりも離れた距離で通信可能、例えば、数10cmまたは数m程度の距離で通信可能である第2の近距離無線用アンテナとを備える。
ゲート203は、例えば駅の改札ゲートなどであって、第1の近距離無線用アンテナが設けられた通信部204を有する。この通信部204は、ゲート203が設置された場所に関連する場所名情報を記憶している。
ゲート205は、例えばビル、遊園地または公園の入場ゲートなどであって、例えば数10cmまたは数m程度で通信可能となる第2の近距離無線用アンテナが設けられた通信部206を有する。撮像装置201と通信部206とは、第1の実施形態のものよりも離れた距離で通信可能となり、例えば、数10cmまたは数m程度の距離で通信可能となる。
以下に、この第3の実施形態による撮像装置201のフォルダ作成の動作の概要を説明する。まず、撮像装置201を携帯するユーザが、ゲート203を通過するときにその通信部204に対して撮像装置201をタッチすると、ゲート203が有する場所名情報が第1の近距離無線用アンテナを介してゲート203から撮像装置201に通知される。撮像装置201は、この通知された場所名情報をフォルダ名として新規の親フォルダを作成し、この新規の親フォルダを撮影画像の格納先として設定する。
その後、鞄などに入れて撮像装置201を携帯するユーザが、例えばゲート205を通過などして撮像装置201が通信部206の通信圏内に入ると、通信部206から撮像装置201に場所名情報(例えば新宿、東京ドーム、東京タワーなどの名称)が近距離無線用アンテナを介して通知される。撮像装置201は、上述のようにして作成された親フォルダ内に、ゲート206から通知された場所名情報をフォルダ名として子フォルダを新規作成し、この子フォルダを格納フォルダに設定する。その後、撮像装置201で撮影をすると、撮像装置201において新規の子フォルダ内に撮影画像が順次格納される。なお、場所名情報については、上述の第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
例えば、駅のゲート203を通過するときにその通信部204に対して撮像装置201をタッチし、その駅の周辺にある建造物に設けられたゲート205を通過し、その後、その建造物内にて撮影をすると、駅名をフォルダ名とする親フォルダがリムーバブルメモリ内に作成され、その親フォルダ内に、建造物名をフォルダ名とする子フォルダが作成され、その子フォルダ内に建造物内にて撮影した撮影画像が格納される。
次のゲート203を通過するときにその通信部204に対して撮像装置201をタッチするか、もしくは、次のゲート205を通過するなどしてその通信部206から場所情報を取得するか、または、撮影画像の保存先として設定されているフォルダをリセットしない限りは、同一フォルダ内に撮影画像が順次格納され続ける。
上述の概要の説明は撮像装置201の動作の一例であって、フォルダの作成順序などの各種の動作は、この概要の説明に限定されるものではない。
(3−2)第3の実施形態による撮像装置の構成
図14は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201の一構成例を示すブロック図である。なお、上述の第1の実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明を省略する。制御ブロック213に対して、通信部204と通信を行うための第1の近距離無線用アンテナ211と、通信部206と通信を行うための第2の近距離無線用アンテナ212とが接続されている。制御ブロック213は、これらの第1の近距離無線用アンテナ211と第2の近距離無線用アンテナ212とを区別できるようになっている。第1の近距離無線用アンテナ211は、第1の実施形態における近距離無線用アンテナ18と同様であるので説明を省略する。第2の近距離無線用アンテナ212は、第2の実施形態における近距離無線用アンテナ111と同様であるので説明を省略する。第1の近距離無線用アンテナ211と第2の近距離無線用アンテナ212とは、例えば異なるプロトコルまたは周波数で情報をやり取り可能となっている。
(3−3)第3の実施形態による第1の通信部の構成
第1の通信部204の構成は、上述の第1の実施形態による通信部3と同様であるので説明を省略する。
(3−4)第3の実施形態による第2の通信部の構成
第2の通信部206の構成は、上述の第2の実施形態による通信部103と同様であるので説明を省略する。
(3−4)第3の実施形態による撮像装置の背面部
第3の実施形態による撮像装置201の背面部は、上述の第2の実施形態と同様であるので説明を省略し、以下では、図9に示した各部と対応する部分には、同一の符号を用いて説明する。
(3−5)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ名表示画面
図15は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201の画面表示装置14に表示されるフォルダ名表示画面221の一例を示す。フォルダ名表示画面221とは、リムーバブルメモリ22内に作成されたフォルダのフォルダ名を一覧表示する画面である。
このフォルダ名表示画面221は、親フォルダ名表示欄222と子フォルダ名表示欄223とを備える。親フォルダ名表示欄222には、ユーザがゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチしたときにメモリ17に作成される親フォルダのフォルダ名が一覧表示される。子フォルダ名表示欄223には、親フォルダ名表示欄に一覧表示されたフォルダ名のうち、選択されているフォルダ名の親フォルダ内に収納されている子フォルダのフォルダ名が表示される。
親フォルダ名表示欄222または子フォルダ名表示欄223にて選択されているフォルダ名のフィールド222a,223aは、他のフィールドと異なる色、色調または濃淡などが付されて表示される。例えば、選択されているフォルダ名のフィールドには濃い色が付されて表示され、選択されていないフォルダ名のフィールドには淡い色が付されて、フィールドが半透明状となるように表示される。また、選択させているフォルダ名が、例えば枠により囲まれるなどして強調表示されるようにしてもよい。
また、撮影画像が格納されているフォルダであるか否かを直感的に区別できるように、、画像が格納されていないフォルダのフォルダ名が表示されるフィールド223bが、画像が格納されているフォルダのフォルダ名が表示されるフィールドと異なる色、色調または濃淡などが付されて表示されるようにしてもよい。撮影画像が格納されていないフォルダのフォルダ名が表示されるフィールド223bは、例えば、撮影画像が格納されているフォルダのフォルダ名が表示されるフィールドに比して暗い色で表示される。
また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、フォルダ名表示画面221の上部、下部にそれぞれ表示画面を上限にスクロール可能であることユーザに促す表示、例えば、▲(上向き三角)224a、▼(下向き三角)224bが表示される。この場合には、十字キー133の上下ボタンを適宜押すと、表示画面がスクロールされる。例えば、画面表示装置14に表示されている場所名情報のうち、最上部または最下部の項目が選択表示されている状態において、十字キー133の上下ボタンを押すと、表示画面が上方または下方にスクロールされる。
また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、親フォルダ名表示欄または子フォルダ名表示欄の側方にスクロールバーが表示され、このスクロールバー内には棒状のスクロール・ボックスが表示されるようにしてもよい。
ここで、図15を参照しながら、リムーバブルメモリ22のフォルダ内に格納された撮影画像の再生手順の一例について説明する。まず、メニューにおいて画像再生モードを選択して、フォルダ名表示画面221を表示する。そして、十字キー133を適宜操作して、フォルダ名表示画面221から再生を所望の子フォルダ名を選択して、例えば、再生ボタン136を押す。これにより、選択された子フォルダに格納されている撮影画像が画像表示装置14に表示される。十字キー133を適宜操作することで、選択された子フォルダ内に格納された撮像画像を、例えば撮影時間順に順次表示することができる。
次に、図15を参照しながら、フォルダ削除の操作手順の一例について説明する。まず、メニューにおいて画像再生モードを選択して、フォルダ名表示画面221を表示する。そして、十字キー133を適宜操作して、フォルダ名表示画面221から削除を所望する親フォルダ名または子フォルダ名を選択して、例えば、削除ボタン132を押す。親フォルダ名を選択して削除ボタン132を押した場合には、選択された親フォルダとこの親フォルダに格納された子フォルダおよび撮影画像がリムーバブルメモリ22内から削除される。また、子フォルダ名を選択して削除ボタン132を押した場合には、選択された子フォルダとこの子フォルダに格納された撮影画像がリムーバブルメモリ22内から削除される。なお、フォルダが削除された際に、この削除されたフォルダのフォルダ名を、メモリ17のテーブルに記憶するようにしてもよい。
(3−6)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成テーブル
図16は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201のメモリ17に記憶されたフォルダ作成テーブルの一例を示す。フォルダ作成テーブルは、親フォルダ名と子フォルダ名とを関連づけるテーブルである。このフォルダ作成テーブルはメモリ17に記憶され、子フォルダまたは親フォルダをリムーバブルメモリ22に作成する際に、制御ブロック213により参照される。
図16では、親フォルダのフォルダ名は駅名であり、子フォルダのフォルダ名は、子フォルダが格納される親フォルダのフォルダ名を有する駅周辺にある建造物(例えば、東京ドーム、東京タワー、武道館など)、施設(代々木公園、日比谷公園など)などの名称である場合が例として示されている。
(3−7)第3の実施形態による撮像装置の削除フォルダ名格納テーブル
図17は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201の削除フォルダ名格納テーブルの一例を示す。削除フォルダ名格納テーブルは、リムーバブルメモリ22から過去に消去された親フォルダ名と子フォルダ名とが関連付けて記憶されたテーブルである。例えば、子フォルダがリムーバブルメモリ22内から削除された場合には、削除された子フォルダのフォルダ名と、その子フォルダが格納されていた親フォルダのフォルダ名とが削除フォルダ名格納テーブルに関係づけられて記憶される。この削除フォルダ名格納テーブルはメモリ17に記憶され、過去に削除されたフォルダ名に基づきフォルダを新規作成する際に、制御ブロック213により参照される。
図17では、親フォルダのフォルダ名は駅名であり、子フォルダのフォルダ名は、子フォルダが格納される親フォルダのフォルダ名を有する駅周辺にある建造物(例えば、東京ドーム、東京タワー、武道館など)、施設(代々木公園、日比谷公園など)などの名称である場合が例として示されている。
(3−8)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成画面
図18は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201の画面表示装置14に表示されるフォルダ作成画面231の一例を示す。フォルダ作成画面231とは、リムーバブルメモリ22から過去に削除されたフォルダ名に基づき、フォルダを新規作成するための画面である。
このフォルダ作成画面231は、親フォルダ名表示欄232と子フォルダ名表示欄233とを備える。親フォルダ名表示欄232には、ユーザがリムーバブルメモリ22から過去に削除した親フォルダのフォルダ名が一覧表示される。子フォルダ名表示欄233には、親フォルダ名表示欄232に一覧表示されたフォルダ名のうち、選択されているフォルダ名の親フォルダ内から過去に削除された子フォルダのフォルダ名が表示される。
親フォルダ名表示欄232または子フォルダ名表示欄233にて選択されているフォルダ名のフィールド232a,233aは、他のフィールドと異なる色、色調または濃淡などが付されて表示される。例えば、選択されているフォルダ名のフィールドには濃い色が付されて表示され、選択されていないフォルダ名のフィールドには淡い色が付されて、フィールドが半透明状となるように表示される。また、選択させているフォルダ名が、例えば枠により囲まれるなどして強調表示されるようにしてもよい。
また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、フォルダ作成画面231の上部、下部にそれぞれ表示画面を上限にスクロール可能であることユーザに促す表示、例えば、▲(上向き三角)234a、▼(下向き三角)234bが表示される。この場合には、十字キー133の上下ボタンを適宜押すと、表示画面がスクロールされる。例えば、画面表示装置14に表示されている場所名情報のうち、最上部または最下部の項目が強調表示されている状態において、十字キー133の上下ボタンを押すと、表示画面が上方または下方にスクロールされる。
また、場所名情報の数が画面表示装置14に一度に表示可能な数を越えている場合には、親フォルダ名表示欄232または子フォルダ名表示欄233の側方にスクロールバーが表示され、このスクロールバー内には棒状のスクロール・ボックスが表示されるようにしてもよい。
ここで、図18を参照しながら、削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダの作成手順の一例について説明する。まず、メニューにおいてフォルダ作成モードを選択して、過去に削除したフォルダのフォルダ名に基づきフォルダを新規作成するためのフォルダ作成画面231を表示する。そして、十字キー133を適宜操作して、フォルダ作成画面231から作成を所望する子フォルダ名を選択・決定する。これにより、リムーバブルメモリ22にて、選択・決定されたフォルダ名を有する子フォルダが、この子フォルダに関連する親フォルダ内に作成される。
(3−9)第3の実施形態による撮像装置の動作
図19は、この発明の第3の実施形態による撮像装置201のフォルダ作成・設定の動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS201において、制御ブロック213が、撮像装置201をゲート203の通信部204に対してタッチすることにより通知された場所名情報であるか、あるいは、通信部206を備えたゲート205を通過することにより通知された場所名情報であるかを判断する。すなわち、通知された場所名情報が、第1の通信部204および第2の通信部のうちいずれから供給された場所名情報であるかを判断する。
(a)タッチにより通知された場所名情報である場合
まず、通知された場所名情報が第1の通信部204から通知された場所名情報であると、ステップS201にて判断された場合の処理について説明する。まず、ステップS202において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と同じフォルダ名の親フォルダがリムーバブルメモリ22内にあるか否かを判断する。
通知された場所名情報と同じフォルダ名の親フォルダがリムーバブルメモリ22内にあるとステップS202にて判断された場合には、ステップS203において、制御ブロック213は、通知された場所名情報と同じフォルダ名の親フォルダを格納フォルダに設定する。その後、処理はステップ217に移行する。
一方、通知された場所名情報と同じフォルダ名の親フォルダがリムーバブルメモリ22内にないとステップS202にて判断された場合には、ステップS204において、制御ブロック213は、通知された場所名情報をフォルダ名として新規親フォルダをリムーバブルメモリ22に作成する。
次に、ステップS205において、制御ブロック213が、新規親フォルダと関連する子フォルダがリムーバブルメモリ22内の仮フォルダに収容されているか否かを判断する。
ステップS205にてリムーバブルメモリ22内の仮フォルダに関連する子フォルダが収容されていると判断された場合には、ステップS206において、制御ブロック213は、仮フォルダ内に収納されている子フォルダを新規親フォルダに収容する。そして、ステップS207において、制御ブロック213は、新規親フォルダを格納フォルダに設定する。そして、処理はステップS217に移行する。
一方、ステップS205にてリムーバブルメモリ22内の仮フォルダに関連する子フォルダが収容されていないと判断された場合には、処理はステップS217に移行する。
(b)通過により通知された場所名情報である場合
次に、通知された場所名情報が第2の通信部206から通知された場所名情報であると、ステップS201にて判断された場合の処理について説明する。まず、ステップS208において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と関連する親フォルダがリムーバブルメモリ22内にあるか否かを判断する。
通知された場所名情報と関連する親フォルダがあるとステップS208にて判断された場合には、ステップS209において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と関連する親フォルダ内に、その場所名情報と同一のフォルダ名があるか否かを判断する。
通知された場所名情報と関連する親フォルダ内に、その場所名情報と同一のフォルダ名があるとステップS209にて判別された場合には、ステップS210において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と同一のフォルダ名を有する子フォルダを格納フォルダに設定する。その後、処理はステップS217に移行する。
通知された場所名情報と関連する親フォルダ内に、その場所名情報と同一のフォルダ名がないとステップS208にて判別された場合には、ステップS211において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と関連する親フォルダ内に、通知された場所名情報をフォルダ名として新規子フォルダを作成する。そして、ステップ212において、制御ブロック213が、ステップS211にて作成された新規子フォルダを格納フォルダに設定する。その後、処理はステップS217に移行する。
一方、通知された場所名情報と関連する親フォルダがないとステップS208にて判断された場合には、ステップS213において、制御ブロック213が、通知された場所名情報と同一のフォルダ名がリムーバブルメモリ22の仮フォルダ内にあるか否かを判断する。
通知された場所名情報と同一のフォルダ名がリムーバブルメモリ22の仮フォルダ内にあるとステップS213にて判断された場合には、ステップS214において、制御ブロック213は、通知された場所名情報と同一のフォルダ名を有する既存フォルダを格納フォルダに設定する。その後、処理はステップS217に移行する。
一方、通知された場所名情報と同一のフォルダ名がリムーバブルメモリ22の仮フォルダ内にないとステップS213にて判断された場合には、ステップS215において、制御ブロック213は、リムーバブルメモリ22内の仮フォルダに、通知された場所名情報をフォルダ名として新規子フォルダを作成する。そして、ステップ216において、制御ブロック213が、ステップS215にて作成された新規子フォルダを格納フォルダに設定する。その後、処理はステップS217に移行する。
ステップS217において、制御ブロック213が、撮影状態待ちとされ、撮影がなされると、処理はステップS218に移行する。そして、ステップS218において、制御ブロック213の制御に基づき、画像処理ブロック12からリムーバブルメモリコントローラ19を介してリムーバブルメモリ22内の格納フォルダに撮影画像が格納される。更に撮影がなされた場合には処理はステップS218に戻り、そうでない場合には処理はステップS201に移行する。
なお、仮フォルダとは、新規の子フォルダを作成したときに、その新規の子フォルダに対応する親フォルダがリムーバブルメモリ22内にない場合に、新規の子フォルダを暫定的に収納しておくためのフォルダである。この仮フォルダは、例えば、リムーバブルメモリ22を撮像装置201のスロット202に装填した場合に作成される。
(3−10)駅密集地域におけるフォルダ作成
次に、駅密集地域におけるフォルダ作成について説明する。駅密集地域では、例えば、密集する複数の駅を複数のグループに分け、同一のグループに属する駅に設けられたゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチした場合には、同一の場所名情報を取得できるようにすることが考えられる。
ここで、具体的な例として、駅A、駅B、駅C、駅D、駅E、駅Fおよび駅Gが密集する駅密集地域について説明する。密集する各駅は、例えば、以下のように場所名Aおよび場所名Bのいずれかにグルーピングされる。
場所名A・・・駅A、駅B、駅C、駅D
場所名B・・・駅E、駅F、駅G
このようにグルーピングすることにより、駅A、駅B、駅Cおよび駅Dに設けられたゲート203の通信部204に対して、撮像装置201をタッチすると、フォルダ名“場所名A”の親フォルダが作成される。一方、駅E、駅Fおよび駅Gに設けられたゲート203の通信部204に対して、撮像装置201をタッチすると、フォルダ名“場所名B”の親フォルダが作成される。
また、親フォルダの守備範囲を予め決めておくようにしてもよい。例えば、密集する各駅に設置されたゲート203にて作成される親フォルダと、各駅周辺に設けられたゲート205にて作成される子フォルダとを予め対応付けておくようにする。
ここで、具体的な例として、駅A、駅B、駅C、駅Dおよび駅Eが密集する駅密集地域について説明する。親フォルダ名(駅A、駅B、駅C、駅D、駅E)と、子フォルダ名(百貨店A、百貨店B、百貨店C、百貨店D、ビルA前、ビルB、ビルC、書店A、劇場A、ホテルA、ホテルB、ホテルC、ホテルD)とを以下のように予め対応付けておくようにする。
駅A・・・百貨店A、百貨店C、ビルA前、
駅B・・・百貨店B、百貨店D、書店A
駅C・・・劇場A、ビルB
駅D・・・ビルC、ホテルA、ホテルC
駅E・・・ホテルB、ホテルD
上述のように対応付けておくことで、フォルダ名“駅A”の親フォルダ内には、フォルダ名“百貨店A”、“百貨店C”、“ビルA前”の子フォルダを作成可能となり、フォルダ名“駅B”の親フォルダ内には、フォルダ名“百貨店B”、“百貨店D”、“書店A”の子フォルダを作成可能となり、フォルダ名“駅C”の親フォルダ内には、フォルダ名“ビルC”、“ホテルA”、“ホテルC”の子フォルダを作成可能となり、フォルダ名“駅D”の親フォルダ内には、 “ビルC”、“ホテルA”、“ホテルC”の子フォルダを作成可能となり、フォルダ名“駅E”の親フォルダ内には、フォルダ名“ホテルB”、“ホテルD”の子フォルダを作成可能となる。
(3−11)第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成・削除の手順
次に、図20〜37を参照しながら、撮像装置201のフォルダ作成・削除の手順などについて以下の順序で説明する。
(a)親フォルダ作成後に子フォルダ作成
(b)子フォルダ作成後に親フォルダ作成
(c)親フォルダ削除
(d)子フォルダ削除
(e)画像ファイル削除
(f)フォルダ作成
以下では、(a)〜(f)の手順を一連して行った場合について説明する。また、以下では、駅のゲートが、撮像装置201をタッチすることにより撮像装置201と通信可能となる通信部204を備えるゲート203であり、百貨店、ホテル、劇場などのゲートが、撮像装置201が近辺を通過することにより撮像装置201と通信可能となる通信部206を備えるゲート205である場合を例として説明する。なお、(a)〜(g)の各手順における撮像装置201の処理は制御ブロック213により行われる。
(a)親フォルダ作成後に子フォルダ作成
まず、図20〜図22を参照して、親フォルダを作成した後に、その親フォルダに関連する子フォルダを作成する手順の一例について説明する。なお、撮像装置201のスロット202に装填されたリムーバブルメモリ22内には、フォルダ名“原宿”の親フォルダが作成され、この親フォルダ内には、フォルダ名“表参道”、“テレビ局A”、“日比谷公園”の子フォルダが予め格納されている。
フォルダ名“原宿”の親フォルダは、原宿駅の改札口に備えられたゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチすることにより作成され、フォルダ名“表参道”、“テレビ局A”、“日比谷公園”の子フォルダはそれぞれ、表参道、テレビ局A、日比谷公園に備えられたゲート205を撮像装置201が通過することにより作成される。また、フォルダ名“表参道”の子フォルダ内には撮影画像が1枚格納され、フォルダ名“テレビ局A”の子フォルダ内には撮影画像が3枚格納され、フォルダ名“日比谷公園”の子フォルダ内には撮影画像が1枚格納されている。
まず、撮像装置201を携帯して電車で新宿駅に向かい、新宿駅の改札口に設けられたゲート203を通過するときにその通信部204に対して撮像装置201をタッチする。これにより、図20に示すように、リムーバブルメモリ22内にフォルダ名“新宿”の親フォルダが作成される。
次に、百貨店A新宿店に設けられたゲート205を通過して画像を1枚撮影した後、百貨店B新宿店および劇場Aに設けられたゲート205を順次通過し、その後、東京都庁に設けられたゲート205を通過して画像を3枚撮影し、タクシーにより新宿から帰宅する。これにより、図21に示すように、フォルダ名“新宿”の親フォルダ内に、フォルダ名“百貨店A新宿店”、“百貨店B新宿店”、“劇場A”、“東京都庁”の子フォルダが順次作成され、フォルダ名“百貨店A新宿店”の子フォルダ内には撮影画像が1枚格納され、フォルダ名“東京都庁”の子フォルダ内には撮影画像が3枚格納される。
そして、新宿にて画像を撮影してから所定期間後(例えば、新宿にて画像を撮影した翌日)、画像ファイルが格納されていないフォルダ、すなわち、フォルダ名“百貨店B新宿店”の子フォルダ、フォルダ名“劇場A”の子フォルダが、図22Aに示すように、自動的にリムーバブルメモリ22から削除される。そして、この削除された子フォルダのフォルダ名“百貨店A新宿店”および“劇場A”は、図22Bに示すように、メモリ17の削除フォルダ名格納テーブルに格納される。
(b)子フォルダ作成後に親フォルダ作成
次に、図23〜図26を参照して、子フォルダを先に作成した後、その子フォルダに関連する親フォルダを作成する手順の一例について説明する。まず、フォルダ名“原宿”および“新宿”のフォルダを作成してから3日後、品川駅に向かい、品川駅の改札口に設けられているゲート204の通信部203に対して撮像装置201をタッチすることなく、品川駅から外に出た。そして、品川にある宿泊先の品川ホテルAのゲート205を通過して品川ホテルA内に入り、画像を1枚撮影する。そして、品川ホテルAに宿泊後、品川ホテルBに行き、そこに設けられているゲート205を通過した後、自動社メーカAショールームを訪問して、そこに設けられているゲート205を通過して画像を2枚撮影する。その後、品川ビルAに行き、そこに設けられているゲート205を通過して画像を2枚撮影する。
これにより、図23に示すように、フォルダ名“品川ホテルA”、“品川ホテルB”、“自動社メーカAショールーム”および“品川ビルA”の子フォルダが仮フォルダ内に順次作成され、フォルダ名“品川ホテルA”の子フォルダ内には撮影画像が1枚格納され、フォルダ名“自動社メーカAショールーム”の子フォルダ内には撮影画像が2枚格納され、フォルダ名“品川ビルA”の子フォルダ内には、撮影画像が2枚格納された。
そして、品川駅内に入るときに、そこに設けられたゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチした。これにより、図24に示すように、フォルダ名“品川”の親フォルダが作成される。また、仮フォルダ内に格納されていたフォルダ名“品川ホテルA”、“品川ホテルB”、“自動車メーカAショールーム”および“品川ビルA”の子フォルダが、フォルダ名“品川”の親フォルダ内に収納される。
図25は、図24に示すツリー構造に対応するフォルダ名表示画面221の一例を示す。
親フォルダ名表示欄222には、リムーバブルメモリ22に作成されている親フォルダのフォルダ名、すなわち、フォルダ名“原宿”、“新宿”および“品川”の親フォルダが一覧表示されている。子フォルダ名表示欄223には、親フォルダ名表示欄222にて選択されているフォルダ名の親フォルダに格納されている子フォルダのフォルダ名、すなわち、フォルダ名“品川ホテルA”、“品川ホテルB”、“自動車メーカAショールーム”、“品川ビルA”が一覧表示されている。
また、フォルダ名“品川”の親フォルダを作成したときに、図26Aに示すように、撮影画像が格納されていないフォルダ、すなわち、フォルダ名“品川ホテルB”の子フォルダは自動的に削除されるようにしてもよい。この場合、図26Bに示すように、この削除された子フォルダのフォルダ名“品川ホテルB”と、この削除された子フォルダに関連する親フォルダのフォルダ名“品川”とが、メモリ17の削除フォルダ名格納テーブルに関連付けられて格納される。
(c)親フォルダ削除
次に、図27〜図28を参照して、親フォルダ削除の手順の一例について説明する。まず、フォルダ名“品川”の親フォルダに格納された撮影画像を撮像装置201からパーソナルコンピュータに移動する。次に、フォルダ名表示画面221を表示し、十字キー133を適宜選択して、図27に示すように、フォルダ名表示画面221の親フォルダ名表示欄222から削除を所望するフォルダ名“品川”を選択し、削除ボタン132を押す。これにより、図28Aに示すように、フォルダ名“品川”の親フォルダと、この親フォルダに格納された子フォルダと、この子フォルダに格納されていた撮影画像とが全て削除される。また、削除された親フォルダのフォルダ名“品川”と、削除された子フォルダのフォルダ名“品川ホテルA”、“自動車メーカAショールーム”、“品川ビルA”とは、図28Bに示すように、メモリ17の削除フォルダ名格納テーブルに関連づけられて格納される。
また、この削除に伴って、フォルダ名“品川”と、この親フォルダに収納されていた子フォルダのフォルダ名“品川ホテルA”、“自動車メーカAショールーム”、“品川ビルA”とがフォルダ名表示画面221から削除される。
(d)子フォルダ削除
次に、図29〜図31を参照して、子フォルダ削除の手順の一例について説明する。まず、十字キー133を適宜操作して、図29に示すように、フォルダ名表示画面221の子フォルダ名表示欄内223にて、削除を所望するフォルダのフォルダ名“日比谷公園”を選択した後、削除ボタン132を押す。これにより、図30に示すように、フォルダ名“日比谷公園”の子フォルダと、この子フォルダに格納されていた撮影画像とが削除され、この削除された子フォルダのフォルダ名“日比谷公園”が、メモリ17の名前テーブルに格納される。また、この削除に伴って、図31に示すように、子フォルダ名表示欄内223からフォルダ名“日比谷公園”が削除される。
(e)画像ファイル削除
次に、図32〜図34を参照して、画像ファイル削除の手順の一例について説明する。次に、十字キー133を適宜操作して、図32に示すように、フォルダ名表示画面221の子フォルダ名表示欄内223にてフォルダ名“表参道”を選択し、再生ボタン136を押す。これにより、フォルダ名“表参道”の子フォルダに格納されていた撮影画像(図33参照)が、画像表示装置14に表示される。そして、この撮影画像が表示されている状態において削除キー132を押すと、表示装置14に表示されている撮影画像が削除される。これにより、フォルダ名“表参道”が表示されたフィールドの色、色調または濃淡が変化する。すなわち、フォルダ名“表参道”の子フォルダが空フォルダであることを直感的に理解することができる。
そして、フォルダ名“表参道”に格納されていた画像ファイルを削除してから所定期間期間後(例えば1日後)、図34Aに示すように、撮影画像が格納されていないフォルダ名“表参道”の子フォルダが自動的に削除され、図34Bに示すように、この削除された子フォルダのフォルダ名“表参道”と、この削除された子フォルダに関連する親フォルダのフォルダ名“原宿”とが、メモリ17の名前テーブルに関連づけられて格納される。なお、親フォルダはユーザの明確な意識の下に作成されるフォルダ、すなわち、撮像装置201をユーザが意識的に通信部204に対してタッチすることにより作成されるフォルダであるので、親フォルダが空フォルダであっても、親フォルダは自動的には削除されないようなっている。
(f)フォルダ作成
次に、図35〜図37を参照して、削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダ作成の手順の一例について説明する。まず、地下鉄で都庁前駅に向かい、都庁前駅の改札口に設けられているゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチして、都庁前駅から出た後、徒歩で劇場Aに向かう。
劇場Aに到着する前に撮像した画像を、フォルダ名“劇場A”の子フォルダに格納するために、劇場Aに向かう途中で以下の操作を行う。すなわち、メニューよりフォルダ作成モードを選択・決定して、例えば図35に示す削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダ作成画面を表示し、その中から所望するフォルダ名“劇場A”を選択・決定する。これにより、図36に示すように、子フォルダ名表示欄223にフォルダ名”劇場A“が付け加わる。
そして、十字キー133を適宜操作して、フォルダ削除設定画面221の子フォルダ名表示欄内223にてフォルダ名“劇場A”を選択・決定した後、画像を3枚撮影する。これにより、フォルダ名“劇場A”の子フォルダが格納フォルダに設定され、図37に示すように、撮影画像が、フォルダ名“劇場A”の子フォルダに格納される。
(3−12)第3の実施形態の変形例
上述の第3の実施形態では、場所名情報がゲート203またはゲート205を設けた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称からなり、その名称がフォルダ名となる場合を説明したが、場所名情報はこのような名称に限られるものではなく、場所名情報は、アトラクションや駅に設けられたゲート2に固有なID情報であってもよい。この場合、例えば、ID情報と、そのID情報を有するゲート203またはゲート205が設けられた場所またはその周辺をユーザが直感的に理解可能しやすい名称とが関連付けられたテーブルを、撮像装置201内のメモリ17に記憶しておくようにする。そして、ゲート203の制御ブロックまたはゲート205の制御ブロックから撮像装置201の制御ブロック213にID情報が通知されたときには、制御ブロック213が、このID情報に基づき、メモリ17に記憶されたテーブルを検索してID情報に対応する名称を抽出して、この名称をフォルダ名として新規フォルダを作成し、格納フォルダに設定する。なお、このテーブルは、外部I/F23を介して外部から取得するようにしてもよい。
また、駅密集地域などにおいて、子フォルダが2以上の親フォルダに対応付けられている場合には、子フォルダを複数作成せずに、先に作成されている子フォルダ内に画像データを格納するようにしてもよい。
以下に、この場合の具体例について説明する。ここでは、(e)画像ファイル削除の処理後に、フォルダ作成を行った場合を例として示す。まず、都庁前駅の改札口に設けられているゲート203の通信部204に対して撮像装置201をタッチして、フォルダ名“都庁前”の親フォルダを作成する。
そして、都庁前駅から出た後、都庁に設けられたゲート205を通過して、都庁内にて画像を2枚撮影する。これにより、図38に示すように、フォルダ名“新宿”の親フォルダ内にすでに作成されているフォルダ名“都庁”の子フォルダが、格納フォルダに設定され、この子フォルダ内に撮影画像が2枚格納される。すなわち、フォルダ名“新宿“の親フォルダ内にフォルダ名“都庁”の子フォルダが一度作成されたら、この子フォルダが削除されない限りは、この子フォルダ内に都庁にて撮影した画像は格納される。したがって、都庁前駅にてフォルダ名“都庁前”の親フォルダを作成しても、フォルダ名“新宿”の親フォルダ内にフォルダ名“都庁”の子フォルダがある限りは、フォルダ名“都庁前”の親フォルダ内にはフォルダ名“都庁”の子フォルダは作成されないようになっている。
また、上述の第3の実施形態において、フォルダ作成画面231にて、子フォルダを作成せずに親フォルダ作成のみを選択できるようにしてもよい。親フォルダのみを作成し、格納フォルダに設定した場合には、この親フォルダ内に撮影画像を直接格納することができる。
図39は、親フォルダ作成のみを選択できるフォルダ作成画面231の一例を示す。子フォルダ名表示覧233には、親フォルダのみの作成を選択するための“子フォルダなし”が表示される。この“子フォルダなし”を選択・決定することで、フォルダ名“新宿”の親フォルダのみがリムーバブルメモリ22に作成される。
以上、この発明の第1〜第3の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の第1〜第3の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第1〜第3の実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
なお、上述の第1〜第3の実施形態では、メモリ17が撮像装置内に備えられている場合を例として示したが、メモリ17を撮像装置に対して着脱可能なメモリとしてもよい。この場合、各地域(例えば、各県、各地方)または各国毎のフォルダ作成テーブルをそれぞれ異なるメモリに記憶しておき、これらのメモリのうちから、撮影先に応じたメモリを選択して撮像装置に装填することができる。
この発明の第1の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。 この発明の第1の実施形態による撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態による通信部の一構成例を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態による撮像装置と通信部とのやり取りの一例を説明するための概略図である。 この発明の第1の実施形態による撮像装置のフォルダ作成・設定動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の第2の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。 この発明の第2の実施形態による撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態によるゲートの一構成例を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態による撮像装置の背面部の一例を示す。 この発明の第2の実施形態による撮像装置の画面表示装置に表示されるフォルダ名設定画面の一例を示す。 この発明の第2の実施形態による撮像装置の場所名情報の格納動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の第2の実施形態による撮像装置のフォルダの作成・設定動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の第3の実施形態によるシステムの概要を説明するための概略図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置の画面表示装置に表示されるフォルダ名表示画面の一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置のメモリに記憶されたフォルダ作成テーブルの一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置の削除フォルダ名格納テーブルの一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置の画面表示装置に表示されるフォルダ作成画面の一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施形態による撮像装置のフォルダ作成・設定の動作を説明するためのフローチャートである。 親フォルダを作成した後に、その親フォルダに関連する子フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 親フォルダを作成した後に、その親フォルダに関連する子フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 親フォルダを作成した後に、その親フォルダに関連する子フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダを先に作成した後、その子フォルダに関連する親フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダを先に作成した後、その子フォルダに関連する親フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダを先に作成した後、その子フォルダに関連する親フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダを先に作成した後、その子フォルダに関連する親フォルダを作成する手順の一例について説明するための略線図である。 親フォルダ削除の手順の一例について説明するための略線図である。 親フォルダ削除の手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダ削除の手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダ削除の手順の一例について説明するための略線図である。 子フォルダ削除の手順の一例について説明するための略線図である。 画像ファイル削除の手順の一例について説明するための略線図である。 画像ファイル削除の手順の一例について説明するための略線図である。 画像ファイル削除の手順の一例について説明するための略線図である。 削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダ作成の手順の一例について説明するための略線図である。 削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダ作成の手順の一例について説明するための略線図である。 削除フォルダ名格納テーブルに基づくフォルダ作成の手順の一例について説明するための略線図である。 この発明の第3の実施形態の変形例について説明するための略線図である。 この発明の第3の実施形態の変形例について説明するための略線図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 ゲート
3 通信部
11 カメラブロック
12 画像処理ブロック
13 メモリ
14 画像表示装置
15 操作ブロック
16 制御ブロック
17 メモリ
18 近距離無線用アンテナ
19 リムーバブルメモリコントローラ
20 電源供給部
21 バス
22 リムーバブルメモリ
23 外部I/F
31 制御ブロック
32 メモリ
33 近距離無線用アンテナ

Claims (14)

  1. 被写体を撮影し、画像データを出力する撮影手段と、
    通信部と通信して、当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得する通信手段と、
    上記通信手段により取得された上記場所名情報を用いて、上記撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成する管理手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記通信手段は、場所名情報を提供する上記通信部に対して接触または接触する程度に近づけた場合に、上記通信部から場所名情報を取得可能であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記通信手段は、場所名情報を提供する上記通信部の付近を通過した場合に、上記通信部から場所名情報を取得可能であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 上記管理手段は、
    上記作成されたフォルダ名に基づき、上記第1の記憶手段にフォルダを作成し、当該フォルダを上記撮影手段から出力される画像データを格納する格納フォルダに設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 上記管理手段は、上記第1の記憶手段内に作成された上記フォルダ内に、当該フォルダが作成されてから所定時間経過後に画像データが格納されていない場合には、
    当該フォルダを上記第1の記憶手段から削除することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 上記作成されたフォルダ名を記憶する第2の記憶手段と、
    上記第2の記憶手段に記憶されたフォルダ名から所望のフォルダ名を選択する選択手段と
    をさらに備え、
    上記管理手段は、
    上記選択手段により選択されたフォルダ名に基づき、上記第1の記憶手段にフォルダを作成し、当該フォルダを上記撮影手段から出力される画像データを格納する格納フォルダに設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 情報を表示する表示手段と、
    抽出条件に基づき上記第2の記憶手段から場所名情報を抽出して上記表示手段に表示する表示制御手段と
    をさらに備えることを特徴とすることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 上記第1の記憶手段から削除されたフォルダのフォルダ名を格納する第2の記憶手段と、
    上記第2の記憶手段に記憶されたフォルダ名を表示する表示手段と、
    上記表示手段に表示されたフォルダ名から所望のフォルダ名を選択する選択手段と
    をさらに備え、
    上記管理手段は、
    上記選択手段により選択されたフォルダ名のフォルダを上記第1の記録手段に作成し、当該フォルダを上記撮影手段から出力される画像データを格納する格納フォルダに設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  9. 上記通信手段は、
    第1の場所名情報を提供する第1の通信部に対して接触または接触する程度に近づけた場合に、上記第1の通信部から第1の場所名情報を取得可能であり、
    第2の場所名情報を提供する第2の通信部の付近を通過した場合に、上記第2の通信部から第2の場所名情報を通信により取得可能であり、
    上記管理手段は、
    上記通信手段が上記第1の通信部から第1の場所名情報を取得した場合には、上記取得された第1の場所名情報に基づき親フォルダを上記第1の記憶手段に作成し、
    上記通信手段が上記第2の通信部から第2の場所名情報を取得した場合には、上記取得された第2の場所名情報に基づき子フォルダを、上記第1の記憶手段内に作成された親フォルダ内に作成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  10. 上記第1の場所名情報と上記第2の場所名情報とが予め関連付けられたテーブルをさらに有し、
    上記管理手段は、
    上記通信手段が上記第2の通信部から第2の場所名情報を取得した場合には、上記取得された第2の場所名情報に関連する第1の場所名情報を上記テーブルから検索し、当該第1の場所名情報に基づき上記第1の記憶手段内に作成されている親フォルダ内に、上記取得された第2の場所名情報に基づき子フォルダを作成することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 上記管理手段は、
    上記通信手段が上記第2の通信部から第2の場所名情報を取得した場合には、上記取得された第2の場所名情報に関連する第1の場所名情報に基づき作成された親フォルダが上記第1の記憶手段内にあるか否かを上記テーブルを参照して判断し、
    上記取得された第2の場所名情報に関連する第1の場所名情報に基づき作成された親フォルダが上記第1の記憶手段内にあると判断した場合には、当該親フォルダ内に上記取得された第2の場所名情報に基づき子フォルダを作成し、
    上記取得された第2の場所名情報に関連する第1の場所名情報に基づき作成された親フォルダが上記第1の記憶手段内にないと判断した場合には、第1の記憶手段に予め作成されている仮フォルダ内に、上記取得された第2の場所名情報に基づき子フォルダを作成することを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 上記管理手段は、
    上記通信手段が上記第1の通信部から第1の場所名情報を取得した場合には、上記第1の記憶手段に作成されている仮フォルダ内に、上記取得された第1の場所名情報と関連する第2の場所名情報に基づき作成された子フォルダがあるか否かを上記テーブルを参照して判断し、
    上記第1の記憶手段に作成されている仮フォルダ内に、上記取得された第1の場所名情報と関連する第2の場所名情報に基づき作成された子フォルダがあると判断した場合には、当該子フォルダを上記取得された第1の場所名情報に基づき作成される親フォルダ内に移すことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  13. 通信部と通信して当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得し、取得された上記場所名情報を用いて、上記撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成することを特徴とするファイル管理方法。
  14. 通信部と通信して当該通信部が設けられた場所に関連する場所名情報を取得し、取得された上記場所名情報を用いて、上記撮影手段から出力される画像データを第1の記憶手段に格納するためのフォルダのフォルダ名を作成することを特徴とするファイル管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするファイル管理プログラム。
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