JP2011003892A - Dramセル - Google Patents

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Abstract

【課題】DRAMセルの密度を向上させ、製造工程を簡素化し、リフレッシュレートを下げることができるDRAMセルを提供する。
【解決手段】DRAMセルは、半導体材料からなり、主表面102を有する基板100と、主表面102に形成されたトランジスタ120と、トランジスタ120の上方に設けた金属層に形成した磁器コンデンサ140とを備える。磁器コンデンサ140は、第1の磁性層142と、第1の磁性層142上に形成した誘電体層144と、誘電体層144上に形成した第2の磁性層146とを有する。誘電体層144が非導電性材料からなり、第1の磁性層142及び第2の磁性層146がCoNiFe合金からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、DRAM(Dynamic Random Access Memory:DRAM)セルに関し、特に、金属層に磁器コンデンサが形成されたDRAMセルに関する。
DRAMセルは、一般に各ビットにトランジスタ及び記憶コンデンサが含まれ、電子システムにおいて最も重要な記憶素子であり、特に、コンピュータ及び通信システムの分野において重要であった。DRAMセルの出力電圧は、DRAMセルの記憶コンデンサの容量値と正比例の関係にある。そのため、印加電圧が変化したときでもセルの動作が安定するように、記憶コンデンサは十分な容量値が必要であった。
従来のDRAMセルの構造では、その他の層で得られるよりも高い容量値を得るために、コンデンサを結晶シリコン層に形成していた。しかし、コンデンサは、一般に必要な容量値を得るためにトランジスタの横に配置され、ウェーハ上の重要な空間を大きく占有することがあった。そのため、DRAMセルが大きくなり、各ビットのサイズに悪影響を及ぼすことがあった。
DRAMのコストは、主にメモリセルの密度により決定されるため、このメモリセルは小さいほどよい。つまり、1枚のシリコンウェーハから1度により多くのDRAMセルが生産できるようにするということである。また、これにより収率が向上し、コストが下がる。
現在、密度が高いDRAMメモリセルにはいくつかの種類がある。これらのメモリセルは、情報の電荷を蓄積するコンデンサの構造に応じて分けられる。例えば、半導体基板の表面領域を増大させずに、半導体基板中に深いトレンチが形成されたトレンチ型キャパシタがあった。しかし、このようなトレンチ型キャパシタは、DRAMセルのサイズを縮小させることができたが、製造工程が困難で複雑であるという欠点があった。
その上、これら現在すでにあるメモリセルは密度が高かったが、メモリを定期的にリフレッシュする必要があった。そのため、メモリ中の各ビットをリード及びリライトするための付加的な回路が必要であった。しかし、これはDRAM回路を複雑にし、メモリがリフレッシュサイクルを行っているときもあるため、システムがいつも利用できるとは限らなかった。その上、付加的な回路により密度が低下することもあった。またコンデンサが大きな空間を占める場合、DRAMメモリのサイズが大きくなり、競争力が低下することがあった。
本発明の目的は、DRAMセルの密度を向上させ、製造工程を簡素化し、リフレッシュレートを下げることができるDRAMセルを提供することにある。
(1) 半導体材料からなり、主表面を有する基板と、前記主表面に形成されたトランジスタと、前記トランジスタの上方に設けた金属層に形成した磁器コンデンサと、を備え、前記磁器コンデンサは、第1の磁性層と、前記第1の磁性層上に形成した誘電体層と、前記誘電体層上に形成した第2の磁性層と、を有し、前記誘電体層が非導電性材料からなり、前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層がCoNiFe合金からなることを特徴とするDRAMセルを提供する。
(2) 前記トランジスタは、ソース領域と、ドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に形成され、制御用誘電薄膜により前記基板と隔離された制御ゲートと、を有することを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(3) 前記第1の磁性層のダイポール方向と、前記第2の磁性層のダイポール方向とは反対であることを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(4) 前記第1の磁性層から前記第2の磁性層までの距離は100Åより大きいことを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(5) 前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層には、GMC効果が発生することを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(6) 前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層は、各層の厚さが約1nmである多層薄膜を堆積して形成することを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(7) 前記トランジスタと前記磁器コンデンサとの間に配置され、前記DRAMセルの配線接続を提供する配線領域をさらに備えることを特徴とする(1)に記載のDRAMセルを提供する。
(8) 半導体材料からなり、主表面を有する基板と、前記主表面に形成されたトランジスタと、前記トランジスタの上方に設けた複数の金属層に形成した磁器コンデンサと、を備え、前記磁器コンデンサは、複数の磁性層と、互いに隣接した前記磁性層の間にそれぞれ設けた複数の誘電体層と、を有し、前記誘電体層が非導電性材料からなり、前記磁性層がCoNiFe合金からなることを特徴とするDRAMセルを提供する。
(9) 前記トランジスタは、ソース領域と、ドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に配置され、制御用誘電薄膜により前記基板と隔離された制御ゲートと、を有することを特徴とする(8)に記載のDRAMセルを提供する。
(10) 前記磁性層は、各層の厚さが約1nmである多層薄膜を堆積して形成することを特徴とする(8)に記載のDRAMセルを提供する。
本発明の磁器コンデンサを有するDRAMセルは、メモリ素子の密度を向上させ、製造工程を簡素化し、リフレッシュレートを下げることができる。
本発明の第1実施形態によるDRAMセルを示す断面図である。 誘電体層から電荷が逃げることを防ぐ状態を示す模式図である。 本発明の第2実施形態によるDRAMセルを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1を参照する。図1は、本発明の第1実施形態によるDRAMセルを示す断面図である。このDRAMセルは、基板100、トランジスタ120及び磁器コンデンサ140を含む。この磁器コンデンサ140は、McRAM(Magnetic Capacitor Random Access Memory)と呼ばれる。以下ではDRAMで説明する。
基板100は、半導体材料からなり、主表面102を有する。トランジスタ120は、ソース領域124、ドレイン領域126及び制御ゲート122を含む。ソース領域124及びドレイン領域126は、基板100の主表面102に形成されている。制御ゲート122は、ソース領域124とドレイン領域126との間に形成され、制御用誘電薄膜123により基板100と隔離されている。制御ゲート122は、ポリシリコンからなり、制御用誘電薄膜123は、二酸化ケイ素からなる。
磁器コンデンサ140は、第1の磁性層142と、第1の磁性層142上に形成した誘電体層144と、誘電体層144上に形成した第2の磁性層146とを含む。誘電体層144は、非導電性材料からなる。第1実施形態の非導電性材料はSiOである。第1の磁性層142及び第2の磁性層146は、磁性材料からなり、本実施形態の第1の磁性層142及び第2の磁性層146は、CoNiFe合金からなる。第1の磁性層142から第2の磁性層146までの距離は100Åより大きい。
容量は次式(1)で表すことができる。
Figure 2011003892
ここで、Cは磁器コンデンサ140の容量であり、
Figure 2011003892
は、定数である(約8.85e−12)。
Figure 2011003892
は、第1の磁性層142と第2の磁性層146との間の誘電率である。Aは、第1の磁性層142及び第2の磁性層146の面積である。rは、第1の磁性層142から第2の磁性層146までの距離である。数式(1)によると、第1の磁性層142と第2の磁性層146との間の誘電率
Figure 2011003892
が増加すると、磁器コンデンサ140の容量Cが増加する。
GMC(Giant Magnetic Capacitance)効果が発生すると、誘電率
Figure 2011003892
が増大する。GMCは、電子をさらに密集させることができる電荷トラップに類似しているため、第1の磁性層142と第2の磁性層146との間の電子密度を増加させることができる。第1の磁性層142及び第2の磁性層146は、誘電体層144から電荷が逃げることを防ぐ磁界を提供することができる。
図1Aを参照する。図1Aは、誘電体層から電荷が逃げることを防ぐ状態を示す模式図である。第1実施形態では、第1の磁性層142のダイポール141の方向と、第2の磁性層146のダイポール147との方向とが反対の場合、第1の磁性層142及び第2の磁性層146に磁界148が発生し、誘電体層144から電荷が逃げることを防ぐことができる。言い換えると、磁界148が提供する付加的な力により電子をさらに密集させるため、第1の磁性層142と第2の磁性層146との間の電子密度を高めることができる。また、磁界148の中に電子が捕捉されるため、キャパシタのリーク電流及び自己放電効果はほとんど発生しない。
そのため、この磁界により、数式(1)の容量値を次式(2)のように調整することができる。
Figure 2011003892
ここで、Cは磁器コンデンサ140の容量であり、
Figure 2011003892
は、定数である(約8.85e−12)。
Figure 2011003892
は、磁界148が発生させるGMCであり、fは、変調係数(modified factor)である(約〜10−1012)。Aは、第1の磁性層142及び第2の磁性層146の面積である。rは、第1の磁性層142から第2の磁性層146までの距離である。
言い換えると、数式(2)によると、磁界148の増加に伴い、容量Cが増加する。本実施形態では、第1の磁性層142及び第2の磁性層146は、多層薄膜を堆積して形成し、各層の厚さは約1nmである。そのため、磁界148は、第1の磁性層142及び第2の磁性層146の薄膜を形成することにより増加する。言い換えると、磁界148を増加させるために、元の第1の磁性層142及び第2の磁性層146上に薄膜を付加的に形成してもよい。
ここで、矢印“→”は、磁性層のダイポール方向を表すが、ダイポール方向はこれだけに限定されるわけではない。
表1は、磁器コンデンサと従来のコンデンサの容量値との比較を表す。
Figure 2011003892
第1の磁性層142及び第2の磁性層146のGMC変調係数(f)(〜10−1012)であるため、磁器コンデンサの容量値は、従来のコンデンサの容量値より大幅に高い。
ここで、磁器コンデンサ140は、トランジスタ120の上方に設けられた金属層に形成される。従来、キャパシタは、大きな容量値を得るために、結晶シリコン層に形成されていたが、第1実施形態では、DRAMに必要な容量値を得るために金属層に形成されている。つまり、磁器コンデンサ140は、トランジスタ120の上方に設けた金属層に形成されている。しかし、磁器コンデンサ140は、必ずしもトランジスタ120の真上に形成されなくともよく、結晶シリコン層でなく金属層に形成した場合、DRAMセルが占有する全体の領域を大幅に縮小することができる。また、DRAMセルの必要な配線は、DRAMの密度を向上させるために、トランジスタ120と磁器コンデンサ140との間に設けられた配線領域180に接続されている。
金属層へ磁器コンデンサ140を形成すると、DRAMのリフレッシュレートを低減させたり、ゼロにすることができる。磁器コンデンサ140は、一般の標準コンデンサのデータ保存のような機能を備える以外に、リーク電流が少量又は全く無く、容量値が高いという特徴を備える。リーク電流が少量であるため、DRAMのリフレッシュレートが低下すると、システム動作の時間が多くなる。リーク電流が非常に少ないか全く無い場合、リフレッシュ(refresh)の必要がなく、リフレッシュ回路を省略することができる。さらに、更新する必要が無い場合、電源が無くなってもデータは失われず、不揮発性メモリとして用いてフラッシュメモリを代替することができる。さらに、磁器コンデンサ140は、放射量が高い環境からくる高放射量に耐え、磁器コンデンサ140の破壊に必要なエネルギが一般規格の放射量より遥かに多くなければならないため、磁器コンデンサ140が保存するエネルギは、高い放射量に対抗するのに十分である。
また、第1実施形態の磁器コンデンサは、容量が大きく、誘電率が3000より大きく、誘電体層が薄く、表面が粗いなどの特性を備えているため、磁器コンデンサ140が占有する空間はトランジスタ120より小さい。ここで、トランジスタ120のゲート長さは非常に小さいが、磁器コンデンサ140は、接触パッド129,130、制御ゲート122及び拡散領域121を含むトランジスタ120を収納するのに十分な大きさの領域を有する。
(第2実施形態)
図2を参照する。図2は、本発明の第2実施形態によるDRAMセルを示す断面図である。このDRAMセルは、基板200、トランジスタ220及び磁器コンデンサ240を含む。基板200は、半導体材料からなり、主表面202を有する。トランジスタ220は、ソース領域224、ドレイン領域226及び制御ゲート222を含む。ソース領域224及びドレイン領域226は、基板200の主表面202に形成されている。制御ゲート222は、ソース領域224とドレイン領域226との間に形成され、制御用誘電薄膜223により基板200と隔離されている。制御ゲート222は、ポリシリコンからなり、制御用誘電薄膜223は、二酸化ケイ素からなってもよい。磁器コンデンサ240は、第1の磁性層241と、第1の磁性層241上に形成した第2の誘電体層242と、第2の誘電体層242上に形成した第3の磁性層243と、第3の磁性層243上に形成した第4の誘電体層244と、第4の誘電体層244上に形成した第5の磁性層245とを含む。
第2実施形態では、キャパシタを金属層に形成し、この方法により形成するキャパシタは、DRAMに必要な容量を提供する。そのため、磁器コンデンサ240は、トランジスタ220の上方に設けられた金属層に形成する。ただし、磁器コンデンサ240は、必ずしもトランジスタ220の真上に形成する必要はなく、磁器コンデンサ240が結晶シリコン層でなく金属層に形成される場合、DRAMセルが占有する全体の領域を大幅に縮小することができる。
ここで、磁器コンデンサ240は、第1の磁性層241、第3の磁性層243及び第5の磁性層245を含む複数の金属層からなる。一層の金属層を有する磁器コンデンサでは容量値を十分に提供できない場合、複数の金属層を有する磁器コンデンサにより所望の付加的な容量値を得てもよい。さらに、磁器コンデンサのサイズとトランジスタのサイズとが略同じであるため、第2実施形態のサイズを比較的小さくすることができる。トランジスタの縮小に伴い、トランジスタが制御する電流も少なくなり、この際、トランジスタのサイズと相対的に、DRAMセルには比較的大きな容量値が必要となる。そのため、付加的な容量値を得るために、複数の金属層を有する磁器トランジスタが必要である。第2実施形態では、トランジスタ220に必要な付加的な容量値を得るために、第1の磁性層241、第3の磁性層243及び第5の磁性層245が設けられている。また、DRAMセルに必要な配線は、DRAMの密度を向上させるために、トランジスタ220と磁器コンデンサ240との間に設けられた配線領域280に接続されている。
また、第2実施形態の磁器コンデンサは、容量が大きく、誘電率が3000より大きく、誘電体層が薄く、表面が粗いなどの特性を備えているため、磁器コンデンサ240が占有する空間はトランジスタ220より小さい。ここで、トランジスタ220のゲート長さは非常に小さいが、磁器コンデンサ240は、接触パッド229,230、制御ゲート222及び拡散領域221を含むトランジスタ220を収納するのに十分な大きさの領域を有する。
第2実施形態は、第1実施形態と異なり、磁器コンデンサが複数層であり、1層の金属層の磁器コンデンサでは十分な容量が提供できなかったり、DRAMセルが小さい場合でも、複数層の磁器コンデンサにより所望の容量を得ることができる。
上述したことから分かるように、本発明のDRAMセルは、トランジスタの上方に磁器コンデンサを形成することにより、磁器コンデンサが占有する空間を低減させ、DRAMセルの速度を向上させ、リーク電流及び消費電力を低減させることができる。このように速度が向上するため、このメモリーセルによりSRAMを代替することができる。その上、磁器コンデンサのリーク電流が少ないか全く無いため、DRAMのリフレッシュレートが低減されたり全く無くなる。リフレッシュレートが全く無くなった場合、リフレッシュ回路を省略し、不揮発性メモリとして用いることができる。そのため、本発明は、他の態様のメモリを代替することができる。さらに、この磁器コンデンサは、放射線レベルが高い環境下でも耐えられる耐放射線性を備えている。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の精神と範囲を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
100 基板
102 主表面
120 トランジスタ
121 拡散領域
122 制御ゲート
123 制御用誘電薄膜
124 ソース領域
126 ドレイン領域
129 接触パッド
130 接触パッド
140 磁器コンデンサ
141 ダイポール
142 第1の磁性層
144 誘電体層
146 第2の磁性層
147 ダイポール
148 磁界
180 配線領域
200 基板
202 主表面
220 トランジスタ
221 拡散領域
222 制御ゲート
223 制御用誘電薄膜
224 ソース領域
226 ドレイン領域
229 接触パッド
230 接触パッド
240 磁器コンデンサ
241 第1の磁性層
242 第2の誘電体層
243 第3の磁性層
244 第4の誘電体層
245 第5の磁性層
280 配線領域

Claims (10)

  1. 半導体材料からなり、主表面を有する基板と、
    前記主表面に形成されたトランジスタと、
    前記トランジスタの上方に設けた金属層に形成した磁器コンデンサと、を備え、
    前記磁器コンデンサは、
    第1の磁性層と、
    前記第1の磁性層上に形成した誘電体層と、
    前記誘電体層上に形成した第2の磁性層と、を有し、
    前記誘電体層が非導電性材料からなり、前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層がCoNiFe合金からなることを特徴とするDRAMセル。
  2. 前記トランジスタは、
    ソース領域と、
    ドレイン領域と、
    前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に形成され、制御用誘電薄膜により前記基板と隔離された制御ゲートと、を有することを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  3. 前記第1の磁性層のダイポール方向と、前記第2の磁性層のダイポール方向とは反対であることを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  4. 前記第1の磁性層から前記第2の磁性層までの距離は100Åより大きいことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  5. 前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層には、GMC効果が発生することを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  6. 前記第1の磁性層及び前記第2の磁性層は、各層の厚さが約1nmである多層薄膜を堆積して形成することを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  7. 前記トランジスタと前記磁器コンデンサとの間に配置され、前記DRAMセルの配線接続を提供する配線領域をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  8. 半導体材料からなり、主表面を有する基板と、
    前記主表面に形成されたトランジスタと、
    前記トランジスタの上方に設けた複数の金属層に形成した磁器コンデンサと、を備え、
    前記磁器コンデンサは、
    複数の磁性層と、
    互いに隣接した前記磁性層の間にそれぞれ設けた複数の誘電体層と、を有し、
    前記誘電体層が非導電性材料からなり、前記磁性層がCoNiFe合金からなることを特徴とするDRAMセル。
  9. 前記トランジスタは、
    ソース領域と、
    ドレイン領域と、
    前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に配置され、制御用誘電薄膜により前記基板と隔離された制御ゲートと、を有することを特徴とする請求項8に記載のDRAMセル。
  10. 前記磁性層は、各層の厚さが約1nmである多層薄膜を堆積して形成することを特徴とする請求項8に記載のDRAMセル。
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