JP2011002527A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
感光体に静電潜像を形成する露光部104を備え、前記感光体の静電潜像の形成位置にトナー107を付着させて現像を行うプリンタ1において、前記感光体に残留するトナー107を、汚損を防ぐべく電気的に吸着する露光部汚損防止手段117を前記露光部104と前記感光体との間に有し、前記露光部汚損防止電極117は導電性樹脂により構成されていること。
る。
【選択図】 図1
Description
この画像形成装置は、予め決められた方向に回転するドラム状の感光体の表面を一様に帯電する帯電部と、前記感光体上に光を照射して静電潜像を形成する露光部と、前記静電潜像にトナーを吸着させて現像する現像部と、現像された画像を紙等の記録媒体に転写する転写部と、記録媒体上に転写されたトナーを定着させる定着部と、転写後、転写されずに感光体上に残存したトナーを取除くクリーニング部を有している。そして、前記露光部と感光体との間には、感光体上の除去し切れない残存トナーが露光部に付着しないように電気力線が傾斜状になるように帯電させた露光部汚損防止電極を備えている。
なお、コロナ対策と汚損防止の為、感光体と露光部間の距離を開ける方法もあるが、同種のSLAレンズで焦点距離を長くするのは技術的に難しく、露光部汚損防止電極と感光体との間は大きく開けられない。
そこで本発明は、上記の如き問題に鑑みなされたもので、導電性樹脂を用いることによって露光部の汚損防止手段を構成し、その厚みの薄形化、形状の多様化が可能になるから露光部汚損防止手段と感光体と間のスペースを十分確保することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記感光体に残留する帯電微粒子を、汚損を防ぐべく電気的に吸着する露光部汚損防止手段を前記露光部と前記感光体との間に有し、前記露光部汚損防止手段は導電性樹脂により構成されている。
また、画像品質を損ねることなく装置小型化にも有効である。
このプリンタ1は、図示しない筐体内において、感光体を担持する静電潜像担持体(回転ドラム)101と、この静電潜像担持体101上の感光体を帯電する帯電部102と、帯電部102によって帯電された感光体上に静電潜像を形成する露光部104と、静電潜像にトナー107を吸着させて現像する現像部105と、現像部105によって現像された画像を記録媒体(紙)109に転写する転写部112と、記録媒体109上に転写されたトナー107を定着させる定着部116と、転写されずに感光体上に残留したトナー107を取除くクリーニング部114を有している。
この露光部汚損防止電極117は、厚さが0.2[mm]以下で、体積抵抗率が1.7×10−10[Ωcm3]からなる。これにより静電潜像担持体101の感光体との間を2[mm]以上十分開ることができるため、不要なコロナ放電の発生を無くすことができ、耐久性及び画像品質が向上する。
LEDアレイ2からの照射光は、SLA5にて収斂され、この開口部120を通って静電潜像担持体101の感光体に焦点が合うように設定されている。照射光が照射された部分の感光体の電位は−800[V]から−50[V]に変化する。
なお、この露光部104の発光源としては、LED以外に半導体レーザなどによる光源を利用することも可能である。
この転写部112は、用紙カセット108に収容された記録紙109が送紙ローラ111にて転写部112まで送られてくると、トナー107が吸着されている静電潜像担持体101上の画像を記録紙109’に転写する。
なお、加熱ローラ116bには図示しない発熱ヒータが備えられている。
また、給電部103は、転写部112とクリーニング部114に正の電荷が一様均一に帯電するように接続されている。
このプリンタ1は、図示しないパーソナルコンピュータ等の画像処理装置と予め接続されているものとし、電源をONすると静電潜像担持体101の他、各部を駆動するための駆動部が動作し、利用者の必要に応じてプリントが可能な状態となる。
この時、静電潜像担持体101の光導電層101bは、−800[V]に帯電させた状態の内、露光部104によって十分露光された部分の帯電残留電位が約−50[V]となる。
この場合、トナー担持体106は、搬送ローラの摩擦静電気によりトナー107を吸着して、これを図中矢印b方向に搬送し、静電潜像担持体101上に形成された静電潜像に対応して現像するものである(一成分非磁性現像)。
ここでは、反転現像の場合を示し、静電潜像担持体101とトナー担持体106との間に、図示しない電源によってバイアス電圧を印加しても良い。その場合、摩擦静電気によらず、トナー担持体106に印加するバイアス電圧は、約−400[V]とする。
このように設定することによって、トナー担持体106と静電潜像担持体101の空間には、静電潜像担持体101に形成された静電潜像に伴う電気力線が発生するため、トナー担持体106上で負に帯電したトナー107は静電気力により、静電潜像担持体101上の露光領域に付着して現像され、トナー像が形成される。
なお、この現像部105においては、この方法の他に、二成分磁気ブラシ現像、一成分磁気ブラシ現像などの方法もあるが何れも利用可能である。
このように残留したトナー107が帯電領域から露光領域に移動されると、残留トナー107’は、露光部104と静電潜像担持体101との間に形成された電位分布に応じた力を受けて飛翔し、露光部104の光出射面側にも飛翔する。
図3は、露光部104と静電潜像担持体101との間の電位分布(図中破線)と電気力線(図中矢印)のイメージを示している。
これにより、露光部汚損防止電極117は、静電潜像担持体101が繰り返し利用された場合でも、残留トナ一107’による露光部104のSLAレンズ面の汚れを防止して、常に安定した画像品質を確保することができる。また、環境変化に対しても露光部104は、残留トナー107’による汚染がなくなる。なお、露光部汚損防止電極117に付いた残留トナー107’は、装置メンテナンスの際に拭き取ればよい。
更に、この露光部汚損防止電極117は、導電性樹脂が主体に構成されているため加工性が良く、どのような形状にも対応でき、かつ、錆等の腐食による劣化がなく耐久性も向上する。
この露光部汚損防止電極119は、厚さが0.2[mm]以下で、体積抵抗率が1.7×10−10[Ωcm3]からなる。これにより静電潜像担持体101の感光体との間を2[mm]以上十分開ることができるため、不要なコロナ放電の発生を無くすことができる。
また、この露光部汚損防止電極119は、体積抵抗率が低いほど良く、構造的にはその底部119aに、SLA5のレンズ配列に沿って形成された幅2〜3[mm]の長方形の開口部130が設けられている。
LEDアレイ2からの照射光は、SLA5にて収斂され、この開口部130を通って静電潜像担持体101の感光体に焦点が合うように設定されている。照射光が照射された部分の感光体の電位は−50[V]に変化する。
なお、この露光部104の発光源としては、LED以外に半導体レーザなどによる光源を利用することも可能である。
記録紙109への転写後、静電潜像担持体101には、湿度の影響などからトナー107が残留する場合がある。静電潜像担持体101に当接して設けられたクリーニングローラ114によって、この残留トナー107’を除去しているが、クリーニングローラ114と静電潜像担持体101との圧接力の関係などから、クリーニングローラ114を通過した後、静電潜像担持体101上に、なおもトナー107が残留することがある。
このように残留したトナー107が帯電領域から露光領域に移動されると、残留トナー107’は露光部104と静電潜像担持体101との間に形成された電位分布に応じた力を受けて飛翔し、露光部104の光出射面側にも飛翔する。
この露光部汚損防止電極119は波形状に構成されているため、平板形より表面積が広くなり、静電潜像担持体101上の残留トナー107’をより多く集めて吸着させることができる。その結果、露光部104への残留トナー107’の付着は更になくなる。
これにより露光部汚損防止電極119は、静電潜像担持体101が繰り返し利用された場合でも、残留トナ一107’による露光部104のSLA表面の汚れを防止して、常に安定した画像品質を確保することができる。また、環境変化に対しても、露光部104は残留トナー107’による汚染がなくなる。
2 LEDアレイ
5 SLA
101 静電潜像担持体
101b 光導電層
102 帯電部
103 給電部
104 露光部
105 現像部
107 トナー
107’残留トナー
109 記録媒体
112 転写部
114 クリーニング部
116 定着部
117 露光部汚損防止手段
Claims (3)
- 感光体に静電潜像を形成する露光部を備え、前記感光体の静電潜像の形成位置に帯電微粒子を付着させて現像を行う画像形成装置において、
前記感光体に残留する帯電微粒子を、汚損を防ぐべく電気的に吸着する露光部汚損防止手段を前記露光部と前記感光体との間に有し、
前記露光部汚損防止手段は導電性樹脂により構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記露光部汚損防止手段は、その厚みを2mm未満の樹脂板にて構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記露光部汚損防止手段は、帯電微粒子吸着部分が凹凸状、波形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009143797A JP2011002527A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=43560545
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2009
- 2009-06-17 JP JP2009143797A patent/JP2011002527A/ja active Pending
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