JP3641471B2 - 電子写真装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置やプリンタ装置に用いる電子写真装置には、一般的に次に述べる構成をなすものがある。すなわち、無端状の感光体の周囲に、感光体の表面を帯電する帯電装置と、この帯電装置に対して感光体の回転方向下流側に位置し感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、この露光装置に対して感光体の回転方向下流側に位置し現像ローラに担持されたトナーを感光体の表面に付与して静電潜像を顕在化してトナー像を形成する現像装置と、この現像装置に対して感光体の回転方向下流側に位置し感光体のトナー像を記録媒体である記録紙に転写する転写装置と、この転写装置に対して感光体の回転方向下流側に位置しブレードを感光体の表面に接触させて転写後に感光体の表面に残留するトナーを除去するクリーニング装置とを備えたものである。
【0003】
この構成の電子写真装置では、画像形成時に感光体が回転され、感光体にはその回転に伴い帯電装置により帯電され、次いで露光装置により静電潜像が形成され、次いで現像装置によりトナー像が形成される。次いで転写装置により感光体のトナー像が記録紙に転写され、さらに感光体に残留するトナーがクリーニング装置により除去される。クリーニング装置で除去したトナーは集めて廃トナーとして廃棄する。
【0004】
しかし、このような電子写真装置では、クリーニング装置を備えているために大形化し、またクリーニング装置が回収したトナーを廃棄するために不経済であるとともに、トナーを廃棄するためクリーニング装置の保守管理が繁雑であるという問題がある。
【0005】
そこで、この問題を解決するために近年、特開昭59−133573号で開示される電子写真装置が提案されている。この電子写真装置は現像工程とクリーニング工程の両方の動作を同時に行なう機能をもたせる方式のもので、感光体の周囲に、トナーを収容したホッパおよび2個の現像ローラを備えた2成分反転現象方式の現像装置を設けている。この現像装置では、トナーが現像ローラから感光体に移動されて現像が行われるとともに、感光体の表面に残留するトナーが現像ローラに吸引されてクリーニングが行われる。残留トナーは現像装置で回収されて再び現像に使用される。
【0006】
この電子写真装置はクリーニング装置を省略して装置の小型化を図り、残留トナーを廃棄する必要がないので経済的である。しかし、この電子写真装置は2成分反転現像法を採用しており、現像装置そのものが大型で小型化やコスト低減を図ることが困難であるという問題を有している。
【0007】
そこで、この問題を改良するために特開昭62ー203182号で開示される電子写真装置が提案されている。この電子写真装置は、非接触1成分反転現像方式を採用して現像工程とクリーニング工程の両方の動作を同時に行う方式のもので、感光体の周囲に非接触1成分反転現像方式を採用した現像装置を設けてあり、この現像装置は非磁性1成分トナーが収容されるホッパおよび感光体に対して離して設けられた現像ローラを有している。この現像装置では、トナーが現像ローラから感光体に移動されて現像が行われるとともに、感光体の表面に残留するトナーが感光体から現像ローラに吸引されてクリーニングが行われる。
【0008】
この電子写真装置は、非接触1成分反転現像方式を採用することにより現像装置の小型化を図ることができる。しかし、この電子写真装置は、感光体と現像ローラが非接触で相互に離間していることから、感光体に残留するトナーを現像ローラが回収する効率が悪いという問題がある。
【0009】
そこで、この問題を改善するために特開平3ー4276号で開示される電子写真装置が提案されている。この電子写真装置は、接触式1成分反転現像方式を採用して現像工程とクリーニング工程の両方の動作を同時に行う方式のもので、感光体の周囲に接触1成分反転現像方式を採用した現像装置を設けてあり、この現像装置は1成分トナーが収容されるホッパおよび感光体に接触する現像ローラを有している。この現像装置では、トナーが現像ローラから感光体に移動して現像が行われるとともに、感光体の表面に残留するトナーが現像ローラに吸引されてクリーニングが行われる。
【0010】
また、この電子写真装置では、転写装置として感光体に接触するとともに記録紙を背面側から押圧して前記感光体に接触させる転写ローラを備え、感光体に形成されたトナー像を記録紙に転写する接触式の転写装置を設けている。
【0011】
この電子写真装置は、感光体と現像ローラとが接触しているために、現像装置が感光体に残留するトナーを回収する効率が向上する。しかし、この方式の電子写真装置において、負帯電とされた感光体に負帯電されたトナーを使用する場合には、転写装置において感光体と記録紙とが接触する時に、記録紙から発生する紙粉が転写工程後の残留トナーとともに感光体に付着する。
【0012】
ここで、この紙粉の成分に含まれるタルクは負極性に帯電し易く、すなわち相手材を正極性に帯電し易くしている。このタルクが感光体に付着して現像装置まで運ばれ、現像装置で残留トナーとともにホッパに回収されると、ホッパに貯溜されている負極性のトナーを正極性に帯電してしまう。そして、この正極性トナーを用いて現像を行うと、非画像部にトナーが付着する、いわゆる「かぶり」と呼ばれる汚れが生して画像の画質を低下させるという問題が発生する。
【0013】
また、現像装置が、ブレードにより現像ローラに担持されたトナーを摩擦帯電させる方式の場合には、紙粉が現像ローラとブレードとの間に詰まり、画像に筋が生じて画像の画質を低下させることもある。
【0014】
さらに、感光体に残留した紙粉により帯電装置での帯電の遮断、露光装置での露光の遮断および散乱が生じて画像の品質が不良となる。さらにまた、、紙粉が現像装置へ進入すると現像剤を劣化させたり、現像装置のフレームへ付着して現像装置の機能を劣化させることもある。
【0015】
特に転写装置が転写ローラを感光体に接触させる方式では、これら両者間で記録媒体である記録紙を挟んで移動しながら感光体のトナー像を記録媒体に転写するので、記録紙の紙粉が感光体に付着される量が多く、前述した画像劣化の問題の発生が顕著である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
このように1成分接触反転現像方式と、現像装置による残留トナー回収方式とを組合わせて採用した方式の電子写真装置においては、転写工程において記録紙から発生した紙紛の影響により、「かぶり」と呼ばれる汚れが発生するなどして画像の画質を低下させるという問題が発生しており、また装置の機能の劣化、現像剤の劣化を生じている。特に転写装置が接触転写方式の場合にはこの問題が顕著である。
【0017】
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、現像装置による残留トナー回収方式を採用したものにおいて、簡単コンパクトな構成で、長期にわたって画像の画質劣化を防止し、現像剤の繰り返し使用が可能な電子写真装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の電子写真装置は、感光体を帯電、露光して静電潜像を形成し、前記感光体に形成された静電潜像に対し、現像装置にて現像剤を供給して、前記静電潜像を顕像化し、前記顕像化された像を記録紙に転写し、前記感光体の表面の現像剤を、前記現像装置にて回収する電子写真装置において、前記感光体と接触して設けられ、所定の極性の電圧が印加されることにより、前記転写が行なわれた後に、前記感光体の表面に残留する現像剤を撹乱もしくは吸引捕獲する回転体と、前記回転体に所定の極性の電圧を印加する電圧印加手段と、前記感光体の反対側の位置において前記回転体と平行に配置され、少なくとも回転体軸方向に対して直角な方向の一方の端部をケースに固定し、この一端部に対して他端部を傾斜配置した状態で、回転体からトナーを掻き取らないようにして、前記回転体の外周面に対して所定の圧力で面接触する部材とを有し、転写後感光体上に残留する現像剤の上から帯電を行って、この感光体上の残留現像剤を前記現像装置にて回収することを特徴とする。
【0019】
この発明の構成によれば、回転体は感光体に接して回転しながら転写装置による転写の後に前記感光体の表面に残留するトナーを電気的に制御して、残留トナーの像が次の画像形成に悪影響を与えないようにする。また、回転体は電気的力と機械的力により転写工程で感光体に付着した異物、例えば記録紙の紙粉を捕獲する。そして、回転体に面で接触する部材が回転体に付着している異物を捕獲する。これにより回転体から異物を取り除き、回転体にある異物が感光体に移って現像装置まで運ばれて進入することを防止する。
【0020】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電子写真装置において、前記回転体に付着したトナーを、前記感光体に付着させ、この付着させたトナーを前記現像装置にて回収することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態について図1および図2を参照して説明する。
【0022】
図1は電子写真装置の概略的構成を示し、図2はこの電子写真装置において回転部体掻き取り体、導電性部材および受け部を拡大して示している。この電子写真装置は1成分接触反転現像方式と、現像装置による残留トナー回収方式と、接触転写方式とを組合せて採用した方式の電子写真装置であって、例えばファクシミリ装置における受信記録部に設ける。
【0023】
例えばドラム形をなす感光体1は、正帯電された光導電性部材例えばアルミニウムにより形成してある。この感光体1は図示しないプロセスユニットのフレームに回転自在に支持し、図示しない回転駆動機構により図示矢印方向に回転する。感光体1の周囲には帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5および徐電装置6を夫々配置してあり、例えばこれら各装置2〜4、6は図示しないプロセスユニットのフレームに設けてある。
【0024】
帯電装置2は感光体1の表面(外周面:感光面)を例えば正極性に帯電させるもので、例えば直流電源E1から電圧を印加するスコロトロン帯電器により構成している。露光装置3は感光体1の表面に静電潜像を形成するもので、例えば発光ダイオード(LED)露光装置により構成し、帯電装置2に対して感光体1の回転方向下流側に位置している。
【0025】
現像装置4は、1成分接触反転現像方式を採用して感光体1の表面の静電潜像を顕在化してトナー像を形成するもので、これは露光装置3に対して感光体1の回転方向下流側に位置している。この現像装置4は、1成分トナーTを収容するトナーホッパ41と、感光体1と平行に配置して回転可能に設けその表面を感光体1の表面に接触した現像ローラ42を有している。また、この現像ローラ42と平行に配置して回転可能に設けた供給ローラ43と、現像ローラ42と平行な一定位置に静止して設け現像ローラ42の表面に接触するブレード44とを有している。現像ローラ42および供給ローラ43は図示しない回転駆動装置により図示矢印方向に回転するととともに直流電源E2により電圧を印加する。
【0026】
また、現像装置4は帯電を終えた感光体1の表面に残留するトナーTを現像ローラ42により回収するクリーニング作用を行う機能も有している。
【0027】
転写ローラ5は感光体1の回転方向下流側に位置して電子写真装置を装備したファクシミリ装置のフレームに支持してあり、感光体1の表面に接触して回転する。転写ローラ5は図示しない回転駆動装置により図示矢印方向に回転されるとともに直流電源E3により電圧を印加する。
【0028】
除電装置6は転写ローラ5に対して感光体1の回転方向下流側に並んで導電性ブラシローラ11との間に設けてある。
【0029】
また、徐電装置6と帯電装置2との間における感光体1に接近した箇所には、次に述べる回転体11と、掻き取り部材12と、導電性部材13と、受け部14と、ケース15とを設けてある。回転体11と掻き取り部材12と導電性部材13をケース15の内部に設けてあり、受け部14をケース15の内部に形成してある。ケース15は感光体1の軸方向に沿って感光体1の長さより大きな長さを有するもので、感光体1の表面に面する部分が開放してあり、例えば合成樹脂や金属で形成してある。このケース15は感光体1を支持するプロセスユニットのフレームと一体に形成され、あるいは一体に取付けてある。
【0030】
回転体11は、転写後に感光体1の表面に残留するトナーTを電気的に制御するとともに、感光体1の表面に付着している異物、具体的には記録紙Pの紙粉を捕獲するものである。この実施の形態では、回転体11は、図2に示すように感光体1と例えば同じ長さを有する軸11aにその円周方向全体に多数のブラシ毛11bを放射状に植設したブラシローラをなすものである。このブラシ毛11bは感光体1の表面の軸方向全体にわたって接触するように植設することが好ましいが、軸方向に所定の幅をもって部分的に植設したものでも良い。ブラシ毛11bは前述した回転体11の機能を発揮できる材質で形成する。
【0031】
回転体11は感光体1と平行に配置して軸11aをケース15に回転自在に支持し、ブラシ毛11bの先端を感光体1の表面に接触する。回転体11は感光体1の回転に従動して回転する。あるいは図示しない回転駆動装置により回転体11を感光体1の回転方向に対して順方向または逆方向に回転させるようにしてもよい。この場合は、回転駆動装置により軸11aを回転させる。
【0032】
回転体11を感光体1の回転方向に対して順方向に回転させる場合に、回転体11と感光体1の両者の周速を同じ大きさにしても良く、両者間に周速差を持たせても良い。両者間に周速差をもたせる場合には回転体11の回転速度を適宜設定する。回転体11を感光体1に対して逆方向に回転する場合にも、回転体11の回転速度を適宜設定する。実際上効果があるのは、回転駆動装置により回転体11を感光体1の回転方向に対して逆方向に回転させる、あるいは順方向に周速差を持たせて回転させる場合である。
【0033】
また、回転体11は次に述べるトナーを電気的に制御する手段に応じて、スイッチE4cにより極性が異なる直流電源E4a、直流電源E4bに切り換えて接続できるようにする。すなわち、回転体11を回転しながら次に述べる電気的作用を行わせる。回転体11に対して反転現象において感光体1(トナーT)と同じ極性の電圧を回転体11に印加し、感光体1表面におけるトナー像を形成するトナーTを攪乱、拡散させてトナー像を消す。あるいは、反転現象において感光体1(トナーT)と逆極性の電圧を回転体11に印加し、感光体1表面におけるトナー像を形成するトナーTを回転体11から吸引して捕獲し、頁間などの印字に影響を及ぼさないタイミングにより感光体1(トナーT)と同じ極性の電圧を回転体11に印加し、回転体11に捕獲してあった転写残りのトナーを感光体1の表面に放出する。攪乱されたトナーTまたは放出されたトナーTは現像装置4の現像ローラ42によりトナーホッパ41の内部へ回収して再利用される。
【0034】
掻き取り部材12は回転体11に接触して回転体11に付着する異物S、例えば紙粉を掻き取るものである。電荷を有する転写残りトナーTは、静電気力により回転体11に強固に付着している。また、異物S、例えば繊維状紙粉のような異物の場合には、転写残りトナーTと比較して回転体11への付着力は弱い。一般的な上質紙の紙粉Sの帯電量を測定した結果、その帯電量は一般的なトナーTと比較して極めて小さいことを確認した。よって、掻き取り部材12を適切な形状と接触圧力を有する場合に、紙粉などの異物Sのみを掻き取り、転写残りトナーTをほとんど掻き取らないようにすることが可能である。
【0035】
この実施の形態では、掻き取り部材12は回転体11の全長に接触する長さを有するとともに回転体11の外周面に接触できる幅を有する横長の板材からなるもので、この板材は合成樹脂、金属などの弾性を有する材料で形成している。掻き取り部材12は、幅方向を斜めに立てた状態で回転体11に対して感光体1とは反対側に位置して回転体11と平行に配置してあり、その一方の側面の例えば中間部が回転体11の外周面下部に全長にわたり接触している。掻き取り部材12の幅方向の下側縁は固定端としてケース15に一体に形成し、あるいは接着剤などの適宜な方法により固定し、上側縁は自由端としている。これにより掻き取り部材12は固定端を支点として弾性力によって回転体11に接触している。
【0036】
また、導電性部材13は、回転体11近傍に設けて回転体11との間で電界を形成して、回転体11に捕獲されている異物Sおよび回転体11近傍に浮遊している異物Sを引き寄せるものである。
【0037】
この実施の形態では、導電性部材13は回転体11の全長に接触する長さと、掻き取り部材12より高い位置となる幅を有する横長の板材からなるもので、導電材料で形成されている。導電性部材13は、掻き取り部材12に対して回転体11とは反対側に受け部14を形成するに必要な間隔を存した位置に、幅方向を立てた状態で回転体11と平行に配置してある。導電性部材13は、例えば下縁がケース15に一体に形成され、あるいは接着などの方向により一体的に固定してあり、上縁は掻き取り部材12より高い位置にあって引き寄せ効果を高めている。
【0038】
すなわち、図3に導電性部材13と回転体11との間に形成される電界の解析結果を示している。図3に示した等電位線に対して垂直な方向、すなわち一点鎖線で示す矢印の方向に向かって、回転体11に捕獲されている異物Sおよび回転体11近傍に浮遊している異物Sが引き寄せられる。その引き寄せる力は、等電位線が最も緻密である箇所は、導電性部材13のある方向である。特に繊維状紙粉は静電分極を生じて強く導電性部材13へ引き付けられる。
【0039】
また、直流電源E5により導電性部材13へ電圧を印加すると、導電性部材13と回転体11との間の電界を確実且つ強固に発生させて異物の引き寄せ効果を一層高めることができる。
【0040】
なお、この実施の形態では正帯電性の感光体1と正帯電性のトナーTを使用してして反転現像するようにしており、各電源もこれに応じて極性を設定している。
【0041】
受け部14は、掻き取り部材12により回転体11から掻き取られて舞った異物Sが重力により下方へ落下する時に、これを受けて保持する空間部である。また、導電性部材13に引き寄せられて付着した異物Sが重力により下方へ落下する時にこれを受けて保持する空間部である。
【0042】
この実施の形態では、受け部14は板状の掻き取り部材12と、これに平行に並ぶ板状の導電性部材13と、これら掻き取り部材12および導電性部材13に囲まれるケース15の底部および壁部とを組合せて形成している。すなわち、受け部14は掻き取り部材12と導電性部材13とに挟まれて回転体11と平行に設けられて上面部が開放されている、この結果、掻き取り部材12および導電性部材13からの異物Sを受け易いようになっている。
【0043】
なお、記録紙カセット21は記録紙Pを積層して収容するものであり、ピックアップローラ22は記録紙カセット21から記録紙Pを繰り出すものである。記録紙カセット21と感光体1との間には、記録紙搬送方向に沿って搬送ローラ23とレジストローラ24を設けている。
【0044】
また、感光体1に対して記録紙搬送方向下流側には熱定着ローラ25と排出ローラ26を設けている。これら各ローラは回転駆動装置により記録紙搬送方向に向けて回転させるものとする。
【0045】
このように構成した電子写真装置の作用について述べる。
【0046】
回転駆動機構により感光体1を図示矢印方向に回転させる。感光体1の回転により次に述べる作用を行う。まず、スコロトロン帯電器からなる帯電装置2のコロナ放電により感光体1の表面を正極性の所定の電位に帯電する。次いで、露光装置3により感光体1の表面に画像情報に応じた静電画像を形成する。この露光による潜像の形態は画像部の電荷を除去したネガ潜像である。
【0047】
次いで、現像装置4により感光体1の表面に静電画像に応じたトナー像を形成する。すなわち、ホッパ41に収容されている一成分のトナーTを回転する供給ローラ43によって現像ローラ42に供給する。トナーTは回転する現像ローラ42によって感光体1に向けて搬送され、その途中でブレード44に接触して帯電されるとともに薄層に形成される。正帯電となったトナーTは現像ローラ42によって感光体1の表面における静電潜像の電荷の抜けた部分にクーロン力により付着してトナー像を形成する(反転現像)。
【0048】
また、現像装置4では定着を終えた感光体1の表面に残留するトナーTを現像ローラ42で吸引、回収してクリーニング作用を行う。
【0049】
ここで、ピックアップローラ22の回転により記録紙カセット21に積層された記録紙Pを順次送り出し、送り出した記録紙Pを搬送ローラ23によりレジストローラ24まで搬送する。レジストローラ24は回転を停止して記録紙Pを受けて記録紙Pの姿勢を制御し、その後現像ローラ42の回転に同期をとって回転して記録紙Pを相互に接触する感光体1と転写ローラ5との間に搬送する。
【0050】
次いで、直流電源E3から電圧を印加されて回転する転写ローラ5と感光体31とで記録紙Pを挟持しながら搬送して、感光体1のトナー像を記録紙Pに転写する。すなわち、転写ローラ5が記録紙Pを背面側から押して感光体1の表面に直接接触させて転写を行う。
【0051】
この転写工程では感光体1の表面に付着しているトナーTの一部が記録紙Pに移らずに残る。また、転写ローラ5が記録紙Pを背面側から押して感光体1の表面に接触するので、記録紙Pから生じる紙粉Sが感光体1の表面に付着する。特に転写ローラ42で記録紙Pを感光体1の表面に押し付けているので、多くの量の紙粉Sが感光体1に付着する。
【0052】
そして、回転体11を例えば回転駆動装置により回転する。回転体11の軸11aが回転してブラシ毛11bが回転して感光体1の表面に連続して摺接する。ここで、転写後に感光体1の表面に残留するトナーTを電気的に制御する。この電気的な制御は前述したように回転体11によりトナーを攪乱、拡散する方法、あるいは回転体11によりトナーTを吸引捕獲し、画像記録に影響がない箇所にトナーTを放出する。なお、回転体11を通過した感光体1の表面に残留するトナーTは、帯電装置2により帯電され、現像装置4の現像ローラ42により回収される。
【0053】
また、回転体11のブラシ毛11bが回転して感光体1の表面に連続して摺接することにより、感光体1の表面に付着している記録紙Pの紙粉を感光体1の表面から剥離して取り除く。取り除いた紙粉などの異物Sは回転体11のブラシ毛11bに付着する。
【0054】
一方、掻き取り部材12は固定端を支点として弾性力によって回転する回転体1のブラシ毛11bに摺接する。すなわち、回転体11のブラシ毛11bは回転して掻き取り部材12に連続して摺接する。これにより掻き取り部材12は回転体11に付着する異物S、例えば紙粉を掻き取る。掻き取られた異物Sは浮遊する。
【0055】
また、導電性部材13は、回転体11近傍に設けて回転体11との間で電界を形成して、回転体11に捕獲されている異物Sおよび回転体11近傍に浮遊している異物Sを引き寄せる。この場合、電源E5により導電性部材13に電圧を印加して、導電性部材13と回転体11との間の電界を強固に且つ確実に形成して引き寄せ効果を高める。
【0056】
そして、掻き取り部材12により回転体11から掻き取られて舞った異物S、および導電性部材13に引き寄せられて付着した異物Sは夫々重力により下方に落下して、受け部14の開放された上面部から内部空間へ入り保持される。このように捕獲した異物Sを受け部14で受けて保持するので、捕獲した異物Sが飛散するのを防止して捕獲効果を高めることができる。なお、受け部14に溜った異物Sは例えば適宜な時期に取り除く、あるいはそのまま放置するなどの方法で対応する。
【0057】
このように実施の形態は、1成分接触反転現像方式および現像装置による残留トナー回収方式および接触転写方式を組合せて採用した電子写真装置において、回転ブラシが転写工程後に感光体1の表面に付着した記録紙Pの紙粉を感光体1から取り除くので、非画像部にトナーが付着する「かぶり」と呼ばれる汚れが生じることがない。また、紙粉が現像ローラ42とブレード44との間に詰まり画像に筋が発生することもなくなる。従って、記録紙の紙粉の影響による画像の劣化を防止し、良質な画像を長期にわたって安定して確保することができる。
【0058】
さらに、紙粉が現像装置4へ進入すると現像剤を劣化させたり、現像装置4のフレームであるホッパ41へ付着して現像装置の機能を劣化させるという事態の発生も防止できる。さらにまた、感光体1に残留した紙粉により帯電装置2での帯電の遮断、露光装置3での露光の遮断および散乱が生じて画像の品質が不良となるという事態の発生を防止できる。
【0059】
ここで、掻き取り部材12と導電性部材13と導電性部材13へ電圧を印加する電源E5の効果を確認するために次に述べる試験を行った。
【0060】
試験機は図1に示す構成の電子写真装置である。回転体11には半導電性レーヨンをブラシ状に起毛したローラを用いた。掻き取り部材12は厚さ0.2 mm ウレタンシートを用いた。導電性部材13には亜鉛メッキ鋼板を用いた。
【0061】
そして、回転体11に対して掻き取り部材12と導電性部材13と電源E5を図4(a)ないし(e)に示すように5種類の組み合わせを行った。すなわち、図4(a)は、回転体11のみで掻き取り部材12と導電性部材13と電源E5を設けない。図4(b)は、回転体11と掻き取り部材12を設ける。図4(c)は、回転体11と導電性部材13を設ける。図4(d)は、回転体11と導電性部材13と電源E5を設ける。図4(e)は、回転体11と掻き取り部材12と導電性部材13と電源E5を設ける。
【0062】
これら5種類の組合せについて夫々5000枚の連続印刷を行い、印刷後にケース15内部に受け部14に溜った転写残りトナーとし紙粉などの異物の量を観察した。
【0063】
表1に図4に示す回転体周辺部の構成と試験結果を示す。
【0064】
【表1】
Figure 0003641471
【0065】
この試験結果によれば、図4(a)における異物除去手段を全く設けていない場合に比較して、異物除去手段を設けた図4(b)ないし(e)はいずれも異物回収量を増すことができた。転写残りトナーTの回収量もわずかに増しているが、いずれもトナー使用量の1%未満であったため、トナー回収方式の利点を損なうものではない。
【0066】
この試験結果により、掻き取り部材12は異物回収に効果があることが確認された。また、導電性部材13も異物回収に効果があることが確認された。さらに、導電性部材13に電源E5を併用すると異物回収に効果があることが確認された。特に掻き取り部材12と導電性部材13と電源E5とを組合せると、回転体11の異物は掻き取り部材12により回転体11への付着から開放された後に導電性部材13へ引き寄せられる為に非常に効率良く異物Sを回収できることが確認された。
【0067】
そして、異物の発生し易さ、画質への要求度、装置寿命、コストなどの観点から、図4(b)ないし(e)に示すように掻き取り部材12と導電性部材13と電源E5の全部または一部を適宜組合せて使用することができる。
【0068】
なお、回転体11、掻き取り部材12、導電性部材13の各部品の材料は、本試験で用いた材料以外にも前記目的を達成する範囲であらゆる材料を使用することが可能である。
【0069】
次に各部品の形態について説明する。
【0070】
回転体において前記回転体11に示す回転ブラシ形のものは、感光体1の表面に接触する周方向の長さ(ニップ幅)が大きく、トナーT電気的制御を一層各辞意に行えるという利点がある。
【0071】
また、回転体として図5に示す回転ブラシとは別な構成の回転体51を用いることができる。この回転体51は軸51aにスポンジなどの発泡樹脂からなる発泡樹脂ローラ51bを取付けたものである。発泡樹脂ローラ51bは感光体1の外周面に接触して、感光体1の転写残留トナーTを電気的に制御するとともに、感光体1の表面の紙粉などの異物Sを捕獲する。なお、図5において図1と同じ部分は同じ符号を付して示している。この回転体11はコストが安価であるという利点がある。
【0072】
掻き取り部材の形状、位置は目的を達成する範囲で種々の形態を採用することが可能である。異物Sおよび転写残りトナーTの回転体への付着力は、回転体の材質、回転体の直径、トナーの各種特性、転写装置や記録紙搬送路での異物の発生状況などにより、電子写真装置毎に異なる。よって掻き取り部材の回転体への接触圧力は電子写真装置毎に適切に設定される必要がある。
【0073】
図2に示す板状をなす掻き取り部材12は、形状が簡単であり、精度良く製造することができる。よって回転体への接触圧力の変動を低く押さえることができる。掻き取り部材12が板状の弾性体からなる場合には、掻き取り部材12を回転体11に確実に接触させ、且つケース15における取付け位置の誤差による回転体11への接触圧力の変動を低く抑えることができる。
【0074】
板状をなす掻き取り部材12の取付け方法として、図2に示すように回転体軸方向に対して直角な方向の一方の端部を固定端、他方の端部を自由端として回転体11に接触させると、回転体軸方向全体にわたって均一な接触圧力を得ることができる。
【0075】
板状をなす掻き取り部材12は、自由端すなわちエッジ部で回転体11に接触させた場合と、自由端以外の部分で接触させる、いわゆる腹当ての場合とでは接触圧力が大きく異なる。すなわち、掻き取り部材12に掻き取り力は、自由端すなわちエッジ部で回転体11に接触させた場合には大きく、腹当ての場合には小さい。また、自由端すなわちエッジ部で回転体11に接触させた場合には、腹当ての場合に比較して、回転体11に与える機械的損傷の程度が強まる。このため、異物Sおよび転写残りトナーTの回転体への付着力や、回転体11の表面性に応じて自由端での接触、腹当てかを選択することができる。
【0076】
掻き取り部材12により回転体11の表面に付着する異物Sを掻き取った場合、掻き取られた異物Sの大部分は、回転体11の回転方向に飛ばされる。回転体11と掻き取り部材12との接触部からみて、回転体11の回転方向下流側の少なくとも一部においては、回転体と異物Sを保持する受け部14との間には遮蔽物があってはならない。図2に示すように掻き取り部材12を設置した場合には、接触部からみて回転体の回転方向下流側において、掻き取り部材12が回転体11と異物Sを保持する領域との間を遮蔽をすることはない。
【0077】
導電性部材の形状、位置は目的を達成する範囲で種々の形態を採用することが可能である。図2に示した板状をなす導電性部材13は最も簡単な形状であるが、図に表す電界の解析結果が示す通り、回転体との間に電界を生じさせることが可能である。製造面および機能面からみて、図2に示す板形状の導電性部材13は優れているといえる。
【0078】
異物Sを受けて保持する受け部14の形状、位置は目的を達成する範囲で種々の形態を採用することが可能である。受け部14を形成する壁の一部または全部を掻き取り部材12で兼用することが可能である。受け部14を形成する壁の一部または全部を導電性部材13で兼用することが可能である。受け部14を形成する壁の一部または全部をケース15で兼用することが可能である。さらに、掻き取り部材12と導電性部材13とケース15を組合せて受け部14を形成することが可能である。これらの構成は他の部品が受け部14の壁を負担することにより構成を簡素にすることができる。
【0079】
ところで、少なくとも感光体1を有し、これに例えば帯電装置2と現像装置4を加えて、これらを共通のフレームで支持してプロセスユニットを構成できる。このプロセスユニットのフレームにケース15を一体に形成し、あるいは一体に固定して、回転体11と掻き取り部材12と導電性部材13をプロセスユニットに一体的に組合せることができる。すなわち、回転体11、掻き取り部材12、導電性部材13および受け部14の一部または全部を、感光体と一体にして設けているので、異物を除去する部品をプロセスユニットと一体にまとめて構成を簡素化し、取り扱いを容易にすることができる。
【0080】
異物除去手段である回転体11と掻き取り部材12と導電性部材13とケース15の全部または一部を用いることにより、感光体1表面に付着した紙粉などの異物Sの大部分を取り除くことができる。しかし、異物Sが非常に小さな粒子、例えば紙の填料のような異物Sが現像装置4まで到達する可能性がある。負帯電性のトナーTを用いた場合、トナーに紙の填料でタルクが混入すると、トナーの帯電性は劣化する。
【0081】
よって、回転体11、掻き取り部材12、導電性部材13および受け部15は、正帯電性の感光体と正帯電性のトナーを用いると、紙粉などの異物による種々の不具合をより確実に回避することができる。
【0082】
なお、本発明は前述した実施例に限定されずに種々変形して実施することができる。例えば感光体はドラムに限定されない。
【0083】
請求項1の電子写真装置によれば、非画像部にトナーが付着する「がぶり」と呼ばれる汚れが生じることがない。また、簡単な構成で長期にわたる画像の画質劣化を防止し、現像剤の繰り返し使用が可能な電子写真装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態の電子写真装置を示す概略的構成図。
【図2】同実施の形態の電子写真装置における異物除去部を拡大して示す図。
【図3】同実施の形態の電子写真装置における導電性部材による電界の形成を示す説明図。
【図4】同実施の形態の電子写真装置における異物除去部の形態を示す図。
【図5】回転体の他の形態を示す図。
【符号の説明】
1…感光体、
2…帯電装置、
3…露光装置、
4…現像装置、
5…転写ローラ、
11…回転体、
11a…軸、
11b…ブラシ毛、
12…掻き取り部材、
13…導電性部材、
14…受け部、
15…ケース、
21…カセット、
22…ローラ、
23…ローラ、
24…ローラ、
25…定着ローラ、
41…トナーホッパ、
42…現像ローラ、
43…供給ローラ、
44…ブレード、
51…回転体、
51a…軸、
51b…発泡樹脂ローラ、
T…トナー、
S…異物、
P…記録紙。

Claims (2)

  1. 感光体を帯電、露光して静電潜像を形成し、
    前記感光体に形成された静電潜像に対し、現像装置にて現像剤を供給して、前記静電潜像を顕像化し、
    前記顕像化された像を記録紙に転写し、
    前記感光体の表面の現像剤を、前記現像装置にて回収する電子写真装置において、
    前記感光体と接触して設けられ、所定の極性の電圧が印加されることにより、前記転写が行なわれた後に、前記感光体の表面に残留する現像剤を撹乱もしくは吸引捕獲する回転体と、
    前記回転体に所定の極性の電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記感光体の反対側の位置において前記回転体と平行に配置され、少なくとも回転体軸方向に対して直角な方向の一方の端部をケースに固定し、この一端部に対して他端部を傾斜配置した状態で、回転体からトナーを掻き取らないようにして、前記回転体の外周面に対して所定の圧力で面接触する部材とを有し、
    転写後感光体上に残留する現像剤の上から帯電を行って、この感光体上の残留現像剤を前記現像装置にて回収することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回転体に付着したトナーを、前記感光体に付着させ、この付着させたトナーを前記現像装置にて回収することを特徴とする請求項1記載の電子写真装置。
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