JP2011001347A - ピリミジン化合物及びその有害生物の防除用途 - Google Patents

ピリミジン化合物及びその有害生物の防除用途 Download PDF

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Abstract

【課題】有害生物の防除に優れた効力を有する化合物等の提供。
【解決手段】式(I)
Figure 2011001347

〔式中、R1はC1−C7ハロアルキル基等を表し、Aは酸素原子等を表し、R2はC1−C7アルキル基等を表し、R3はC1−C7アルキル基等を表し、nは0〜2の整数を表す。〕で示されるピリミジン化合物。
【選択図】なし

Description

本発明はピリミジン化合物及びその有害生物の防除用途に関する。
従来、有害生物の防除のために多くの化合物が開発され使用されてきた。例えば、ある種のピリミジン化合物が有害生物の防除に有効であることが知られている(特許文献1参照)。
US2002/0013326号パンフレット
しかしながら、これらのピリジン化合物は必ずしも有害生物の防除に十分な効力を有さない場合もあるため、有害生物の防除に優れた効力を有する化合物の開発が望まれていた。
本発明者は、有害生物の防除に優れた効力を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下記式(I)で示される化合物が有害生物の防除に優れた効力を有することを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、以下のものである。
[1]式(I)
Figure 2011001347
〔式中、R1は群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基を表し、
Aは単結合、酸素原子、硫黄原子、−N(R10)−、−CH2−またはCH2O−を表し、
(ここで、R10はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニル基、C2−C7アルコキシアルキル基、シアノメチル基または水素原子を表す。)
2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基、シアノメチル基または水素原子を表すか、或いは
以下のQ1〜Q5のいずれかの基を表す。
Figure 2011001347
(ここで、R4はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基または水素原子を表し、
5はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
6はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基または水素原子を表すか、或いは
5、R6、及びR5とR6とが結合している窒素原子が全体で、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピペリジノ基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいモルホリノ基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基を表し、
7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
9はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基または水素原子を表す。)
3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、またはハロゲン原子を表し、
nは0〜2の整数を表し、nが2の場合は、それぞれのR3は同一または異なる。
群γ:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群。
群α:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基及びハロゲン原子からなる群。
群β:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基及びニトロ基からなる群。〕
で示されるピリミジン化合物(以下、本発明化合物と記す。)。
[2]前記式(I)において、R2が水素原子である[1]記載のピリミジン化合物。
[3]前記式(I)において、R2がQ1である[1]記載のピリミジン化合物。
[4]前記式(I)において、R2がQ2である[1]記載のピリミジン化合物。
[5]前記式(I)において、R2がQ3である[1]記載のピリミジン化合物。
[6]前記式(I)において、R2がQ4である請求項1記載のピリミジン化合物。
[7]前記式(I)において、R1が群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基である[1]〜[6]いずれか一項記載のピリミジン化合物。
[8]前記式(I)において、R1が群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基である[1]〜[6]いずれか一項記載のピリミジン化合物
[9][1]〜[8]いずれか一項記載のピリミジン化合物と、不活性担体とを含有する有害生物防除剤。
[10][1]〜[8]いずれか一項記載のピリミジン化合物の有効量を有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
本発明化合物は優れた有害生物防除効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。
本発明において、ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子または沃素原子を意味する。
1で示される「群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基」としては、例えばフルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−エチルエチル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−メチルプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−エチルプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基等の「C1−C7ハロアルキル基」;
2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−ヒドロキシプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−エトキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−プロポキシエチル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−メトキシプロピル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−エトキシプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(2−プロピニルオキシ)エチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル基等の「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる1個以上の基で置換されたC1−C7ハロアルキル基」が挙げられる。
1、R7またはR8で示される「群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、3−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、3−tert−ブチルフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、2,4,6−トリフルオロフェニル基及び2,4,6−トリクロロフェニル基が挙げられる。
1で示される「群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基」としては、例えば2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−クロロ−(ピリジン−2−イル)基、4−クロロ−(ピリジン−2−イル)基、5−クロロ−(ピリジン−2−イル)基、6−クロロ−(ピリジン−2−イル)基、3−フルオロ−(ピリジン−2−イル)基、4−フルオロ−(ピリジン−2−イル)基、5−フルオロ−(ピリジン−2−イル)基、6−フルオロ−(ピリジン−2−イル)基、3−メチル−(ピリジン−2−イル)基、4−メチル−(ピリジン−2−イル)基、5−メチル−(ピリジン−2−イル)基、6−メチル−(ピリジン−2−イル)基、3−トリフルオロメチル−(ピリジン−2−イル)基、4−トリフルオロメチル−(ピリジン−2−イル)基、5−トリフルオロメチル−(ピリジン−2−イル)基、6−トリフルオロメチル−(ピリジン−2−イル)基、3−メトキシ−(ピリジン−2−イル)基、4−メトキシ−(ピリジン−2−イル)基、5−メトキシ−(ピリジン−2−イル)基、6−メトキシ−(ピリジン−2−イル)基、3−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−2−イル)基、4−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−2−イル)基、5−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−2−イル)基、6−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−2−イル)基、3−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−2−イル)基、4−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−2−イル)基、5−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−2−イル)基、6−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−2−イル)基、3−ヘプタフルオロイソプロピル−(ピリジン−2−イル)基、4−ヘプタフルオロイソプロピル−(ピリジン−2−イル)基、5−ヘプタフルオロイソプロピル−(ピリジン−2−イル)基、6−ヘプタフルオロイソプロピル−(ピリジン−2−イル)基、2−クロロ−(ピリジン−3−イル)基、4−クロロ−(ピリジン−3−イル)基、5−クロロ−(ピリジン−3−イル)基、6−クロロ−(ピリジン−3−イル)基、2−フルオロ−(ピリジン−3−イル)基、4−フルオロ−(ピリジン−3−イル)基、5−フルオロ−(ピリジン−3−イル)基、6−フルオロ−(ピリジン−3−イル)基、2−トリフルオロメチル−(ピリジン−3−イル)基、4−トリフルオロメチル−(ピリジン−3−イル)基、5−トリフルオロメチル−(ピリジン−3−イル)基、6−トリフルオロメチル−(ピリジン−3−イル)基、
2−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−3−イル)基、4−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−3−イル)基、5−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−3−イル)基、6−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−3−イル)基、2−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−3−イル)基、4−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−3−イル)基、5−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−3−イル)基、6−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−3−イル)基、2−クロロ−(ピリジン−4−イル)基、3−クロロ−(ピリジン−4−イル)基、2−フルオロ−(ピリジン−4−イル)基、3−フルオロ−(ピリジン−4−イル)基、2−トリフルオロメチル−(ピリジン−4−イル)基、3−トリフルオロメチル−(ピリジン−4−イル)基、2−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−4−イル)基、3−トリフルオロメトキシ−(ピリジン−4−イル)基、2−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−4−イル)基、3−ペンタフルオロエチル−(ピリジン−4−イル)基、3,6−ビス(トリフルオロメチル)−(ピリジン−2−イル)基、2,4−ビス(トリフルオロメチル)−(ピリジン−3−イル)基、3,5−ビス(トリフルオロメチル)−(ピリジン−4−イル)基が挙げられる。
2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9またはR10で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、1,1−ジメチルエチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、4−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基及び1−エチル−1−メチルブチル基等のC1−C7アルキル基;
フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基等のC1−C7ハロアルキル基が挙げられる。
5、R6またはR10で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基」としては、例えば2−プロペニル基、3−ブテニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−ペンテニル基、1−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、1−エチル−2−プロペニル基、2−ヘキセニル基、2−メチル−2−ペンテニル基、3−メチル−2−ペンテニル基、4−メチル−2−ペンテニル基、1−メチル−3−ペンテニル基、4−メチル−3−ペンテニル基、1−メチル−4−ペンテニル基及び4−メチル−4−ペンテニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、4,4−ジクロロ−3−ブテニル基及び2−クロロ−2−プロペニル基が挙げられる。
10で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニル基」としては、例えば2−プロピニル基、2−ブチニル基及び3−ブチニル基等のC3−C7アルキニル基;
4−クロロ−2−ブチニル基、4,4,4−トリフルオロ−2−ブチニル基、1−(トリフルオロメチル)−2−ブチニル基、1−(トリフルオロメチル)−2−プロピニル基等のC3−C7ハロアルキニル基が挙げられる。
10で示される「C2−C7アルコキシアルキル基」としては、例えばメトキシメチル基、2−メトキシエチル基及び2−エトキシエチル基が挙げられる。
2で示される「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基」としては、例えば(シクロプロピル)メチル基、(1−メチルシクロプロピル)メチル基、(2,2−ジメチルシクロプロピル)メチル基、(シクロペンチル)メチル基及びシクロヘキシルメチル基が挙げられる。
2またはR7で示される「群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基」としては、例えばベンジル基、1−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、3−ブロモベンジル基、4−ブロモベンジル基、2−フルオロベンジル基、3−フルオロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基及び4−メトキシベンジル基が挙げられる。
3、R4、R5、R6、R7またはR8で示される「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基」としては、例えばシクロプロピル基、1−メチルシクロプロピル基、2−メチルシクロプロピル基、2,2−ジメチルシクロプロピル基、2−フルオロシクロプロピル基、シクロブチル基、1−トリフルオロメチルシクロブチル基、シクロペンチル基、2−メチルシクロペンチル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロヘキシル基、2−メチルシクロヘキシル基、3−メチルシクロへキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4−トリフルオロメチルシクロヘキシル基、2−フルオロヘキシル基、3−フルオロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル基及びシクロヘプチル基が挙げられる。
5またはR6で示される「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基」としては、例えばピロリジン−1−イル基、2−メチルピロリジン−1−イル基及び3,5−ジメチルピロリジン−1−イル基が挙げられ、
「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピペリジノ基」としては、例えばピペリジノ基、2−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基及び4−tert−ブチルピペリジノ基が挙げられ、
「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基」としては、例えばヘキサメチレンイミン−1−イル基等が挙げられ、
「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいモルホリノ基」としては、例えばモルホリノ基及び3,5−ジメチルモルホルノ基が挙げられ、
「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基」としては、例えばチオモルホリン−4−イル基が挙げられる。
3またはR5で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基」としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ヘキシルオキシ基、4−メチルペンチルオキシ基、3−メチルペンチルオキシ基、1,3−ジメチルブチルオキシ基、ヘプチルオキシ基及び1−エチル−1−メチルブチルオキシ基等のC1−C7アルキルオキシ基;
フルオロメトキシ基、クロロメトキシ基、ブロモメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ジクロロメトキシ基、ジブロモメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ基、ジクロロフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、ジフルオロブロモメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピルオキシ基、1−メチル−2,2,2−トリフルオロエトキシ基及び1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエトキシ基等のC1−C7ハロアルキルオキシ基が挙げられる。
3で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルチオ基」としては、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、2−メチルプロピルチオ基、1−メチルプロピルチオ基、1,1−ジメチルエチルチオ基、3−メチルブチルチオ基、2,2−ジメチルプロピルチオ基、1,1−ジメチルプロピルチオ基、ヘキシルチオ基、4−メチルペンチルチオ基、3−メチルペンチルチオ基及び1,3−ジメチルブチルチオ基等のC1−C7アルキルチオ基;
トリフルオロメチルチオ基、トリクロロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチルチオ基、3,3,3−トリフルオロプロピルチオ基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ基、ヘプタフルオロプロピルチオ基、1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチルチオ基及びヘプタフルオロイソプロピルチオ基等のC1−C7ハロアルキルチオ基が挙げられる。
3で示される「群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基」としては、例えばシクロプロピルオキシ基、1−メチルシクロプロピルオキシ基、2−メチルシクロプロピルオキシ基、2,2−ジメチルシクロプロピルオキシ基、2−フルオロシクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、1−トリフルオロメチルシクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、2−メチルシクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、1−メチルシクロヘキシルオキシ基、2−メチルシクロヘキシルオキシ基、3−メチルシクロへキシルオキシ基、4−メチルシクロヘキシルオキシ基、4−トリフルオロメチルシクロヘキシルオキシ基、2−フルオロヘキシルオキシ基、3−フルオロヘキシルオキシ基、4−フルオロシクロヘキシルオキシ基及びシクロヘプチルオキシ基が挙げられる。
本発明化合物の態様としては、例えば以下のピリミジン化合物があげられる。
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基、
郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、または、
郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がハロゲン原子、C1−C3ハロアルキル基で置換されていてもよいフェニル基またはC1−C3ハロアルキル基で置換されていてもよいピリジル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3フルオロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がハロゲン原子、C1−C3フルオロアルキル基で置換されていてもよいフェニル基、または、がハロゲン原子またはC1−C3フルオロアルキル基で置換されていてもよいピリジル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、nが0であるピミリジン化合物:
式(I)において、R2が水素原子であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ1〜Q5のいずれか一つの基であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、または、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R4がC1−C7アルキル基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R5及びR6が、R5、R6、及びR5とR6とが結合している窒素原子が全体でC1−C3アルキル基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいピペリジノ基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいモルホリノ基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R5及びR6が同一または異なっていてもよく、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R7が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R8がC1−C7アルキル基、郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基またはC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R3がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R3がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R3がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R3がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R3がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、−CH2−または酸素原子であり、R2が水素原子またはQ1〜Q5のいずれか一つの基であり、R4がC1−C7アルキル基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であり、R5及びR6が同一または異なっていてもよく、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基であるか、R5、R6、及びR5とR6とが結合している窒素原子が全体で、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいピペリジノ基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいモルホリノ基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基であり、R7が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基であり、R8がC1−C7アルキル基、郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基またはC3−C7シクロアルキル基であり、R3がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基またはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1がC1−C3ハロアルキル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Aが単結合、酸素原子またはCH2−であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2がQ1であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2がQ2であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2がQ3であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2がQ4であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R2がQ5であるピミリジン化合物;
式(I)において、R1が郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R3が水素原子であるピリミジン化合物;
式(I)において、R1郡αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基であり、Aが単結合またはCH2−であり、R3がC3−C7シクロアルキル基であるピリミジン化合物;
次に本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、例えば以下に記載の製造法1から4により製造することができる。
(製造法1)
本発明化合物のうち、式(1−0)で示される化合物は、式(1−1)で示される化合物から以下の方法で製造することができる。
Figure 2011001347

〔式中、A、R1、R3およびnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(I−1)
式(1−2)で示される化合物は、式(1−1)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール、水及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。該反応における塩基の量は、式(1−1)で示される化合物1モルに対して通常1〜4モルの割合である。
該反応に用いられるヒドロキシルアミンとしては、ヒドロキシルアミン、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ヒドロキシルアミン硫酸塩等が挙げられる。該反応におけるヒドロキシルアミンの量は式(1−1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(1−2)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−2)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(I−2)
式(1−0)で示される化合物は、式(1−2)で示される化合物とカルボニル化剤とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、該反応における塩基の量は、式(1−2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応に用いられるカルボニル化剤としては、例えば、ホスゲン、1,1’−カルボニルジイミダゾールが挙げられる。該反応におけるカルボニル化剤の量は式(1−2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(1−0)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−0)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法2)
本発明化合物のうち、式(2)で示される化合物は式(1−0)で示される化合物から工程(II)を経て製造することができる。

Figure 2011001347
〔式中、A、R1、R3およびnは前記と同じ意味を表し、Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、パラトルエンスルホニルオキシ基またはメタンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、R2-2はR2で表される基のうち水素原子以外の基を表す。〕
工程(II)では、式(1−0)で示される化合物と式(2−1)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン等の含窒素複素環化合物及びこれらの混合物等挙げられる。
該反応に用いられる塩基は、反応に用いられる溶媒に応じて適宜選択できる。該反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物、炭酸カリウム等の炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。該反応における塩基の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応における式(2−1)で示される化合物の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜36時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(2)で示される化合物を単離することができる。単離された式(2)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法3)
本発明化合物のうち、式(3)で示される化合物は、式(1−0)で示される化合物から工程(III)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、A、R1、R3、R9及びnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(III)では、式(1−0)で示される化合物と式(3−1)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。該反応における塩基の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
また、該反応における式(3−1)で示される化合物の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(3)で示される化合物を単離することができる。単離された式(3)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法4)
本発明化合物のうち、式(5)で示される化合物は式(1−0)で示される化合物から工程(IV)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、A、R1、R3およびnは前記と同じ意味を表し、R2-4はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基、
或いは
以下のQ3、Q4のいずれかの基
Figure 2011001347
(ここで、R7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表す。)を表す。〕
工程(IV)では、式(1−0)で示される化合物と式(5−1)で示される化合物とをトリフェニルホスフィンとアゾジカルボン酸類との存在下で反応させる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
該反応におけるトリフェニルホスフィンの量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
また、該反応に用いられるアゾジカルボン酸類としては、例えばアゾジカルボン酸ジエチルエステル、アゾジカルボン酸ジベンジルエステル、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン等があげられる。また、該反応におけるアゾジカルボン酸類の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して、通常は1〜3モルの割合である。
また、該反応における式(5−1)で示される化合物の量は、式(1−0)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(5)で示される化合物を単離することができる。単離された式(5)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
次に、本発明化合物の製造中間体の製造法について説明する。
参考製造法A
式(1−1)で示される化合物は式(a−1)で示される化合物から工程(A−1)或いは(A−2)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、A、R1、R3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(A−1)
式(1−1)で示される化合物は、式(a−1)で示される化合物とシアン化亜鉛とを遷移金属化合物の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる遷移金属化合物としては、例えばパラジウム化合物、具体的には、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、{1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)等が挙げられる。また、該反応における遷移金属化合物の量は、目的を達する範囲で変化させることができるが、式(a−1)で示される化合物1モルに対して、通常は0.01〜0.1モルの割合である。
該反応におけるシアン化亜鉛の量は、式(a−1)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜150℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(1−1)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−1)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(A−2)
式(1−1)で示される化合物は式(a−1)で示される化合物からシアン化ナトリウムを用い、公知の製造方法(例えば、特開平10−139765号公報参照)に準じて製造することができる。
参考製造法B
式(b−2)で示される化合物は、式(b−1)で示される化合物から工程(B)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、R1、R3、R10及びnは前記と同じ意味を表し、AB-1は酸素原子、硫黄原子、−N(R10)−または−CH2O−を表す。〕
工程(B)
式(b−1)で示される化合物と式(B−1)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させる。
該反応は通常、溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン含窒素複素環化合物及びこれらの混合物等挙げられる。
該反応に用いられる塩基は、反応に用いられる溶媒に応じて適宜選択できる。該反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物、炭酸カリウム等の炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。該反応における塩基の量は、式(b−1)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応における式(B−1)で示される化合物の量は、式(b−1)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(b−2)で示される化合物を単離することができる。単離された式(b−2)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法C
式(c−2)で示される化合物は式(b−1)で示される化合物から工程(C)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、R3及びnは前記と同じ意味を表し、Ac-2は単結合を表し、R1-Cは郡βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、または、郡βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基を表す。〕
工程(C)
式(c−2)で示される化合物は窒素、アルゴン等、反応に不活性な気体の雰囲気下、式(b−1)で示される化合物と式(C−1)で示されるボロン酸化合物とを遷移金属化合物の存在下に反応させることにより製造することができる。
反応に用いられる遷移金属化合物としてはパラジウム化合物、具体的には例えば酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、{1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)があげられる。反応に用いられる遷移金属化合物の量は、目的を達する範囲で変化させることができるが、式(b−1)で示される化合物1モルに対して0.001〜0.1モルの割合である。
反応に用いられるR1-cB(OH)2で示されるボロン酸化合物の量は、式(b−1)で示される化合物1モルに対して、0.9〜2.5モルの範囲である。
該反応は、通常溶媒中で行われ、溶媒としては例えばメタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール類、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、メチル−t−ブチルエーテル等のエーテル類、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水及びそれらの混合物が用いられる。
該反応の反応温度は、目的を達する範囲で変化させることができるが、通常は0〜150℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜96時間の範囲である。
また該反応は、必要に応じて塩基と相間移動触媒の存在下に行うこともできる。反応に用いることができる塩基としては、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、水酸化バリウム、炭酸カリウム、リン酸三カリウム及び炭酸水素ナトリウムがあげられる。該反応に用いられる相間移動触媒としては、例えばテトラブチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロミド等の第四級アンモニウム塩類があげられる。
反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(c−2)で示される化合物を得ることができる。単離された式(c−2)で示される化合物はクロマトグラフィー等の操作によりさらに精製することもできる。
参考製造法D
式(d−4)で示される化合物は式(d−1)で示されるエステル化合物から以下の方法で製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を表し、Ad-3は単結合またはCH2−を表す。〕
工程(D−1)
式(d−3)で示される化合物は、式(d−1)で示される化合物と式(d−2)で示されるアミジン化合物とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は、通常溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール類、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、水及びそれらの混合物が用いられる。
該反応に用いることができる塩基としては例えば、炭酸カリウム等の炭酸塩、水素化ナトリウム等の金属水素化物、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等があげられ、その量は通常、式(d−1)で示される化合物1モルに対して1〜10モルの割合である。また、反応に用いられる式(d−2)で示されるアミジン化合物の量は式(d−1)で示される化合物1モルに対して1〜4モルの割合である。
反応の反応温度は、通常は0〜150℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜96時間の範囲である。
反応終了後の反応液は、酸析或いは有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(d−3)で示される化合物を得ることができる。単離された式(d−3)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィー等の操作によりさらに精製することもできる。
工程(D−2)
式(d−4)で示される化合物は式(d−3)で示される化合物と、塩化チオニルまたはオキシ塩化リンとを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常溶媒中で行われる。該反応に用いられる溶媒としては、例えばトルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、酢酸エチル等のエステル類及びそれらの混合物が用いられる。
反応で用いられる塩化チオニルまたはオキシ塩化リンの量は、式(d−3)で示される化合物1モルに対して、通常2〜4モルの割合である。
反応の反応温度は、通常は0〜150℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより式(d−4)で示される化合物を得ることができる。単離された式(d−4)で示される化合物はクロマトグラフィー等の操作によりさらに精製することもできる。
参考製造法E
式(e−2)で示される化合物は式(b−1)で示される化合物から工程(E)を経て製造することができる。
Figure 2011001347
〔式中、R3及びnは前記と同じ意味を表し、AE-1は単結合またはCH2−を表し、Xはハロゲン原子を表し、R1-Eは郡βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基を表す。〕
次に本発明化合物の具体例を下記に例示する。但し、下記例示においてPhはフェニル基を表し、2-pyは2−ピリジル基を表し、3-pyは3−ピリジル基を表し、4-pyは4−ピリジル基を表す。
式(4−1)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。

Figure 2011001347
;式(4−2)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−3)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−4)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−5)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−6)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−7)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−8)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−9)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−10)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−11)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−12)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−13)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−14)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−15)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−16)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−17)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−18)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−19)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−20)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−21)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−22)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−23)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−24)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−25)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−26)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−27)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−28)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−29)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−30)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−31)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−32)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−33)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347

;式(4−34)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−35)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−36)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−37)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−38)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−39)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−40)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−41)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
;式(4−42)で示される化合物(但し、式中A、R1及びR3は下記に示されたいずれかの組み合わせを表す)。
Figure 2011001347
式(4−1)〜(4−42)で示される化合物における、nが0または1である場合の、A、R1及びR3の組み合わせを以下に示す。以下においては、括弧[]内に枝番号、Aで示される基、R1で示される基およびR3で示される基を順に記載している。
nが1である場合は、例えば、[31、単結合、CF3、2-CH3]のように示し、これは、Aが単結合であり、R1がCF3基であり、R3がピリミジン環の2位に置換したCH3基である組み合わせを意味する。但し、nが0である場合は、例えば、[1、単結合、CF3、H]のように示し、これは、Aが単結合であり、R1がCF3基であり、ピリミジン環上の2位及び5位が水素原子である組み合わせを意味する。
[枝番号、A、R1、R3]=[1、単結合、CF3、H]、[2、単結合、CHF2、H]、[3、単結合、CF2CF3、H]、[4、単結合、CH2CF3、H]、[5、単結合、CH(CH2)CF3、H]、[6、単結合、CF(CF3)2、H]、[7、単結合、CF2CF2CF3、H]、[8、単結合、CF2CF2CF2CF3、H]、[9、単結合、CH2CH2CF3、H]、[10、単結合、CH(OCH2)CF3、H]、[11、単結合、CH(OCH2)CF2CF3、H]、[12、単結合、CClF2、H]、[13、O、CF3、H]、[14、O、CH2CF3、H]、[15、O、CH(CH2)CF3、H]、[16、O、CF2CF3、H]、[17、O、CClF2、H]、[18、O、CH2CH2CF3、H]、[19、S、CF3、H]、[20、S、CH2CF3、H]、[21、S、CH(CH2)CF3、H]、[22、S、CF2CF3、H]、[23、S、CClF2、H]、[24、S、CH2CH2CF3、H]、[25、NCH3、CF3、H]、[26、NCH3、CH2CF3、H]、[27、NCH3、CH(CH2)CF3、H]、[28、NCH3、CF2CF3、H]、[29、NCH3、CClF2、H]、[30、NCH3、CH2CH2CF3、H]、[31、単結合、CF3、2-CH3]、[32、単結合、CHF2、2-CH3]、[33、単結合、CF2CF3、2-CH3]、[34、単結合、CH2CF3、2-CH3]、[35、単結合、CH(CH2)CF3、2-CH3]、[36、単結合、CF(CF3)2、2-CH3]、[37、単結合、CF2CF2CF3、2-CH3]、[38、単結合、CF2CF2CF2CF3、2-CH3]、[39、単結合、CH2CH2CF3、2-CH3]、[40、単結合、CH(OCH2)CF3、2-CH3]、[41、単結合、CH(OCH2)CF2CF3、2-CH3]、[42、単結合、CClF2、2-CH3]、[43、O、CF3、2-CH3]、[44、O、CH2CF3、2-CH3]、[45、O、CH(CH2)CF3、2-CH3]、[46、O、CF2CF3、2-CH3]、[47、O、CClF2、2-CH3]、[48、O、CH2CH2CF3、2-CH3]、[49、S、CF3、2-CH3]、[50、S、CH2CF3、2-CH3]、[51、S、CH(CH2)CF3、2-CH3]、[52、S、CF2CF3、2-CH3]、[53、S、CClF2、2-CH3]、[54、S、CH2CH2CF3、2-CH3]、[55、NCH3、CF3、2-CH3]、[56、NCH3、CH2CF3、2-CH3]、[57、NCH3、CH(CH2)CF3、2-CH3]、[58、NCH3、CF2CF3、2-CH3]、[59、NCH3、CClF2、2-CH3]、[60、NCH3、CH2CH2CF3、2-CH3]、[61、単結合、CF3、2-cyclopropyl]、[62、単結合、CHF2、2-cyclopropyl]、[63、単結合、CF2CF3、2-cyclopropyl]、[64、単結合、CH2CF3、2-cyclopropyl]、[65、単結合、CH(CH2)CF3、2-cyclopropyl]、[66、単結合、CF(CF3)2、2-cyclopropyl]、[67、単結合、CF2CF2CF3、2-cyclopropyl]、[68、単結合、CF2CF2CF2CF3、2-cyclopropyl]、[69、単結合、CH2CH2CF3、2-cyclopropyl]、[70、単結合、CH(OCH2)CF3、2-cyclopropyl]、[71、単結合、CH(OCH2)CF2CF3、2-cyclopropyl]、[72、単結合、CClF2、2-cyclopropyl]、[73、O、CF3、2-cyclopropyl]、[74、O、CH2CF3、2-cyclopropyl]、[75、O、CH(CH2)CF3、2-cyclopropyl]、[76、O、CF2CF3、2-cyclopropyl]、[77、O、CClF2、2-cyclopropyl]、[78、O、CH2CH2CF3、2-cyclopropyl]、[79、S、CF3、2-cyclopropyl]、[80、S、CH2CF3、2-cyclopropyl]、[81、S、CH(CH2)CF3、2-cyclopropyl]、[82、S、CF2CF3、2-cyclopropyl]、[83、S、CClF2、2-cyclopropyl]、[84、S、CH2CH2CF3、2-cyclopropyl]、[85、NCH3、CF3、2-cyclopropyl]、[86、NCH3、CH2CF3、2-cyclopropyl]、[87、NCH3、CH(CH2)CF3、2-cyclopropyl]、[88、NCH3、CF2CF3、2-cyclopropyl]、[89、NCH3、CClF2、2-cyclopropyl]、[90、NCH3、CH2CH2CF3、2-cyclopropyl]、[91、単結合、CF3、2-CH2CH3]、[92、単結合、CHF2、2-CH2CH3]、[93、単結合、CF2CF3、2-CH2CH3]、[94、単結合、CH2CF3、2-CH2CH3]、[95、単結合、CH(CH2)CF3、2-CH2CH3]、[96、単結合、CF(CF3)2、2-CH2CH3]、[97、単結合、CF2CF2CF3、2-CH2CH3]、[98、単結合、CF2CF2CF2CF3、2-CH2CH3]、[99、単結合、CH2CH2CF3、2-CH2CH3]、[100、単結合、CH(OCH2)CF3、2-CH2CH3]、
[101、単結合、CH(OCH2)CF2CF3、2-CH2CH3]、[102、単結合、CClF2、2-CH2CH3]、[103、O、CF3、2-CH2CH3]、[104、O、CH2CF3、2-CH2CH3]、[105、O、CH(CH2)CF3、2-CH2CH3]、[106、O、CF2CF3、2-CH2CH3]、[107、O、CClF2、2-CH2CH3]、[108、O、CH2CH2CF3、2-CH2CH3]、[109、S、CF3、2-CH2CH3]、[110、S、CH2CF3、2-CH2CH3]、[111、S、CH(CH2)CF3、2-CH2CH3]、[112、S、CF2CF3、2-CH2CH3]、[113、S、CClF2、2-CH2CH3]、[114、S、CH2CH2CF3、2-CH2CH3]、[115、NCH3、CF3、2-CH2CH3]、[116、NCH3、CH2CF3、2-CH2CH3]、[117、NCH3、CH(CH2)CF3、2-CH2CH3]、[118、NCH3、CF2CF3、2-CH2CH3]、[119、NCH3、CClF2、2-CH2CH3]、[120、NCH3、CH2CH2CF3、2-CH2CH3]、[121、単結合、CF3、2-CH(CH3)2]、[122、単結合、CHF2、2-CH(CH3)2]、[123、単結合、CF2CF3、2-CH(CH3)2]、[124、単結合、CH2CF3、2-CH(CH3)2]、[125、単結合、CH(CH2)CF3、2-CH(CH3)2]、[126、単結合、CF(CF3)2、2-CH(CH3)2]、[127、単結合、CF2CF2CF3、2-CH(CH3)2]、[128、単結合、CF2CF2CF2CF3、2-CH(CH3)2]、[129、単結合、CH2CH2CF3、2-CH(CH3)2]、[130、単結合、CH(OCH2)CF3、2-CH(CH3)2]、[131、単結合、CH(OCH2)CF2CF3、2-CH(CH3)2]、[132、単結合、CClF2、2-CH(CH3)2]、[133、O、CF3、2-CH(CH3)2]、[134、O、CH2CF3、2-CH(CH3)2]、[135、O、CH(CH2)CF3、2-CH(CH3)2]、[136、O、CH2CH2CF3、2-CH(CH3)2]、[137、S、CF3、2-CH(CH3)2]、[138、NCH3、CF3、2-CH(CH3)2]、[139、NCH3、CH2CF3、2-CH(CH3)2]、[140、NCH3、CH(CH2)CF3、2-CH(CH3)2]、[141、NCH3、CF2CF3、2-CH(CH3)2]、[142、単結合、CF3、2-C(CH3)3]、[143、単結合、CHF2、2-C(CH3)3]、[144、単結合、CF2CF3、2-C(CH3)3]、[145、単結合、CH2CF3、2-C(CH3)3]、[146、単結合、CH(CH2)CF3、2-C(CH3)3]、[147、単結合、CF(CF3)2、2-C(CH3)3]、[148、単結合、CF2CF2CF3、2-C(CH3)3]、[149、単結合、CH2CH2CF3、2-C(CH3)3]、[150、単結合、CH(OCH2)CF3、2-C(CH3)3]、[151、O、CF3、2-C(CH3)3]、[152、O、CH2CF3、2-C(CH3)3]、[153、O、CH(CH2)CF3、2-C(CH3)3]、[154、O、CH2CH2CF3、2-C(CH3)3]、[155、S、CF3、2-C(CH3)3]、[156、NCH3、CF3、2-C(CH3)3]、[157、NCH3、CH2CF3、2-C(CH3)3]、[158、単結合、CF3、2-OCH2CF3]、[159、単結合、CHF2、2-OCH2CF3]、[160、単結合、CF2CF3、2-OCH2CF3]、[161、単結合、CH2CF3、2-OCH2CF3]、[162、単結合、CH(CH2)CF3、2-OCH2CF3]、[163、単結合、CF(CF3)2、2-OCH2CF3]、[164、単結合、CF2CF2CF3、2-OCH2CF3]、[165、単結合、CH(OCH2)CF3、2-OCH2CF3]、[166、O、CF3、2-OCH2CF3]、[167、O、CH2CF3、2-OCH2CF3]、[168、O、CH(CH2)CF3、2-OCH2CF3]、[169、S、CF3、2-OCH2CF3]、[170、NCH3、CH2CF3、2-OCH2CF3]、[171、単結合、CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[172、単結合、CF2CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[173、単結合、CH2CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[174、単結合、CH(CH2)CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[175、単結合、CF(CF3)2、2-OCH(CH3)CF3]、[176、単結合、CF2CF2CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[177、単結合、CH(OCH2)CF3、2-OCH(CH3)CF3]、 [178、O、CH2CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[179、O、CH(CH2)CF3、2-OCH(CH3)CF3]、[180、単結合、CF3、2-SCH3]、[181、単結合、CF2CF3、2-SCH3]、[182、単結合、CH2CF3、2-SCH3]、[183、単結合、CH(CH2)CF3、2-SCH3]、[184、単結合、CF(CF3)2、2-SCH3]、[185、単結合、CF2CF2CF3、2-SCH3]、[186、単結合、CH(OCH2)CF3、2-SCH3]、[187、O、CH2CF3、2-SCH3]、[188、O、CH(CH2)CF3、2-SCH3]、[189、単結合、CF3、2-CF3]、[190、単結合、CF2CF3、2-CF3]、[191、単結合、CH2CF3、2-CF3]、[192、単結合、CH(CH2)CF3、2-CF3]、[193、単結合、CF(CF3)2、2-CF3]、[194、単結合、CF2CF2CF3、2-CF3]、[195、単結合、CH(OCH2)CF3、2-CF3]、[196、O、CH2CF3、2-CF3]、[197、O、CH(CH2)CF3、2-CF3]、[198、単結合、CF3、2-SCF3]、[199、単結合、CF2CF3、2-SCF3]、[200、単結合、CH2CF3、2-SCF3]、
[201、単結合、CH(CH2)CF3、2-SCF3]、[202、単結合、CF(CF3)2、2-SCF3]、[203、単結合、CF2CF2CF3、2-SCF3]、[204、単結合、CH(OCH2)CF3、2-SCF3]、[205、O、CH2CF3、2-SCF3]、[206、O、CH(CH2)CF3、2-SCF3]、[207、単結合、CF3、5-CH3]、[208、単結合、CF2CF3、5-CH3]、[209、単結合、CH2CF3、5-CH3]、[210、単結合、CH(CH2)CF3、5-CH3]、[211、単結合、CF(CF3)2、5-CH3]、[212、単結合、CF2CF2CF3、5-CH3]、[213、単結合、CH(OCH2)CF3、5-CH3]、[214、O、CH2CF3、5-CH3]、[215、O、CH(CH2)CF3、5-CH3]、[216、単結合、CF3、5-OCH3]、[217、単結合、CF2CF3、5-OCH3]、[218、単結合、CH2CF3、5-OCH3]、[219、単結合、CH(CH2)CF3、5-OCH3]、[220、単結合、CF(CF3)2、5-OCH3]、[221、単結合、CF2CF2CF3、5-OCH3]、[222、単結合、CH(OCH2)CF3、5-OCH3]、[223、O、CH2CF3、5-OCH3]、[224、O、CH(CH2)CF3、5-OCH3]、[225、単結合、CF3、5-F]、[226、単結合、CF2CF3、5-F]、[227、単結合、CH2CF3、5-F]、[228、単結合、CH(CH2)CF3、5-F]、[229、単結合、CF(CF3)2、5-F]、[230、単結合、CF2CF2CF3、5-F]、[231、単結合、CH(OCH2)CF3、5-F]、[232、O、CH2CF3、5-F]、[233、O、CH(CH2)CF3、5-F]、[234、単結合、CF3、5-Cl]、[235、単結合、CF2CF3、5-Cl]、[236、単結合、CH2CF3、5-Cl]、[237、単結合、CH(CH2)CF3、5-Cl]、[238、単結合、CF(CF3)2、5-Cl]、[239、単結合、CF2CF2CF3、5-Cl]、[240、単結合、CH(OCH2)CF3、5-Cl]、[241、O、CH2CF3、5-Cl]、[242、O、CH(CH2)CF3、5-Cl]、[243、単結合、CF3、5-Br]、[244、単結合、CF2CF3、5-Br]、[245、単結合、CH2CF3、5-Br]、[246、単結合、CH(CH2)CF3、5-Br]、[247、単結合、CF(CF3)2、5-Br]、[248、単結合、CF2CF2CF3、5-Br]、[249、単結合、CH(OCH2)CF3、5-Br]、[250、O、CH2CF3、5-Br]、[251、O、CH(CH2)CF3、5-Br]、
[252、単結合、Ph、H]、[253、単結合、2-F-Ph、H]、[254、単結合、3-F-Ph、H]、[255、単結合、4-F-Ph、H]、[256、単結合、2,4-diF-Ph、H]、[257、単結合、2,3-diF-Ph、H]、[258、単結合、2,6-diF-Ph、H]、[259、単結合、3,5-diF-Ph、H]、[260、単結合、2-CF3-Ph、H]、[261、単結合、3-CF3-Ph、H]、[262、単結合、4-CF3-Ph、H]、[263、単結合、2-CF2CF3-Ph、H]、[264、単結合、3-CF2CF3-Ph、H]、[265、単結合、2-CF(CF3)2-Ph、H]、[266、単結合、3-CF(CF3)2、H]、[267、単結合、2-OCF3-Ph、H]、[268、単結合、3-OCF3-Ph、H]、[269、単結合、2-CH2CF3-Ph、H]、[270、単結合、3-CH2CF3-Ph、H]、[271、単結合、2-OCH2CF3-Ph、H]、[272、単結合、3-OCH2CF3-Ph、H]、[273、単結合、2-CF3-3F-Ph、H]、[274、単結合、2-CF3-4F-Ph、H]、[275、単結合、2-CF3-5F-Ph、H]、[276、単結合、2-CF3-6F-Ph、H]、[277、単結合、3-CF3-2F-Ph、H]、[278、単結合、3-CF3-4-F-Ph、H]、[279、単結合、3-CF3-5-F-Ph、H]、[280、単結合、3-CF3-6-F-Ph、H]、[281、単結合、4-CF3-2-F-Ph、H]、[282、単結合、4-CF3-3-F-Ph、H]、[283、単結合、2-CF3-6Cl-Ph、H]、[284、単結合、2,4-bisCF3-Ph、H]、[285、単結合、2,3-bisCF3-Ph、H]、[286、単結合、2,6-bisCF3-Ph、H]、[287、単結合、3,5-bisCF3-Ph、H]、[288、単結合、2-Cl-Ph、H]、[289、単結合、2-CH3-Ph、H]、[290、CH2、Ph、H]、[291、CH2、2-F-Ph、H]、[292、CH2、3-F-Ph、H]、 [293、CH2、2-CF3-Ph、H]、[294、CH2、3-CF3-Ph、H]、[295、CH2、2-CF2CF3-Ph、H]、[296、CH2、3-CF2CF3-Ph、H]、[297、CH2、2-OCF3-Ph、H]、[298、CH2、3-OCF3-Ph、H]、[299、CH2、2-OCH2CF3-Ph、H]、[300、CH2、3-OCH2CF3-Ph、H]、
[301、CH2、2-CF3-3F-Ph、H]、[302、CH2、2-CF3-5F-Ph、H]、[303、CH2、2-CF3-6F-Ph、H]、[304、CH2、3-CF3-2F-Ph、H]、[305、CH2、3-CF3-4-F-Ph、H]、[306、CH2、3-CF3-5-F-Ph、H]、[307、CH2、3-CF3-6-F-Ph、H]、[308、CH2、Ph、2-CH3]、[309、CH2、2-F-Ph、2-CH3]、[310、CH2、3-F-Ph、2-CH3]、 [311、CH2、2-CF3-Ph、2-CH3]、[312、CH2、3-CF3-Ph、2-CH3]、[313、CH2、2-CF2CF3-Ph、2-CH3]、[314、CH2、3-CF2CF3-Ph、2-CH3]、[315、CH2、2-OCF3-Ph、2-CH3]、[316、CH2、3-OCF3-Ph、2-CH3]、[317、CH2、2-OCH2CF3-Ph、2-CH3]、[318、CH2、3-OCH2CF3-Ph、2-CH3]、[319、CH2、Ph、2-cyclopropyl]、[320、CH2、2-F-Ph、2-cyclopropyl]、[321、CH2、3-F-Ph、2-cyclopropyl]、 [322、CH2、2-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[323、CH2、3-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[324、CH2、2-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[325、CH2、3-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[326、CH2、2-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[327、CH2、3-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[328、CH2、2-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[329、CH2、3-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[330、CH2、Ph、2-CH2CH3]、[331、CH2、2-F-Ph、2-CH2CH3]、[332、CH2、3-F-Ph、2-CH2CH3]、 [333、CH2、2-CF3-Ph、2-CH2CH3]、[334、CH2、3-CF3-Ph、2-CH2CH3]、[335、CH2、2-CF2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[336、CH2、3-CF2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[337、CH2、2-OCF3-Ph、2-CH2CH3]、[338、CH2、3-OCF3-Ph、2-CH2CH3]、[339、CH2、2-OCH2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[340、CH2、3-OCH2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[341、CH2、Ph、2-CF3]、[342、CH2、2-F-Ph、2-CF3]、[343、CH2、3-F-Ph、2-CF3]、 [344、CH2、2-CF3-Ph、2-CF3]、[345、CH2、3-CF3-Ph、2-CF3]、[346、CH2、2-CF2CF3-Ph、2-CF3]、[347、CH2、3-CF2CF3-Ph、2-CF3]、[348、CH2、2-OCF3-Ph、2-CF3]、[349、CH2、3-OCF3-Ph、2-CF3]、[350、CH2、2-OCH2CF3-Ph、2-CF3]、[351、CH2、3-OCH2CF3-Ph、2-CF3]、[352、CH2、Ph、2-OCH3]、[353、CH2、2-F-Ph、2-OCH3]、[354、CH2、3-F-Ph、2-OCH3]、 [355、CH2、2-CF3-Ph、2-OCH3]、[356、CH2、3-CF3-Ph、2-OCH3]、[357、CH2、2-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[358、CH2、3-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[359、CH2、2-OCF3-Ph、2-OCH3]、[360、CH2、3-OCF3-Ph、2-OCH3]、[361、CH2、2-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[362、CH2、3-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[363、CH2、Ph、5-CH3]、[364、CH2、2-F-Ph、5-CH3]、[365、CH2、3-F-Ph、5-CH3]、 [366、CH2、2-CF3-Ph、5-CH3]、[367、CH2、3-CF3-Ph、5-CH3]、[368、CH2、2-CF2CF3-Ph、5-CH3]、[369、CH2、3-CF2CF3-Ph、5-CH3]、[370、CH2、2-OCF3-Ph、5-CH3]、[371、CH2、3-OCF3-Ph、5-CH3]、[372、CH2、2-OCH2CF3-Ph、5-CH3]、[373、CH2、3-OCH2CF3-Ph、5-CH3]、[374、O、Ph、H]、[375、O、2-F-Ph、H]、[376、O、3-F-Ph、H]、 [377、O、2-CF3-Ph、H]、[378、O、3-CF3-Ph、H]、[379、O、2-CF2CF3-Ph、H]、[380、O、3-CF2CF3-Ph、H]、[381、O、2-OCF3-Ph、H]、[382、O、3-OCF3-Ph、H]、[383、O、2-OCH2CF3-Ph、H]、[384、O、3-OCH2CF3-Ph、H]、[385、O、Ph、2-cyclopropyl]、[386、O、2-F-Ph、2-cyclopropyl]、[387、O、3-F-Ph、2-cyclopropyl]、 [388、O、2-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[389、O、3-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[390、O、2-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[391、O、3-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[392、O、2-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[393、O、3-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[394、O、2-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[395、O、3-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[396、O、Ph、2-OCH3]、[397、O、2-F-Ph、2-OCH3]、[398、O、3-F-Ph、2-OCH3]、 [399、O、2-CF3-Ph、2-OCH3]、[400、O、3-CF3-Ph、2-OCH3]、
[401、O、2-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[402、O、3-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[403、O、2-OCF3-Ph、2-OCH3]、[404、O、3-OCF3-Ph、2-OCH3]、[405、O、2-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[406、O、3-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[407、NCH3、Ph、H]、[408、NCH3、2-F-Ph、H]、[409、NCH3、3-F-Ph、H]、 [410、NCH3、2-CF3-Ph、H]、[411、NCH3、3-CF3-Ph、H]、[412、NCH3、2-CF2CF3-Ph、H]、[413、NCH3、3-CF2CF3-Ph、H]、[414、NCH3、2-OCF3-Ph、H]、[415、NCH3、3-OCF3-Ph、H]、[416、NCH3、2-OCH2CF3-Ph、H]、[417、NCH3、3-OCH2CF3-Ph、H]、[418、NCH3、Ph、2-cyclopropyl]、[419、NCH3、2-F-Ph、2-cyclopropyl]、[420、NCH3、3-F-Ph、2-cyclopropyl]、 [421、NCH3、2-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[422、NCH3、3-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[423、NCH3、2-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[424、NCH3、3-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[425、NCH3、2-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[426、NCH3、3-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[427、NCH3、2-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[428、NCH3、3-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[429、NCH3、Ph、2-OCH3]、[430、NCH3、2-F-Ph、2-OCH3]、[431、NCH3、3-F-Ph、2-OCH3]、 [432、NCH3、2-CF3-Ph、2-OCH3]、[433、NCH3、3-CF3-Ph、2-OCH3]、[434、単結合、Ph、2-CH3]、[435、単結合、2-F-Ph、2-CH3]、[436、単結合、3-F-Ph、2-CH3]、 [437、単結合、2-CF3-Ph、2-CH3]、[438、単結合、3-CF3-Ph、2-CH3]、[439、単結合、2-CF2CF3-Ph、2-CH3]、[440、単結合、3-CF2CF3-Ph、2-CH3]、[441、単結合、2-OCF3-Ph、2-CH3]、[442、単結合、3-OCF3-Ph、2-CH3]、[443、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2-CH3]、[444、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2-CH3]、[445、単結合、Ph、2-cyclopropyl]、[446、単結合、2-F-Ph、2-cyclopropyl]、[447、単結合、3-F-Ph、2-cyclopropyl]、 [448、単結合、2-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[449、単結合、3-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[450、単結合、2-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[451、単結合、3-CF2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[452、単結合、2-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[453、単結合、3-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[454、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[455、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[456、単結合、Ph、2-CH2CH3]、[457、単結合、2-F-Ph、2-CH2CH3]、[458、単結合、3-F-Ph、2-CH2CH3]、 [459、単結合、2-CF3-Ph、2-CH2CH3]、[460、単結合、3-CF3-Ph、2-CH2CH3]、[461、単結合、2-CF2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[462、単結合、3-CF2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[463、単結合、2-OCF3-Ph、2-CH2CH3]、[464、単結合、3-OCF3-Ph、2-CH2CH3]、[465、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[466、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2-CH2CH3]、[467、単結合、Ph、2-CF3]、[468、単結合、2-F-Ph、2-CF3]、[469、単結合、3-F-Ph、2-CF3]、 [470、単結合、2-CF3-Ph、2-CF3]、[471、単結合、3-CF3-Ph、2-CF3]、[472、単結合、2-CF2CF3-Ph、2-CF3]、[473、単結合、3-CF2CF3-Ph、2-CF3]、[474、単結合、2-OCF3-Ph、2-CF3]、[475、単結合、3-OCF3-Ph、2-CF3]、[476、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2-CF3]、[477、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2-CF3]、[478、単結合、Ph、2-OCH3]、[479、単結合、2-F-Ph、2-OCH3]、[480、単結合、3-F-Ph、2-OCH3]、 [481、単結合、2-CF3-Ph、2-OCH3]、[482、単結合、3-CF3-Ph、2-OCH3]、[483、単結合、2-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[484、単結合、3-CF2CF3-Ph、2-OCH3]、[485、単結合、2-OCF3-Ph、2-OCH3]、[486、単結合、3-OCF3-Ph、2-OCH3]、[487、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[488、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2-OCH3]、[489、単結合、Ph、5-CH3]、[490、単結合、2-F-Ph、5-CH3]、[491、単結合、3-F-Ph、5-CH3]、 [492、単結合、2-CF3-Ph、5-CH3]、[493、単結合、3-CF3-Ph、5-CH3]、[494、単結合、2-CF2CF3-Ph、5-CH3]、[495、単結合、3-CF2CF3-Ph、5-CH3]、[496、単結合、2-OCF3-Ph、5-CH3]、[497、単結合、3-OCF3-Ph、5-CH3]、[498、単結合、2-OCH2CF3-Ph、5-CH3]、[499、単結合、3-OCH2CF3-Ph、5-CH3]、[500、OCH2、Ph、H]、
[501、OCH2、2-F-Ph、H]、[502、OCH2、3-F-Ph、H]、 [503、OCH2、2-CF3-Ph、H]、[504、OCH2、3-CF3-Ph、H]、[505、OCH2、Ph、2-CH3]、[506、OCH2、2-F-Ph、2-CH3]、[507、OCH2、3-F-Ph、2-CH3]、 [508、OCH2、2-CF3-Ph、2-CH3]、[509、OCH2、3-CF3-Ph、2-CH3]、[510、OCH2、Ph、2-cyclopropyl]、[511、OCH2、2-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[512、OCH2、3-CF3-Ph、2-cyclopropyl]、[513、OCH2、2-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[514、OCH2、3-OCF3-Ph、2-cyclopropyl]、[515、OCH2、Ph、2-CF3]、[516、OCH2、3-F-Ph、2-CF3]、 [517、OCH2、2-CF3-Ph、2-CF3]、[518、OCH2、3-CF3-Ph、2-CF3]、 [519、OCH2、Ph、2-OCH3]、[520、OCH2、2-F-Ph、2-OCH3]、[521、OCH2、3-F-Ph、2-OCH3]、 [522、OCH2、2-CF3-Ph、2-OCH3]、[523、OCH2、3-CF3-Ph、2-OCH3]、[524、OCH2、Ph、5-CH3]、[525、OCH2、2-F-Ph、5-CH3]、[526、OCH2、3-F-Ph、5-CH3]、 [527、OCH2、2-CF3-Ph、5-CH3]、[528、OCH2、3-CF3-Ph、5-CH3]、[529、単結合、2-py、H]、[530、単結合、3-CF3-2-py、H]、[531、単結合、6-CF3-2-py、H]、[532、単結合、2-py、2-CH3]、 [533、単結合、2-py、2-cyclopropyl]、[534、単結合、2-py、2-CF3]、 [535、単結合、2-py、2-OCH3]、[536、単結合、2-py、5-CH3]、[537、単結合、3-py、H]、[538、単結合、2-CF3-3-py、H]、[539、単結合、6-CF3-3-py、H]、[540、単結合、3-py、2-CH3]、 [541、単結合、3-py、2-cyclopropyl]、[542、単結合、3-py、2-CF3]、 [543、単結合、3-py、2-OCH3]、[544、単結合、3-py、5-CH3]、[545、単結合、4-py、H]、[546、単結合、2-CF3-4-py、H]、[547、単結合、4-py、2-CH3]、 [548、単結合、4-py、2-cyclopropyl]、[549、単結合、4-py、2-CF3]、[550、単結合、4-py、2-OCH3]、[551、単結合、4-py、5-CH3]。
式(4−1)〜(4−42)で示される化合物における、nが2である場合の、A、R1及びR3の組み合わせを以下に示す。以下においては、括弧[]内に枝番号、Aで示される基、R1で示される基およびR3で示される2個の基を順に記載している。例えば、[552、単結合、CF3、2−CH3、5−CH3]のように示し、これは、Aが単結合であり、R1がCF3基であり、R3がピリミジン環の2位に置換したCH3基及び5位に置換したCH3基である組み合わせを意味する。
[552、単結合、CF3、2−CH3、5−CH3]、[553、単結合、CF2CF3、2−CH3、5−CH3]、[554、単結合、CH2CF3、2−CH3、5−CH3]、[555、単結合、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−CH3]、[556、単結合、CF(CF3)2、2−CH3、5−CH3]、[557、単結合、CF2CF2CF3、2−CH3、5−CH3]、[558、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−CH3、5−CH3]、[559、単結合、CH2CH2CF3、2−CH3、5−CH3]、[560、単結合、CH(OCH2)CF3、2−CH3、5−CH3]、[561、単結合、CF3、2−CF3、5−CH3]、[562、単結合、CF2CF3、2−CF3、5−CH3]、[563、単結合、CH2CF3、2−CF3、5−CH3]、[564、単結合、CH(CH2)CF3、2−CF3、5−CH3]、[565、単結合、CF(CF3)2、2−CF3、5−CH3]、[566、単結合、CF2CF2CF3、2−CF3、5−CH3]、[567、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−CF3、5−CH3]、[568、単結合、CH2CH2CF3、2−CF3、5−CH3]、[569、単結合、CH(OCH2)CF3、2−CF3、5−CH3]、[570、単結合、CF3、2−CH3、5−CF3]、[571、単結合、CF2CF3、2−CH3、5−CF3]、[572、単結合、CH2CF3、2−CH3、5−CF3]、[573、単結合、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−CF3]、[574、単結合、CF(CF3)2、2−CH3、5−CF3]、[575、単結合、CF2CF2CF3、2−CH3、5−CF3]、[576、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−CH3、5−CF3]、[577、単結合、CH2CH2CF3、2−CH3、5−CF3]、[578、単結合、CH(OCH2)CF3、2−CH3、5−CF3]、[579、単結合、CF3、2−CH3、5−F]、[580、単結合、CF2CF3、2−CH3、5−F]、[581、単結合、CH2CF3、2−CH3、5−F]、[582、単結合、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−F]、[583、単結合、CF(CF3)2、2−CH3、5−F]、[584、単結合、CF2CF2CF3、2−CH3、5−F]、[585、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−CH3、5−F]、[586、単結合、CH2CH2CF3、2−CH3、5−F]、[587、単結合、CH(OCH2)CF3、2−CH3、5−F]、[588、単結合、CF3、2−CH3、5−Cl]、[589、単結合、CF2CF3、2−CH3、5−Cl]、[590、単結合、CH2CF3、2−CH3、5−Cl]、[591、単結合、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−Cl]、[592、単結合、CF(CF3)2、2−CH3、5−Cl]、[593、単結合、CF2CF2CF3、2−CH3、5−Cl]、[594、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−CH3、5−Cl]、[595、単結合、CH2CH2CF3、2−CH3、5−Cl]、[596、単結合、CH(OCH2)CF3、2−CH3、5−Cl]、[597、単結合、CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[598、単結合、CF2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[599、単結合、CH2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[600、単結合、CH(CH2)CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[601、単結合、CF(CF3)2、2−cyclopropyl、5−CH3]、[602、単結合、CF2CF2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[603、単結合、CF2CF2CF2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[604、単結合、CH2CH2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[605、単結合、CH(OCH2)CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[606、O、CF3、2−CH3、5−CH3]、[607、O、CH2CF3、2−CH3、5−CH3]、[608、O、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−CH3]、[609、O、CF3、2−CF3、5−CH3][610、O、CH2CF3、2−CF3、5−CH3]、[611、O、CH(CH2)CF3、2−CF3、5−CH3]、[612、O、CF3、2−CH3、5−CF3]、[613、O、CH2CF3、2−CH3、5−CF3]、[614、O、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−CF3]、[615、O、CF3、2−CH3、5−F]、[616、O、CH2CF3、2−CH3、5−F]、[617、O、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−F]、[618、O、CF3、2−CH3、5−Cl]、[619、O、CH2CF3、2−CH3、5−Cl]、[620、O、CH(CH2)CF3、2−CH3、5−Cl]、[621、O、CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[622、O、CH2CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[623、O、CH(CH2)CF3、2−cyclopropyl、5−CH3]、[624、単結合、Ph、2−CH3、5−CH3]、[625、単結合、2-F-Ph、2−CH3、5−CH3]、[626、単結合、3-F-Ph、2−CH3、5−CH3]、 [627、単結合、2-CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[628、単結合、3-CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[629、単結合、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[630、単結合、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[631、単結合、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[632、単結合、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[633、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[634、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[635、単結合、Ph、2−CF3、5−CH3]、[636、単結合、2-F-Ph、2−CF3、5−CH3]、[637、単結合、3-F-Ph、2−CF3、5−CH3]、 [638、単結合、2-CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[639、単結合、3-CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[640、単結合、2-CF2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[641、単結合、3-CF2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[642、単結合、2-OCF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[643、単結合、3-OCF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[644、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[645、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[646、単結合、Ph、2−CH3、5−Cl]、[647、単結合、2-F-Ph、2−CH3、5−Cl]、[648、単結合、3-F-Ph、2−CH3、5−Cl]、 [649、単結合、2-CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[650、単結合、3-CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[651、単結合、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[652、単結合、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]。
[653、単結合、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[654、単結合、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[655、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl][656、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[657、単結合、Ph、2−CH3、5−F]、[658、単結合、2-F-Ph、2−CH3、5−F]、[659、単結合、3-F-Ph、2−CH3、5−F]、 [660、単結合、2-CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[661、単結合、3-CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[662、単結合、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[663、単結合、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[664、単結合、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−F]、[665、単結合、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−F]、[666、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[667、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[668、単結合、Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[669、単結合、2-F-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[670、単結合、3-F-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[671、単結合、2-CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[672、単結合、3-CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[673、単結合、2-CF2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[674、単結合、3-CF2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[675、単結合、2-OCF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[676、単結合、3-OCF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[677、単結合、2-OCH2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[678、単結合、3-OCH2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[679、O、Ph、2−CH3、5−CH3]、[680、O、2-F-Ph、2−CH3、5−CH3]、[681、O、3-F-Ph、2−CH3、5−CH3]、 [682、O、2-CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[683、O、3-CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[684、O、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[685、O、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[686、O、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[687、O、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[688、O、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[689、O、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−CH3]、[690、O、Ph、2−CF3、5−CH3]、[691、O、2-F-Ph、2−CF3、5−CH3]、[692、O、3-F-Ph、2−CF3、5−CH3]、 [693、O、2-CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[694、O、3-CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[695、O、2-CF2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[696、O、3-CF2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[697、O、2-OCF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[698、O、3-OCF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[699、O、2-OCH2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[700、O、3-OCH2CF3-Ph、2−CF3、5−CH3]、[701、O、Ph、2−CH3、5−Cl]、[702、O、2-F-Ph、2−CH3、5−Cl]、[703、O、3-F-Ph、2−CH3、5−Cl]、[704、O、2-CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[705、O、3-CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[706、O、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[707、O、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl][708、O、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[709、O、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[710、O、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl][711、O、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−Cl]、[712、O、Ph、2−CH3、5−F]、[713、O、2-F-Ph、2−CH3、5−F]、[714、O、3-F-Ph、2−CH3、5−F]、[715、O、2-CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[716、O、3-CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[717、O、2-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[718、O、3-CF2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[719、O、2-OCF3-Ph、2−CH3、5−F]、[720、O、3-OCF3-Ph、2−CH3、5−F]、[721、O、2-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[722、O、3-OCH2CF3-Ph、2−CH3、5−F]、[723、O、Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[724、O、2-F-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[725、O、3-F-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[726、O、2-CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[727、O、3-CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[728、O、2-CF2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[729、O、3-CF2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[730、O、2-OCF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[731、O、3-OCF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[732、O、2-OCH2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[733、O、3-OCH2CF3-Ph、2−cyclopropyl、5−CH3]、[734、単結合、2-py、2−CH3、5−CH3]、[735、単結合、3-CF3-2-py、2−CH3、5−CH3]、[736、単結合、2-py、2−CF3、5−CH3]、[737、単結合、3-CF3-2-py、2−CF3、5−CH3]、[738、単結合、2-py、2−CH3、5−Cl]、[739、単結合、3-CF3-2-py、2−CH3、5−Cl]、[740、単結合、2-py、2−CH3、5−F]、[741、単結合、3-CF3-2-py、2−CH3、5−F]、[742、単結合、2-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[743、単結合、3-CF3-2-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[744、単結合、6-CF3-2-py、2−CH3、5−CH3]、[745、単結合、6-CF3-2-py、2−CF3、5−CH3]、[746、単結合、6-CF3-2-py、2−CH3、5−Cl]、[747、単結合、6-CF3-2-py、2−CH3、5−F]、[748、単結合、6-CF3-2-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[749、単結合、3-py、2−CH3、5−CH3]、[750、単結合、3-py、2−CF3、5−CH3]、[751、単結合、3-py、2−CH3、5−Cl]、[752、単結合、3-py、2−CH3、5−F]。
[753、単結合、3-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[754、単結合、2-CF3-3-py、2−CH3、5−CH3]、[755、単結合、2-CF3-3-py、2−CF3、5−CH3]、[756、単結合、2-CF3-3-py、2−CH3、5−Cl]、[757、単結合、2-CF3-3-py、2−CH3、5−F]、[758、単結合、2-CF3-3-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[759、単結合、6-CF3-3-py、2−CH3、5−CH3]、[760、単結合、6-CF3-3-py、2−CF3、5−CH3]、[761、単結合、6-CF3-3-py、2−CH3、5−Cl]、[762、単結合、6-CF3-3-py、2−CH3、5−F]、[763、単結合、6-CF3-3-py、2−cyclopropyl、5−CH3][764、単結合、4-py、2−CH3、5−CH3]、[765、単結合、4-py、2−CF3、5−CH3]、[766、単結合、4-py、2−CH3、5−Cl]、[767、単結合、4-py、2−CH3、5−F]、[768、単結合、4-py、2−cyclopropyl、5−CH3]、[769、単結合、2-CF3-4-py、2−CH3、5−CH3]、[770、単結合、2-CF3-4-py、2−CF3、5−CH3]、[771、単結合、2-CF3-4-py、2−CH3、5−Cl]、[772、単結合、2-CF3-4-py、2−CH3、5−F]、[773、単結合、2-CF3-4-py、2−cyclopropyl、5−CH3
本発明化合物が効力を有する有害生物としては、例えば、有害昆虫類や有害ダニ類等の有害節足動物及び線虫が挙げられる。かかる有害生物としては、具体的には例えば、以下のものが挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricidus)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus)、クサギカメムシ(Halyomorpha mista)等のカメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri)、ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)等のコナジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citri)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi)、フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinis)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)等のカイガラムシ類、グンバイムシ類、トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ類、及びキジラミ類。
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、サンカメイガ(Tryporyza incertulas)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)、アワノメイガ(Ostrinia furnacalis)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、シバツトガ(Pediasia teterrellus)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、タマナギンウワバ(Plusia nigrisigna)、トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、マメシンクイガ(Leguminivora glycinivorella)、アズキサヤムシガ(Matsumuraeses azukivora)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes honmai.)、チャハマキ(Homona magnanima)、ミダレカクモンハマキ(Archips fuscocupreanus)、コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、チャノホソガ(Caloptilia theivora)、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoneella)のホソガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutella xylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)等のキバガ類、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、及びイガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等のヒロズコガ類。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)などのアザミウマ類等。
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)等のエーデス属、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、トマトハモグリバエ、(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等のハモグリバエ類、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)等のキモグリバエ類、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等のミバエ類、ショウジョウバエ類、オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ類、オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ類、ブユ類、ウシアブ(Tabanus trigonus)等のアブ類、及びサシバエ類。
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)、マメコガネ(Popillia japonica)等のコガネムシ類、メイズウィービル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類、
イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類、ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus verbasci)、ハラジロカツオブシムシ(Dermestes maculates)等のカツオブシムシ類、タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)等のシバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ類、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、マツノキクイムシ(Tomicus piniperda)等のキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、ヒョウホンムシ類、ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)等のカミキリムシ類、コメツキムシ類(Agriotes spp.)アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)。
直翅目害虫:トノサマバッタ(Locusta migratoria)、ケラ(Gryllotalpa africana)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)、及びコオロギ類等。
膜翅目害虫: イエヒメアリ(Monomorium pharaosis)、クロヤマアリ(Formica fusca japonica)、ルリアリ(Ochetellus glaber)、アミメアリ(Pristomyrmex pungens)、オオズアリ(Pheidole noda)、ハキリアリ(Acromyrmex spp.)、ファイヤーアント(Solenopsis spp.)等のアリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、及びカブラハバチ(Athalia rosae)、ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類。
線虫類:イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、イチゴメセンチュウ(Nothotylenchus acris)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)。
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)。
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リュウキュウミカンサビダニ(Phyllocoptruta citri)、トマトサビダニ(Aculops lycopersici)、チャノサビダニ(Calacarus carinatus)、チャノナガサビダニ(Acaphylla theavagrans)、ニセナシサビダニ(Eriophyes chibaensis)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ミナミヒメハダニ(Brevipalpus phoenicis)等のヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus)、ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)、ホウレンソウケナガコナダニ(Tyrophagus similis)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ類、アオツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ類、及びカバキコマチグモ(Chiracanthium japonicum)、セアカゴケグモ(Latrodectus hasseltii)等のクモ類。
本発明の有害生物防除剤は、本発明化合物と不活性担体とを含有する。本発明の有害生物防除剤は、通常、本発明化合物と固体担体、液体担体、ガス状担体等の不活性担体とを混合し、必要に応じて界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添加して、乳剤、油剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル剤、エアゾール剤、燻煙剤、毒餌剤、樹脂製剤等に製剤化されている。
本発明の有害生物防除剤は、本発明化合物を通常0.01〜95重量%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末及び粒状物等があげられる。
液体担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリルエタン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、炭酸プロピレン及び植物油(大豆油、綿実油等)が挙げられる。
ガス状担体としては、例えばフルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル及び炭酸ガスがあげられる。
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、等の非イオン界面活性剤、及びアルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩当の陰イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤、着色剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)が挙げられる。
本発明の有害生物防除方法は、本発明化合物の有効量を有害生物に直接、及び/または、有害生物の生息場所(植物体、土壌、家屋内、動物体等)に施用することにより行われる。本発明の有害生物防除方法には、本発明化合物が通常本発明の有害生物防除剤の形態で用いられる。
本発明の有害生物防除剤を農業分野の有害生物防除に用いる場合、その施用量は、施用時期、施用場所、施用方法等に応じて、広範囲に変えることができるが、一般的には、10000m2あたりの本発明化合物量で1〜10000gである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤等に製剤化されている場合は、通常、有効成分濃度が0.01〜10000ppmとなるように水で希釈して施用し、粒剤、粉剤等は、通常、そのまま施用する。
これらの製剤や製剤の水希釈液は、有害生物または有害生物から保護すべき作物等の植物に直接散布処理してもよく、また耕作地の土壌に生息する有害生物を防除するために、該土壌に処理してもよい。
また、シート状やひも状に加工した樹脂製剤を作物に巻き付ける、作物近傍に張り渡す、株元土壌に敷く等の方法により処理することもできる。
本発明の有害生物防除剤を家屋内に生息する有害生物(例えば、ハエ、蚊、ゴキブリ)の防除に用いる場合、その施用量は、面上に処理する場合は処理面積1m2あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜1000mgであり、空間に処理する場合は処理空間1m3あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜500mgである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤等に製剤化されている場合は、通常有効成分濃度が0.1〜1000ppmとなるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール剤、燻煙剤、毒餌剤等はそのまま施用する。
本発明の有害生物防除剤は、下記「作物」が栽培されている農地で使用することができる。
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等。
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ、等。
芝生:シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、 ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、クルカス、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、クサヨシ、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ、藻類等)、観葉植物等。
「作物」には、遺伝子組換え作物も含まれる。
本発明の有害生物防除剤は、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤、除草剤及び共力剤と混用または併用することができる。かかる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤、除草剤及び共力剤の有効成分の例を以下に示す。
殺虫剤の有効成分
(1)有機リン化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、及びカズサホス(cadusafos)。
(2)カーバメート化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)、及びアルジカルブ(aldicarb)。
(3)合成ピレスロイド化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma−cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha−cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、及び2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート。
(4)ネライストキシン化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、及びビスルタップ(bisultap)。
(5)ネオニコチノイド化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、及びクロチアニジン(clothianidin)。
(6)ベンゾイル尿素化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、及びトリアズロン(triazuron)。
(7)フェニルピラゾール化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、及びピラフルプロール(pyrafluprole)。
(8)Btトキシン殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物。
(9)ヒドラジン化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、及びテブフェノジド(tebufenozide)。
(10)有機塩素化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、及びメトキシクロル(methoxychlor)。
(11)その他の殺虫剤有効成分
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate);アベルメクチン(avermectin−B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3−Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin−benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam−ammonium)、メタム・ナトリウム(metam−sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スルフォキサフロール(sulfoxaflor)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、
下記式(A)
Figure 2011001347
〔式中、
100は塩素原子、臭素原子またはトリフルオロメチル基を表し、
200は塩素原子、臭素原子またはメチル基を表し、
300は塩素原子、臭素原子またはシアノ基を表す。〕
で示される化合物、及び、
下記式(B)
Figure 2011001347
〔式中、
1000は塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表す。〕
で示される化合物。
殺ダニ剤の有効成分
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenaate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、及びシエノピラフェン(cyenopyrafen)。
殺線虫剤の有効成分
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、及びイミシアホス(imicyafos)。
殺菌剤の有効成分
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)等のアゾール殺菌化合物;
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)等の環状アミン殺菌化合物;
カルベンダジム(carbendezim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate−methyl)等のベンズイミダゾール殺菌化合物;
プロシミドン(procymidone);シプロディニル(cyprodinil);ピリメタニル(pyrimethanil);ジエトフェンカルブ(diethofencarb);チウラム(thiuram);フルアジナム(fluazinam);マンコゼブ(mancozeb);イプロジオン(iprodione);ビンクロゾリン(vinclozolin);クロロタロニル(chlorothalonil);キャプタン(captan);メパニピリム(mepanipyrim);フェンピクロニル(fenpiclonil);フルジオキソニル(fludioxonil);ジクロフルアニド(dichlofluanid);フォルペット(folpet);クレソキシムメチル(kresoxim−methyl);アゾキシストロビン(azoxystrobin);トリフロキシストロビン(trifloxystrobin);フルオキサストロビン(fluoxastrobin);ピコキシストロビン(picoxystrobin);ピラクロストロビン(pyraclostrobin);ジモキシストロビン(dimoxystrobin);ピリベンカルブ(pyribencarb);スピロキサミン(spiroxamine);キノキシフェン(quinoxyfen);フェンヘキサミド(fenhexamid);ファモキサドン(famoxadone);フェナミドン(fenamidone);ゾキサミド(zoxamide);エタボキサム(ethaboxam);アミスルブロム(amisulbrom);イプロヴァリカルブ(iprovalicarb);ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb);シアゾファミド(cyazofamid);マンジプロパミド(mandipropamid);ボスカリド(boscalid);ペンチオピラド(penthiopyrad);メトラフェノン(metrafenone);フルオピラン(fluopiran);ビキサフェン(bixafen);シフルフェナミド(cyflufenamid);プロキナジド(proquinazid);イソチアニル(isotianil)及びチアジニル(tiadinil)。
除草剤の有効成分
(1)フェノキシ脂肪酸除草性化合物
2,4−PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、及びナプロアニリド(naproanilide)。
(2)安息香酸除草性化合物
2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、及びキンメラック(quinmerac)。
(3)尿素除草性化合物
ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、及びメチルダイムロン(methyl−daimuron)。
(4)トリアジン除草性化合物
アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)、及びインダジフラム(indaziflam)。
(5)ビピリジニウム除草性化合物
パラコート(paraquat)、及びジクワット(diquat)。
(6)ヒドロキシベンゾニトリル除草性化合物
ブロモキシニル(bromoxynil)、及びアイオキシニル(ioxynil)。
(7)ジニトロアニリン除草性化合物
ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、及びトリフルラリン(trifluralin)。
(8)有機リン除草性化合物
アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、及びグルホシネート−P(glufosinate−P)、ビアラホス(bialaphos)。
(9)カーバメート除草性化合物
ジアレート(di−allate)、トリアレート(tri−allate)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、及びアシュラム(asulam)。
(10)酸アミド除草性化合物
プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、及びエトベンザニド(etobenzanid)。
(11)クロロアセトアニリド除草性化合物
アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、及びペトキサミド(pethoxamid)。
(12)ジフェニルエーテル除草性化合物
アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、及びアクロニフェン(aclonifen)。
(13)環状イミド除草性化合物
オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、及びサフルフェナシル(saflufenacil)。
(14)ピラゾール除草性化合物
ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、及びピラスルホトール(pyrasulfotole)。
(15)トリケトン除草性化合物
イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)等;
(16)アリールオキシフェノキシプロピオン酸除草性化合物
クロジナホッププロパルギル(clodinafop−propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop−butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−methyl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、及びメタミホップ(metamifop)。
(17)トリオンオキシム除草性化合物
アロキシジム(alloxydim−sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、及びプロフォキシジム(profoxydim)。
(18)スルホニル尿素除草性化合物
クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon−methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron−methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron),フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、及びプロピリスルフロン(propyrisulfuron)。
(19)イミダゾリノン除草性化合物
イマザメタベンズメチル(imazamethabenz−methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、及びイマゼタピル(imazethapyr)。
(20)スルホンアミド除草性化合物
フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、及びピロキススラム(pyroxsulam)。
(21)ピリミジニルオキシ安息香酸除草性化合物
ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac−sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac−sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、及びピリミスルファン(pyrimisulfan)。
(22)その他の除草性化合物
ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr−sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone−sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN、ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl)、アミノシクロピラクロール(aminocyclopyrachlor)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)、及びメチオゾリン(methiozolin)。
が挙げられる。
共力剤の有効成分
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、N−デクリイミダゾール(N−declyimidazole)、WARF−アンチレジスタント(WARF−antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル(CH3I)、t−フェニルブテノン(t−phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、及びETN。
以下、本発明を、製造例、製剤例及び試験例等によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
尚、製造例及び参考製造例中、1H−NMRは特記したものを除き、重クロロホルム溶媒中でテトラメチルシランを内部標準として測定したデータを示す。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1
テトラヒドロフラン14mlに6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.5g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール1.7gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.2gを室温で加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(1)と記す。)1.4gを得た。
本発明化合物(1)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):8.41(s,1H),9.69(s,1H)
製造例2
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.23g及び3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.25gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.2gを加えた。この混合物を50℃で、10時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロリジンカルボニル)−3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(2)と記す。)0.08gを得た。
本発明化合物(2)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.06〜2.10(m,4H),3.63〜3.73(m,4H),8.24(s,1H),9.45(s,1H)
製造例3
テトラヒドロフラン18mlに2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2.4g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール2.1gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.95gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(3)と記す。)1.9gを得た。
本発明化合物(3)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.49(s,9H),8.08(s,1H)
製造例4
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.22g、3−[2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.2gを加えた。50℃に昇温し、6時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル]−4−(1−ピロリジンカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(4)と記す。)0.15gを得た。
本発明化合物(4)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.42(s,9H),2.05〜2.10(m,4H),3.64〜3.76(m,4H),8.01(s,1H)
製造例5
テトラヒドロフラン20mlに6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2.0g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール2.4gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン2.27gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−ジフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(5)と記す。)2.2gを得た。
本発明化合物(5)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.14(t,1H),8.21(s,1H),9.58(s,1H),13.59(bs,1H)
製造例6
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.2g、3−(6−ジフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.18gを加えた。50℃に昇温し、6時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−ジフルオロメチルピリミジン−4−イル)−4−(1−ピロリジンカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(6)と記す。)0.12gを得た。
本発明化合物(6)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.05〜2.10(m,4H),3.62〜3.73(m,4H),6.63(t,1H),8.21(s,1H),9.36(s,1H)
製造例7
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチルピバラート0.18gを加え、80℃で4時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[(2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ)メチル]−3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(7)と記す。)0.17gを得た。
本発明化合物(7)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.12(s,9H),6.17(s,2H),8.35(s,1H),9.52(s,1H)
製造例8
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(6−ジフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチルピバラート0.2gを加え、80℃で4時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[(2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ)メチル]−3−(6−ジフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(8)と記す。)0.18gを得た。
本発明化合物(8)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.10(s,9H),6.16(s,2H),6.66(t,1H),8.30(s,1H),9.41(s,1H)
製造例9
テトラヒドロフラン6mlに6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.85g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.75gを加え、室温で3時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.71gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(9)と記す。)0.77gを得た。
本発明化合物(9)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):8.42(s,1H),9.72(s,1H)
製造例10
テトラヒドロフラン25mlに2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム3.15g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール2.9gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン2.73gを加え同温で4時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(10)と記す。)3.2gを得た。
本発明化合物(10)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.22〜1.25(m,4H),2.36〜2.43(m,1H),8.06(s,1H),13.47(bs,1H)
製造例11
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.15g及び3−[6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.18gを加えた。60℃に昇温し、6時間攪拌後、室温まで放冷し、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロリジンカルボニル)−3−[6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(11)と記す。)0.14gを得た。
本発明化合物(11)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.05〜2.10(m,4H),3.64〜3.73(m,4H),8.28(s,1H),9.46(m,1H)
製造例12
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.16g及び3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.16gを加えた。60℃に昇温し、7時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−4−(1−ピロリジンカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(12)と記す。)0.17gを得た。
本発明化合物(12)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.10〜1.16(m,2H),1.22〜1.27(m,2H),2.07〜2.12(m,4H),2.37〜2.41(m,1H),3.65〜3.70(m,4H),7.94(s,1H)
製造例13
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチルピバラート0.16gを加え、80℃で6時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[(2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ)メチル]−3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(13)と記す。)0.12gを得た。
本発明化合物(13)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.11(s,9H),1.20〜1.28(m,4H),2.38〜2.46(m,1H),6.15(s,2H),8.02(s,1H)
製造例14
エタノール1.5mlにトリエチルアミン0.11g、3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g及びアクロレイン0.07gを加え、室温18時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]プロピオンアルデヒド(以下、本発明化合物(14)と記す。)0.07gを得た。
本発明化合物(14)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.18〜1.30(m,4H),2.37〜2.42(m,1H),3.08(t,2H),4.52(t,2H),8.02(s,1H),9.81(s,1H)
製造例15
テトラヒドロフラン12mlに2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.5g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール1.4gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.3gを加え4時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(15)と記す。)1.5gを得た。
本発明化合物(15)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.36(d,6H),3.31〜3.34(m,1H),8.18(s,1H),13.51(bs,1H)
製造例16
ピリジン1.5mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.16g及び3−(2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.14gを加えた。60℃で30分、100℃で2時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロリジンカルボニル)−3−(2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(16)と記す。)0.2gを得た。
本発明化合物(16)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.21(d,6H),2.07〜2.10(m,4H),3.29〜3.39(m,1H),3.63〜3.74(m,4H),8.03(s,1H)
製造例17
エタノール1.5mlにトリエチルアミン0.12g、3−(2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g、アクロレイン0.06gを加え、室温18時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[3−(2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]プロピオンアルデヒド(以下、本発明化合物(17)と記す。)0.12gを得た。
本発明化合物(17)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.39(d,6H),3.09(t,2H),3.36〜3.43(m,1H),4.58(t,2H),8.13(s,1H),9.79(s,1H)
製造例18
テトラヒドロフラン3mlに6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.51g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.39gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.36gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(18)と記す。)0.45gを得た。
本発明化合物(18)
Figure 2011001347

1H−NMR(DMSO−d6):8.40(s,1H),9.73(s,1H)
製造例19
テトラヒドロフラン10mlに6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.4g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール1.1gを加え、室温で2時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.1gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(19)と記す。)1.5gを得た。
本発明化合物(19)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):9.57(s,1H)
製造例20
テトラヒドロフラン8mlに6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.85gを加え、室温で2時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.79gを加え10時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(20)と記す。)0.8gを得た。
本発明化合物(20)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.98(d,2H),8.51(d,2H),8.62(s,1H),9.53(s,1H),13.52(bs,1H)
製造例21
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.14g、3−(6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.12gを加えた。70℃で2時間攪拌後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロリジンカルボニル)−3−(6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(21)と記す。)0.05gを得た。
本発明化合物(21)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.02〜2.07(m,4H),3.53〜3.56(m,2H),3.77〜3.80(m,2H),9.28(s,1H)
製造例22
テトラヒドロフラン2mlに2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.3g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.25gを加え、室温で4時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.23gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(22)と記す。)0.27gを得た。
本発明化合物(22)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):8.69(s,1H)
製造例23
エタノール1.5mlにトリエチルアミン0.08g、3−(6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g、アクロレイン0.05gを加え、室温18時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[3−(6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]プロピオンアルデヒド(以下、本発明化合物(23)と記す。)0.09gを得た。
本発明化合物(23)
Figure 2011001347
1H−NMR:3.04(t,2H),4.08(t,2H),9.36(s,1H),9.65(s,1H)
製造例24
水3mlにシアン化ナトリウム0.34gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.07gを加えた。室温下、ジメチルスルホキシド9mlと4−クロロ−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン1.5gを加えた。3時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール10mlに炭酸水素ナトリウム1g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.81gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え30分攪拌後、室温で5時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
N,N−ジメチルホルムアミド10mlに粗生成物および1,1’−カルボニルジイミダゾール1gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.98gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(24)と記す。)0.9gを得た。
本発明化合物(24)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.85(t,1H),8.00(d,1H),8.60〜8.63(m,2H)8.68(s,1H),9.51(s,1H),13.54(bs,1H)
製造例25
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.14g、3−[6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.12gを加えた。60℃で6時間攪拌後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロリジンカルボニル)−3−[6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(25)と記す。)0.14gを得た。
本発明化合物(25)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.07〜2.10(m,4H),3.65〜3.81(m,4H),7.70(t,1H),7.84(d,1H),8.31〜8.33(m,2H),8.46(s,1H),9.33(s,1H)
製造例26
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.41g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.34gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−4−カルボニトリルを加え30分攪拌後、室温で2時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
テトラヒドロフラン2mlに粗生成物および1,1’−カルボニルジイミダゾール0.56gを加え、室温で4時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.52gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−6−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(26)と記す。)0.46gを得た。
本発明化合物(26)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):5.19(q,2H),7.58(s,1H),9.08(s,1H)、13.40(bs,1H)
製造例27
テトラヒドロフラン7mlに2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.1g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.61gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.8gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(27)と記す。)1gを得た。
本発明化合物(27)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.21〜1.27(m,4H),2.37〜2.43(m,1H),8.08(s,1H),13.47(bs,1H)
製造例28
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.13g3−[2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.12gを加えた。70℃で4時間攪拌後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−イル]−4−(1−ピロリジンカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(28)と記す。)0.13gを得た。
本発明化合物(28)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.12〜1.16(m,2H),1.23〜1.28(m,2H),2.07〜2.12(m,4H),2.35〜2.40(m,1H),3.65〜3.71(m,4H),7.98(s,1H)
製造例29
テトラヒドロフラン2mlに3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g及びトリフェニルホスフィン0.25gを加え、0℃でアゾジカルボン酸ジエチルエステル0.17gを加えた。10分間攪拌後、シクロプロパンメタノール0.07gを加え、60℃で1時間攪拌した。放冷後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−シクロプロピルメチル−3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(29)と記す。)0.2gを得た。
本発明化合物(29)
Figure 2011001347
1H−NMR:0.43〜0.48(m,2H),0.54〜0.59(m,2H),1.24〜1.33(m,5H),2.44〜2.50(m,1H),4.07(d,2H)8.06(s,1H)
製造例30
テトラヒドロフラン15mlに6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2.2g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール1.77gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.66gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(30)と記す。)2.2gを得た。
本発明化合物(30)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.71(d,1H),7.78〜7.80(m,1H),7.85〜7.89(m,1H),7・96(d,1H),8.15(s,1H),9.52(s,1H),13.57(bs,1H)
製造例31
テトラヒドロフラン2mlに3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g及びトリフェニルホスフィン0.25gを加え、0℃でアゾジカルボン酸ジエチルエステル0.17gを加えた。10分間攪拌後、シクロペンタンメタノール0.1gを加え、60℃で3時間攪拌した。放冷後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−シクロペンチルメチル−3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(31)と記す。)0.16gを得た。
本発明化合物(31)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.22〜1.32(m,6H),1.52〜1.70(m,6H),2.25〜2.32(m,1H),2.42〜2.47(m,1H),4.15(d,2H),8.05(s,1H)
製造例33
テトラヒドロフラン9mlに2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.96gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.9gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(33)と記す。)0.9gを得た。
本発明化合物(33)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.84(s,3H),8.19(s,1H)
製造例34
テトラヒドロフラン5mlに2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.62g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.55gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.52gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(34)と記す。)0.54gを得た。
本発明化合物(34)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):4.10(s,3H),7.97(s,1H)
製造例35
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.06gを懸濁し、3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロロメチルベンゾアート0.24gを加え、60℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、[3−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル=ベンゾアート(以下、本発明化合物(35)と記す。)0.23gを得た。
本発明化合物(35)
Figure 2011001347
1H−NMR:1.19〜1.26(m,4H),2.38〜2.44(m,1H),6.40(s,2H),7.42(t,2H),7.59(dd,1H),7.93(dd,2H),8.03(s,1H)
製造例36
テトラヒドロフラン10mlに2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.6g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール1.3gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン1.2gを加え4時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(36)と記す。)1.5gを得た。
本発明化合物(36)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.61〜7.67(m,3H),8.25(s,1H),8.62〜8.66(m,2H),13.68(bs,1H)
製造例37
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.19g3−(2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロリド0.17gを加えた。70℃で6時間攪拌後、室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−4−(1−ピロリジンカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(37)と記す。)0.2gを得た。
本発明化合物(37)
Figure 2011001347
1H−NMR:2.10〜2.14(m,4H),3.72〜3.79(m,4H),7.49〜7.61(m,3H),8.08(s,1H),8.35〜8.38(m,2H)
製造例38
テトラヒドロフラン10mlに2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.96gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.9gを加え4時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(38)と記す。)1gを得た。
本発明化合物(38)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.67(s,3H),7.99(s,1H)
製造例39
テトラヒドロフラン3mlに6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.33g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.3gを加え、室温で4時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.28gを加え4時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−{6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(39)と記す。)0.3gを得た。
本発明化合物(39)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):3.21(s,3H),4.62(q,2H),7.31(s,1H),8.76(s,1H)
製造例40
テトラヒドロフラン5mlに2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.58g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.54gを加え、室温で1時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.5gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(40)と記す。)0.59gを得た。
本発明化合物(40)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.80(s,3H),7.57〜7.64(m,3H),8.25〜8.29(m,2H),8.30(s,1H),13.36(bs,1H)
製造例41
テトラヒドロフラン3mlに2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.33g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.26gを加え、室温で1時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.24gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(41)と記す。)0.32gを得た。
本発明化合物(41)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.81(s,3H),7.62(t,1H),7.68〜7.70(m,1H),8.24(d,1H),8.32〜8.33(m,1H),8.38(s,1H),13.39(bs,1H)
製造例42
テトラヒドロフラン2mlに2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.21g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.17gを加え、室温で1時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.16gを加え2時間半攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(42)と記す。)0.21gを得た。
本発明化合物(42)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.80(s,3H),7.52〜7.61(m,2H),7.66(dd,1H),7.72(dd,1H),8.07(s,1H),13.43(bs,1H)
製造例43
テトラヒドロフラン4mlに2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.43g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.39gを加え、室温で1時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.36gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(43)と記す。)0.43gを得た。
本発明化合物(43)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.79(s,3H),7.64〜7.68(m,2H),8.28〜8.33(m,3H),13.35(bs,1H)
製造例44
テトラヒドロフラン3mlに2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.29g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.25gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.23gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(44)と記す。)0.28gを得た。
本発明化合物(44)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.80(s,3H),7.46(td,1H),7.61〜7.67(m,1H),8.08(d,1H),8.13(d,1H),8.35(s,1H)
製造例45
テトラヒドロフラン3mlに2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.28g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.24gを加え、室温で1時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.23gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(45)と記す。)0.25gを得た。
本発明化合物(45)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.81(s,3H),7.42〜7.48(m,2H),7.63〜7.69(m,1H),8.13〜8.18(m,2H),13.45(bs,1H)
製造例46
テトラヒドロフラン3mlに2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.29g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.25gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.23gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(46)と記す。)0.28gを得た。
本発明化合物(46)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.40(s,3H),2.77(s,3H),7.39(d,2H),8.17(d,2H),8.24(s,1H)
製造例47
テトラヒドロフラン3mlに2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.3g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.26gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.24gを加え30分間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(47)と記す。)0.29gを得た。
本発明化合物(47)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.40(s,3H),2.78(s,3H),7.42(d,1H),7.47(t,1H),8.05(d,1H),8.09(s,1H),8.27(s,1H)
製造例48
テトラヒドロフラン4mlに2−メチル−6−(4−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.47g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.4gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.38gを加え30分間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(4−フルオロフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(48)と記す。)0.35gを得た。
本発明化合物(48)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.79(s,3H),7.39〜7.45(m,2H),8.30(s,1H),8.33〜8.37(m,2H)
製造例49
テトラヒドロフラン4mlに2−メチル−6−(2−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.26g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.23gを加え、室温で3時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.21gを加え1時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(2−メチルフェニル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(49)と記す。)0.23gを得た。
本発明化合物(49)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.42(s,3H),2.78(s,3H),7.35〜7.47(m,3H),7.55(d,1H),7.89(s,1H)
製造例50
テトラヒドロフラン4mlに2−メチル−6−(ベンジルオキシ)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.45g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.37gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.35gを加え30分間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(ベンジルオキシ)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(50)と記す。)0.41gを得た。
本発明化合物(50)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.63(s,3H),5.48(s,2H),7.22(s,1H),7.34〜7.44(m,3H),7.49(d,2H)
製造例51
テトラヒドロフラン3mlに2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.16g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.14gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.35gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(51)と記す。)0.14gを得た。
本発明化合物(51)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.12〜1.25(m,4H),2.32〜2.38(m,1H),7.55〜7.61(m,3H),8.19(s,1H),8.22〜8.26(m,2H),10.28(bs,1H)
製造例52
テトラヒドロフラン2mlに2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.24g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.21gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.19gを加え1時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(52)と記す。)0.23gを得た。
本発明化合物(52)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.46(s,3H),2.71(s,3H),7.53〜7.56(m,3H),7.59〜7.63(m,2H),13.02(bs,1H)
製造例53
テトラヒドロフラン5mlに5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.56g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.52gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.49gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(53)と記す。)0.56gを得た。
本発明化合物(53)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.53(s,3H),7.54〜7.57(m,3H),7.63〜7.67(m,2H),9.27(s,1H),13.24(bs,1H)
製造例54
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.14g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.11gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−ベンジルピリミジン−4−カルボニトリル0.23gを加え30分攪拌後、室温で3時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
テトラヒドロフラン3mlに粗生成物および1,1’−カルボニルジイミダゾール0.26gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.25gを加え2時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−メチル−6−ベンジルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(54)と記す。)0.24gを得た。
本発明化合物(54)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.69(s,3H),4.17(s,2H),7.23〜7.36(m,5H),7.68(s,1H),13.30(bs,1H)
製造例55
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.25g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.14gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.36gを加え30分攪拌後、室温で3時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
テトラヒドロフラン4mlに粗生成物および1,1’−カルボニルジイミダゾール0.47gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.45gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(55)と記す。)0.3gを得た。
本発明化合物(55)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.83(s,3H),7.63〜7.65(m,1H),8.05〜8.09(m,1H),8.50(d,1H),8.64(s,1H),8.81(d,1H),13.44(bs,1H)
製造例56
テトラヒドロフラン2mlに2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.2g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.16gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン0.15gを加え3時間攪拌した。反応混合物に水、10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(以下、本発明化合物(56)と記す。)0.18gを得た。
本発明化合物(56)
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.39(d,6H),3.25〜3.32(m,1H),7.57〜7.61(m,3H),8.28〜8.30(m,3H),13.30(bs,1H)
次に本発明化合物の製造中間体の製造について参考製造例を示す。
参考製造例1
トルエン6mlに6−トリフルオロメチル−3H−ピリミジン−4−オン2g、N,N−ジメチルホルムアミド0.18gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル2.9gをゆっくり滴下した。4時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水5mlにシアン化ナトリウム0.66gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.14gを加えた。室温下、ジメチルスルホキシド15mlと粗生成物を加えた。20分攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール24mlに炭酸水素ナトリウム2.1g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.7gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え1時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.5gを得た。
6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347

1H−NMR(DMSO−d6):5.62(s,2H),8.14(d,1H),9.45(d,1H),10.74(s,1H)
参考製造例2
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)12.58gに2,2−ジメチルプロピオンアミジン塩酸塩2.97g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸 エチルエステル4gを加え、80℃で10時間攪拌後、6時間加熱還流した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2.4gを得た。
2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.30(s,9H), 6.72(s,1H),12.70(bs,1H)
参考製造例3
トルエン10mlに2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2.4g、N,N−ジメチルホルムアミド0.16gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.6gをゆっくり滴下した。7時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水5mlにシアン化ナトリウム0.59gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.11gを加えた。室温下、ジメチルスルホキシド15mlと粗生成物を加えた。1時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール20mlに炭酸水素ナトリウム1.8g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.5gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2.4gを得た。
2−(1,1−ジメチルエチル)−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347

1H−NMR:1.45(s,9H),5.63(bs,2H),7.38(s,1H),7.96(s,1H)
参考製造例4
エタノール30mlに4,4−ジフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル10g、酢酸アンモニウム18.56gを加え、70℃で1時間半攪拌した。放冷後、濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)116gにホルムアミド10.58gと粗生成物を加え、80℃で6時間攪拌した。放冷後、濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、酢酸エチルで5回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をヘキサン、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄し、6−ジフルオロメチルピリミジン−4−オール2.4gを得た。
6−ジフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.59(s,1H),6.72(t,1H),8.30(s,1H),12.87(bs,1H)
参考製造例5
トルエン20mlに6−ジフルオロメチルピリミジン−4−オール2.4g、N,N−ジメチルホルムアミド0.24gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル3.91gをゆっくり滴下した。6時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水5mlにシアン化ナトリウム0.97gと1,4−ジアザビシクロ[2,2,2〕オクタン0.18gを加えた。室温下、ジメチルスルホキシド15mlと粗生成物を加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル2gを得た。
6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:6.33(t,1H),7.96(s,1H),9.49(s,1H)
参考製造例6
エタノール22mlに炭酸水素ナトリウム2.2g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.8gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリルを加え1時間半攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2gを得た。
6−ジフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.08(s,2H),7.04(t,1H),8.03(s,1H),9.35(s,1H),10.59(s,1H)
参考製造例7
エタノール30mlに4,4,5,5,5−ペンタフルオロ−3−オキソ−ペンタン酸エチルエステル10g、酢酸アンモニウム13.16gを加え、70℃で4時間半攪拌した。放冷後、濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)82.4gにホルムアミド7.7gと粗生成物を加え、加熱還流下で8時間攪拌した。放冷後、濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール1.3gを得た。
6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.91(s,1H),8.41(s,1H),13.22(bs,1H)
参考製造例8
トルエン10mlに6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール1.3g、N、N−ジメチルホルムアミド0.09gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.44gをゆっくり滴下した。6時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.3gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.13gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド7mlと粗生成物を加えた。1時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボニトリル1gを得た。
6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:8.02(s,1H),9.57(s,1H)
参考製造例9
エタノール9mlに炭酸水素ナトリウム0.75g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.62gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボニトリルを加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.85gを得た。
6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.17(s,2H),8.17(s,1H),9.48(s,1H),10.75(s,1H)
製造例10
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)40gにシクロプロパンカルボキサミジン塩酸塩5g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル7.63gを加え、80℃で10時間攪拌後、12時間加熱還流した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄した。そのろ過物を酢酸エチルに溶かし、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール4.6gを得た。
2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.02〜1.14(m,4H),1.96〜2.03(m,1H),6.58(s,1H),13.21(bs,1H)
参考製造例11
トルエン30mlに2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール3g、N,N−ジメチルホルムアミド0.22gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル3.5gをゆっくり滴下した。4時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水5mlにシアン化ナトリウム0.87gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.33gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド7mlと粗生成物を加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール28mlに炭酸水素ナトリウム2.36g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.96gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム3.15gを得た。
2−シクロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.14〜1.22(m,4H),2.30〜2.37(m,1H),6.07(s,2H),7.84(s,1H),10.63(s,1H)
参考製造例12
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)21gに2−メチルプロピオンアミジン塩酸塩4g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル4gを加え、17時間加熱還流した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄した。そのろ過物を酢酸エチルに溶かし、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2.8gを得た。
2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR:1.40(d,6H),2.98〜3.05(m,1H),6.71(s,1H),13.03(bs,1H)
参考製造例13
トルエン20mlに2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2g、N,N−ジメチルホルムアミド0.14gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル2.31gをゆっくり滴下した。3時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水3mlにシアン化ナトリウム0.57gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.11gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド9mlと粗生成物を加えた。40分攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル1.9gを得た。
2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:1.40(d,6H),3.35〜3.42(m,1H),7.75(s,1H)
参考製造例14
エタノール17mlに炭酸水素ナトリウム1.48g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.23gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル1.9gを加え30分攪拌後、室温で3時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.9gを得た。
2−イソプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR:1.40(d,6H),3.30〜3.38(m,1H),5.73(s,2H),8.01(s,1H),8.80(bs,1H)
参考製造例15
エタノール7mlに酢酸ナトリウム2.31gとホルムアミジン塩酸塩4g、4,4,5,5,6,6,6−ヘプタフルオロ−3−オキソ−ヘキサン酸エチルエステル2gを加え、80℃で1時間、20時間加熱還流した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄した。そのろ過物を酢酸エチルに溶かし、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−オール1gを得た。
6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.90(s,1H),8.41(s,1H),13.22(bs,1H)
参考製造例16
トルエン10mlに6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−オール1g、N,N−ジメチルホルムアミド0.06gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.35gをゆっくり滴下した。6時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.23gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.04gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド6mlと粗生成物を加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール8mlに炭酸水素ナトリウム0.64g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.53gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え1時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.51gを得た。
6−(1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR:5.64(s,2H),7.39(s,1H),8.24(s,1H)9.36(s,1H)
参考製造例17
N,N−ジメチルホルムアミド15mlに6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール1.5gとN−ブロモスクシンイミド1.79gを加え、室温下12時間、50℃で4時間攪拌した。水に注加し、析出した結晶をろ過、水で洗浄し、6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−オール1.6gを得た。
6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):8.39(s,1H),13.61(bs,1H)
参考製造例18
トルエン16mlに6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−オール1.6g、N,N−ジメチルホルムアミド0.1gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.57gをゆっくり滴下した。1時間半攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水3mlにシアン化ナトリウム0.39gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.07gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド9mlと粗生成物を加えた。室温下30分間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール20mlに炭酸水素ナトリウム1.11g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.91gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え3時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.5gを得た。
6−トリフルオロメチル−5−ブロモピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.09(s,2H),9.39(s,1H),10.13(s,1H)
参考製造例19
1,4−ジオキサン40mlに4,6−ジクロロピリミジン3g、炭酸カリウム5.57g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.7g及び4−トリフルオロメチルフェニルボロン酸4.2gを加え、100℃で6時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン1.6gを得た。
4−クロロ−6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:7.74〜7.77(m,3H),8.15〜8.18(m,2H),9.04(s,1H)
参考製造例20
水3mlにシアン化ナトリウム0.36gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.07gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド9mlと4−クロロ−6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン1.6gを加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール12mlに炭酸水素ナトリウム1g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.86gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1gを得た。
6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.06(s,2H),7.93(d,2H),8.36(s,1H),8.39(d,2H),9.33(s,1H),10.45(s,1H)
参考製造例21
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)12.6gと2,2,2−トリフルオロアセトアミジン2.86g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル4gを加え、20時間加熱還流した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄した。そのろ過物を酢酸エチルに溶かし、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール1.2gを得た。
2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):7.46(s,1H)
参考製造例22
トルエン10mlに2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール1g、N,N−ジメチルホルムアミド0.06gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1gをゆっくり滴下した。3時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.25gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.05gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド6mlと粗生成物を加えた。1時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.39g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.29gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.5gを得た。
2,6−ビス(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.19(s,2H),8.35(s,1H),11.04(s,1H)
参考製造例23
1,4−ジオキサン30mlに4,6−ジクロロピリミジン3g、炭酸カリウム5.57g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.7g及び3−トリフルオロメチルフェニルボロン酸4.2gを加え、90℃で8時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン1.5gを得た。
4−クロロ−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:7.67(t,1H),7.80〜7.82(m,2H),8.26(d,1H),8.37(s,1H),9.08(s,1H)
参考製造例24
トルエン30mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.7gを懸濁し、2,2,2−トリフルオロエタノール1.34gを滴下した。10分間攪拌後、0℃で4,6−ジクロロピリミジン2gを加え、2時間攪拌後、室温で3時間攪拌した。飽和塩化アンモニム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.79gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.16gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド9mlと粗生成物を加えた。3時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−6−カルボニトリル0.5gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン−6−カルボニトリル

Figure 2011001347
1H−NMR:4.89(q,2H),7.28(d,1H),8.90(d,1H)
参考製造例25
エタノール25mlにシクロプロパンカルボキサミジン塩酸塩2g及び炭酸水素ナトリウム2.32gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、4,4,5,5,5−ペンタフルオロ−3−オキソ−ペンタン酸エチルエステル3.2gを加え、60℃で4時間、加熱還流下、20時間攪拌した。放冷後、濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール1.1gを得た。
2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):0.98〜1.02(m,2H),1.09〜1.14(m,2H),1.96〜2.01(m,1H),6.62(s,1H),13.29(bs,1H)
参考製造例26
トルエン10mlに2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−オール1.1g、N,N−ジメチルホルムアミド0.07gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1gをゆっくり滴下した。4時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.26gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.05gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド6mlと粗生成物を加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール8mlに炭酸水素ナトリウム0.73g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.6gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え1時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.1gを得た。
2−シクロプロピル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.16〜1.19(m,4H),2.30〜2.37(m,1H),6.10(s,2H),7.87(s,1H),10.65(s,1H)
参考製造例27
1,4−ジオキサン30mlに4,6−ジクロロピリミジン3g、炭酸カリウム5.57g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.7g及び2−トリフルオロメチルフェニルボロン酸4.2gを加え、90℃で8時間攪拌した。室温まで放冷後、
、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン2.3gを得た。
4−クロロ−6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:7.49〜7.53(m,2H),7.61〜7.70(m,2H),7.83(d,1H),9.08(s,1H)
参考製造例28
水3mlにシアン化ナトリウム0.52gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.11gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド12mlと4−クロロ−6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン2.3gを加えた。室温で3時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール15mlに炭酸水素ナトリウム1.5g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.24gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え6時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム2.3gを得た。
6−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.06(s,2H),7.66(d,1H),7.76(t,1H),7.83(t,1H),7.91〜7.93(m,2H),9.30(s,1H),10.48(s,1H)
参考製造例29
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)12.6gにアセトアミジン塩酸塩3.1g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル3gを加え、80℃で20時間攪拌した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2.4gを得た。
2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.35(s,3H),6.68(s,1H),13.02(bs,1H)
参考製造例30
トルエン20mlに2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール2.2g、N,N−ジメチルホルムアミド0.19gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル2.94gをゆっくり滴下した。2時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水3mlにシアン化ナトリウム0.73gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.15gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド9mlと粗生成物を加えた。2時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール20mlに炭酸水素ナトリウム2.1g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1.7gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え3時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.8gを得た。
2−メチル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.8(s,3H),5.53(s,2H),8.02(s,1H),10.13(s,1H)
参考製造例31
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)12.6g、O−メチルイソウロニウム=スルファート5.61g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸=エチルエステル3gを加え、80℃で20時間攪拌した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄し、2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール1.5gを得た。
2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):3.93(s,3H),6.50(s,1H),13.00(bs,1H)
参考製造例32
トルエン14mlに2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール1.4g、N,N−ジメチルホルムアミド0.11gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.72gをゆっくり滴下した。4時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.42gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.09gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド6mlと粗生成物を加えた。1時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール14mlに炭酸水素ナトリウム1.22g及びヒドロキシルアミン塩酸塩1gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.7gを得た。
2−メトキシ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):4.06(s,3H),6.10(s,2H),7.73(s,1H),10.72(s,1H)
参考製造例33
ナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)16.8g、ベンズアミジン塩酸塩4.1g、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−ブタン酸エチルエステル4gを加え、100℃で20時間攪拌した。放冷後濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水で洗浄し、2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール1.8gを得た。
2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.86(s,1H),7.57(t,2H),7.63(d,1H),8.13(d,2H),13.32(bs,1H)
参考製造例34
トルエン17mlに2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール1.7g、N,N−ジメチルホルムアミド0.25gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル1.68gをゆっくり滴下した。4時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水2mlにシアン化ナトリウム0.42gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.09gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド8mlと粗生成物を加えた。40分攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル1.6gを得た。
2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:7.53〜7.61(m,3H),7.78(s,1H),8.51〜8.54(m,2H)
参考製造例35
エタノール13mlに炭酸水素ナトリウム1.1g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.89gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル1.6gを加え30分攪拌後、室温で2時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1.6gを得た。
2−フェニル−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):6.38(s,2H),7.57〜7.63(m,3H),8.02(s,1H),8.61〜8.64(m,2H),10.73(s,1H)
参考製造例36
トルエン20mlに2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−オール5g、N,N−ジメチルホルムアミド0.37gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル5.7gをゆっくり滴下した。1時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
水4mlにシアン化ナトリウム1.4gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.29gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド20mlと粗生成物を加えた。1時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル3.2gを得た。
2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.63(s,3H),7.53(s,1H)
参考製造例37
エタノール17mlに炭酸水素ナトリウム0.77g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.63gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボニトリル1gを加え30分攪拌後、室温で2時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム1gを得た。
2−メチルチオ−6−トリフルオロメチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.64(s,3H),6.10(s,2H),7.75(s,1H),10.76(s,1H)
参考製造例38
N−メチルピロリドン50mlに4,6−ジクロロピリミジン4g、炭酸カリウム5.57g及び2,2,2−トリフルオロエチルアミン塩酸塩5.46gを加え、60度で8時間攪拌した。放冷後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)ピリミジン3.2gを得た。
6−クロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:4.11〜4.20(m,2H),5.16(bs,1H),6.51(s,1H),8.45(s,1H)
参考製造例39
N,N−ジメチルホルムアミド4mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.12gを懸濁し、6−クロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)ピリミジン0.5gを0℃で加えた。10分間攪拌後、ヨードメタン0.44gを加え、0℃で20分間、室温で4時間攪拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
6−クロロ−4−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン0.5gを得た。
6−クロロ−4−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:3.15(s,3H),4.35(q,2H),6.55(s,1H),8.44(s,1H)
参考製造例40
N,N−ジメチルホルムアミド12mlに6−クロロ−4−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン1.5g、シアン化亜鉛1.6g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.31gを加え、90℃で18時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボニトリル0.65gを得た。
6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:3.20(s,3H),4.38(bs,2H),6.89(s,1H),8.70(s,1H)
参考製造例41
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.18g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.15gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボニトリル0.3gを加え、室温で4時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.33gを得た。
6−[N−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR:3.17(s,3H),4.37(q,2H),5.57(s,2H),6.58(s,1H),7.10(s,1H),8.63(s,1H)
参考製造例42
1,4−ジオキサン12mlにフェニルボロン酸0.75g、炭酸カリウム1.67g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で3時間、80℃で6時間攪拌した。室温まで放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−メチル−6−フェニルピリミジン0.64gを得た。
4−クロロ−2−メチル−6−フェニルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.78(s,3H),7.49〜7.56(m,4H),8.04〜8.07(m,2H)
参考製造例43
N,N−ジメチルホルムアミド11mlに4−クロロ−2−メチル−6−フェニルピリミジン1g、シアン化亜鉛1.25g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.18gを加え、90℃で10時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.6gを得た。
2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347

1H−NMR:2.85(s,3H),7.52〜7.59(m,3H),7.84(s,1H),8.09〜8.12(m,2H)
参考製造例44
エタノール6mlに炭酸水素ナトリウム0.51g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.42gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.6gを加え、室温で2時間半攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.58gを得た。
2−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.73(s,3H),5.96(s,2H),7.54〜7.57(m,3H),8.07(s,1H),8.13〜8.16(m,2H),10.33(s,1H)
参考製造例45
1,4−ジオキサン12mlに3−クロロフェニルボロン酸0.96g、炭酸カリウム1.67g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で3時間、80℃で10時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
N,N−ジメチルホルムアミド5mlに組成生物、シアン化亜鉛0.6g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.09gを加え、90℃で12時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.33gを得た。
2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.86(s,3H),7.47〜7.58(m,2H),7.81〜7.84(m,1H),7.94〜7.99(m,1H),8.14(s,1H)
参考製造例46
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.24g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.2gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.33gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.58gを得た。
2−メチル−6−(3−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.74(s,3H),5.98(s,2H),7.56〜7.65(m,2H),8.09〜8.12(m,2H),8.19〜8.20(m,1H),10.36(s,1H)
参考製造例47
1,4−ジオキサン12mlに2−クロロフェニルボロン酸0.96g、炭酸カリウム1.67g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で11時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
N,N−ジメチルホルムアミド8mlに組成生物、シアン化亜鉛0.8g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.12gを加え、100℃で10時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.22gを得た。
2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.87(s,3H),7.44〜7.47(m,2H),7.52〜7.54(m,1H),7.69〜7.71(m,1H),7.91(s,1H)
参考製造例48
エタノール2mlに炭酸水素ナトリウム0.16g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.13gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.22gを加え、室温で2時間半攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.21gを得た。
2−メチル−6−(2−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.73(s,3H),5.98(s,2H),7.49〜7.56(m,2H),7.61〜7.64(m,1H),7.70(dd,1H)7.93(s,1H),10.41(s,1H)
参考製造例49
1,4−ジオキサン12mlに4−クロロフェニルボロン酸0.96g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で4時間、80℃で7時間攪拌した。室温まで放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに組成生物、シアン化亜鉛0.67g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.1gを加え、100℃で14時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.42gを得た。
2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.84(s,3H),7.51〜7.54(m,2H),7.81(s,1H),8.05〜8.08(m,2H)
参考製造例50
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.31g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.25gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.42gを加え、室温で1時間半攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.43gを得た。
2−メチル−6−(4−クロロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.73(s,3H),5.97(s,2H),7.61(d,2H),8.07(s,1H),8.18(d,2H),10.34(s,1H)
参考製造例51
1,4−ジオキサン12mlに3−フルオロフェニルボロン酸0.86g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で13時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン0.52gを得た。
4−クロロ−2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.78(s,3H),7.20〜7.25(m,1H)7.45〜7.51(m,1H),7.54(s,1H),7.80〜7.84(m,2H)
参考製造例52
N,N−ジメチルホルムアミド5mlに4−クロロ−2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン0.5g、シアン化亜鉛0.54g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.08gを加え、90℃で5時間、100℃8時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.29gを得た。
2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.86(s,3H),7.24〜7.30(m,1H),7.49〜7.55(m,1H),7.82(s,1H)7.84〜7.89(m,2H)
参考製造例53
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.23g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.19gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.29gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.29gを得た。
2−メチル−6−(3−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.74(s,3H),5.97(s,2H),7.41(td,1H),7.60(td,1H),7.94〜8.01(m,2H),8.09(s,1H)10.36(s,1H)
参考製造例54
1,4−ジオキサン12mlに2−フルオロフェニルボロン酸0.86g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で11時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン0.64gを得た。
4−クロロ−2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.78(s,3H),7.19(dd,1H)7.30(t,1H),7.46〜7.51(m,1H),7.70(s,1H),8.15〜8.18(m,1H)
参考製造例55
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに4−クロロ−2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン0.64g、シアン化亜鉛0.34g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.1gを加え、90℃で4時間、100℃12時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.17g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.14gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え、室温で2時間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.28gを得た。
2−メチル−6−(2−フルオロフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.74(s,3H),5.97(s,2H),7.36〜7.44(m,2H),7.57〜7.63(m,1H),8.09(s,1H),8.11〜8.17(m,1H),10.42(s,1H)
参考製造例56
1,4−ジオキサン12mlに4−メチルフェニルボロン酸0.83g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で12時間攪拌した。室温まで放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
N,N−ジメチルホルムアミド8mlに組成生物、シアン化亜鉛0.81g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.12gを加え、90℃で8時間、100℃で4時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.29gを得た。
2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.45(s,3H),2.83(s,3H),7.34(d,2H),7.80(s,1H),8.00(d,2H)
参考製造例57
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.23g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.19gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.29gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.29gを得た。
2−メチル−6−(4−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.39(s,3H),2.71(s,3H),5.94(s,2H),7.36(d,2H),8.03(s,1H),8.05(d,2H)10.30(s,1H)
参考製造例58
1,4−ジオキサン12mlに3−メチルフェニルボロン酸0.83g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で8時間、80℃で4時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン0.66gを得た。
4−クロロ−2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.45(s,3H),2.78(s,3H)7.34(d,1H),7.40(t,1H),7.54(s,1H),7.83(d,1H),7.88(s,1H)
参考製造例59
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに4−クロロ−2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン0.66g、シアン化亜鉛0.71g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.11gを加え、90℃で5時間、100℃で6時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.35g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.29gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え、室温で20分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.3gを得た。
2−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.42(s,3H),2.73(s,3H),5.96(s,2H),7.37(d,1H),7.44(t,1H),7.93(d,1H),7.97(s,1H),8.05(s,1H),10.42(s,1H)
参考製造例60
1,4−ジオキサン12mlに4−フルオロフェニルボロン酸0.86g、炭酸カリウム1.7g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.13g及び4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、60℃で14時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン0.7gを得た。
4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.77(s,3H),7.17〜7.22(m,2H),7.52(s,1H),8.06〜8.10(m,2H)
参考製造例61
水1mlにシアン化ナトリウム0.14gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.03gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド3mlと4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン0.52gを加えた。40℃で4時間攪拌後、放冷し、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン−4−カルボニトリル0.5gを得た。
6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.84(s,3H),7.20〜7.26(m,2H),7.79(s,1H),8.11〜8.15(m,2H)
参考製造例62
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.31g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.25gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン−4−カルボニトリル0.39gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.42gを得た。
6−(4−フルオロフェニル)−2−メチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.72(s,3H),5.96(s,2H),7.35〜7.40(m,2H),8.06(s,1H),8.20〜8.25(m,2H)10.33(s,1H)
参考製造例63
N,N−ジメチルホルムアミド4mlに4−クロロ−2−メチル−6−(2−メチルフェニル)ピリミジン0.47g、シアン化亜鉛0.5g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.07gを加え、90℃で2時間、120℃で4時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.26g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.21gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(2−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.26gを得た。
2−メチル−6−(2−メチルフェニル)ピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.36(s,3H),2.71(s,3H),5.96(s,2H),7.31〜7.42(m,3H),7.47(d,1H),7.70(s,1H),10.34(s,1H)
参考製造例64
テトラヒドロフラン12mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.29gを懸濁し、ベンジルアルコール0.66gを0℃で加えた。20分間攪拌後、4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジン1gを加え、40分間攪拌し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(ベンジルオキシ)−6−クロロ−2−メチルピリミジン1.1gを得た。
4−(ベンジルオキシ)−6−クロロ−2−メチルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.62(s,3H),5.42(s,2H),6.62(s,1H),7.32〜7.44(m,5H)
参考製造例65
N,N−ジメチルホルムアミド7mlに4−(ベンジルオキシ)−6−クロロ−2−メチルピリミジン0.74g、シアン化亜鉛0.77g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.11gを加え、90℃で3時間、100℃3時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(ベンジルオキシ)−2−メチルピリミジン−6−カルボニトリル0.47gを得た。
4−(ベンジルオキシ)−2−メチルピリミジン−6−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.67(s,3H),5.46(s,2H),6.93(s,1H),7.35〜7.45(m,5H)
参考製造例66
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.35g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.29gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−(ベンジルオキシ)−2−メチルピリミジン−6−カルボニトリル0.47gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、6−(ベンジルオキシ)−2−メチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.45gを得た。
6−(ベンジルオキシ)−2−メチルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.58(s,3H),5.42(s,2H),5.85(s,2H),6.99(s,1H),7.32〜7.49(m,5H)10.19(s,1H)
参考製造例67
メタノール5mlにナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)4g、シクロプロパンカルボキサミジン塩酸塩0.75g及びベンゾイル酢酸エチルエステル1gを加え、20時間加熱還流した。放冷後、濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−オール0.39gを得た。
2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.04〜1.16(m,4H),1.93〜1.99(m,1H),6.64(s,1H),7.43〜7.47(m,3H),7.94〜7.99(m,2H),12.67(bs,1H)
参考製造例68
トルエン4mlに2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−オール0.39g、N,N−ジメチルホルムアミド0.03gを加え、80℃に加熱し、塩化チオニル0.33をゆっくり滴下した。3時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、水に注加した。tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン0.35gを得た。
4−クロロ−2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:1.10〜1.14(m,2H),1.24〜1.28(m,2H),2.27〜2.34(m,1H),7.47〜7.52(m,4H),8.02〜8.06(m,2H)
参考製造例69
水0.5mlにシアン化ナトリウム0.06gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.01gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド1mlと4−クロロ−2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン0.52gを加えた。40℃で3時間攪拌後、水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は精製することなく次の反応へ用いた。
エタノール2mlに炭酸水素ナトリウム0.16g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.13gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.16gを得た。
2−シクロプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.07〜1.21(m,4H),2.27〜2.34(m,1H),5.96(s,2H),7.53〜7.58(m,3H),7.99(s,1H),8.11〜8.15(m,2H),10.31(s,1H)
参考製造例70
1,4−ジオキサン11mlにフェニルボロン酸0.7g、炭酸カリウム1.56g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.12g及び4,6−ジクロロ−2,5−ジメチルピリミジン1gを加え、60℃で3時間、100℃で4時間攪拌した。室温まで放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン0.69gを得た。
4−クロロ−2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.37(s,3H),2.72(s,3H),7.44〜7.54(m,5H)
参考製造例71
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに4−クロロ−2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン0.55g、シアン化亜鉛0.59g及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.09gを加え、90℃で2時間、120℃で4時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.24gを得た。
2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.55(s,3H),2.79(s,3H),7.51〜7.59(m,5H)
参考製造例72
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.19g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.16gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.24gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.24gを得た。
2,5−ジメチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.37(s,3H),2.64(s,3H),5.94(s,2H),7.48〜7.57(m,5H)10.12(s,1H)
参考製造例73
1,4−ジオキサン12mlにフェニルボロン酸1.12g、炭酸カリウム1.86g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.22g及び4,6−ジクロロ−5−メチルピリミジン1gを加え、70℃で5時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−5−メチル−6−フェニルピリミジン0.9gを得た。
4−クロロ−5−メチル−6−フェニルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.44(s,3H),7.49〜7.57(m,5H),8.88(s,1H)
参考製造例74
N,N−ジメチルホルムアミド10mlに4−クロロ−5−メチル−6−フェニルピリミジン0.92g、シアン化亜鉛1.06g、臭化亜鉛0.06g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.16g及び水一滴加え、110℃で9時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.55gを得た。
5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.64(s,3H),7.49〜7.56(s,3H),7.58〜7.62(m,2H),9.21(s,1H)
参考製造例75
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.44g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.37gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.55gを加え、室温で30分間攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.56gを得た。
5−メチル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.43(s,3H),5.98(s,2H),7.50〜7.54(m,3H),7.58〜7.61(m,2H),9.09(s,1H),10.18(s,1H)
参考製造例76
テトラヒドロフラン12mlに4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジンを加え、−78℃でベンジルマグネシウムブロミド6.1ml(テトラヒドロフラン1M溶液)を滴下した。ゆっくり室温まで昇温し、24時間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄した。その後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−ベンジル−4−クロロ−2−メチルピリミジン0.47gを得た。
6−ベンジル−4−クロロ−2−メチルピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.71(s,3H),4.06(s,2H),6.89(s,1H),7.24〜7.36(m,5H)
参考製造例77
メタノール10mlにナトリウムメトキシド(28%メタノール溶液)12.5g、アセトアミジン塩酸塩5g及び3−オキソ−3−(2−ピリジル)−プロパン酸エチルエステル2.5gを加え、20時間加熱還流した。放冷後、濃縮し、残渣に10%塩酸を加え、析出した結晶をろ過し、水、ヘキサンで洗浄し、2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−オール1.7gを得た。
2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−オール
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):2.39(s,3H),7.06(s,1H),7.48〜7.50(m,1H),7.93〜7.98(m,1H),8.26(d,1H),8.68〜8.70(m,1H),12.57(bs,1H)
参考製造例78
オキシ塩化リン3mlに2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−オール1.7g及びN,N−ジメチルアニリン2.3gを加え、100℃で6時間攪拌した。放冷後、水にゆっくり注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン1.1gを得た。
4−クロロ−2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン
Figure 2011001347
1H−NMR:2.80(s,3H),7.46(dd,1H),7.59(s,1H),8.37〜8.40(m,1H),8.76(dd,1H),9.25(d,1H)
参考製造例79
水1.5mlにシアン化ナトリウム0.2gと1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン0.07gを加えた。次に0℃でジメチルスルホキシド4.5mlと4−クロロ−2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン0.6gを加えた。50℃で5時間攪拌後、放冷した。水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−カルボニトリル0.44gを得た。
2−メチル−6−(2−ピリジル)ピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:2.86(s,3H),7.46〜7.47(m,1H),7.88〜7.92(m,1H),8.52〜8.54(m,2H),8.73〜8.75(m,1H)
参考製造例80
N,N−ジメチルホルムアミド7mlに4−クロロ−2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン0.79g、シアン化亜鉛0.8g、臭化亜鉛0.05g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.05g、亜鉛0.01g及び水一滴を加え、100℃からゆっくり140℃まで昇温し、140℃で7時間攪拌した。放冷後、反応混合物を水に注加し、tert−ブチルメチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.12gを得た。
2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル
Figure 2011001347
1H−NMR:1.41(d,6H),3.29〜3.36(m,1H),7.52〜7.58(m,3H),7.83(s,1H),8.14(d,2H)
参考製造例81
エタノール2mlに炭酸水素ナトリウム0.08g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.07gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボニトリル0.16gを加え、室温で2時間半攪拌した。その後、濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで洗浄し、2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム0.14gを得た。
2−イソプロピル−6−フェニルピリミジン−4−カルボキサミド=オキシム
Figure 2011001347
1H−NMR(DMSO−d6):1.37(d,6H),3.20〜3.27(m,1H),5.99(s,2H),7.55〜7.58(m,3H),8.07(s,1H),8.16〜8.18(m,2H),10.32(s,1H)
次に製剤例を示す。尚、部は重量部を表す。
製剤例1
本発明化合物(1)〜(56)の各々10部を、キシレン35部とN,N−ジメチルホルムアミド35部との混合物に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、良く攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2
本発明化合物(1)〜(56)の各々20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌混合して各々の20%水和剤を得る。
製剤例3
本発明化合物(1)〜(56)の各々2部に、合成含水酸化珪素微粉末1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およびカオリンクレー65部を加え充分攪拌混合する。ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して各々の2%粒剤を得る。
製剤例4
本発明化合物(1)〜(56)の各々1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部およびフバサミクレー93.7部を加え、充分攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得る。
製剤例5
本発明化合物(1)〜(56)の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部および水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の10%フロアブル剤を得る。
製剤例6
本発明化合物(1)〜(56)の各々0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
製剤例7
本発明化合物(1)〜(56)の各々10mgをアセトン0.5mlに溶解し、この溶液を、動物用固形飼料粉末(飼育繁殖用固形飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品)5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを蒸発乾燥させて各々の毒餌を得る。
製剤例8
本発明化合物(1)〜(56)の各々0.1部、ネオチオゾール(中央化成株式会社)49.9部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部、LPG25部を充填し振とうを加え、アクチュエータを装着することにで油剤エアゾールを得る。
製剤例9
本発明化合物(1)〜(56)の各々0.6部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.39部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解したものと、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブを装着した後、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
次に、本発明化合物の有害生物防除効力を試験例により示す。
試験例1
製剤例5により得られた本発明化合物(1)、(7)、(9)〜(13)、(15)、(17)〜(19)、(22)、(24)、(27)〜(30)、(33)〜(36)、(48)、(49)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調製した。
そして、ポリエチレンカップにキュウリを植え、第1本葉が展開するまでに生育させ、そこにワタアブラムシ(Aphis gossypii)約30頭を寄生させた。1日後、そのキュウリに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。散布6日後にワタアブラムシの数を調査し、次の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
尚、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、上記のいずれの本発明化合物の試験用散布液の処理区において防除価60%以上を示した。
試験例2
本発明化合物(1)、(3)、(5)、(7)〜(11)、(13)、(14)、(18)、(20)、(22)、(24)、(26)、(27)、(29)、(30)、(33)〜(35)の各々を製剤例1に従って製剤化した。この製剤を本発明化合物の濃度が500ppmとなるように水で希釈した。
そして、プラスチックカップに植えたツルナシインゲン幼苗(播種7日後、初生葉展開期)に約60頭のナミハダニ雌成虫を放ち、1日間放置した。この幼苗に、前記希釈液30mlを各々散布処理した。
散布8日後及び13日後に該ツルナシインゲンの葉上の生存ダニ数を調査し、次式により防除率を算出した。
防除率(%)=100×{1−(処理区の生存ダニ数)/(無処理区の生存ダニ数)}
その結果、上記のいずれの本発明化合物を処理した区においても、処理8日後及び13日後において防除率90%以上を示した。
一方、以下の式(C)で示される化合物(US2002/0013326号パンフレットに記載。以下、比較化合物(C)と記す。)
Figure 2011001347
を試験例2と同様の条件にて試験したところ、比較化合物(C)の試験用散布液で処理した処理区は、防除価30%未満であった。
本発明化合物は有害生物防除に優れた効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。

Claims (10)

  1. 式(I)
    Figure 2011001347
    〔式中、R1は群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基を表し、
    Aは単結合、酸素原子、硫黄原子、−N(R10)−、−CH2−またはCH2O−を表し、
    (ここで、R10はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニル基、C2−C7アルコキシアルキル基、シアノメチル基または水素原子を表す。)
    2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基、シアノメチル基または水素原子を表すか、或いは
    以下のQ1〜Q5のいずれかの基を表す。
    Figure 2011001347
    (ここで、R4はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基または水素原子を表し、
    5はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    6はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基または水素原子を表すか、或いは
    5、R6、及びR5とR6とが結合している窒素原子が全体で、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピペリジノ基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいモルホリノ基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基を表し、
    7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいベンジル基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    9はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基または水素原子を表す。)
    3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、群αから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、またはハロゲン原子を表し、
    nは0〜2の整数を表し、nが2の場合は、それぞれのR3は同一または異なる。
    群γ:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C3アルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群。
    群α:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基及びハロゲン原子からなる群。
    群β:ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基及びニトロ基からなる群。〕
    で示されるピリミジン化合物。
  2. 前記式(I)において、R2が水素原子である請求項1記載のピリミジン化合物。
  3. 前記式(I)において、R2がQ1である請求項1記載のピリミジン化合物。
  4. 前記式(I)において、R2がQ2である請求項1記載のピリミジン化合物。
  5. 前記式(I)において、R2がQ3である請求項1記載のピリミジン化合物。
  6. 前記式(I)において、R2がQ4である請求項1記載のピリミジン化合物。
  7. 前記式(I)において、R1が群γから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基である請求項1〜6いずれか一項記載のピリミジン化合物。
  8. 前記式(I)において、R1が群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいフェニル基または群βから選ばれる1個以上の基で置換されていてもよいピリジル基である請求項1〜6いずれか一項記載のピリミジン化合物。
  9. 請求項1〜8いずれか一項記載のピリミジン化合物と、不活性担体とを含有する有害生物防除剤。
  10. 請求項1〜8いずれか一項記載のピリミジン化合物の有効量を有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
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