JP2010541399A - 同期回路の遅延と一致している遅延回路 - Google Patents

同期回路の遅延と一致している遅延回路 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 同期回路の伝播遅延とぴったり一致する遅延を提供することが可能な遅延回路が記述されている。一デザインでは、装置は同期回路と遅延回路とを含んでいる。同期回路はデータ入力からデータ出力へのフォワードパスを含んでいる。同期回路は入力データを受け取り、伝播遅延を有する出力データを提供する。遅延回路は入力信号を受け取り、同期回路の伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号を提供する。遅延回路は同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを含んでいる。同期回路および遅延回路は同一または同様の回路アーキテクチャに基づいて実現され得る。遅延回路は同期回路の複製に基づき得、この複製はフィードバックループを壊されるとともにクロック入力を適切なロジック値に接続されて遅延回路を常にイネーブルとしている。
【選択図】 図2

Description

本開示は、概して電子回路に関し、より具体的には遅延回路に関する。
同期回路は、クロック信号、ストローブ信号、イネーブル信号等のような制御信号によってその動作が制御されることが可能な回路である。同期回路は、入力が変わると常にそれらの出力が変化し得る組合せ回路と対照的である。同期回路の幾つかの例はラッチおよびフリップフロップを含んでいる。これらは共通のクロック信号に基づいて、同期されながら操作され得る。
ラッチやフリップフロップのような同期回路は、様々なディジタル回路デザインの中で広く使用されている。ラッチは、1ビットの情報を格納することができ、クロック信号のような制御信号によって制御されることが可能な回路である。フリップフロップは、情報の1ビットを格納することが可能であり、クロックのエッジに基づいて入力データを取り込むことが可能な回路である。ラッチとフリップフロップとの間の主な違いは透過度(transparency)である。透過度はデータがどのように取り込まれ維持されるかに関する。ラッチについては、制御信号がハイロジックにある場合は出力は入力に追随し得、制御信号がローロジックへと変化すると入力データ値が取り込まれ得、制御信号がローロジックにある間取り込まれた値が保持され得る。フリップフロップについては、入力データ値はクロック信号のあるエッジ(例えば立ち上がりエッジ)で取り込まれ得、取り込まれた値はクロック信号の別のエッジ(例えば立ち下がりエッジ)で出力に提供され得る。従って、フリップフロップの出力は入力に非透過的(non-transparent)である。これらの動作の仕方の相違が重要でない場合、「ラッチ」、「フリップフロップ」という用語は大抵の場合可換に使用される。複数のフリップフロップが並列または直列に接続されて、任意のビット数のためのレジスタを形成し得る。
同期回路はそれらの入力と出力との間で伝播遅延を有する。伝播遅延は、同期回路を実現するために使用されるロジックゲートに起因し得、集積回路(IC)工程、電源電圧、および温度(PVT)の変動によって大きく変動し得る。同期回路が高速ディジタル回路中で使用される場合、高い動作速度をサポートし、かつ良好なタイミングマージンを達成するためにPVT変動にわたって同期回路の伝播遅延を補償することが望ましいかもしれないしまたは必要かもしれない。
同期回路の伝播遅延とぴったり一致する遅延を提供することが可能な遅延回路が、本明細書において記述されている。これらの遅延回路は高い動作速度が望まれるインターフェース回路のような高速ディジタル回路中で使用され得る。
一デザインでは、装置は同期回路と遅延回路とを具備する。本同期回路はデータ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備し、このフォワードパスは、インバータ、ANDゲート、NANDゲート、NORゲート、スイッチ等のようなロジックゲートによって実現され得る。本同期回路は入力データを受け取り、伝播遅延を有する出力データを提供する。本遅延回路は入力信号(例えば本同期回路のためのクロック信号)を受け取り、本同期回路の伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号(例えば遅延されたクロック信号)を提供する。本遅延回路は、本同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する。
良好な遅延整合、同期回路、および遅延回路を達成することは、同一または同様の回路アーキテクチャに基づいて実現され得る。本遅延回路は同期回路の複製に基づき得、この複製はそのクロック入力を静的な(static)ロジック値に接続して遅延回路を常にイネーブルとしている。本遅延回路は、本同期回路のフォワードパス中の全てのロジックゲートを具備し得る。
本同期回路は、フィードバック構成(feedback configuration)で接続された1組のロジックゲート(例えばインバータ、NORゲート、またはNANDゲート)を有するラッチを具備し得る。本遅延回路は同じ組のロジックゲートを具備し得るが、フィードバックは壊されている(broken)。
本同期回路は、直列接続された第1、第2ラッチを有するフリップフロップを具備し得る。第1ラッチは上記の入力データおよびクロック信号を受け取り、第2ラッチは反転されたクロック信号を受け取るとともに上記の出力データを提供する。本遅延回路は、直列接続された第1、第2遅延セルを具備し得、第1遅延セルは上記の入力信号を受け取り、第2遅延セルは上記の遅延された入力信号を提供する。各遅延セルは同期回路中の対応するラッチの複製に基づき得る。
本開示の様々な側面および特徴は、さらに詳細に下に記述されている。
図1は、中央処理装置(CPU)および2つのメモリを有する装置を示している。 図2は入力インターフェース回路を示している。 図3は、図2中の入力インターフェース回路についてのタイミング図を示している。 図4Aは、Dラッチを示している。 図4Bは、図4AのDラッチに対応する遅延回路を示している。 図5Aは、別のDラッチを示している。 図5Bは、図5AのDラッチに対応する遅延回路を示している。 図6Aは、SRラッチを示している。 図6Bは、図6AのSRラッチに対応する遅延回路を示している。 図7Aは、Dフリップフロップを示している。 図7Bは、図7AのDフリップフロップに対応する遅延回路を示している。 図8Aは、別のDフリップフロップを示している。 図8Bは、図8Aに対応する遅延回路を示している。 図8Cは、図8Aに対応する遅延回路を示している。 図8Dは、図8Aに対応する遅延回路を示している。 図9Aは、SRフリップフロップを示している。 図9Bは、図9AのSRフリップフロップに対応する遅延回路を示している。 図10は、無線通信装置のブロック図を示している。
本明細書において記述されている遅延回路はラッチ、フリップフロップ等のような同期回路の遅延と一致するために使用され得る。遅延回路は、CPUとメモリのような異なる装置間のインターフェース回路に使用され得る。CPUとメモリは同じICまたは異なるICの上で実現され得る。遅延回路は、また、所与の装置またはIC中の内部回路に使用され得る。
図1は、CPU110、メモリ120、130を有する装置100のブロック図を示している。
CPU110は、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、メインプロセッサ、マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ等のようなあらゆる種類のプロセッサを具備し得る。メモリ120、130は同じか異なる種類のメモリであり得る。例えば、メモリ120はシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)であり得、また、メモリ130はNANDフラッシュまたはNORフラッシュのようなフラッシュメモリであり得る。CPU110、メモリ120、130は特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つのIC上で実現され得る。あるいは、CPU110、メモリ120、130は個別のIC上で実現され得る。
CPU110はメモリ120とデータを交換するための入出力インターフェース回路(I/O Ckt)112を含んでいる。メモリ120は、CPU110およびメモリ130とそれぞれデータを交換するためのI/O回路122および124を含んでいる。メモリ130はメモリ120とデータを交換するためのI/O回路132を含んでいる。データのスループットを改善するためにできるだけ高いクロックレートでCPU110とメモリ120、130との間のインターフェースを動作させることが望ましいかもしれない。高いクロックレートは、本明細書において記述されている遅延回路をI/O回路112、122、124、および132中において使用することによってサポートされ得る。
図2は、入力インターフェース回路200のデザインの概略図を示している。入力インターフェース回路200は図1中のI/O回路の各々の中で使用され得る。このデザインでは、入力インターフェース回路200は2つの同期回路210、220、および1つの遅延回路230を含んでいる。各同期回路はラッチ、フリップフロップなどを具備し得る。同期回路210は、入力データデータを受け取り、出力データData1を提供する。同期回路220は、入力データData1を受け取り、出力データData2を提供する。クロック信号CLKは、同期回路210のクロック入力および遅延回路230に提供される。遅延回路230は、遅延されたクロック信号CLK1を同期回路220のクロック入力に提供する。
図3は、図2中の入力インターフェース回路200についてのタイミング図を示している。同期回路210のための入力データおよびクロック信号CLKは、同期回路210のためのセットアップタイムTsetupおよびホールドタイムTholdのようなタイミング要件のための良好なマージンを提供するように適切に時間を揃えられている(時間整合されている)。同期回路210からの出力データData1は、入力データDataに対して、クロック対出力(C対Q)伝播遅延Tdata_delayだけ遅延され得る。このデータ遅延はPVT変動と同様に同期回路210のデザインに依存し得る。
同期回路220のための入力データData1およびクロック信号CLK1を適切に時間整合させて同期回路220についてのタイミング要件のための良好なマージンを達成することが望ましい。適切な時間整合を得るために、同期回路220のためのクロック信号CLK1は同期回路210のためのクロック信号CLKに対して、遅延Tclk_delayだけ遅延され得る。遅延Tclk_delayは、PVT変動にわたって同期回路210のデータ遅延Tdata_delayと一致しているべきである。このことは、その結果、同期回路210および220について同様のタイミングマージンを達成することが可能であることを保証するだろう。
遅延回路230は直列接続された1組のインバータによって実現され得る。適切な数のインバータが、クロック遅延が名目上の条件(例えば名目上のIC工程、名目上の電源電圧、および室温)の下でデータ遅延と一致するように選択され得る。よって、クロック遅延は、名目上の条件の下のデータ遅延と一致し得るのではあるが、PVT変動にわたってデータ遅延と大きく異なり得る。これは、同期回路のアーキテクチャが遅延回路のアーキテクチャと大きく異なり得るからであり、アーキテクチャ上の違いは、PVT変動にわたってデータとクロックの遅延が良好に追従しない結果となり得る。
一側面では、遅延回路は、その伝播遅延が遅延回路によって追従されている同期回路と同一または同様なアーキテクチャによって実現され得る。本遅延回路は、追従されているラッチまたはフリップフロップの種類またはラッチあるいはフリップフロップの具体的なデザインと同様に依存する別のデザインで実現され得る。簡潔化のために、幾つかの例示的遅延回路のデザインが記述される。
Figure 2010541399
図4Bは、遅延回路430のデザインの概略図を示している。これは図4A中のDラッチ410に基づいている。遅延回路430はDラッチ410の遅延とぴったり一致する遅延を提供することが可能である。遅延回路430はインバータ412、ANDゲート414、416、NORゲート418、420を含んでいる。これらは、以下の違いとともに図4Aについて上記されているように接続されている。第1に、ANDゲート414、416の第2入力は(クロック入力ではなく)電源電圧VDDに接続されてこれらのANDゲートを常にイネーブルとしている。第2に、フィードバックループは壊され、NORゲート418の第2入力は(NORゲート420の出力ではなく)回路のグランドに接続されてインバータ412の出力をNORゲート418を通過させる。NORゲート418の出力はNORゲート420の第2入力に接続されてDラッチ410中と同じ出力負荷を達成する。NORゲート418の出力は遅延回路430のQ出力に接続され、NORゲート420の出力は使用されない。
図4Bは遅延回路430のシンボルも示している。入力信号Sinは遅延回路430のD入力に提供され得、遅延された入力信号Soutは遅延回路430のQ出力によって提供され得る。Sout信号はDラッチ410の出力データDoutと同様の遅延を観察するだろう。遅延回路430が使用されて、クロック信号CLKを遅らせてDラッチ410の遅延と一致させ得る。この場合、Sin信号はクロック信号CLKであり得、Sout信号は遅延されたクロック信号CLK1であり得る。
Figure 2010541399
Dラッチ510は以下のように動作する。Dラッチ510のクロック入力がロジックハイにある場合、スイッチ512は閉じており、スイッチ514は開かれており、入力データDinはインバータ516、518を通過させられ、出力データDoutとして提供される。クロック入力がローロジックへと変化すると、スイッチ512が開かれ、スイッチ514が閉じられ、インバータ516および518は正帰還によって入力データ値を取り込み、格納する。
図5Bは、遅延回路530のデザインの概略図を示している。これは図5A中のDラッチ510に基づいている。遅延回路530は、スイッチ512、514、およびインバータ516、518、520を含んでいる。これらは、以下の違いとともに図5Aについて上記されているように接続されている。スイッチ512の制御入力およびインバータ520の入力は(クロック入力ではなく)電源電圧VDDに接続されてスイッチ512を常にイネーブルとしているとともにスイッチ514をディセーブルとしている。遅延回路530のインバータ516、518はDラッチ510中のインバータ516、518と同様の負荷を観察する。図5Bは遅延回路530のシンボルも示している。
Figure 2010541399
SRラッチ610は以下のように動作する。SRラッチ610のクロック入力がロジックハイにある場合、NANDゲート614、616はイネーブルとされている。Q出力は、S入力がロジックハイにある場合、ロジックハイへとセットされており、R入力がロジックハイにある場合、ローロジックへとリセットされている。SRラッチ610のクロック入力がローロジックにある場合、NANDゲート614、616はディセーブルとされており、NANDゲート618、620は入力データ値を取り込み、格納する。
Figure 2010541399
図4A、図5A、および図6Aは、DラッチおよびSRラッチの幾つかの例示的デザインを示している。DラッチおよびSRラッチは他のデザインによっても実現され得る。図4B、図5B、および図6Bは、図4A、図5A、および図6Aにおいて示されているDラッチおよびSRラッチのデザインについての遅延回路の例示的デザインをそれぞれ示している。遅延回路はJKラッチのような他の種類のラッチについても実現され得る。
一般に、ラッチのための遅延回路は、ラッチに使用されているのと同一か同様の回路アーキテクチャによって実現され得る。一デザインでは、遅延回路はラッチの複製に基づいている。遅延回路について、フォワードパスはイネーブルとされ得、フィードバックループは壊され得る。例えば、フィードバックループは、図4AにおいてNORゲート420の出力とNORゲート418の入力との間の接続を取り除くことによって、図5Aにおいてスイッチ514を開くことによって、図6AにおいてNANDゲート620の出力とNANDゲート618の入力との間の接続を取り除くことによって、壊され得る。遅延回路については、クロック/制御信号および壊されたフィードバックループに起因して分離されたゲート入力は、電源電圧および/または回路グランドに接続されて、必要に応じて遅延回路を常にイネーブルとし得る。したがって、遅延回路はラッチの開ループ構成であって、ラッチと同様の負荷を有している。遅延回路を同一か同様の回路アーキテクチャ、ロジックゲート、および負荷によって実現することによって、遅延回路の遅延は、PVT変動にわたってラッチの伝播遅延とぴったり一致し得る。さらに、正確な遅延整合は、プログラム可能回路類、較正等を使用せずに達成され得る。
他のデザインでは、遅延回路は、ラッチ中のロジックゲートの部分集合を含み得る。1つ以上のロジックゲートが遅延回路のためのロジックゲートの個数を減じるために省略され得る。図4B中の遅延回路430については、ANDゲート416および/またはNORゲート420が省略され得る。図5B中の遅延回路530については、スイッチ514および/またはインバータ520が省略され得る。図6B中の遅延回路630については、NANDゲート616および/または620が省略され得る。省略されたロジックゲートは負荷に影響し得る。このことは、正確さがより低い遅延整合につながり得る。省略されたロジックゲートは、キャパシタンスを加えることによって、存在するロジックゲートなどのサイズを調整することによって、補償され得る。
図7Aは、エッジトリガーされる(エッジでトリガされる)Dフリップフロップ700のデザインの概略図を示している。これは2つのDラッチ710a、710b、およびインバータ732を含んでいる。インバータ732はクロック信号CLKを受け取り、反転されたクロック信号CLKBを提供する。Dラッチ710aは、そのD入力で入力データDinを受け取り、そのクロック入力でクロック信号CLKを受け取る。Dラッチ710bは、そのクロック入力で反転されたクロック信号CLKBを受け取り、そのD入力をDラッチ710aのQ出力に接続されている。
Figure 2010541399
図7Bは、遅延回路730のデザインの概略図を示している。これは図7A中のDフリップフロップ700に基づいている。遅延回路730は、直列接続された遅延セル740a、740bを含んでいる。遅延セル740aは、その入力で入力信号Sinを受け取り、遅延セル740bにその出力を提供する。遅延セル740bは遅延された入力信号Soutを提供する。図7Bにおいて示されているデザインでは、遅延セル740a、740bは、各々、図4B中の遅延回路430によって実現されている。遅延セル740a中のインバータ412aおよびANDゲート416aは入力信号Sinを受け取る。遅延セル740b中のインバータ412bおよびANDゲート416bは、遅延セル740a中のNORゲート418aの出力に接続されている。遅延セル740b中のNORゲート418bは遅延された入力信号Soutを提供する。
Figure 2010541399
図8Bは、遅延回路830のデザインの概略図を示している。これは図8A中のDフリップフロップ800に基づいている。遅延回路830は、直列かつ図7B中の遅延回路730中の遅延セル740a、740bと同じように接続されている遅延セル840a、840bを含んでいる。遅延セル840a、840bは、各々、図5B中の遅延回路530によって実現されている。遅延セル840a中のスイッチ512aは入力信号Sinを受け取る。遅延セル840b中のスイッチ512bは遅延セル840a中のインバータ518aの出力に接続されている。遅延セル840b中のインバータ518bは遅延された入力信号Soutを提供する。
図8Cは、図8B中の元の場所からスイッチおよびインバータが並べ替えられた遅延回路830の概略図を示している。各遅延セル840について、フォワードパスはスイッチ512、およびインバータ516、518を含んでおり、スイッチ512は常にイネーブルとされている。各遅延セル840について、フィードバック経路は、常にディセーブルとされているが負荷を整合させるためにインバータ518の出力に接続されているスイッチ514を含んでいる。
図8Dは、遅延回路832のデザインの概略図を示している。これは、図8C中の遅延回路830中のロジックゲートの部分集合を含んでいる。遅延回路832は直列接続された遅延セル842a、842bを含んでいる。各遅延セル842は、フォワードパス中でスイッチ512、インバータ516、518を含んでいる。各遅延セル842について、スイッチ514およびインバータ520は遅延回路832のデザインを簡素化するために省略されている。さらにデザインを簡素化するために、フォワードパス中の4つのインバータのうちの2つが省略され得る。
Figure 2010541399
図9Bは、遅延回路930のデザインの概略図を示している。これは図9A中のSRフリップフロップ900に基づいている。遅延回路930は、直列接続された遅延セル940a、940bを含んでいる。遅延セル940a、940bは、各々、図6B中の遅延回路630によって実現されている。遅延セル940a中のNANDゲート614aは入力信号Sinを受け取る。遅延セル940b中のNANDゲート614bは、遅延セル940a中のNANDゲート618aの出力に接続されている。遅延セル940b中のNANDゲート618bは遅延された入力信号Soutを提供する。
図7A、図8A、および図8Aは、DフリップフロップおよびSRフリップフロップの幾つかの例示的デザインを示している。DフリップフロップおよびSRフリップフロップは他のデザインによっても実現され得る。図7B、図8B、および図9Bは、図7A、図8A、および図8Aにおいて示されているDフリップフロップおよびSRフリップフロップのデザインについての遅延回路の例示的デザインをそれぞれ示している。遅延回路はJKフリップフロップのような他の種類のフリップフロップについても実現され得る。
一般に、フリップフロップのための遅延回路は、フリップフロップに使用されているのと同一か同様の回路アーキテクチャによって実現され得る。一デザインでは、遅延回路はフリップフロップの複製に基づいている。遅延回路について、フィードバックループは壊され得る。クロック/制御信号および壊されたフィードバックループに起因して分離されたゲート入力は、電源電圧および/または回路グランドに接続されて、必要に応じて遅延回路を常にイネーブルとし得る。
他のデザインでは、遅延回路は、フリップフロップ中のロジックゲートの部分集合を含み得る。1つ以上のロジックゲートが遅延回路のためのロジックゲートの個数を減じるために省略され得る。図7B中の遅延回路730については、ANDゲート416a、ANDゲート416b、NORゲート420a、および/またはNORゲート420bが省略され得る。図8B中の遅延回路830については、スイッチ514a、スイッチ514b、インバータ520a、および/またはインバータ520bが省略され得る。図9B中の遅延回路930については、NANDゲート616a、616b、620a、および/または620bが省略され得る。
遅延回路のロジックゲートは対応する同期回路中のロジックゲートとは異なる形でも配置され得る。例として、図8D中の遅延回路832について、インバータ516aがスイッチ512aの前に配置され得る。
本明細書において記述されている遅延回路が用いられて、クロックおよび他の信号を、ラッチおよびフリップフロップからのデータ信号と同様の量だけ遅らせ得る。遅延回路が、高速インターフェース回路(例えば図1において示されているもの)中で使用されてデータおよびクロック/ストローブ信号を時間整列させ得る。これらの高速インターフェース回路はCPU、メモリ、プログラム可能なブロック等のレジスタ向けであり得る。遅延回路は、クロック/制御信号とデータ信号との正確な遅延の一致が望まれる内部回路にも使用され得る。
本明細書において記述されている遅延回路は、通信、ネットワーキング、コンピューティング、家電などのような様々な適用形態に使用され得る。遅延回路は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線通信装置、携帯型装置、無線モデム、ラップトップ型コンピュータ、コードレス電話機などに使用され得る。以下に、無線通信装置中での遅延回路の典型的な使用が記述されている。
図10は、無線通信システム中の無線通信装置1000のデザインのブロック図を示している。無線装置1000は、携帯電話、端末、ハンドセット、PDA等であり得る。無線通信システムは、符号分割多重アクセス方式(CDMA)システム、グローバル移動体通信システム(GSM)システムなどであり得る。
無線装置1000は、受信経路および送信経路によって双方向通信を提供することが可能である。受信経路においては、基地局(図示せず)によって送信された信号は、アンテナ1012によって受け取られ、受信器(RCVR)1014に提供される。受信器1014は受信信号を調整し、ASIC1020に入力信号を提供する。送信経路においては、送信器(TMTR)1016はASIC1020から出力信号を受け取り調整し、変調された信号を生成する。変調された信号はアンテナ1012によって基地局へ送信される。
ASIC1020は様々な処理ユニット、インターフェースユニット、および記憶ユニット、例としてモデムプロセッサ1022、CPU1024、グラフィック処理装置(GPU)1026、内部記憶装置1028、コントローラ/プロセッサ1030、外部バスインターフェース(EBI)1032、1034、外部ドライバ1036を含み得る。モデムプロセッサ1022は、データ送信および受信のための処理(例えば符号化、変調、復調、復号など)を行ない得る。CPU1024は無線装置1000のための様々な種類の処理(例えばより高層のアプリケーション処理)を行ない得る。GPU1026は無線装置1000のためのグラフィック処理および動画処理を行ない得る。内部記憶装置1028はASIC1020中の各種ユニットのためのデータおよび/または指示を格納し得る。コントローラ/プロセッサ1030はASIC1020中の様々な処理およびインターフェースユニットの動作を指揮し得る。EBI1032は、ASIC1020とSDRAM1042との間のデータの移動を円滑にする。EBI1034は、ASIC1020とフラッシュメモリ1044との間のデータの移動を円滑にする。外部ドライバ1036はアナログまたはディジタルインターフェースによって外部装置1046を駆動する。本明細書において記述されている遅延回路は図10に示されている処理ユニット、メモリユニット、およびインターフェースユニット中のうちの任意のものの中(の例えばI/O回路中)で実現され得る。
本明細書において記述されている遅延回路は、DSP、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子回路装置、メモリ装置等のような様々なハードウェアユニットにおいて実施され得る。遅延回路は、ASIC、混合信号IC、無線周波数IC(RFIC)等のような様々な種類のIC中で使用され得る。遅延回路は、相補金属酸化膜半導体(CMOS)、Nチャネル型MOS(nMOS)、Pチャネル型MOS(pMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、砒化ガリウムなど(GaAs)のような様々なICプロセス技術において製造され得る。遅延回路も、あらゆる装置サイズ技術(例えば130ナノメートル(nm)、90nm、65nm、45nm、32nm等)で製造され得る。
本明細書において記述されている遅延回路を実現する装置はスタンドアロン型装置または大型装置の一部であり得る。装置は(i)スタンドアロン型IC、(ii)データまたは指示を格納するためのメモリICを含み得る1つ以上のICの組、(iii)移動局モデム(MSM)のようなASIC、(iv)RF受信器(RFR)またはRF送信器/受信器(RTR)のようなRFIC、(v)他の装置と混載され得るモジュール、(vi)携帯電話、無線装置、ハンドセット、あるいはモバイルユニット、(vii)同様のもの、であり得る。
本開示の以上の記述は、あらゆる当業者が本開示を実行または使用することを可能にするために提供されている。本開示に対する様々な修正は当業者にとって容易に明らかになり、また、本明細書において定義されている包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形体に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書において記述されている例およびデザインに制限されることを意図されておらず、本明細書において開示されている原理および新規な特徴と一貫している最も広い範囲と一致するべきである。

Claims (25)

  1. データ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備し、入力データを受け取り、伝播遅延を有する出力データを提供する同期回路と、
    入力信号を受け取り、前記同期回路の前記伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号を提供し、前記同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する、遅延回路と、
    を具備する装置。
  2. 前記同期回路がフィードバック構成で接続された1対のロジックゲートを具備し、
    前記遅延回路が前記フィードバックを壊された前記1対のロジックゲートを具備する、
    請求項1の装置。
  3. 前記遅延回路の前記1対のロジックゲートが第1、第2ロジックゲートを具備し、
    前記第1ロジックゲートが前記第2ロジックゲートの入力に接続された出力を有するとともに前記遅延された入力信号を提供し、
    前記第2ロジックゲートが前記第2ロジックゲートの入力から分離された出力を有する、
    請求項2の装置。
  4. 前記1対のロジックゲートが、インバータ、またはNORゲート、またはNANDゲートを具備する、
    請求項2の装置。
  5. 前記同期回路が前記フォワードパス中で少なくとも1つのインバータおよび少なくとも1つのスイッチを有するDラッチを具備し、
    前記遅延回路が少なくとも1つのインバータおよび少なくとも1つのスイッチを具備する、
    請求項1の装置。
  6. 前記同期回路が直列接続された第1、第2ラッチを有するフリップフロップを具備し、
    前記第1ラッチが前記入力データおよびクロック信号を受け取り、
    前記第2ラッチが反転されたクロック信号を受け取るとともに前記出力データを提供し、
    前記遅延回路が直列接続された第1、第2遅延セルを具備し、
    前記第1遅延セルが前記入力信号を受け取り、
    前記第2遅延セルが前記遅延された入力信号を提供する、
    請求項1の装置。
  7. 前記第1、第2ラッチが、各々、フィードバック構成で接続された1対のロジックゲートを具備し、
    前記第1遅延セルが、前記1対のロジックゲートがフィードバックを壊され且つ前記クロック信号が静的なロジック値によって置換されて前記第1遅延セルを常にイネーブルとしている第1ラッチの複製に基づいており、
    前記第2遅延セルが、前記1対のロジックゲートがフィードバックを壊され且つ前記反転されたクロック信号が静的なロジック値によって置換された第2ラッチの複製に基づいている、
    請求項6の装置。
  8. 前記同期回路が、クロック信号に基づいて前記出力データを提供し、前記遅延回路が前記クロック信号を前記入力信号として受け取るとともに遅延されたクロック信号を前記遅延された入力信号として提供する、
    請求項1の装置。
  9. 前記同期回路および前記遅延回路が、共通の回路アーキテクチャに基づいている、
    請求項1の装置。
  10. 前記遅延回路が前記同期回路の複製に基づいており、前記複製が、クロック入力を静的なロジック値に接続されて前記遅延回路を常にイネーブルとしている、
    請求項1の装置。
  11. 前記遅延回路が、前記同期回路の前記フォワードパス中の全てのロジックゲートを具備する、
    請求項1の装置。
  12. 前記遅延回路が、少なくとも2つのインバータ、ANDゲート、NANDゲート、NORゲート、およびスイッチを具備する、
    請求項1の装置。
  13. 前記同期回路が、Dラッチ、SRラッチ、JKラッチ、Dフリップフロップ、SRフリップフロップ、およびJKフリップフロップの少なくとも1つを具備する、
    請求項1の装置。
  14. データ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備し、入力データを受け取り、伝播遅延を有する出力データを提供する同期回路と、
    入力信号を受け取り、前記同期回路の前記伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号を提供し、前記同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する、遅延回路と、
    を具備する集積回路。
  15. 前記同期回路がフィードバック構成で接続された1対のロジックゲートを具備し、
    前記遅延回路が前記フィードバックを壊された前記1対のロジックゲートを具備する、
    請求項14の集積回路。
  16. 前記同期回路が直列接続された第1、第2ラッチを有するフリップフロップを具備し、
    前記第1ラッチが前記入力データおよびクロック信号を受け取り、
    前記第2ラッチが反転されたクロック信号を受け取るとともに前記出力データを提供し、
    前記遅延回路が直列接続された第1、第2遅延セルを具備し、
    前記第1遅延セルが前記入力信号を受け取り、
    前記第2遅延セルが前記遅延された入力信号を提供する、
    請求項14の集積回路。
  17. 前記遅延回路が前記同期回路の複製に基づいており、前記複製が、クロック入力を静的なロジック値に接続されて前記遅延回路を常にイネーブルとしている、
    請求項14の集積回路。
  18. データ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備し、第1入力データを受け取り、クロック信号に基づいて伝播遅延を有する第1出力データを提供する第1同期回路と、
    前記第1同期回路に接続され、前記第1出力データを受け取り、遅延されたクロック信号に基づいて第2出力データを提供する、第2同期回路と、
    前記クロック信号を受け取り、前記第1同期回路の前記伝播遅延と一致する遅延を有する前記遅延されたクロック信号を提供し、前記第1同期回路の前記フォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する、遅延回路と、
    を具備する装置。
  19. 前記第1同期回路がフィードバック構成で接続された1対のロジックゲートを具備し、
    前記遅延回路が前記フィードバックを壊された前記1対のロジックゲートを具備する、
    請求項18の集積回路。
  20. 前記第1同期回路が直列接続された第1、第2ラッチを有するフリップフロップを具備し、
    前記遅延回路が直列接続された第1、第2遅延セルを具備し、
    前記第1遅延セルが前記クロック信号を受け取り、
    前記第2遅延セルが前記遅延されたクロック信号を提供する、
    請求項18の装置。
  21. 前記第1、第2同期回路および前記遅延回路が、中央演算処理装置(CPU)またはメモリのための入力インターフェース回路の一部である、
    請求項18の装置。
  22. データ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備する同期回路によって、入力データに対して伝播遅延を有する出力データを提供し、
    前記同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する遅延回路によって入力信号を遅延させて、前記同期回路の前記伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号を取得する、
    ことを具備する方法。
  23. クロック信号に基づいて前記同期回路を動作させ、
    前記遅延回路のクロック入力を静的なロジック値に接続することによって前記遅延回路をイネーブルとする、
    ことをさらに具備する請求項22の方法。
  24. データ入力からデータ出力へのフォワードパスを具備する同期回路によって、入力データに対して伝播遅延を有する出力データを提供するための手段と、
    前記同期回路のフォワードパス中の少なくとも2つのロジックゲートを具備する遅延回路によって入力信号を遅延させて、前記同期回路の前記伝播遅延と一致する遅延を有する遅延された入力信号を取得するための手段と、
    ことを具備する装置。
  25. クロック信号に基づいて前記同期回路を動作させるための手段と、
    前記遅延回路のクロック入力を静的なロジック値に接続することによって前記遅延回路をイネーブルとするための手段と、
    ことをさらに具備する請求項24の装置。
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