JP2010533641A - 塩基性硝酸アルミニウム - Google Patents

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Abstract

実験式:
Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも60%を構成するNMRスペクトルを有する、塩基性アルミニウム組成物。
【選択図】図1

Description

本発明は、塩基性硝酸アルミニウム組成物及びかかる塩基性硝酸アルミニウムの製造方法に関する。
塩基性硝酸アルミニウム組成物は、表面改質剤、バインダー、セラミック、制汗剤等のような種々の用途において用いるのに好適である。塩基性硝酸アルミニウム(オキシ硝酸アルミニウム)の水溶液は、アルミニウムの化合物、例えば水酸化アルミニウム又はアルミナを硝酸又は硝酸アルミニウム水溶液中に溶解することによって製造することができる。
米国特許5,202,115は、制汗配合物において用いる塩基性アルミニウム材料の製造を与える。塩基性アルミニウム材料を形成するための反応スキームは以下のように記載されている。
58H2O+28Al+16Al(NO3)3→22Al2(OH)5NO3+26NO+3H2
ここで、一酸化窒素の生成は、窒素原子上での硝酸塩オキソアニオンの+5から+2の酸化状態への還元を表す。この特許においては、また、アルミニウム金属を例えば一価のコンプレックスオキソアニオンの無機酸と反応させることによって一価のコンプレックスオキソアニオンのアルミニウム塩をその場で形成することができることが開示されている。従来の塩基性ハロゲン化アルミニウム材料に関する技術と同じように、この特許においては、長さ1/16インチ〜1/8インチで厚さ1/100インチ〜3/100インチの楕円形の片の形態のアルミニウム金属の小さな切削屑をモノマーアルミニウムイオン及び一価のコンプレックスオキソアニオンの溶液に加えることによって、一価のコンプレックスオキソアニオンを有する記載された塩基性アルミニウム材料を形成することが記載されている。
英国特許出願2,048,229においては、制汗剤としてより効果的なアルミニウムクロロヒドロキシドの範囲内のコンプレックスの群(Alc’)が記載されている。かかるAlc’群は、Al(Al、Al、及びAlの中で、Alは最も遅いフェロンとの錯化反応比を示す群である)の反応速度特性でフェロン試薬と錯化し、Al(Al、Al、Alの中で、Alは中程度の保持時間を有し、これは中程度の分子寸法のコンプレックスを含むことを示す)に関して一般的に見られる範囲内のゲル透過クロマトグラフィーにおける透過速度を有する。この英国特許出願においては、コンプレックスのAlc’群がその時点で入手できるアルミニウムクロロヒドロキシド中に10重量%〜30重量%の量で存在し、これらのその時点で入手できるアルミニウムクロロヒドロキシドを変性して相当に多量のAlc’群を含ませることができることが記載されている。この特許出願においては、アルミニウムクロロヒドロキシドを熟成することによってAlc’群の量を増加させる技術が開示されている。
ヨーロッパ特許出願191,628においては、1.7〜2.2:1のアルミニウム:ハロゲンのモル比を有する粉末形態の塩基性ハロゲン化アルミニウムの直接製造法が開示されている。このプロセスは、(a)金属アルミニウムを、塩化アルミニウム及び臭化アルミニウムから選択されるアルミニウム化合物の出発水溶液中に溶解し、出発溶液を約50℃〜約105℃の温度に、1.7:1〜2.2:1の範囲内のアルミニウム:ハロゲン化物のモル比を有する最終の塩基性ハロゲン化アルミニウムの水溶液を製造するのに十分なアルミニウムを溶解するのに十分な時間保持し、出発溶液中のアルミニウムの濃度及び溶解アルミニウムの量を、最終の塩基性ハロゲン化アルミニウムの溶液中のアルミニウムの濃度が0.8〜6.75重量%となるようにし;(b)最終の塩基性ハロゲン化アルミニウムの溶液を乾燥する;工程を含む。
ヨーロッパ特許出願191,628においては、27Al−NMR(核磁気共鳴)スペクトルにおける特性線を有するポリマーの形態の高い割合のアルミニウムを含む記載されている塩基性ハロゲン化アルミニウム材料を形成する直接製造手順が記載されている。この特許出願においては、この特性線がAl3+(6HO)の共鳴から62.5ppm下降したものであり、Al1340イオンと呼ばれるコンプレックスアルミニウムイオンに帰属することが開示されている。開示されたプロセスの一態様においては、最終の塩基性アルミニウム化合物のアルミニウムの少なくとも20%はAl1340イオンの形態である。
ヨーロッパ特許出願285,282においては、140ppm〜−80ppmのスペクトル下の全面積の8%〜25%が約63ppm(四面体配位アルミニウムイオンに対応する)におけるピーク内に含まれる、27Al−NMRスペクトルを有する形態で存在する全アルミニウムの少なくとも25%を有する部分的に中和されたアルミニウム塩を含む制汗材料が開示されている。このヨーロッパ特許文献においては、アルミン酸塩イオン(鉱酸は場合によってはアルミニウム塩である)の源を用いて水性酸(例えば鉱酸)を部分的に中和することによって、その後の加熱工程を必要としないで記載されたアルミニウム塩を形成する技術が記載されている。この特許文献においては、アルミニウムクロロヒドレートのようなアルミニウムハロヒドレート材料が特に例示されている。
米国特許5,626,827においては、アルミニウムの25%未満がAlポリヒドロキシアクオアルミニウムの形態である高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)から生成する特定のサイズ排除高性能液体クロマトグラフィーピーク;及び、140ppm〜−80ppmのスペクトル下の全面積の5%〜30%、好ましくは8%〜18%が71.5〜73.5ppmの共鳴線内に含まれる27Al−NMR(核磁気共鳴)スペクトル;及び、71.5〜73.5ppmの共鳴線の面積が62.5〜63.5ppm及び71.5〜73.5ppmの共鳴線の合わせた面積の50%超を含む27Al−NMRスペクトル;を有する塩基性アルミニウム材料(ポリマーアルミニウム材料)が記載されている。
英国特許出願2,053,172−Aにおいては、所望の場合にはポリマー紡糸助剤を含ませた後に繊維に紡糸するのに好適な塩基性硝酸アルミニウム(オキシ硝酸アルミニウム)の安定な液体水溶液を製造するための方法が記載されている。このプロセスは、(i)25℃よりも低い温度において酸化アルミニウムを硝酸溶液と反応させて水酸化アルミニウムを形成し;(ii)得られる水酸化アルミニウム沈殿物を分離し;(iii)必要ならば沈殿物からアルカリ金属イオン及び他の望ましくないイオンを除去し;そして(iv)水酸化アルミニウム沈殿物を硝酸又は硝酸アルミニウム中で温浸する(digesting);ことを含む。
米国特許5,202,115 英国特許出願2,048,229 ヨーロッパ特許出願191,628 ヨーロッパ特許出願285,282 米国特許5,626,827 英国特許出願2,053,172−A
しかしながら、許容しうる硝酸塩に対するアルミニウムのモル比を有する満足できる安定な溶液を製造し、同時に高純度を保持することはこれまでは可能ではなかった。
一態様においては、本発明は、実験式:
Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも60%を構成するNMRスペクトルを有する塩基性アルミニウム組成物に関する。
他の態様においては、本発明は、実験式:
Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、組成物の全アルミナ重量を基準として3重量%未満の金属酸化物不純物を含む、塩基性アルミニウム組成物に関する。
更なる態様においては、本発明は、実験式:
Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、−40〜+40ppmの範囲内の少なくとも1つの共鳴線以外の他の共鳴線がNMRスペクトル中に実質的に存在しないNMRスペクトルを有する塩基性アルミニウム組成物に関する。
更なる態様においては、本発明は、酸化アルミニウム金属塩を、約6以下のpHにおいて硝酸と反応させてアルミナ沈殿物及び金属硝酸塩を形成し;該金属硝酸塩を沈殿物から除去し;沈殿物に硝酸を加えてスラリーを形成し、沈殿物の硝酸塩に対するアルミニウムの比を調節し;そして、スラリーを加熱して塩基性硝酸アルミニウムの溶液を形成する;ことを含む、塩基性硝酸アルミニウム組成物の製造方法に関する。
図1は、従来技術の塩基性硝酸アルミニウム組成物に関するNMRスペクトルである。 図2は、従来技術の塩基性硝酸アルミニウム組成物に関するNMRスペクトルである。 図3は、本発明による塩基性硝酸アルミニウム組成物に関するNMRスペクトルである。
本発明は、塩基性硝酸アルミニウム組成物及びかかる塩基性硝酸アルミニウムを製造する方法に関する。
本明細書及び特許請求の範囲において用いる単数形「a」、「an」、及び「the」は、記載が他に明確に示さない限り複数の指示物を包含することに注意すべきである。したがって、例えば「塩基性硝酸アルミニウム組成物」という記載は複数のかかる組成物を包含し、「塩基性硝酸アルミニウム組成物」という記載は1以上のかかる組成物及び当業者に公知のその均等物などを包含する。
例えば、本開示の幾つかの態様の記載において用いる組成物中の成分の量、濃度、体積、プロセス温度、プロセス時間、回収率又は収率、流速、及び同様の値、並びにその範囲を修飾する「約」は、例えば典型的な測定及び取り扱い手順を通して;これらの手順における偶然のエラーを通して;方法を行うために用いる成分における変動を通して;起こる可能性のある数量の変動、並びに同様の近似考慮事項を指す。「約」という用語は、また、特定の初期濃度を有する配合物又は混合物の熟成によって異なる量、並びに特定の初期濃度を有する配合物又は混合物の混合又は処理によって異なる量も包含する。「約」という用語によって修飾されているかどうかにかかわらず、特許請求の範囲はこれらの量の均等範囲を包含する。
ここで記載する「塩基性」という用語は、同じ名称の他の化合物よりもよりアルカリ性である化合物を意味する。例えば、ここで言及する化学式において、a<6である場合には化合物は「塩基性」である。a=6に関しては、化合物はAl(NO又はAl(NOによって表すことができ、これはAl/NO=0.333のモル比を有する中性の硝酸アルミニウムである。
ここで用いる「不純物」という用語は、H、O、N、Al(元素形態)、又はHO、NO、及びAl(OH)6−a以外の全てを意味する。不純物としては、例えば、金属、及び非金属、並びに金属酸化物(たとえば、NaO、Fe、MgO、TiO、ZrO、CaO等)、ハロゲン化物、硫酸塩、及び他のオキソアニオンのようなその任意の誘導体、並びにこれらの混合物が挙げられる。
ここで用いる「金属酸化物」という用語は、典型的には水と反応して塩基を形成するか又は酸と反応して塩を形成する金属カチオン及び酸化物アニオンを含む化合物を意味する。金属は典型的には以下の分類に分類されるが、これは相互排除的ではなく、厳格に定義されない:アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移元素、貴金属(noble (precious) metals)、白金金属、ランタニド(希土類)金属、アクチニド金属、軽金属及び重金属、並びにこれらの混合物。
一態様においては、本発明は、実験式:Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約60%を構成するか、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約70%を構成するか、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約80%を構成するか、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約90%を構成するか、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約95%を構成するNMRスペクトルを有する塩基性アルミニウム組成物に関する。他の態様においては、NMRスペクトルはスペクトルの−40〜+40ppmの範囲内に現れる少なくとも1つの共鳴線以外の共鳴線を実質的に含まない。
一態様においては、本組成物は、該組成物の全アルミナ(Alとして表される)の重量を基準として約3重量%未満の金属酸化物不純物、又は該組成物の全アルミナ重量を基準として約1重量%未満の金属酸化物不純物、又は該組成物の全アルミナの重量基準として約0.5重量%未満の金属酸化物不純物、又は該組成物の全アルミナの重量基準として約0.1重量%未満の金属酸化物不純物、又は該組成物の全アルミナの重量基準として約0.07重量%未満の金属酸化物不純物を含んでいてよい。金属酸化物不純物としては、ナトリウム、鉄、マグネシウム、チタン、ジルコニウム、カルシウム、又はこれらの混合物の酸化物を挙げることができるが、これらに限定されない。本組成物は、該組成物の全アルミナ重量を基準として約0.3重量%未満の酸化ナトリウム不純物、又は該組成物の全アルミナ重量を基準として約0.07重量%未満の酸化ナトリウム不純物を含んでいてよい。
他の態様においては、本発明は、実験式:
Al(OH)6−a
(式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
を有し、組成物の全アルミナ重量を基準として約3重量%未満の金属酸化物不純物、又は組成物の全アルミナ重量を基準として約1重量%未満の金属酸化物不純物、又は組成物の全アルミナ重量を基準として約0.1重量%未満の金属酸化物不純物、又は組成物の全アルミナ重量を基準として約0.07重量%未満の金属酸化物不純物を含む、塩基性アルミニウム組成物に関する。金属酸化物不純物としては、ナトリウム、鉄、マグネシウム、チタン、ジルコニウム、カルシウム、又はこれらの混合物の酸化物を挙げることができるが、これらに限定されない。本組成物は、該組成物の全アルミナ重量を基準として約0.3重量%未満の酸化ナトリウム不純物、又は該組成物の全アルミナ重量を基準として約0.07重量%未満の酸化ナトリウム不純物を含んでいてよい。本組成物は、−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約60%を構成し、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約70%を構成し、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約80%を構成し、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約90%を構成し、又は−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも約95%を構成するNMRスペクトルを有する。他の態様においては、NMRスペクトルはスペクトルの−40〜+40ppmの範囲内の少なくとも1つの共鳴線以外の共鳴線を実質的に含まない。
更なる態様においては、本発明は、酸化アルミニウム金属塩を、約6以下のpHにおいて硝酸と反応させてアルミナ沈殿物及び金属硝酸塩を形成し;金属硝酸塩を沈殿物から除去し;沈殿物に硝酸を加えてスラリーを形成し、沈殿物の硝酸塩に対するアルミニウムの比を調節し;そして、スラリーを加熱して塩基性硝酸アルミニウムの溶液を形成する;ことを含む、塩基性硝酸アルミニウム組成物の製造方法に関する。金属としては、ナトリウム、カリウム、又はこれらの混合物を挙げることができる。酸化アルミニウム金属塩としては、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、又はこれらの混合物を挙げることができる。金属硝酸塩としては、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、又はこれらの混合物を挙げることができる。酸化アルミニウム金属塩は、約5.5以下、又は約5.0以下、又は約4.5以下、又は約4以下のpHにおいて硝酸と反応させることができる。硝酸は、所望のpHを保持するのに必要な量加える。金属硝酸塩は、限外濾過を用いて脱イオン水で洗浄することによるか、又は他の好適な手段によって沈殿物から除去することができる。洗浄後、沈殿物に硝酸を加えて溶液を形成する。ここで、沈殿物の硝酸塩に対するアルミニウムのモル比は約1.0以上、約1.2以上、又は約1.4以上であってよい。溶液は、蒸留、蒸発、遠心分離、又は同様の技術のような従来の技術を用いて水を除去することによって濃縮することができる。また溶液は、形成後に深層濾過などによって任意の回数濾過して不純物を除去することができる。所望の場合には、溶液を例えば噴霧乾燥、トレー乾燥、又は同様の方法などによって更に乾燥して塩基性硝酸アルミニウムの粉末を形成することができる。
以下の実施例は特許請求する発明の特定の例示として与える。しかしながら、本発明は実施例において示す特定の詳細に限定されないことを理解すべきである。
実施例1:
3200gの室温の脱イオン水を、バッフル及びスターラーを取り付けた18Lの反応器内に充填した。アルミン酸ナトリウム(4186g;11.5%のAl)を20%硝酸溶液(4928g)と同時に加え、約4のpHを20分間保持して、沈殿アルミナ及び硝酸ナトリウムを形成した。最終温度は41.6℃であった。フィルター漏斗を用い、9.2kgの脱イオン水によって3078gの得られたアルミナを濾過及び洗浄して、硝酸ナトリウム副生成物を除去した。この濾過を3回以上繰り返して、反応器の全内容物を洗浄した。得られた3390gのフィルターケーキは、5.6のAl/NOのモル比を有していた。次に、分散ブレードを用いて剪断を加えてフィルターケーキを液化した。これに、656gの40%硝酸を加えて、Al/NOのモル比を約1.5に調節した。得られたスラリーを95℃に約2時間加熱して、所望のNMRスペクトルを得た。得られた溶液を分析したところ、17.7%のAl及び20ppm未満のNaOを含んでいることが分かった。溶液は直ぐに使用でき、少なくとも6月間安定のままであった。塩基性アルミニウム組成物の実験式は、Al(OH)4.7(NO1.3であった。
実施例2:
2100gの室温の脱イオン水を、バッフル及びスターラーを取り付けた18Lの反応器内に充填した。硫酸アルミニウム(8050g;8.3%のAl)を25%炭酸ナトリウム溶液(9289g)と同時に加え、約5.3のpHを20分間保持して、沈殿アルミナ及び硫酸ナトリウムを形成した。フィルター漏斗を用い、6倍体積量の脱イオン水によってアルミナスラリーを濾過及び洗浄して、硫酸ナトリウム副生成物を除去した。分散ブレードを用いて、得られた4980gのフィルターケーキを最小量の脱イオン水中に分散した。これに、1362gの40%硝酸を加えて、Al/NOのモル比を約1.5に調節した。得られたスラリーを95℃に約2時間加熱して、所望のNMRスペクトルを得た。得られた溶液を分析したところ、16.3%のAl、104ppmのNaO、39ppmのFe、及び12ppmのMgOを含んでいることが分かった。溶液は直ぐに使用でき、少なくとも6月間安定のままであった。塩基性アルミニウム組成物の実験式は、Al(OH)4.7(NO1.3であった。
本発明を限られた数の態様によって説明したが、これらの特定の態様は本明細書において記載され特許請求されている発明の範囲を制限することを意図するものではない。更なる修正、均等範囲、及び変更が可能であることは、本明細書中の代表的な態様を検討することにより当業者に明らかである。実施例及び明細書の残りの部分における全ての部及びパーセントは、他に特定しない限り重量基準である。更に、明細書又は特許請求の範囲において示す全ての数値範囲、例えば特定の特性の組、測定値の単位、条件、物理的状態、又は割合を示すものは、明らかに、言及するか又は他の方法で示すかかる範囲内に含まれる全ての数、並びにそのように示されている任意の範囲内の数の任意の部分集合を文字通り含むものであると意図される。例えば、下限R及び上限Rを有する数値範囲が開示されている場合には常に、この範囲内に含まれる任意の数Rが具体的に開示されている。特に、この範囲内の次式の数R:R=R+k(R−R)(式中、kは1%の増分で1%〜100%の範囲の変数であり、例えばkは、1%、2%、3%、4%、5%、・・・50%、51%、52%、・・・95%、96%、97%、98%、99%、又は100%である)が具体的に開示されている。更に、上記で算出されるRの任意の二つの値によって表される任意の数値範囲も、具体的に開示されている。本明細書において示し記載したものに加えて、本発明の任意の修正は、上記の記載及び添付の図面から当業者に明らかとなろう。かかる修正は、特許請求の範囲内に包含されると意図される。ここで引用した全ての公報は、その全てを参照として包含する。

Claims (32)

  1. 実験式:
    Al(OH)6−a
    (式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
    を有し、−40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも60%を構成するNMRスペクトルを有する、塩基性アルミニウム組成物。
  2. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも70%を構成する、請求項1に記載の組成物。
  3. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも80%を構成する、請求項1に記載の組成物。
  4. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも90%を構成する、請求項1に記載の組成物。
  5. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも95%を構成する、請求項1に記載の組成物。
  6. NMRスペクトルが、該NMRスペクトル中に存在する−40〜+40ppmの範囲内の少なくとも1つの共鳴線以外の他の共鳴線を実質的に含まない、請求項1に記載の組成物。
  7. 該組成物の全アルミナ重量を基準として3重量%未満の金属酸化物不純物を含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 該組成物の全アルミナ重量を基準として1重量%未満の金属酸化物不純物を含む、請求項1に記載の組成物。
  9. 該組成物の全アルミナ重量を基準として0.1重量%未満の金属酸化物不純物を含む、請求項1に記載の組成物。
  10. 該金属酸化物不純物が、ナトリウム、鉄、マグネシウム、チタン、ジルコニウム、カルシウム、又はこれらの混合物の酸化物を含む、請求項8に記載の組成物。
  11. 該組成物の全アルミナ重量を基準として0.2重量%未満の酸化ナトリウム不純物を含む、請求項8に記載の組成物。
  12. 実験式:
    Al(OH)6−a
    (式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
    を有し、組成物の全アルミナ重量を基準として3重量%未満の金属酸化物不純物を含む、塩基性アルミニウム組成物。
  13. 該組成物の全アルミナ重量を基準として1重量%未満の金属酸化物不純物を含む、請求項12に記載の組成物。
  14. 該組成物の全アルミナ重量を基準として0.1重量%未満の金属酸化物不純物を含む、請求項12に記載の組成物。
  15. 該金属酸化物不純物が、ナトリウム、鉄、マグネシウム、チタン、ジルコニウム、カルシウム、又はこれらの混合物の酸化物を含む、請求項12に記載の組成物。
  16. 該組成物の全アルミナ重量を基準として0.2重量%未満の酸化ナトリウム不純物を含む、請求項12に記載の組成物。
  17. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも60%を構成するNMRスペクトルを有する、請求項12に記載の組成物。
  18. −40〜+40ppmの共鳴線がNMRスペクトルの全面積の少なくとも70%を構成する、請求項12に記載の組成物。
  19. NMRスペクトルが、該NMRスペクトル中に存在する−40〜+40ppmの範囲内の少なくとも1つの共鳴線以外の他の共鳴線を実質的に含まない、請求項12に記載の組成物。
  20. 実験式:
    Al(OH)6−a
    (式中、0.5≦a≦5.0であり、Xは窒素のアニオンである)
    を有し、−40〜+40ppmの範囲内の少なくとも1つの共鳴線以外の他の共鳴線がNMRスペクトル中に実質的に存在しないNMRスペクトルを有する、塩基性アルミニウム組成物。
  21. 酸化アルミニウム金属塩を、約6以下のpHにおいて硝酸と反応させてアルミナ沈殿物及び金属硝酸塩を形成し;
    該金属硝酸塩を該沈殿物から除去し;
    該沈殿物に硝酸を加えてスラリーを形成し、該沈殿物の硝酸塩に対するアルミニウムの比を調節し;そして
    該スラリーを加熱して塩基性硝酸アルミニウムの溶液を形成する;
    ことを含む、塩基性硝酸アルミニウム組成物の製造方法。
  22. 該金属が、ナトリウム、カリウム、又はこれらの混合物である、請求項21に記載の方法。
  23. 該酸化アルミニウム金属塩がアルミン酸ナトリウムである、請求項21に記載の方法。
  24. 該金属硝酸塩が硝酸ナトリウムである、請求項21に記載の方法。
  25. 該pHが約5以下である、請求項21に記載の方法。
  26. 該pHが約4.5以下である、請求項21に記載の方法。
  27. 脱イオン水で清浄することによって該金属硝酸塩を除去する、請求項21に記載の方法。
  28. 硝酸塩に対するアルミニウムの比が約1.0以上である、請求項21に記載の方法。
  29. 硝酸塩に対するアルミニウムの比が約1.2以上である、請求項21に記載の方法。
  30. 水を除去することによって溶液を濃縮する、請求項21に記載の方法。
  31. 溶液を濾過して不純物を除去する、請求項21に記載の方法。
  32. 溶液を乾燥して塩基性硝酸アルミニウムの粉末を形成する、請求項21に記載の方法。
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