JP2010528652A - 天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ及びこれを採用したタバコ - Google Patents

天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ及びこれを採用したタバコ Download PDF

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Abstract

【課題】天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ及びこれを採用したタバコを提供する。
【解決手段】本発明は天然ハーブ植物をタバコカラム部に添加せずフィルタ部に一定の大きさで切刻してフィルタを製造する。使用される天然ハーブ植物の形態に応じ、板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態、乾燥して切刻した形態、顆粒体の形態で使用される。本発明に係るタバコフィルタは、喫煙者の喫煙時にハーブ香を楽しめるとともに、多様なアロマテラピー効果を感じることができ、タバコ特有の臭いを中和して喫煙者の口から出る臭いや口臭を大幅に減少させることができる。

Description

本発明は、天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ及びこれを採用したタバコに関する。より詳細には、喫煙時にアロマテラピー効果があり、喫煙者の口から出るタバコ特有の臭いを減少させる環境親和的なイメージの天然素材であるハーブ植物を利用したタバコフィルタに関する。
通常、タバコはタバコカラムとフィルタから構成される。従来には、香味剤を抽出物の形態で製造し、フィルタやタバコカラム部に分散させたり、または炭素やゼオライト等に抽出物を吸着させて香味を放出するように使用した例はあるが、香りが微々たるものであって幅広く用いられることはなく、ハーブ植物自体を直接刻んだり、粉砕したり、またはペレットもしくはグラニュール(Granule)化する技術をタバコフィルタに適用して製造した例はなかった。
本発明は、ハーブ植物本来の天然の香りを、喫煙時に最初の一服から最後の一服まで均一に、そのまま喫煙者に伝達されるようにするタバコフィルタ及びこれを適用したタバコを提供しようとするものである。
また、本発明は、製造されたタバコフィルタを用いて、喫煙の際に喫煙者がハーブ香を満喫することができると同時に、沈静、覚醒、眠気防止、抗ストレス、集中力といったアロマテラピー(Aromatheraphy:芳香療法)効果を感じることができ、喫煙者の口から出るタバコ特有の臭いや口臭を減少させるタバコフィルタを提供しようとするものである。
また、本発明は、タバコカラムではなく非燃焼部分であるフィルタにハーブ顆粒体(Granule)を添加することにより、熱によって香りが変性するおそれなしに、タバコが燃焼する際に生成される熱や蒸気を媒体にハーブ香が拡散して伝達されるようにするタバコフィルタを提供することを目的とする。
また、本発明は、ハーブの抽出物ではなくハーブ植物を利用することにより、アロマテラピーのみならず、ハーブ植物による濾過効果も付随的に達成し得る新規なタバコフィルタ及びこれを採用したタバコを提供しようとするものである。
本発明は、天然ハーブ植物を利用したタバコフィルタ及びこれを用いたタバコに関する。
具体的に、本発明は、一つ以上のフィルタ部を具備するタバコフィルタにおいて、前記フィルタ部のいずれかのフィルタ部がハーブ植物からなるハーブ香フィルタ部である天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタに関する。
本発明において、前記ハーブ香フィルタ部は、ハーブ植物以外の他の成分が添加されないように製造し、ハーブ植物の香臭が濃く発現されるようにする。具体的に、 前記ハーブ香フィルタ部は、板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物が詰められたり、乾燥後に切刻したハーブ植物が詰められたり、ハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、またはフィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたりして使用することが可能である。
本発明において、タバコフィルタ内にハーブ植物で製造されたハーブ香フィルタ部を具備することにより、喫煙中、最初の一服から最後の一服まで新鮮かつ清潔な香味を均一に伝達し、喫煙時に付随的に発生する悪臭を中和、除去することができる。とりわけ、加工して顆粒化したハーブ植物を使用することにより、保管の際にほのかなハーブ香が香り、喫煙の際にタバコカラムが燃焼、熱分解されて伝達される熱や蒸気を媒体に、顆粒体を取り囲むコーティング層が溶けたりまたは分解されて香りの濃度がより一層濃く発現される。
したがって、天然ハーブの香臭とタバコ固有の味がうまく調和し、既存の方法で製造されたタバコよりも清潔な天然香味がそのまま保持されて伝達されるという改善されたハーブタバコを提供することができる。
前記タバコフィルタが二重フィルタの場合、フィラメント状または繊維状の一般フィルタ部;板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物が詰められたり、乾燥後切刻したハーブ植物が詰められたり、ハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、またはフィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたハーブ香フィルタ部;から構成される。
前記タバコフィルタが三重フィルタの場合、フィラメント状または繊維状の一般フィルタ部;板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物が詰められたり、乾燥後切刻したハーブ植物が詰められたり、ハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、またはフィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたハーブ香フィルタ部;及び吸着剤が含まれたフィルタ部または特殊フィルタ部;からなるソリッドトリプルフィルタで構成される。
好ましくは、前記タバコフィルタが三重フィルタの場合、フィラメント状または繊維状の一般フィルタ部と、前記ハーブ香フィルタ部及び吸着剤が含まれた複合フィルタ部または特殊フィルタ(紙、リセス(recess)等)から構成されるソリッドトリプルフィルタであることが、吸着剤に触れて不純物が吸着、除去された状態で喫煙がなされるのでより好ましい。
このとき、前記吸着剤が含まれたフィルタは、吸着剤が充填されたり、またはフィラメント状もしくは繊維状のフィルタ上に吸着剤が一様に分布されているものを意味する。吸着剤としては、通常使用されるものであれば特に制限されず、活性炭やゼオライトなどを使用することができる。吸着剤を含むフィルタが具備される場合、吸着剤によって有害物質等を一次的に除去した後、ハーブ香フィルタへ吸入されるので、移動する煙の質が均一となり、精製されるようになる。前記特殊フィルタ部は、ペーパーフィルタまたはリセス構造フィルタを使用することができる。
本発明において、前記ハーブ植物は、食用可能なハーブ植物であれば特に制限されずに使用することができ、たとえば、ペパーミント、スピアミント、コーヒー、パイナップル、カモミール、オレンジ、ユーカリプタス、タイム、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ラベンダー、レモングラス、パインニードル、クローバー、セージ、タキソール、ベルガモット、バジル、バレリアン、ヒソップ、ティーツリー、ミルラ、ジュニパーから選択される一種または二種以上の混合物を使用することができる。本発明は、これらの抽出液やオイルを使用するのではなく、植物自体の葉や枝、根または実を加工して直接使用するものである。
前記乾燥後切刻したハーブ植物は、前記ハーブ植物をその水分含量が10%以下となるように日陰乾燥した後、一定の大きさに切刻して使用し、フィルタ状にする際に柔軟性を与えるために、乾燥時に保湿剤を添加することがさらに好ましい。
前記板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)は、ハーブ植物を用いて一般的な製紙工法である抽出、パルピング、叩解、抄紙過程を経て製造することができる。これは公知の方法であるため具体的な説明はここでは行わない。フィルタ製造の際、板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)をくるくる巻いてフィルタとして使用するか、あるいは一定の大きさに切刻して使用する。
前記フィルタを製造するために切刻を行う場合、適切な大きさは0.1〜10mm、より好ましくは0.15〜5mmとなるように切刻または粉砕することが好ましく、ハーブ香フィルタ部に切刻したハーブ植物のみを詰込する場合には0.1〜5mm、より好ましくは3mm以上の大きさのものが50〜70重量%、1.5〜3mmの大きさのものが15〜32重量%、0.1〜1.5mmの大きさのものが6〜21重量%含まれるようにすることが好ましい。また、一般セルロースアセテートフィルタに切刻したハーブ植物を一様に分布させてハーブ複合フィルタを製造する場合には0.1〜1mmの大きさに切刻または粉砕することが好ましく、80重量%以上含有するようにすることが好ましい。
前記ハーブ顆粒体は、親水性ポリマー、疎水性ポリマー、単糖類、二糖類、糖アルコール、糖蜜およびデキストリンからなる群から選択される一種の有機系結合剤を水に溶解し、乾燥後粉砕されたハーブ植物粉末に噴霧コーティングして顆粒に製造する。
このとき、ハーブ植物粉末:有機系結合剤の混合比は、重量比で1〜3:1の範囲で混合される。また、前記ハーブ顆粒体は、粉末の成形性を増加させるために、シリカ、シリケート、ベントナイトから選択される無機系結合剤をハーブ植物粉末に対して1〜30重量%の範囲でさらに添加することができる。
前記ハーブ顆粒体は、その大きさが5〜80メッシュの範囲で製造することが好ましい。
前記親水性ポリマーは、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、澱粉、デキストランサルフェート、糖、カルボキシメチルセルロース(CMC)、キトサン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、アラビノガラクタン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、アラビアガムおよびソジウムアルギネートからなる群から一種が選択され、前記疎水性ポリマーは、エチルセルロース、メタクリル酸の高分子およびそのエステル類、ポリエチレン、ポリアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ポリ(エチレン−ビニルアセテート)、セルロースニトレート、シリコンおよびポリ(ラクチド−コ−グリコライド)からなる群から一種が選択され、前記単糖類は、グルコース、フラクトース、トレハロースおよびガラクトースからなる群から一種が選択され、前記二糖類は、キシロース、D−マンノース、ソルボース、ラクトースおよびマルトースからなる群から一種が選択され、前記糖アルコールは、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、グリセリン、グリセロール、エリスリトールおよびアラビトールからなる群から一種が選択され、より好ましくは、原料の取得性や適用性および製品の管理が良好なカルボキシメチルセルロース(CMC)または糖蜜を使用する。
前記ハーブ植物粉末は、ペパーミント、スピアミント、コーヒー、パイナップル、カモミール、オレンジ、ユーカリプタス、タイム、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ラベンダー、レモングラス、パインニードル、クローバー、セージ、タキソール、ベルガモット、バジル、バレリアン、ヒソップ、ティーツリー、ミルラ、ジュニパーから選択される一種または二種以上を混合して、30〜50℃で10〜20時間乾燥した後、70〜80メッシュとなるように粉砕したものを使用する。
本発明に係るタバコフィルタを具備するタバコも、本発明の範囲に含まれる。
以下、本発明のより具体的な説明のために、図面を参照しつつ説明を行う。なお、本発明において例示される図面は一例に過ぎず、これらに限定されるものではなく、容易に変更可能であることは自明のことである。以下において、一般フィルタとはフィラメント状または繊維状のフィルタであって、アセテートトウ等を意味する。
次に、本発明に係るタバコフィルタの形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1に図示したように、通常のフィルタ型タバコは、タバコカラム部20とフィルタ部10から構成される。また、前記タバコフィルタは、フィルタ部の個数によって、モノフィルタ、2重フィルタ、マルチフィルタ(3重フィルタ、4重フィルタ)等に区分される。
図1は、本発明に係る2重フィルタの一例を図示したものである。図1の一般フィルタ11は、フィラメントまたは繊維から製造され、ハーブ香フィルタ部12は多様な形態のハーブ植物からなる。すなわち、前記ハーブ香フィルタ部12は、板状葉形態に製造されたハーブ植物のみで詰められたり、乾燥後切刻したハーブ植物のみで詰められたり、または、ハーブ顆粒体15のみで詰められたりしていてもよい。または、フィラメント状もしくは繊維状のフィルタにこれらを一様に分布させて使用することもできる。
図2は、本発明に係る3重フィルタの一例を図示したものである。図2に示されたように、一般フィルタ部11とハーブ香フィルタ部12および一般フィルタ部11が連結されるようにすることができる。
図3は、本発明に係る3重フィルタのまた別の一例を図示したものである。図3に示されたように、一般フィルタ部11とハーブ香フィルタ部12および吸着剤含有フィルタ部13が連結されるようにすることができる。前記吸着剤含有フィルタ部13は、吸着剤のみが詰められていたり、または吸着剤が繊維材に一様に分布された状態のフィルタを使用することも可能であり、吸着剤としては特に制限されないが、活性炭の場合、平均粒径は30〜80メッシュ、比表面積は500〜1500m2/gを使用することが、有害物質の吸着力に優れ、タバコの味を最大限発揮するのに最も好ましい。このとき、前記吸着剤含有フィルタ部13が、タバコカラム20と隣接するように配列することが好ましい。
図4は、本発明にかかる3重フィルタのまた別の一例を図示したものである。図4に示されたように、一般フィルタ部11とハーブ香フィルタ部12および特殊フィルタ部14が連結されるようにすることができる。このとき、前記特殊フィルタ部14は、紙を巻いてフィルタ状に製造されたペーパーフィルタ、フィルタ内部が中空状になっているリセスなどの特殊な形態と構造を有するものを意味する。このとき、前記特殊フィルタ部14がタバコカラム20と隣接するように配列することが好ましい。
図5は、本発明に係る4重フィルタの一例を図示したものである。図5に示されたように、一般フィルタ部11とハーブ香フィルタ部12、吸着剤含有フィルタ部13および一般フィルタ部11が連結されるようにすることができる。
図6は、本発明に係る4重フィルタのまた別の一例を図示したものである。図6に示されたように、一般フィルタ部11とハーブ香フィルタ部12、特殊フィルタ部14および一般フィルタ部11が連結されるようにすることができる。
図7は、本発明に係る3重フィルタのまた別の例であって、一つの一般フィルタ部11と二つのハーブ香フィルタ部12からなり、前記ハーブ香フィルタ部の一つはハーブ顆粒体15が詰められたフィルタ部12aからなり、他の一つはハーブ顆粒体15が繊維状に分散されたフィルタ部12bからなる。このとき、ハーブ顆粒体15の繊維状に分散されたフィルタブ12bがタバコカラム20と隣接するように配列することが、製造が容易なため好ましい。
しかしながら、前記記載した形態に制限されるものではなく、フィルタ部のいずれか1つ以上がハーブ香フィルタで構成されたものであれば、制限されることなく変更可能であることは自明のことである。
次に、本発明において使用されるハーブ顆粒体の製造についてより具体的に説明すると、図8に図示されたところのような過程によって製造を行う。
まず、ハーブ顆粒体の原料物質となるハーブを1種または2種以上混合して乾燥する(S1)。このとき、ハーブ植物の乾燥は、30〜50℃で10〜20時間の乾燥を行う。乾燥されたハーブ植物を粉砕(S2)して、大きさが70〜80メッシュのもののみを分離する分級ステップ(S3)を経る。このとき、分離されなかった大きな粉末は、再度粉砕ステップへ移される。80メッシュに分級されたハーブ植物粉末に有機結合剤または有機結合剤と無機結合剤とを混合したものを投入しつつ、成形および射出するステップ(S4)を経る。このとき、射出の際にハーブ顆粒体の大きさが5〜80メッシュの範囲となるように製造されるようにする。その後、製造されたハーブ顆粒体を乾燥(S5)するが、このとき、好ましくは30〜50℃で50〜70時間の乾燥を行う。こうして乾燥されたハーブ顆粒体を大きさ別に分級(S6)して製品化する。分級時には、5〜35メッシュのものと35〜80メッシュのものとの2つのグループに分けて分級を行う。5〜35メッシュのものは3重フィルタに、35〜80メッシュのものは2重フィルタに使用されることが好ましいが、これに限定するものではない。
本発明において、前記加工される天然ハーブ植物素材は、食品添加物法上許容可能な植物であれば、単独でまたは複数を組み合わせて適用することができ、植物体部位中ハーブ成分が最も多く含まれている部位またはその他部位を天然状態またはその素材を製品タバコへの適用に適するようハーブ顆粒体等に加工、製造した後に使用するものである。
より具体的に例を挙げると、ペパーミント、スピアミント、コーヒー、パイナップル、カモミール、オレンジ、ユーカリプタス、タイム、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ラベンダー、レモングラス、パインニードル、クローバー、セージ、タキソール、ベルガモット、バジル、バレリアン、ヒソップ、ティーツリー、ミルラ、ジュニパーから選択される一種または二種以上の混合物を使用することができるが、これに限定されるものではない。
より具体的には、前記各種ハーブ植物体を香喫味が最も高く維持できる時期に耕作地にて収穫した後、葉、茎、実および根の部位を分離して集める。このうちハーブの種類に応じてハーブ香が多く含まれている部位を活用することができる。このとき、収穫したハーブは直射光線や人工的な加熱乾燥機を使用するよりは、風通しの良好な陰地または直射光線を避けることのできる日差し除けを設けた乾燥台で乾燥すれば、天然ハーブ香の損失を最大限防止することができる。
こうして乾燥された試料を5〜10%の適当な水分となるまで乾燥した後、異物を選別して粉砕機で第一段階として6メッシュ以下に粗粉砕する。その後第二段階として、ピンクラッシャー粉砕機で80メッシュ以下の細かい粒子に粉砕するが、このとき、粉砕機内の摩擦温度が40℃を超えないように注意し、間歇的に粉砕を行う必要がある。特に注意すべき事項として、1分間粉砕後3分間停止する手順を数回繰り返すことにより、粉砕中に上昇する温度を抑え、天然香の損失を減らすことができる。
本発明は、前述した天然ハーブ粉末粒子を水溶液に懸濁させて球形粒子に成長させるハーブ顆粒体球形化工程を経ることに特徴がある。ハーブ顆粒体の成長時における混合液の球形体顆粒化に関する成長速度と温度勾配条件を有するので、80メッシュ以下のハーブ粉末状に製造すれば球形粒子の粒径および分布制御が容易であり、また、タバコフィルタの製造条件に適した1〜35メッシュの球形体ハーブ粒子を製造することができる。
本発明では、天然ハーブ粉末の成形性を増加させるために、シリカやシリケート、ベントナイト等の無機系結合剤を使用することもできるが、より好ましいのは親水性ポリマー、疎水性ポリマー、単糖類、二糖類、糖アルコール、糖蜜およびデキストリンからなる群から選択される一種の有機系結合剤を水に溶解して使用する。より好ましくは、有機系結合剤である糖蜜またはセルロース系のカルボキシメチルセルロース(CMC)2%溶液を使用することにより、球形粒子の成形性改善を高めることができる。
具体的に例を挙げると、カルボキシメチルセルロース0.5〜2%溶液と粉砕されたハーブ粉末とを同等の重量比で混合されるよう調節した後、ノズルを介して溶液を噴射注入させつつ混合させ、連続して16〜35メッシュの球形体ハーブ顆粒体を成長させる。一方、糖蜜を使用する場合は、1〜5重量%の糖蜜に水を配合することにより、前記と同じ方法でハーブ顆粒体を製造することができる。本発明に使用したプローシェアミキサーのほかに、流動層造粒機、射出成形造粒機、ディスク造粒機および圧着造粒機等から一つを選択して使用することができる。
本発明にかかるタバコフィルタを採用したタバコは、熱分解や合成によって変形しない天然ハーブ本来の香味を喫煙者に伝達することができ、特に、球形体およびその他顆粒体に製造して添加することにより、フィルタ内にハーブ香を定量的に添加することが可能であり、喫煙中の最初から最後までハーブ香臭が均一に運ばれるようにする効果を得ることができる。
また、フィルタ内部の空間にハーブ顆粒体を集中的に挿入することにより、製造タバコの流通過程や保管中にも内部の隣接する媒体に香り成分が転移、揮発されず、ハーブ香が持続的に残留する特性を有する。
本発明に係る2重フィルタの一例を図示したものである。 本発明に係る3重フィルタの一例を図示したものである。 本発明に係る3重フィルタのまた別の一例を図示したものである。 本発明に係る3重フィルタのまた別の一例を図示したものである。 本発明に係る4重フィルタの一例を図示したものである。 本発明に係る4重フィルタのまた別の一例を図示したものである。 本発明に係る3重フィルタのまた別の例であって、一つの一般フィルタ部11と二つのハーブ香フィルタ部12からなり、前記ハーブ香フィルタ部の一つはハーブ顆粒体が詰められたフィルタ部12aからなり、他の一つはハーブ顆粒体が繊維状に分散されたフィルタ部12bからなる例を図示したものである。 本発明に使用されるハーブ顆粒体を製造する過程の概略図である。
本発明のより具体的な説明のために、以下のとおり実施例を挙げて説明を行う。しかしながら、本発明がこれら実施例に限定されるものではない。
スピアミントをその水分含量が10%以下となるように日陰乾燥させ、そうして乾燥されたスピアミント1000gを準備し、保湿剤としてグリセリン3重量%を蒸留水に溶解した水溶液を10ml/100g噴霧した後、切刻機を用いて平均の大きさが1mmとなるように切刻した。その後、スピアミントの最終水分が13%となるように常温で24時間乾燥し、切刻されたハーブをフィルタ紙に詰め、円周24mm、長さ96mm、ハーブ使用量10mg/mmとなるようにハーブ フィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、重量1000mg(フィルタ紙を含む)、硬度80%、吸引抵抗120mmH2O/96mmであった。このように製造されたハーブ香フィルタを8等分して長さ12mmのハーブ香フィルタ部を製造し、これに15mmのセルロースアセテートフィルタを連結して全長27mmの2重フィルタを製造した。
製造されたフィルタを用いてタバコカラムと連結したタバコを製造した後、これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
このとき、タバコの製造に使用されたタバコカラムは、バーレー種、オリエント種、黄色種で、3:2:5の重量比でそれぞれ配合した後、3重量%の保湿剤を蒸留水に溶解した水溶液を12ml/100g噴霧し、その後、切刻機を用いて平均の大きさが0.9mmとなるように切刻した。切刻されたタバコカラムの最終水分が13%となるように常温で乾燥した後、シガレット製造機でシガレットユニットを製造した。このとき、シガレットユニットの諸元は、円周24.4mm、長さ57mm、タバコカラム重量600mg、吸引抵抗45mmH2O/57mm、硬度75%であった。無穿孔のチップペーパーを用いてタバコカラム部とフィルタ部とを取り付け、試験タバコとして利用した。
原料物質としてペパーミント(葉、茎使用)を40℃で24時間乾燥後、粉砕機(pin crusher)で粉砕し、80メッシュのふるいで分級した後、80メッシュを通過したものを使用した。結合剤としてはカルボキシメチルセルロースナトリウム塩(Carboxymetyl cellulose sodium salt)20gを蒸留水1000gに投入して40℃で約2時間撹拌し、完全に溶解させて使用した。
5Lサイズのプローシェアミキサー(ドイツ、Lodige製)に粉砕されたハーブ粉末700gを入れ、前記製造された結合剤溶液500gを投入して30分間成形工程を経た後、40℃で12時間乾燥してふるいによる分級後、3重フィルタ用(14〜35メッシュ)、2重フィルタ用(35〜80メッシュ)となる球形のハーブ顆粒体を製造した。
製造された球形のハーブ顆粒体をフィルタ空間や繊維に分散させて詰め、円周24mm、長さ96mm、ハーブ顆粒体の使用量10mg/mmとなるようにハーブ香フィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、重量1000mg(フィルタ紙含む)、硬度80%、吸引抵抗120mmH2O/96mmであった。このように製造されたハーブ香フィルタを8等分して長さ12mmのハーブ香フィルタ部を製造し、これに15mmのセルロースアセテートフィルタを連結して全長27mmの2重フィルタを製造した。
製造されたフィルタを用いて、実施例1と同じ方法でタバコカラムと連結したタバコを製造した後、これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
原料物質としてスピアミント(葉、茎使用)を40℃で24時間乾燥後、粉砕機(pin crusher)で粉砕し、80メッシュのふるいで分級した後、80メッシュを通過したものを使用した。結合剤としてはカルボキシメチルセルロースナトリウム塩(Carboxymetyl cellulose sodium salt)20gを蒸留水1000gに投入して40℃で約2時間撹拌し、完全に溶解させて使用した。
5Lサイズのプローシェアミキサー(ドイツ、Lodige製)に粉砕されたハーブ粉末700gを入れ、成形補助剤として粉末状のシリカ(Rhodia,Zeosil 155)をハーブ粉末の15重量%(105g)入れて約20分間混合後、前記製造された結合剤溶液500gを投入して30分間成形工程を経た後、40℃で12時間乾燥してふるいによる分級後、3重フィルタ用(14〜35メッシュ)、2重フィルタ用(35〜80メッシュ)となる球形のハーブ顆粒体を製造した。
製造された球形のハーブ顆粒体をフィルタ空間や繊維に分散させて詰め、円周24mm、長さ96mm、ハーブ顆粒体の使用量10mg/mmとなるようにハーブ香フィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、重量1000mg(フィルタ紙含む)、硬度80%、吸引抵抗120mmH2O/96mmであった。このように製造されたハーブ香フィルタを8等分して長さ12mmのハーブ香フィルタ部を製造し、これに15mmのセルロースアセテートフィルタを連結して全長27mmの2重フィルタを製造した。
製造されたフィルタを用いて、実施例1と同じ方法でタバコカラムと連結したタバコを製造した後、これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
原料物質としてタイム(葉、茎、根使用)を40℃で24時間乾燥後、粉砕機(pin crusher)で粉砕し、80メッシュのふるいで分級した後、80メッシュを通過したものを使用した。結合剤としてはカルボキシメチルセルロースナトリウム塩(Carboxymetyl cellulose sodium salt)20gを蒸留水1000gに投入して40℃で約2時間撹拌し、完全に溶解させて使用した。
5Lサイズのプローシェアミキサー(ドイツ、Lodige製)に粉砕されたハーブ粉末700gを入れ、前記製造された結合剤溶液500gを投入して20分間混合後、射出機(韓国、 韓国セラミック製)で粒径3mmで射出した後、40℃で12時間乾燥してペレット(Pellet)形のハーブ顆粒体を製造した。製造された組成物を破砕してふるいによる分級後、3重フィルタ用(14〜35メッシュ)、2重フィルタ用(35〜80メッシュ)となる球形のハーブ顆粒体を製造した。
製造された球形のハーブ顆粒体をフィルタ空間や繊維に分散させて詰め、円周24mm、長さ96mm、ハーブ顆粒体の使用量10mg/mmとなるようにハーブ香フィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、重量1000mg(フィルタ紙含む)、硬度80%、吸引抵抗120mmH2O/96mmであった。このように製造されたハーブ香フィルタを8等分して長さ12mmのハーブ香フィルタ部を製造し、これに15mmのセルロースアセテートフィルタを連結して全長27mmの2重フィルタを製造した。
製造されたフィルタを用いて、実施例1と同じ方法でタバコカラムと連結したタバコを製造した後、これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
[比較例1]
一般セルロースアセテートモノフィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、円周24mm、長さ27mm、重量7800mg、硬度80%、吸引抵抗380mmH2O/108mmであった。
製造されたフィルタを用いて、実施例1と同じ方法でタバコカラムと連結したタバコを製造した後、これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
[比較例2〜4]
ハーブ粉末がタバコカラムに使用される場合
一般セルロースアセテートモノフィルタを製造した。製造されたフィルタの物性は、円周24mm、長さ27mm、重量7800mg、硬度80%、吸引抵抗380mmH2O/108mmであった。前記一般セルロースアセテートモノフィルタと、120mgのハーブ粉末が含まれたタバコカラムとを連結して実験タバコとして使用した。
比較例2は実施例2と同じペパーミント粉末を使用し、比較例3は実施例3と同じスピアミント粉末を使用し、比較例4は実施例4と同じタイム粉末を使用した。このとき、前記タバコカラムは、ハーブ粉末がさらに追加されたことを除いて、前記実施例と同じ方法で製造した。これを熟練した官能評価パネル100名を対象に定量評価(blind test)を実施して10点尺度法により点数を付けさせ、その平均値を下記表1〜3のとおり示した。
評価方法は、一般的に喫煙者がタバコを選択する際に最も基本的に選好度に影響を与える嗜好を基本として調査を行い、下記表に記載の各項目の定義は次のとおりである。
タバコ固有香:黄色種、バーレー種、オリエント種から感じることのできるタバコ葉固有の臭いで、量的な感じを意味し、その程度が強いほど10点に近い。
乾草臭:干し草(雑草)の香り特性を容易に連想させる臭いで、その感じが強いほど10点に近い。
酸味臭:酢酸等から発現される臭いのように、鼻先を刺激してひりつく感じをさせる刺激を意味するもので、その程度が強いほど10点に近い。
異臭味:タバコ本来の味や香りにおいてあってはならない特性で、製品の価値を低下させる要素であり、拒否感を与える臭いを意味するもので、その感じが強いほど10点に近い。
ハーブ臭:天然ハーブ成分の香味であり、その味に甘みがあって拒否感がなく、純粋な感じがし、口や鼻の中が爽快に感じられるほど10点に近い。
清涼感:喫煙時に口や鼻の中を適当に刺激し、タバコの味や香味が清潔にマッチし拒否感がない程度で、その感じが強いほど10点に近い。
香強度;タバコに存在する全体的な香味の量を意味し、香味のタイプと関係なしに全体的な香りの認知程度を表す数であり、より良く感じるほど10点に近い。
清潔さ:清潔さを与える味を意味し、dirty、mouth coating等とは反対の意味である。良い味は清潔な味を意味し、その程度が強いほど10点に近い。
調和味:加香類と発生煙との調和の程度で、香りが分離されず多過ぎたり少な過ぎたりしない程度を意味し、その調和とバランスが取れているほど10点に近い。
ハーブ香の維持:喫煙時、最初の一服から最後の一服までハーブ香が維持される程度を表し、維持される期間が長いほど10点に近い。
喫煙満足感:喫煙時または喫煙後における総合的な感じを主観的に判断したとき、喫煙充足の程度が高いほど10点に近い。
口臭:喫煙後の喫煙者から感じられるタバコ臭で、10点に近いほどその感じが強い。
苦味:カフェイン等から感じられる典型的な口内の苦味感覚で大概舌の内側で感じられて残味が長く続く感覚であり、その感じが多いほど10点に近い。
刺激性:口内、のど、鼻等がちくちくしたりえぐかったりし、煙い感覚などが1秒以上持続する感じで、急激な強烈さが感じられた後に徐々に消えていく感覚であり、その感じが強いほど10点に近い。
後味の清潔さ:喫煙後、口内に粉が覆われたようにくっ付いたりねばついたようになり、クリームや油が付いたような感じのないことを意味し、残留物が少なく清潔であるほど10点に近い。
全体的満足度:喫煙中及び喫煙後に主観的に総合的な感じを判断したとき、喫煙充足の程度が高いほど10点に近い。
Figure 2010528652
Figure 2010528652
Figure 2010528652
タバコの味の総合的評価においては、表1、表2および表3のとおり、本発明に係るタバコフィルタを使用する場合、多くの評価項目において格段に優秀であった。その中でも特に、口臭が一般フィルタを使用した場合に比べて少ないことが分かる。
また、タバコカラムにハーブが添加される場合に比べてハーブ臭が高く、清涼感および香強度が高く、最初の一服から最後の一服までハーブ香が維持されることが分かる。これに反し、比較例1〜4の場合、本発明に比べて異臭味が高く、後味が良好でなく、全体的な喫煙満足感が低いという結果が見られた。
また、ハーブ成分が主流煙へ移行するのかどうかを確認するために、次のような実験を行った。
前記実施例1〜4のフィルタが取り付けられたタバコを、それぞれ自動喫煙装置を用いて、その主流煙をケンブリッジフィルタ(円周44mm)に捕集した後、SPME(solid phase microextraction,Supelco,57344−U)方法により30℃で30分間抽出した後、GC(gas chromatography)分析を行った。このときの分析条件は次のとおりである。
キャリアガス:窒素
カラム:INNOWAX(長さ60m×内径0.25mm、膜厚0.25μm)J&W社
検出器:水素炎イオン化検出器(FID)
注入口温度:250℃
検出器温度:230℃
オーブン温度:初期温度50℃で3分間保持後、1分あたり3℃昇温して230℃で20分間保持
前記GC分析の結果、実施例1の場合、GC保持時間(retention time)56.787分で、一般フィルタタバコにおいて現れなかったピークがハーブフィルタタバコにおいては大きく現れたことが分かったが、これによりスピアミントの主成分であるl−カルボン(l−carvone)が主流煙に移行することが分かった。
実施例2の場合、GC保持時間(retention time)52.511分で、一般フィルタタバコにおいて現れなかったピークがハーブフィルタタバコにおいては大きく現れたことが分かったが、これによりペパーミントの主成分であるl−メンソール(l−menthol)が主流煙に移行することが分かった。
実施例3の場合、GC保持時間(retention time)56.787分で、一般フィルタタバコにおいて現れなかったピークがハーブフィルタタバコにおいては大きく現れたことが分かったが、これによりスピアミントの主成分であるl−カルボン(l−carvone)が主流煙に移行することが分かった。
実施例4の場合、GC保持時間(retention time)23.962分で、一般フィルタタバコにおいて現れなかったピークがハーブフィルタタバコにおいては大きく現れたことが分かったが、これによりタイムの主成分であるチモール(thymol)が主流煙に移行することが分かった。
また、喫煙回数による主流煙の移行量を測定するために、同じ方法で喫煙回数による主流煙の移行量の結果を測定し、そのうちハーブ成分の含量を測定したものを下記表4に示す。
Figure 2010528652
上記表4に見られるように、本発明に係るタバコフィルタは、喫煙回数に関係なくハー主成分が同等な水準の量で移行されることが分かった。したがって、本発明に係るタバコフィルタを適用する場合、最初の一服から最後の一服まで均一なハーブ香を伝達できることが分かった。
上述のとおり、本発明は、天然ハーブ植物を用いてフィルタを製造し、喫煙時に豊かな香りを発生させて喫煙者に新たな香臭味の満足感をもたせ、かつ、非喫煙者に伝達されるタバコ特有の臭いと口臭を中和させてその臭いを大幅に減少させ、喫煙者の口臭が含まれた副流煙の臭いによってもたらされる嫌悪感を減らすことのできる効果がある。
また、かかる機能性香臭味をもつ製品は、消費者の健康トレンドや個性を創出する、新世代の感性のニーズに適合するものとなることができる。
また、香味のために添加される物質がタバコカラムに使用されるのではなくフィルタに適用されるので、直接接触する熱で燃焼されて熱分解や合成によって生成される異物成分が発生しないので、異質的な味がまったく生成されないという特徴があり、均一で持続的かつ爽快な天然ハーブの香味を自然に感じることができる。
また、かかるハーブ食品は原材料の取得および製造工程上の適用が容易であり、実用化の達成が可能である。
10 タバコフィルタ
11 一般フィルタ部
12 ハーブ香フィルタ部
12a ハーブ顆粒体が詰められたフィルタ部
12b ハーブ顆粒体が繊維状に分散されたフィルタ部
13 吸着剤含有フィルタ部
14 特殊フィルタ部
15 ハーブ顆粒体
20 シガレットユニット

Claims (14)

  1. 一つ以上のフィルタ部を具備するタバコフィルタにおいて、
    前記フィルタ部のいずれか一つのフィルタ部がハーブ植物のみからなるハーブ香フィルタ部であることを特徴とする、天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ。
  2. 前記ハーブ香フィルタ部は、板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物が詰められたり、乾燥後に切刻したハーブ植物が詰められたり、ハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、またはフィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたものであることを特徴とする請求項1記載のタバコフィルタ。
  3. 前記ハーブ植物は、ペパーミント、スピアミント、コーヒー、パイナップル、カモミール、オレンジ、ユーカリプタス、タイム、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ラベンダー、レモングラス、パインニードル、クローバー、セージ、タキソール、ベルガモット、バジル、バレリアン、ヒソップ、ティーツリー、ミルラ、ジュニパーから選択される一種または二種以上を混合して使用するものであることを特徴とする請求項2記載のタバコフィルタ。
  4. 前記タバコフィルタは、2重フィルタ、3重フィルタ、4重フィルタから選択される一種以上であることを特徴とする請求項3記載のタバコフィルタ。
  5. 前記タバコフィルタが2重フィルタの場合、
    フィラメント状または繊維状の一般フィルタ部と、
    板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物のみで詰められたり、乾燥後切刻したハーブ植物が詰められたりもしくはハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、または、フィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたハーブ香フィルタ部と、
    から構成されることを特徴とする請求項4記載のタバコフィルタ。
  6. 前記タバコフィルタが3重フィルタの場合、
    フィラメント状または繊維状の一般フィルタ部と、
    板状葉(再生タバコシート; reconstituent tobacco sheet)形態に製造されたハーブ植物のみで詰められたり、乾燥後切刻したハーブ植物が詰められたりもしくはハーブ植物を用いたハーブ顆粒体が詰められたり、または、フィラメント状もしくは繊維状のフィルタに乾燥後切刻したハーブ植物もしくはハーブ顆粒体を一様に分布させたハーブ香フィルタ部と、
    吸着剤が含まれたフィルタブまたは特殊フィルタ部と、
    から構成されるソリッドトリプルフィルタであることを特徴とする請求項4記載のタバコフィルタ。
  7. 前記吸着剤が含まれたフィルタ部は、吸着剤が詰められていたり、または吸着剤が一様に分布されたフィラメント状もしくは繊維状であり、前記特殊フィルタ部は、紙またはリセス構造であることを特徴とする請求項6記載の天然ハーブ植物を素材としたタバコフィルタ。
  8. 前記ハーブ顆粒体は、親水性ポリマー、疎水性ポリマー、単糖類、二糖類、糖アルコール、糖蜜およびデキストリンからなる群から選択される一種の有機系結合剤を水に溶解し、乾燥後粉砕されたハーブ植物粉末に噴霧コーティングして顆粒に製造したものであることを特徴とする請求項2記載のタバコフィルタ。
  9. 前記ハーブ顆粒体は、ハーブ植物粉末:有機系結合剤が1〜3:1の重量比で混合されることを特徴とする請求項8記載のタバコフィルタ。
  10. 前記ハーブ顆粒体は、粉末の成形性を増加させるために、シリカ、シリケート、ベントナイトから選択される無機系結合剤をハーブ植物粉末に対して1〜30重量%さらに添加することを特徴とする請求項8記載のタバコフィルタ。
  11. 前記ハーブ顆粒体は、その大きさが5〜80メッシュであることを特徴とする請求項8記載のタバコフィルタ。
  12. 前記親水性ポリマーは、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、澱粉、デキストランサルフェート、糖、カルボキシメチルセルロース(CMC)、キトサン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、アラビノガラクタン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、アラビアガムおよびソジウムアルギネートからなる群から一種が選択され、前記疎水性ポリマーは、エチルセルロース、メタクリル酸の高分子およびそのエステル類、ポリエチレン、ポリアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ポリ(エチレン−ビニルアセテート)、セルロースニトレート、シリコンおよびポリ(ラクチド−コ−グリコライド)からなる群から一種が選択され、前記単糖類は、グルコース、フラクトース、トレハロースおよびガラクトースからなる群から一種が選択され、前記二糖類は、キシロース、D−マンノース、ソルボース、ラクトースおよびマルトースからなる群から一種が選択され、前記糖アルコールは、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、グリセリン、グリセロール、エリスリトールおよびアラビトールからなる群から一種が選択されることを特徴とする請求項8記載のタバコフィルタ。
  13. 前記ハーブ植物粉末は、ペパーミント、スピアミント、コーヒー、パイナップル、カモミール、オレンジ、ユーカリプタス、タイム、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ラベンダー、レモングラス、パインニードル、クローバー、セージ、タキソール、ベルガモット、バジル、バレリアン、ヒソップ、ティーツリー、ミルラ、ジュニパーから選択される一種または二種以上の混合物を30〜50℃で10〜20時間乾燥した後、70〜80メッシュとなるように粉砕したものを使用することを特徴とする請求項8記載のタバコフィルタ。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のタバコフィルタを具備するタバコ。
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