JP2010517383A - マイクロプロセッサー用の位相ロックループの動的周波数スケーリングの方法と装置 - Google Patents

マイクロプロセッサー用の位相ロックループの動的周波数スケーリングの方法と装置 Download PDF

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Abstract

複数個の発振器複合体を使用する位相ロックループが開示される。位相ロックループは、クロック出力と、出力信号を発生するように動作可能な複数個の発振器複合体を含んでいる。位相ロックループは、さらに、複数個の発振器複合体のうち1個の出力信号を選択して、クロック出力に結合するように構成された制御ロジックを含んでいる。

Description

本開示は、一般に、マイクロプロセッサーのクロック用の位相ロックループ(phase locked loop)の分野に関し、特に、マイクロプロセッサー用の位相ロックループにおける動的な周波数スケーリングの方法と装置に関する。
マイクロプロセッサーは、広範な種々のアプリケーションにおいて、計算処理のタスクを実行している。プロセッサーの性能向上は、ソフトウエアの変化を通じて処理の高速化および/または機能の増加を可能にするために、ほとんど常に望ましい。消費電力を削減することも、携帯電子機器などの多くの組み込みアプリケーションにおけるプロセッサーの設計および実装において、重要な目標である。
多くの現代のプロセッサーは、エネルギー消費を節約するために、処理要求に応じてプロセッサーの動作周波数および動作電圧レベルを変更することを含む、動的な電圧および周波数スケーリング技術を使用している。プロセッサーが、より遅いクロック周波数で動作するときには、回路に電流を供給するために、より低い動作電圧を利用することができ、結果として低電力の利用となる。
周波数を変えるための従来技術の1つは、プログラマブル位相ロックループ(PLL)を含んでいる。それは、1つの周波数で動作され、動作を停止され、前記PLLが停止している間に異なる周波数で動作するように再プログラムされ、その新しい所要周波数で動作を再開する。この方法は、動作周波数間で、大きな電流変動を引き起こし得る。この結果、より余力のある電源を使う必要が生じる。さらに、再プログラムおよび動作の再開位相の間に、多くのサイクルにわたって、前記PLLによって駆動されている前記プロセッサーの動作を停止させることにもなり得る。
PLLは、その周波数が電圧制御または電流制御される発振器を備えている。発振器は、設計された動作周波数範囲で動作するように設計されている。たとえば、一つの発振器は400MHzから800MHzで動作するように設計されている一方、他の一つの発振器は、800MHzから1200MHzで動作するように設計されている。もし、一つの発振器を400MHzから1200MHzの範囲で動作するように設計しようすると、性能のトレードオフが存在する。発振器の動作範囲の幅は、そのネガティブなジッターの特性に、直接、比例する。したがって、ある特定の発振器の動作範囲を広げると、その対応するジッター特性は大きくなる。したがって、低いジッター特性を持つ広い周波数範囲にわたる可変クロック周波数を発生するニーズがある。
一つの態様において、発振器複合体を複数個用いる、位相ロックループを開示する。前記位相ロックループは、クロック出力と、出力信号を発生するように動作する複数個の発振器複合体を備えている。前記位相ロックループは、さらに、複数個の発振器複合体のうち一つの出力信号を、前記クロック出力に選択的に結合するように構成する制御ロジックを備えている。
もう一つの態様において、位相ロックループは、基準信号を受信する入力と、クロック出力と、前記基準信号に信号の位相をロックさせるためのフィードバック・パスとを備える。前記位相ロックループは、さらに、出力信号を発生することができ、前記フィードバック・パスおよび前記クロック出力に、別々に結合することができる複数個の発振器複合体を備えている。前記位相ロックループは、さらに、複数個の発振器複合体のうち第1の複合体の出力信号を前記クロック出力に選択的に結合するように構成する制御ロジックを備えている。
もう一つの態様として、位相ロックループの出力周波数を変える方法を開示する。この方法では、前記位相ロックループの出力信号が動作する所要周波数が入力される。一つの発振器複合体は、前記位相ロックループのフィードバック・パスと切り離される。前記切り離された発振器複合体の制御は、前記位相ロックループへの出力として信号を発生するように調節される。前記信号が、前記所要周波数の範囲にある周波数を持つ場合には、前記発振器複合体は、前記フィードバック・パスと結合され、前記信号が基準信号と位相をロックする。他の態様において、位相ロックループの前記出力周波数を変える方法が、開示される。この方法では、第1の発振器複合体は前記位相ロックループの前記出力と結合される。前記第1の発振器複合体は、前記位相ロックループのフィードバック・パスから切り離される。前記位相ロックループの出力信号が動作するべき所要周波数が入力される。第2の発振器複合体の電源が供給される。前記第2の発振器複合体は、前記所要周波数を含む周波数範囲の信号を発生するようにディジタル制御される。第1の発振器複合体は、前記位相ロックループの前記出力から切り離される。前記第2の発振器複合体は、前記位相ロックループの前記出力と結合される。
種々の実施形態が図を使って説明されている以下の詳細な説明により、当業者にとって、この他の実施形態も容易に明らかになるものと考えられる。以下で理解していただけるように、本発明の教える所から全く逸脱することなく、本発明は他の異なる実施形態を提供できるものであり、本発明のいくつかの詳細内容については、種々の異なる観点から変更を加えることができる。よって、図面および詳細な説明は、本質的には例示であって限定するものではない。
プロセッサーの機能ブロック・ダイアグラムである。 図1に示された位相ロックループの第1の実施形態である。 図2に示された発振器複合体の他の実施形態である。 図1の位相ロックループの典型的な出力信号の時間にわたるグラフである。 2つの発振器を選択的にフィードバック・パスおよび出力パスに結合する図1に示された位相ロックループの、第2の実施形態である。 位相ロックループの単純スルー(simple slew)動作を示す、典型的な出力信号のグラフである。 位相ロックループのホッピング動作を示す、典型的な出力信号のグラフである。 図1に示された位相ロックループの第3の実施形態である。 位相ロックループのロック・スルー(locked slew)動作を示す、典型的な出力信号のグラフである。 位相ロックループの複合スルー(complex slew)動作を示す、典型的な出力信号のグラフである。 位相ロックループの出力の周波数を変化させる、単純スルー方法を示すフローチャートである。 位相ロックループの出力の周波数を変化させる、ホップ方法を示すフローチャートである。 位相ロックループの出力の周波数を変化させる、ロック・スルー方法を示すフローチャートである。 位相ロックループの出力の周波数を変化させる、複合スルー方法を示すフローチャートである。
詳細な説明
図1は、実施形態を用いることができる、典型的なプロセッサー100のブロック・ダイアグラムを示す。前記プロセッサー100は、基地局、パーソナルコンピューター(PC)等の有線装置に、および、移動電話、ラップトップ、パーソナル・ディジタル・アシスタント、ポケットPC等の無線装置に使用することができる。前記プロセッサー100は、位相ロックループ(PLL)140、プロセッサー・ロジック130、モデム120、メモリー110、および入力/出力(I/O)回路150を備えている。前記モデム120は、変調信号を受信し、ベース・バンド信号に変換する。前記メモリー110は、プロセッサー・ロジック130に必要な、データおよび命令を記憶する。前記プロセッサー・ロジック130は、メモリー110に記憶された命令を実行し、I/O回路150にデータと制御情報を送る。I/O回路150は、ディスプレイ、オーディオ装置等とのインターフェースを行う回路を備えている。前記プロセッサー・ロジック130は、前記モデム120、メモリー110およびI/O回路150と、バス・システム160を通して通信する。
前記PLL140は基準クロック信号145を受け取る。前記基準クロック信号145は前記プロセッサー100の外部の水晶発振器により供給され得る。前記PLL140は、前記基準信号の複数倍の周波数を持ち、前記プロセッサー・ロジック130、前記モデム120、メモリー110、I/O回路150および前記バス・システム160等の同期デバイスをトリガーするクロック信号148を生成する。前記PLL140はプログラムすることができ、前記プロセッサーに影響を与えるプロセス要求や環境要因に依存して、自動的に前記クロック信号148の周波数を変えることができる。前記PLL140については、図2−図10の議論と併せて、以下に詳細に説明する。
当業者により、非常に多くの種類の前記プロセッサー100があり得ることが認識されている。たとえば、前記バス・システム160を備える前記プロセッサー内の種々のエレメントを別々に制御する2つ以上の位相ロックループがあってもよい。さらに、前記プロセッサー100に示されている、1つまたはそれより多くの前記機能ブロックは、特定の実施形態では省略することができる。前記プロセッサー100のコンポーネント内に存在し得る、この他の機能ブロックは、本発明に密接な関連がないので、わかりやすくするために省略されている。たとえば、プロセッサー・ロジック130は、マルチ・ステージ・パイプライン、変換索引バッファー、データ・キャッシュ等を備えていてもよい。
図2は、図1に示された位相ロックループの第1の実施形態である。PLL200は、位相検出器/比較器210、チャージ・ポンプ215、ローパス・フィルター220、割算器(divider)230、制御ロジック260、発振器複合体240A−240B、およびグリッチ・フリー・マルチプレクサー(glitch free multiplexer)250を備えている。発振器複合体240A−240Bは、発振器248A−240Bを備え、発振器の出力周波数を選択された範囲内の周波数になるように大まかに調節する。単純にするために、前記発振器複合体240Aだけについて、ここでは、詳細に説明するが、発振器複合体240Bもほとんど類似していて、類似のコンポーネントを使用し得る。異なるのは、前記発振器複合体240Aは、下位の周波数範囲で動作することを前提としている電流制御型発振器248Aを備えているのに対して、発振器複合体240Bは、上位の周波数範囲で動作することを前提としている電流制御型発振器248Bを備えている点である。
さらに、前記発振器複合体240Aは、5ビット・レジスター242Aと、電流制御ソース244Aと,加算器246Aと、制御可能なスイッチ247Aとを備えている。別の実施形態では、特定の用途に応じて、また、設計全体の制約により、前記電流制御ソース244Aと電流制御発振器248aは、電圧制御ソースと電圧制御型発振器に置き換えられることがある。前記電流制御ソース244Aが、前記5ビット・レジスター242Aの値に応じて、バイアス電流245Aを発生することにより、前記発振器複合体240Aは、ディジタル制御される。5ビットレジスター242Aは、プログラムに従ってセットされ、その値はプロセッサーの負荷、環境状態、またはその両方に基づいて変更され得る。前記5ビット・レジスター242Aの特定の値は、前記PLL200のクロック出力が動作を要求される周波数の特定の範囲に対応する。前記電流制御発振器248Aは、おおよそ400から800MHzの下位の範囲で発振するように設計されている。例をあげると、5ビット・レジスター242Aの、32の異なる値と、発振器248Aの400MHzの動作範囲とが与えられると、5ビット・レジスター242Aのそれぞれ特定の値は、おおよそ12.5MHzの出力範囲の幅に相当する。前記5ビット・レジスター242Aのサイズ、すなわち、出力範囲の幅は、設計上の制約により変更し得ることが注目される。前記制御可能スイッチ247Aを接地し、たとえば、前記5ビット・レジスター242Aの値を2にすると、前記電流制御発振器248Aの前記発振器出力249Aは、425MHzと、437.5MHzとの間のどこかで、比較的、一定の値になる。発振器出力249Aは、発振器複合体240Aおよび240Bの出力をマルチプレックスするグリッチ・フリー・マルチプレクサー250に結合される。
同様に、発振器複合体240Bは、より高い周波数領域において発振するように設計されている発振器248Bを内蔵している。制御可能なスイッチ247Bを接地し、たとえば、5ビット・レジスター242Bの値を2にすると、前記電流制御発信器248Bの前記発信器の出力249Bは、825MHzと、837.5MHzとの間で変動する。
クロック出力を安定化させ、固定させるために、前記割算器230と、前記位相検出器/比較器210と、前記チャージ・ポンプ215と、前記ローパス・フィルター220により構成される共有フィードバック・パスを通して、前記クロック出力が供給される。前記割算器230はプログラム可能であり、基準信号203で割られた前記発振器複合体240Aまたは240Bに対応する値で、前記マルチプレクサー250の出力を割算し、フィードバック信号207を生成する。
前記位相検出器/比較器210は、外部信号145およびフィードバック信号207などと同様に基準信号203を入力として受信する。前記位相検出器/比較器210は、前記外部信号203と、前記フィードバック信号207との間の位相を比較し、差信号を生成する。前記チャージ・ポンプ215は、前記差信号を受け取り、制御電流を発生する。時間変化が急である、前記チャージ・ポンプ215からの制御入力を平坦化し、減衰させた制御電流225を生成するために、ローパス・フィルター220は制御電流を受け取り、カットオフ周波数よりも高い周波数を減衰させる。
発振器複合体240Aが、プログラム可能なスイッチ247Aを通して、前記ローパス・フィルター220に結合されると、前記減衰された制御電流225が、バイアス電流245Aに対して正方向または負方向に足し合わせられる。足し合わせられた電流が、電流制御型発振器248Aを駆動し、前記発振器の信号249Aを前記基準信号203にロックする。スイッチ247Aと247Bとは、お互いに排他的な方式で、ローパス・フィルター220に結合されることが注意される。この実施形態では、発振器複合体の対応する前記スイッチがローパス・フィルター220に結合され、そして同じ発振器複合体の前記出力が前記グリッチ・フリー・マルチプレクサー250を通して選択されている場合に、結果としてロックされた出力が生じる。
前記グリッチ・フリー・マルチプレクサー250の出力は、同期デバイスに送られる前に、オプションの除数2の割算回路270に送られる。前記オプションの除数2の割算回路270は、高速のトランジェント周波数を扱うようには設計されていない同期デバイスに対する危険を排除する。これについては、図6と組み合わせて説明されるであろう。
前記制御ロジック260は、スイッチ247A−247Bおよびグリッチ・フリー・マルチプレクサー250に結合されている。複数個の発振器により前記位相ロックループの前記出力を駆動することを避けるために、前記発振器複合体の前記出力間での切り替え操作が、3以上の発振器のクロック・サイクルだけ遅延される。この目的のために、前記制御ロジック260は、発振器複合体240A−240Bの前記出力を、マルチプレクサー250を通してスイッチングするとき、短いパルスや短いサイクルが生じないこと保証する有限ステート・マシーンを備えることができる。
前記制御ロジック260は、前記スイッチ247A−247Bを独立に制御する。特に、前記制御ロジック260は、前記スイッチ247A−247Bをグランドに接続するか、前記共通フィードバック・パスに接続するかを決定する。前記制御ロジック260は、さらに、図6に関連して説明されているクロック・ランピング(clock ramping)による単純スルー(slew)方法の間に、前記除数2の割算回路270を制御する。前記制御ロジック260は、以下に説明する種々のクロック・ランピング方法を実現するためにレジスター242Aと242Bとの内容を随意に制御することができる。前記制御ロジック260は、前記位相ロックループが動作すべき前記所要周波数を示す情報を入力として受け取る。この入力情報は、プロセッサーの負荷、環境状態、またはその両方に基づいているかもしれない。前記制御ロジック260は、さらに、前記ターゲット周波数が達成された時に前記デバイスに報告を返すことができる。
図3は、位相ロックループ回路において配備されている図2に示された発振器複合体300の異なる実施形態である。発振器複合体240Aは、その公称電圧がロックされた場合、前記制御ループから得ることが期待できる、基準電圧Vref310に接続されている。前記PLLの初期化時に前記レジスターの値のキャリブレーション中、発振器248Aは、Vref310と結合することができる。キャリブレーション中には、基準電圧Vref310がセットされ、全体の調整電流を、それらの範囲内でステップ状に変化させる。前記レジスターのそれぞれの設定に対して得られる、ICOの周波数が測定される。前記PLLの定常動作中に新たな周波数を要求されると、適切な割算器の設定の下で、対応するVref入力において、その所要周波数に最も近い周波数を生成したレジスターの値が選択される。
図4は、時間にわたる図1の前記位相ロックループの典型的なクロック出力信号の周波数のグラフ400である。図4に実線で描いた波形は、前記追加の除数2の割算回路270が選択されない場合であることに注意されるべきである。この例では、参照番号410において前記出力クロック信号は600MHzで動作していて、1.2GHzで動作するように変更することが要求されている。参照番号410では、前記出力クロック信号は発振器複合体240Aによって駆動されている。さらに、前記発振器複合体240Aは、前記ローパス・フィルター220に接続されている。参照番号415では、レジスター242Aは増加され(対応する、除数が割算器230に指定され)、これにより、発振器248Aの対応するバイアス電流が増加し、したがって、前記出力クロック信号の前記周波数を増加させる。時間420の間では、前記発振器248Aは前記外部基準信号203とロックを取る過程にある。発振器複合体の、このロックされた出力で動作し、前記バイアス電流を増加させ、そして再ロックするサイクルは、参照番号425まで繰り返される。425では、発振器248Aの性能を越えて、前記クロック出力周波数を増加させることが要求されている。425において、制御ロジック260は、レジスター242Bを設定することにより、バイアスを設定し、割算器の除数を設定し、発振器複合体240Bを選択しスイッチ247Aを接地側に切り替えてクロック出力を駆動し、スイッチ247Bをフィードバック・パス側に切り替え、発振器出力249Bを選択してクロック出力を駆動する。発振器複合体240Bは、さらに3サイクルにわたってレジスター242Bを増加させることにより、1.2GHzまでステップアップする。
参照番号430では、1つの実施形態において、前記の追加された除数2の割算回路270は使用されない。この実施形態においては、前記出力クロック信号280は、(図4に実線で示されているように)発振器出力249Bに追随する。この実施形態は、前記出力クロック信号280によって駆動される同期回路が高い周波数におけるオーバーシュートを取り扱うように設計されているとき、特別な応用を有する。
他の実施形態においては、参照番号430において、目標の動作周波数に到達するように制御ロジック260がレジスター242Bの値を増加させる。さらに、参照番号430において、制御ロジック260は、前記除数2の割算回路270を起動し、破線422で示されるように、出力クロック周波数を半分にする。参照番号435において、前記発振器の出力249Bは、前記基準信号203とロックされるようになる。参照番号427において、制御ロジック260は、前記除数2の割算回路270を停止させ、ロックされた目標の出力周波数までクロック出力を上昇させることができる。
図1には、除数2の割算回路270が示されているが、前記出力クロック信号の周波数を下げるために、分数割算器(fractional divider)や、その他の割算の回路を含む割算器を使うことができることに注意すべきである。発振器が目標周波数にロックできるように前記クロック出力周波数を下げることは、このように高い動作周波数における周波数のオーバーシュートを扱えるようには設計されていないかもしれない同期回路を保護する。同期回路が目標周波数のオーバーシュートを取り扱えるように設計されていたとしても、そのような設計は、一般にそうするために、ロック回路の動作電圧を増加させる必要がある。説明されたように、前記クロック周波数を下げることにより、この増加した動作電圧を使って同期回路を動作させる必要がなくなる。
図5は、前記フィードバック・パスと出力パスとに、独立に2つの発振器を選択的に結合することができる、図1に記載の前記位相ロックループ第2の実施形態である。図5は、前記除数2の割算回路270の他は、図1に示した全ての構成要素を含んでいる。さらに、位相ロックループ500は、グリッチ・フリー・マルチプレクサー530を備えていて、割算器230と、位相検出器210と、ローパス・フィルター220と、発振器複合体240A−240Bの1つとにより構成されるフィードバック・パスと、発振器との独立した結合を提供している。例として、制御ロジック560は、グリッチ・フリー・マルチプレクサー250を制御することにより、発振器複合体240Aの出力を選択してクロック出力540に接続し、さらに、グリッチ・フリー・マルチプレクサー530とスイッチ247Bとを制御することにより、発振器複合体240Bの出力を選択しフィードバック・パスに接続するように構成されている。位相ロックループ500は、クロック出力の駆動が、発振器複合体の一方から他方に変わる場合の、オーバーシュートを取り除く。さらに、この実施形態では、図6に関連して説明されるように、クロック出力は、アンロック(unlocked)で動作することができる。
図6は、ターゲット周波数615に到達するために、出力クロック変化の単純スルー方法を実行した場合の典型的な出力クロック信号のグラフ600である。グラフ600は、発振器複合体240Bの発振器出力と出力クロック信号540とを周波数領域でプロットする。グラフ600では、出力クロック信号540は発振器複合体240Bによって駆動されている。参照番号601では、発振器複合体240Bの出力は、出力クロック信号540を駆動し、800MHzで動作させる。参照番号605では、単純なスルー技術が、スイッチ247Aを接地し、発振器複合体240Aを選択しフィードバック・パスに接続することにより始まる。この結果、発振器複合体240Bおよび出力クロック信号540の周波数は下がり、やや低い周波数にてアンロック(unlocked)で動作をする。アンロック(unlocked)という用語は、前記PLLの出力クロックを、前記PLLの前記フィードバック・パスと接続しない発振器で駆動することである。当業者は、アンロックという用語が、さらに位相ロックループのフィードバック・パスから、PLLの一つの信号が切り離されていることを含むものであることを認識するであろう。特定のバイアス電圧におけるアンロックでのクロック出力は、一般に、同じ特定のバイアス電圧に対するロック出力(locked output)よりも低い周波数で動作することが注意される。
この低下は、前記発振器複合体240Bのためのレジスター242Bの値によって規定される範囲の、まだ内側にある。参照番号610において、レジスター242Bは制御ロジック560により値が増加されるので、前記発振器出力249Bと前記出力クロック信号540を増加させ、次の動作周波数範囲での動作をさせる。他の実施形態では、動作周波数領域の増加は、次の動作周波数領域を超えてジャンプすることを含み得る。レジスター242Bは、おおよそ5MHz/μsecの出力周波数を達成するために連続的に増加される。アンロックの間、位相ロックループは動作しているので、各増加おける動作周波数は、ロックしている場合より若干低い。さらに、前記フィードバック・パスと結合せずに発振器複合体240Bが出力を駆動している間、発振器複合体240Bのランピング(ramping)中は、割算器の除数は意味を持たない。
図4と図6に示されている、それぞれのクロックの出力レベルまたはステップごとの増加量は、図示のために選んだものであり、前記5ビット・レジスターにより定義された前記周波数幅の範囲に、そのまま対応付けられるものではないことが注意される。さらに、発振器の周波数特性は、図4および図6に示すほどには、直線性が良くない。発振器の周波数カーブは、一般的には弯曲しているが、図示したように単調性を持つ。
図7は、目標周波数が1GHzに到達する、ホップ方法のクロックの変化を示す典型的な出力信号のグラフ700である。図7に示したクロック出力は、位相ロックループ500により適切に発生され得る。グラフ700は、動作クロック出力が600MHzから1GHzまでのホップを示している。グラフ700は、発振器複合体240Aの出力周波数735と、発振器複合体240Aの出力周波数730とをプロットする。実線は位相ロックループ500の出力クロック周波数540を示す。点線は、対応する発振器複合体が、位相ロックループ600の出力として選択されていないことを示す。
時刻705では、前記発振器複合体240Aは600MHzにロックされていて、前記クロック出力を駆動するように選択されている。さらに、前記発振器複合体240Bは、1GHzより下で、アンロックで動作しており、そして未選択である。前記発振器複合体240Bが、まだ、電源を投入されていない場合には、対応するレジスターを変更して、前記発振器複合体240Bが1GHzより下で動作する値にすることができる。時刻710において、前記フィードバック・ループが前記発振器複合体240Aと非接続となるようにし、その動作をアンロックさせ、前記クロック出力を600MHzから低下させる。さらに、前記フィードバック・ループを前記発振器複合体240Bに接続し、割算器230の除数を指定し、前記発振器複合体240Bの出力を上げる。期間715の間、前記発振器複合体240Bは、基準信号203とロックするプロセスにある。この期間中、前記発振器複合体240Aは、600MHzより低いクロック出力を駆動するように選択され続ける。時刻725では、前記発振器複合体240Bはロックされ、制御ロジック560は、マルチプレクサー250をスイッチし、前記発振器複合体240Bを選択して駆動し、クロック出力信号にオーバーシュートが生じることなく、クロック出力を600MHzの下から1GHzに増加させる。前記発振器複合体240Aは、前記発振器複合体240Bが前記クロック出力を駆動しており、次の目標周波数が前記発振器複合体240Aにより供給されるべきとなるまでの間、電源を落とされてもよい。
前記位相ロックループ500は、一方の出力クロック周波数は一方の発振器複合体により駆動され、他方の出力クロック周波数は他方の発振器複合体により駆動されるところの任意の2つの出力クロック周波数の組み合わせの間で、どちらの方向にもホップするクロック出力を発生できるということが認識されるべきである。
図8は、図1に示されている位相ロックループの第3の実施形態である。位相ロックループ800は、図2で説明されたのと類似のフィードバック素子を備えている。位相ロックループ800は、さらに、発振器複合体840A−840Dと、制御ロジック860と、グリッチ・フリー・マルチプレクサー855および865とを備えている。発振器複合体840Aと840Bとは、併せて下位発振器複合体として呼ばれ、400MHzから800MHzの範囲の周波数で信号を発振するように指定されている。発振器複合体840Cと840Dとは、併せて上位発振器複合体として呼ばれ、800MHzから1200MHzの範囲の周波数で信号を発振するように指定されている。それぞれの発振器複合体は、マルチプレクサー855と865に接続されている。前記制御ロジック860は、発振器複合体のうちの任意の1つを前記位相ロックループ800の前記クロック出力に接続するように構成されている。さらに、前記制御ロジック860は、発振器複合体の任意の1つを、前記位相ロックループ800の前記フィードバック・パスに、独立に接続するように、構成されている。前記コントロール・ロジック860は、同じ発振器複合体を、前記クロック出力と前記フィードバック・パスの両方に接続してもよいし、あるいは1つの発振器複合体を前記フィードバック・パスに接続し、他の発振器複合体を前記クロック出力に接続してもよい。
制御ロジック860は、どの発振器がフィードバック・パスを駆動し、どの発振器がPLLの出力を駆動するかを、変更することにより、種々のクロック・スルー方法を作り出すことができる。図9は、位相ロックループ800により生成されたロック・スルー方法を示している典型的な出力信号のグラフである。制御ロジック860は、出力クロック周波数を上昇させるために、同一の範囲を有する発振器複合体(すなわち、下位の発振器複合体)を接続し、切り離すシーケンスを制御する。こうすることにより、クロック出力905は発振器複合体の切り替えにより生成される。
図9を読み取る際に、実線は、前記位相ロックループ800の前記出力クロック905を示している。点線は、それぞれの発振器複合体が、前記位相ロックループ800の出力として選択されていないことを、示している。
時刻910より前では、発振器複合体840Aは、ロックされ、そして選択されてクロック出力905を駆動する。時刻910では、前記発振器複合体840Bの中にある発振器と、この他の下位バイアス回路は電源が投入され、そしてアンロックされる。発振器複合体840Bは、そのレジスターにより初期化され、700MHz付近の周波数範囲で動作する。時刻920では、制御ロジック860は、発振器複合体840Aをフィードバック・パスから切り離し、結果としてクロック出力905の低下が生じる。さらに、時刻920では、制御ロジック860は、発振器複合体840Bをフィードバック・パスに接続し、そして割算器230をプログラムし、この結果、発振器複合体840Bの出力が約700MHzまで増加する。
時刻930では、発振器複合体840Bはロックされる。制御ロジック860は、発振器複合体840Aをクロック出力から切り離し、そして発振器複合体840Bをクロック出力に接続する。この結果、クロック出力は周波数のオーバーシュートを経験することなく、700MHzの周波数まで上昇する。この典型的な出力信号905では、クロック出力905が1.2GHzで動作するまで、発振器複合体の間の、このフロップ・サイクルが、さらに5回繰り返される。図9は、さらに、下位の発振器複合体間(領域940として示される)、上位の発振器複合体間(領域960として示される)、そして、下位の下位発振器複合体と上位の下位の発振器複合体との間(領域950として示される)でのフロップを示す。
図10は、位相ロックループの出力を変更する、複合スルー(complex slew)方法を示している、典型的な出力信号1005のグラフである。複合スルー方法は、位相ロックループ800が、他の発振器複合体に切り替えることにより、クロック出力信号からオーバーシュートを取り除く点を除いて、図6に示した単純スルー方法と似ている。以上の典型的なクロック出力の波形は、上昇するように、一般に進んで行くように示されているが、当業者は、典型的なクロック出力の波形が、逆に、下降するように進んで行くことができることを認識するであろう。
図11は、位相ロックループの出力周波数を変えるための、単純スルー方法1100を示すフローチャートである。ブロック1110では、位相ロックループの出力信号が動作すべきである、所要周波数が提示される。例として、プロセッサーの負荷が増加したとすると、したがって、負荷をより短時間で処理するために、より早いクロック・サイクルが必要になる。ブロック1120では、前記位相ロックループの出力を駆動している発振器は、基準信号203のような、基準信号からアンロックされる。前記駆動発振器をアンロックすると、結果として前記位相ロックループの出力における周波数の低下が生じる。ブロック1130では、前記駆動発振器を制御し、その最終出力周波数を変化させる、レジスター242Aのような、ディジタル制御手段が修正され、その結果、前記駆動発振器の変化に依存して、前記位相ロックループの前記出力信号で、周波数を増加させるか、減少させる。単純スルー方法における2つの実施形態が図11に示される。ブロック1140と1150が、1つの実施形態を定義する一方、ブロック1160と,1170と、1180と、1190は、もう1つの実施形態を定義する。
ブロック1140では、前記方法1100は、前記発振器の前記最終出力周波数が前記所要出力周波数の範囲に入っているかどうかを、決定する。例として、所要周波数は1.1GHzを指定するかもしれない。前記方法は、対応する前記発振器複合体を制御する前記レジスターの値によって定義される範囲が周波数1.1GHzを含むかどうかを判定する。判定がそうであれば、前記方法1100は、ブロック1150に進み、割算器の除数をセットし、前記駆動発振器を前記位相ロックループのフィードバック・パスに接続することにより、前記駆動発振器が前記基準信号にロックされる。判定が否の場合には、前記方法1100は、ブロック1130に進み、レジスター242Aの前記レジスター値のような、前記ディジタル手段を修正する。前記位相ロックループの出力を高くする必要がある場合には、増加されたレジスターの値が、前記クロック出力を上向きにジャンプさせて、次の最終周波数領域に上昇させる。前記位相ロックループ出力を下げる必要がある場合には、減少されたレジスターの値が、クロック出力を下向きにジャンプさせて、次の最終出力周波数範囲に下降させる。
第2の実施形態で、ブロック1130に戻ると、前記方法1100はブロック1160に進む。ブロック1160では、前記方法1100はルック・アヘッド機能を実行し、前記発振器の最終出力周波数の次の変更により、前記所要出力周波数の範囲に入る周波数を出力できるかどうかを決定する。そうならない場合には、方法1100は、ブロック1130に進み、前記発振器は次の周波数領域で動作するように調整される。そうなる場合には、前記方法1100は、ブロック1170に進み、前記位相ロックループの出力は割算をされる。たとえば、回路270の様な、除数2の割算回路を動作させることにより、出力を割算する。1つの実施形態においては、前記除数2の割算回路は、最後のアンロックのステップの前に起動され得る。もう1つの実施形態においては、前記除数2の割算回路は、前記最後のアンロックのステップの後に起動され得る。この2つの実施形態の両方において、ロック状態にループをスイッチする前に、除数2の割算回路は起動されている。ブロック1175では、前記割算器を通して前記位相ロックループの出力を駆動している前記発振器は、その出力周波数が前記所要出力周波数の範囲内にあるように、調整される。ブロック1180では、前記位相ロックループの出力を駆動している前記発振器が、割算の除数を設定し、前記駆動発振器を前記位相ロックループの前記フィードバック・パスに接続することにより、前記基準信号にロックされている。一旦、前記発振器がロックされると、前記方法1100はブロック1190に進み、前記位相ロックループの出力は、もはや、割算をされない。たとえば、出力はもはや、除数2の割算回路270を不能にすることにより、出力はもはや、割算され得ない。
図12は、位相ロックループの出力周波数を変えるためのホップ方法1200を示すフローチャートである。ブロック1210では、前記位相ロックループの出力が動作すべき所要周波数が入力される。ブロック1220では、前記位相ロックループの出力を駆動している第1の発振器が、基準信号からアンロックされる。ブロック1230では、第2の発振器の電源が投入される。前記第2の発振器は前記位相ロックループの出力を駆動するために接続されない。ブロック1240では、前記第2の発振器は、前記所要周波数を含む周波数範囲内で発振するようにディジタル制御される。ブロック1250では、前記第1の発振器とは独立に、前記位相ロックループのフィードバック・パスに接続することにより、前記第2の発振器は、基準信号にロックされる。ブロック1260では、前記第1の発振器は、前記位相ロックループの出力を駆動しないように切り替えられ、そして前記第2の発振器は、前記位相ロックループの出力を駆動するように切り替えられる。それから、随意に、前記第1の発振器の電源が落とされてもよい。
図13は、位相ロックループの出力周波数を変える、ロック・スルー(locked slew)方法を示すフローチャートである。ブロック1310では、位相ロックループの出力信号が動作すべき、所要周波数が入力される。ブロック1320では、前記位相ロックループの出力を駆動する発振器が、基準信号からアンロックされる。ブロック1330では、もう一つの発振器が最終出力周波数を変更するように、ディジタル制御される。出力のスルー(slew)の要求される方向によって、変更は、より高い周波数またはより低い周波数へとなる。ブロック1340では、もう一つの発振器は、前記基準信号にロックされる。たとえば、もう一つの発振器は、前記位相ロックループの前記フィードバック・パスに接続される。ブロック1350では、いったんロックされた、前記もう一つの発振器は、前記位相ロックループの出力を駆動するように切り替えられる。ブロック1360では、前記の方法1300は、前記駆動発振器の前記最終出力周波数が、前記所要周波数の範囲内であるかどうかを判定する。そうであれば、方法1360は終了する。そうでなければ、方法1300は、ブロック1320に進み、そこで前記位相ロックループの出力を駆動している前記発振器はアンロックされる。
図14は、位相ロックループの出力周波数を変化させる、複合スルー方法1400を示すフローチャートである。ブロック1410では、位相ロックループが動作すべき、所要周波数が入力される。ブロック1420では、前記位相ロックループの出力を駆動する発振器は基準信号からアンロックされる。ブロック1430では、前記位相ロックループの前記フィードバック・パスからアンロックされている間、前記発振器は、その最終出力周波数を変化させるためにディジタル制御される。ブロック1440では、方法1400は、ルック・アヘッド機能を実行する。詳しく言うと、前記発振器の最終出力周波数の次の変化により、前記所要出力周波数が存在する範囲内の周波数を出力する結果となるかどうかについて判定する。そうならない場合には、方法1400は、ブロック1430に進み、アンロックされている間に、最終出力周波数を変化させる。
そうなる場合には、方法1400はブロック1450に進み、第2の発振器の電源が投入される。ブロック1460では、前記第2の発振器は、前記所要周波数を含む範囲で発振するように、ディジタル制御される。ブロック1470では、前記第2の発振器は前記基準信号にロックされる。1480では、前記第1の発振器は、前記位相ロックループの出力の駆動を停止するように切り替えられ、前記第2の発振器は出力を駆動するように、切り替えられる。
ここに開示された実施形態に関連して説明された、種々の例示となる、ロジック・ブロック、モジュール、回路、素子、および/またはコンポーネントは、汎用プロセッサー、ディジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPGA)またはその他のプログラム可能なロジック・コンポーネント、ディスクリート・ゲートまたはトランジスター・ロジック、ディスクリート・ハードウエア・コンポーネント、または、ここに記載された機能を実行するように設計されたそれらの組み合わせにより、実装され、動作させることができる。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであってもよい。しかし、その換わりに、プロセッサーは、任意の、従来のプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラーまたはステート・マシーンであってもよい。さらに、プロセッサーは、演算素子、たとえばDSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数個のマイクロプロセッサー、DSPコアとを接続した1個または複数個のマイクロプロセッサー、または、その他同様の構成として、実装することができる。
ここに開示された実施形態に関連して説明された方法は、直接ハードウエアにより、プロセッサーによって実行されるソフトウエア・モジュールにより、または、この2つの組み合わせにより、具現化することができる。ソフトウエア・モジュールは、RAMメモリー、フラッシュメモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハードディスク、媒体交換可能なディスク、CD−ROM、公知の任意のその他の形式の記憶媒体に存在することができる。プロセッサーが、記憶媒体から情報を読み出すことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、記憶媒体はプロセッサーと結合され得る。他の選択肢として、記憶媒体はプロセッサーと一体化されていてもよい。
本発明は、実施形態の文脈において開示されているけれども、以上の説明および以下の請求項に一致する当業者にとって、種々様々なインプリメンテーションが使用されてもよいことは認識されるであろう。

Claims (18)

  1. クロック出力と、
    出力信号を発生するように動作可能な複数個の発振器複合体と、
    複数個の発振器複合体のうち1個の出力信号を、前記クロック出力に、選択的に結合するように構成された制御ロジックと、
    を備える位相ロックループ。
  2. 基準信号を受信する入力と
    前記基準信号に信号の位相をロックさせるフィードバック・パスと、そこにおいて前記制御ロジックが、さらに、前記複数個の発振器複合体のうち他の1個を、前記フィードバック・パスに、選択的に結合するように構成されている、
    をさらに備える、請求項1の位相ロックループ。
  3. 前記複数の発振器複合体のうち1つの出力を、前記クロック出力に結合するように構成されたマルチプレクサー、
    をさらに備える、請求項1の位相ロックループ。
  4. 1つの発振器複合体は、周波数の特定の範囲に対応する値を記憶するように構成されたレジスターを備える、請求項1の位相ロックループ。
  5. 前記制御ロジックに結合された除数2の割算回路であって、前記制御ロジックが、さらに、前記複数個の発振器複合体のうち1個が高い周波数にロックされている間に、前記出力信号の周波数を下げるために前記除数2の割算回路を起動させるように構成されている前記除数2の割算回路を
    さらに備える請求項1の位相ロックループ。
  6. 前記フィードバック・パスを、前記複数個の発振器複合体のうちの1個に結合するように構成されたマルチプレクサー、
    をさらに備える請求項2の位相ロックループ。
  7. 前記フィードバック・パスは、割算器と、位相検出器と、ループ・フィルターとを備える、請求項2の位相ロックループ。
  8. 前記制御ロジックは、単純スルー動作を生成するために、前記複数個の発振器複合体を、前記フィードバック・パスの駆動と前記クロック出力との間で切り替える、請求項2の位相ロックループ。
  9. 前記制御ロジックは、ホッピング動作を生成するために、前記複数個の発振器複合体を、前記フィードバック・パスの駆動と前記クロック出力との間で切り替える、請求項2の位相ロックループ。
  10. 前記制御ロジックは、ロック・スルー動作を生成するために、前記複数個の発振器複合体を、前記フィードバック・パスの駆動と前記クロック出力との間で切り替える、請求項2の位相ロックループ。
  11. 前記制御ロジックは、複合スルー動作を生成するために、前記複数個の発振器複合体を、前記フィードバック・パスの駆動と前記クロック出力との間で切り替える、請求項2の位相ロックループ。
  12. 基準信号を受信する入力と
    クロック出力と
    信号を前記基準信号と同じ位相にロックするためのフィードバック・パスと、
    出力信号を発生し、前記フィードバック・パスと前記クロック出力に別々に結合することができる、複数個の発振器複合体と、
    前記複数個の発振器複合体のうち第1の1個の出力信号を前記クロック出力と選択的に結合するように構成された制御ロジックと、
    を備える位相ロックループ。
  13. 前記制御ロジックは、さらに、前記複数個の発振器複合体のうち第2の1個を前記フィードバック・パスと選択的に結合するように構成されている、請求項12の位相ロックループ。
  14. 位相ロックループの出力信号が動作すべき所要周波数を入力することと、
    発振器複合体を前記位相ロックループのフィードバック・パスから切り離すことと、
    位相ロックループの出力として信号を生成するために、前記切り離された発振器複合体の制御を調整することと、
    前記信号が前記所要周波数の範囲内の周波数を持っているとき、前記信号を基準信号の位相とロックするために、前記発振器複合体を前記フィードバック・パスに結合すること、
    を含む、位相ロックループの出力周波数を変える方法。
  15. 前記信号は、前記所要周波数の範囲内の周波数を持つまで、前記調整ステップを繰り返すことをさらに含む、請求項14の方法。
  16. 前記切り離された発振器複合体の制御は、ディジタルである、請求項14の方法。
  17. 最後の調整の前に、前記信号を割算することをさらに含む、請求項15の方法。
  18. 位相ロックループのフィードバック・パスから切り離されている第1の発振器複合体を前記位相ロックループの出力に結合することと、
    前記位相ロックループの出力信号が動作するべき所要周波数の入力することと、
    第2の発振器複合体の電源を供給することと、
    前記所要周波数を含む周波数範囲における信号を生成するように前記第2の発振器複合体をディジタル制御することと、
    前記第1の発振器複合体を前記位相ロックループの出力から切り離すことと、
    前記第2の発振器複合体を前記位相ロックループの出力に結合すること、
    を含む、位相ロックループの出力周波数を変える方法。
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