JPH10242856A - 可変速度位相ロック・ループ・システムおよびその方法 - Google Patents

可変速度位相ロック・ループ・システムおよびその方法

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JPH10242856A
JPH10242856A JP10016565A JP1656598A JPH10242856A JP H10242856 A JPH10242856 A JP H10242856A JP 10016565 A JP10016565 A JP 10016565A JP 1656598 A JP1656598 A JP 1656598A JP H10242856 A JPH10242856 A JP H10242856A
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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    • H03L7/07Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop using several loops, e.g. for redundant clock signal generation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力信号の位相ロックを中断することなく出
力周波数を切り換える能力を提供することによって従来
技術の限界を克服する位相ロック・ループ・システムを
提供する。 【解決手段】 このシステムは、互いの出力信号が位相
が合うように第2の位相ロック・ループに結合した第1
の位相ロック・ループ、ならびに第1の位相ロック出力
信号と第2の位相ロック・ループ出力信号を切り換える
スイッチング機構を使用する。このシステムは、信号の
位相ロックを中断することなく出力周波数を切り換える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に半導体デバ
イスに関し、より詳細には位相ロック・ループに関す
る。
【0002】
【従来の技術】位相ロック・ループ(PLL)は、半導
体デバイス内で広範な用途に使用される。例えばPLL
は、クロック発振器、周波数逓倍器、周波数合成器およ
びディスク装置のサーボ系に使用される。当然のことな
がら、これらおよびその他全ての用途においてはPLL
の精度および信頼性が非常に重要である。
【0003】図1について説明する。図1は、従来技術
の位相ロック・ループ100の概略図である。PLL1
00は、位相検波器102、チャージ・ポンプ104、
フィルタ106、電圧制御発振器(VCO)110およ
びフィードバック分割器114を含む。
【0004】PLLの一般的な動作は周知であるので、
簡単に説明するだけにとどめる。位相検波器102は入
力信号を、フィードバック分割器114からのフィード
バック信号と比較する。入力信号とフィードバック信号
の位相差に応じて位相検波器は、チャージ・ポンプ10
4を駆動する。チャージ・ポンプ104の出力はフィル
タ106でフィルタリングされ、VCO110を駆動す
るのに使用される。VCO110は、電圧電流(V−t
o−I)変換器および電流制御発振器(ICO)を含
む。これにより、VCO110はその入力で電圧を受け
取り、この信号に比例する周波数の信号を出力する。当
業者なら当然認めることだが、このVCO110の説明
は例示のためのものであり、VCO110を、単一のエ
レメントではなく、別々の電圧電流変換器と電流制御発
振器とすることもできる。
【0005】VCO110の出力は、フィードバック分
割器114を介して位相検波器102にフィードバック
される。フィードバック分割器114は出力信号の周波
数を分割して、入力信号の周波数と合致させ、両信号の
位相を比較できるようにする。したがって、フィードバ
ック分割器を通って位相検波器102に達する信号経路
は、位相ロック・ループの動作を容易にするフィードバ
ックを生み出す。
【0006】PLLのいくつかの用途では、PLLの出
力周波数を動作中に切り換えることができることが要求
される。位相ロック・ループ100が動作する周波数
は、VCO110の周波数およびフィードバック分割器
114による分割の値に依存する。出力周波数を変える
には、これら2つの要素の一方または両方を調節すれば
よい。しかし、PLLの動作中にこれらの要素を調節す
ると、PLLが再びロックされるまで位相ロックが解除
されたままになってしまう。切換え時にも位相ロックが
維持されることが必要な用途ではこのロッキングにおけ
る遅延は容認できない。
【0007】したがって、位相ロックの中断を起こすこ
となくある出力周波数から別の周波数に切り換えること
のできる改良型のPLLを提供する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、出力
信号の位相ロックを中断することなく出力周波数を切り
換える能力を提供することによって、従来技術の限界を
克服する位相ロック・ループ・システムを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このシステムは、互いの
出力信号が位相が合うように第2の位相ロック・ループ
に結合した第1の位相ロック・ループ、ならびに第1の
位相ロック・ループ出力信号と第2の位相ロック・ルー
プ出力信号を切り換えるスイッチング機構を使用する。
このシステムは、信号の位相ロックを中断することなく
出力周波数を切り換えることができる。
【0010】本発明の前記その他の特徴および利点は、
添付図面に示した本発明の好ましい実施形態についての
以下のより具体的な説明から明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい例示的な実施形
態を添付図面に関して以下に説明する。なお、同一の要
素には同一の記号が付けてある。
【0012】マイクロプロセッサなど通常の半導体デバ
イスの多くは、広範な動作条件で動作するように設計さ
れている。例えば、パーソナル・コンピュータのCPU
として使用される一般的なマイクロプロセッサは通常、
氷点下から約40℃(100゜F)を優に超えるまでの
温度で動作するように設計されている。このような極端
な条件下で適当な動作が確実におこなわれるように、半
導体デバイスは通常、通常の条件下では最高速度より十
分に低い速度で動作するように構成されている。こうす
ることによって、動作範囲の極限にまで温度が上昇また
は下降した場合にもデバイスは許容範囲内で動作を継続
することができる。
【0013】こうした配置はうまく働くが、理想的とは
言えない。多くのデバイスは、ほとんど指定の動作温度
範囲の中程の条件(すなわち、温度制御されたオフィ
ス)でのみ動作するというのが現実である。したがっ
て、これらのデバイスは、大部分の時間、構成時の目標
よりもはるかに速い速度で有効に動作することができる
はずである。しかしこうすると、条件が大幅に変化した
場合にデバイスが動作不能となる可能性がある。
【0014】この問題の1つの解決策は、条件の変化に
合わせて半導体デバイスの速度を動的に調節することで
ある。例えば、室温条件では最高速度に近い速度で動作
し、温度が変化した場合に動作速度が自動的に低く切り
換わるようにマイクロプロセッサを設計することが可能
である。デバイスが最高動作速度に近づきつつあるか、
速度を上げる十分な余裕があるかどうかを判定する装置
および方法が、1996年8月8日に出願され、インタ
ーナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイショ
ンに譲渡された「Self-Timed Circuit Having Critical
Path Timing Detection」という名称のフェレイオロ
(Ferraiolo)他の同時係属の米国特許出願第08/6
94120号に開示されている。この解決策は、理想的
な条件下では高速動作し、極端な条件下でも信頼性を犠
牲にすることがない。
【0015】動作速度を切り換える際の1つの問題は、
従来はデバイスの動作を中断しないでオンザフライ・ス
イッチングを実施することができないことであった。例
えば、位相ロック・ループをクロック発振器として使用
する半導体デバイスは、クロック・システムの位相ロッ
クを失わずに速度を切り換えることができない。このた
め、動作速度を変化させる度ごとにデバイスを遮断して
再起動させる必要がどうしてもある。
【0016】本発明に基づく可変速度位相ロック・ルー
プ・システム(PLL)は、位相ロックを維持しつつ、
PLLシステムの出力周波数を瞬時に変化させる方法を
提供することによって、従来技術の限界を克服する。図
2は、第1の好ましい実施形態に基づく可変速度PLL
システム200の概略図である。PLLシステム200
を処理システムに使用すると、中断を生じることなく、
第1のクロック速度から第2のクロック速度にプロセッ
サを切り換えることができる。PLLシステム200
は、交互配置された2つのPLLを含む。第1のPLL
は、第1の位相検波器202、第1のチャージ・ポンプ
/フィルタ/電圧制御発振器(VCO)206、プログ
ラム可能周波数分割器208、およびプログラム可能周
波数分割器210を含む。第1のPLLは、第1の可変
速度クロック発振器として動作して、周波数が選択可能
なクロック信号を供給する。第2のPLLは、第2の位
相検波器212、第2のチャージ・ポンプ/フィルタ/
VCO216、プログラム可能周波数分割器218、お
よびプログラム可能周波数分割器220を含む。第2の
PLLは、第2の可変速度クロック発振器として動作し
て、周波数が選択可能な第2のクロック信号を供給す
る。PLLシステム200はさらに、マルチプレクサ2
04、214、222、224を含む。これらのマルチ
プレクサは、PLLシステム200の出力を第1のクロ
ック信号から第2のクロック信号に、またその逆に切り
換えるスイッチング機構として働く。したがって、これ
を処理システムに使用すると、処理システムのクロック
速度を切り換えることができる。
【0017】位相検波器202および212は、基準ゲ
ート(REF GATE)信号およびフィードバック・
ゲート(FB GATE)信号が両方ともハイレベルの
とき、基準信号(REF IN)とフィードバック信号
(FB IN)のエッジ・アライメントを比較する。次
いで、位相検波器202および212は検出された位相
差の方向に応じて、増分出力(INC)または減分出力
(DEC)のいずれかからパルスを出力する。
【0018】マルチプレクサ204、214、222、
224はそれぞれ複数の入力を受け取り、選択信号の状
態に応じてこれらの入力の1つを出力に渡す。すなわ
ち、選択信号がローレベルのときには「0」入力が出力
に渡され、選択信号がハイレベルのときには「1」入力
が出力に渡される。もちろん、このマルチプレクサを他
の適当な論理またはその他のスイッチング機構で置き換
えることができる。
【0019】チャージ・ポンプ/フィルタ/VCO20
6および216(以下それぞれVCO206およびVC
O216という)は、わかりやすいように一緒に示した
が、標準のPLL部品であることが好ましい。これら
は、位相検波器202および212からマルチプレクサ
204および214を介して出力を受け取り、その入力
に応答した周波数の発振信号を出力する。
【0020】プログラム可能周波数分割器208、21
0、218、220はそれぞれ、入力信号を受け取り、
選択した値で分割された周波数を有する信号を出力す
る。具体的には、プログラム可能周波数分割器208は
選択可能な整数Mで周波数を分割し、プログラム可能周
波数分割器218は選択可能な整数Nで周波数を分割
し、プログラム可能周波数分割器210および220は
選択可能な整数Pで周波数を分割する。好ましい実施形
態では、プログラム可能周波数分割器208および21
8は、Nサイクルごとに、1高速クロック・サイクルに
等しい期間ハイレベルとなる、分割器を含む。それとは
対照的に、プログラム可能周波数分割器210および2
20は、出力信号のデューティ・サイクルが50%とな
る分割器であることが好ましい。
【0021】PLLシステム200は、入力REFを受
け取り、BUS CLKおよびSYS CLKと名付け
られた2つの出力を有する。後で明らかになるように、
PLLシステム200の動作中は、BUS CLK信号
はREF信号と常に位相が合致し、REF信号と等しい
周波数を有する。マルチプレクサの選択信号がローレベ
ルのとき、SYS CLK信号の周波数は、REFにM
を掛けPで割ったものに等しい。同様に、マルチプレク
サの選択信号がハイレベルのとき、SYS CLK信号
の周波数は、REFにNを掛けPで割ったものに等し
い。したがって、M、N、Pの値を適当に選択すること
によって、SYS CLK信号の周波数を選択可能に決
定することができる。
【0022】PLLシステム200の動作を以下に示
す。マルチプレクサ204、214、222、224
は、それぞれ「0」入力を渡すように選択され、PLL
システム200は、ロックを達成するのに十分な時間動
作していたと仮定する。それぞれ「0」入力を渡すよう
にマルチプレクサを選択すると、位相検波器202はマ
ルチプレクサ204を介してVCO206に出力し、同
様に、位相検波器212はマルチプレクサ214を介し
てVCO216に出力する。位相検波器202は、RE
F INでREF信号を受け取り、FB INでBUS
CLK信号を受け取る。REF GATEおよびFB
GATEは共にハイレベル(すなわち、Vdd)に結
合されているので、位相検波器202は、各クロック・
サイクル中にREF信号の位相をBUS CLK信号の
位相と比較し、検出した位相差の性質に応じて該当する
INC信号またはDEC信号を出力する。INC信号お
よびDEC信号はVCO206に渡され、そこでこれら
の信号がVCO206を駆動して、PLLを駆動して位
相ロックさせる周波数を有する出力信号を供給する。
【0023】VCO206の出力信号は、プログラム可
能分割器208によってある整数Mで周波数分割され
る。プログラム可能分割器208の出力はマルチプレク
サ224を介してBUS CLK出力へ渡され、そこか
ら、位相検波器202のFBIN入力へフィードバック
される。BUS CLK出力から位相検波器202への
信号経路は、周知のPLL動作を容易にするフィードバ
ックを生み出す。具体的には、位相検波器202がチャ
ージ・ポンプ/フィルタ/VCO206を駆動して、R
EF信号と同位相で、REF信号の周波数の整数M倍に
等しい周波数を有する信号を出力させる。その信号は、
プログラム可能分割器208によって整数Mで周波数分
割され、BUS CLK出力に渡される。したがって、
BUSCLK出力信号は、REF信号と位相同期し、R
EF信号と同じ周波数を有する。
【0024】VCO206の出力は、プログラム可能分
割器210にも渡され、そこで周波数が整数Pで分割さ
れる。プログラム可能分割器210の出力はマルチプレ
クサ222を介してSYS CLK出力に結合されてい
る。したがって、SYS CLK出力信号は、VCO2
06の出力の周波数を整数Pで割ったものに等しい周波
数を有する。したがって、SYS CLK信号の周波数
は、REF信号の周波数に整数Mを掛け整数Pで割った
ものに等しい。さらに、SYS CLK信号は、REF
(したがってBUS CLK)と位相が合致している。
MとPの値が異なるとき、SYS CLKとREFの周
波数は異なるため、「位相合せ」の意味は、これらが単
に周期的に位相が合致するということである。
【0025】マルチプレクサ222および224が
「0」入力を渡すように選択された場合には、第1のP
LLが、PLLシステム200の出力を供給する。した
がって、PLLシステム200は、周波数および位相が
REF信号と合ったBUS CLK信号、および位相が
REF信号と合致し、周波数が、REF信号の周波数に
Mを掛けPで割ったものに等しいSYS CLK信号を
出力する。したがって、MおよびPの値を適当に選択す
ることによって、SYS CLK信号の出力周波数を決
定することができる。
【0026】同時に、第2のPLL、具体的には位相検
波器212はVCO216の出力をFB INで受け取
り、VCO206の出力をREF INで受け取る。位
相検波器212はさらに、プログラム可能分割器218
の出力をFB GATEで受け取り、プログラム可能分
割器208の出力をREF GATEで受け取る。
【0027】REF GATEおよびFB GATEの
入力がハイレベルのとき、そのサイクルのVCOの立上
がりエッジは位相が合っており、位相検波器212は、
VCO216の出力の位相をVCO206の出力の位相
と比較する。これは、VCO206出力のMサイクルご
と、およびVCO216出力のNサイクルごとに行われ
る。
【0028】位相検波器212は、検出した位相差の性
質に応じて該当するINC信号またはDEC信号を出力
する。INC信号およびDEC信号はVCO216に渡
される。VCO216の出力は、位相検波器212のF
B IN入力にフィードバック接続される。VCO20
6の出力も同様にREF IN入力に接続されているの
で、位相ロック・ループ動作が、VCO216を駆動し
て、VCO216の出力を、VCO206のM出力サイ
クルごと、VCO216のN出力サイクルごとにVCO
206の出力と位相合せさせる出力信号を供給する。こ
れにより、プログラム可能分割器218の出力は、プロ
グラム可能分割器208の出力と周波数および位相の両
方が合致する。したがって、プログラム可能分割器21
8の出力は、REF入力信号およびBUS CLK出力
信号と周波数および位相の両方が合致する。
【0029】VCO216の出力が駆動されると、RE
F信号と周波数および位相が合ったプログラム可能分割
器218の出力が供給されるので、VCO216の出力
は、REF信号の周波数に整数Nを掛けたものに等しい
周波数を有し、REF信号と位相が合致する。
【0030】同様にVCO216の出力信号は、プログ
ラム可能分割器220によって整数Pで周波数分割され
る。したがって、プログラム可能分割器208の出力は
周波数が、REF信号の周波数に整数Mを掛け整数Pで
割ったものに等しく、位相がREF信号と合致してい
る。
【0031】したがって、それぞれ「0」入力を渡すよ
うにマルチプレクサ204、214、222、224を
選択すると、位相検波器202、VCO206、プログ
ラム可能分割器208およびプログラム可能分割器21
0は、BUS CLK出力およびSYS CLK出力に
出力が結合されたアクティブPLLを構成する。BUS
CLK出力は、周波数および位相がREF信号と合致
する。同様に、SYSCLK信号は、周波数が、REF
信号の周波数に整数Mを掛け整数Pで割ったものに等し
く、位相がREF信号と合致している。ここで、位相検
波器212、VCO216、プログラム可能分割器21
8およびプログラム可能分割器220はスタンバイPL
Lを構成する。このとき、プログラム可能分割器218
の出力は、対応するアクティブPLLの出力(プログラ
ム可能分割器208の出力)と周波数および位相が合う
ように駆動されるが、これらの出力は、BUS CLK
出力およびSYS CLK出力から切り離されている。
【0032】SYS CLK周波数を切り換えたい場合
には、全てのマルチプレクサ204、214、222、
224を「1」入力を渡すように同時に切り換える。後
で明らかになるように、この切換えによって、SYS
CLK出力の周波数は、BUS CLK出力に影響を及
ぼすことなく、REFにMを掛けPで割ったものから、
REFにNを掛けPで割ったものに切り換わる。
【0033】VCO216のNサイクルごと、VCO2
06のMサイクルごとに行われる、REF信号、プログ
ラム可能分割器210およびプログラム可能分割器22
0の出力の位相合せ時に、この切換えが実施されること
が好ましい。これらの信号の位相合せが1クロック・サ
イクルで実施されるときに切換えが実施された場合は、
SYS CLKの周波数は、位相ロックを失わず、かつ
SYS CLK位相合せの中断なしに切り換わる。
【0034】具体的には、マルチプレクサ224を切り
換えると、プログラム可能分割器208の出力の代わり
にプログラム可能分割器218の出力がBUS CLK
出力に送られる。切換え前は、プログラム可能分割器2
18はプログラム可能分割器208の出力と周波数およ
び位相が合っていたので、当然、BUS CLK信号は
変化しない。
【0035】マルチプレクサ222を切り換えると、プ
ログラム可能分割器210の出力の代わりにプログラム
可能分割器220の出力がSYS CLK出力に送られ
る。これによりSYS CLKの周波数は、REFにM
を掛けPで割ったものから、REFにNを掛けPで割っ
たものに切り換わる。切換えは、1クロック・サイクル
で実施され、プログラム可能分割器210の出力はプロ
グラム可能分割器220の出力と位相が合っていたた
め、SYS CLKの周波数は、SYS CLK信号の
位相ロックを中断することなく切り換えられる。SYS
CLKを、プロセッサのシステム・クロックとして使
用する場合には、プロセッサが、クロック速度を切り換
え、その新しい速度で中断なしに動作を続行することが
可能になる。
【0036】マルチプレクサ204および214を切り
換えると、位相検波器202のINC出力およびDEC
出力がそれぞれ、VCO216のINC入力およびDE
C入力に入力される。同様に、位相検波器212のIN
C出力およびDEC出力がそれぞれ、VCO216のD
EC入力およびINC入力に入力される。INC入力お
よびDEC入力は、位相検波器212のFB IN入力
およびREF IN入力を補償するために位相検波器2
12/VCO216で反転される。
【0037】マルチプレクサ204、214、222、
224が切り換えられると、位相検波器202がVCO
216を駆動して、今度はBUS CLKの出力である
プログラム可能分割器218の出力の周波数および位相
をREF信号と合致させる信号を出力させる。このと
き、周波数/位相の組合せは、位相検波器212によっ
てVCO216が駆動されていた場合と当然同じであ
り、したがって、プログラム可能分割器218の出力お
よびBUS CLKの出力は変化しない。また同じフィ
ードバック動作で、プログラム可能分割器220の出力
の周波数がREFのNを掛けPで割ったものに維持され
る。
【0038】同様に、位相検波器212がVCO206
を駆動し、プログラム可能分割器208の出力の周波数
および位相を、プログラム可能分割器218の出力と合
致させる信号を出力させる。このとき、周波数/位相の
組合せは、位相検波器202によってVCO206が駆
動されていた場合と当然同じであり、したがって、プロ
グラム可能分割器208の出力は変化しない。
【0039】したがってマルチプレクサを切り換える
と、位相検波器202、VCO216、プログラム可能
分割器218およびプログラム可能分割器220がアク
ティブPLLを構成し、それぞれの出力がBUS CL
K出力およびSYS CLK出力に結合される。このと
き、位相検波器212、VCO206、プログラム可能
分割器208およびプログラム可能分割器218はスタ
ンバイPLLを構成する。このとき、プログラム可能分
割器208の出力は、対応するアクティブPLLの出力
(プログラム可能分割器218の出力)と周波数および
位相が合っているが、これらの出力は、BUS CLK
出力およびSYS CLK出力から切り離されている。
【0040】プログラム可能分割器208の出力がBU
S CLK出力から、プログラム可能分割器210の出
力がSYS CLK出力からそれぞれ切り離されると、
プログラム可能分割器208をプログラミングし直すこ
とができるようになる。具体的には、BUS CLK出
力およびSYS CLK出力がそれぞれ、プログラム可
能分割器218および220によって駆動されるように
なり、BUS CLK出力信号およびSYS CLK出
力信号を中断することなく、プログラム可能分割器21
8の整数Mが変更される。
【0041】プログラム可能分割器208をプログラミ
ングし直した後、マルチプレクサ204、214、22
2、224を再びそれぞれ「0」入力を渡すように切り
換えることができ、これによって、再び位相ロックを維
持し、BUS CLK信号の周波数および位相を維持し
ながら、SYS CLK周波数を新しい周波数(REF
に新しいMを掛けPで割ったものに等しい)に変化させ
る。こうして、マルチプレクサを再び「0」に切り換え
ると、位相検波器202、VCO206、プログラム可
能分割器208およびプログラム可能分割器218はま
たアクティブPLLを構成するようになる。このとき、
プログラム可能分割器208はBUSCLKに接続さ
れ、プログラム可能分割器210はSYS CLKに接
続される。同様に、位相検波器212、VCO216、
プログラム可能分割器218およびプログラム可能分割
器220は再びスタンバイPLLを構成する。
【0042】次いで、プログラム可能分割器218をプ
ログラミングし直す(すなわち、整数Nを変更する)こ
とができるようになり、再び切換えが実施される。この
ように、マルチプレクサを切り換え、スタンバイ状態の
プログラム可能分割器をプログラミングし直し、再びマ
ルチプレクサを切り換えることによって、SYS CL
Kの周波数をある周波数から別の周波数に変更すること
ができる。これは全て、SYS CLK信号の位相を中
断することなく、周波数および位相の合ったBUS C
LK信号を供給し続けながら実施される。したがってこ
のシステムは、システム・プロセッサを中断することな
く、コンピュータ・システムなどのシステムの動作周波
数を、ある動作周波数から別の動作周波数に切り換える
ことを可能にする。さらにこのシステムは、周波数が切
換え可能なクロック信号と位相が合った固定周波数の第
2のクロック信号を提供する。
【0043】次に図3に、位相検波器300の概略図を
示す。位相検波器300は、好ましい実施形態の位相検
波器202および位相検波器212として使用するのに
好ましい位相検波器である。位相検波器300は、位相
/周波数検波器、つまり位相差および周波数差の両方を
検出し、検出された差に応じた信号を出力する検波器で
ある。これらの信号は、VCOを駆動して、位相差およ
び周波数差を消去するために使用される。
【0044】このようにして、信号の位相ロックを中断
することなく、ある周波数から別の周波数に周波数を動
的に切り換えることのできるPLLシステムが提供され
る。このPLLシステムは、位相ロックを維持しながら
周波数を切り換える必要のあるところならどこでも使用
することができる。具体的には、PLLシステムを使用
して、マイクロプロセッサのシステム・クロックおよび
バス・クロックを提供することができる。このPLLシ
ステムを使用して、例えば、環境条件の変化に応じてシ
ステム・クロックの周波数を上げ下げすることができ
る。
【0045】図面には種々の導線を1本線で示したが、
限定的な意味でそうしたものではなく、当該技術で理解
されるような複数の導線を含んでもよいことも理解され
よう。
【0046】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0047】(1)ある周波数を有するシステム出力信
号を提供し、前記システム出力信号の位相ロックを中断
することなく前記周波数を切り換えることのできる位相
ロック・ループ・システムにおいて、基準信号を受け取
り、第1の周波数を有する第1の位相ロック・ループ出
力信号を出力する第1の位相ロック・ループと、前記第
1の位相ロック・ループ出力信号を受け取り、第2の周
波数を有する第2の位相ロック・ループ信号を出力する
第2の位相ロック・ループと、前記第1の位相ロック・
ループ出力信号および前記第2の位相ロック・ループ出
力信号から前記システム出力信号を選択するスイッチン
グ機構とを備え、前記システム出力信号の位相ロックの
前記中断なしに、前記システム出力信号の周波数が、前
記第1の周波数から第2の周波数に切り換えられること
を特徴とする位相ロック・ループ・システム。 (2)前記第1の位相ロック・ループが、第1の発振器
と、前記基準信号と第2のシステム出力の位相を比較す
る第1の位相検波器とを含み、前記第1の位相検波器
が、第1の検出位相差に比例した第1の位相差信号を出
力し、前記第2の位相ロック・ループが、第2の発振器
と、前記第1の発振器の出力の位相を前記第2の発振器
の出力の位相と比較する第2の位相検波器とを含み、前
記第2の位相検波器が、第2の検出位相差に比例した第
2の位相差信号を出力することを特徴とする、上記
(1)に記載の位相ロック・ループ・システム。 (3)前記スイッチング機構が、前記第1の位相差信号
および前記第2の位相差信号を受け取り第1の選択位相
差信号を前記第1の発振器に渡す第1の選択機構と、前
記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号を受け
取り第2の選択位相差信号を前記第2の発振器に渡す第
2の選択機構とを含むことを特徴とする、上記(2)に
記載の位相ロック・ループ・システム。 (4)前記第1の信号を受け取り、分割された第1の信
号を出力する第1の周波数分割器と、前記第2の信号を
受け取り、分割された第2の信号を出力する第2の周波
数分割器とをさらに備え、前記分割された第1の信号が
前記第1の位相ロック・ループ出力信号を含み、前記分
割された第2の信号が前記第2の位相ロック・ループ出
力信号を含み、前記スイッチング機構が、前記分割され
た第1の信号および前記分割された第2の信号を受け取
り、選択された分割された信号を出力する第3の選択機
構を含み、前記選択された分割された信号が前記システ
ム出力に結合されることを特徴とする、上記(3)に記
載の位相ロック・ループ・システム。 (5)前記第1の信号を受け取り、第2の分割された第
1の信号を出力する第3の周波数分割器と、前記第2の
信号を受け取り、第2の分割された第2の信号を出力す
る第4の周波数分割器と、前記第2の分割された第1の
信号および前記第2の分割された第2の信号を受け取
り、第2の選択された分割された信号を出力する第4の
選択機構とをさらに含み、前記第2の選択された分割さ
れた信号が、第2のシステム出力に結合され、さらに前
記第1の位相検波器にフィードバックされることを特徴
とする、上記(4)に記載の位相ロック・ループ・シス
テム。 (6)前記第1、第2、第3および第4の選択機構がマ
ルチプレクサを含むことを特徴とする、上記(5)に記
載の位相ロック・ループ・システム。 (7)前記第1および第2の周波数分割器が、プログラ
ム可能な整数Pでそれぞれの入力信号を分割するプログ
ラム可能分割器を含み、前記第3の周波数分割器が、プ
ログラム可能な整数Mで入力信号を分割するプログラム
可能分割器を含み、前記第4の周波数分割器が、プログ
ラム可能な整数Nで入力信号を分割するプログラム可能
分割器を含むことを特徴とする、上記(5)に記載の位
相ロック・ループ・システム。 (8)増分入力および減分入力を有し、前記第1の発振
器に結合した出力を有する第1のチャージ・ポンプと、 増分入力および減分入力を有し、前記第2の発振器に結
合した出力を有する第2のチャージ・ポンプとをさらに
備え、前記第1の位相検波器が、増分出力信号および減
分出力信号を含み、前記第2の位相検波器が増分出力信
号および減分出力信号を含み、前記第1の位相検波器の
増分信号が、前記第1の選択機構を介して前記第1のチ
ャージ・ポンプの増分入力に結合され、かつ前記第2の
選択機構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増分入
力に結合され、前記第1の位相検波器の減分信号が、前
記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・ポンプ
の減分入力に結合され、かつ前記第2の選択機構を介し
て前記第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、
前記第2の位相検波器の増分信号が、前記第2の選択機
構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増分入力に結
合され、かつ前記第1の選択機構を介して前記第1のチ
ャージ・ポンプの減分入力に結合され、前記第2の位相
検波器の減分信号が、前記第2の選択機構を介して前記
第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、かつ前
記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・ポンプ
の増分入力に結合されることを特徴とする、上記(3)
に記載の位相ロック・ループ・システム。 (9)位相ロック・クロック信号を、クロック信号の位
相ロックを中断することなく第1の周波数から第2の周
波数に切り換える方法において、 a)システム出力信号を出力する位相ロック・ループ・
システムを提供する段階であって、前記位相ロック・ル
ープ・システムが、第1の入力と第2の入力の位相を比
較し、検出した位相差に比例する第1の位相差信号を出
力する第1の位相検波器と、第1の信号を出力する第1
の発振器と、第1の入力と第2の入力の位相を比較し、
検出した位相差に比例した第2の位相差信号を出力する
第2の位相検波器と、第2の信号を出力する第2の発振
器と、前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信
号を受け取り、第1の選択された位相差信号を前記第1
の発振器に渡す第1の選択機構と、前記第1の位相差信
号および前記第2の位相差信号を受け取り、第2の選択
された位相差信号を前記第2の発振器に渡す第2の選択
機構と、前記第1の信号を受け取り、分割された第1の
信号を出力する第1の周波数分割器と、前記第2の信号
を受け取り、分割された第2の信号を出力する第2の周
波数分割器と、前記分割された第1の信号および前記分
割された第2の信号を受け取り、前記システム出力に結
合された選択され分割された信号を出力する第3の選択
機構を含む段階と、 b)前記第1の選択機構が前記第2の選択された位相差
信号を前記第1の発振器に渡すように、前記第1の選択
機構を切り換える段階と、 c)前記第2の選択機構が前記第1の選択された位相差
信号を前記第2の発振器に渡すように、前記第2の選択
機構を切り換える段階と、 d)前記第3の選択機構を切り換える段階とを含む方
法。 (10)前記第1の選択機構を切り換える段階と、前記
第2の選択機構を切り換える段階と、前記第3の選択機
構を切り換える段階が、前記第1の分割された信号と前
記第2の分割された信号が位相が合っているときに実質
的に同時に実行されることを特徴とする、上記(9)に
記載の方法。 (11)前記位相ロック・ループ・システムが、前記第
1の信号を受け取り、第2の分割された第1の信号を出
力する第3の周波数分割器と、前記第2の信号を受け取
り、第2の分割された第2の信号を出力する第4の周波
数分割器と、前記第2の分割された第1の信号および前
記第2の分割された第2の信号を受け取り、第2の選択
され分割された信号を出力する第4の選択機構であっ
て、前記第2の選択され分割された信号が、第2のシス
テム出力に結合され、さらに前記第1の位相検波器にフ
ィードバックされる第4の選択機構とをさらに備え、前
記第4の選択機構を切り換える段階をさらに含むことを
特徴とする、上記(9)に記載の方法。 (12)ある周波数を有するシステム出力信号を提供
し、前記システム出力信号の位相ロックを中断すること
なく前記周波数を切り換えることのできる位相ロック・
ループ・システムにおいて、 a)第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した
位相差に比例する第1の位相差信号を出力する第1の位
相検波器と、 b)第1の信号を出力する第1の発振器と、 c)第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した
位相差に比例する第2の位相差信号を出力する第2の位
相検波器と、 d)第2の信号を出力する第2の発振器と、 e)前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
を受け取り、第1の選択された位相差信号を前記第1の
発振器に渡す第1の選択機構と、 f)前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
を受け取り、第2の選択された位相差信号を前記第2の
発振器に渡す第2の選択機構と、 g)前記第1の信号を受け取り、第1の分割された第1
の信号を出力する第1の周波数分割器と、 h)前記第2の信号を受け取り、第1の分割された第2
の信号を出力する第2の周波数分割器と、 i)前記第1の分割された第1の信号および前記第1の
分割された第2の信号を受け取り、選択され分割された
信号を出力する第3の選択機構であって、前記選択され
分割された信号が前記システム出力に結合され、前記第
1の位相検波器にフィードバックされる第3の選択機構
と、 j)前記第1の信号を受け取り、第2の分割された第1
の信号を出力する第3の周波数分割器と、 k)前記第2の信号を受け取り、第2の分割された第2
の信号を出力する第4の周波数分割器と、 l)前記第2の分割された第1の信号および前記第2の
分割された第2の信号を受け取り、第2の選択され分割
された信号を出力する第4の選択機構とを備えることを
特徴とする位相ロック・ループ・システム。 (13)増分入力および減分入力を有し、前記第1の発
振器に結合した出力を有する第1のチャージ・ポンプ
と、増分入力および減分入力を有し、前記第2の発振器
に結合した出力を有する第2のチャージ・ポンプとをさ
らに含み、前記第1の位相検波器が、増分出力信号およ
び減分出力信号を含み、前記第2の位相検波器が増分出
力信号および減分出力信号を含み、前記第1の位相検波
器の増分信号が、前記第1の選択機構を介して前記第1
のチャージ・ポンプの増分入力に結合され、かつ前記第
2の選択機構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増
分入力に結合され、前記第1の位相検波器の減分信号
が、前記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・
ポンプの減分入力に結合され、かつ前記第2の選択機構
を介して前記第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合
され、前記第2の位相検波器の増分信号が、前記第2の
選択機構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増分入
力に結合され、かつ前記第1の選択機構を介して前記第
1のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、前記第2
の位相検波器の減分信号が、前記第2の選択機構を介し
て前記第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、
かつ前記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・
ポンプの増分入力に結合されることを特徴とする、上記
(12)に記載のシステム。 (14)a)第1の可変速度クロック発振器が第1のク
ロック速度で第1のクロック信号をプロセッサに供給す
るのに応答して、第1のクロック速度で動作するプロセ
ッサと、 b)あらかじめ選択された第2のクロック速度で第2の
クロック信号を発振する第2の可変速度クロック発振器
と、 c)プロセッサが、第2のクロック速度で中断すること
なく動作を続行するように、第1のクロック信号のエッ
ジと第2のクロック信号のエッジが合致する瞬間に、第
1のクロック速度の第1のクロック信号から第2のクロ
ック速度の第2のクロック信号にプロセッサを切り換え
る手段とを備えることを特徴とする処理システム。 (15)第1の可変速度クロック発振器が、第1の位相
ロック・ループを含み、第2の可変速度クロック発振器
が第2の位相ロック・ループを含むことを特徴とする、
上記(14)に記載の処理システム。 (16)切換え手段が、第1のクロック信号および第2
のクロック信号を受け取る第1の選択機構を含むことを
特徴とする、上記(14)に記載の処理システム。 (17)第1の可変速度クロック発振器が、第1の発振
器と、第1の位相差信号を出力する第1の位相検波器と
を含み、第2の可変速度クロック発振器が、第2の発振
器と、第2の位相差信号を出力する第2の位相検波器と
を含み、切換え手段がさらに、前記第1の位相差信号お
よび前記第2の位相差信号を受け取り、第1の選択され
た位相差信号を前記第1の発振器に渡す第2の選択機構
と、前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
を受け取り、第2の選択された位相差信号を前記第2の
発振器に渡す第3の選択機構とを備えることを特徴とす
る、上記(16)に記載の処理システム。 (18)前記第1、第2、および第3の選択機構がマル
チプレクサを含むことを特徴とする、上記(17)に記
載の処理システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の位相ロック・ループ・デバイスの概
略図である。
【図2】好ましい実施形態に基づく可変速度位相ロック
・ループ・デバイスの概略図である。
【図3】好ましい実施形態に基づく図2の位相検波器の
概略図である。
【符号の説明】
100 位相ロック・ループ(PLL) 102 位相検波器 104 チャージ・ポンプ 106 フィルタ 110 電圧制御発振器(VCO) 114 フィードバック分割器 200 可変速度PLLシステム 202 第1の位相検波器 204 マルチプレクサ 206 第1のチャージ・ポンプ/フィルタ/電圧制御
発振器 208 プログラム可能周波数分割器 210 プログラム可能周波数分割器 212 第2の位相検波器 214 マルチプレクサ 216 第2のチャージ・ポンプ/フィルタ/電圧制御
発振器 218 プログラム可能周波数分割器 220 プログラム可能周波数分割器 222 マルチプレクサ 224 マルチプレクサ
フロントページの続き (72)発明者 ジョン・エドウィン・ガースバッハ アメリカ合衆国05401 バーモント州バー リントンサウス・ウィラード・ストリート 500 (72)発明者 チャールズ・ジョーゼフ・マセナス アメリカ合衆国05452 バーモント州エセ ックス・ジャンクション コーデュロイ・ ロード 25

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある周波数を有するシステム出力信号を提
    供し、前記システム出力信号の位相ロックを中断するこ
    となく前記周波数を切り換えることのできる位相ロック
    ・ループ・システムにおいて、 基準信号を受け取り、第1の周波数を有する第1の位相
    ロック・ループ出力信号を出力する第1の位相ロック・
    ループと、 前記第1の位相ロック・ループ出力信号を受け取り、第
    2の周波数を有する第2の位相ロック・ループ信号を出
    力する第2の位相ロック・ループと、 前記第1の位相ロック・ループ出力信号および前記第2
    の位相ロック・ループ出力信号から前記システム出力信
    号を選択するスイッチング機構とを備え、 前記システム出力信号の位相ロックの前記中断なしに、
    前記システム出力信号の周波数が、前記第1の周波数か
    ら第2の周波数に切り換えられることを特徴とする位相
    ロック・ループ・システム。
  2. 【請求項2】前記第1の位相ロック・ループが、第1の
    発振器と、前記基準信号と第2のシステム出力の位相を
    比較する第1の位相検波器とを含み、前記第1の位相検
    波器が、第1の検出位相差に比例した第1の位相差信号
    を出力し、 前記第2の位相ロック・ループが、第2の発振器と、前
    記第1の発振器の出力の位相を前記第2の発振器の出力
    の位相と比較する第2の位相検波器とを含み、前記第2
    の位相検波器が、第2の検出位相差に比例した第2の位
    相差信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載
    の位相ロック・ループ・システム。
  3. 【請求項3】前記スイッチング機構が、前記第1の位相
    差信号および前記第2の位相差信号を受け取り第1の選
    択位相差信号を前記第1の発振器に渡す第1の選択機構
    と、前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
    を受け取り第2の選択位相差信号を前記第2の発振器に
    渡す第2の選択機構とを含むことを特徴とする、請求項
    2に記載の位相ロック・ループ・システム。
  4. 【請求項4】前記第1の信号を受け取り、分割された第
    1の信号を出力する第1の周波数分割器と、 前記第2の信号を受け取り、分割された第2の信号を出
    力する第2の周波数分割器とをさらに備え、 前記分割された第1の信号が前記第1の位相ロック・ル
    ープ出力信号を含み、前記分割された第2の信号が前記
    第2の位相ロック・ループ出力信号を含み、 前記スイッチング機構が、前記分割された第1の信号お
    よび前記分割された第2の信号を受け取り、選択された
    分割された信号を出力する第3の選択機構を含み、前記
    選択された分割された信号が前記システム出力に結合さ
    れることを特徴とする、請求項3に記載の位相ロック・
    ループ・システム。
  5. 【請求項5】前記第1の信号を受け取り、第2の分割さ
    れた第1の信号を出力する第3の周波数分割器と、 前記第2の信号を受け取り、第2の分割された第2の信
    号を出力する第4の周波数分割器と、 前記第2の分割された第1の信号および前記第2の分割
    された第2の信号を受け取り、第2の選択された分割さ
    れた信号を出力する第4の選択機構とをさらに含み、 前記第2の選択された分割された信号が、第2のシステ
    ム出力に結合され、さらに前記第1の位相検波器にフィ
    ードバックされることを特徴とする、請求項4に記載の
    位相ロック・ループ・システム。
  6. 【請求項6】前記第1、第2、第3および第4の選択機
    構がマルチプレクサを含むことを特徴とする、請求項5
    に記載の位相ロック・ループ・システム。
  7. 【請求項7】前記第1および第2の周波数分割器が、プ
    ログラム可能な整数Pでそれぞれの入力信号を分割する
    プログラム可能分割器を含み、前記第3の周波数分割器
    が、プログラム可能な整数Mで入力信号を分割するプロ
    グラム可能分割器を含み、前記第4の周波数分割器が、
    プログラム可能な整数Nで入力信号を分割するプログラ
    ム可能分割器を含むことを特徴とする、請求項5に記載
    の位相ロック・ループ・システム。
  8. 【請求項8】増分入力および減分入力を有し、前記第1
    の発振器に結合した出力を有する第1のチャージ・ポン
    プと、 増分入力および減分入力を有し、前記第2の発振器に結
    合した出力を有する第2のチャージ・ポンプとをさらに
    備え、 前記第1の位相検波器が、増分出力信号および減分出力
    信号を含み、 前記第2の位相検波器が増分出力信号および減分出力信
    号を含み、 前記第1の位相検波器の増分信号が、前記第1の選択機
    構を介して前記第1のチャージ・ポンプの増分入力に結
    合され、かつ前記第2の選択機構を介して前記第2のチ
    ャージ・ポンプの増分入力に結合され、前記第1の位相
    検波器の減分信号が、前記第1の選択機構を介して前記
    第1のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、かつ前
    記第2の選択機構を介して前記第2のチャージ・ポンプ
    の減分入力に結合され、 前記第2の位相検波器の増分信号が、前記第2の選択機
    構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増分入力に結
    合され、かつ前記第1の選択機構を介して前記第1のチ
    ャージ・ポンプの減分入力に結合され、前記第2の位相
    検波器の減分信号が、前記第2の選択機構を介して前記
    第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、かつ前
    記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・ポンプ
    の増分入力に結合されることを特徴とする、請求項3に
    記載の位相ロック・ループ・システム。
  9. 【請求項9】位相ロック・クロック信号を、クロック信
    号の位相ロックを中断することなく第1の周波数から第
    2の周波数に切り換える方法において、 a)システム出力信号を出力する位相ロック・ループ・
    システムを提供する段階であって、前記位相ロック・ル
    ープ・システムが、 第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した位相
    差に比例する第1の位相差信号を出力する第1の位相検
    波器と、 第1の信号を出力する第1の発振器と、 第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した位相
    差に比例した第2の位相差信号を出力する第2の位相検
    波器と、 第2の信号を出力する第2の発振器と、 前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号を受
    け取り、第1の選択された位相差信号を前記第1の発振
    器に渡す第1の選択機構と、 前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号を受
    け取り、第2の選択された位相差信号を前記第2の発振
    器に渡す第2の選択機構と、 前記第1の信号を受け取り、分割された第1の信号を出
    力する第1の周波数分割器と、 前記第2の信号を受け取り、分割された第2の信号を出
    力する第2の周波数分割器と、 前記分割された第1の信号および前記分割された第2の
    信号を受け取り、前記システム出力に結合された選択さ
    れ分割された信号を出力する第3の選択機構を含む段階
    と、 b)前記第1の選択機構が前記第2の選択された位相差
    信号を前記第1の発振器に渡すように、前記第1の選択
    機構を切り換える段階と、 c)前記第2の選択機構が前記第1の選択された位相差
    信号を前記第2の発振器に渡すように、前記第2の選択
    機構を切り換える段階と、 d)前記第3の選択機構を切り換える段階とを含む方
    法。
  10. 【請求項10】前記第1の選択機構を切り換える段階
    と、前記第2の選択機構を切り換える段階と、前記第3
    の選択機構を切り換える段階が、前記第1の分割された
    信号と前記第2の分割された信号が位相が合っていると
    きに実質的に同時に実行されることを特徴とする、請求
    項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記位相ロック・ループ・システムが、 前記第1の信号を受け取り、第2の分割された第1の信
    号を出力する第3の周波数分割器と、 前記第2の信号を受け取り、第2の分割された第2の信
    号を出力する第4の周波数分割器と、 前記第2の分割された第1の信号および前記第2の分割
    された第2の信号を受け取り、第2の選択され分割され
    た信号を出力する第4の選択機構であって、前記第2の
    選択され分割された信号が、第2のシステム出力に結合
    され、さらに前記第1の位相検波器にフィードバックさ
    れる第4の選択機構とをさらに備え、 前記第4の選択機構を切り換える段階をさらに含むこと
    を特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】ある周波数を有するシステム出力信号を
    提供し、前記システム出力信号の位相ロックを中断する
    ことなく前記周波数を切り換えることのできる位相ロッ
    ク・ループ・システムにおいて、 a)第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した
    位相差に比例する第1の位相差信号を出力する第1の位
    相検波器と、 b)第1の信号を出力する第1の発振器と、 c)第1の入力と第2の入力の位相を比較し、検出した
    位相差に比例する第2の位相差信号を出力する第2の位
    相検波器と、 d)第2の信号を出力する第2の発振器と、 e)前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
    を受け取り、第1の選択された位相差信号を前記第1の
    発振器に渡す第1の選択機構と、 f)前記第1の位相差信号および前記第2の位相差信号
    を受け取り、第2の選択された位相差信号を前記第2の
    発振器に渡す第2の選択機構と、 g)前記第1の信号を受け取り、第1の分割された第1
    の信号を出力する第1の周波数分割器と、 h)前記第2の信号を受け取り、第1の分割された第2
    の信号を出力する第2の周波数分割器と、 i)前記第1の分割された第1の信号および前記第1の
    分割された第2の信号を受け取り、選択され分割された
    信号を出力する第3の選択機構であって、前記選択され
    分割された信号が前記システム出力に結合され、前記第
    1の位相検波器にフィードバックされる第3の選択機構
    と、 j)前記第1の信号を受け取り、第2の分割された第1
    の信号を出力する第3の周波数分割器と、 k)前記第2の信号を受け取り、第2の分割された第2
    の信号を出力する第4の周波数分割器と、 l)前記第2の分割された第1の信号および前記第2の
    分割された第2の信号を受け取り、第2の選択され分割
    された信号を出力する第4の選択機構とを備えることを
    特徴とする位相ロック・ループ・システム。
  13. 【請求項13】増分入力および減分入力を有し、前記第
    1の発振器に結合した出力を有する第1のチャージ・ポ
    ンプと、 増分入力および減分入力を有し、前記第2の発振器に結
    合した出力を有する第2のチャージ・ポンプとをさらに
    含み、 前記第1の位相検波器が、増分出力信号および減分出力
    信号を含み、 前記第2の位相検波器が増分出力信号および減分出力信
    号を含み、 前記第1の位相検波器の増分信号が、前記第1の選択機
    構を介して前記第1のチャージ・ポンプの増分入力に結
    合され、かつ前記第2の選択機構を介して前記第2のチ
    ャージ・ポンプの増分入力に結合され、前記第1の位相
    検波器の減分信号が、前記第1の選択機構を介して前記
    第1のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、かつ前
    記第2の選択機構を介して前記第2のチャージ・ポンプ
    の減分入力に結合され、 前記第2の位相検波器の増分信号が、前記第2の選択機
    構を介して前記第2のチャージ・ポンプの増分入力に結
    合され、かつ前記第1の選択機構を介して前記第1のチ
    ャージ・ポンプの減分入力に結合され、前記第2の位相
    検波器の減分信号が、前記第2の選択機構を介して前記
    第2のチャージ・ポンプの減分入力に結合され、かつ前
    記第1の選択機構を介して前記第1のチャージ・ポンプ
    の増分入力に結合されることを特徴とする、請求項12
    に記載のシステム。
  14. 【請求項14】a)第1の可変速度クロック発振器が第
    1のクロック速度で第1のクロック信号をプロセッサに
    供給するのに応答して、第1のクロック速度で動作する
    プロセッサと、 b)あらかじめ選択された第2のクロック速度で第2の
    クロック信号を発振する第2の可変速度クロック発振器
    と、 c)プロセッサが、第2のクロック速度で中断すること
    なく動作を続行するように、第1のクロック信号のエッ
    ジと第2のクロック信号のエッジが合致する瞬間に、第
    1のクロック速度の第1のクロック信号から第2のクロ
    ック速度の第2のクロック信号にプロセッサを切り換え
    る手段とを備えることを特徴とする処理システム。
  15. 【請求項15】第1の可変速度クロック発振器が、第1
    の位相ロック・ループを含み、第2の可変速度クロック
    発振器が第2の位相ロック・ループを含むことを特徴と
    する、請求項14に記載の処理システム。
  16. 【請求項16】切換え手段が、第1のクロック信号およ
    び第2のクロック信号を受け取る第1の選択機構を含む
    ことを特徴とする、請求項14に記載の処理システム。
  17. 【請求項17】第1の可変速度クロック発振器が、第1
    の発振器と、第1の位相差信号を出力する第1の位相検
    波器とを含み、第2の可変速度クロック発振器が、第2
    の発振器と、第2の位相差信号を出力する第2の位相検
    波器とを含み、切換え手段がさらに、前記第1の位相差
    信号および前記第2の位相差信号を受け取り、第1の選
    択された位相差信号を前記第1の発振器に渡す第2の選
    択機構と、前記第1の位相差信号および前記第2の位相
    差信号を受け取り、第2の選択された位相差信号を前記
    第2の発振器に渡す第3の選択機構とを備えることを特
    徴とする、請求項16に記載の処理システム。
  18. 【請求項18】前記第1、第2、および第3の選択機構
    がマルチプレクサを含むことを特徴とする、請求項17
    に記載の処理システム。
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