JP2002314411A - Pll周波数シンセサイザ - Google Patents

Pll周波数シンセサイザ

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JP2002314411A
JP2002314411A JP2001114016A JP2001114016A JP2002314411A JP 2002314411 A JP2002314411 A JP 2002314411A JP 2001114016 A JP2001114016 A JP 2001114016A JP 2001114016 A JP2001114016 A JP 2001114016A JP 2002314411 A JP2002314411 A JP 2002314411A
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Japan
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signal
voltage
frequency
phase
controlled oscillator
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JP2001114016A
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English (en)
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Masakatsu Maeda
昌克 前田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧制御発振器の位相雑音特性を大幅に向上
させたPLL周波数シンセサイザを提供する。 【解決手段】 発振周波数帯域の切換を行うために固定
容量または可変容量またはインダクタの切換手段を有
し、かつ制御電圧に応じた周波数を出力する電圧制御発
振器1と、前記電圧制御発振器1の発振周波数帯域を順
に等間隔で切換え、切換毎にその発振周波数信号とTC
XO出力信号を各々分周した信号の位相の進み若しくは
遅れを検出し、該位相の進み若しくは遅れの反転を検出
するまで、前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を等間
隔で切換え、その反転を検出した場合、検出以前よりも
小さな周波数間隔で、かつ、逆方向に前記電圧制御発振
器の発振周波数帯域を等間隔で所望の発振周波数帯域へ
切換える周波数調整手段10と、前記周波数調整手段の
動作時に、前記電圧制御発振器の制御電圧に任意の一定
電圧を印加する制御電圧セレクタ9を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLL(Phase
Locked Loop)周波数シンセサイザ、特
に、これに含まれる電圧制御発振器の低位相雑音化を図
ったPLL周波数シンセサイザに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来のPLL
周波数シンセサイザについて説明する。
【0003】図5は従来の周波数シンセサイザの回路構
成を示すブロック図、図6は図5に示す装置の電圧制御
発振器部分の概略構成を示す回路ブロック図、図7は図
6に示す装置の制御電圧対出力周波数特性を表すグラフ
である。
【0004】図5において、1は電圧制御発振器、2は
パルススワロー方式等の分周器、3は位相比較器、4は
チャージポンプ回路、5はループフィルタ、11はRカ
ウンタ等の分周器である。
【0005】その動作としては、まず、基準信号と電圧
制御発振器1の出力信号と分周器2により分周した比較
信号との位相差を位相比較器3で検出し、その位相差に
応じたパルス幅の電圧パルスを位相比較器3からチャー
ジポンプ回路4に送出する。チャージポンプ回路4は、
位相比較器3の出力に応じて電流の吐き出し,吸い込
み、またはハイインピーダンスの3状態のいずれかの状
態にあるチャージポンプ出力電流(ICP)を出力す
る。このチャージポンプ出力電流(ICP)は、ループ
フィルタ5で平滑化され、かつ電圧に変換されて電圧制
御発振器1の制御電圧(Vt)となる。電圧制御発振器
1の出力信号(fo)は、分周器2で周波数を1/(P
N+A)倍され、比較信号(fp)として位相比較器3
へフィードバックされる。従って、電圧制御発振器1の
出力信号(fo)の周波数は、分周器2の分周数をPN
+A、基準信号(fr)の周波数をfrとすれば、(数
1)のようになる。
【0006】
【数1】fo=(PN+A)×fr このように、PLL周波数シンセサイザは、基準信号の
周波数(fr)の整数(PN+A)倍の周波数を有する
出力信号(fo)を得ることができるため、整数値(P
N+A)を切り換えることにより、出力信号の周波数を
基準信号の周波数(fr)間隔で自由に切り換えること
ができる。
【0007】次に電圧制御発振器1について更に説明す
る。その構成としては図6に示すように、ゲイン−Aの
アンプ6と電圧制御可変容量8を含むゲインB(jω)
のLC移相器7を備えており、このLC移相器7での位
相回転は180°あって、かつ、アンプ6は反転アンプ
であることから、正帰還がかかる。また、アンプ6とL
C位相器7のゲイン積は−A×−B>1であることか
ら、発振を持続させることができ、その発振周波数(f
out)は(数2)で表される。
【0008】
【数2】
【0009】また、電圧制御発振器1の制御電圧(V
t)対発振周波数(fout)の特性は図7に示すよう
になり、このうちローカル信号として必要とされる出力
周波数帯域(BWuse)に対する制御電圧範囲(ΔV
Tuse)は、およそ電圧制御発振器1の電源電圧の1
/3程度である。つまり、電圧制御発振器1の制御電圧
(Vt)対発振周波数(fout)特性から得られる利
得(Gv)は(数3)のようになる。
【0010】
【数3】利得(Gv)=Bwuse÷(電源電圧÷3) なお、図7において0〜(1/3)VCC、及び(2/
3)VCC〜VCCの制御電圧(Vt)は、主に電圧制
御発振器1の特性が温度変動,電源電圧変動などにより
ばらつくことを考慮した制御電圧マージンである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、次のような問題がある。すなわち、図6
に示す電圧制御発振器1の発振周波数可変に用いる電圧
制御可変容量8に直列に寄生する抵抗をRcとすると、
このRcにて発生する熱雑音電圧(Vn)は、(数4)
で表される。
【0012】
【数4】Vn=(4・K・T・Rc)1/2 この熱雑音電圧(Vn)は、電圧制御可変容量の容量値
にも影響を与え、電圧制御発振器1に対し、(数5)で
表される変調をかける。
【0013】
【数5】Δf=電圧制御発振器利得(Gv)×(Vn) この変調成分が電圧制御発振器1の位相雑音を劣化させ
る要因の1つであり、(数5)は、電圧制御発振器1の
利得(Gv)に比例して、その位相雑音が増大すること
を示しており、低位相雑音化するには、電圧制御発振器
1の利得(Gv)を低く設定すれば良いことになるが、
従来の電圧制御発振器1の利得(Gv)は、概ね式(数
3)程度で、電圧制御発振器1に必要とされる出力帯域
(BWuse)、及び電源電圧がシステム上の制約より
決定されるため、電圧制御発振器1の利得(Gv)の低
減は困難であり、したがって、低位相雑音化の実現も困
難であった。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、電圧制御発振器の位相雑音特性を大幅に向上
させたPLL周波数シンセサイザを提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のPLL周波数シ
ンセサイザは、発振周波数帯域の切換を行うために固定
容量または可変容量またはインダクタの切換手段を有
し、かつ制御電圧に応じた周波数を出力する電圧制御発
振器と、前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を順に等
間隔で切換え、切換毎にその発振周波数信号と基準信号
を各々分周した信号の位相の進み若しくは遅れを検出
し、該位相の進み若しくは遅れの反転を検出するまで、
前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を等間隔で切換え
ると共に位相の進み若しくは遅れを検出し、その反転を
検出した場合、検出以前よりも小さな周波数間隔で、か
つ、逆方向に前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を等
間隔で所望の発振周波数帯域へ切換える周波数調整手段
と、前記周波数調整手段の動作時に、前記電圧制御発振
器の制御電圧に任意の一定電圧を印加する制御電圧セレ
クタを備えたものである。
【0016】この発明によれば、PLL周波数シンセサ
イザの電圧制御発振器の出力周波数対制御電圧特性が数
分割される結果、電圧制御発振器の利得が下がり、位相
雑音特性を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のも
のと同一の部分については同一符号を用い重複する説明
は省略する。
【0018】図1は本発明のPLL周波数シンセサイザ
の一実施の形態における回路構成を示すブロック図、図
2は図1に示す装置の動作タイミングチャート、図3は
本発明のPLL周波数シンセサイザの一実施の形態にお
いて用いられる電圧制御発振器の具体的構成を示す回路
ブロック図、図4は図3に示す装置の制御電圧対出力周
波数特性を表すグラフである。
【0019】まず、本実施の形態において用いられる図
3に示す電圧制御発振器について説明する。この装置は
図6に示した従来の電圧制御発振器と比較し、電圧制御
可変容量に直列に接続される容量(Cc)及び、それら
の合成容量に対して並列に接続されるC4〜0、そして
C4〜9を制御するSW4〜0が新たに追加されてい
る。
【0020】出力である発振周波数(fout)は、
(数6)にて表される。
【0021】
【数6】 Cvar=電圧制御可変容量
【0022】この電圧制御発振器における制御電圧対出
力周波数特性は図4に示す通りであり、特性0はSW4
〜0=(0,0,0,0,0)、つまり全てOFFであ
る。更に、特性1はSW4〜0=(0,0,0,0,
1)で、SW0のみONしており、かつ電圧制御可変容
量8に印加される制御電圧がV2の時の出力周波数と、
特性0における電圧制御可変容量8に印加される制御電
圧がV1である時の出力周波数(fout)が同一であ
る必要があり、電圧制御可変容量8の制御電圧がV1,
V2である時の容量値を各々CvarV1,CvarV
2とすると、(数7)で表される。
【0023】
【数7】
【0024】同様に、C4〜0の容量値を設定すると、
図4に示す制御電圧対出力周波数特性の特性が得られ
る。
【0025】以下、このような電圧制御発振器を用いた
図1に示す本発明のPLL周波数シンセサイザの一実施
の形態について図2の動作タイミングチャートを引用し
ながら説明する。その構成は図5に示したPLL周波数
シンセサイザに対して制御電圧セレクタ9と周波数調整
手段10を加えたものであるから、これらについては装
置の動作説明と併せて説明する。
【0026】基本的動作については図5に示した従来の
ものと同様であるので、まず動作タイミングから説明す
る。図2の時間t1では、図4に示した電圧制御発信器
特性19のch1にロックしている。時間t2にてPL
L周波数シンセサイザにch2へのチャンネル切換信号
が入力されると同時に、周波数調整手段10のリセット
発生回路13にチャンネル切換信号が入力され、All
Reset信号及びReset信号が出力されて、Al
lreset信号により制御電圧セレクタ9は、LPF
5と電圧制御発信器1の接続を切り、電圧制御発信器1
の制御電圧(Vt)を1/2VCCに固定する。また、
デュアルモジュラスプリスケーラをP分周固定にする。
その他、演算回路14内の演算器にリセットがかかり、
デフォルト出力値として「9」の制御電圧が出力され、
それに応じてSW4〜0=(01001)に変更され、
電圧制御発信器1の出力周波数が特性9になる。分周比
制御部15にもリセットがかかり、Rカウンタ及びAN
カウンタに、所望のチャンネルにロックするための分周
比の上位nbitが分周比としてセットされる。ところ
で、この時に分数分周方式PLLであれば小数点分周比
データも利用できる。
【0027】また、Reset信号は、プリスケーラ、
Rカウンタ、ANカウンタ、位相判別器13に前記TC
XO出力信号1周期分のリセットをかけ、リセット解除
後、Rカウンタ,ANカウンタは動作を始める。その
後、時間t3にてRカウンタ出力(fvef),ANカ
ウンタ出力(fdiv)の位相の進み若しくは遅れを位
相判別器にて判断するが、fdivの方が進んでいるた
め、演算器を含む演算回路14はt2時点の出力値
「9」に更に「9」を加算して出力値として「18」を
出力し、つまり電圧制御発信器1の特性18に移動す
る。これと同時に、リセット発生回路13に演算終了信
号が入力され、リセット発生回路13は時間t3でRe
set信号を出力し、プリスケーラ、ANカウンタ、R
カウンタ、位相判別器12をリセットする。
【0028】その後プリスケーラ、ANカウンタ、Rカ
ウンタは、再び動作し、時間t4にて位相判別し、fr
ef信号,fdiv信号の位相の進み若しくは遅れを位
相判別器12にて判断する。この時、目的ch2は電圧
制御発信器特性17にあるから、電圧制御発信器特性1
8は出力周波数が低くなりすぎている。このため、fr
ef信号が先に位相判別器12に入力され、位相判別器
12は位相の進み若しくは遅れが反転したと認識し、位
相反転信号を出力する。
【0029】その位相反転信号により、演算回路14は
減算に変更され、かつ加算される値が「9」から「3」
へ変更される。また、分周比制御部15も位相反転信号
により、上位n+αbitが分周比としてANカウンタ
及びRカウンタへ設定される。
【0030】このようにして、位相判別器13で位相反
転の検出の度に加減算する値を小さくし、かつRカウン
タ及びANカウンタの分周比を大きくすることによって
目的の電圧制御発信器特性17へ遷移して行く。また、
時間t7にて、fref信号,fdiv信号の位相の進
み若しくは遅れが、ある一定まで近くなると位相判別器
12からリセット発生回路13へ検出信号が伝わり、A
llreset信号が解除され、それに応じて制御電圧
セレクタ9は、LPF5と電圧制御発信器1を接続す
る。また電圧制御発信器1の制御電圧(Vt)は1/2
VCC固定から解除、デュアルモジュラスプリスケーラ
はP分周固定が解除され通常動作になる。その結果、ク
ローズドループとなり時間t8にてロックすることにな
る。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、P
LL周波数シンセサイザの電圧制御発振器の出力周波数
対制御電圧特性が数分割される結果、電圧制御発振器の
利得が下がり、位相雑音特性を向上させることができ、
また、出力周波数帯域の滑らかな切換ができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来と比
べPLL周波数シンセサイザに含まれる電圧制御発振器
の位相雑音特性を大幅に向上させることができるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLL周波数シンセサイザの一実施の
形態における回路構成を示すブロック図
【図2】図1に示す装置の動作タイミングチャート
【図3】本発明のPLL周波数シンセサイザの一実施の
形態において用いられる電圧制御発振器の具体的構成を
示す回路ブロック図
【図4】図3に示す装置の制御電圧対出力周波数特性を
表すグラフ
【図5】従来の周波数シンセサイザの回路構成を示すブ
ロック図
【図6】図5に示す装置の電圧制御発振器部分の概略構
成を示す回路ブロック図
【図7】図6に示す装置の制御電圧対出力周波数特性を
表すグラフ
【符号の説明】
1 電圧制御発振器 2 分周器 3 位相比較器 4 チャージポンプ回路 5 ループフィルタ 6 アンプ 7 LC移相器 8 電圧制御可変容量 9 制御電圧セレクタ 10 周波数調整手段 11 Rカウンタ 12 位相判別器 13 リセット発生回路 14 演算回路 15 分周比制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振周波数帯域の切換を行うために固定
    容量または可変容量またはインダクタの切換手段を有
    し、かつ制御電圧に応じた周波数を出力する電圧制御発
    振器と、前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を順に等
    間隔で切換え、切換毎にその発振周波数信号とTCXO
    出力信号を各々分周した信号の位相の進み若しくは遅れ
    を検出し、該位相の進み若しくは遅れの反転を検出する
    まで、前記電圧制御発振器の発振周波数帯域を等間隔で
    切換え、その反転を検出した場合、検出以前よりも小さ
    な周波数間隔で、かつ、逆方向に前記電圧制御発振器の
    発振周波数帯域を等間隔で所望の発振周波数帯域へ切換
    える周波数調整手段と、前記周波数調整手段の動作時
    に、前記電圧制御発振器の制御電圧に任意の一定電圧を
    印加する制御電圧セレクタを備えたことを特徴とするP
    LL周波数シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 周波数調整手段は、TCXO出力信号、
    チャンネル切換信号、演算器からの演算終了信号、位相
    判別器からの位相差“小”検出信号が入力され、前記チ
    ャンネル切換信号が入力された時点から、前記位相差
    “小”検出信号が入力されるまで、前記TCXO出力信
    号を出力し、かつ、前記チャンネル切換信号が入力され
    た時点及び前記演算終了信号が入力される毎に前記TC
    XO出力信号の1周期分と同様の電圧パルス信号を出力
    するリセット発生回路と、前記基準信号の1周期分と同
    様の電圧パルス信号、前記位相判別器からの位相反転検
    出信号、ANカウンタ及びRカウンタの分周比データ、
    前記Rカウンタ出力信号より生成するクロック信号が入
    力され、初期状態では、前記分周比データの上位数bi
    tを出力し、これらクロック信号のタイミングで、位相
    反転検出信号をモニターし、位相反転検出のたびに、こ
    の分周比データの下位bitまでを出力していく分周比
    制御部と、前記Rカウンタの出力信号、前記ANカウン
    タの出力信号及び前記基準信号の1周期分と同様の電圧
    パルス信号及び前記ANカウンタの出力信号の立上りエ
    ッジを中心に、ある一定の幅をもったパルス信号が入力
    され、前記ANカウンタの出力信号及び前記Rカウンタ
    の出力信号の位相の進み若しくは遅れを判別し、各々に
    応じた判別信号を出力すると共に、前記ANカウンタの
    出力信号及び前記Rカウンタの出力信号の位相差が小さ
    いことを検出し、位相差“小”検出信号を出力する位相
    判別器と、前記位相反転検出信号、前記クロック信号、
    前記TCXO出力信号が入力され、このパルス電圧信号
    によるリセット解除にて初期状態にセットされ、演算結
    果データとして初期データを出力し、前記クロック信号
    のタイミングで前記位相反転検出信号をモニターし、位
    相反転を検出していなかった場合、前記演算結果データ
    と、演算入力データを加算して、その結果を新たに演算
    結果データとして出力し、また前記リセット発生回路に
    演算終了信号を出力して、次のクロック信号までデータ
    を保持すると共に、位相反転を検出するまで加算演算を
    繰り返し、位相反転を検出した場合、演算結果データか
    ら位相反転検出前より小さい値の演算入力データを減算
    する演算回路を含むことを特徴とする請求項1記載のP
    LL周波数シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 制御電圧セレクタは、その入力部に設け
    られたループフィルタの出力信号及び制御電圧、前記T
    CXO出力信号が入力され、このパルス電圧信号の
    “H”もしくは“L”の論理に合せ、前記ループフィル
    タ出力信号もしくは前記基準電圧を出力するものである
    ことを特徴とする請求項1または2記載のPLL周波数
    シンセサイザ。
  4. 【請求項4】 周波数調整手段が動作中に、前記ANカ
    ウンタが入力信号の立上及び立下エッジの両方のエッジ
    をカウントできるようにしたことを特徴とする請求項2
    または3記載のPLL周波数シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 周波数調整手段により位相の進み若しく
    は遅れの検出を、固定された時間間隔で行うことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPLL周波
    数シンセサイザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555094B2 (en) 2005-12-14 2009-06-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Counter capable of holding and outputting a count value and phase locked loop having the counter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555094B2 (en) 2005-12-14 2009-06-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Counter capable of holding and outputting a count value and phase locked loop having the counter

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