JP2010515144A - バルブを監視するための装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は設備内のバルブを監視するネットワークシステムに関し、ネットワークシステムは(a)バルブに固着する複数のバルブ監視装置VMD(11)を備え、各監視装置(11)が(a.1)バルブの状況を検知するセンサと、(a.2)前記センサが検知した状況を送信し、検知された状況と前記装置の識別とを近距離内にある1つまたは複数のバルブ装置リーダVDR(18)に送信する短距離無線通信部と、(a.3)該装置を、バルブの正常な操作を乱すことなく、監視対象バルブに固着する機構と、(a.4)バルブ状況とVMD識別との送信を前記VMDから受け取り、その送信をイーサネット(登録商標)通信(25)によりサーバ(21)へ転送する1つまたは複数のVDRと、を備える。

Description

本発明は、特に産業設備における流体の流れを監視および/または制御するためのシステムおよび装置の分野に関する。特に、本発明は、産業設備におけるバルブの状態を監視するシステムおよび装置に関する。
現在の産業を取り巻く環境において、システムおよび装置は、10年前には不可能であったと考えられていたレベルの性能が要求されている。産業界では、グローバルな競争により、工程操作、製品品質、生産高、および生産性のさらなる向上および人員の削減が以前にも増して要求されている。操作コストおよびサポートコストの削減または資本投資の中止あるいは削減を模索している工場管理者の要求を満たすべく、生産設備は以前よりさらに高度な信頼性、可用性、および保守性を発揮することが求められている。つまり、産業界では、生産パフォーマンスと安全性を向上させるための新しい方策を講じると同時に、コストを削減し新規設備および従来設備の操作寿命の伸張を図る必要がある。
センサおよびアクチュエータは、すべての工程ラインで数多く使用されている。それらすべてにおいて、データ伝送ケーブルおよび電源ケーブルが必要である。ケーブルを使用することは、設計および設置に費用がかかるだけでなく、工程ラインで多発する障害の1つとなる。それは、大部分の場合、センサとアクチュエータが可動式であったり、過酷な環境条件にさらされていたりするからである。したがって、フィールド装置のレベルでは、配線上の問題が実際に発生するのはこの箇所である。
ここ10年の間に各種フィールドバスが導入され産業界において様々な利用がなされてきたが、上記の状況は変わっていない。センサおよびアクチュエータは、今でもスタートポロジにおいては配線を介してバス集信装置に接続される、また、デイジーチェイン構成においてバスに接続されている。しかし、配線は老朽化するにつれ、性能が低下したり障害が発生したりする。配線の検査、テスト、トラブルシュート、修理、および置換え作業は、時間、人員、および資材の面において多大な要求を招く。また、配線の障害が発生して生産が停止すると、急速なコスト上昇を招く。
流体ラインは、ほとんどすべての産業設備において幅広く用いられている。ラインにおける流体の流れは、通常、バルブにより制御されている。ボールバルブは、構造が単純で比較的低価格であるため、流体制御において重要な要素である。本願においては「ボールバルブ」という用語を使用し、また、引用例がすべてボールバルブに関しているが、本発明はこの種類のバルブにだけ限定されず、任意の産業バルブに適用できる。2004年だけでも、2分の1インチから4インチ(1.27cm〜10.16cm)の産業用ボールバルブが7千万個販売されたと推定される。1000個以上のボールバルブを使用する典型的な工程設備も数多く存在する。工程オペレータはボールバルブの監視を強く希望し、また、その必要性を感じているが、配線と保守に伴う費用と複雑さのゆえ、産業設備で使用されているボールバルブの約80%は、いまだに電子監視の対象になっていない。
設備で使用するほとんどすべてのボールバルブの状況を遠隔監視できれば、工程の制御は飛躍的に向上する。しかし、上記で述べたように、各バルブの状況を監視するための配線モニタボックスの設置は、多額の費用を要する。監視対象となる配線ボールバルブのそれぞれにかかる推定コストは、工程ライン設備における配線が複雑なため、米国ドルで数千ドルにも及ぶ。ボールバルブ監視装置のケーブルがダクトを通る場合またはステンレスのスチールカバーで保護しなければならない場合は、費用はさらに高くなる。場合によっては、このようなステンレススチールカバーで保護することにより費用が10倍になることがある。このような事情により、産業界ではある監視率で妥協する傾向がある。つまり、設備内のボールバルブのうち、一般的に工程の重要部分と考えられる部分だけを監視している。
したがって、本発明の目的は、低価格でボールバルブ監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、費用のかかる配線および保守の必要がない監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、既存のバルブおよび新規のバルブに容易に設置でき、フィールドでの保守が簡単なボールバルブ監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、従来技術の配線ボールバルブ監視装置と比べ信頼性が向上している監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、同じ装置で構成される大規模ネットワークでの動作および操作が可能なボールバルブ無線監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、電流消費量が低く、したがって、バッテリの交換頻度が比較的低いボールバルブ無線監視装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、オペレータが、バルブ識別および状況、ソフトウエアバージョン、構成、バルブメーカ、保守情報、および操作中に受け取った記憶データなどのバルブ装置データを取り出したり、それらの装置データを近距離(short range)からハンドヘルド装置を使用してバルブ装置に挿入したりできる手段を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、手動式バルブが作動させるときに、オペレータの識別情報をバルブ装置に挿入できる機能を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、制御ルームと交信しなくても、バルブ装置を現場で設置および校正できるオプションを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、高ノイズやリンク妨害の環境であっても、無線通信の信頼性が非常に高い自己修復型のメッシュ無線ネットワークを提供することである。
本発明のさらに別の実施例は、ボールバルブの状況に対し所望の変更が正しく実行できたことを検証する手段を提供することである。
本発明の他の目的および利点は、以下の説明の中で明らかになるであろう。
(発明の要約)
本発明は設備内のバルブを監視するネットワークシステムに関し、ネットワークシステムは(a)バルブに固着する複数のバルブ監視装置(Valve Monitoring Device:VMD)を備え、各監視装置が(a.1)バルブの状況を検知するセンサと、(a.2)前記センサが検知した状況を送信し、検知された状況と前記装置の識別とを近距離内にある1つまたは複数のバルブ装置リーダ(Valve Device Reader:VDR)に送信する短距離無線通信部と、(a.3)該装置を、バルブの正常な操作を乱すことなく、監視対象バルブに固着する機構と、(a.4)バルブ状況とVMD識別との送信を前記VMDから受け取り、その送信をイーサネット(登録商標)通信によりサーバへ転送する1つまたは複数のVDRと、を備える。
好ましくは、短距離通信は、Bluetooth(R)、WiFi(R)、およびZigBee(R)から選択されたプロトコルを使用する。
好ましくは、システムは、選択されたVMDに近づけたときに該VMDに対し短距離通信を開始して該VMDから前記状況と識別メッセージとを受け取り、複数のVMDからメッセージをオプションで収集し、収集された1つまたは複数のメッセージを制御ステーションサーバへ後でダウンロードするかまたは前記短距離通信を介して1つまたは複数のVDRへ送信する、1つまたは複数のハンドヘルドオペレータ装置(OD)を、さらに備える。
好ましくは、VMDは、VMD位置と非常に近い範囲に配置された1つまたは複数の産業工程センサから状況および計測情報を受け取り、受け取った前記産業工程センサ状況および計測情報を1つまたは複数のVDRへのVMD送信にさらに組み込む、低周波数(LF)トランシーバとプロトコルとを使用する超短距離(very short range)通信部をさらに備える。
好ましくは、低周波数超短距離通信部は2方向通信部であり、システムは、選択されたVMDに近づけたときに該VMDに対し前記低周波数超短距離通信を開始してVMDから前記状況および識別メッセージを受け取るハンドヘルドオペレータ装置(OD)であって、1つまたは複数のVMDから該メッセージを収集し、収集された1つまたは複数のメッセージを制御ステーションのサーバへ後でダウンロードする、1つまたは複数のハンドヘルドオペレータ装置(OD)をさらに備える。
好ましくは、各VMDはバッテリで駆動する。
好ましくは、固着機構はU字型プロファイルを備える。
好ましくは、センサは光学式センサである。
好ましくは、センサは電位差計に基づく。
好ましくは、センサは可変コンデンサに基づく。
好ましくは、センサは、バルブステムに固着されたマグネットと該マグネット回転時にマグネットの可変磁束を計測することで角位置を計測するVMD内のホール装置とに基づく。
好ましくは、VMDによる状況送信は、定期的に、事象発生時に、またはVDRを介して制御センタから送られるかまたはオペレータ装置ODから送られる短距離送信による要求時に、行われる。
好ましくは、ODはシングルホップトラストセンタ(single Hop Trust Center)として動作し、VMDをシステムに加入させるか、または前記サードパーティの装置を設備ネットワークに加入させる。
好ましくは、ODはシングルホップトラストセンタとして動作し、VMD、VDR、ODまたは工程センサから選択されたサードパーティ装置をシステムに加入させる。
好ましくは、ODは、ネットワークのセキュリティキーを含むノンセキュア(non sequre)、低送信電力、シングルホップメッセージを介して、VMDをネットワークに加入させる。
好ましくは、ODは、ネットワークのセキュリティキーを含むノンセキュアな超短距離、低周波数送信によりVMDをネットワークに加入させる。
好ましくは、ODは、最後のキーがネットワークのセキュリティキーである超短距離可変パスワードキーを介して、サードパーティ装置をネットワークに加入させる。
好ましくは、シングルホップトラストセンタとして動作するODにより承認されなければ、装置をネットワークに加入できない。
好ましくは、LANまたは無線LANを介してVDRをイーサネット(登録商標)に直接接続する。
好ましくは、ZigBee(R)ネットワークアドレスに対応する所定のIPアドレスを使用してイーサネット(登録商標)を介してサーバ経由で各VDRにアクセスする。
本発明は、さらに、ボールバルブの状況を監視する装置に関し、該装置は(a)バルブの状況を検知するセンサと、(b)前記センサが検知した状況を受け取り、検知したバルブの状況を前記装置の識別とともに前記短距離内にある1つまたは複数の受信装置へ送信する短距離無線通信部と、(c)ボールバルブの通常の操作を妨げずに、監視対象のボールバルブへ装置を取り付ける機構と、を備える。
代表的な先行技術のボールバルブを示す図である。 本発明の実施例によるバルブ監視装置(VMD)を含む代表的なボールバルブを示す図である。 本発明の実施例によるバルブ監視装置(VMD)を含む代表的なボールバルブを示す図である。 VMDのブロック図である。 IR REDとフォトダイオードを使用してバルブステムの角位置を計測する概念を示す図である。 本発明の実施例によるボールバルブの監視システムを示す図である。 本発明の実施例によるオペレータ装置を示す図である。 磁束およびバルブの角位置を計測するホール装置とバルブステムとに取り付けた回転マグネットを使用する非接触方法を示す図である。 各種無線センサがLF通信によりVMDと交信するマイクロネットワークを示す図である。 VMDのフローチャートを示す図である。 LF通信のシーケンス図の例を示す図である。
図1は、典型的なボールバルブ1の構造を示したもので、流体の流れ制御用として業界に普及しているボールバルブである。これらの典型的なボールバルブのサイズは、通常、2分の1インチから4インチ(1.27cm〜10.16cm)である。このボールバルブは流体ラインの2つの部分の間に設置され、おもに、OPEN/CLOSE流れスイッチとして動作する。ボールバルブ1は、おもに、中空部2、入口部3、出口部4、およびバルブを手動で開閉するためのハンドル5で構成される。上記で述べたように、従来技術では、ボールバルブの状況を監視するための無線で低価格の装置であって、しかも信頼性が高く、設置や保守が容易な装置は提供していない。さらに、従来技術では、大量の産業用ボールバルブを監視する無線手段であって、低価格で設置や保守が容易、しかも信頼性の高い手段は提供していない。
本発明はボールバルブ監視装置を提供するが、この装置は、業界で設備のボールバルブの状況を電子的に監視する場合に大きな負担となっていた従来技術の欠点をほぼ解決するものである。
本発明の1実施例によれば、短距離無線ボールバルブ監視装置(以下「MD」)を、産業設備内の流体ライン上にあるボールバルブに設置する。監視装置はアドオン(add−on)装置であることが好ましく、その場合、前記バルブが動作中の場合であっても、既存の典型的なボールバルブに容易に設置できるようになっている。図2aおよび2bは、このアドオン装置の2つの異なった図を示したものである。最初に、U字型のサポート要素を、1つまたは複数のネジ13でボールバルブの既存の本体に取り付ける。監視装置11は、サポート要素12の上部に従来の方法で取り付ける。この方法では、サポート部12と監視装置11は、ボールバルブの通常操作を妨げない。バルブ監視装置(以下VMD)11は、ボールバルブの状況を読み取るためのセンサ(図2aおよび2bでは不図示)と、ボールバルブの状況とVMDの識別番号とを定期的に、または要求時あるいは事象発生時に、前記VMDの伝送範囲内の他の装置に送信する通信部(不図示)とを備えている。前記他の近距離の装置は、バルブ装置リーダ(以下の詳細な説明ではVDR)であってもよい。
本発明によれば、複数のこのような監視装置が設備内のボールバルブに設置され、ネットワークを構成する。各監視装置には無線、短距離通信部が備わっていて、Bluetooth(R)、ZigBee(R)、またはWiFi(R)などの短距離無線プロトコルを使用して他の装置または1つまたは複数の中央部と交信する。
以下の表は、前記3種類のプロトコルのおもな特徴を要約したものである。
Figure 2010515144
本発明の目的を達成するためには、ZigBee(R)のプロトコルがもっとも好ましいことが分かった。ZigBee(R)は無線パーソナルエリアネットワークの仕様であって、その動作周波数は868MHz、902−928MHz、および2.4GHzである。ZigBee(R)を使用することで、通常の状況であれば最大100メートル、また理想的な環境であればそれ以上物理的に離れていても、ネットワーク内の装置は最大250Kbpsの速度で交信できる。ZigBee(R)は、米国電気電子技術者協会(IEEE−SA)により承認された802.15.4仕様に基づいている。ZigBee(R)は、デューティサイクルが低いアプリケーションで高データスループットを発揮する。そのため、ボールバルブを監視するための本発明の装置としては最適である。したがって、本発明の監視装置は低レベルの電源で動作可能であり、これが低デューティサイクルと同時に働くことで、バッテリの長寿命化に寄与している。また、ZigBee(R)は、ピアツーピア、スターネットワーク、およびメッシュネットワークなどの大部分のトポロジと互換性があり、単一ネットワークの装置を最大65,000台処理することができる。
本発明のVMDにより行われるボールバルブ状況の読み取りには、さまざまな方法がある。図2bに示す実施の形態では、小型バルブ監視装置(VMD)11を、バルブの標準ISOフランジ113に外部から固着する。VMDはバッテリで駆動し(バッテリ寿命は通常約5年)、無線802.15.4/ZigBee(R)2.4GHzプロトコルを使用して、VMD11とメッセージを無線で送受信する。VMDシャフト115は、ステム16の回転をVMD11に伝えるために、U字型ブラケット17によりバルブステム16に固定する。VMD11に対応するセンサは、VMDシャフト115の角位置を測定する。つまり、センサは、バルブフランジ113に対するステム16の角位置を度数で測定する。
VMDは、レバー15の動きを検知したのち、および所定の時間(たとえば15分)ごとに、バルブの状況を報告する。VMD装置11には、追加センサを組み込んでもよい。このようにして、VMDの温度、VMDのバッテリ状況、および他の機能パラメータをすべてのVMDメッセージとともに送信できる。
図3は、VMD11のブロック図の例である。角位置センサ111は、バルブステム115の角位置を測定する。プロセッサ123は、角位置センサ111が測定した角位置を受け取り、また、温度センサ(不図示)からのバルブの温度、バッテリエネルギー残量115、および後で詳細に説明するLFトランシーバ501(以下「LFT」、図3では不図示)を含むLF通信部125からの他の検知データなどの他のデータもオプションで受け取ることもできる。プロセッサ123が無線送信するデータをZigBee(R)プロトコルマネジャ116へ配信すると、ZigBee(R)プロトコルマネジャはそのデーを正しい順序に配列し、本技術で一般的に行われるようにプロトコルハウスキーピングバイトを追加し、また、ZigBee(R)バルブ装置リーダ(VDR)(不図示)との2方向通信を管理する。ZigBee(R)トランシーバ117は、配列済み信号を受信し、アンテナ118を介してRF信号を送信する。また、受信信号をトランシーバ117のアンテナ118で受信し、トランシーバが信号を検出し、検出された信号をプロトコルマネジャ116経由でプロセッサ123へ送信する。
また、図2bでは、バルブステム16の角位置は、様々な方法で検知できる。第1の例では、シャフト115を直接またはギアスプール(gear spur)を介して電位差計に取り付け、前記電位差計が示す位置によりバルブステム16の角位置の表示を行う。
さらに別の実施例では、図4に示すように、レバー15の状況の読み取りを光学的に行うことができる。たとえば、発光ダイオード150からスリット130を介してドラム127へ発光し、ドラム127からの反射光をスリット130を介して通過させてフォトダイオード151で検出する。ドラム127の反射面128の幅は、徐々に変化する。検知装置に対する反射面128の幅によりドラム127からの反射光の量が影響を受け、したがって、レバー15の角位置αが示される。また、反射面128の幅を変化させる代わりに、前記面の徐々に変化するグレーレベルを設け、位置を示すこともできる。さらに別の実施例では、軸をシャフト115へ取り付けた可変コンデンサにより、角位置を計測できる。
図7は、バルブステムの角位置を計測するための非接触型構成を示している。この構成では、回転するバルブステム302へディスクマグネット301を固着する。ホール効果装置303をVMD内部に装着する。マグネットを回転すると、ホール装置面の磁束306との共面が、マグネットの回転に合わせて変化する。これにより、正規の電磁回路を備えたホール効果装置303は、0から360度の範囲で絶対回転(角)位置を復号できる。ホール効果装置はプロセッサに信号304を出力するが、この信号は、バルブ本体に対するバルブステム302の角位置に比例している。このホール装置は業界では一般的な装置で、複数のベンダから入手可能である。磁束はプラスティックを通過するため、VMD本体305を通して接触なしに計測できる。
図5は、システム全体のブロック図を示したものである。バルブ監視装置(VMD)11は、工程ラインに設置されたバルブ装置リーダ(VDR)18へデータを同報通信する。
図5は、本発明の実施例による、ボールバルブの状況を監視するためのシステムの全体的な構造を示したものである。システムは、複数の無線VMD11を備えていて、それぞれがボールバルブに接続されている。各VMDは、VMDから50メートルを超えない範囲に設置されているバルブ読取装置(valve reading device)18(以下VDR)に対し、ZigBee(R)プロトコルで定期的にまたは要求発生時や事象発生時に、その状況を送信する。VDR18は、ZigBee(R)プロトコルを使用し、1つまたは複数のVMD11と交信できる。設備内には複数のVDR18を設置可能で、各VDRは、イーサネット(登録商標)を介してお互いに交信するかまたはゲートウエイ/パーソナルネットワークコーディネータ(PAN)25と交信する。各VDR18は有線によりサイトネットワークと接続するか、無線LANを使用するか、または受信したメッセージを別のVDR18に再送するルータとして別のVDR18を使用する。
あるVDR18と別のVDRとの距離は、100メートルを超えない方が好ましい。VDR間の距離の伸張は、トランシーバVMDと同様の要素と比較した場合、VDR送信機のRF電力が向上していること、VDR受信機のノイズ値が良好であること、およびVDRのアンテナが高利得であることによる。1台または複数のVDR18がイーサネット(登録商標)(LANまたは無線LAN)を介して設備の監視局20へ、およびゲートウエイ/コーディネータ25とハブ19を介してサーバ21へ接続されている。
ZigBee(R)プロトコルは、全機能装置(Full Function Device:FFD)と縮小機能装置(Reduced Function Device:RFD)の2種類の装置を定義している。FFDにはZigBee(R)サービスの全セットが含まれていて、したがって、ネットワークのゲートウエイ/コーディネータ25またはVDR18に最適である。VMDは、縮小セットサービスが含まれているRFDを採用する方が好ましく、それにより、各VMDの価格は大幅に低減する。
本発明によれば、ZigBee(R)で使用できる様々なトポロジを使用できる。使用できる最初のトポロジはスター型であって、これは、全機能装置(FFD)を中心に構成し、この全機能装置が、受信メッセージをシステムサーバへ配信する追加FFDまたはRFDの集合のハブとして動作するゲートウエイ/PANコーディネータ25を指定する。この場合、ゲートウエイ/PANコーディネータ25は無線ZigBee(R)チャネルを介してメッセージを受け取り、それらのメッセージをイーサネット(登録商標)チャネルを介してシステムのサーバ21へ再送する。すべてのVDR18は、ケーブルまたはWiFi(R)によりハブ(この場合ゲートウエイ/コーディネータ25)に接続されていれば、このモードでネットワーク上で動作できる。しかし、すべてのネットワークルーティング表を格納するPANコーディネータ25として動作できるのは、1台のVDR18だけである。
使用できる第2のトポロジは指定ネットワークコーディネータ25が直接関与しなくてもピアツーピア通信を可能にするトポロジであるが、ルーティング表を格納するためにネットワーク内のどこかにPANコーディネータ25が必要になる。このトポロジによりネットワークケーブルの敷設が困難である場所に無線VDR18を設置することが可能になり(ただし、リーダにはローカル電源からDC電源を供給する必要がある)、また、VDR18は、各種VMD11からの受信メッセージを、ハブ19に接続されている1つまたは複数のVDR18へ、ルーティング表に従ってZigBee(R)無線チャネルを介して再送する。
本発明では、複数の同時送信が発生する可能性がある場合には、無駄な衝突を避けるために各ネットワーク装置はキャリア検出多重アクセス衝突回避(Carrier Sense Multiple Access−Collision Avoidance:CSMA−CA)プロトコルを、使用ネットワークタイプに関係なく、採用することが好ましい。
CSMA−CAプロトコルは、ZigBee(R) RFチャネルの共用特性を基にしている。複数の送信者がチャネルで同時に送信しようとしている場合は、どちらかの送信者が正常にメッセージを送信できる確率は、衝突および相互干渉が発生するために低下する。ZigBee(R) RF環境では、実際に干渉が発生するかどうかはおもに競合する送信者の所在場所より大きく左右されるが、送信側の装置でこの場所に関する情報は入手できない。チャネルでの衝突を避ける1つの方法には、まずリッスンし、チャネルが送信可の場合だけ送信する方法がある。キャリアを検出することで送信可のチャネルへのアクセスが保障され、衝突の確率が低下する。このようにして、チャネル容量の利用率を向上させる。
ZigBee(R)は、データ転送の信頼性を高めサービスの品質向上を図るために、単純フルハンドシェーキングプロトコルを採用している。同報通信フレームと肯定応答フレームを除き、フレームごとに肯定応答信号を返信して、メッセージが実際に受信されたことを送信側装置で確認できるようにしている。要求された肯定応答フレームが送信側装置で受信されない場合は、送信されたフレーム全体が繰り返し送信される。メッセージが正しく受信されたことを検出するために、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)を使用することが好ましい。メッセージビットを長2進数として扱い、比較的大きな素数で除算する。除算の商は廃棄し、受信側で除算の残りを同じ素数で除算し、一致した場合には通信が正しく行われた確率が高いことを示している。
システムで採用している通信は、自己修復技術を使用している。特定のVMD11からいくつのVDRを介してゲートウエイ25へ至る通信リンクに何らかの理由で障害が発生した場合、通信レベルを向上させるために、システムは別のVDR18を介してVMDからゲートウエイに至る別の経路を選択し、VMD11からゲートウエイへのデータ配信の信頼性を向上させる。
本発明のシステムは、1つまたは複数のオペレータ装置31(以下OD)をさらに備えていてもよい。図6は、本発明の実施例によるオペレータ装置を示したものである。たとえば、オペレータ装置31はPDAまたは類似のハンドヘルド装置であって、表示装置、処理装置、メモリ記憶装置、およびZigBee(R)プロトコルなどの短距離通信または低周波数(LF)超短距離磁気通信のための通信装置を備えている。
本発明のさらに別の実施例では、VMD11はLF通信部125(図3に示す)をさらに備えていてもよい。LF通信部125は、OD31とVMD11との間の超短距離(数メートル)2方向通信を実行する。さらに、この通信は、図8に示すように、VMDの近くに配置された工程センサからのデータ受信にも使用できる。この通信では、工程センサもVMDも電力をほとんど消費しない。LF通信は1/R(Rは距離)で減衰する磁気通信であり、LF通信の距離は数メートルであるため、他のVMDとの間に干渉はほとんど発生しない。
OD31は設備のオペレータにより使用され、VDR18との通信により、タスクを受信し、タスクを記憶し、更新項目を主システムへ報告する。以下に、オペレータ装置31の操作方法の例を示す。
・ステージ1
−コマンドを制御ルームで初期設定する−“close valve #C24”。
−ZigBee(R)によりコマンドをOD31へ送信し、表示装置に表示する。OD31は、技術的な受信肯定応答を送信する。
−オペレータはACKを押し、OD31での受信を肯定応答する必要がある。
・ステージ2
−オペレータはOD31をバルブ#C24に近づけ、VDボタンを押す(オペレータIDをVDに転送)。VDRもこのメッセージを受信し、記憶する。
−オペレータはバルブ#C24を閉める。
−バルブ装置31は、オペレータIDも含め、状況の変更項目をVDR/制御ルームへ送信する。
・オペレータはスクロールボタンを押し、OD31の表示装置上で最後の処置までスクロールできる。
ODは、バルブ位置を監視するために制御ルームにいなくても、バルブの正確な状況を監視するために使用することもできる。
ODは、オプションとして、設置および校正ツールとしても使用できる。VMDをバルブに設置したら(フィールドで)、バルブを0度にセットし、ODも0度にセットし、この情報をVMDに供給する。同じ工程を90度で繰り返す。
ODは、特定のVMDとその取付先のバルブとを対応付けるために使用できる。オペレータはODにバルブのIDを入力する必要があり、この情報はVMDに供給される。これ以後、VMDはそのIDと取付先バルブのIDとを報告する。
本発明の別の変形では、OD31は「シングルホップトラストセンタ」として動作する。
OD31は、ZigBee(R)ネットワークに特定のVMDを加入させるために使用できる。加入パスワードは、ZigBee(R)送信で直接与えることもできるが、できれば、LFメッセージで与える。後者の場合、工場のZigBee(R)ネットワークパスワードが外部に漏れる心配がない。
ODは、サードパーティの装置(third party device)(以下「TPD」)をZigBee(R)ネットワークに加入させるために使用することもできる。加入パスワードは、直接与えることもできるが、できれば、次のような一連のランダムパスワード変更処理で与える方がよい。
1.ODは、同じネットワーク物理チャネルでプライベートなセキュアネットワークを確立し、アンセキュアな加入を受け付ける。
2.TPDはそのODプライベートネットワークに加入し、ネットワークキーを受け取る。
3.ODはプライベートメッセージをTPDに送信し、そのネットワークパスワードを新たなランダム選択パスワードへ変更するように依頼する。
4.TPDは、新しいランダムネットワークキーに切り替える。
5.ODは新しいランダムネットワークキーに切り替える。
6.ステップ3から5までを何回か繰り返す。
7.ODは、工場のネットワークキーをTPDに送信することで、TPDを工場ネットワークに加入させる。
本発明のさらに別の実施例では、本発明のVMDはアクチュエータへコマンドを配信することができ、これにより、アクチュエータをバルブに接続させる。このアクチュエータは、業界では既知である。この機能は、VMDと中央コンピュータ間の2方向通信を利用することで実現されるが、その場合、PCからVMDへのリンクによりコマンドが送信され、これらコマンドがアクチュエータへ配信される。この場合、遠隔作動させるバルブの状況はVMDを使用して判別するため、作動バルブとゲートウエイ間の通信はすべて無線となる。
本発明のさらに別の実施例では、本発明のVMDを任意の作動バルブに設置し、そのバルブを有線により制御ルームからコマンドで制御する。しかし、作動バルブの状況の監視は、無線リンクで行う。これにより、監視のための有線が不要になるため、設置は一部ではあるが簡素化される。
本発明のさらに別の実施例では、ODとVMD間のLF通信をマイクロネットワークとみなすことで、VMDに隣接するセンサとVMD間の短距離通信を行う。図8は、バルブ1の上部にVMD11を搭載して、バルブ近辺の各種センサ201と交信する様子を示している。VMD11とセンサ201との交信は、2方向低周波数通信203である。OD31も、VMD11と交信する装置の1つである。OD(31)にはZigBee(R)通信モジュール202も備わっていて、ネットワークインフラストラクチャと交信できるようにしている。各センサ201はその物理変換器(温度、圧力、流れなど)によりデータを収集し、事前に定義されたタイムスロットで、そのデータをVMD11へ送信する。このLF送信203がVMD11の電子機構を起動すると、この電子機構は受信したLFデータを処理して、ZigBee(R)リンク202を介してネットワークインフラストラクチャに再送する。
VMD11のフローチャートの例を図9に示す。VMDフローチャートの主要サイクルは、スリープモード400から開始する。スリープは、以下のいずれかの方法で割込みをかけることができる。
1. スケジュールされたタイマ割込み
2. VDRトランシーバからのサービス要求(OD31からLFコマンドによりトランシーバを事前に使用可能にしておく)
3. LFTの電源がONのときの低周波数トランシーバ(Low Frequency Tranceiver)LFTからの入力メッセージ
スケジュールされたタイマ割込みは、以下のいずれかである。
1. バルブの状況を検査する必要がある401。
2. スケジュールされた事象405をシステムサーバから受け取る。たとえば、
a. ネットワークパスワードの変更
b. ソフトウエア更新の開始
c. 動作コマンドの送信
バルブ状況を検査すると401、VMDは以下の3つのオプションを決定する。
1. バルブ状況が変更されている場合、ZigBee(R)メッセージを編集し(このメッセージは、上記のように、バルブ角、温度、バッテリ状況などで構成される)ただちにそのメッセージを送信する402。
2. バルブの状況が変更されていない場合、VMD11は、最後のバルブ状況メッセージが出されてから所定の時間が経過したかどうかを検査する。経過している場合、ハウスキーピングメッセージを編集し、ただちにそのメッセージを送信する。
3. 最後のバルブ状況のメッセージから所定の時間が経過していない場合、状況メッセージは送信しない。
ここで、VMDはLFTの状態を変更する必要があるかどうかを検査し(低周波数無線はバッテリを長持ちさせるために低デューティサイクルで動作する)、変更する必要がある場合は、それに合わせて、LFTの電源を切り替える403。
これらのステップを実行したら、VMD11はスリープへ戻る。
VMDは、VDRからのサービス要求により起動することもできる。これは、通常、トランシーバにより受信された入力メッセージが処理待ち状態であることを意味する。VMDはサービス要求を処理し405、終了したら、スリープへ戻る。
VMDは、LFTからの入力送信により起動することもできる406。VMDはメッセージを受け取り、処理し、必要に応じ応答し、スリープへ戻る。
VMDは、スケジュールされた事象により起動することもできる。スケジュールされた事象は、ネットワークサーバまたはネットワーク内の他の装置あるいはマイクロネットワークに接続されたセンサまたはアクチュエータから送信されたメッセージの形で発生する。メッセージは処理され、そのメッセージにタイマ事象が割り当てられる。セットされたタイマの時間が経過すると、VMDが起動されてその事象を実行する407。実行したら、VMD11はスリープへ戻る。
外部装置510(工程センサ201またはOD31など)、LFT501、およびプロセッサ123の対話も含めたLFT通信を説明するシーケンス図の例を図10に示す。LFT501は、バッテリ電源を長持ちさせるために、低デューティサイクルで起動する。VMDにより電源ONになると502、LFTは受信モードで入力送信を待つ。
入力送信は、有効化フィルタを通過する必要がある503。送信が有効化フィルタを通過すると503、VMDは入力メッセージの割込み504を受け取る。そうでない場合は、送信は無視される。
LF送信を受信すると、VMDはメッセージのCRCを検査する。CRCが正常でない場合、「CRC障害メッセージ」を編集する。正常である場合、VMDは入力メッセージを処理し、関連する応答を編集する。
応答を送信する前に、VMDはCCAS505を検査する(Clear Channel Assessment−他の装置では現在送信していないことを意味する)。チャネルが送信可の場合、VMDは応答を送信する506。そうでない場合は、VMDはランダム短期間だけ待機状態になり、再試行する。
“up time”カウンタの時間が経過すると、VMDはLFTの電源を切断する507。現在VMDと交信中の装置への接続が継続するように、“up time”カウンタは、各入力送信の受信時に再起動される。
“down time”カウンタの時間が経過すると、VMDはLFTに電源を供給する。電源が切断されている期間には、VMDは入力LFメッセージを受信することができない。したがって、外部装置は、所定の期間、同じメッセージの送信を再試行するように指示される。
マイクロネットワークには、以下の機能を組み込むことができる。
1. PDA機能
a. VMD、校正、ZigBee(R)送信有効化のための初期セットアップを実行する(装置を設置しない場合はバッテリ電源を大幅に節約できるように)
b. 装置を割り当てる−“LED flash”コマンドを送信する
c. LFリンク品質検査を実行する
d. マイクロネットワーク内の外部センサとアクチュエータを初期設定する
2. センサ機能
a. ZigBee(R)ネットワークを介してネットワークサーバへさらに送信するために、収集データをVMDに送信する
b. VMDからリアルタイムクロックを受信する
c. スケジュールされた事象(event)を受信する
3. アクチュエータ機能
a. ZigBee(R)ネットワークを介してネットワークサーバへさらに送信するために、状況をVMDに送信する。
b. VMDからリアルタイムクロックを受信する
c. スケジュールされた事象を受信する
d. 実行するためのオンラインコマンドを受信する
このように、本発明は、施設内の複数のボールバルブおよび現場(local)の物理センサの状況を監視できるシステムを提供する。このシステムは、VDRやVMDなど、比較的低価格で既存の代表的なボールバルブの操作に容易に適合できる無線要素を備えている。本発明のシステムは、既存の代表的な産業施設に容易に設置でき、保守が簡単で、低価格の要素で構成され、しかも信頼性が非常に高い。

Claims (21)

  1. 設備内のバルブを監視するネットワークシステムであって、
    a.バルブに固着する複数のバルブ監視装置(VMD)を備え、各監視装置が
    −バルブの状況を検知するセンサと、
    −前記センサが検知した状況を送信し、検知された状況と前記装置の識別とを近距離にある1つまたは複数のバルブ装置リーダ(VDR)に送信する短距離無線通信部と、
    −該装置を、バルブの正常な操作を乱すことなく、監視対象バルブに固着する機構と、
    −バルブ状況とVMD識別との送信を前記VMDから受け取り、その送信をイーサネット(登録商標)通信によりサーバへ転送する1つまたは複数のVDRと、
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、短距離通信は、Bluetooth(R)、WiFi(R)、およびZigBee(R)から選択されたプロトコルを使用することを特徴とするシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、選択されたVMDに近づけたときに該VMDに対し短距離通信を開始して該VMDから前記状況と識別メッセージとを受け取り、複数のVMDからメッセージをオプションで収集し、収集された1つまたは複数のメッセージを制御ステーションサーバへ後でダウンロードするかまたは前記短距離通信を介して1つまたは複数のVDRへ送信する、1つまたは複数のハンドヘルドオペレータ装置(OD)を、
    さらに備えることを特徴とするシステム。
  4. 請求項1に記載のシステムであって、VMDは、VMD位置と非常に近い距離に配置された1つまたは複数の産業工程センサから状況および計測情報を受け取り、受け取った前記産業工程センサ状況および計測情報を1つまたは複数のVDRへのVMD送信にさらに組み込む、低周波数(LF)トランシーバとプロトコルとを使用する超短距離通信部をさらに備えることを特徴とするシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムであって、低周波数超短距離通信部は2方向通信部であり、システムは、選択されたVMDに近づけたときに該VMDに対し前記低周波数超短距離通信を開始してVMDから前記状況および識別メッセージを受け取るハンドヘルドオペレータ装置(OD)であって、1つまたは複数のVMDから該メッセージを収集し、収集された1つまたは複数のメッセージを制御ステーションのサーバへ後でダウンロードする、1つまたは複数のハンドヘルドオペレータ装置(OD)をさらに備えることを特徴とするシステム。
  6. 請求項1に記載のシステムであって、各VMDはバッテリで駆動することを特徴とするシステム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、固着機構はU字型プロファイルを備えることを特徴とするシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムであって、センサは光学式センサであることを特徴とするシステム。
  9. 請求項1に記載のシステムであって、センサは電位差計に基づくことを特徴とするシステム。
  10. 請求項1に記載のシステムであって、センサは可変コンデンサに基づくことを特徴とするシステム。
  11. 請求項1に記載のシステムであって、センサは、バルブステムに固着されたマグネットと該マグネット回転時にマグネットの可変磁束を計測することで角位置を計測するVMD内のホール装置とに基づくことを特徴とするシステム。
  12. 請求項1に記載のシステムであって、VMDによる状況送信は、定期的に、事象発生時に、またはVDRを介して制御センタから送られるかまたはオペレータ装置ODから送られる短距離送信による要求時に、行われることを特徴とするシステム。
  13. 請求項3に記載のシステムであって、ODはシングルホップトラストセンタとして動作し、VMDをシステムに加入させるか、または前記サードパーティの装置を設備ネットワークに加入させることを特徴とするシステム。
  14. 請求項3に記載のシステムであって、ODはシングルホップトラストセンタとして動作し、VMD、VDR、ODまたは工程センサから選択されたサードパーティ装置をシステムに加入させることを特徴とするシステム。
  15. 請求項13に記載のシステムであって、ODは、ネットワークのセキュリティキーを含むノンセキュア、低送信電力、シングルホップメッセージを介して、VMDをネットワークに加入させることを特徴とするシステム。
  16. 請求項13に記載のシステムであって、ODは、ネットワークのセキュリティキーを含むノンセキュアな超短距離、低周波数送信によりVMDをネットワークに加入させることを特徴とするシステム。
  17. 請求項13に記載のシステムであって、ODは、最後のキーがネットワークのセキュリティキーである超短距離可変パスワードキーを介して、サードパーティ装置をネットワークに加入させることを特徴とするシステム。
  18. 請求項13に記載のシステムであって、シングルホップトラストセンタとして動作するODにより承認されなければ、装置をネットワークに加入できないことを特徴とするシステム。
  19. 請求項1に記載のシステムであって、LANまたは無線LANを介してVDRをイーサネット(登録商標)に直接接続することを特徴とするシステム。
  20. 請求項1に記載のシステムであって、ZigBee(R)ネットワークアドレスに対応する所定のIPアドレスを使用してイーサネット(登録商標)を介してサーバ経由で各VDRにアクセスすることを特徴とするシステム。
  21. ボールバルブの状況を監視する装置であって、
    −バルブの状況を検知するセンサと、
    −前記センサが検知した状況を受け取り、検知したバルブの状況を前記装置の識別とともに前記短距離内にある1つまたは複数の受信装置へ送信する短距離無線通信部と、
    −ボールバルブの通常の操作を妨げずに、監視対象のボールバルブへ装置を取り付ける機構と、
    を備えることを特徴とする装置。
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