JP2010514786A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 下記アルファ構造：
   

   

   ［式中、
   ｎ＝０であり；
   Ｒ、Ｒ_１、Ｒ_２およびＲ_３は独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＦ_３、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（＝Ｏ）Ｒ_４、ＣＯ_２Ｒ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、ＣＮ、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＯＲ_５、ＮＲ_４Ｃ（＝ＮＲ_５）ＮＨＲ_６、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＮＨＲ_５、Ｃ（＝Ｏ）ＮＨＲ_４、ＮＲ_４Ｃ（＝Ｏ）ＮＲ_５、ＮＲ_４ＮＲ_５、ＳＯ_２ＯＲ_４、および画像化部（Ｉｍ）からなる群から選択され；
   Ｒ_４、Ｒ_５、およびＲ_６は、Ｈ、アルキル、アリールおよびヘテロアリール置換基からなる群から選択され；
   Ｗ、Ｘ、ＹおよびＺは独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、ＣＦ_３、Ｉｍ、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され得；
   ＹおよびＺの間に連結基Ｑを適宜含み、ここで、Ｑは、ＣＨ、ＣＨ_２、ＣＲ_５、Ｎ、ＮＨ、ＮＲ_５、Ｏ、およびＳからなる群から選択され；
   ＡはＯであるか、または存在せず；および
   ただし、少なくとも１つのＩｍは、Ｗ−ＺまたはＲ−Ｒ_６のいずれかに存在し、かつ、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、^１３１Ｉ、^９９ｍＴｃ、^１５３Ｇｄ、および^１１１Ｉｎからなる群から選択される］
   を有し、ただし、該化合物は：
   

   

   ではない、
   ことを特徴とする、造影剤として使用するための化合物。
2. 下記アルファ構造：
   

   

   ［式中、
   ｎ＝１であり；
   Ｒ、Ｒ_１、およびＲ_２は独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＦ_３、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（＝Ｏ）Ｒ_４、ＣＯ_２Ｒ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、ＣＮ、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＯＲ_５、ＮＲ_４Ｃ（＝ＮＲ_５）ＮＨＲ_６、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＮＨＲ_５、Ｃ（＝Ｏ）ＮＨＲ_４、ＮＲ_４Ｃ（＝Ｏ）ＮＲ_５、ＮＲ_４ＮＲ_５、ＳＯ_２ＯＲ_４、および画像化部（Ｉｍ）からなる群から選択され；
   Ｒ_３は、Ｈ、ＯＲ_４、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＦ_３、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（＝Ｏ）Ｒ_４、ＣＯ_２Ｒ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、ＣＮ、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＯＲ_５、ＮＲ_４Ｃ（＝ＮＲ_５）ＮＨＲ_６、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＮＨＲ_５、Ｃ（＝Ｏ）ＮＨＲ_４、ＮＲ_４Ｃ（＝Ｏ）ＮＲ_５、ＮＲ_４ＮＲ_５、およびＳＯ_２ＯＲ_４からなる群から選択され；
   Ｒ_４、Ｒ_５、およびＲ_６は、Ｈ、アルキル、アリールおよびヘテロアリール置換基からなる群から選択され；
   Ｗ、Ｘ、ＹおよびＺは独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、ＣＦ_３、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され得；
   ＹおよびＺの間に連結基Ｑを適宜含み、ここで、Ｑは、ＣＨ、ＣＨ_２、ＣＲ_５、Ｎ、ＮＨ、ＮＲ_５、Ｏ、およびＳからなる群から選択され；
   ＡはＯであるか、または存在せず；および
   ただし、少なくとも１つのＩｍは、Ｗ−ＺまたはＲ−Ｒ_６のいずれかに存在し、かつ、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、^１３１Ｉ、^９９ｍＴｃ、^１５３Ｇｄ、および^１１１Ｉｎからなる群から選択される］
   を有する、造影剤として使用するための化合物。
3. 下記アルファ構造：
   

   

   ［式中、
   ｎ＝２または３であり；
   Ｒ、Ｒ_１、Ｒ_２およびＲ_３は独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＦ_３、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（＝Ｏ）Ｒ_４、ＣＯ_２Ｒ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、ＣＮ、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＯＲ_５、ＮＲ_４Ｃ（＝ＮＲ_５）ＮＨＲ_６、Ｃ（＝ＮＲ_４）ＮＨＲ_５、Ｃ（＝Ｏ）ＮＨＲ_４、ＮＲ_４Ｃ（＝Ｏ）ＮＲ_５、ＮＲ_４ＮＲ_５、ＳＯ_２ＯＲ_４、および画像化部（Ｉｍ）からなる群から選択され；
   Ｒ_４、Ｒ_５、およびＲ_６は、Ｈ、アルキル、アリールおよびヘテロアリール置換基からなる群から選択され；
   Ｗ、Ｘ、ＹおよびＺは独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＦ_３、Ｉｍ、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され得；
   ＹおよびＺの間に連結基Ｑを適宜含み、ここで、Ｑは、ＣＨ、ＣＨ_２、ＣＲ_５、Ｎ、ＮＨ、ＮＲ_５、Ｏ、およびＳからなる群から選択され；
   ＡはＯであるか、または存在せず；および
   ただし、少なくとも１つのＩｍは、Ｗ−ＺまたはＲ−Ｒ_６のいずれかに存在し、かつ、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、^１３１Ｉ、^９９ｍＴｃ、^１５３Ｇｄ、および^１１１Ｉｎからなる群から選択される］
   を有する、造影剤として使用するための化合物。
4. Ｒが、ＮＲ_４Ｃ（＝ＮＲ_５）ＮＨＲ_６である、請求項１、２、または３のいずれか１項に記載の化合物。
5. 下記アルファ構造：
   

   

   ［式中、
   ｎ＝０であり；
   Ａが存在せず；
   Ｘ、Ｗ、Ｒ_３、およびＲ_１＝Ｈであり；
   Ｒ＝ＮＨＣ（＝ＮＨ）ＮＨ_２であり；
   Ｚが、ＯＲ_４であり；
   Ｒ_４が、一つ以上のハロゲン（例えばＦ、Ｂｒ、Ｃｌ、またはＩ）で置換されたアルキルであり；および
   Ｙが、Ｈ、Ｆ、Ｃｌ、またはＢｒである］
   を有する、請求項１に記載の化合物。
6. 下記構造：
   

   

   を有する化合物。
7. 

   からなる群から選択される構造を有する化合物。
8. Ｒ_４、Ｒ_５、またはＲ_６のいずれか２つが、−ＣＨ_２−ＣＨ_２−、−ＣＨ_２−ＣＨ_２−ＣＨ_２−、−ＣＨ＝ＣＨ−、−Ｘ＝ＣＨ−、および−Ｘ−ＣＨ＝ＣＨ−からなる群から選択される環状構造を形成し；
   ここでＸは、Ｏ、ＮＨ、Ｎ＝、およびＮＲ_７からなる群から選択され；さらにここでＲ_７は、アルキル、アリールおよびヘテロアリール置換基からなる群から選択される、
   請求項１、２、または３のいずれか１項に記載の化合物。
9. Ｒ_４〜Ｒ_７の一つ以上が、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＯＨ、ＮＨ_２、ＣＯＯＨ、Ｉｍ、ＣＯＯＲ_８、ＣＯＮ（Ｒ_８）_２、ＳＲ_８、ＯＲ_８、ＮＨＣ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）Ｎ（Ｒ_８）_２、Ｃ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、Ｃ（＝ＮＲ_８）Ｎ（Ｒ_８）_２、およびＮ（Ｒ_８）_２からなる群から選択される種々の官能基で置換されていてもよく；
   ここでＲ_８は、水素、アルキル、アリール、およびアルキルアリール置換基からなる群から選択される、
   請求項８に記載の化合物。
10. 下記のデルタ構造：
    

    

    ［式中、
    連結基Ｂ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、およびＧは独立して、結合、アルキル、アリール、アラルキル、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アルキルアミノ、アミノアルキル、アリールオキシ、アルコキシアルキル、チオアルキル、およびヘテロサイクリルからなる群から選択され；
    Ｒ_８〜Ｒ_１４は独立して、Ｈ、ＯＲ_３、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＣＨ_２Ｆ、ＯＣＨ_２ＣＨ_２Ｆ、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（＝Ｏ）Ｒ_３、ＣＯ_２Ｒ_３、および画像化部（Ｉｍ）からなる群から選択され；
    Ｒ_３、Ｒ_４、Ｒ_５、およびＲ_６は独立して、Ｈ、アルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルアミノ、アルキルオキシ、およびアリールオキシからなる群から選択され；
    適宜、Ｒ_４、Ｒ_５、Ｒ_６、Ｒ_１３、またはＲ_１４のいずれか２つは、結合、−ＣＨ_２−、−ＣＨ_２−ＣＨ_２−、−ＣＨ_２−ＣＨ_２−ＣＨ_２−、−ＣＨ＝ＣＨ−、−Ｘ＝ＣＨ−、および−Ｘ−ＣＨ＝ＣＨ−からなる群から選択される環状構造を形成していても良く；
    ここでＸは、Ｏ、ＮＨ、Ｎ＝、およびＮＲ_７からなる群から選択され、さらにここでＲ_７は、アルキル、アリール、およびヘテロアリール置換基からなる群から選択され；および
    さらにここでＩｍは、Ｒ_３−Ｒ_７のいずれかに存在していても良く；
    ただし、少なくとも１つのＩｍは存在し、該画像化部（Ｉｍ）は、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、^１３１Ｉ、^９９ｍＴｃ、^１５３Ｇｄ、および^１１１Ｉｎｔからなる群から選択され；および
    ただし、Ｒ_８−Ｒ_１２のいずれか１つが画像化部（Ｉｍ）であるとき、該画像化部を該フェニル環に結合する連結基Ｂ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、またはＧは、少なくとも１つの原子を含有する］
    を有する化合物。
11. 該アルキル、アリールまたはヘテロアリール置換基の一つ以上は、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＯＨ、ＮＨ_２、ＣＯＯＨ、Ｉｍ、ＣＯＯＲ、ＣＯＮＲ_２、ＳＲ、ＯＲ、ＮＨＣ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＲ_２、Ｃ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、Ｃ（＝ＮＲ）ＮＲ_２、およびＮＲ_２からなる群から選択される官能基で置換され；および
    Ｒは、水素、アルキル、アリールまたはアルキルアリールからなる群から選択される、
    請求項１０に記載の化合物。
12. Ｒ_３−Ｒ_６の該アルキル、アリールまたはヘテロアリール置換基の一つ以上は、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｉ、ＯＨ、ＮＨ_２、ＣＯＯＨ、Ｉｍ、ＣＯＯＲ_１５、ＣＯＮ（Ｒ_１５）_２、ＳＲ_１５、ＯＲ_１５、ＮＨＣ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）Ｎ（Ｒ_１５）_２、Ｃ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、Ｃ（＝ＮＲ_１５）Ｎ（Ｒ_１５）_２、およびＮ（Ｒ_１５）_２からなる群から選択される種々の官能基で置換され得；および
    Ｒ_１５は水素、アルキル、アリールおよびアルキルアリールからなる群から選択される、
    請求項１０に記載の化合物。
13. 下記構造ＩＩ：
    

    

    ［式中、
    連結基Ｂ、Ｄ、Ｅ、ＦおよびＧは独立して、結合、アルキル、アリール、アラルキル、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アルキルアミノ、アリールオキシ、アルコキシアルキル、およびヘテロ環からなる群から選択され；
    Ｒ_６〜Ｒ_１２は独立して、Ｈ、ＯＲ_４、Ｆ、Ｃｌ、ＣＦ_３、Ｂｒ、Ｉ、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、Ｃ（Ｏ）Ｒ_４、ＣＯ_２Ｒ_４、Ｎ（Ｒ_４）_２、ＣＮ、Ｃ（＝ＮＨ）ＮＨＲ_５、Ｃ（＝Ｏ）ＮＨＲ_５、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＲ_５、ＮＨＮＲ_５、ＳＯ_２ＯＲ_５、および画像化部（Ｉｍ）からなる群から選択され；および
    Ｒ_４およびＲ_５は、Ｈ、アルキル、アリール、およびヘテロアリール置換基からなる群から選択され、および
    ただし、少なくとも１つの画像化部は存在し、該画像化部（Ｉｍ）は、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、^１３１Ｉ、^９９ｍＴｃ、^１５３Ｇｄ、^１１１Ｉｎ、および^９０Ｙからなる群から選択され、および
    ただし、Ｒ_６−Ｒ_１０のいずれか１つが画像化部（Ｉｍ）であるとき、画像化部を該フェニル環に結合する該連結基Ｂ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、またはＧは、少なくとも１つの原子を含む］
    を有する化合物。
14. 下記キー構造：
    

    

    ［式中、
    Ｒ、Ｒ_１およびＲ_２は独立して、Ｈ、ＯＲ_３、Ｆ、Ｃｌ、Ｂｒ、ＣＨ_２Ｆ、ＯＣＨ_２ＣＨ_２Ｆ、アルキル（Ｃ_１−Ｃ_４）、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール、Ｃ（Ｏ）Ｒ_３、ＣＯ_２Ｒ_３、およびＩｍからなる群から選択され；および
    ここでＲ_３は、Ｈ、アルキル、アリール、およびヘテロアリール置換基からなる群から選択され、
    ただし、少なくとも１つの画像化部は存在し、および該画像化部（Ｉｍ）は、^１８Ｆ、^７６Ｂｒ、^１２４Ｉ、および^１３１Ｉからなる群から選択される］
    を有する、造影剤として使用するための化合物。
15. 該アルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール基の１つはＦ、Ｃｌ、Ｂｒ、ＯＨ、ＮＨ_２、ＣＯＯＨ、Ｉｍ、ＣＯＯＲ_４、ＣＯＮ（Ｒ_４）_２、ＳＲ_４、ＯＲ_４、ＮＨＣ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）ＮＨ_２、ＮＨＣ（＝Ｏ）Ｎ（Ｒ_４）_２、Ｃ（＝ＮＨ）ＮＨ_２、Ｃ（＝ＮＲ_４）Ｎ（Ｒ_４）_２、およびＮ（Ｒ_４）_２からなる群から選択される官能基で置換され；および
    Ｒ_４は、水素、アルキル、アリールおよびアルキルアリール置換基からなる群から選択される、請求項１４に記載の化合物。
16. 心臓の神経支配を画像化する方法であって、下記工程：
    請求項１〜１５のいずれか１項に記載の化合物の有効量を患者に投与する工程；
    前記化合物によって放出されたガンマ放射線を検出する工程；および
    それらから画像を形成する工程；
    を含む、方法。
17. Ｒ_４が、アルキルまたはアリールであり、かつ^１８Ｆで置換されている、請求項１、２、３、または５のいずれか１項に記載の化合物。