JP2010500060A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、本質的に円筒になるように構成された加熱部を備え、スタイリング・エッジを備えた加熱可能なスタイリング部を有し、髪を加熱すると共にスタイリングするヘア・スタイリング装置と、ヘア・スタイリングの為の方法とに関する。
カーラー(curler)、ストレイトナー(straightener)、ローラー(roller)のようなヘア・スタイリング装置が、髪をスタイリングする為、特に髪の毛をスタイリングする為に備えられている。スタイリングされる髪の毛は、スタイリングされる髪の相対湿度に依存するが、最初、簡単にスタイリングできる範囲(120℃から175℃)に至っていなければならない。
所定の温度まで加熱される髪の毛は、ヘア・スタイリング処理中に、ヘア・スタイリング装置の丸みが付けられたエッジにわたって引っ張られ、それぞれの髪の毛において不変の達成目標とされた湾曲を誘発する。これにより、カールが形成される髪の暫定的なシェーピングおよび湾曲が生じる。シェーピングの程度は、様々な要素に依存する。
髪の毛が、事前に冷却されることなくヘア・スタイリング装置の加熱されたスタイリング・ゾーンから真っ直ぐに引っ張られると、通常、スタイリング効果の望ましくない抹消または髪の直線化になるが、これも一定の状況では仕上げになる。
冷却効果を最大にするため、スタイリング・エッジと同一方向の湾曲を持つ湾曲冷却面は、技術状態から既知のヘア・スタイリング装置に追従する。この湾曲冷却面は、シェーピングにとって危機的とならない温度まで一定の長さに沿って髪の毛を冷却する。このようなヘア・スタイリング装置は、例えば、ドイツの公開公報(DE197 48 067A1)に説明されている。
以前に知られたヘア・スタイリング装置は、冷却面とスタイリング・エッジとを有し、スタイリングされる髪の毛は、装置により髪の基部でクランプされ、スタイリング処理中、髪の先まで引き抜かれる。そのような装置で取り扱う際、髪の毛をクランプした後、棒形に通常は構成されたヘア・スタイリング装置の全てがその長軸の周りで回転される必要があるので、クランプされた髪の毛は、所定半径の湾曲でスタイリング・エッジにわたって引っ張られ、近傍において、スタイリング・エッジに続く冷却面にわたって引っ張られる。
また、ドイツ公開公報(DE 197 48 067 A1)から知られたヘア・スタイリング装置は、非対称の構成を有する。最適なスタイリング効果を達成するため、装置は、スタイリングされる髪の毛をクランプした後、常に所定の方向で回転されなければならない。ユーザが間違って装置を他の方向に回転させると、スタイリングされる髪の毛は、冷却面に引き渡されないので、髪のウェーブやカールが意図されている場合、スタイリング結果で非常にマイナスの影響を有する。
さらに、使用中に回転されなければならない上記装置を取り扱うことは面倒であり、満足した髪のスタイリング結果を得るため、ユーザ側は一定の熟練や練習が必要である。
したがって、本発明は、改良されたヘア・スタイリング装置および髪をスタイリングするための方法を利用可能にし、より簡単即ちユーザーフレンドリな取り扱いを可能にし、均一に良好なスタイリング結果が達成可能にすることを目的とする。
本発明の目的は、装置に関しては、請求項1に従うヘア・スタイリング装置により達成される。方法に関しては、請求項24の特徴により達成される。本発明の有利な他の実施形態は、従属請求項で特徴付けられている。
本発明のヘア・スタイリング装置は、グリップ部を備え、棒または対応した髪の区分の形で本質的に形成された加熱部を備えたハンドヘルド装置として構成されるのが好ましい。上記加熱部は、髪を加熱する為の少なくとも1つの加熱可能なスタイリング部を有し、上記スタイリング部の境界側部のうち少なくとも1つ、好ましくは両方の側部境界が、丸みを付けられたスタイリング・エッジとして構成されている。髪用の誘導部を構成するため、少なくとも1つの誘導手段が備えられ、上記スタイリング部に関し調整できるように取り付けられている。
ヘア・スタイリング装置に髪を挿入した後、上記誘導手段とスタイリング部が、互いに向けて調整または移動され、髪の毛がヘア・スタイリング装置内で強制誘導を受けてもよい。
誘導手段により規定されたように挿入された髪の毛の誘導により、髪の毛は、スタイリング部のスタイリング・エッジにわたって引っ張られ、正確に所定の角度または所定の最適経路を辿ってもよい。これにより、均一かつ最適スタイリング結果が得られるが;これは、中に挿入された髪の毛の周りのヘア・スタイリング装置が回転することとは無関係に達成される。
誘導エッジおよびスタイリング・エッジは、互いに平行に続くように構成されているが、互いに片寄って配置されているので、髪の毛は、ヘア・スタイリング装置から引き抜かれるときに、所定の湾曲経路を辿るように強いられる。あるいは、誘導手段における髪の強制誘導は、誘導エッジとスタイリング・エッジが平行になるように構成されていないときでも同様に達成される。
誘導手段およびスタイリング部により提供された強制誘導のため、不適切な回転および/または取り扱い(髪の毛が冷却面にわたって引っ張られない更に/又は髪の毛が有害な湾曲で引っ張られる)技術状態で引き起こされる不完全な使用または不完全な動作は、実用的に避けられる。
本発明の第1実施形態によると、少なくとも1つの誘導手段は、少なくとも一部の領域で、スタイリング部の周りに配置され、誘導エッジの周りにも配置される。誘導手段は、少なくとも1つの可能な位置において、少なくとも一部の領域でスタイリング部のスタイリング・エッジを囲んでいる。誘導手段は、少なくとの1つのスタイリング部のスタイリング・エッジに対し本質的に平行に続く誘導エッジとして構成された側部境界を有する。
誘導手段の誘導エッジは、髪の毛に対する入口として或いは出口として機能し、誘導手段と共に、装置内でクランプされる髪の毛に対して強制誘導を形成する。
少なくとも1つの誘導手段と加熱可能なスタイリング部は、互いに適合された幾何学的形状を有し、ヘア・スタイリング装置の閉位置で湾曲した隙間を形成する。そのため、ヘア・スタイリング装置に挿入された髪の毛は、装置から髪の毛を引き抜く際に強制誘導を受ける。全体のヘア・スタイリング装置を、そこに挿入された髪の毛と共に手動で回転することは、誘導手段およびスタイリング部により形成される強制誘導のため、最早、必要がない。そのため、装置の使用は簡単化される。
誘導エッジおよびスタイリング・エッジの両方は、装置の典型的な用途において、装置に挿入された髪の毛の進路に対し、本質的に直角に続いている。
他の実施形態において、誘導手段およびスタイリング部は、これらが互いに向けて回転可能または回動可能になるように取り付けられている。本願では、スタイリング部および誘導手段の手動的な回動または回転は、ヘア・スタイリング装置に髪の毛がクランプまたは挿入された後に行われるのが好ましい。装置から髪の毛を完全に引き抜いた後、誘導手段およびスタイリング部は、再び、正反対方向に互いに向けて回動または回転可能であるため、他の髪の毛が同一方法でスタイリング処理の対象となり得る開始位置に装置を移動させる。
本発明の他の有利な実施形態によると、少なくとも1つの誘導手段と少なくとも1つのスタイリング部は、加熱部の円筒軸の周りを、お互いに向けて回転するように取り付けられている。そのため、たとえば誘導手段は、固定されたスタイリング部の周りを回転可能であってもよい。しかしながら、他の実施形態において、スタイリング部は、同様に、固定された誘導手段に対して回転できるように取り付けられてもよい。さらに、誘導手段とスタイリング部の両方が、加熱部の固定された円筒軸に対して回転するように取り付けられることも考えられる。
本願では特に、ヘア・スタイリング装置の開位置においてスタイリング・エッジと誘導エッジの両方が互いに直接近傍で、ほぼ位置するようになる(come to lie approximately)ことが規定されている。髪の毛を挿入して装置を閉じた後、挿入された髪の毛は、スタイリング部および誘導手段の相対的な回転のため、装置の内部で少なくとも一部の領域で回転されて強制的に誘導されるので、髪の毛は、引き抜かれる際にスタイリング・エッジにわたって最適に引っ張られ、冷却面にわたって最適に引っ張られる。
さらに、少なくとも1つのスタイリング部は、内部に加熱面と、外側に湾曲され少なくとも一部の領域で誘導手段により囲まれている冷却面と、を有する。スタイリング部の加熱面は、平坦、アーチ形、湾曲のような様々な構成を有してもよい。
特に、スタイリング部のアーチ形冷却面を少なくとも一部の領域で囲む誘導手段がシェル状に構成されていることが規定されている。スタイリング部の加熱面の領域にある誘導手段は、好ましくは半シェル(a half-shell)のように構成されているので、装置が閉じられるとき、冷却面の湾曲半径に従って形成される誘導隙間が、スタイリング部と誘導手段との間に作られ、使用中に髪の毛を隙間から引き抜くことができる。
スタイリング部と誘導手段が互いに向けて回転される状態で、スタイリング・エッジは、誘導手段により完全に囲まれるか覆われる領域に位置するようになるので、髪の毛は、真っ直ぐにスタイリング・エッジを越えて通過できないが、その代わり、スタイリング・エッジおよび後続の冷却面または冷却ゾーンにわたって引っ張られるときには、所定の湾曲半径を常に辿らなければならない。
さらに、ペンチのように互いに向けて回動可能な2つのスタイリング部が備えられ、装置の閉位置で髪の為に隙間を形成する際、加熱面は互いに対向して配置される。この実施形態は、加熱部の円筒対称構成を可能にし、ここで、半円筒に類似して構成されるのが好ましい2つのスタイリング部は、互いに向けて折り重ねることが可能である。
外側にあるスタイリング部の冷却面の対応湾曲を持ち本質的に円形または楕円の横断面プロファイルが形成されてもよい。さらに、矩形または本質的に三角形プロファイルのような横断面プロファイルも考えられる。
各々が加熱面を有する2つのスタイリング部を使用するため、加熱効果が増し、必要な使用時間を減らすことができる。さらに、そのようなスタイリング部の対称的な配置は、スタイリング・エッジが平坦加熱面の各側部境界で備えられてもよいという利点を与えるので、装置を使用するとき、髪の毛が引き抜かれる方向に拘わらず、更に、スタイリング部と誘導手段の相対的回転方向に拘わらず、均一なシェーピング結果が常に達成可能である。
そのため、髪の毛が挿入された後、スタイリング部が誘導手段に対して時計回りに回転されるか反時計回りに回転されるかは重要ではない。なぜなら、均一かつ等しく湾曲された冷却面は、軸方向に続くスタイリング部の2つのスタイリング・エッジの各々を辿るからである。
本発明の他の実施形態によると、半シェル形で構成された誘導手段は、互いに向けて回動可能なスタイリング部の各々に備えられ、スタイリング部の、外側にアーチ形の冷却面の湾曲に沿ってスタイリング部の円周方向に移動可能であり、更に/又は加熱部の円筒軸に関して、それぞれのスタイリング部で回転するように配置されている。
本発明の更なる実施形態によると、一部の領域で誘導手段により囲まれた少なくとも1つのスタイリング部は、その自由端で少なくとも1つの誘導手段の軸方向限度を超えて突き出ている。これは、特に、髪の毛が挿入され装置を閉じた後に誘導手段とスタイリング部が互いに向けて手動で回転されるとき、取り扱いを容易にするのに役立つ。
本願では特に、誘導手段の軸方向の限度を超えて突き出ているスタイリング部の自由端が、その外側で少なくとも1つのグリップ・シェルを有することが規定されている。そのため、特に、グリップ部として役立つ加熱部の自由端は、円筒でないが、その代わり、内部に凹部湾曲を備えた嘴形状(a beaked shape)で構成されるのが好ましい。加熱部の円筒の横面に関してテーパを備えて構成されたグリップ端部は、誘導手段に対して安全かつ簡単な全加熱部の相対的回転を可能にするが、これは、装置の動作中、加熱面の高温に関して特に有利である。
本発明の他の有利な実施形態によると、少なくとも一部の領域で半シェル形に構成され、一部の領域で2つのスタイリング部を囲む誘導手段は、これらがペンチのように互いに向けて回動できるように取り付けられている。そのため、ヘア・スタイリング装置は、ペンチのように互いに向けて回動できるスタイリング部、ペンチのように一緒に折り重ねられるシェル形誘導手段で形成された外部モジュールから成る内部集団(group)を有する。
他の実施形態によると、加熱部は、誘導手段の内部で、その円筒軸の周りを回転するように取り付けられている。本願において、円筒軸は、閉じられた状態、すなわち、閉位置で加熱部の円筒形状を参照する。各々が隣接したスタイリング部にあり誘導手段の個々の半シェルが個別的に配置された実施形態と比較すると、この実施形態は、内部モジュールと外部モジュールとを有し、各々が、ペンチのように構成され、加熱部の円筒軸の周りで互いに向けて回転するように取り付けられている。そのため、誘導手段の外側に置かれたペンチ状モジュールは、同様にペンチ状に構成された内部モジュールをスタイリング部で内包している。
内側部分を有する内部モジュールと、誘導手段を形成する外部モジュールとが回動継手により互いに連結されている場合、本願で有利なことである。本願において回動継手は、好ましくは誘導手段の回動軸の領域に備えられ、回動継手の回転軸と誘導手段の回動軸は、これらが互いに直交するように整列されている。
他の実施形態によると、加熱部のスタイリング部の1つは、軸方向に続くベアリング・ピンにより、少なくとも1つの誘導手段の内部で回転するように取り付けられている。誘導手段は、好ましくは単体のスタイリング部に連結されたベアリング・ピンが挿入されるという目的のため、対応するベアリング・ブッシュを有することが好ましい。しかし、それに応じてベアリング・ブッシュとベアリング・ピンの逆配置も容易に考えられる。
本発明の他の有利な実施形態によると、2つのスタイリング部の回動軸と2つの誘導手段の回動軸は、装置の閉位置において、両方向で最大180度、好ましくは120度の回転が可能であり、或いは、少なくとも最大60度から最大170度までの範囲で加熱部の円筒軸の周りに回転可能である。互いに向けて折り重なることが可能な2つのスタイリング部および誘導手段の対称的な実施形態と両方向における回転可能性により、方向に影響されない動作が可能になり、ヘア・スタイリング装置の取り扱いを可能にする。スタイリング部と誘導手段は、前述した角度まで回転するように少なくとも取り付けられている。上記回転位置に達する際、回転角度上の限度が与えられているので、それにより、ユーザにとって妥当な回転範囲が予め設定されている。前述の60度または最大170度の最大上限回転角度(maximum upper angle of rotation)のため、推定された平均引き抜き速度で髪の毛の冷却領域内での滞留時間が決められるので、冷却領域内での最適スタイリングが決められる。
そのため、ヘア・スタイリング装置から髪の毛が引き抜かれる方向と同様、正反対に回転可能なモジュールの回転方向は、最早、役割を果たさない。そのため、装置の不良動作や不完全使用を避けることができる。これが最終的に、改良された簡単な取り扱いになり、ヘア・スタイリング処理における良好な結果が生じる。
本発明の他の有利な実施形態によると、装置の閉位置に誘導手段が回動するため、誘導手段に関してスタイリング部の相対的回転がある。前記誘導手段を閉じることにより誘発可能な誘導手段に関するスタイリング部の相対的な回転により、装置の半自動的な動作が可能になる。そのため、装置を閉位置に移動させることにより、髪の毛の強制誘導に必要な外部モジュールに対する内部モジュールの回転が、1ステップで自動的に行われる。
さらに、ロッキング装置が備えられ、これが、前記スタイリング部および/または誘導手段が閉位置にある場合にのみ、スタイリング部と誘導手段の相対的回転を可能にする。このロッキング機能は、髪の毛の装置への挿入がヘア・スタイリング装置の開始位置で常に行われること、装置が閉じられるときだけ内部モジュールと外部モジュールの相対的回転を可能にすることを確実にする。
これは、髪の毛の強制誘導を導くモジュールの回転または調整が、髪の毛を挿入したときだけ行われることを確実にする。
本願では、装置、スタイリング部および/または誘導手段の閉位置が動作位置でロックされ、ここで、スタイリング部が誘導手段に関して回転されることも規定されている。これは、互いに向けて動作位置へ回転される内部モジュールおよび外部モジュールが動作中に開けられること、および/または、開位置に動かされることを防止する。
このタイプのロッキングは、これらの幾何学的構成のため、スタイリング部の回動軸が誘導手段の回動軸に対して斜めになっており、互いに向けて回転されるモジュールが閉位置から開位置に移動できないという点で背景技術より本質的に重要である。しかし、ヘア・スタイリング装置の開始位置または開位置において、内部モジュールおよび外部モジュールの、これらの2つの回動軸は、好ましくは互いに平行に整列されている。
本発明の更なる有利な実施形態によると、誘導手段を閉位置に持ち込み、閉鎖運動をサポートし、装置の簡単な取り扱いを可能にする為に圧縮スプリングが備えられている。
また、閉位置から外れて開位置にスタイリング部を開く為に捩りスプリングが備えられていることも規定され、捩りスプリングは、2つのスタイリング部を一緒に接合する回動軸の領域に位置するようになる。この捩りスプリングは、内部モジュールの開放をサポートする。2つのスタイリング部は、互いに捩りスプリングにより押し離されている。
異なる方向で作用する上記2つのスプリングは、2つのスタイリング部が完全に開かれ、各々が、それを囲む誘導シェルに接触したままになる唯一の開位置に装置を移動させる。これにより、例えば、スタイリング部の外部と案内シェルの内部との間に髪の毛を不適切に挿入することを防止される。
本発明の更に他の実施形態によると、スタイリング部と誘導手段の相対的回転の為にモータ駆動装置が備えられている。内部モジュールと外部モジュールの回転は、例えば、ともに折り重ねることができるスタイリング部または誘導手段の係合の後、自動方式でユーザが介入することなく達成されてもよい。
さらに、モータ駆動装置を制御するため、さらに/または、装置の動作または装置の動作モード検出のため、センサ素子と対応するコントローラとを有するセンサ・システムが備えられている。光学的または圧力に敏感なセンサにより、装置の開位置または閉位置が検出可能である。最後に、制御ユニットは、検出された位置に依存して、内部モジュールおよび外部モジュールの相対的回転の為にモータ駆動装置を制御することができる。
さらに、適したセンサにより、例えば、髪の毛が装置から完全に引き抜かれたかを確認することが可能である。そのため、そのような場合にモジュールの自動逆回転や装置の開放を導く装置集団が考えられ、これが全体の取り扱いを更に簡単にする。
以下、他の目的、特徴、特性、利点が可能な本発明の適用例は、図面を参照して2つの例示的実施形態の説明から導き出される。これらの妥当な組合せにおいて説明および/さらに図示された特徴の全ては、この特許請求の範囲または以前の請求項への参考文献から無関係に、本発明の主題を形成する。
図1a、図1b、図2a、図2b、図3a、図3bは、互いに向けて回動可能な2つのスタイリング部10,20を備えたヘア・スタイリング装置の第1実施形態を示す。スタイリング部10,20は、それらの内側で本質的に平坦になるように構成された加熱面32を有し、前記加熱面は、側部で丸みが付けられたスタイリング・エッジ16,26と接している。スタイリング・エッジ16,26に隣接したスタイリング部10,20の外側は、冷却面18,28として構成され、冷却面に沿って、スタイリング・エッジ16,26にわたって案内される髪3が、スタイリング後に冷却の為に誘導可能である。
上部の図1a、図2a、図3aの例は、斜視図でヘア・スタイリング装置を示すが、下部の図1b、図2b、図3bでは装置がそれぞれ横断面図で示されている。
ペンチのように回動可能なスタイリング部10,20の自由端は、スタイリング部10,20の外部に沿って、シェル状に構成された誘導手段または誘導要素12,22により一定領域で囲まれている。図1a、図1bで示された開始位置において、スタイリング部10,20の各々は、そのアーチ形の外部に沿って、対応する誘導シェル12,22により囲まれている。スタイリング部10,20の間に挿入可能な髪の毛3は、図2a、図2bに示されたように装置の閉位置で、2つのスタイリング部10,20の平坦な内部加熱面30,32上に直接位置するようになる。
図2bの横断面図に従うと、ヘア・スタイリング装置1の加熱部4は、本質的に円筒の幾何学的形状を有し、これが、スタイリング部10,20と誘導シェル12,22の相対的回転を可能にする。
図3aおよび図3bは、回転された動作状態で装置1の構成を示すが、この動作状態は、誘導シェル12,22の、スタイリング部12,20の外側湾曲に沿った移動または回転により達成可能である。
スタイリング部10,20に関する誘導シェル12,22の相対的回転のため、装置に挿入された髪の毛3は、装置から引き抜かれる際、強制誘導を受けるので、誘導シェル12の誘導エッジ15にわたって引っ張られる髪の毛3は、スタイリング部10,20の平坦加熱板30,32の間で引き抜かれ、スタイリング部10のスタイリング・エッジ16にわたってカールされ、誘導シェル22の誘導エッジ25を介して最終的にヘア・スタイリング装置1を離れる前にスタイリング部10の冷却ゾーン18で冷却されることが常に確実になる。
誘導シェルにより備えられた誘導エッジ15,25と、スタイリング・エッジ16,26の回転および/または調整のため、ヘア・スタイリング装置1の内部で髪の毛3の強制誘導が達成され、スタイリング・エッジ16,26の周りで髪の毛の湾曲半径に関して最初に最適化され、冷却面18と髪の毛の接触に関して同様に最適化される。
図1aから図3bに図示された実施形態は、スタイリング部10,20に関する誘導シェル12,22の回転に基づいているが、図4から図10に図示されたヘア・スタイリング装置の変形例は、スタイリング部10,20の大半が完全に誘導手段14,24に囲まれ、外側にある誘導手段14,24と内側にあるスタイリング部10,20の両方がペンチのように互いに向けて回動可能に配置されている他の調整機構に基づいている。
髪の毛3は、内側にあり平坦になるように構成されたスタイリング部10,20の加熱板の間に、前述された例示的実施形態で使用されたものと類似した方法により挿入される。図4aから図10に図示されたヘア・スタイリング装置2を備えた誘導シェル14,24は、外側で装置のハウジングの一部を形成し、ここで、ペンチのように互いに向けて回動可能なスタイリング部10,20が取り付けられ、全体として回転が可能になる。
図5a、図5bは、実施例として、スタイリング部10,20が可能な半時計回りの回転を示す。このような回転は、図6a、図6bに図示された回転状態を導くが、ここで、髪の毛3は、誘導シェル24の誘導エッジ25にわたって装置の中に引っ張られ、その後、スタイリング部10,20の加熱板30,32の間で引っ張られ、スタイリング・エッジ26で整形され、髪の毛3が誘導シェル14の誘導エッジ15を介してヘア・スタイリング装置2を離れる前にスタイリング部20の冷却面28にわたって最終的に誘導される。
図7から図9bは、図4aから図6bの棒状の、本質的に円筒の装置に対応したものとしてヘア・スタイリング装置2の構成を図示する。1つの変形例において、装置は、長手の長さにわたって持ち上げられるように構成されている。半シェルのように構成された誘導手段14,24は、ヘア・スタイリング装置2の外部ハウジングを形成し、これが回動軸34の領域でグリップ面50を有する。ペンチのように互いに向けて回動できる2つのスタイリング部10,20をも有する加熱部4は、ペンチのように互いに向けて回動可能な誘導シェル14,24の内部で回転できるように取り付けられている。グリップ面20から離れて面するスタイリング部10,20の自由端は、嘴形状で平らにされたグリップ・シェル46,48のように構成されているので、外部構造ユニット14,24と内部構造ユニット10,20の簡単かつ安全な相対的回転を可能にする。
図10による細長い横断面図は、ペンチのように構成された2つのモジュールを示す。加熱面30,32を内部に有する2つのスタイリング要素10,20は、これらが回動軸38を介して互いに向けて回動できるように取り付けられて配置され、回動軸34は、誘導シェル14,24を有する外部モジュールの為に備えられている。そのため、ペンチのように対で一緒に接合された誘導要素とスタイリング要素は、一方が他方の内側に配置されている。誘導手段の内側および/またはスタイリング部の外側すなわち冷却ゾーンは、横リブを有し、それにわたって、髪の毛が、装置から引き抜く際に誘導されるので、髪の毛は装置にわたって斜めに移動することはできない。
加熱可能なスタイリング部10,20を有する内部モジュールは、上下のグリップ・シェルおよび/または誘導シェル14,24により形成された外部モジュール内部に全体として、回動継手により連結されている。本願における回動継手は、ベアリングおよび/またはハブ36が外部モジュールに連結されており、ピン40が内部モジュール10,20に連結されており、回転軸37に関して内部モジュールと外部モジュールの相対的回転が可能になる。
回転軸37は、図8a、図9aで図示されているように加熱部4が閉位置にあるとき、特に、円筒のように構成された加熱部4の長軸と一致する。
さらに、圧縮スプリング44が備えられ、外部回動軸34の領域に配置され、装置2の閉鎖運動および/または誘導シェル14,24の閉鎖運動をサポートする。しかし、内部モジュールは、捩りスプリング42を有し、これが、回動軸38の領域で2つのスタイリング部10,20を強制的に離している。
正反対方向に作用する上記スプリング機構のため、一方が他方の内側に配置された2つのペンチ状モジュールは、互いに無関係には開閉しない。そのため、2つのスプリングは、例えば図7で図示されるように、装置2を同一の開位置へ常に移動可能である。そのため、例えばスタイリング部10,20の冷却面18,28および誘導シェル14の間で髪の毛3をクランプすることによる不良動作の危険性は、防止される。
さらに、停止部52または開放制限部が、誘導シェル14,24上の圧縮スプリング44の領域内に形成されている。この方法で、2つの誘導シェル14,24に対する開放角度が予め選定可能である。
図1aから図10によるヘア・スタイリング装置は、好ましくは、以下のように使用される。まだ湿っている間、髪の毛は、その基部領域でスタイリング部間に挿入され、その少なくとも一部が加熱される。ここまで、ヘア・スタイリング装置の構成は、ペンチのように開くことができるヘア・ストレイトナーの構成に相当するので、同様に取り扱われる。技術状態によると、装置は一定の角度で保持され、ペンチのように装置が閉じられているとき互いに向かい合うスタイリング部の面から髪の毛が引き抜かれるので、加熱された髪は(湾曲した横断面を有する)(例えば、スタイリング部の側縁である)スタイリング・エッジにわたって誘導され、スタイリング部の後ろ側で冷却面を通過する。これにより、ウェーブやカールが形成される。しかしながら、図1aから図10によるヘア・スタイリング装置の場合、髪の毛を挿入し、スタイリング部の加熱面と一緒にした後、スタイリング部の延長端部48が一緒に保持され、スタイリング部を囲むハウジング区分すなわち誘導手段に関して、停止部まで回転され、例えば(60度と170度の間の角度まで)120度だけ回転する。この回転の結果、自動的かつ強制的にスタイリング部の外側(すなわち、髪の毛の為の冷却領域)と誘導手段との間に髪が誘導されるように、ヘア・スタイリング装置は構成されている。誘導手段は、より簡単な取り扱いの為にスタイリング部の両方の外部側部に優先して備えられているので、加熱後ばかりでなく加熱前の回転の結果、誘導手段に強制的に誘導され、髪の毛は、1つの誘導エッジにおける(誘導手段の誘導を閉じ、ハウジングの外側までスロットを開く)入口から反対側の誘導エッジの出口まで、装置内でほぼS字曲線を通過する。そのため、この髪の毛は、装置が回転され閉じられる状態で、髪の基部から髪の端部まで装置から引き抜かれる。そのときだけ、装置は、回転せずに開かれた位置まで戻り(ここで、スタイリング・エッジと誘導エッジは、互いに平行または僅かな角度で続くのが好ましい)、次の髪の毛を挿入し、加熱し、スタイリングする。そのため、髪の毛の強制誘導のため、取り扱いは本質的に簡単化され、スタイリング結果は、所望の品質になり、取り扱い自体に依存することが少ない方式で再生可能になる。
1、2…ヘア・スタイリング装置、3…髪の毛、4…加熱部、10,20…スタイリング部、12,22…誘導要素、14,24…誘導シェル、15、25…誘導エッジ、16,26…スタイリング・エッジ、18,28…冷却面、30,32…加熱面、36…ハブ、37…回転軸、38…回動軸、40…ピン、加熱板、50…グリップ面、52…停止部、
Claims (30)
- 本質的に棒形に構成された加熱部(4)を有するヘア・スタイリング装置において、髪(3)を加熱する為に加熱可能なスタイリング部(10,20)を有し、前記スタイリング部(10,20)の少なくとも一側部の境界がスタイリング・エッジ(16,26)として構成されている、前記ヘア・スタイリング装置であって、
前記スタイリング部(10,20)に関して調整できるように取り付けられた少なくとも1つの誘導手段(12,22;14,24)が、前記髪(3)の為の誘導部を形成する為に備えられていることを特徴とする、前記ヘア・スタイリング装置。 - 少なくとも1つの前記誘導手段(12,22;14,24)は、少なくとも一部の領域で前記スタイリング部(10,20)を囲み、前記髪(3)の為の誘導エッジ(15,25)を有することを特徴とする、請求項1に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記誘導エッジ(15,25)は、前記スタイリング・エッジ(16,26)に対し本質的に平行に続いていることを特徴とする、請求項2に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記誘導手段(12,22;14,24)および前記スタイリング部(10,20)は、これらが互いに回転可能または回動可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 少なくとも1つの前記誘導手段(12,22;14,24)および少なくとも1つの前記スタイリング部(10,20)は、前記加熱部(4)の円筒軸(37)の周りを互いに回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 少なくとも1つの前記スタイリング部(10,20)は、内側に加熱面(30,32)、外側にアーチ形の冷却面(18,28)を有し、少なくとも一部の領域で前記誘導手段(12,22;14,24)により囲まれていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 少なくとも1つの前記誘導手段(12,22;14,24)は、シェル形に構成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- ペンチのように互いに回動可能な2つのスタイリング部(10,20)が備えられ、これらの加熱面(30,32)が閉位置で互いに対向して配置され、前記髪(3)の為の隙間を形成することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 半分のシェル形に構成された誘導手段(12,22)および/または前記スタイリング部(10,20)の外側に湾曲された冷却面(18,28)の前記湾曲部に沿った前記誘導エッジが、前記スタイリング部(10,20)上で移動可能に配置されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 少なくとも1つのスタイリング部(10,20)は、少なくとも1つの誘導手段(12,22;14,24)の軸方向の限度を超えて自由端で突き出ていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記スタイリング部(10,20)の前記自由端は、グリップ用シェル部および/またはグリップ領域(46,48)を外側に有することを特徴とする、請求項9に記載のヘア・スタイリング装置。
- 少なくとも一部の領域で半シェル形で構成された前記誘導手段(14,24)が、ペンチのように互いに向けて回動可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記加熱部(4)は、前記誘導手段(14,24)の内部に取り付けられ、円筒軸(37)の周りを回転することを特徴とする、請求項11に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記誘導手段(14,24)および前記加熱部(4)は、前記誘導手段(14,24)の回動軸(34)の領域で、回動継手(36,40)を介して相互に連結されていることを特徴とする、請求項11または12に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記スタイリング部(20)の1つは、少なくとも1つの前記誘導手段(14,24)の内側で前記軸方向に続くベアリング・ピン(40)により回転するように取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 2つのスタイリング部(10,20)の前記回動軸(38)及び2つの誘導手段(14,24)の前記回動軸(34)は、180°まで両方向において前記装置(37)の前記閉位置で前記円筒軸(37)の周りに回転可能であることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記回転する機構は、前記誘導手段(14,24)に関する前記スタイリング部(10,20)の相対的回転が前記装置の前記閉位置への前記誘導手段(14,24)の前記回動に結合されるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記誘導手段(12,22;14,24)および/または前記スタイリング部(10,20)が閉位置にある場合にのみ、前記ヘア・スタイリング部(10,20)および誘導手段(14,24)の相対的回転を自由にするロックが備えられていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 前記スタイリング部(10,20)の前記閉位置は、前記誘導手段(14,24)に関して回転される位置でロックされることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 圧縮スプリング(44)が、前記誘導手段(14,24)を前記閉位置に持ち込む為に備えられていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 捩りスプリング(42)が、前記閉位置(22)の外に前記スタイリング部(10,20)を開放する為に備えられていることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- 自動またはモータ駆動装置が、前記スタイリング部(10,20)および誘導手段(12,22;14,24)の相対的回転の為に備えられていることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載のヘア・スタイリング装置。
- センサ・システムが、前記装置の使用状態または動作状態を検出する為、更に/或いは、前記モータ駆動装置を制御する為に備えられていることを特徴とする、請求項21に記載のヘア・スタイリング装置。
- 髪をスタイリングする為の方法において、髪がヘア・スタイリング装置へと加熱可能なスタイリング部で挿入され、前記髪が前記スタイリング部で加熱され、スタイリング・エッジにわたって引っ張られる方法であって、
誘導手段に関して前記スタイリング部を調整することにより、前記誘導手段において前記髪が誘導されることを特徴とする、前記方法。 - 前記髪は対向する2つのスタイリング部の間で加熱されることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
- 前記髪は、前記誘導手段で冷却されることを特徴とする、請求項24または25に記載の方法。
- 前記髪は、誘導エッジを越えて前記誘導手段および前記ヘア・スタイリング装置を離れ、前記スタイリング・エッジの湾曲に合致した同一の湾曲方向付けで前記スタイリング・エッジおよび前記誘導エッジ間を通って冷却されることを特徴とする、請求項24〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記髪は加熱および冷却の両方において、前記ヘア・スタイリング装置内で強制的に誘導されることを特徴とする、請求項24〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 前記髪は、前記スタイリング部に関して調整された前記誘導手段を用いて、ほぼS字曲線を通ることを特徴とする、請求項24〜28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記髪が前記スタイリング部の外側部と前記誘導手段の内側との間に誘導されて冷却されるように、前記髪は、2つのスタイリング部の間に挿入されて加熱され、前記スタイリング部は、圧力がかけられ、囲んでいる誘導手段に関して回転されることを特徴とする、請求項24〜29のいずれか一項に記載の方法。
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