JP2010287533A - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外線センサユニットを冷却風により一様に冷却することで、赤外線センサの検知性能を向上させることのできる電磁誘導加熱調理器を得る。
【解決手段】送風機30を備え冷却風を噴き出すファンケース32と、インバータ回路が実装された回路基板41を収容するとともに、ファンケース32から噴き出された冷却風を取り込む導入口33、回路基板41の上流側に設けられて冷却風を排出する第1排出口34、及び回路基板41の下流側に設けられて冷却風を排出する第2排出口35を備えた部品ケース33と、加熱コイルユニット100の下方で第1排出口34及び第2排出口35の上方に配置され、第1排出口34及び第2排出口35から排出される冷却風を噴き出す風路ユニット300と、を備え、赤外線センサユニット200を、加熱コイルユニット100の下部で第1排出口34の上方に配置した。
【選択図】図8

Description

本発明は、電磁誘導加熱源により調理を行う加熱調理装置に関するものである。なお、本発明が対象とする誘導加熱式の加熱調理装置は、台所の流し台等の厨房家具(図示せず)の上に設置される据置形と称されるもの、及び厨房家具に形成された設置空間に組み込まれて使用される組込式又はビルトイン式と称されるものの両方のタイプに関するものである。
従来の電磁誘導加熱調理器においては、「加熱コイル5は、耐熱樹脂等で形成されたコイル支持板6に載置され、・・・、コイル支持板6の下方には、加熱コイル5の中心から手前側(調理人側から見て、以下同様)に位置する調理容器P底部の温度を検知するセンサユニット7が設けられている。」という構成が採用されている。
特開2009−59592号公報(第5頁、図4)
上記特許文献1に記載のように、調理容器の底部の温度を検知するための赤外線を検知するセンサユニットは、加熱コイルユニットの近傍、あるいは加熱コイルユニットに直接配設されている。
ところが、電磁誘導加熱調理器は、加熱時においては加熱コイル自身が高温となり、この加熱コイルの熱の影響を受けてセンサユニット内が高温になる可能性があった。このため、赤外線センサ及びこれを実装している基板の動作が不安定となって温度検知性能が低下するおそれがあった。
ここで、電磁誘導加熱調理器は、一般に、加熱時に高温となる加熱コイルを冷却するため、加熱コイルに対して冷却風を吹き出す構成としている。このとき、加熱コイルユニットの近傍あるいは加熱コイルユニットに直接配設されたセンサユニットにも冷却風が当たることにより、センサユニットが冷却されうる。
しかし、センサユニットの取付位置及びセンサユニット周辺の構成部材の構造によっては、加熱コイルを冷却するために吹き出される冷却風がセンサユニットに一様に吹き付けられない場合がある。非接触型の赤外線センサは、熱量を測ると同時に雰囲気温度も計測しているため、冷却風が一様に吹き付けられないために急激な温度変化が生じると、温度検知性能が低下するおそれがあった。
加熱コイルを冷却するための冷却風が吹き付けられた場合でも、赤外線センサやこれを実装している基板はケースに収納されて保護されているため、十分に冷却されない可能性があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、赤外線センサユニットを冷却風により一様に冷却することで、赤外線センサの検知性能を向上させることのできる電磁誘導加熱調理器を得るものである。
また、第2の目的は、赤外線センサユニットを冷却風により効率的に冷却することで、赤外線センサの検知性能を向上させることのできる電磁誘導加熱調理器を得るものである。
本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、上部が開口した箱状の本体ケースと、前記本体ケースの上面開口を覆う天板と、前記本体ケース内で前記天板の下方に配置され、加熱コイル、及び前記加熱コイルを保持する加熱コイル保持部材を有する加熱コイルユニットと、前記天板上に載置された被加熱物から放射される赤外線を検出する赤外線センサユニットと、内部に送風手段を備え冷却風を噴き出すファンケースと、前記加熱コイルに高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板を収容するとともに、前記ファンケースから噴き出された冷却風を取り込む導入口、前記回路基板の上流側に設けられて前記冷却風を排出する第1排出口、及び前記回路基板の下流側に設けられて前記冷却風を排出する第2排出口を備えた部品ケースと、を備え、前記赤外線センサユニットを、前記加熱コイルユニットの下方であって前記第1排出口の上方に配置したものである。
また、本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、前記加熱コイルユニット及び赤外線センサユニットの下方であって前記部品ケースの第1排出口及び第2排出口の上方に配置され、前記第1排出口及び第2排出口から排出される冷却風を噴き出す複数の噴出口をその上面に有する風路ユニットを備えたものである。
また、本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線センサを実装するセンサ基板と、前記基板を収納するセンサケースとを備え、前記センサケースの上面に上部貫通口を設けるとともに前記センサケースの下面に下部貫通口を設けた赤外線センサユニットを備えたものである。
本発明は、ファンケースから噴き出される冷却風を回路基板を収容する部品ケースに取り込むとともに、回路基板の上流側に第1排気口を設けたので、回路基板を冷却する前の冷却風を第1排気口から排出することができる。そして、この第1排気口の上方に赤外線センサユニットを設けたので、第1排気口から排出される冷却風により赤外線センサユニットを一様に冷却し、赤外線センサの検知性能を向上させることができる。
また、本発明は、前記第1排出口及び第2排出口から排出される冷却風を噴き出す複数の噴出口をその上面に有する風路ユニットを備えた。このため、第1排出口から排出される冷却風を複数の噴出口から噴き出すことができるので、赤外線センサを一様に冷却することができる。
また、本発明は、センサケースの上面に上部貫通口を設けるとともにセンサケースの下面に下部貫通口を設けた赤外線センサユニットを備えた。このため、赤外線センサユニットの下方から吹き付けられる冷却風が下部貫通口から上部貫通口へ通過する過程で、赤外線センサを効率よく冷却することができる。
実施の形態に係る誘導加熱調理器の斜視図である。 図1の天板を取り外した状態の誘導加熱調理器の斜視図である。 図1の誘導加熱調理器の平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の本体内部の主要な構成部品を取り外した状態の斜視図である。 実施の形態に係る風路ユニット、赤外線センサユニット、及び加熱コイル保持部材を示す斜視図である。 実施の形態に係る赤外線センサユニットを分解した状態の斜視図である。 実施の形態に係る赤外線センサユニットを加熱コイルユニットに取り付けた状態の斜視図である。 図1のV−V線縦断面図である。 実施の形態に係る赤外線センサユニット内の冷却風の流れを示す模式図である。
実施の形態.
図1〜図3は、本実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器1を示す図である。図1は、電磁誘導加熱調理器の一部を分解した状態の斜視図、図2は同電磁誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態の斜視図、図3は同電磁誘導加熱調理器の平面図である。なお、各図において同じ部分には同じ符号を付している。
本実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器1は、図1に示すように、略矩形の本体ケース2に各種構成部品を収容した本体部Aの上に、天板部Bが設けられて構成されている。
図1において、天板部Bは、上枠20と、上枠20の開口部に取り付けられる天板21を備える。
上枠20は、全体が非磁性ステンレス板又はアルミ板の金属製板から額縁状に形成され、本体ケース2の上面開口部を塞ぐような大きさを有している。上枠20は、ネジ等の固定具で本体ケース2に固定されている。
天板21は、上枠20の中央に設けられた大きな開口部を覆うように重ね合わせて設置されている。この天板21は、全体が耐熱強化ガラスや結晶化ガラスなどの赤外線を透過させる半透明な材料で構成され、上枠20の開口部の形状に合わせて長方形又は成型に形成されている。
また、上枠20には、上枠20の形成時にプレス機械で同時に打ち抜き加工された右通風口20R、中央通風口20C、左通風口20Lを備える。詳細は後述するが、この右通風口20R、中央通風口20C、左通風口20Lは、本体部Aの吸気口あるいは排気口となる。
右通風口20R、中央通風口20C、左通風口20Lの上には、上方全体を覆うように全体に亘り無数の小さな連通口が形成された金属製平板状のカバー27が着脱自在に載せられている。カバー27は金属板に連通口用の小孔をプレス加工で形成したもの(パンチングメタルとも言う)の他に、金網や細かい格子状のものでも良い。何れにしても上方から使用者の指や異物等が右通風口20R、中央通風口20C、左通風口20Lに入らないようなものであればよい。
天板21の上面には、左加熱口、右加熱口、中央加熱口の大まかな位置を示す円形の案内マーク3LM、3RM、5Mが、それぞれ印刷等の方法で表示されている。
また、天板21における左右方向の中央部で、前後方向の前側には統合液晶表示部16が設けられ、その左右に液晶表示画面15L、15Rが設けられている。統合液晶表示部16は、左右の加熱口、中央加熱口、及び後述するグリル加熱室7のヒータ等の通電状態(火力や時間等)を入力したり、確認することができる。液晶表示画面15L、15Rは、左右の加熱口をタイマー調理する際の、タイマーカウントをスタートした時点からの経過時間が計測されて数字で表示される。なお、液晶表示画面15L、15Rを構成する各種電気・電子部品や発光素子(LED)(以下、電気部品43と称する。図8参照。)は、前部部品ケース42(図1には図示せず。図8参照。)に収納されている。
本体ケース2の前面には、引出し可能なドア9と、ドア9の左右両側に設けられた前面操作部12を備える。
ドア9の中央開口部9Aには耐熱ガラス製の窓板が設置され、後述するグリル加熱室7の内部を視認できるようになっている。ドア9の開閉操作は、前方に突出した取っ手9Bを引き出し或いは押し込むことにより行う。
前面操作部12は、各加熱口及びグリル加熱室7を加熱する加熱源のすべての電源を一斉に投入・遮断する主電源スイッチ13と、左加熱口の通電とその通電量(火力)を設定する左操作ダイアル14Lと、右加熱口の通電とその通電量(火力)を設定する右操作ダイアル14Rとを備える。
図2において、本体ケース2の内部は、大きく分けて前後方向に長く延びる左側冷却室6L、右側冷却室6Rと、箱形のグリル加熱室7と、上部部品室8と、後部中央の後部排気室10が区画形成されている。これら各部屋は互いに完全に隔絶している訳ではなく、例えば左側冷却室6L、右側冷却室6Rと、上部部品室8及び後部排気室10が連通している。
グリル加熱室7の前面開口はドア9によって開閉自在に覆われ、ドア9は前後方向に移動自在となるようにグリル加熱室7の支持機構によって保持されている。
また、左右の後部排気室10の間には、排気ダクト11が設けられている。排気ダクト11は、グリル加熱室7の後方に設けられた排気口(図示せず)と接続されており、グリル加熱室7内部の熱気や臭気を伴う空気を外部へ排出する。
上下仕切板22Lは、略垂直に設置されている左側の仕切板であり、左側冷却室6Lとグリル加熱室7とを隔絶している仕切壁の役目を果たしている。上下仕切板22Rは、同じく右側の上下仕切板であり、右側冷却室6Rとグリル加熱室7とを隔絶する仕切壁の役目を果たしている。なお、上下仕切板22L、22Rは、グリル加熱室7の外側壁面と数mmの間隔を保って設置されている。
また、上下仕切板22L、22Rには、それぞれ切欠部23が形成されており、後述する風路ユニット300を水平に設置する際にそれと衝突しないように設けられたものである。
また、左右の上下仕切板22L、22Rの間を上下2つの空間に区画する水平仕切板24が設けられている。この水平仕切板24の上方が上部部品室8である。水平仕切板24は、グリル加熱室7の天井面から数mmから1cm程度の所定の空隙を設けて設置されている。
なお、本実施の形態において、水平仕切板24は、本体ケース2の内部に水平に取り付けられているが、本体ケース2内をグリル加熱室7の上面位置で上下に区画するものであれば、水平仕切板24の一部又は全部が本体ケース2に対して、傾斜して設けられていてもよい。
また、上部部品室8と後部排気室10を仕切るようにして、後部仕切板25が設けられている。後部仕切板25の下端部は水平仕切板24に、上端部は上枠20にそれぞれ接するような高さ寸法で構成されている。後部仕切板25には、排気穴26が2箇所形成されており、この排気穴26は上部部品室8に入った冷却風を後部排気室10へ排気するためのものである。
本実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器は、加熱源として、左加熱源3L、右加熱源3R、及び輻射式中央電気加熱源5(以下、加熱源5と称する)を上部部品室8に備えている。また、グリル加熱室7用の上下一対の輻射式電気加熱源(図示せず)を備えている。
左加熱源3Lは本体部Aの左側に、右加熱源3Rは本体部Aの右側に、加熱源5は本体部Aの左右中心線上で後部寄りに設けられている。
図1で説明した外観に表れる構成部材と、図2で説明した本体ケース2の内部の構成部材とは、図3の平面図に示すように対応している。すなわち、案内マーク3LM、3RM、5Mの下方の本体ケース2内部には、左加熱源3L、右加熱源3R、加熱源5がそれぞれ配置されている。また、中央通風口20Cの下方には後部排気室10と排気ダクト11が配置されており、左通風口20L、右通風口20Rの下方にはそれぞれ後述する吸込口32Bが配置されている。
図4は、図2で示した本体ケース2の内部から主要な構成部品を取り外した状態を示す図である。図4に示すように、左側冷却室6Lと右側冷却室6Rには、それぞれファンケース32と部品ケース33とが設置されている。また、左加熱源3L、右加熱源3Rは、それぞれ、加熱コイル110とこの加熱コイル110を保持する加熱コイル保持部材120を有する加熱コイルユニット100を備えている。加熱コイルユニット100の下方には、赤外線センサユニット200と風路ユニット300とが設けられている。
ファンケース32は、その内部に送風機30を備えている。送風機30は、遠心型多翼式送風機(代表的なものとしてシロッコファンがある)を使用しており、駆動モータの回転軸の先端に翼部31を固定したものを用いている。
ファンケース32は、送風機30の翼部31を囲むようにして送風室32Aが形成され、送風室32Aの上端部には吸込口32Bが形成され、下端部には排気口32Cが形成されている。また、ファンケース32は、例えば2つのプラスチック製ケース32D、32Eを組み合わせてネジ等の固定具で結合されることで一体構造物として形成されている。
部品ケース33は、加熱コイル110に所定の高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板41を内蔵している。なお、この回路基板41には、インバータ回路の部分と離して送風機30の駆動用モータの駆動電源・駆動回路を一緒に実装している。
部品ケース33は全体が横長の長方形形状をしており、ファンケース32の排気口32Cから排出される冷却風を部品ケース33内に導入するための導入口36が設けられている。部品ケース33は、ファンケース32の排気口32Cと部品ケース33の導入口36とが密着状態となるように、左側冷却室6L、右側冷却室6Rに設置されている。
部品ケース33の上面図には、ファンケース32から排出される冷却風の流れる方向に沿って、回路基板41の上流側に第1排気口34が、下流側に第2排気口35が互いに離れた位置に形成されている。
第2排気口35は、部品ケース33内において冷却風の流れの最も下流側にあり、また、第1排気口34よりも大きな開口面積を有している。
このように構成されたファンケース32と部品ケース33は、密着した状態で右側冷却室6R、左側冷却室6Lに上方から挿入されて固定される。そして、ファンケース32が駆動して翼部31が回転することにより、ファンケース32の吸込口32Bから空気が吸い込まれ、冷却風として排気口32Cから排出される。ファンケース32から排出された冷却風は、部品ケース33の導入口36から部品ケース33の内部に入り、回路基板41を冷却して第2排気口35から排出されるとともに、第1排気口34からも排出される。
部品ケース33の上方には、第1排気口34と第2排気口35と重複するようにして風路ユニットが配置される。そして、風路ユニット300の上方には、赤外線センサユニット200が取り付けられた加熱コイルユニット100が配置される。
図5は、加熱コイルユニット100、赤外線センサユニット200、風路ユニット300の構成を示す斜視図である。
(加熱コイルユニット100)
加熱コイルユニット100は、加熱コイル110と、加熱コイル保持部材120を備える。
加熱コイル110は、渦巻き状に0.1mm程度の細い線を30本程度束にして、この束(以下、集合線という)を1本又は複数本撚りながら巻き、外形形状が円形になるようにして最終的に円盤形に成形されている。本実施の形態では、集合線を円盤形に成形した内加熱コイル110aと、この内加熱コイル110aの外側に間隔を置いて同心円状に設けた外加熱コイル110bを有する二重の加熱コイルを例に説明する。
加熱コイル保持部材120は、加熱コイル110を保持する部材であり、加熱コイル110よりも若干大きな直径の略円形状である。加熱コイル保持部材120は、風路ユニット300に固定するための脚部121を有する。
(風路ユニット300)
風路ユニット300は、全体がプラスチックで成型されてその上面に段差が設けられており、高い部分を高部位301、低い部分を低部位302と称する。本実施の形態では、高部位301と低部位302の高さの差は10mm程度である。
高部位301には、下方に配置された部品ケース33から排出される冷却風を噴出する複数個の噴出口303が形成されている。また、噴出口303には、その開口部分の約半分を覆うようにして風向板305が形成されている。この風向板305は、噴出口303から噴出される冷却風を後部排気室10の方へ導くべく、冷却風の噴き出し方向をコントロールするために設けられている。
低部位302には、下方に配置された部品ケース33から排出される冷却風を噴出する複数個の噴出口304が形成されている。高部位301の噴出口303と異なり、低部位302の噴出口304には風向板305が設けられていない。
また、高部位301の端部には、四角形に開口した通風口306が形成されている。通風口306は、すべての部品を本体ケース2内に組み付けた状態において、天板部Bの液晶表示画面15L、15Rの下方に位置するように形成される。そして、この通風口306から噴き出す冷却風により、液晶表示画面15L、15Rを冷却する。
風路ユニット300の内部には、一体成形で直線又は曲線状に形成したリブ(凸条)形状の仕切壁307、308が形成されている。仕切壁307、308により、風路ユニット300の内部は、通風空間311、312、313に区画形成される。
通風空間311は、部品ケース33の第1排気口34と重複するように形成されている。したがって、第1排気口34から噴き出された冷却風は、通風空間311を経由して噴出口304から噴出されることとなる。
通風空間312と通風空間313は仕切壁308により区画されているが、仕切壁308の一部には連通口308Aが形成されているために、互いに空気が流通可能となっている。通風空間313は、部品ケース33の第2排気口35の上方に位置するように配置されている。したがって、第2排気口35から噴き出された冷却風は、通風空間313を経由して通風口306から噴き出される一方で、連通口308Aを経由して通風空間312に展開されて噴出口303から噴出される。
また、風路ユニット300の外周部には、突起状の脚部保持部309が3箇所に設けられている。脚部保持部309は、加熱コイル保持部材120の脚部121を固定することにより、風路ユニット300と加熱コイルユニット100とを結合させる。
(赤外線センサユニット200)
図6は、赤外線センサユニット200を分解した状態を示す斜視図である。
赤外線センサユニット200は、板金210と、上ケース220と下ケース240で構成されるケース250と、ケース250に収納された赤外線センサ装置230とを備える。
板金210は、アルミなどの放熱性の高い部材で構成された板状部材であり、赤外線センサユニット200の最上部に、上ケース220に密着するようにして設けられる。この板金210は、耐ノイズ及び遮熱効果を得るための部材である。板金210には、赤外線センサ装置230が赤外線を取り入れるためのセンサ穴211が設けられている。また、赤外線センサユニット200を加熱コイルユニット100にネジ止めするためのネジ穴212、213が形成されている。
赤外線センサ装置230は、赤外線センサ231と、赤外線センサ231が実装された基板232を備える。
赤外線センサ231はサーモパイルとレンズを備えており、被加熱物から放射される赤外線検出信号を電圧として出力する。基板232は、増幅器や赤外線センサ231を制御する各種電子部品を備えており、赤外線センサ231から出力された電圧を増幅器により増幅し、被加熱物の温度情報を得る。被加熱物の温度情報は、回路基板41に備えられた制御回路に出力されて、加熱制御などに用いられる。
ケース250は、赤外線センサ装置230を収納するケースであり、上ケース220と下ケース240により構成される。下ケース240の内部に赤外線センサ装置230を収納し、上ケース220を被せることで、赤外線センサ装置230を収納することができる。
上ケース220の上面にはセンサ穴221が設けられており、赤外線センサ装置230の赤外線センサ231は、センサ穴221を介して赤外線を検出する。
また、上ケース220及び下ケース240には、加熱コイルユニット100に赤外線センサユニット200をネジ止めするためのネジ穴222、223、241、242がそれぞれ形成されている。
さらに、上ケース220の上面には上部貫通口224が形成され、下ケース240の下面には下部貫通口243が形成されている。上部貫通口224の面積の方が、下部貫通口243の面積よりも大きくなるよう構成されている。また、上部貫通口224と下部貫通口243は、ほぼ対角に位置するように設けられている。なお、本実施の形態では、矩形の上部貫通口224を1つ、矩形の下部貫通口243を2つ設けた場合を例に説明するが、それぞれの貫通口の形状や数はこれに限定されるものではない。上部貫通口224の面積の合計が、下部貫通口243の面積の合計よりも大きくなるように設ければよく、例えば上部貫通口224を複数設ける構成としてもよい。
次に、基板232の横幅と、ケース250の内側の横幅の関係を説明する。基板232の横幅をW1、ケース250の内側の幅をW2とすると、ケース250の幅W2の方が、基板232の幅W1よりも大きくなるよう構成されている。すなわち、ケース250に基板232を収納した際には、基板232の側方に、所定の隙間が設けられることとなる。詳細は後述するが、このようにして設けられた隙間が、下部貫通口243から上部貫通口224へと進む空気の通風路となる。
また、上ケース220の外周下端部の左右両側には、係合突起225が設けられている。そして、下ケース240の外周部であって上ケース220を被せたときに係合突起225と対応する位置に、係合部244が設けられている。上ケース220を下ケース240に被せたときに、この係合突起225に係合部244を係合させることで、上ケース220と下ケース240とを結合させることができる。
図7は、上記のように構成された加熱コイルユニット100、赤外線センサユニット200、及び風路ユニット300を組み付けた状態を示す図であり、赤外線センサユニット200の組み付け状態を示すため一部破断図としてある。
図7に示すように、赤外線センサユニット200は、加熱コイル保持部材120の裏側(加熱コイル110側の反対側)に、ネジを用いて取り付けられる。そして、加熱コイル保持部材120の脚部121を風路ユニット300の脚部保持部309に嵌合させることで、赤外線センサユニット200を取り付けた状態の加熱コイルユニット100を、風路ユニット300と結合させる。このとき、赤外線センサユニット200は、風路ユニット300の通風空間311の真上、すなわち、低部位302の上側に配置される。
次に、上記の構成を有する電磁誘導加熱調理器1の動作の概要を説明する。
ユーザが主電源スイッチ13により電源を投入し、左操作ダイアル14L等により火力レベルや加熱時間などの加熱条件を設定すると、これらの情報が回路基板41の通電制御回路に入力され、加熱コイル110を駆動する駆動回路に駆動電圧が印加される。これにより、加熱コイル110に高周波電流が流れ、加熱コイル110からの高周波磁束により天板21に載置された鍋などの被加熱物が加熱される。
このように加熱コイル110による加熱を行っているときには、送風機30が駆動される。図8は、図1の誘導加熱調理器のV−V断面図であり、送風機30が駆動中の状態を表している。なお、図8に示す実線の矢印Y1〜矢印Y9は、空気の流れを示している。
図8において、送風機30が駆動されると、本体部Aの外部の空気がファンケース32の吸込口32Bからファンケース32内部の送風室32Aに吸引される(矢印Y1)。このとき、前述の図3で示したように、吸込口32Bの上には右通風口20R及びカバー27が配置されているので、これらを介して空気が吸引されることとなる。
吸引された空気は、ファンケース32の内部で高速回転している翼部31により、排気口32Cから水平方向で前方に吐き出される(矢印Y2)。
排気口32Cの前方位置にはファンケース32に密着状態で接続されている部品ケース33があり、部品ケース33の導入口36をその排気口32Cに密着状態で連通させている。このため、排気口32Cから部品ケース33の内部は、その内部気圧(静圧)を上昇させるように送風機30から空気が送り込まれる。
そして、排気口32Cから排出された冷却風の中で、最も速度が速い部分である本流は、図8の矢印Y4に示すように、導入口36を経由して前方に一直線上に流れる。この矢印Y4に示す冷却風は、部品ケース33内を流れる過程において、加熱コイル110を駆動するために高温化した回路基板41を冷却する。そして、回路基板41を冷却した冷却風は、高温化しつつ、部品ケース33において冷却風の流れの最も下流側に位置する第2排気口35から噴出される。この第2排気口35は第1排気口34よりも大きな開口面積を有しているため、排気口32Cから部品ケース33に押し込まれた冷却風の大部分はこの第2排気口35から噴出する。
そして、第2排気口35から噴出した冷却風は、風路ユニット300の通風空間313に案内され、その一部は連通口308Aから通風空間312に案内されて(矢印Y7)風路ユニット300の上面に多数形成された噴出口303から噴き出す(矢印Y8)。噴き出した冷却風は、噴出口303の上方にある加熱コイルユニット100の加熱コイル110の下面に衝突して加熱コイル110を効果的に冷却する。また、噴出口303には風向板305が設けられているため、噴出口303から噴き出される冷却風は加熱コイル110に衝突しつつも全体として後部排気室10の方へ流れ、本体部Aの後方の中央通風口20Cから電磁誘導加熱調理器1の外へ排出される。
また、通風空間313に案内された冷却風の一部は、風路ユニット300に設けられた通風口306を通り、通風口306の真上に配置されて空気導入口を有する前部部品ケース42の中に導かれる(矢印Y6)。より具体的には、送風機30により発生した冷却風は、部品ケース33の第2排気口35から風路ユニット300の通風空間313に入り、通風口306と前部部品ケース42の空気導入口を介して前部部品ケース42に入る。
これにより、前部部品ケース42に入った冷却風でまず液晶表示画面15L、15Rが下方から冷却されるとともに、その後、前部部品ケース42内を流れて最後に上部部品室8に排出される過程で順次内蔵部品等を冷却していく。特に、この前部部品ケース42の中に案内された冷却風は、誘導加熱動作時に高温になる加熱コイル110を冷却した風ではないから、液晶表示画面15L、15Rの電気部品43は効果的に温度上昇が抑制され続ける。
また、ファンケース32から部品ケース33に送り込まれた冷却風の一部は、部品ケース33の上面部で排気口32Cに近い側、すなわち、回路基板41の下流側にある第1排気口34から放出される(矢印Y3)。第1排気口34の真上には風路ユニット300の通風空間311が存在するから、放出された空気は通風空間311に流入することとなる。
この第1排気口34から放出される空気は、流路の途中で高温の発熱体や発熱性電気部品などを有する回路基板41を冷却していないから、その温度は排気口32Cから出た直後の温度とほとんど同じである。
そして第1排気口34から風路ユニット300の通風空間311に送り込まれた空気は、噴出口304から矢印Y4に示すように上方へ噴出し、真上にある赤外線センサユニット200に衝突して赤外線センサユニット200を効果的に冷却する。低部位302に設けた噴出口304は、高部位301の噴出口303と異なり風向板305を設けていないので、噴出口304から噴き出された冷却風はそのまま上方に進んで赤外線センサユニット200に吹き付けられることとなる。
図9は、赤外線センサユニット200内の冷却風の流れを示す模式図であり、図9(A)は上面から見た場合の図、図9(B)は側面から見た図であって説明のために上部貫通口224及び下部貫通口243を示している。なお、図9では赤外線センサユニット200内の冷却風の流れを説明するため、ケース250の形状等は簡略化して記載してある。また、図9に示す実線の矢印Y11〜Y13は、風の流れを模式的に示す線である。
図9において、赤外線センサユニット200の下面に吹き付けられた冷却風は、下ケース240の下部貫通口243からケース内に侵入する(矢印Y11)。ケース内に侵入した冷却風は、基板232の両側方に設けられた下ケース240及び上ケース220の横幅との間の所定の隙間を通風路として通過しながら(矢印Y12)、基板232を冷却する。そして、基板232を冷却しながら上ケース220の上部貫通口224からケース外へと排出される(矢印Y13)。上部貫通口224の面積は下部貫通口243の面積よりも大きいので、ケース内に入った冷却風を効率的にケース外へ排出することができる。
このように、本実施の形態によれば、ファンケース32から噴き出される冷却風を回路基板41を収容する部品ケース33に取り込み、回路基板41の上流側に第1排気口34を設けた。このため、第1排気口34から回路基板41を冷却する前の常温の冷却風を排出することができる。そして、この第1排気口34の上方に赤外線センサユニットを設けたので、部品ケース33の回路基板41の熱の影響を受けていない冷却風(常温の冷却風)を赤外線センサユニット200の下面に一様に吹き付けることができる。したがって、赤外線センサユニット200を冷却風により効率的に冷却することができる。赤外線センサユニット200は、高温となる加熱コイルユニット100の近傍に取り付けられてその熱の影響を受けて高温となることにより検出精度の低下が懸念される。しかし、本実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器1によれば、赤外線センサユニット200を効率的に冷却できるので、赤外線センサ231の検出精度を高精度に維持することができる。
また、部品ケース33の第1排出口34及び第2排出口35の上方に、第1排出口34及び第2排出口35から排出される冷却風を噴き出す複数の噴出口303、304をその上面に有する風路ユニット300を備えた。このため、第1排出口34から排出される冷却風を、複数の噴出口303から噴き出すことができ、赤外線センサユニット200により均一に冷却風を吹き付けることができる。
また、風路ユニット300の上面においては、常温の冷却風を噴き出す第1排気口34の上方に位置する部分(低部位302)を、比較的高温の冷却風を噴き出す第2排気口35の上方に位置する部分(高部位301)よりも高さが低くなるように構成した。そして、低部位302の上方に赤外線センサユニット200を配置した。このため、高部位301の噴出口303から噴き出される比較的高温の冷却風は、赤外線センサユニット200の設置位置よりも上方から噴き出されることとなり、比較的高温の冷却風が赤外線センサユニット200に吹き付けられるのを抑制することができる。したがって、赤外線センサユニット200は、低部位302からの冷却風により効率的に冷却されることとなる。また、赤外線センサユニット200には常温の冷却風が吹き付けられるので、冷却風による急激な温度変化を抑制でき、赤外線センサ231の検出精度が低下するのを抑制できる。
また、風路ユニット300の上面においては、比較的高温の冷却風を噴き出す高部位301の噴出口303には、噴き出す冷却風の風向を所定の方向(後部排気室10の方向)に向ける風向板305を設け、低部位302の噴出口304には風向板を設けていない。このため、風路ユニット300の噴出口304から噴き出される常温の冷却風は、その上方に位置する赤外線センサユニット200にそのほぼすべてが吹き付けられることとなり、赤外線センサユニット200を効率的に冷却することができる。
また、本実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器においては、赤外線センサユニット200の上ケース220及び下ケース240に、それぞれ上部貫通口224と下部貫通口243を設けた。このため、風路ユニット300の噴出口304から噴き出された冷却風を、下部貫通口243からケース内に取り込んで上部貫通口224から排出する流れの中で、基板232を冷却することができる。
また、赤外線センサ装置230の基板232の横幅が、下ケース240の横幅よりも小さくなるよう構成して基板232とケースとの間に隙間を設けた。このため、ケース内に取り込んだ冷却風は、基板232の周囲の隙間を通風口として通過でき、基板232を効果的に冷却することができる。
また、上部貫通口224と下部貫通口243を対角に位置するように設けたので、下部貫通口243から流入した冷却風は、流入時の流れによって上昇しつつ対角に位置する上部貫通口224へと移動する。このため、下部貫通口243から上部貫通口224へ冷却風が移動する過程において、基板232に沿って冷却風が流れることになるので、基板232をより効率的に冷却することができる。
また、上部貫通口224は下部貫通口243よりも大きな面積となるよう構成したので、ケース内に流入した冷却風を滞留させることなく効率的に通過させることができる。
1 電磁誘導加熱調理器、2 本体ケース、3L 左加熱源、3LM 案内マーク、3R 右加熱源、3RM 案内マーク、5 輻射式中央電気加熱源(加熱源)、5M 案内マーク、6L 左側冷却室、6R 右側冷却室、7 グリル加熱室、8 上部部品室、9 ドア、9A 中央開口部、9B 取っ手、10 後部排気室、11 排気ダクト、12 前面操作部、13 主電源スイッチ、14L 左操作ダイアル、14R 右操作ダイアル、15L 液晶表示画面、15R 液晶表示画面、16 統合液晶表示部、20 上枠、20C 中央通風口、20L 左通風口、20R 右通風口、21 天板、22L 上下仕切板、22R 上下仕切板、23 切欠部、24 水平仕切板、25 後部仕切板、26 排気穴、27 カバー、30 送風機、31 翼部、32 ファンケース、32A 送風室、32B 吸込口、32C 排気口、32D、32E プラスチック製ケース、33 部品ケース、34 第1排気口、35 第2排気口、36 導入口、41 回路基板、42 前部部品ケース、43 電気部品、100 加熱コイルユニット、110 加熱コイル、110a 内加熱コイル、110b 外加熱コイル、120 加熱コイル保持部材、121 脚部、200 赤外線センサユニット、210 板金、211 センサ穴、212、213 ネジ穴、220 上ケース、221 センサ穴、222、223 ネジ穴、224 上部貫通口、225 係合突起、230 赤外線センサ装置、231 赤外線センサ、232 基板、240 下ケース、241、242 ネジ穴、243 下部貫通口、244 係合部、250 ケース、300 風路ユニット、301 高部位、302 低部位、303 噴出口、304 噴出口、305 風向板、306 通風口、307 仕切壁、308 仕切壁、308A 連通口、309 脚部保持部、311 通風空間、312 通風空間、313 通風空間、A 本体部、B 天板部。

Claims (8)

  1. 上部が開口した箱状の本体ケースと、
    前記本体ケースの上面開口を覆う天板と、
    前記本体ケース内で前記天板の下方に配置され、加熱コイル、及び前記加熱コイルを保持する加熱コイル保持部材を有する加熱コイルユニットと、
    前記天板上に載置された被加熱物から放射される赤外線を検出する赤外線センサユニットと、
    内部に送風手段を備え冷却風を噴き出すファンケースと、
    前記加熱コイルに高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板を収容するとともに、前記ファンケースから噴き出された冷却風を取り込む導入口、前記回路基板の上流側に設けられて前記冷却風を排出する第1排出口、及び前記回路基板の下流側に設けられて前記冷却風を排出する第2排出口を備えた部品ケースと、を備え、
    前記赤外線センサユニットを、前記加熱コイルユニットの下方であって前記第1排出口の上方に配置した
    ことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
  2. 前記加熱コイルユニット及び赤外線センサユニットの下方であって前記部品ケースの第1排出口及び第2排出口の上方に配置され、前記第1排出口及び第2排出口から排出される冷却風を噴き出す複数の噴出口をその上面に有する風路ユニットを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱調理器。
  3. 前記風路ユニットの上面に段差を設け、前記風路ユニット上面の前記第1排出口の上方に位置する部位が前記第2排出口の上方に位置する部位よりも低くなるよう構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の電磁誘導加熱調理器。
  4. 前記第2排出口の上方に位置する前記噴出口のうち少なくとも一部に、噴出する冷却風を所定の方向へ案内する風向板を設け、
    前記第1排出口の上方に位置する前記噴出口には前記風向板を設けない
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の電磁誘導加熱調理器。
  5. 前記赤外線センサユニットは、
    赤外線を検出する赤外線センサと、
    前記赤外線センサを実装するセンサ基板と、
    前記基板を収納するセンサケースとを備え、
    前記センサケースの上面に上部貫通口を設けるとともに前記センサケースの下面に下部貫通口を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載の電磁誘導加熱調理器。
  6. 前記下部貫通口から流入する空気が前記上部貫通口へ抜ける通風路を設けた
    ことを特徴とする請求項5記載の電磁誘導加熱調理器。
  7. 前記下部貫通口と前記上部貫通口は、互いに対角に位置するように設けた
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の電磁誘導加熱調理器。
  8. 前記上部貫通口の面積は、前記下部貫通口の面積よりも大きくなるよう形成した
    ことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか記載の電磁誘導加熱調理器。
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