JP3741677B2 - 壁掛け型電子レンジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は壁掛け型電子レンジに関し、より詳しくは下部のガスオーブンから上昇するガス及び煙の排出を案内するためのエアカーテン機能を有する壁掛け型電子レンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、壁掛け型電子レンジはガスオーブンの上部の壁面に設置されるもので、通常の電子レンジが有する調理機能を果たすとともに、その下部のガスオーブンから上昇するガス及び煙などを外部へ排気する機能を果たすようにしたものである。
【0003】
図1は従来の壁掛け型電子レンジを示すものである。電子レンジの本体内には、飲食物調理のための調理室と、各種電装部品が設けられる電装室とが相互区画されて設けられる。そして、調理室及び電装室の周囲には、本体1の下部のガスオーブン2から発生するガス及び煙を排気させるための排気流路3が設けられ、本体1の後方上部には、排気流路3を介して本体1の下部から吸入されたガス及び煙を外部へ排気させる排気ファン4が設けられる。
【0004】
このような電子レンジによる排気動作は、内装排気ファン4が動作するにつれて、ガスオーブン2から発生したガス及び煙が本体1の下部に設けられた排気流路3の吸入口3aを通じて吸入され、吸入された空気が排気流路3を通じて外部へ排出されることからなる。
【0005】
ところが、このような壁掛け型電子レンジは、通常、その前後方向の幅“W1”がガスオーブン2の前後方向の幅“W2”より小さいため、排気ファン4により厨房空間の排気を行っても、ガスオーブン2から上昇するガス及び煙を十分に排出することができないとの問題点があった。
【0006】
すなわち、排気流路3の吸入口3aがたいていガスオーブン2の前方加熱部2aより後方の上部に位置するため、ガスオーブン2の後方加熱部2bから発生するガス及び煙は排気流路3の吸入口3aに円滑に吸入できるが、ガスオーブン2の前方加熱部2aから発生するガス及び煙の一部は吸入口3aに吸入されなくてそのまま上昇して厨房を汚染するとの問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的は、本体から噴出するエアカーテンにより、ガスオーブンから上昇するガス及び煙を本体の下部吸入口側に案内して、ガス及び煙の排出を円滑にした壁掛け型電子レンジを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明は、ガスオーブンの上部の壁に装着される壁掛け型電子レンジにおいて、区画板と、前記区画板により相互区画された調理室と電装室を有し、前記壁に装着される本体と、前記ガスオーブンから発生したガス及び煙を排気させるため、前記本体内に設けられる排気流路と、前記排気流路に流入された前記ガス及び煙を外部へ排気させる排気ファンと、前記ガスオーブンから発生したガス及び煙を前記排気流路側に案内するエアカーテンを形成するため、前記本体の前方下部に設けられた空気吐出口と、空気を前記空気吐出口側に送風するため、前記本体内に設けられる送風ファンとを含む壁掛け型電子レンジを提供する。
【0009】
前記電装室の内部を冷却させながら前記空気を前記空気吐出口側に案内するため、前記送風ファンは前記電装室内に設けることができる。
【0010】
前記空気吐出口は前記本体の前方下部で横方向に延長され、前記本体は前記電装室から案内された空気を前記空気吐出口側に案内するため、流路を形成する空気案内ダクトを有する底板をさらに含むことができる。
【0011】
前記本体は、前記本体の前面上部に設けられ、前記送風ファンの駆動により前記空気が前記電装室内に流入されるようにする吸入口をさらに含むことができる。
【0012】
前記電装室は、前記吸入口を通じて流入される空気を循環させ前記空気吐出口側に案内するため、前記吸入口に近い前記電装室の前方空間を上部空間と下部空間に区画する空気案内板を含み、前記送風ファンは前記空気案内板の上部空間内に設けることができる。
【0013】
前記調理室と前記電装室の境界をなす前記区画板は、前記電装室内で循環する空気の一部が前記調理室内に流入できるように少なくとも一つの通孔を含むことができる。
【0014】
前記空気吐出口は前記本体の前方下部で横方向に延長され、前記本体は、前記電装室から案内された空気を前記空気吐出口側に案内するため、流路を形成する空気案内ダクトを有する底板をさらに含むことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図2ないし図5は本発明による壁掛け型電子レンジを示す。図2に示すように、壁掛け型電子レンジの本体10はガスオーブン100の上部の厨房壁面に固定される。この本体10の内部には、図3及び図4に示すように、飲食物の調理のための調理室11と、各種電気部品が内装される電装室12とが相互区画されるように形成される。また、調理室11及び電装室12から区画される本体10の下部空間と両側方と上側方には、本体10の下部のガスオーブン100から発生するガス及び煙を排気させるための排気流路が設けられ、本体10の上側後方には、排気流路に沿って案内されるガス及び煙を外部へ排出させるための排気ファン13が設けられる。
【0016】
図3及び図4に示すように、調理室11の内部には、調理物が載置される回転可能なターンテーブル14が設けられ、調理室11の底部にはターンテーブル14を回転させる駆動手段として、通常のモータ15が設けられる。そして、調理室11の前面には、調理室11内に調理物が収納できるよう、開閉可能なドア16が取り付けられる。
【0017】
電装室12内には、調理室11の内部に高周波を供給するためのマグネトロン17と、マグネトロン17に高電圧を印加するための高圧トランス18及び高圧コンデンサー19とが内装される。また、電装室12の前面には電子レンジの各種機能を操作するための多数の操作ボタンが設けられた操作パネル20が設けられる。ここで、マグネトロン17は電装室12の上部に配設され、高圧トランス18は電装室12の底面に取り付けられ、高圧コンデンサー19は電装室12の後方に取り付けられる。また、マグネトロン17の位置に対応する電装室12の上部と調理室11の上部には、マグネトロン17から発生する高周波が調理室11の内部に案内されるように、通常の導波管21が設けられる。
【0018】
本体10の下部から生じるガス、煙などを排気させるための排気流路は、図3ないし図5に示すように、本体10の下部の底板22に形成された排気用吸入口22a、調理室11及び電装室12の下面と底板22の上面との離隔空間に設けられる下部流路23、調理室11の側方及び電装室12の後方に上下方向に設けられた二つの上昇流路24、25と、前記二つの上昇流路24、25に沿って案内されたガス及び煙を排気ファン13側に案内するように、本体10の上部に設けられた上部流路26とからなる。これは、排気ファン13が駆動するとき、底板22の吸入口22aを通じて吸入されたガス及び煙が下部流路23、上昇流路24、25、及び上部流路26を順次経て排出されるようにしたものである。
【0019】
また、本発明による電子レンジは、本体10の前方下部から吐き出される空気により形成されるエアカーテン“A”により、下部のガスオーブン100から上昇するガス及び煙が本体10の下部の排気用吸入口22a側に案内する機能を果たす。この機能のためのものとして、本体10の前方下部には、エアカーテン“A”を形成する空気の吐出のための空気吐出口30が形成され、電装室12の内部には、室内空気を吸入して空気吐出口30側に強制送風するための送風ファン31が設けられる。
【0020】
また、電装室12の前面上部(操作パネルの上部)には、電装室12の内部に設けられた送風ファン31が駆動するとき、室内の空気を電装室12の内部に吸入するための吸入口32が形成され、電装室12の底板33の前方には、電装室12の内部に流入された空気を本体10の下部の空気吐出口30側に吐き出すため、電装室12の内部と空気吐出口30が連通するようにする貫通孔34が形成されている。
【0021】
また、電装室12の内部には、吸入口32を通じて吸入された空気が電装室12の内部を循環しながら電装室12を冷却させた後、下部の貫通孔34を通じて空気吐出口30側に吐き出されるよう、電装室12の前方空間を上部と下部に区画して空気の流れを案内する空気案内板35が設けられる。そして、送風ファン31は空気案内板35の上部空間に設けられるが、吸入された空気を電装室12の内側に送風するため、送風方向が電装室12の内側後方に向かうように配設される。本実施形態において、電装室12の内部の送風ファン31は電装室12の内部の冷却機能と、エアカーテン“A”の形成のための空気の送風機能とを兼ねるようになっているが、電装室12の内部に、エアカーテン“A”の形成のための送風ファンと電装室の冷却だけのための送風ファンとを別に設けて別途の機能を果たすようにすることもできる。
【0022】
本体10の前方下部に設けられる空気吐出口30は、本体10の幅にほぼ対応する幅を有するように、本体10の底板22の前端に横方向に長く形成される。また、空気吐出口30には、吐き出される空気を本体10の前方下部の方向に案内するため、空気吐出口30から空気の吐出方向に(底板の外側方向に)所定長さだけ延長された吐出案内部37が設けられる。
【0023】
また、空気吐出口30が形成された側の本体10の底板22には、電装室12の下部の貫通孔34を通じて吐き出される空気を調理室11の下部に位置する空気吐出口30側に案内する流路を形成する空気案内ダクト38が設けられる。空気案内ダクト38は調理室12の下部に位置する空気吐出口30の上部を覆う長さを有し、電装室12の下部の貫通孔34に近い端部に開放部38aを有する。また、電装室12の下部側に位置する底板22の上面には、電装室12から吐出口30側に吐き出される空気を、本体10の下部の吸入口22aを通じて排気流路23に流れるガスから隔離するための分離板39が設けられる(図5参照)。図6に示すように、底板22には二つの吸入口22aが提供できる。
【0024】
図3及び図4に示すように、本発明による壁掛け型電子レンジの電装室11と調理室12とを区画する区画板40には、送風ファン31の駆動により、電装室12の内部の循環する空気の一部が調理室11の内部に流入して調理室11を換気させるため、複数の通孔41が形成され、区画板40の対向側に位置する調理室11の上部には、調理室11の内部空気の排出のための通孔42と前面排出口43が設けられる。ここで、送風ファン31の駆動により電装室12を循環する空気は、調理室11の換気のための一部空気を除いた残りの空気が電装室12を経て空気吐出口30側に吐き出されるようにすることが好ましい。
【0025】
つぎに、このように構成された本発明による壁掛け型電子レンジの動作を図2ない図5に基づいて説明する。
【0026】
調理を行うに際して、図4に示すように、電装室12内に設けられたマグネトロン17から発生される高周波が導波管21を通じて調理室11の内部に発生されることにより、調理室11に収納された調理物の調理がなされる。図4に示すように、調理室11の換気動作は、電装室12内に設けられた送風ファン31の駆動により、電装室12の内部に流入された空気の一部が区画板40の通孔41を通じて調理室11に流入することからなる。すなわち、電装室12を循環する空気の一部は区画板40の通孔41を通じて調理室11の内部に流入され、水蒸気を含む調理室11の内部空気は調理室11の上部の通孔42と前面排気口43を通じて排出されることにより、調理室11の換気が成される。この際、電装室12の内部に流入される空気により電装室12に内装された電気部品が冷却される。
【0027】
このような調理動作と同時に、本体10の下部のガスオーブン100から発生したガス及び煙の排気動作を行うに際して、使用者が操作パネル20に設けられた排気機能ボタン(図示せず)を操作すると、本体10の後方上部に設けられた排気ファン13が動作し、排気ファン13の動作により、本体10の下部のガス及び煙が排気流路を通じて外部へ排出される。すなわち、排気ファン13が動作すると、ガスオーブン100から発生するガス及び煙は本体10の下部の排気用吸入口22aを通じて下部流路23に流入され、下部流路23に流入された空気は調理室11の側方と電装室12の後方にそれぞれ設けられた二つの上昇流路24、25に沿って上昇し、続いて本体10の上部に設けられた上部流路26に沿って排気ファン13側に流れ外部へ排出される。
【0028】
また、図2及び図5に示すように、このような排気動作が行われる間、電装室12の内部の送風ファン31を同時に駆動することにより、本体10の前方下部にエアカーテン“A”が形成される。すなわち、送風ファン31を駆動すると、電装室12の上部の吸入口32を通じて吸入された空気が電装室12の内部に流入して電装室12を冷却させた後、本体10の前方下部に設けられた空気吐出口30側に吐き出されることにより、エアカーテン“A”を形成する。この際、電装室12の内部の空気案内板35は、吸入口32を通じて電装室12に流入された空気が電装室12を循環することで電装室12の冷却機能を果たし、本体の底板22の空気案内ダクト38は吐き出される空気が横方向に長く形成された空気吐出口30の全域にわたって均等に分散されて吐き出されるようにする機能を果たす。
【0029】
本体10の前方下部に吐き出されるエアカーテン“A”は、図2に示すように、所定の傾きで本体10の前方下部に噴出されて、空気の境界幕を形成する。そして、このようなエアカーテン“A”は、ガスオーブン100から上昇するガス及び煙の上昇を遮断するとともに、ガス及び煙を本体10の下部の吸入口22a側に誘導して外部へ排出することにより、ガス及び煙による室内空間の汚染を防止する機能を果たす。特に、エアカーテン“A”はガスオーブン100の前方加熱部110から生じるガス及び煙を本体10の下部の排気用吸入口22a側に誘導して外部へ排出する。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による壁掛け型電子レンジは、本体の前方下部に噴出されるエアカーテンにより、ガスオーブンから上昇するガス及び煙を本体の下部の吸入口側に誘導して外部へ排出することができるので、ガス及び煙による室内空間の汚染を防止することができる効果がある。
【0031】
また、本発明は、電装室の内部に設けられる送風ファンをもって電装室の冷却機能とエアカーテン機能を同時に果たし得る構造であるので、製造費の面で有利な効果がある。
【0032】
以上本発明を壁掛け型電子レンジを参照して説明したが、本発明はほかの調理装置から発生するガス及び煙を排出させるのに適したほかの調理装置にも適用することができる。すなわち、本発明は、例えばほかの調理装置から発生するガス及び煙を排出する、トースター機、対流式オーブン、及び電子レンジ/対流式オーブンなどの複合調理装置にも適用することができる。
【0033】
また、本発明の空気吐出口は、操作パネルの制御選択により、少なくとも一つの直線形、アーチ形、半円形、及び円形の縁部形状を有するエアカーテンを噴出するように設計できる。そのうえ、本発明の空気吐出口は調理装置の特定燃焼部側にエアカーテンが噴出されるように設計することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガスオーブンの上方に装着された従来の壁掛け型電子レンジの使用状態を示す側断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態による壁掛け型電子レンジの使用状態を示す側断面図である。
【図3】 図2に示す壁掛け型電子レンジの構造を示す斜視図である。
【図4】 図3に示す壁掛け型電子レンジの構造を示す正断面図である。
【図5】 図2ないし図4に示す壁掛け型電子レンジの電装室の構造を示す拡大断面図である。
【図6】 図2ないし図5に示す壁掛け型電子レンジの本体底板の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 本体
11 調理室
12 電装室
13 排気ファン
17 マグネトロン
18 高圧トランス
20 操作パネル
21 導波管
22 本体の底板
22a 排気用吸入口
23、24、25、26 排気流路
30 空気吐出口
31 送風ファン
34 貫通孔
35 空気案内板
37 吐出案内部
38 空気案内ダクト
39 分離板
41 通孔
A エアカーテン

Claims (21)

  1. ガスオーブンの上部の壁に装着される壁掛け型電子レンジにおいて、
    区画板と、
    前記区画板により相互区画された調理室と電装室を有し、前記壁に装着される本体と、
    前記ガスオーブンから発生したガス及び煙を排気させるため、前記本体内に設けられる排気流路と、
    前記排気流路に流入された前記ガス及び煙を外部へ排気させる排気ファンと、
    前記ガスオーブンから発生したガス及び煙を前記排気流路側に案内するエアカーテンを形成するため、前記本体の前方下部に設けられた空気吐出口と、
    空気を前記空気吐出口側に送風するため、前記本体内に設けられる送風ファンとを含み、
    前記電装室の内部を冷却させながら前記空気を前記空気吐出口側に案内するため、前記送風ファンは前記電装室内に設けられることを特徴とする壁掛け型電子レンジ。
  2. 前記空気吐出口は前記本体の前方下部で横方向に延長され、
    前記本体は前記電装室から案内された空気を前記空気吐出口側に案内するため、流路を形成する空気案内ダクトを有する底板をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の壁掛け型電子レンジ。
  3. 前記本体は、前記本体の前面上部に設けられ、
    前記送風ファンの駆動により前記空気が前記電装室内に流入されるようにする吸入口をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の壁掛け型電子レンジ。
  4. 前記電装室は、前記吸入口を通じて流入される空気を循環させ前記空気吐出口側に案内するため、前記吸入口に近い前記電装室の前方空間を上部空間と下部空間に区画する空気案内板を含み、
    前記送風ファンは前記空気案内板の上部空間内に設けられることを特徴とする請求項3記載の壁掛け型電子レンジ。
  5. 前記調理室と前記電装室の境界をなす前記区画板は、前記電装室内で循環する空気の一部が前記調理室内に流入できるように少なくとも一つの通孔を含むことを特徴とする請求項1記載の壁掛け型電子レンジ。
  6. 前記空気吐出口は前記本体の前方下部で横方向に延長され、
    前記本体は、前記電装室から案内された空気を前記空気吐出口側に案内するため、流路を形成する空気案内ダクトを有する底板をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の壁掛け型電子レンジ。
  7. 前記空気吐出口は、前記空気吐出口から吐き出される空気を前方下部に案内するため、所定長さで前方下部に延長される吐出案内部を含むことを特徴とする請求項1記載の壁掛け型電子レンジ。
  8. 壁掛け型電子レンジにおいて、
    下部に存在するガス及び煙を排気させるため、排気流路を有する本体と、
    前記ガス及び煙を前記排気流路側に案内するためのエアカーテンを形成するため、前記本体の前方下部に設けられる空気吐出口と、
    空気を吸入して前記空気吐出口側に送風する送風ファンとを含み、
    前記本体は、前記空気吐出口に連通する通孔を有する調理室と電装室をさらに含み、
    前記送風ファンは前記電装室内に配設され、前記空気を前記通孔を通じて空気吐出口側に送風しながら前記電装室を同時に冷却することを特徴とする壁掛け型電子レンジ。
  9. 前記エアカーテンは前記空気吐出口から噴出される空気により形成されることを特徴とする請求項8記載の壁掛け型電子レンジ。
  10. 前記壁掛け型電子レンジは、
    飲食物に高周波を発生させるマグネトロンと、
    前記マグネトロンに電圧を印加する高電圧トランスと、
    飲食物が載置されるターンテーブルを有する調理室と、
    前記ターンテーブルを回転させる駆動モータと、
    前記マグネトロンから発生された高周波を前記調理室側に案内する導波管とを含むことを特徴とする請求項8記載の壁掛け型電子レンジ。
  11. 前記排気流路は、
    ガス及び煙が通過できるように、前記本体の底板に形成される吸入口と、
    前記底板と前記吸入口の上部空間を形成する下部流路と、
    前記本体の対応側に設けられ、前記下部流路に連通する上昇流路と、
    前記上昇流路に連通し、前記ガス及び煙を排気させるため、外部に連通する上部流路を含むことを特徴とする請求項8記載の壁掛け型電子レンジ。
  12. 前記空気吐出口は、
    空気を噴出して前記エアカーテンを形成する吐出案内部と、
    前記通孔を通じて流入された空気を前記吐出案内部側に案内する空気案内ダクトと、
    前記電装室から流入された空気を、前記排気流路側に流れるガス及び煙から分離するため、前記通孔に対応して配設される分離板とを含むことを特徴とする請求項8記載の壁掛け型電子レンジ。
  13. 前記電装室は前記空気吐出口に案内された空気の一部で前記調理室を換気させるため、前記調理室に連通する通孔を含むことを特徴とする請求項12記載の壁掛け型電子レンジ。
  14. 前記エアカーテンは前記本体から斜めに噴出されることを特徴とする請求項8記載の壁掛け型電子レンジ。
  15. 飲食物を内部に収納する調理室、及び下部に存在するガス及び煙を排気させるための排気流路を有する本体と、
    前記飲食物を調理する加熱部と、
    前記本体の排気流路側にガス及び煙を案内するエアカーテンを形成する空気吐出口と、
    前記空気吐出口側に空気を噴出する送風ファンとを含み、
    前記調理装置は調理動作を制御する操作パネルを含むが、前記空気吐出口は前記操作パネルの制御信号に応じて選択的にエアカーテンを形成し、
    前記空気吐出口は前記操作パネルの制御選択に応じて、少なくとも一つの直線形、アーチ形、半円形及び円形の少なくとも一つの縁部形状を有するエアカーテンを形成することを特徴とする調理装置。
  16. 前記送風ファンは前記加熱部を冷却させると同時に前記空気吐出口側に空気を噴出することを特徴とする請求項15記載の調理装置。
  17. 前記エアカーテンは前記空気吐出口から噴出する空気により形成される気流であることを特徴とする請求項15記載の調理装置。
  18. 前記調理室は壁掛け型電子レンジであることを特徴とする請求項15記載の調理装置。
  19. 前記空気吐出口は前記操作パネルの制御選択に応じて選択的に前記エアカーテンを所望領域に案内することを特徴とする請求項15記載の調理装置。
  20. 前記空気吐出口は前記エアカーテンの位置を変更し得るように前記本体に移動可能に設けられることを特徴とする請求項15記載の調理装置。
  21. 前記エアカーテンは前記調理装置の本体から斜めに噴出されることを特徴とする請求項15記載の調理装置。
JP2002258152A 2002-05-23 2002-09-03 壁掛け型電子レンジ Expired - Fee Related JP3741677B2 (ja)

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