JP2010287016A - 自律走行ロボットの制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータかごに、自律走行ロボットと一般の利用者とが同時に乗車できる安全性に優れた自律走行ロボットの制御システムを提供する。
【解決手段】エレベータ100に設置され、自律走行ロボット1のかご101内での移動を検出するロボット移動検出手段122と、エレベータ100に設置され、ロボット移動検出手段122からの移動検知信号を受けて自律走行ロボット1に対して異常信号を送信するロボット異常信号送信手段123と、自律走行ロボット1に設けられ、異常信号を受信して該自律走行ロボット1の移動を停止させるロボット異常停止手段73とを備える。エレベータ100のかご101内で自律走行ロボット1が移動すると、その移動がロボット移動検出手段122で検出されて、ロボット異常信号送信手段123から自律走行ロボット1に対して異常信号が送信され、自律走行ロボット1はロボット異常停止手段73により移動を停止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば高層ビルや工場等の複数階を有する建物に据え付けられたエレベータを利用して、所望の階に移動する自律走行ロボットの制御システムに関する。
従来、エレベータを利用する自律走行ロボットとして、例えば自走式清掃ロボットが知られている。この自走式清掃ロボットは、例えば特許文献1のように一般の利用者が使用するエレベータを利用し、かごの呼び寄せ等を行って、建物の所望の階床にエレベータに乗降して移動するようになっている。
このように、一般の利用者が使用するエレベータを利用する場合、従来は、安全性の観点から、例えば特許文献2に示されるように、自走式清掃ロボットと利用者との両方が同一のかごに同時に乗車することがないようにエレベータの運転を制御している。
特開2000−339030号公報 特開2009−051617号公報
ところで、自走式清掃ロボットによる作業は、通常、一般の利用者がビル内に存在しない夜間に行われることが多い。このような夜間の作業の場合、自走式清掃ロボットは、エレベータを継続して使用することができるので、所定の作業をほぼ予定通りに実行することができる。
しかし、近年、清掃に限らず、自律走行ロボットによる作業内容によっては、一般の利用者がビル内に存在する昼間等の時間帯に作業を行うことが望まれることがある。この場合、従来のエレベータの運転制御システムでは、自律走行ロボットは、利用者が乗ったエレベータには乗車できないため、利用者がエレベータを使っていない時間を待って利用することになる。このため、所望の階床への移動がスムーズに行われず、作業効率が低下することになる。
これを解決するには、ロボット専用のエレベータを設置することが考えられるが、既存のビル等では、新たにロボット専用のエレベータを設置するのは、コスト等の面から極めて難しい。
このようなことから、近年では、既存のエレベータを使用し、自律走行ロボットと利用者との両方がかごに同時に乗車できる安全性に優れた自律走行ロボットの制御システムの開発が望まれている。
本発明は、上記要望に応えるべくなされたもので、エレベータのかごに、自律走行ロボットと一般の利用者とが同時に乗車できる安全性に優れた自律走行ロボットの制御システムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する請求項1に記載の発明による自律走行ロボットの制御システムは、駆動輪を回転駆動する駆動用モータと、予め設定された経路に従って移動するように上記駆動用モータの駆動を制御するモータ制御手段とを備えた自律走行ロボットの制御システムであって、エレベータに設置され、上記自律走行ロボットのかご内での移動を検出するロボット移動検出手段と、上記エレベータに設置され、上記ロボット移動検出手段からの移動検知信号を受けて上記自律走行ロボットに対して異常信号を送信するロボット異常信号送信手段と、上記自律走行ロボットに設けられ、上記異常信号を受信して該自律走行ロボットの移動を停止させるロボット異常停止手段とを備えることを特徴とする。
これによると、エレベータのかご内で自律走行ロボットが移動すると、その移動がロボット移動検出手段で検出されて、ロボット異常信号送信手段から自律走行ロボットに対して異常信号が送信される。そして、自律走行ロボットは、上記異常信号を受信してロボット異常停止手段により移動を停止する。これにより、エレベータのかご内での自律走行ロボットの暴走等の移動が確実に防止されるので、一般の利用者が同時にかごに乗車しても、利用者の安全性を確保することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の自律走行ロボットの制御システムにおいて、上記ロボット移動検出手段は、上記エレベータの開閉扉が閉状態で、上記自律走行ロボットの移動を検出することを特徴とする。
これによると、ロボット移動検出手段は、開閉扉の開状態では自律走行ロボットの移動を検出しないので、自律走行ロボットはかごへの乗降の際に、ロボット異常停止手段により乗降移動が異常停止されるのを確実に防止すことができる。従って、自律走行ロボットのかごへの乗降を、安全かつスムーズに行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2の自律走行ロボットの制御システムにおいて、上記エレベータは、上記自律走行ロボットが上記かごに乗車して、該かご内のロボット停止定位置に停止した後に、上記開閉扉を閉じることを特徴とする。
これによると、ロボット移動検出手段は、自律走行ロボットがかご内の所定のロボット停止定位置に停止し、かつ、開閉扉が閉じてから自律走行ロボットの移動を検出するので、自律走行ロボットのかごへの乗降を、より安全かつスムーズに行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項の自律走行ロボットの制御システムにおいて、上記エレベータ内には、さらに上記かごへの上記自律走行ロボットの乗車を検出するロボット検出手段が設けられ、上記ロボット移動検出手段は、上記ロボット検出手段が上記自律走行ロボットの上記かごへの乗車を検出し、かつ、上記開閉扉が閉状態で、上記自律走行ロボットの移動を検出することを特徴とする。
これによると、ロボット移動検出手段は、ロボット検出手段により自律走行ロボットのエレベータへの乗車が検出され、かつ、開閉扉が閉状態になってから、自律走行ロボットの移動を検出するので、自律走行ロボットのかごへの乗降を、安全かつスムーズに行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項の自律走行ロボットの制御システムにおいて、上記ロボット異常停止手段は、上記異常信号を受信して、上記駆動用モータの駆動電流回路を遮断する遮断回路を備えることを特徴とする。
これによると、異常信号を受信すると、駆動輪を回転駆動する駆動用モータの駆動電流回路が遮断されるので、自律走行ロボットの移動を確実に停止させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項の自律走行ロボットの制御システムにおいて、上記ロボット異常停止手段は、上記異常信号を受信して、上記駆動輪の回転を制動するブレーキ機構を備えることを特徴とする。
これによると、異常信号を受信すると、ブレーキ機構が作動して駆動輪の回転が制動されるので、自律走行ロボットの移動を確実に停止させることが可能となる。
本発明によれば、エレベータのかご内で自律走行ロボットが移動すると、自律走行ロボットは異常停止するので、一般の利用者が同時にかごに乗車しても、利用者の安全性を確保することが可能となる。これにより、エレベータのかごに、自律走行ロボットと一般の利用者とが同時に乗車できる安全性に優れた自律走行ロボットの制御システムが提供される。
本発明の第1実施の形態に係る制御システムを構成する自走式清掃ロボットの構成を示す概略側面図である。 図1の自走式清掃ロボットの概略底面図である。 図1の自走式清掃ロボットの要部の回路構成を示すブロック図である。 図1の自走式清掃ロボットと共に本発明の第1実施の形態に係る制御システムを構成するエレベータの概略構成を示す図である。 図4のエレベータの運転制御システムの回路構成を示すブロック図である。 図1の自走式清掃ロボットのエレベータへの乗降動作のメインルーチンを示すフローチャートである。 図4のエレベータの運転動作のメインルーチンを示すフローチャートである。 図4のエレベータによる自走式清掃ロボットの異常検出処理を示すフローチャートである。 図1の自走式清掃ロボットによる異常停止処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施の形態の要部を説明する自走式清掃ロボットのブレーキ機構の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。なお、以下の説明では、自律走行ロボットとして、自走式清掃ロボットを例にとって説明するが、本発明は、自走式清掃ロボットに限らず、エレベータを利用して建物の所望の階床に移動する種々の自律走行ロボットに適用することができるものである。
(第1実施の形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施の形態に係る制御システムを構成する自走式清掃ロボットの構成を示す概略側面図および概略底面図である。この自走式清掃ロボット1は、清掃範囲の障害物等を検知し避けながら被清掃面となる床面上を走行する走行装置10と、床面の清掃を行う清掃装置20とを具備している。
走行装置10は、自走式清掃ロボット1の下部に設けられ、前後方向中央位置の左右に設けられた走行用の駆動輪11R、11Lと、前後にそれぞれ設けられて自走式清掃ロボット1の走行に応じて揺動自在な前キャスタ12と後キャスタ13とを具備している。左右の駆動輪11R、11Lは、それぞれ減速機(図示せず)を介して対応する駆動用モータ14R、14Lに連結されている。この自走式清掃ロボット1の走行操舵は、左右の駆動輪11R、11Lの回転数差により行われ、方向転換は左右の駆動輪11R、11Lを互いに逆回転させて行われる。
また、前キャスタ12の前部位置には、前方方向および左右方向の障害物の検知を行う障害物センサ15a、15bが設けられ、後キャスタ13の後部位置には側方の障害物を検知する障害物センサ16が設けられている。更に、自走式清掃ロボット1の上部には、後述するエレベータの運転制御システムとの通信用の赤外線通信ポート17が設けられている。
清掃装置20は、図示しない洗浄液用タンクに貯留された洗浄液を自走式清掃ロボット1の下部から床面に散布するノズル23、ノズル23の後方においてブラシ用モータ24によって回転駆動されて床面を磨く3個の回転ブラシ25と、床面上の塵埃等を含む洗浄液を作業空気と共に吸引するスクイジ部26、が前方から後方に順に配置されている。
スクイジ部26は、自走式清掃ロボット1の後部下方位置に略半円弧状に湾曲したスクイジ本体27の下端に床面に接するゴム製のワイパ部28が設けられ、ワイパ部28の中央部前方に吸込口が開口する吸引通路29を有している。この吸引通路29は、図示しないが内部に配置されている集塵室に連通し、更に、集塵室からフィルタを介してブロア装置に連通している。
図3は、図1の自走式清掃ロボット1の要部の回路構成を示すブロック図である。自走式清掃ロボット1は、全体の動作を制御するCPU50を備える。CPU50には、自走式清掃ロボット1の清掃用データを格納するデータメモリ51、メインコントローラ52が接続されている。メインコントローラ52には、入力用の操作パネル53、自律走行用のジャイロスコープ54、衝突検出用のバンパーセンサ55、位置検出用の磁気センサ56および磁気マークリーダ57、障害物センサ15a、15b,16を構成する光学センサ58、後述するエレベータの運転制御システムとの通信用の赤外線通信ポート17が接続されている。
ここで、位置検出用の磁気センサ56は、エレベータへの乗降の際に、エレベータホールのホール扉に対して自走式清掃ロボット1を位置決めするために、エレベータホールに付設される磁気テープを検出する。また、位置検出用の磁気マークリーダ57は、エレベータホールにおいて、エレベータのかごへの乗車の際に赤外線通信ポート17を介して後述するエレベータの運転制御システムのホール送受信手段と通信する位置に付設される位置決め用磁気マークを検出する。
走行用の駆動輪11R及び11Lを回転駆動する駆動用モータ14R、14Lは、対応するドライバ61R、61Lを介してバッテリ62に接続されている。同様に、回転ブラシ25を回転駆動するブラシ用モータ24は、ドライバ63を介してバッテリ62に接続されており、ブロア装置を構成するブロアファンを回転駆動するブロア用モータ64も、ドライバ65を介してバッテリ62に接続されている。これらのモータは、データメモリ51に格納されている清掃用データに基づいて、CPU50により対応するドライバを介して駆動制御される。
本実施の形態では、ドライバ61Rと駆動用モータ14Rとの間の駆動電流回路、及びドライバ61Lと駆動用モータ14Lとの間の駆動電流回路に、リレー用の電磁ソレノイド71によりそれぞれオン/オフ駆動される常閉(ノーマリーオン)のリレースイッチ72R及び72Lを接続する。電磁ソレノイド71は、後述するエレベータの運転制御システムから、例えば電波や赤外線により送信される異常信号の受信部を含む異常停止制御手段73により、CPU50による通常の制御システムと独立して駆動制御する。
これにより、異常停止制御手段73が、エレベータの運転制御システムからの異常信号を受信した場合に、電磁ソレノイド71を駆動して、リレースイッチ72R、72Lをそれぞれオフして駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路を開放して、駆動輪11R、11Lの回転を停止させる。なお、異常停止制御手段73の受信部は、赤外線通信ポート17と同様に、自走式清掃ロボット1の上部に設置する。
次に、上述した自走式清掃ロボット1とともに本発明の第1実施の形態に係る制御システムを構成するエレベータについて説明する。
図4は、エレベータの概略構成を示す図、図5は、図4のエレベータの運転制御システムの回路構成を示すブロック図である。
エレベータ100は、図示しない昇降装置によってかご101が空洞のエレベータタワー102内で各階に移動するように構成されている。かご101には、行き先階を指定するための行き先階指定ボタン111や、かご扉103を開くための開ボタン112等を有する操作部、かご101の現在位置等の情報を示す表示装置113、かご扉103を開閉させるかご扉開閉装置114、過積載やロボット専用運転中であること等を音声出力する音声出力装置115、かご101内を照らす照明装置116が設けられており、それぞれエレベータ制御装置105により制御されるようになっている。
また、各階のエレベータホールには、かご101を呼び出すための乗り場呼出ボタン117、かご扉103に連動してホール扉104を開閉させるホール扉開閉装置118が設けられており、それぞれエレベータ制御装置105により制御されるようになっている。
かご101には、自走式清掃ロボット1の赤外線通信ポート17との間で信号の授受を行うかご内送受信手段121、かご101内での自走式清掃ロボット1の移動を検出するロボット移動検出手段122、かご101内の自走式清掃ロボット1の異常停止制御手段73に対して異常信号を電波や赤外線により送信するロボット異常信号送信手段123が取り付けられている。また、各階のエレベータホールには、自走式清掃ロボット1の赤外線通信ポート17との間で信号の授受を行うホール送受信手段124が取り付けられている。
かご内送受信手段121、ロボット移動検出手段122、ロボット異常信号送信手段123及びホール送受信手段124は、インターフェース装置106を介してエレベータ制御装置105に接続されている。なお、ロボット移動検出手段122は、例えば電子カメラ等の画像センサを有し、画像センサから得られる画像信号を処理して自走式清掃ロボット1の移動を検出するようにする。
エレベータ制御装置105は、通信回線を介してエレベータ監視センタ107に接続されて、エレベータ動作が監視されるようになっている。
本実施の形態に係る自走式清掃ロボット1は、エレベータ100を利用する一般利用者の有無に拘らず、運転開始時刻になると自動的に運転を開始し、保管場所から移動して、複数の清掃階の間をエレベータ100を使用して移動しながら各清掃階の清掃作業を実施し、最終清掃階の清掃作業が終了したのを検出すると保管場所へ移動して運転を停止する。
以下、本実施の形態に係る自走式清掃ロボット1の制御システムの動作を説明する。なお、以下の説明では、エレベータ100のかご扉103及びホール扉104を合わせて開閉扉と称する。
図6は、自走式清掃ロボット1のエレベータ100への乗降動作のメインルーチンを示すフローチャートである。自走式清掃ロボット1は、現在位置する階のホール送受信手段124との通信によりエレベータ100のかご101を呼び出し、かご101が到着して開閉扉が開くと、かご101に乗車する。そして、自走式清掃ロボット1は、かご101のロボット停止定位置への停止が完了すると(ステップS601)、赤外線通信ポート17から、かご内送受信手段121に対して、停止完了信号と行き先階の情報とを送信する(ステップS602)。
その後、自走式清掃ロボット1は、赤外線通信ポート17を介して、かご内送受信手段121から行き先階に到着した旨の信号を受信すると(ステップS603)、開閉扉の開信号を受けてエレベータ降車制御を実行して(ステップS604)、かご101から降車する。
図7は、エレベータ100の運転動作のメインルーチンを示すフローチャートである。エレベータ制御装置105は、かご101に自走式清掃ロボット1が乗車して、自走式清掃ロボット1からかご内送受信手段121を介して停止完了信号と行き先階の情報とを受信すると(ステップS701)、ロボット行き先階を停止階として設定し(ステップS702)、一般利用者による開閉扉の閉操作を許可する(ステップS703)。
しかる後、一般利用者による開閉扉の開要求の有無を判定し(ステップS704)、開要求が有れば(Yの場合)、かご扉開閉装置114及びホール扉開閉装置118により開閉扉を開とし(ステップS705)、開要求が無ければ(S704のNの場合)、開閉扉を閉じて(ステップS706)、ロボット移動検出手段122を起動する(ステップS707)。
その後、エレベータ制御装置105は、かご101が停止階で停止して開閉扉を開く毎に(ステップS708)、当該停止階が自走式清掃ロボット1の行き先階か否かを判定する(ステップS709)。
そして、停止階が自走式清掃ロボット1の行き先階の場合(ステップS709のYの場合)、エレベータ制御装置105は、ロボット移動検出手段122の動作を停止させて(ステップS710)、ホール送受信手段124を介して自走式清掃ロボット1に行き先階に到着した旨を送信する(ステップS711)。
その後、エレベータ制御装置105は、例えば自走式清掃ロボット1とホール送受信手段124との通信により、自走式清掃ロボット1のかご101からの降車を確認すると(ステップS712)、一般利用者用の通常の運転制御に移行する。
ここで、エレベータ制御装置105は、ステップS707においてロボット移動検出手段122を起動すると、サブルーチンにより自走式清掃ロボット1の異常検出処理を実行する。この異常検出処理では、図8にフローチャートを示すように、ロボット移動検出手段122により自走式清掃ロボット1が移動したか否かを検出し(ステップS801)、移動が検出された場合(Yの場合)は、ロボット異常信号送信手段123を介して自走式清掃ロボット1に異常信号を送信する(ステップS802)。
一方、自走式清掃ロボット1においては、かご101に乗車して、エレベータ制御装置105に対して停止完了信号及び行き先階の情報を送信すると、サブルーチンにより自走式清掃ロボット1の異常停止処理を実行する。この異常停止処理では、図9にフローチャートを示すように、異常停止制御手段73によりエレベータ制御装置105からの異常信号の受信を監視し(ステップS901)、異常信号を受信すると(Yの場合)、電磁ソレノイド71を駆動してリレースイッチ72R、72Lをそれぞれオフ(OFF)する。これにより、駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路を開放して、CPU50による通常の制御システムと独立して駆動輪11R、11Lの回転を強制的に停止させる。
なお、このように、かご101内で、自走式清掃ロボット1を異常停止させた場合は、その停止状態を維持させて、その旨を例えばエレベータ監視センタ107から自走式清掃ロボット1のオペレータに通知して対処させる。
本実施の形態においては、CPU50、データメモリ51、ドライバ61R、61Lは、モータ制御手段を構成し、異常停止制御手段73、電磁ソレノイド71、リレースイッチ72R、72Lは、ロボット異常停止手段を構成し、リレースイッチ72R、72Lは、遮断回路を構成している。また、赤外線通信ポート17及びかご内送受信手段121は、信号の送受信タイミングによりロボット検出手段も構成している。
以上のように本実施の形態に係る自走式清掃ロボット1の制御システムによれば、自走式清掃ロボット1がエレベータ100のかご101に乗車し、所定のロボット停止定位置に停止して開閉扉が閉じた後に、かご101内に設けられたロボット移動検出手段122により自走式清掃ロボット1の移動が検出されると、自走式清掃ロボット1は、駆動輪11R、11Lを回転駆動する駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路に接続されたリレースイッチ72R、72Lがオフする。これにより、自走式清掃ロボット1は、移動が強制的に停止されるので、一般の利用者が同時にかご101に乗車しても、利用者の安全性を確保することができ、安全性に優れた自走式清掃ロボット1の制御システムを実現することができる。
(第2実施の形態)
図10は、本発明の第2実施の形態の要部を説明するための図である。本実施の形態は、第1実施の形態に示した自走式清掃ロボット1において、リレースイッチ72R、72Lに代えて、駆動輪11R、11Lの回転をそれぞれブレーキ機構130により制動して、自走式清掃ロボット1の移動を停止させる。
このため図10に一方の駆動輪11R側のブレーキ機構130を示すように、ブラケット131にリンク132を回動可能に設け、このリンク132の一端部に、駆動輪11Rに対して摺接可能にブレーキパッド133を取り付け、リンク132の他端部に連結手段134を介してロッド135の一端部を連結する。ロッド135は、長手方向に変位可能にブラケット131に取り付けて、その他端部を電磁ソレノイドに連結する。そして、電磁ソレノイドを、第1実施の形態の場合と同様に、エレベータ100の運転制御システムから異常信号により異常停止制御手段73によって駆動することにより、ロッド135を、図10において上方に変位させて、リンク132を回動させる。これにより、ブレーキパッド133を駆動輪11Rに摺接させて、その回転を制動する。他方の駆動輪11Lのブレーキ機構も同様に構成する。その他の構成及び動作は、第1実施の形態と同様である。
このように、本実施の形態では、エレベータ100の運転制御システムからの異常信号により、それぞれブレーキ機構130を作動させて駆動輪11R、11Lの回転を停止させるようにしたので、第1実施の形態の場合と同様に、一般の利用者が同時にエレベータ100のかご101に乗車しても、利用者の安全性を確保することができ、安全性に優れた自走式清掃ロボット1の制御システムを実現できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、第1実施の形態では、図3に示したように、電磁ソレノイド71によって駆動されるリレースイッチ72R、72Lにより、駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路を遮断するようにしたが、電磁ソレノイド71及びリレースイッチ72R、72Lに代えて、サイリスタ等の半導体スイッチ(半導体リレー)を有する遮断回路を用いて、駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路を選択的に遮断するように構成することもできる。また、第1実施の形態による駆動用モータ14R、14Lの駆動電流回路の遮断と、第2実施の形態によるブレーキ機構による駆動輪11R、11Lの回転制動とを組み合わせることもできる。
1 自走式清掃ロボット(自律走行ロボット)
10 走行装置
11R、11L 駆動輪
14R、14L 駆動用モータ
17 赤外線通信ポート
50 CPU(モータ制御手段)
51 データメモリ
52 メインコントローラ
62 バッテリ
71 電磁ソレノイド(遮断回路)
72R、72L リレースイッチ
73 異常停止制御手段
100 エレベータ
101 かご
103 かご扉(開閉扉)
104 ホール扉(開閉扉)
105 エレベータ制御装置
106 インターフェース装置
107 エレベータ監視センタ
121 かご内送受信手段
122 ロボット移動検出手段
123 ロボット異常信号送信手段
124 ホール送受信手段
130 ブレーキ機構

Claims (6)

  1. 駆動輪を回転駆動する駆動用モータと、予め設定された経路に従って移動するように上記駆動用モータの駆動を制御するモータ制御手段とを備えた自律走行ロボットの制御システムであって、
    エレベータに設置され、上記自律走行ロボットのかご内での移動を検出するロボット移動検出手段と、
    上記エレベータに設置され、上記ロボット移動検出手段からの移動検知信号を受けて上記自律走行ロボットに対して異常信号を送信するロボット異常信号送信手段と、
    上記自律走行ロボットに設けられ、上記異常信号を受信して該自律走行ロボットの移動を停止させるロボット異常停止手段と、
    を備えることを特徴とする自律走行ロボットの制御システム。
  2. 上記ロボット移動検出手段は、上記エレベータの開閉扉が閉状態で、上記自律走行ロボットの移動を検出することを特徴とする請求項1に記載の自律走行ロボットの制御システム。
  3. 上記エレベータは、上記自律走行ロボットが上記かごに乗車して、該かご内のロボット停止定位置に停止した後に、上記開閉扉を閉じることを特徴とする請求項2に記載の自律走行ロボットの制御システム。
  4. 上記エレベータ内には、さらに上記かごへの上記自律走行ロボットの乗車を検出するロボット検出手段が設けられ、
    上記ロボット移動検出手段は、上記ロボット検出手段が上記自律走行ロボットの上記かごへの乗車を検出し、かつ、上記開閉扉が閉状態で、上記自律走行ロボットの移動を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自律走行ロボットの制御システム。
  5. 上記ロボット異常停止手段は、
    上記異常信号を受信して、上記駆動用モータの駆動電流回路を遮断する遮断回路を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自律走行ロボットの制御システム。
  6. 上記ロボット異常停止手段は、
    上記異常信号を受信して、上記駆動輪の回転を制動するブレーキ機構を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自律走行ロボットの制御システム。
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