JP2010286622A - ドラム用ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】太さの異なる支持棒にドラムを単純な作業で短時間に付け替えることができるドラム用ブラケットを提供すること。
【解決手段】
ドラム用ブラケット100は、ドラムに装着される本体部20と、その本体部20の壁面に貫通形成され内周面にめねじが螺刻される螺合溝30と、その螺合溝30に螺合するおねじが螺刻されるボルト部材40と、本体部20に挿設される第1締付部材50と、その第1締付部材50に嵌合されつつ本体部20に挿設される第2締付部材60とを主に備えているので、大径支持棒2であっても小径支持棒3であっても、ボルト部材40の螺入量を調整するだけで、締付固定することができ、太さの異なる支持棒に付け替える場合であっても、ボルト部材40の螺入量を調整すること以外の作業が不要なので、単純な作業で短時間にドラムを太さの異なる支持棒に付け替えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドラム用ブラケットに関し、特に、太さの異なる支持棒にドラムを単純な作業で短時間に付け替えることができるドラム用ブラケットに関するものである。
打楽器であるドラムは、ドラム用固定具にドラムを保持させるためのドラム用ブラケットが装着されており、ドラム用固定具に取着された支持棒をドラム用ブラケットに締付固定することで、演奏者はドラムを演奏しやすい位置に配置することができる。
ところで、ドラム用固定具に使用される支持棒としては、φ22.2のパイプ状からなる大径支持棒と、φ9〜φ11.5の棒状からなる小径支持棒との2種類のものが一般的に知られている。そのため、太さの異なる支持棒にドラムを付け替える際、装着されているドラム用ブラケットが一方の太さの支持棒にのみ対応するものである場合、他方の太さの支持棒に対応するドラム用ブラケットに交換する必要がある。
この2種類の太さの異なる支持棒の双方を締付可能なドラム用ブラケットとして、例えば、特開平10−198347号公報には、第1の金具の第1の係合溝ならびに第2の係合溝と第2の金具の第3の係合溝ならびに第4の係合溝とを適宜組み合わせて用いることにより、太さの異なる種々の支持棒を打楽器に取り付けることができるものが記載されている。
特開平10−198347号公報(段落[0008]など)
しかしながら、上述した従来のドラム用ブラケットでは、一方の太さの支持棒から他方の太さの支持棒にドラムを付け替える場合、第1の金具に第2の金具を取り付けるためのボルト及び蝶ボルトを一旦取り外し、第2の金具の向きを変えてから再度ボルト及び蝶ボルトを締結し直して第2の金具を第1の金具に取り付けるという作業が必要である。よって、ドラムを太さの異なる支持棒に付け替える作業が繁雑であり、多くの時間を要するという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、太さの異なる支持棒にドラムを単純な作業で短時間に付け替えることができるドラム用ブラケットを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のドラム用ブラケットは、ドラムに装着される本体部と、その本体部の壁面に貫通形成され内周面にめねじが螺刻される螺合溝と、その螺合溝に螺合するおねじが螺刻されるボルト部材とを備え、ドラム用固定具に取着された大径支持棒またはその大径支持棒よりも小径に形成され前記ドラム用固定具に取着された小径支持棒の双方を、前記螺合溝へ前記ボルト部材を螺入することにより締結固定して前記ドラム用固定具に前記ドラムを保持させるものであって、前記本体部は、前記大径支持棒または小径支持棒の一方が挿入される少なくとも1つの第1通路と、その第1通路を形成する壁面の一部をなし前記ボルト部材の螺入方向に対向する第1壁面と、前記第1通路に交差すると共に前記大径支持棒または小径支持棒の他方が挿入される第2通路と、その第2通路を形成する壁面の一部をなし前記第1壁面と同方向に向けられる第2壁面とを備え、前記第1通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記ボルト部材によって前記第1壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定され、前記第2通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の他方は、前記ボルト部材によって前記第2壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定される。
請求項2記載のドラム用ブラケットは、請求項1記載のドラム用ブラケットにおいて、前記第1壁面と前記螺合溝との間に挿設されると共に前記ボルト部材の螺入方向の先端面より広い面積の主面を有する第1締付部材を備え、前記第1通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記第1締付部材の主面によって前記第1壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定され、前記第2通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の他方は、前記第1締付部材の主面によって前記第2壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定される。
請求項3記載のドラム用ブラケットは、請求項2記載のドラム用ブラケットにおいて、前記本体部は、所定間隔を隔てつつ対向し前記ボルト部材の螺入方向に沿って平行に形成される一対の摺動面を備え、前記第1締付部材は、前記摺動面に当接する当接部を備え、前記当接部が、前記一対の摺動面に当接することで前記ボルト部材の螺入方向へ案内される。
請求項4記載のドラム用ブラケットは、請求項1から3のいずれかに記載のドラム用ブラケットにおいて、合成樹脂で構成され前記第1通路に挿入されると共に前記大径支持棒または小径支持棒の一方を内嵌可能な円筒状の第2締付部材を備え、前記第2締付部材に内嵌された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記ボルト部材によって弾性変形される前記第2締付部材に押圧されることで前記本体部に締付固定される。
請求項1記載のドラム用ブラケットによれば、本体部は、大径支持棒または小径支持棒の一方が挿入される少なくとも1つの第1通路と、その第1通路を形成する壁面の一部をなしボルト部材の螺入方向に対向する第1壁面とを備え、第1通路に挿入された大径支持棒または小径支持棒の一方は、ボルト部材によって第1壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定されるので、ボルト部材の本体部への螺入量を調整するだけで大径支持棒または小径支持棒の一方をドラム用ブラケットに固定することができる。
また、第1通路に交差すると共に大径支持棒または小径支持棒の他方が挿入される第2通路と、その第2通路を形成する壁面の一部をなし第1壁面と同方向に向けられる第2壁面とを備え、第2通路に挿入される大径支持棒または小径支持棒の他方は、ボルト部材によって第2壁面に押圧されることで本体部に締付固定されるので、ボルト部材の本体部への螺入量を調整するだけで大径支持棒または小径支持棒の他方をドラム用ブラケットに固定することができる。
よって、ボルト部材の本体部への螺入量を調整するだけで、大径支持棒または小径支持棒の双方をドラム用ブラケットに締付固定することができるので、太さの異なる支持棒にドラムを付け替える際、単純な作業で短時間に付け替えることができるという効果がある。
請求項2記載のドラム用ブラケットによれば、請求項1記載のドラム用ブラケットの奏する効果に加え、第1壁面と螺合溝との間に挿設されると共にボルト部材の螺入方向の先端面より広い面積の主面を有する第1締付部材を備え、第1通路に挿入される大径支持棒または小径支持棒の一方は、第1締付部材の主面によって第1壁面に押圧されることで本体部に締付固定されるので、大径支持棒または小径支持棒の一方をより広い面積で第1壁面に押圧することができる。よって、大径支持棒または小径支持棒の一方をより強固に締結固定できるので、ドラムをより安定的に保持させることができるという効果がある。
また、第2通路に挿入される大径支持棒または小径支持棒の他方は、第1締付部材によって第2壁面の主面に押圧されることで前記本体部に締付固定されるので、大径支持棒または小径支持棒の他方をより広い面積で第2壁面に押圧することができる。よって、大径支持棒または小径支持棒の他方をより強固に締結固定できるので、ドラムをより安定的に保持させることができるという効果がある。
請求項3記載のドラム用ブラケットによれば、請求項2記載のドラム用ブラケットの奏する効果に加え、本体部は、所定間隔を隔てつつ対向する一対の摺動面を備え、前記第1締付部材は、前記摺動面に当接する当接部を備え、前記当接部が、前記一対の摺動面に当接することで前記ボルト部材の螺入方向へ案内されるので、本体部に螺入されるボルト部材の先端面に第1締結部材が押されると、当接部は摺動面上を摺動し、ボルト部材の螺入方向に沿った方向へ案内されるので、第1締付部材がボルト部材の螺入方向に沿った方向以外へ移動することを規制することができる。よって、本体部に挿設された第1締付部材が主面を大径支持棒または小径支持棒に向けたまま第1締付部材をボルト部材の螺入方向に沿って平行移動させることができるので、大径支持棒または小径支持棒にドラムを確実に保持させることができるという効果がある。
請求項4記載のドラム用ブラケットによれば、請求項1から3のいずれかに記載のドラム用ブラケットの奏する効果に加え、合成樹脂で構成され第1通路に挿入されると共に大径支持棒または小径支持棒の一方を内嵌可能な円筒状の第2締付部材を備え、第2締付部材に内嵌される大径支持棒または小径支持棒の一方は、ボルト部材によって弾性変形される第2締付部材に押圧されることで本体部に締付固定されるので、大径支持棒または小径支持棒に対して第2締付部材を広い面積で当接させることができる。よって、大径支持棒または小径支持棒をより強固に締付固定でき、より安定的にドラムを保持させることができるという効果がある。また、大径支持棒または小径支持棒が合成樹脂で構成される第2締付部材に押圧されているので、本体部に締付固定された大径支持棒または小径支持棒が滑って抜け落ちることを防止できるという効果がある。
(a)は、本発明の一実施の形態におけるドラム用ブラケットが装着されたドラムを大径支持棒に固定した際のドラムの斜視図であり、(b)は、ドラム用ブラケットが装着されたドラムを小径支持棒に固定した際のドラムの斜視図である。 ドラム用ブラケットの分解斜視図である。 (a)は、本体部の正面図であり、(b)は、本体部の背面図であり、(c)は、図3(a)の矢印IIIc方向から見た本体部の上面図であり、(d)は、図3(a)の矢印IIId方向から見た本体部の側面図である。 (a)は、第1締付部材の正面図であり、(b)は、図4(a)の矢印IVb方向から見た第1締付部材の側面図であり、(c)は、図4(a)の矢印IVc方向から見た第1締付部材の上面図である。 (a)は、第2締付部材の正面図であり、(b)は、第2締付部材の背面図であり、(c)は、図5(a)の矢印Vc方向から見た第2締付部材の上面図であり、(d)は、図5(a)の矢印Vd方向から見た第2締付部材の下面図である。 (a)は、図1(a)のVIa−VIa線におけるドラム用ブラケットの断面図であり、(b)は、図6(a)のVIb−VIb線におけるドラム用ブラケットの断面図である。 (a)は、図1(b)のVIIa−VIIa線におけるドラム用ブラケットの断面図であり、(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線におけるドラム用ブラケットの断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施の形態におけるドラム用ブラケット100が装着されたドラム1を大径支持棒2に固定した際のドラム1の斜視図であり、図1(b)は、ドラム用ブラケット100が装着されたドラム1を小径支持棒3に固定した際のドラム1の斜視図である。図2は、ドラム用ブラケット100の分解斜視図である。
まず、図1及び図2を参照して、ドラム用ブラケット100の概略構成について説明する。ドラム用ブラケット100は、ドラム用固定具(図示せず)に取着されたパイプ状の大径支持棒2又は大径支持棒2より小径である棒状の小径支持棒3に打楽器であるドラム1を保持させるための部材であり、ドラム1に装着されている。
図1(a)に示すように、ドラム用固定具に取着された大径支持棒2にドラム1を固定する場合、ドラム1の軸方向に対して直交する方向に沿って大径支持棒2をドラム用ブラケット100に挿入し、後述するボルト部材40を本体部20に螺入することで大径支持棒2をドラム用ブラケット100に締付固定させる。
図1(b)に示すように、ドラム用固定具に取着された小径支持棒3にドラム1を装着する場合、ドラム1の軸方向に沿って小径支持棒3をドラム用ブラケット100に挿入し、後述するボルト部材40を本体部20に螺入することで小径支持棒3をドラム用ブラケット100に締付固定させる。
図2に示すように、ドラム用ブラケット100は、ドラム1に装着される本体部20と、その本体部20の壁面に貫通形成され内周面にめねじが螺刻される螺合溝30と、その螺合溝30に螺合するおねじが螺刻されるボルト部材40と、本体部20に挿設される第1締付部材50と、その第1締付部材50に嵌合されつつ本体部20に挿設される第2締付部材60とを主に備えている。
螺合溝30は、本体部20の壁面に貫通形成されると共に本体部20の外壁面から突出形成されており、螺合溝30の内周面側にはボルト部材40に螺刻されるおねじが螺合可能なめねじが螺刻されている。螺合溝30を本体部20の外壁面から突出して形成し、めねじが螺刻される部分の面積を多くすることにより、ボルト部材40が螺合溝30に螺合される部分を多くして、ボルト部材40が本体部20へ螺入される際の押圧力をより強くすることができる。
ボルト部材40は、おねじが螺刻される棒状の係合部41と、その係合部41の一端側の端面部分に形成される平面状の先端面42と、係合部41の他端側に形成され使用者の手で回転させることで係合部41を螺合溝30に螺合させる取手部43とを備えている。
第1締付部材50は、金属で構成される断面U字状の部品であり、湾曲形状からなる押圧部51と、その押圧部51の周方向の両端に連設され外面側が互いに平行になる平坦面状に形成された一対の当接部52とを主に備えている。
第2締付部材60は、合成樹脂で構成される円筒状の部品であり、円筒状の筒部61と、その筒部61の一端側から周方向へ延設されるU字状の第1規制部62と、筒部61の他端側から周方向へ延設され第1規制部62と平行なU字状部分とそのU字状部分の端面同士を連結する円弧状部分とで形成される第2規制部63と、を主に備えている。
第1締付部材50は、押圧部51を第1規制部62と第2規制部63との間に嵌合させることにより第2締付部材60に嵌合され、第2締付部材60は、第1締付部材50と共に本体部20に嵌合されることで、第1締付部材50及び第2締付部材60の本体部20内での移動が規制される。
次に、図3を参照して、本体部20の詳細構成について説明する。図3(a)は、本体部20の正面図であり、図3(b)は、本体部20の背面図であり、図3(c)は、図3(a)の矢印IIIc方向から見た本体部20の上面図であり、図3(d)は、図3(a)の矢印IIId方向から見た本体部20の側面図である。
本体部20は、大径支持棒2及び小径支持棒3(図2参照)を固定させるための部分であり、第1通路21と、第1壁面22と、第2通路23と、第2壁面24と、装着部25とを主に備えている。
第1通路21は、大径支持棒2を挿入させるための通路であり、図3(a)又は図3(b)に示すように、本体部20の正面側(図3(a)手前側)に開口される開口部21aから背面側(図3(b)手前側)に向けて形成されている。第1壁面22は、第1通路21を形成する壁面の一部をなしボルト部材40(図2参照)の螺入方向に対向して形成される正面視円弧状の部分であり、開口部21aから背面側に向けて延設されている。
図3(c)に示すように、第2通路23は、小径支持棒3を挿入させるための通路であり、第1通路21に交差すると共にボルト部材40の螺入方向に直交する本体部20の壁面に貫通形成されている。第2壁面24は、第2通路23を形成する壁面の一部をなし第1壁面22と同方向(ボルト部材40の螺入方向と対向する方向)に向けられる部分であり、図3に示すように、くさび状(螺合溝30から離れるに従って対向間隔が狭まる形状)に形成されている。くさび状に形成することで、小径支持棒3の締付固定時に小径支持棒3が滑って径方向へ移動することを防止できる。一方、第2通路を形成する壁面のうち、第2壁面24に対向する側の壁面を円弧状に形成することで、第2通路23の大きさを確保し、小径支持棒3を本体部20に挿入させやすくすることができる。
また、図3(b)に示すように、本体部20の第1通路21側には、第2壁面24に連設されボルト部材40の螺入方向に沿って平行に形成される一対の摺動面26が形成されている。さらに、第1壁面22と一対の摺動面26とを連設する平面状の連設面27が一対の摺動面26に対して垂直に形成されている。
装着部25は、ドラム1(図1参照)に本体部20を装着するための部分であって、図3(c)又は図3(d)に示すように、本体部20の背面側(図3(c)上側)でフランジ状に形成されている。
図3(b)又は図3(c)に示すように、装着部25の背面側には、めねじが螺刻された突出めねじ部25aが装着部25の背面側から突出して形成されている。突出めねじ部25aをドラム1の外周面側から内周面側へ貫通させ、内周面側からボルトを螺着させることにより、ドラム用ブラケット100はドラム1に固定される(図1参照)。
なお、図3(b)に示すように、装着部25の背面側には、めねじが螺刻され板金(図示せず)をボルトにより固定するためのめねじ孔25bが形成されている。第1締付部材50及び第2締付部材60(図2参照)を本体部20に挿設した後、装着部25の背面側から板金を装着することで、本体部20に挿設された第1締付部材50及び第2締付部材60の移動が規制されると共に、本体部20に挿入される大径支持棒2の先端が本体部20を貫通してドラム1を破損させることを防止できる(図1(a)参照)。
次に、図4を参照して、第1締付部材50の詳細構成について説明する。図4(a)は、第1締付部材50の正面図であり、図4(b)は、図4(a)の矢印IVb方向から見た第1締付部材50の側面図であり、図4(c)は、図4(a)の矢印IVc方向から見た第1締付部材50の上面図である。
図4(a)に示すように、押圧部51の内周面側には、断面円弧状の第1押当面51aが形成され、図4(b)に示すように、押圧部51の外周面側には、底面部分が平面状に形成された突当部51bが凹設形成されている。突当部51bは、ボルト部材40が本体部20に螺入される際に先端面42(図2参照)に押圧される部分であり、先端面42が突当部51bに緩挿されつつ押圧することで、先端面42の螺入方向への押圧力を第1締付部材50へ確実に伝達することができる。
図4(c)に示すように、一対の当接部52は、長手方向の両側(図4(c)上下側)に形成され幅方向(図4(c)左右方向)の一方(図4(c)左方)へ突出する一対の突出部52a,52bと、その一対の突出部52a,52bの間に形成されるくさび状の第2押当面53とをそれぞれ備えている。なお、第2押当面53は、第1締付部材50が本体部20に挿設される際に、第2通路23を構成する位置に配設されるよう形成されている(図7(b)参照)。
また、一対の当接部52のそれぞれに形成される突出部52bには、一対の当接部52の長手方向の端面(図4(c)下側)から当接部52の長手方向へ延設されるガイド部54がそれぞれ形成されている。
なお、第1締付部材50は、図4(b)に示すように、押圧部51の軸方向における一端側の端部から他端側の端部までの長さが幅W1とされると共にガイド部54の延設方向における端部から当接部52の長手方向における他端側の端部までの長さがW2とされ、一対のガイド部54の内壁面間の長さが高さH1とされている。
次に、図5を参照して、第2締付部材60の詳細構成について説明する。図5(a)は、第2締付部材60の正面図であり、図5(b)は、第2締付部材60の背面図であり、図5(c)は、図5(a)の矢印Vc方向から見た第2締付部材60の上面図であり、図5(d)は、図5(a)の矢印Vd方向から見た第2締付部材60の下面図である。
図5(a)又は図5(c)に示すように、第2締付部材60は、第1規制部62から軸方向に延設される円環状の円環部64を備えている。円環部64の外径は、本体部20の開口部21a(図3(a)参照)に内嵌可能な大きさに形成され、開口部21aの内径よりも僅かに小さく形成されている。また、第2締付部材60は、第2規制部63から軸方向に延設される複数のリブ65を主に備えている。
図5(c)又は図5(d)に示すように、筒部61には、小径支持棒3(図2参照)が挿入される第1挿通部61aが貫通形成されると共に、その第1挿通部61aと対向する位置に、小径支持棒3が挿入される第2挿通部61bが貫通形成されている。なお、第1挿通部61a及び第2挿通部61bは、第2締付部材60が本体部20に嵌合される際に、第2通路23を構成する位置に配設されるよう形成されている(図7(b)参照)。
また、筒部61には、筒部61及び第1規制部62の連接部分に沿って半円周分だけ切り込まれる第1スリット61c1と、筒部61及び第2規制部63の連接部分に沿って第1スリット61c1と平行に切り込まれる第2スリット61c2と、第1スリット61c1の一端および第2スリット61c2の一端を連結すると共に第1挿通部61aを通過しつつ筒部61の軸方向に沿って切り込まれる第3スリット61c3とで包囲される可動面61cが形成されている。
なお、第2締付部材60は、図5(a)または図5(b)に示すように、第1規制部62の外周部分のうち、互いに平行な直線部分の間の長さ(図5(a)上下方向の長さ)が高さH2とされると共に、第2規制部63の外周部分のうち、互いに平行な直線部分の間の長さ(図5(b)上下方向の長さ)が高さH3とされる。この高さH2は高さH1(図4参照)よりも大きく形成されると共に、高さH3は高さH1よりも僅かに小さく形成されている。また、筒部61の軸方向の長さが幅W3とされ、この幅W3は幅W2(図4参照)よりも小さく形成されると共に、幅W3は幅W1よりも僅かに大きく形成されている。
よって、第2規制部63を一対のガイド部54の間に挿入させることで、押圧部51を第1規制部62と第2規制部63との間に嵌合させることができ、第1締付部材50を第2締付部材60に嵌合させることができる(図2、図4参照)。従って、第2締付部材60の周方向への移動を一対のガイド部54により規制することができると共に、第1締付部材50の軸方向への動きを第1規制部62及び第2規制部63により規制することができる。
また、筒部61の第3スリット61c3を挟んで可動面61cの反対側に位置する筒部61の外周面には、直方体形状の突起部66が第1規制部62側寄りに凸設されている。また、突起部66と第1規制部62との間の寸法は、第1締付部材50を第2締付部材60に嵌合させる際に、突出部52aが嵌合可能な長さ、かつ、ガイド部54が形成される突出部52bが嵌合不可能な長さに構成されている。よって、突出部52a側を第2規制部62側に向けた状態では第1締付部材50を第2締付部材60に嵌合させることができず、突出部52b側を第2規制部62側に向けた場合に限って第1締付部材50を第2締付部材60に嵌合させることができる。また、可動面61cの反対側に位置する筒部61の外周面から一対のガイド部54の間に第2規制部63を挿入させた場合に、当接面52の幅方向の端面が突起部66に衝突するようにして、押圧部51を第1規制部62と第2規制部63との間に嵌合させることを防止している。
よって、第1押当面51aを可動面61c側に対向させつつ、一対のガイド部54の間に第2規制部63を挿入させる場合のみ、第1締付部材50を第2締付部材60に嵌合させることができるので、誤った方法で第1締付部材50が第2締付部材60に嵌合されることを防止でき、第2締付部材60が本体部20に挿設された際に、第2通路23が構成される位置に第1挿通部61a及び第2挿通部61bを配設させることができる。
なお、第1締付部材50は、第2締付部材60に嵌合させた際に、第2押当部53が第1挿通部61a上に配設され、第1挿通部61aの一部分が当接部52によって塞がれるように形成されている(図7(b)参照)。
次に図6を参照して、ドラム用ブラケット100による大径支持棒2の固定方法について説明する。図6(a)は、図1(a)のVIa−VIb線におけるドラム用ブラケット100の断面図であり、図6(b)は、図6(a)のVIb−VIb線におけるドラム用ブラケット100の断面図である。
第1締付部材50が嵌合された第2締付部材60を本体部20に挿設される際、突当部51bを螺合溝30の方向に向けつつ円環部64側を挿入方向に向けて本体部20の裏面側から挿入する(図2参照)。このとき、図6(b)に示すように、円環部64が開口部21aに嵌合されるので、本体部20に第2締付部材60を嵌合させることができると共に、開口部21aから挿入される大径支持棒2を第2締付部材60の内周部分に案内することができる。
また、第2締付部材60が本体部20に挿設されると、第1規制部62の周方向への移動が連設面27により規制されるので、第2締付部材60が周方向へ回転することを防止できると共に第1規制部62が本体部20に係合されるので、第2締付部材60が正面側から抜け落ちることを防止することができる。
さらに、図6(b)に示すように、本体部20の背面側ではリブ45の先端部分がめねじ孔25bの先端部分まで延設されている。よって、第1締付部材50及び第2締付部材60を本体部20に挿設した後、本体部20の背面側に板金(図示せず)をめねじ孔25bにボルトを螺着させて固定させることにより、第2締付部材60が軸方向(図(b)前後方向)へ移動することを規制することができる。
ドラム用ブラケット100に大径支持棒2を固定させる際、大径支持棒2を第1通路21(図3(a)参照)に挿入させた状態で、螺合溝30に螺合されるボルト部材40を本体部20内に螺入させる。
ボルト部材40が螺合溝30に螺合され、先端面42が本体部20に螺入されると、図6(a)に示すように、先端面42は、本体部20に挿設された第1締付部材50の外周面に形成される突当部51bに緩挿されると共に、押圧部51は先端面42によって螺入方向に押される。このとき、平面状に形成された先端部42が平面状に形成された突当部51bの底面部分を押圧するので、その押圧力を押圧部51に確実に伝達することができると共に、先端面42の押圧力が押圧部51に伝達されることで、大径支持部2をより広い面積で押圧することができる。
また、当接部52は一対の摺動面26に当接しており、ボルト部材40の先端面42が本体部20に螺入されると、当接部52は摺動面26上を摺動し、第1締付部材50はボルト部材40の螺入方向に沿った方向へ案内されるので、第1締付部材50がボルト部材40の螺入方向に沿った方向以外への移動を規制することができる。よって、第1押当面51aを大径支持棒2に向けたまま、第1支持部材50をボルト部材40の螺入方向に沿って平行移動させることができる。
先端面42により押圧部51が螺入方向へ押されると、筒部61は第1壁面22に押圧されると共に、筒部61に形成された可動面61cは第1押当面51aに当接される。可動面61cは、押圧部51の押圧力により弾性変形し、内周面側へ押される。これにより、筒部61の内径が小さくなり、大径支持棒2の外周面は筒部61の内周面に被覆されつつ締め付けられるので、大径支持棒2を本体部20に締付固定することができる。よって、大径支持棒2を強固に締付固定することができる。また、第2締付部材60は合成樹脂で構成されているので、大径支持棒2が滑って本体部20から外れることを防止することができる。
なお、可動面61cの外周面には、第1スリット61c1、第2スリット61c2及び第3スリット61c3が形成されているので(図5(c)参照)、可動面61cから切り離された第1規制部62、第2規制部63及び円環部64は、押圧部51の押圧力による弾性変形を回避できる。よって、長期にわたってドラム用ブラケット100に大径支持棒2が締付固定される状態が継続されたとしても、第1規制部62、第2規制部63及び円環部64の永久ひずみによる変形を回避できるので、第2締付部材60が本体部20に嵌合された状態を維持し、本体部20に挿設された第2締付部材60が本体部20の内部で移動することを規制できる。
次に、図7を参照して、ドラム用ブラケット100による小径支持棒3の固定方法について説明する。図7(a)は、図1(b)のVIIa−VIIa線におけるドラム用ブラケット100の断面図であり、図7(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線におけるドラム用ブラケット100の断面図である。
ドラム用ブラケット100に小径支持棒3を固定させる際、図7(a)に示すように、小径支持棒3を第2通路23へ挿入させた状態で、螺合溝30に螺合されるボルト部材40を本体部20内に螺入させる。ボルト部材40が螺合溝30に螺合され、先端面42が本体部20に螺入されると、先端面42は、本体部20に挿設された第1締付部材50の外周面に形成される突当部51bに緩挿されると共に、押圧部51は先端面42によって螺入方向に押される。
ここで、上述のように、第2押当部53は、第3スリット61c3上に配設され、第1挿通部61aが当接部52により一部が塞がれるように形成されているので、図7(b)に示すように、先端面42により押圧部51が螺入方向へ押されると、第2押当部53が小径支持棒3に当接する。小径支持棒3は、第2押当部53の押圧力により第2壁面24に押圧されるので、小径支持棒3を本体部20に締付固定させることができる。
第2押当部53を当接させて押圧することで、より強固に締め付けることができるので、大径支持棒2(図6参照)より小径に形成される小径支持棒3であっても、確実にドラム用ブラケット100に保持させることができる。さらに、第2壁面24及び一対の第2押当面53はそれぞれくさび状に形成されているので、小径支持棒3が周方向へ移動することを規制できる。
以上のように、大径支持棒2であっても小径支持棒3であっても、ボルト部材40の螺入量を調整するだけで、締付固定することができ、太さの異なる支持棒に付け替える場合であっても、ボルト部材40の螺入量を調整すること以外の作業が不要なので、単純な作業で短時間にドラム1を太さの異なる支持棒に付け替えることができる。
以上、上記実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施の形態では、ドラム1の軸方向に対して直交する方向に沿って大径支持棒2をドラム用ブラケット100に挿入すると共に、ドラム1の軸方向に沿って小径支持棒3をドラム用ブラケット100に挿入する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ドラム1の軸方向に沿って大径支持棒2をドラム用ブラケット100に挿入すると共に、ドラム1の軸方向に対して直交する方向に沿って小径支持棒3をドラム用ブラケット100に挿入する構成としてもよい。
上記実施の形態では、ドラム用ブラケット100が第1締付部材50に嵌合されつつ本体部20に挿設され合成樹脂で構成される第2締付部材60を備えている場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、本体部20に第1締付部材50又は第2締付部材60のいずれか一方または双方が挿設されていなくてもよい。
本体部20に第1締付部材50及び第2締付部材60が挿設されない場合、第1通路21に挿入された大径支持棒2は、先端面42によって第1壁面22に押圧されることで本体部20に締付固定され、第2通路23に挿入された小径支持棒3は、先端面42によって第2壁面24に押圧されることで本体部20に締付固定される。
本体部20に第1締付部材50のみが挿設される場合、第1通路21に挿入された大径支持棒2は、第1押当面51aによって第1壁面22に押圧されることで本体部20に締付固定され、第2通路23に挿入された小径支持棒3は、第2押当面53によって第2壁面24に押圧されることで本体部20に締付固定される。
本体部20に第2締付部材60のみが挿設される場合、第1通路21に挿入された大径支持棒2は、可動面61cが先端面42の押圧力により弾性変形されることで筒部61の内周面で大径支持棒2を被覆し本体部20に締付固定され、第2通路23に挿入された小径支持棒3は、可動面61cが先端面42の押圧力により弾性変形されることで第1挿通部61aが縮小され、第1挿通部61aの内壁面によって第2壁面24に押圧されることで本体部20に締結固定される。
上記実施の形態では、第1締付部材50が金属で構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、第1締付部材50が強化プラスチックで構成されていてもよい。また、第1締付部材50が断面U字状に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、断面コ字状または断面V字状に形成されていてもよい。
上記実施の形態では、第1締付部材60の筒部61に第1スリット61c1、第2スリット61c2及び第3スリット61c3が形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第1スリット61c1、第2スリット61c2及び第3スリット61c3のいずれか又は全てが形成されていなくてもよい。
1 ドラム
2 大径支持棒
3 小径支持棒
20 本体部
21 第1通路
22 第1壁面
23 第2通路
24 第2壁面
26 摺動面
30 螺合溝
40 ボルト部材
50 第1締付部材
51a 第1押当面(主面の一部)
52 当接部
53 第2押当面(主面の一部)
60 第2締付部材

Claims (4)

  1. ドラムに装着される本体部と、その本体部の壁面に貫通形成され内周面にめねじが螺刻される螺合溝と、その螺合溝に螺合するおねじが螺刻されるボルト部材とを備え、
    ドラム用固定具に取着された大径支持棒またはその大径支持棒よりも小径に形成され前記ドラム用固定具に取着された小径支持棒の双方を、前記螺合溝へ前記ボルト部材を螺入することにより締結固定して前記ドラム用固定具に前記ドラムを保持させるドラム用ブラケットにおいて、
    前記本体部は、前記大径支持棒または小径支持棒の一方が挿入される少なくとも1つの第1通路と、
    その第1通路を形成する壁面の一部をなし前記ボルト部材の螺入方向に対向する第1壁面と、
    前記第1通路に交差すると共に前記大径支持棒または小径支持棒の他方が挿入される第2通路と、
    その第2通路を形成する壁面の一部をなし前記第1壁面と同方向に向けられる第2壁面とを備え、
    前記第1通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記ボルト部材によって前記第1壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定され、前記第2通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の他方は、前記ボルト部材によって前記第2壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定されることを特徴とするドラム用ブラケット。
  2. 前記第1壁面と前記螺合溝との間に挿設されると共に前記ボルト部材の螺入方向の先端面より広い面積の主面を有する第1締付部材を備え、
    前記第1通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記第1締付部材の主面によって前記第1壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定され、前記第2通路に挿入された前記大径支持棒または小径支持棒の他方は、前記第1締付部材の主面によって前記第2壁面に押圧されることで前記本体部に締付固定されることを特徴とする請求項1記載のドラム用ブラケット。
  3. 前記本体部は、所定間隔を隔てつつ対向し前記ボルト部材の螺入方向に沿って平行に形成される一対の摺動面を備え、
    前記第1締付部材は、前記摺動面に当接する当接部を備え、前記当接部が、前記一対の摺動面に当接することで前記ボルト部材の螺入方向へ案内されることを特徴とする請求項2記載のドラム用ブラケット。
  4. 合成樹脂で構成され前記第1通路に挿入されると共に前記大径支持棒または小径支持棒の一方を内嵌可能な円筒状の第2締付部材を備え、
    前記第2締付部材に内嵌された前記大径支持棒または小径支持棒の一方は、前記ボルト部材によって弾性変形される前記第2締付部材に押圧されることで前記本体部に締付固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のドラム用ブラケット。
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