JP2010286220A - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010286220A
JP2010286220A JP2009142312A JP2009142312A JP2010286220A JP 2010286220 A JP2010286220 A JP 2010286220A JP 2009142312 A JP2009142312 A JP 2009142312A JP 2009142312 A JP2009142312 A JP 2009142312A JP 2010286220 A JP2010286220 A JP 2010286220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
bath
temperature
water supply
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009142312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5361554B2 (ja
Inventor
Tetsuya Matsuyama
哲也 松山
Kazuki Ikeda
一樹 池田
Takeshi Takahashi
高橋  健
Naoki Watanabe
尚希 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009142312A priority Critical patent/JP5361554B2/ja
Publication of JP2010286220A publication Critical patent/JP2010286220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5361554B2 publication Critical patent/JP5361554B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

【課題】差し湯機能停止後に浴槽に排出される配管内の温水の湯温と湯量を調整可能な風呂給湯装置を得ること。
【解決手段】湯と水を混合し所望温度の温水を得る風呂給湯混合弁70を備えた風呂用給湯管路80と、風呂用給湯管路80と浴槽160とを連結し、浴槽160と風呂用給湯管路80の間で温水を循環させる混合循環ポンプ88を有した風呂循環管路90と、浴水160aの湯温の設定入力と、風呂用給湯管路80から浴槽160に高温の湯を給湯する差し湯機能の入力を受け付ける入力受付部と、差し湯機能の入力を受け付けた場合に、浴水160aの湯温よりも高温の差し湯を得るよう風呂給湯混合弁70を調整し、差し湯を浴水160aに給湯する差し湯制御部と、差し湯の浴水160aへの給湯が停止された場合に、混合循環ポンプ88を動作させる循環制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽へ高温湯を給湯して浴槽の湯の昇温を行なう風呂給湯装置に関する。
従来、風呂給湯装置の高温差し湯機能(以下、差し湯機能、という。)は、ユーザにより浴槽湯の昇温要求をリモコン等で設定されると、60℃や80℃といった高温水を浴槽内に所定湯量になるまで供給し、浴槽内の湯温を昇温する機能となっている。しかし、差し湯機能実行中に、ユーザにより差し湯機能が途中停止された場合は、差し湯により給湯されていた高温水が配管中で滞留したまま停止する状態となる。
差し湯機能停止後に、浴槽湯の循環運転や、足し湯等による給湯を行なうと、配管中に滞留している高温水が突然浴槽内に排出される事態が生じ、差し湯と足し湯のタイミングによっては浴槽水の温度調整が困難であった。
そこで、所定量の給湯終了後、配管内に高温水を滞留させないために、給湯温度を低下させ、配管内の高温水を排出してから終了する風呂給湯装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−171095号公報
しかしながら、差し湯機能停止後に温度を低下させた給湯を継続し、配管内の高温水を排出する動作を行なうと、ユーザが高温水供給を途中停止したにも関わらず、給水が継続されて浴槽湯量が増えてしまい、浴槽の湯があふれたり、機能が停止しなかったりすることがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、差し湯機能停止後に浴槽に排出される配管内の温水の湯温と湯量を調整可能な風呂給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は、湯と水を混合し所望温度の温水を得る混合弁を備えた給湯配管と、給湯配管と前記温水が貯湯される浴槽とを連結し、浴槽と給湯配管の間で温水を循環させる循環部を有した風呂配路と、浴槽に貯湯される浴水の湯温の設定入力と、給湯配管から浴槽に高温の湯を給湯する差し湯機能の入力を受け付ける入力受付部と、差し湯機能の入力を受け付けた場合に、浴水の湯温よりも高温の差し湯を得るよう混合弁を調整し、差し湯を浴水に給湯する差し湯制御部と、差し湯の浴水への給湯が停止された場合に、循環部を動作させる循環制御部とを備える。
本発明によれば、給湯器と浴槽間の風呂配管内に高温水を滞留することのない利便性の高い風呂給湯装置を提供することができる。
本発明にかかる風呂給湯装置の概略図である。 制御装置100の構成を示すブロック図である。 リモートコントローラ120の一例を示す図である。 差し湯運転制御処理の手順を示すフローチャートである。 制御装置200の構成を示すブロック図である。 リモートコントローラ220の一例を示す図である。 リモートコントローラ220の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる風呂給湯装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる風呂給湯装置の概略図である。貯湯式給湯機130は、熱源機で沸き上げた湯を貯湯タンクに貯留し、ここから浴槽160に湯を供給する機能を有するものであり、ヒートポンプユニット10と給湯機本体110とリモートコントローラ120とを備えている。以下、貯湯式給湯機130の各構成要素について説明する。
ヒートユニットポンプユニット10は、冷媒を圧縮する圧縮機と、放熱機に相当する沸上げ用熱交換器と、膨張弁と、蒸発器と、これらを環状に接続する循環配管とを有する冷凍サイクル部(不図示)を備え、後述する制御装置100による制御の下に動作して熱源機として機能する。
一方、給湯機本体110は、貯湯タンク20、給水管路30、貯湯用循環管路40、給湯管路50、風呂給湯混合弁70、風呂用給湯管路80、風呂循環管路90、および制御装置100等を有している。
貯湯タンク20は、給水管路30から供給される水を貯留すると共にヒートポンプユニット10で沸き上げられた湯を貯留する積層式の貯湯タンクであり、その下部には給水管路30と貯湯用循環管路40の往き管40aが、また上部には貯湯用循環管路40の戻り管40bと給湯管路50がそれぞれ接続されている。この貯湯タンク20は、給水管路30からの給水により常に満水状態に保たれる。貯湯タンク20の上部には、貯湯タンク20から給湯管路50に流入する湯の温度を検知するためのタンク温度センサ20aが取り付けられている。
給水管路30は、市水等の水を貯湯タンク20および、風呂給湯混合弁70に供給する管路であり、減圧弁23、給水温度センサ25、第1給水管部30a、第2給水管部30b、および第3給水管部30cを有している。減圧弁23は、第1給水管部30aの途中に設けられて、水道等の水源(不図示)からの水圧を所定値以下に減じる。給水温度センサ25は、第1給水管部30aでの減圧弁23の上流側に設けられて、該第1給水管部30a内の水の温度を検知する。
また、第1給水管部30aは水源と貯湯タンク20とを繋ぐ。第2給水管部30bは、減圧弁23の下流側で第1給水管部30aから分かれて該第1給水管部30aと、風呂給湯混合弁70とを繋ぐ。第3給水管部30cは、減圧弁23の上流側で第2給水管部30bから分かれて、第2給水管部30bと貯湯タンク20とを繋ぐ。
貯湯用循環管路40は、貯湯タンク20の下部からヒートポンプユニット10中の沸上げ用熱交換器を経由して貯湯タンク20の上部に達する管路であり、貯湯用送水ポンプ35、往き管40a、および戻り管40bを有している。貯湯用送水ポンプ35は往き管40aに設けられており、該往き管40aは貯湯タンク20の下部と上記沸上げ用熱交換器とを繋ぐ。戻り管40bは、上記沸上げ用熱交換器と貯湯タンク20の上部とを繋ぐ。
風呂用給湯管路80は、電磁弁83と、風呂用流量センサ85と、混合湯温センサ86とを有しており、風呂循環管路90に接続されている。電磁弁83は、制御装置100により開度を調整されて風呂用給湯管路80での流量を調節し、風呂用流量センサ85は風呂用給湯管路80での流量を検知し、混合湯温センサ86は風呂用給湯管路80内の湯水の温度を検知する。図示の例では、電磁弁83と、風呂用流量センサ85と、風呂用温度センサ86とが風呂給湯混合弁70側からこの順番で設けられている。なお、浴槽160内には浴槽アダプタ155が取り付けられ、風呂用給湯管路80は風呂循環管路90を介して当該浴槽アダプタ155に接続される。
風呂循環管路90は、風呂循環ポンプ88と、風呂用温度センサ87と、水位センサ89とを有しており、風呂用給湯管路80と浴槽160とを繋ぐ。風呂循環ポンプ88は浴槽160と連通している風呂循環管路90内の湯水を循環させ、風呂用温度センサ87は、風呂循環管路90内の湯水の温度を検知する。また、水位センサ89は、浴槽160内の水位を検知する。
制御装置100は、リモートコントローラ120から受信した指令または情報と、タンク温度センサ20a、各沸上げ温度センサ(不図示)、給水温度センサ25、風呂用流量センサ85、または混合湯温センサ86、風呂用温度センサ87の検知温度とに応じて、ヒートポンプユニット10、貯湯用送水ポンプ35、風呂給湯混合弁70、電磁弁83、風呂循環ポンプ88の動作を制御する。
リモートコントローラ120は、制御装置100に有線接続または無線接続されて、該制御装置100と通信する。リモートコントローラ120は、複数の入力ボタンにより構成される操作部113と、液晶表示パネル等を用いて構成されて操作部113から入力された指令や情報、および制御装置100から受信した運転状況等の情報等を文字、図形等で視覚表示する表示部115と、メッセージのアナウンスや警告音の再生等を行う報知部(不図示)とを備えている。なお、リモートコントローラ120の詳細は後述する。
上述の各構成要素を備えた貯湯式給湯機130は、貯湯タンク20内の水を湯に沸き上げる沸上げ運転、または浴槽160への給湯運転を適宜行う。
沸上げ運転は、例えばユーザがリモートコントローラ120から沸上げ開始指令を入力すると、あるいはユーザがリモートコントローラ120に入力した沸上げ開始時刻になると、制御装置100による制御の下にヒートポンプユニット10および貯湯用送水ポンプ35が起動され、開始される。ユーザは、希望する沸上げ温度および沸上げ湯量を予めリモートコントローラ120から入力しておく。
沸上げ運転が開始されると、制御装置100は、沸上げ湯量に対応した所定の沸上げ温度センサの検知温度を監視し、該検知温度が所定温度以上になると、上記沸上げ湯量以上の湯が貯湯タンク20に貯留されたと判断して沸上げ運転を停止させる。この間、貯湯タンク20の下部から貯湯用循環管路40の往き管40aに水が流入し、ヒートポンプユニット10内の沸上げ用熱交換器に通水されて該沸上げ用熱交換器で湯に沸き上げられる。沸上げ用熱交換器で沸き上げられた湯は、貯湯用循環管路40の戻り管40bを通って貯湯タンク20の上部から貯湯タンク20内に戻される。
また、浴槽160への給湯運転は、ユーザがリモートコントローラ120から湯張り開始指令、差し湯指令、足し湯指令等、浴槽160への給湯(水である場合を含む)に係る指令を入力すると、制御装置100が電磁弁83に開指令を出して開始される。当該給湯運転では、タンク温度センサ20aの検知温度と、給水温度センサ25の検知温度と、ユーザがリモートコントローラ120から入力した給湯(湯張り)温度の温度情報に基づき、制御装置100が風呂給湯混合弁70の開度(給湯管路50側の弁開度および第2給水管部30b側の弁開度)を調整して、給湯管路50からの湯と第2給水管部30bからの水との混合比を調整する。そして、風呂用温度センサ86の検知温度に基づいて制御装置100が風呂給湯混合弁70の開度を繰り返しフィードバック制御して、浴槽160への給湯温度をユーザの設定温度に調整する。
浴槽160への給湯運転は、風呂用流量センサ85の検知結果が湯張り湯量、差し湯湯量、または足し湯湯量等に達すると、あるいはリモートコントローラ120から浴槽160への給湯の停止を指示する指令が入力されると、制御装置100が電磁弁83に閉指令を出して停止する。上記の湯張り湯量、差し湯湯量、足し湯湯量等の給湯量情報は、リモートコントローラ120からユーザにより予め入力される。図1では、浴槽160への湯水の流れ方向を実線の矢印で示している。
次に、制御装置100の構成および機能について詳述する。図2は、制御装置100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、制御装置100は、制御部101と、送受信処理部106と、記憶部107とを主に備え、制御部101は、沸上げ制御部102と、湯張り制御部103と、足し湯制御部104と、差し湯制御部105をさらに備えている。また、制御装置100は、ヒートポンプユニット10、タンク温度センサ20a、給水温度センサ25、貯湯用送水ポンプ35、風呂給湯混合弁70、電磁弁83、風呂用流量センサ85、風呂用温度センサ87、混合湯温センサ86およびリモートコントローラ120に接続されている。
送受信処理部106は、ヒートポンプユニット10への指令の送信に係る処理、リモートコントローラ120からの指令や情報の受信および振り分けに係る処理、およびリモートコントローラ120への情報(例えば運転状況等)の送信に係る処理を行う。
制御部101は、送受信処理部106が振り分けてきたリモートコントローラ120からの指令や情報と、貯湯式給湯機130が備える各センサの検知結果とに基づいて、沸上げ運転および給湯運転を総括的に制御する。また、上記各センサの検知結果に基づいて貯湯式給湯機130の運転状況等に係る情報を纏め、送受信処理部106の動作を制御して当該情報をリモートコントローラ120宛に送信させる。
沸上げ制御部102は、ユーザがリモートコントローラ120から入力して送受信処理部106により振り分けられてきた(以下、送受信処理部106により受信した、という。)沸上げ開始時刻、沸上げ運転時の沸上げ温度、および沸上げ運転時の沸上げ湯量に係る各情報を記憶部107に格納する。そして、沸上げ開始時刻、沸上げ運転時の沸上げ温度、および沸上げ運転時の沸上げ湯量それぞれの情報と、各沸上げ温度センサ(不図示)のうちの所定の温度センサの検知温度とを用いて、前述した沸上げ運転を制御する。
湯張り制御部103は、送受信処理部106により受信した湯張り温度と、給湯量に係る情報を記憶部107に格納する。湯張り制御部103は、湯張り温度と給湯量に係る情報と、タンク温度センサ20a、給水温度センサ25、風呂用流量センサ85、または混合湯温センサ86の検知結果とを用いて、前述した給湯運転を制御する。
足し湯制御部104は、浴槽160への湯張りが完了すると水位センサ89の検出値の監視を開始し、浴水の水位低下量が予め定められた条件値以上になると、電磁弁83を開弁させて浴槽160への足し湯運転を開始する。このとき、記憶部107に格納されている湯張り温度に係る情報と混合湯温センサ86の検出値とに基づいて風呂給湯混合弁70の動作をフィードバック制御し、足し湯の温度を湯張り温度に調整する。足し湯運転は、足し湯制御部104が水位センサ89の検出値から浴水160aの水位が湯張り完了時の水位に達したと判断するまで継続される。
差し湯制御部105は、リモートコントローラ120から差し湯指令が入力されると電磁弁83を開弁させて浴槽160への差し湯運転を開始する。ここで、差し湯運転とは、湯張り時に設定された湯温が下降したときに、浴槽160に高温水を差し湯する運転のことである。このとき、予め設定された差し湯温度と、差し湯湯量に係る情報に基づいて風呂給湯混合弁70の動作をフィードバック制御し、差し湯の温度を調整する。差し湯運転は、差し湯制御部105が、混合湯温センサ86の検出値から浴水160aの温度が湯張り温度に達したと判断するまで継続される。
図3は、リモートコントローラ120の一例を示す図である。リモートコントローラ120は、貯湯式給湯機130への各種動作設定を入力する操作部113と、動作状態を表示する表示部115とを備える。操作部113は、複数のボタンを備えるパネルである。
例えば、操作部113の中央の「ふろ自動設定」パネルは、温度設定ボタンと湯量設定ボタンを有している。これらボタンがユーザに押下されることにより湯量と湯温が入力されると、浴槽湯の湯張り温度、湯量が設定される。また、操作部113の右端部の「あつく」ボタンは、ユーザに押下されることにより、制御装置100が、浴槽160内に高温の湯を差し湯し、浴槽温度を昇温する。また、操作部113の略左端部の「足し湯」ボタンは、ユーザに押下されることにより、設定された湯温および湯量が浴槽160内に足し湯される。
次に、制御部101による差し湯運転制御処理について説明する。図4は、制御部101による差し湯運転制御処理の手順を示すフローチャートである。
送受信処理部106は、ユーザによりリモートコントローラ120から入力された差し湯機能開始指示を受信する(ステップS1)。ここでは、ユーザにより「あつく」ボタンが押下され、差し湯機能開始指示を受け付ける。
送受信処理部106は、供給温度および湯量の設定を受け付ける(ステップS2)。具体的には、送受信処理部106は、リモートコントローラ120から入力を受け付けた供給温度および湯量にかかる情報を差し湯制御部105に送信するとともに、記憶部107に保存する。
差し湯制御部105は、浴槽160内の湯温と給水水温から、風呂給湯混合弁70の初期開度を演算し、風呂給湯混合弁70を設定開度に開き(ステップS3)、電磁弁83を開いて高温水の給湯を開始する(ステップS4)。
差し湯制御部105は、高温水供給が停止されたか否かを確認する(ステップS5)。ここで、高温水供給が停止された場合とは、例えば、差し湯機能動作中に、リモートコントローラ120からユーザにより差し湯機能が停止された場合である。確認した結果、停止されていない場合は(ステップS5:No)、混合湯温センサ86により混合湯温を検知する(ステップS6)。
差し湯制御部105は、検知した混合湯温を、ステップS2において設定された供給温度と比較し、風呂給湯混合弁70の開度制御を行う(ステップS7)。具体的には、所定の混合湯温となるように、風呂給湯混合弁70の開度調整を行う。
差し湯制御部105は、風呂用流量センサ85により検出された差し湯機能で供給された湯量と、ステップS2で設定された供給湯量を比較し、所定湯量が給湯されたか否かを確認する(ステップS8)。
ここで、所定湯量は、湯張り時にユーザにより設定された湯量および湯温と、現在の浴水160aの水位と湯温とから算出される。例えば、図3のリモートコントローラ120の表示部115に示すように、高温水を60℃と設定した上で、湯張り時に設定された温度42℃上昇させるために必要な差し湯量を算出することができる。また、湯張り時に設定された水位を基準に、当該水位を上昇させるために必要な差し湯の湯量および湯温を算出ことも可能である。
所定湯量が給湯されたことを確認した場合には(ステップS8:Yes)、電磁弁83を閉じ(ステップS9)、差し湯機能を終了する。ここで、電磁弁83を閉じた後、風呂循環管路90内の温水を循環させることにより、浴槽160内の湯温と均一にすることも可能である。
一方、所定湯量が給湯されていないことを確認した場合は(ステップS8:No)、所定湯量に達するまでステップS5からの動作を繰り返す。
ステップS5において、差し湯制御部105は、高温水供給が停止されたか否かを確認し(ステップS5)、停止されたことを確認した場合には(ステップS5:Yes)、電磁弁83を閉じ(ステップS10)、浴槽160への差し湯を終了する。
差し湯制御部105は、電磁弁83を閉じた後、風呂循環ポンプ88を動作させる(ステップS11)。そして、風呂循環管路90内に滞留している高温水を浴槽160内に排出可能な時間が経過したか否かを確認し(ステップS12)、排出可能な時間がすでに経過した場合は(ステップS12:Yes)、風呂循環ポンプ88を停止させ、差し湯機能を終了する(ステップS14)。
一方、ステップS12において、排出可能な時間がまだ経過していない場合であっても(ステップS12:No)、風呂循環ポンプ88の動作によりすでに風呂循環管路90内の温水が所定以下になっている場合には、これ以上の動作は不要であるため、風呂用温度センサ87で所定温度以下になったか否かを確認する(ステップS13)。所定温度以下になったことを確認した場合は(ステップS13:Yes)、風呂循環ポンプ88を停止させ、差し湯機能を終了する(ステップS14)。
なお、所定温度以下になったことを確認しなかった場合は(ステップS13:No)、ステップS12において所定時間が経過したと判断されるまで動作を継続する。
このように、浴槽160への差し湯実行後に、風呂循環ポンプ88により風呂循環管路90内の温水を循環させ、浴水160aの水温と風呂循環管路90内の温水の水温を均一にすることが可能となるので、差し湯運転後に足し湯運転を行っても高温水の突然の排出を防ぐことが可能となる。
さらに、風呂循環管路90内に低温水を流出しないので、浴水160aの水位を上昇させることがなく、操作性および利便性を向上させることが可能となる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2にかかる風呂給湯装置の制御装置200の構成を示すブロック図である。本図に示すように、制御装置200は、制御部101と、送受信処理部206と、記憶部107とを主に備え、制御部101は、沸上げ制御部102と、湯張り制御部103と、足し湯制御部104と、差し湯制御部105とをさらに備えている。なお、送受信処理部206以外の構成および機能は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
送受信処理部206は、ヒートポンプユニット10への指令の送信に係る処理、リモートコントローラ220からの指令や情報の受信および振り分けに係る処理、およびリモートコントローラ220への情報の送信に係る処理を行う。
ここで、送受信処理部206は、リモートコントローラ220へ送信する情報として、制御部101の差し湯制御部105により差し湯動作が実行された場合には、差し湯中の旨を表示する情報を送信する。また、差し湯制御部105による差し湯動作の途中で、ユーザにより「あつく」ボタンが押下されて差し湯動作が停止された場合、または差し湯動作が完了する前に差し湯動作がされた場合には、送受信処理部206は、循環中の旨を表示する情報を送信する。
図6および図7は、本発明にかかる風呂給湯装置の実施の形態2のリモートコントローラ220を示す図である。本実施の形態においては、図6に示すように、送受信処理部206から差し湯中の旨を表示する指示を受信したリモートコントローラ220は、リモートコントローラ220の表示部215aの上部に「高温差し湯中」の表示を行う。これにより、差し湯動作中であることをユーザに報知することができる。
また、図7に示すように、送受信処理部206から循環中の旨を表示する指示を受信したリモートコントローラ220は、表示部215aの上部の「高温差し湯中」表示を消灯し、表示部215bの上部に「循環中」表示として、高温湯排出のための循環動作を行っていることをユーザに報知する制御を行う。これにより、差し湯動作停止後の循環動作中であることをユーザに報知することができる。
このように、本実施の形態によれば、送受信処理部206が、リモートコントローラ220に差し湯動作中または循環動作中の旨を表示することにより、ユーザが予期せずに高温水に接触することを避けることができる。
50 給湯管路
70 風呂給湯混合弁
80 風呂用給湯管路
88 風呂循環ポンプ(循環部)
90 風呂循環管路
100、200 制御装置
110 給湯機本体
113 操作部(入力受付部)
120、220 リモートコントローラ
130 貯湯式給湯機
160 浴槽
160a 浴水

Claims (3)

  1. 湯と水を混合し所望温度の温水を得る混合弁を備えた給湯配管と、
    前記給湯配管と前記温水が貯湯される浴槽とを連結し、前記浴槽と前記給湯配管の間で前記温水を循環させる循環部を有した風呂配管と、
    前記浴槽に貯湯される浴水の湯温の設定入力と、前記給湯配管から前記浴槽に高温の湯を給湯する差し湯機能の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記差し湯機能の入力を受け付けた場合に、前記浴水の湯温よりも高温の差し湯を得るよう前記混合弁を調整し、前記差し湯を前記浴水に給湯する差し湯制御部と、
    前記差し湯の前記浴水への給湯が停止された場合に、前記循環部を動作させる循環制御部と、
    を備えることを特徴とする風呂給湯装置。
  2. 前記入力受付部は、前記差し湯機能の停止の入力をさらに受け付け、
    前記差し湯制御部は、前記差し湯の給湯中に、前記入力受付部が前記給湯動作の停止を受け付けた場合に、前記差し湯の給湯を停止するとともに前記循環部を動作させること、
    を特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
  3. 前記報知部は、前記循環部が動作している場合に、前記循環部が動作中である旨を報知する報知手段を備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の風呂給湯装置。
JP2009142312A 2009-06-15 2009-06-15 風呂給湯装置 Expired - Fee Related JP5361554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142312A JP5361554B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 風呂給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142312A JP5361554B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 風呂給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010286220A true JP2010286220A (ja) 2010-12-24
JP5361554B2 JP5361554B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=43542046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009142312A Expired - Fee Related JP5361554B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 風呂給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5361554B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163884A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125845A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂釜付き給湯機
JPH0536243U (ja) * 1991-10-15 1993-05-18 日立化成工業株式会社 給湯機
JP2000171095A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Mitsubishi Electric Corp 浴水給湯装置
JP2001033094A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp 自動風呂装置
JP2001133041A (ja) * 1999-10-29 2001-05-18 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 浴槽給湯用モニタ装置および浴槽用給湯装置
JP2001132969A (ja) * 1999-10-29 2001-05-18 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 給湯装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125845A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂釜付き給湯機
JPH0536243U (ja) * 1991-10-15 1993-05-18 日立化成工業株式会社 給湯機
JP2000171095A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Mitsubishi Electric Corp 浴水給湯装置
JP2001033094A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp 自動風呂装置
JP2001133041A (ja) * 1999-10-29 2001-05-18 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 浴槽給湯用モニタ装置および浴槽用給湯装置
JP2001132969A (ja) * 1999-10-29 2001-05-18 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 給湯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163884A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5361554B2 (ja) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6211936B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5361554B2 (ja) 風呂給湯装置
JP4816593B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2004257615A (ja) 貯湯式温水器
JP5258604B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2011080682A (ja) 貯湯式給湯機
JP5188378B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2009228980A (ja) 貯湯式温水器
JP7000841B2 (ja) 給湯装置
JP7332504B2 (ja) 風呂給湯装置
JP2013231563A (ja) 給湯機
JP3264197B2 (ja) ソーラー給湯機能付給湯装置
JP3818891B2 (ja) 給湯暖房装置
JP5388608B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2012107839A (ja) 給湯機
JP6624004B2 (ja) 給湯装置
JP2016191485A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2010133619A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2010175121A (ja) 貯湯式給湯機
JPH0599442A (ja) 自動給湯装置
JP3159074B2 (ja) ソーラー給湯機能付給湯装置
JP2003194399A (ja) 湯張り用閉止弁を備えた電気温水器
JP5975567B2 (ja) 給湯機
JP5127666B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2014202393A (ja) ふろ給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5361554

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees