JP2010284993A - 車両の荷室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な幅の車輪を収容することができることができるとともに、荷室を広く確保することができる車両の荷室構造を提供する。
【解決手段】 床部を構成するリアフロアパネル12,60と、リアフロアパネル上に寝かせた状態に載置された車輪30,31を開閉自在に覆うフロアリッド40とを備えた車両の荷室構造11であって、フロアリッド40は、板状部材から形成され、平面視において前記車輪の大部分を覆う覆蓋部43と、一端が覆蓋部43の周縁の一部に連結されるともに、他端がリアフロアパネル12,60に連結される連結部42とを備え、連結部42が変形または変位することによって、覆蓋部43のリアフロアパネル12,60に対する高さが変化することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の荷室構造に係り、詳しくは応急車輪(スペアタイヤ)の収容構造に関する。
自動車では、荷室(トランクルーム)の底部に予備車輪(スペアタイヤ)を収容するものが多い。予備車輪の収容部は、一般的に、荷室のフロアパネルに形成された予備車輪収容凹部(以下、収容凹部という)と、収容凹部を覆う板状のフロアリッドとから構成されている。
自動車では、広い荷室空間を確保するために、通常走行時に使用される車輪(以下、通常車輪という)よりも幅狭かつ小径の応急車輪(テンパータイヤ)に適合するように、収容凹部の容積が設定されることがある。この場合、パンク時などに応急車輪と通常車輪とを交換した後に通常車輪を収容凹部に収容しようとすると、収容部に収まらない通常車輪と干渉してフロアリッドが完全に閉まらなくなることがある。この問題を解決する方法として、フロアリッドを任意の位置(高さ)で支持するブラケットを荷室側壁に設け、収容する車輪の大きさに応じてフロアリッドの支持位置を変更可能にしたものがある(例えば、特許文献1)。
実公平6−49503号公報
しかしながら、特許文献1に係る荷室構造をフロアリッドの基端がフロアパネルにヒンジ結合された荷室構造に適用すると、以下のような不都合が生じる。すなわち、フロアリッドの基端がフロアパネルに固定されている場合、フロアリッドの遊端の支持高さを変化させると、フロアリッドが傾斜してしまうため、荷室内に張り出したフロアリッドによって荷室容積が小さくなるとともに、フロアリッド上に荷物を載置しにくくなる。また、フロアリッドを固定するブラケットを荷室側壁に別途設ける必要があるため、自動車の構成部品点数や、組立て工数が増加する。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、様々な幅の車輪を収容することができることができるとともに、広い荷室を確保することができる荷室構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、床部を構成するフロアパネル(12,60)と、前記フロアパネル上に載置された車輪(30,31)を開閉自在に覆うフロアリッド(40)とを備えた車両の荷室構造であって、前記フロアリッドは、板状部材から形成され、平面視において前記車輪の大部分を覆う覆蓋部(43)と、一端が前記覆蓋部の周縁の一部に連結されるともに、他端が前記フロアパネルに連結される連結部(42)とを備え、前記連結部が変形または変位することによって、前記覆蓋部の前記フロアパネルに対する高さが変化することを特徴とする。
この構成によれば、車輪の幅に応じて連結部が変形または変位することによって、覆蓋部のフロアパネルに対する高さを変更することができるため、覆蓋部は車輪に対して平行な状態に維持することができ、車輪を適切に覆うとともに、荷室を広く確保することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結部は、板状部材から形成され、前記覆蓋部および前記フロアパネルのそれぞれに対して回動自在に連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、連結部のフロアパネルに対する傾斜角を変化させることによって、覆蓋部のフロアパネルに対する高さを変化させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記連結部は、少なくとも2つの板状部材から形成され、前記少なくとも2つの板状部材(42A,42B)は隣り合う端部同士において回動自在に連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、連結部が折れ曲がることができるため、覆蓋部のフロアパネルに対する高さを変化させる際に、連結部のフロアパネルに対する傾斜角の変化量を小さくすることができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれかにおいて、前記フロアパネルに突設され、前記覆蓋部の遊端に対向する側壁(16C,61)と、前記側壁から前記覆蓋部の前記遊端の上方に向けて突出する凸部(17,62)とを備え、前記覆蓋部の遊端(40A)は、前記凸部の下方または前記突部と当接する位置に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、覆蓋部のフロアパネルに対する高さを変化させても、車輪が外部に露呈することを防止することができる。連結部の回動によって覆蓋部のフロアパネルに対する高さを変化させる際には、覆蓋部の遊端がフロアパネルに対して平行方向に移動するが、この際に生じる隙間を凸部によって外部から隠蔽することができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれかにおいて、前記フロアパネルは、前記車輪が収容される凹部(16)を有し、前記連結部は、前記凹部の外部(12A)において前記フロアパネルに連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、荷室空間を広く確保することができる。
以上の構成によれば、荷室構造は、様々な幅の車輪を収容可能であるとともに、荷室空間を広く確保することができる。
第1実施形態に係る荷室を示す分解斜視図である。 図1のII−II断面図であって、応急車輪を収容した状態を示す。 図1のII−II断面図であって、通常車輪を収容した状態を示す。 第2実施形態に係る荷室を示す断面図であって、応急車輪を収容した状態を示す。 第2実施形態に係る荷室を示す断面図であって、通常車輪を収容した状態を示す。
以下、図面を参照して、本発明をワゴン型の自動車の荷室に適用した一実施形態について詳細に説明する。図1は、実施形態に係る荷室構造を示す分解斜視図である。以下、自動車10の進行方向を前方、鉛直上下方向を略して上方または下方、前方を向いた際の左右方向を左方または右方として説明する。図1に示すように、自動車10の荷室11は、床部を構成するリアフロアパネル12と、リアフロアパネル12上に設けられたリアシート13と、左右一対のサイドトリム14,15とテールゲート(図示しない)と、ルーフパネル(図示しない)とによって画成されている。なお、説明の便宜上、左側のサイドパネル14は上部を省略して図示している。なお、自動車10はセダンタイプ等であってよく、荷室11は上部および後部がトランクリッドで構成されたトランクルームであってよい。
リアフロアパネル12は、前後方向に延設された左右一対のリアフレーム(図示しない)と、リアフレーム間に掛け渡されたクロスメンバ(図示しない)とに下方から支持されている。リアフロアパネル12の後部かつ車幅方向における中央部には、車輪30,31を収容するための凹部16が形成されている。
凹部16には、自動車10が通常走行時に使用する車輪(タイヤ30Aとホイール30Bとからなり、以下、通常車輪という)30と、通常車輪30よりも狭幅かつ小径の応急車輪31(タイヤ31Aとホイール31Bとからなる、テンパータイヤ)とのいずれかが収容される。凹部16は、概ね直方体状に形成され、その前後方向長さ、および車幅方向長さは、通常車輪30の直径よりも大きく形成されている。これにより、通常車輪30および応急車輪31は、いずれも凹部16の底面16B上に載置可能となっている。また、凹部16の前端壁16Aは通常車輪30の円周部に対応するように円弧状に形成されている。なお、通常車輪30の円周部に対応するように凹部16の左右壁および後端壁も前端壁16Aと同様に円弧状に形成してもよい。
図2は、図1のII−II断面図であって、凹部16に応急車輪31を載置した状態を示し、図3は、図1のIII−III断面図であって、凹部16に通常車輪30を載置した状態を示す。図2および図3に示すように、凹部16の深さDは、応急車輪31の幅W2よりも大きく、かつ通常車輪30の幅W1よりも小さく形成されている。図3に示すように、通常車輪30は、底面16B上に載置された状態において、凹部16より突出する。すなわち、通常車輪30の上端が、凹部16の前方外側のリアフロアパネル前部12Aよりも上方に位置する一方、応急車輪31は、底面16B上に載置された状態において、凹部16より突出しない。
図2および図3に示すように、凹部16の後端壁16Cは、その上端がリアフロアパネル前部12Aよりも上方に位置し、その上端には前方へ向けて突出する凸部17が形成されている。凸部17の下面17Aは、前方へと進むにつれて上方に向かうようにテーパ状に形成されている。
図1に示すように、凹部16の上方には、凹部16と、通常車輪30または応急車輪31とを覆うフロアリッド40が設けられる。フロアリッド40は、前方側より、固定部41、連結部42、覆蓋部43を順に備えている。固定部41、連結部42、覆蓋部43は、それぞれ車幅方向に延在する板状部材である。固定部41と連結部42とは第1ヒンジ部44によって回動自在に連結されており、連結部42と覆蓋部43とは第2ヒンジ部45によって回動自在に連結されている。第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45は、車幅方向と概ね平行な回転軸線を有している。覆蓋部43は、固定部41および連結部42に比較して、前後方向に長く、凹部16および通常車輪30(応急車輪31)の大部分を覆う。固定部41、連結部42、覆蓋部43の車幅方向長さは、凹部16の車幅方向長さよりも長い。なお、固定部41、連結部42、覆蓋部43の車幅方向長さを、凹部16の車幅方向長さよりも短くしてもよい。
フロアリッド40は、例えば、可撓性を有する高分子材料から一体に形成し、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45を薄肉に形成することによって得られる。このようにすることによって、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45は、固定部41と、連結部42と、覆蓋部43とを区画するとともに、屈曲変形により各部同士を回動可能に連結する。
図2および図3に示すように、固定部41の下面およびリアフロアパネル前部12Aの上面には、それぞれ面ファスナ47,48が貼付されており、面ファスナ47,48同士が互いに結合することによって、固定部41がリアフロアパネル前部12Aに着脱自在に固定される。これにより、連結部42は、固定部41および第1ヒンジ部44を介して、リアフロアパネル前部12Aに回動自在に連結される。なお、面ファスナ47,48に変えて、締結クリップにより、固定部41をリアフロアパネル前部12Aに固定してもよい。
このように、固定部41がリアフロアパネル前部12Aに固定されることにより、連結部42および覆蓋部43は、凹部16を覆い、フロアリッド40の遊端40A(覆蓋部43の後端)を上下動させることによって凹部16を開閉させることができる。フロアリッド40は、凹部16を閉塞した状態で、荷室11の床面として機能し、その上面に荷物等を支持する。
次に、図2および図3を参照して、応急車輪31または通常車輪30を収容した際のフロアリッド40の形態について説明する。図2に示すように、応急車輪31を凹部16内に載置した場合は、凹部16の深さが応急車輪31の幅W2よりも大きいため、応急車輪31は凹部16から突出しない。そのため、応急車輪31がフロアリッド40を持ち上げる、すなわちフロアリッド40の下面と干渉することはない。フロアリッド40は、連結部42および覆蓋部43の車幅方向両端において、凹部16の両側方のリアフロアパネル側部12B(図1参照)上に支持される。この状態で、フロアリッド40の遊端40Aは、凸部17の下方側へと延出する。そのため、平面視において、フロアリッド40の遊端40Aと凸部17との間に隙間は形成されず、応急車輪31および凹部16は適切に隠蔽される。
なお、連結部42および覆蓋部43の車幅方向長さが、凹部16の車幅方向長さよりも短い場合は、連結部42および覆蓋部43は応急車輪31上に支持される。この場合も覆蓋部43は、応急車輪31と概ね平行に延在し、応急車輪31を適切に隠蔽することができるとともに、荷室11の床面として機能し、その上面に荷物等を支持することができる。
図3に示すように、通常車輪30を凹部16内に載置した場合は、凹部16の深さDが通常車輪30の幅W1よりも小さいため、通常車輪30は凹部16から突出する。そのため、通常車輪30がフロアリッド40の下面に当接し、覆蓋部43が通常車輪30に高さH1だけ上方へと持ち上げられる。このとき、フロアリッド40は、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45において、折れ曲がるため、覆蓋部43は通常車輪30と概ね平行になるように支持される。このとき、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45においてフロアリッド40が折れ曲がることによって、フロアリッド40の遊端40Aが前方に変位するが、凸部17が存在するため、フロアリッド40の遊端40Aは凸部17の下方または凸部17の端面に当接した状態に維持され、平面視において、フロアリッド40の遊端40Aと凸部17との間に隙間は形成されない。凸部17の下面17Aがテーパ状に形成されていることによって、フロアリッド40の遊端40Aが上方へと移動しても凸部17と干渉しないようになっている。
このように、凹部16から突出する通常車輪30を収容する場合においても、フロアリッド40は、覆蓋部43において通常車輪30と概ね平行な荷室床面を形成することができるとともに、フロアリッド40の遊端40A付近において、通常車輪30および凹部16を適切に隠蔽することができる。
次に、第2実施形態について、図4および図5を参照して説明する。図4および図5は、第2実施形態に係る荷室を示す断面図であって、応急車輪を収容した状態(図4)および通常車輪を収容した状態(図5)を示す。第1実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。図4および図5に示すように、第2実施形態におけるリアフロアパネル60には、第1実施形態と異なり凹部16が形成されておらず、通常車輪30または応急車輪31は、平面状のリアフロアパネル60上に載置される。リアフロアパネル60の後端部には、上方へと突設された壁部61が形成されており、壁部61の上端には前方へ向けて突出する凸部62が形成されている。凸部62の下面62Aは、前方へと進むにつれて上方に向かうようにテーパ状に形成されている。
フロアリッド40の連結部42は、車幅方向に延在する2つの板状部材(第1連結部42A,第2連結部42B)を前後方向に有し、第1連結部42Aおよび第2連結部42Bは車幅方向の回転軸をもった第3ヒンジ部49によって回動自在に連結されている。第1連結部42Aおよび第2連結部42Bの前後方向幅は、それぞれW3,W4である。
固定部41は、第1実施形態と同様に、面ファスナ47,48を介して、リアフロアパネル60に固定されている。
次に、第2実施形態に係るフロアリッド40が、応急車輪31または通常車輪30を収容する際の形態について説明する。図4に示すように、応急車輪31をリアフロアパネル60上に載置した場合は、第1連結部42Aの前後方向幅W3と第2連結部42Bの前後方向幅W4との和が、応急車輪31の幅W2に対して比較的大きいため、覆蓋部43のリアフロアパネル60に対する高さH2が応急車輪31の幅W2に対応するように、連結部42が第3ヒンジ部49において折れ曲がり、連結部42の上下方向長さが変化する。また、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45も、同様に折れ曲がり角度が変化し、覆蓋部43のリアフロアパネル60に対する高さH2が調整される。これにより、覆蓋部43は応急車輪31の上面に、応急車輪31と平行に支持される。また、フロアリッド40の遊端Aが凸部62の下方へと延出し、平面視においてフロアリッド40の遊端Aと凸部62との間の隙間が埋められる。
図5に示すように、通常車輪30をリアフロアパネル60上に載置した場合、通常車輪30の幅W1が応急車輪31の幅W2よりも大きいため、覆蓋部43のリアフロアパネル60に対する高さH3が通常車輪30の幅W1に対応するように、連結部42は図4の応急車輪31を載置した場合よりも、第3ヒンジ部49における折れ曲がり角度が小さくなり、連結部42の上下方向長さが大きくなる。また、第1ヒンジ部44および第2ヒンジ部45も、同様に折れ曲がり角度が変化し、覆蓋部43のリアフロアパネル60に対する高さH3が調整される。これにより、覆蓋部43は通常車輪30の上面に、通常車輪30と平行に支持される。このとき、フロアリッド40の遊端Aは、応急車輪31を載置した場合に比較して前方へと変位するが凸部62の端面に当接、または凸部62の下方に位置し、平面視においてフロアリッド40の遊端Aと凸部62との間の隙間が埋められる。
以上の第1および第2実施形態に係る荷室11は、載置する車輪30,31の幅W1,W2が変化しても、覆蓋部43のリアフロアパネル12,60に対する高さが変化して、車輪30,31を適切に覆う(閉状態になる)ことができるとともに、水平な荷室11の床面を形成する。その際、覆蓋部43は車輪30,31に接触するため、車輪30,31の収容空間が最小となって、荷室空間が広く確保される。また、フロアリッドの遊端40Aは、凸部17,62の下方に延出している、あるいは凸部17,62に当接しているため、平面視において車輪30,31や凹部16は適切に隠蔽される。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、連結部42を可撓性または伸縮性を有する材料から形成し、連結部42の撓みや伸縮によって、覆蓋部43のリアフロアパネル12,60に対する高さの調整を行うようにしてもよい。また、フロアリッド40の固定部41を省略し、連結部42をリアフロアパネル12,60にヒンジを介して回動可能に連結してもよい。
10・・自動車、11・・荷室(荷室構造)、12,60・・リアフロアパネル(フロアパネル)、12A・・リアフロアパネル前部、16・・凹部、側壁・・16C、17・・凸部、30・・通常車輪(車輪)、31・・応急車輪(車輪)、40・・フロアリッド、40A・・フロアリッド(覆蓋部)の遊端、41・・固定部、42・・連結部、42A・・第1連結部、42B・・第2連結部、43・・覆蓋部、44・・第1ヒンジ部、45・・第2ヒンジ部、49・・第3ヒンジ部、60・・リアフロアパネル、61・・壁部、62・・凸部

Claims (5)

  1. 床部を構成するフロアパネルと、前記フロアパネル上に載置された車輪を開閉自在に覆うフロアリッドとを備えた車両の荷室構造であって、
    前記フロアリッドは、板状部材から形成され、平面視において前記車輪の大部分を覆う覆蓋部と、一端が前記覆蓋部の周縁の一部に連結されるともに、他端が前記フロアパネルに連結される連結部とを備え、
    前記連結部が変形または変位することによって、前記覆蓋部の前記フロアパネルに対する高さが変化することを特徴とする車両の荷室構造。
  2. 前記連結部は、板状部材から形成され、前記覆蓋部および前記フロアパネルのそれぞれに対して回動自在に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両の荷室構造。
  3. 前記連結部は、少なくとも2つの板状部材から形成され、前記少なくとも2つの板状部材は隣り合う端部同士において回動自在に連結されていることを特徴とする、請求項2に記載の車両の荷室構造。
  4. 前記フロアパネルに突設され、前記覆蓋部の遊端に対向する側壁と、
    前記側壁から前記覆蓋部の前記遊端の上方に向けて突出する凸部と
    を備え、
    前記覆蓋部の遊端は、前記凸部の下方または前記突部と当接する位置に配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の車室の荷室構造。
  5. 前記フロアパネルは、前記車輪が収容される凹部を有し、
    前記連結部は、前記凹部の外部において前記フロアパネルに連結されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の車両の荷室構造。
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