JP2010279479A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010279479A JP2010279479A JP2009134004A JP2009134004A JP2010279479A JP 2010279479 A JP2010279479 A JP 2010279479A JP 2009134004 A JP2009134004 A JP 2009134004A JP 2009134004 A JP2009134004 A JP 2009134004A JP 2010279479 A JP2010279479 A JP 2010279479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- period
- operation unit
- game
- operated
- selection operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】遊技の進行が一時停止状態となっている一時停止状態期間において設定される所定の選択操作期間中に、所定の解除操作部が操作された場合、又は所定の継続操作部が操作されなかった場合には、一時停止状態期間が終了し、継続操作部が操作された場合、又は解除操作部が操作されなかった場合には、一時停止状態期間が終了した後に、遊技者に付与可能な利益量が増大する可能性のある有利遊技状態に移行可能とした。
【選択図】図6
Description
そこで本願発明は、遊技の進行が一時停止(フリーズ)した場合の解除態様を用いて新たな遊技性を作り出すことができる遊技機を提供することを目的とする。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な複数の図柄表示手段(回転リール40)を備え、遊技を進行させるために遊技者が操作する操作部として、遊技媒体の投入によってその操作が有効となり前記図柄表示手段(40)の図柄変動を開始させるスタートスイッチ(30)と、変動中の前記図柄表示手段(40)の表示を個々に停止させる複数のストップスイッチ(50)とを少なくとも備え、当選か否かの当選判定の抽選を行うとともに、前記操作部の操作に基づき遊技を制御する遊技制御装置(21)を備え、前記当選判定の抽選の結果、所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチ(50)の操作により、変動中の前記複数の図柄表示手段(40)を、当選に係る図柄が予め定められた配列となるように停止させることができた場合に入賞となる遊技機に係る。
そして、本発明は、前記遊技制御装置(21)は、所定期間、前記操作部を無効状態にして、遊技の進行を一時停止状態にすることができる操作無効手段(122)と、複数の前記操作部の中から、遊技の進行が一時停止状態となっている一時停止状態期間中に操作されることが当該期間の終了条件となる解除操作部、前記一時停止状態期間中に操作されることが当該期間の継続条件となる継続操作部のいずれか又は双方を決定する操作部決定手段(124)と、前記一時停止状態期間中に時計測を行う計時手段(123)とを備え、前記一時停止状態期間には、前記解除操作部及び/又は前記継続操作部について、一定の設定時間内に限り、遊技者が選択的に操作可能となる選択操作期間を設けてある。そして、前記計時手段(123)は、前記選択操作期間の設定時間を計測可能であり、前記計時手段(123)が選択操作期間の設定時間を計測中において、前記解除操作部が操作された場合、又は前記継続操作部が操作されなかった場合には、前記操作無効手段(122)は遊技を進行させるために操作される操作部の無効状態を解除して、一時停止状態期間を終了させ、前記計時手段(123)が選択操作期間の設定時間を計測中において、前記継続操作部が操作された場合、又は前記解除操作部が操作されなかった場合には、所定の終了条件に該当して前記一時停止状態期間が終了した後に、遊技者に付与可能な利益量が増大する可能性のある有利遊技状態に移行可能としたことを特徴とする。
本発明には、前記操作部決定手段(124)が「解除操作部」のみを決定する場合と、「継続操作部」のみを決定する場合と、双方を決定する場合が含まれる。また、操作部決定手段(124)は、「解除操作部」及び「継続操作部」をそれぞれ複数決定することができる。「解除操作部」及び「継続操作部」の決定は、遊技状態、例えば当選判定の抽選結果などに応じて決定してもよいし、複数の操作部の中からランダムに抽選で決定してもよい。
前記有利遊技状態としては、特定の当選に関して遊技者に報知し入賞の可能性が高くなるようにした当選報知遊技(AT)などを設けることかできる。
(作用)
本発明においては、遊技の進行が一時停止(いわゆるフリーズ)状態になった場合において、遊技者が所定の期間内に解除操作部を操作した場合、又は継続操作部を操作しなかった場合には、フリーズ状態が解除される。一方、所定の期間内に遊技者が継続操作部を操作した場合、又は解除操作部を操作しなかった場合には、フリーズ状態が維持される。
そして、フリーズ状態が維持された場合には、フリーズ状態の終了後に、有利遊技状態に移行する。つまり、操作部決定手段(124)が「解除操作部」のみを決定した場合でも、「継続操作部」のみを決定した場合でも、双方を決定した場合でも、フリーズ状態が維持されたときには、有利遊技状態に移行可能である。
なお、選択操作期間中においては、所定の演出表示部にて、遊技者にいずれかの操作部を操作するように促す表示や、操作すべき操作部を選択させるための表示(例えばクイズの正答を操作部で回答させるなど)を表示させると効果的である。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、前記操作部決定手段(124)は、前記解除操作部及び継続操作部をそれぞれ決定可能であり、前記一時停止状態期間は、前記選択操作期間中に前記解除操作部が操作された場合には直ちに終了し、前記選択操作期間中に前記継続操作部が操作されなかった場合には選択操作期間の終了時に終了し、前記選択操作期間中に前記継続操作部が操作された場合には選択操作期間の終了後に終了するように形成し、前記一時停止状態期間の継続時間が長いほど、前記有利遊技状態の有利度が高くなるように形成したことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、前記選択操作期間を複数回設け、前記操作部決定手段(124)は、前記各選択操作期間に応じて、前記解除操作部及び継続操作部をそれぞれ決定可能であるとともに、前記計時手段(123)は、前記各選択操作期間の設定時間をそれぞれ計測可能である。そして、前記計時手段(123)がいずれかの選択操作期間の設定時間を計測中において、当該選択操作期間について決定された解除操作部が操作された場合には、前記計時手段(123)は、時計測を終了するとともに、前記操作無効手段(122)は遊技を進行させるために操作される操作部の無効状態を解除して、一時停止状態期間を終了させ、前記計時手段(123)がいずれかの選択操作期間の設定時間を計測中において、当該選択操作期間について決定された継続操作部が操作された場合には、前記計時手段(123)は、次の選択操作期間の設定時間の計測を開始して選択操作期間を順次更新可能であり、前記一時停止状態期間の終了条件を、予め定められた回数の選択操作期間が終了した場合又は選択操作期間中に前記解除操作部が操作された場合のいずれかに該当した場合とし、前記選択操作期間が更新される回数が多いほど、前記有利遊技状態の有利度が高くなるように形成したことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記遊技制御装置(21)からの出力信号に基づいて遊技に付随する演出を制御する演出制御装置(22)と、演出制御装置(22)の制御により所定の演出表示を行う演出表示部(演出表示装置66)とを設け、前記演出制御装置(22)は、前記選択操作期間中、前記演出表示部(66)において、遊技者に所定の結果を選択させることに関する演出表示を行わせることができ、前記演出表示において選択されるべき所定の結果は、前記継続操作部の操作によって選択可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、「遊技者に所定の結果を選択させることに関する演出表示」とは、例えばクイズの正解(複数あってもよい)を回答することの要請表示、複数の経路から一の経路を選択することの要請表示などである。この演出表示は、液晶表示装置(67)などの画像表示部を用いてもよいし、スピーカ(69)からの音声表示であってもよい。また、「演出表示において選択されるべき所定の結果」とは、上記例によれば、クイズの正解、正しい道順などである。
(スロットマシン10)
スロットマシン10は、図1に示すように、正面側が開口する方形箱状の筐体11と、この筐体11の正面開口を開閉自在かつロック可能な前扉3を有している。
前記筐体11の内部において、開口上部には3個の回転リール40を有するリールユニット60が設置され、開口下部には、メダルを貯留するとともに入賞時等にメダルを払い出すためのホッパーユニット65が設けられている。また、前記リールユニット60の上方には、スロットマシン1の全体の動作を制御するための制御装置20が配置されている。
(制御装置20)
制御装置20は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御を行うものである。制御装置20としては、図2に示すように、遊技制御装置21及び演出御装置22が設けられている。
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図2に示すように、メダルセンサ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50、のパーツが接続されている。
メダルセンサ15は、図1に示すように、メダルセレクター4に設けられた遮光センサなどの検知手段であって、メダル投入口14から投入され、ホッパーユニット65に誘導されるメダルを検知するためのものである。
精算スイッチ17は、図1に示すように、前記ベットスイッチ16の左側に位置するスイッチであって、クレジットメダルを払い戻すためのものである。
ストップスイッチ50は、リールユニット60のリールモータの駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図1に示すように、各回転リール40に対応した3個の停止ボタン(左ボタン51、中ボタン52、右ボタン53)から構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。そして、回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
前記制御装置20の出力段には、図2に示すように、リールユニット60、ホッパーユニット65、メダルキャンセル装置4A、ベット表示部18、クレジット表示部18、演出表示装置66のパーツが接続されている。
リールユニット60は、スロットマシン10の主たる遊技装置であって、特に図示しないが、枠体に固定或いは支持された3個のリールモータと、各リールモータの出力軸に固定された3個の回転リール40(左リール41、中リール42、右リール43・図1参照)とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
演出表示装置66は、後述する演出制御装置22の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出表示を行うためのものである。具体的には、演出表示装置66は、画像表示部としての液晶表示装置67及びランプ68及びスピーカ69から構成されている。
液晶表示装置67は、図1に示すように、上パネル12の図柄表示窓13の上方に設けられた窓部から液晶画面が表出するように配置されており、液晶画面に文字図形動画等を表示し、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。
(遊技制御装置21)
遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、図2に示すように、当選抽選手段70、リール制御手段80、入賞判定手段100、ホッパー制御手段110、遊技停止制御手段120の各手段を備えている。
ここで、当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立し、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄の組み合わせが、あらかじめ定められた所定の特別当選図柄(例えば、有効ライン上に「7」が3個揃うもの)と一致したことを条件に、遊技者に有利な特別遊技、例えばレギュラーボーナスゲームやビッグボーナスゲームが開始されるように形成されている。
入賞判定手段100は、回転リール40が全て停止したときの停止図柄に基づいて入賞の有無を判定するものであり、ホッパー制御手段110は、精算スイッチ17の操作信号及び前記入賞判定手段90の判定結果に基づいてホッパーユニット65の作動を制御するためのものである。
ここで、リール制御手段80について説明する。
リール制御手段80は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作信号に基づいて、回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、回転リール40の回転態様を変化させるためのものである。そしてリール制御手段80は、図2に示すように、回転制御手段90及び停止制御手段91を備えている。
(回転制御手段90)
回転制御手段90は、リールモータを駆動開始させるためのスタート信号の出力時期や、リールモータを駆動させるためのパルス周波数を決定し、スタートスイッチ30の操作信号及び後述する遊技停止制御手段からの出力信号に基づいて、リールモータを駆動させるためのスタート信号を出力するとともに、回転リール40が定常回転に達するまでの間の回転態様を変化させるためのものである。
また、回転制御手段90は、定常回転に達する前の回転中の回転リール40の回転速度を変化させることができる。具体的には、各リールモータに対応して設けられているパルス発生装置に、モータ回転中における発生パルスの周波数の逓増量を変更させるための信号を出力するものである。たとえば、高速の加速度設定でパルス発信中のパルス発生装置に、中速の加速度設定や低速の加速度設定の信号を出力して加速度を遅くさせたり、逆に低速の加速度設定でパルス発信中のパルス発生装置に中速や高速の加速度設定の信号を出力して加速度を速くさせたりすることができる。これにより、回転中の回転リール40の回転速度が変化することとなる。また、所定の速度で加速度を0にすれば、回転中の回転リール40の回転速度を一定速度に保たせることができる。
(停止制御手段91)
停止制御手段91は、ストップスイッチ50の操作に基づく回転リール40の回転停止を制御するためのものである。
上記した停止制御は、停止テーブルを用いて行われる。停止テーブルとは、基準図柄から何コマ回転させて回転リール40を停止させるかを、ストップスイッチ50の操作タイミングやリールテープに表示されている図柄の配列その他の所定条件に応じ、各当選図柄ごとにテーブル上に規定したものである。そして、停止制御手段91は、ストップスイッチ50の操作信号受信時において、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄が有効ライン上に揃うように予めテーブルの上に停止位置が設定されてある当選用停止テーブルを用いて停止位置を決定する。また、当選フラグが成立していないときには、いかなる当選図柄も有効ライン上に揃わないように予めテーブルの上で停止位置が設定されてあるハズレ用停止テーブルを用いて停止位置を決定する。そして、決定した停止位置で回転リール40を停止させることができるタイミングで、モータの駆動を停止させるための停止信号を出力する。
次に、遊技停止制御手段120について詳述する。
遊技停止制御手段120は、遊技進行に関わる何らかの動作(具体的には、メダル投入、ベットスイッチ16又はスタートスイッチ30又はストップスイッチ50の操作)を無効にして遊技の進行を一時停止状態にさせる(以下フリーズという)とともに、所定の解除操作がなされた場合にはフリーズ状態を解除するためのものである。そして、遊技停止制御手段120は、図2に示すように、停止決定手段121、操作無効手段122、計時手段123、操作部決定手段124、解除判定手段125の各手段を備えている。
ここで、本実施の形態におけるフリーズ期間について、図5及び図6に基づき説明する。本実施の形態においては、全体のフリーズ期間が、設定時間の経過又は所定の解除操作により終了する複数のフリーズ期間(以下設定期間という)を含んで構成されるようになっており、図5はフリーズ期間構成の例1、図6は例2をそれぞれ示す。
そして、例2においては、選択操作演出期間においてフリーズの解除条件となる停止ボタンが操作された場合にはその時点でフリーズ期間が終了し、選択操作演出期間においてフリーズの継続条件となる停止ボタンが操作された場合には、設定時間の経過後に次の選択操作演出期間に移行するようになっている。そして、第四の選択操作演出期間において、t5の経過前にフリーズの継続条件となる停止ボタンが操作された場合には、有利遊技への移行が決定されるとともに、t5の経過後にフリーズ期間が終了(満了)する。このように、図6の例においては、有利遊技の開始が決定される場合には、必ずフリーズ期間は最長継続時間Tとなる。
(停止決定手段121)
停止決定手段121は、フリーズの有無を抽選により決定するためのものである。具体的には、停止決定手段121は、遊技中の所定契機で、スタートスイッチ30の操作を無効にするか否か、正確に言うと、スタートスイッチ30の操作に基づくスタート信号出力を遅延させるか否かの停止抽選を行い、抽選結果に基づいて、スタート無効を決定する。
ここで、「スタート信号出力を遅延」とは、スタートスイッチ30を操作しても一定時間(又は所定条件に該当するまで)回転リール40が回転開始しないことであり、時間経過後又は条件該当後において再度スタートスイッチ30の操作は不要(操作しても無関係)である。すなわち、一度スタートスイッチ30が操作されていれば、操作無効状態の解除により回転リール40は自動的に回転開始する。
操作無効手段122は、前記停止抽選手段121の行う停止抽選の抽選結果に基づいて、スロットマシン10をフリーズ状態にするためのものである。すなわち、スタートスイッチ30の操作によっても、回転リール40が回転開始しない状態とさせるためのものである。
具体的には、操作無効手段122は、回転制御手段90にスタート信号の出力を留保させることにより、回転リール40が回転開始しない状態をつくりだすことができる。スタート信号を留保するとは、リール制御装置80又は回転制御手段90においてスタートスイッチ30が操作されたことを記憶しておき、所定条件が満たされるまでスタート信号を出力させないことである。スタート信号の留保は、例えば回転リール40の回転速度が定常速度になるまでの間や、いわゆるウエイト時間と呼ばれる遊技実行制限期間の間において、従来のスロットマシンにおいても行われている。そして、所定の信号(定常回転に達した信号、ウエイト時間が経過した信号)受信を契機に、回転制御手段90からスタート信号が出力されるようになっている。本実施の形態では、その仕組みをそのまま利用してスタートスイッチ30の操作無効状態を実現させており、スタート信号出力の条件として、所定時間の経過又は以下に述べる解除判定手段125の決定を付加しているものである。
なお、スタートスイッチ30の操作信号を取り消す(抽選結果はそのまま残す)ことにより、スタート信号が出力されず回転リール40が回転しないように形成してもよい。この場合には、フリーズ期間終了後にスタートスイッチ30を再度操作することにより、回転リール40が回転開始するものとなる。
(計時手段123)
計時手段123は、フリーズ期間中の時計測を行うタイマーである。すなわち、計時手段123は、図3及び図4に示したそれぞれの期間についてタイムカウントを行うものである。
操作部決定手段124は、フリーズ期間のうち、選択操作期間として設定されている期間中に操作されることによってフリーズが解除されるための条件又はフリーズが継続されるための条件となる所定の操作部を、各選択操作期間ごとに決定するためのものである。
本実施の形態においては、所定の操作部としてストップスイッチ50を用い、操作部決定手段124は、3個の停止ボタンのうちいずれかの中から、フリーズの解除条件となる停止ボタン又はフリーズの継続条件となる停止ボタンを、操作部抽選により決定する。なお、この操作部抽選は、フリーズの解除条件となる停止ボタンを決定するものであっても、フリーズの継続条件となる停止ボタンを決定するものであっても、結果は同じである。例えば、フリーズの解除条件となる停止ボタンを1つ決定すれば、残りの2つの停止ボタンはフリーズの継続条件となる停止ボタンとなり、フリーズの継続条件となる停止ボタンを1つ決定すれば、残りの2つの停止ボタンはフリーズの解除条件となる停止ボタンとなる。
(解除判定手段125)
解除判定手段125は、フリーズ状態を終了させるか否かを決定するためのものであり、前記計時手段123の計測及び停止ボタンの操作判定に基づき、フリーズ解除の決定及びフリーズ継続の決定を行う。
具体的には、フリーズ期間中の操作判定期間において、フリーズ解除の条件となる停止ボタンが操作された場合、及びフリーズ継続の条件となる停止ボタンが操作されずに設定時間が経過した場合にはフリーズ解除の決定を行う。フリーズ解除の決定がなされると、計時手段123はタイマーをリセットし、操作無効手段122はスタートスイッチ30の操作無効を解除し(すなわち、回転制御手段90に留保されているスタート信号を出力させ)て、フリーズ状態は終了する。また、操作判定期間の設定時間内にフリーズ継続の条件となる停止ボタンが操作された場合には、フリーズ継続の決定を行う。フリーズ継続の決定がなされると、計時手段123は次の設定期間の時計測を行い、フリーズ状態が継続する。
(演出制御装置22)
演出制御装置22は、遊技制御装置21から出力される信号を受信して、演出表示装置66の表示を制御するためのものである。そして、演出制御装置22は、図2に示すように、選択操作演出制御手段130と、当選報知遊技制御手段140とを少なくとも備えている。なお、特に図示しないが、演出制御装置22は、上記手段の他に、演出の実行の有無や種類を決定するための実行演出決定や、決定した演出データに基づいて液晶表示装置67、ランプ68、スピーカ69の作動を制御するための手段などを備えていることは言うまでもない。
選択操作演出制御手段130は、フリーズ期間中における遊技者の操作に伴い実行される演出を制御するためのものである。
具体的には、選択操作演出制御手段130は、操作無効手段122の作動(すなわちフリーズ開始)に伴い、液晶表示装置67に所定の選択操作演出に係る画像を表示させるとともに、操作部決定手段124の決定及び解除判定手段125の決定に基づいて、表示させる画像を変化させる制御を行う。すなわち、予告期間においては所定の予告演出、選択操作期間においては所定の選択操作演出、演出期間においては予め定められたストーリー演出などを行わせるものである。
なお、選択操作演出は、上記以外にも、迷路などの分岐点で正しい道を選択させたり、バトルゲームで敵にダメージを与えられるポイントを選択させるなど、種々のパターンが考えられる。要は、遊技者の選択行為を停止ボタンによって行わせることに、何らかの意味づけがされるような演出態様であればよい。
当選報知遊技制御手段140は、当選報知遊技、すなわちAT遊技を制御するためのものである。
当選報知遊技制御手段140は、遊技制御装置21からAT移行決定信号を受信した場合には、受信した遊技の次遊技から、あるいは所定の期間が経過してから、演出表示部66などに所定の当選報知を表示するAT遊技を開始させる。ここで、AT遊技中に行われる報知は、当選図柄を画像や音声で報知するものであってもよいし、ストップスイッチ50の操作順番を報知するものであってもよい。前者は、例えば、同時に入賞不能(構成図柄の少なくとも一つがそれぞれ引き込み範囲内に存在しない)な3種類の小役があった場合、どの小役が当選したかを報知することにより、報知に係る役の構成図柄を狙って目押しをすることができ、入賞率が上昇して遊技者の獲得利益が増加するものである。後者は、ストップスイッチ50が抽選により決定された停止操作順番で操作された場合のみ入賞可能となるように設定された当選役を設け、ストップスイッチ50の操作順番を報知することにより、当該役が(必ず)入賞可能となり、入賞率が上昇して遊技者の獲得利益が増加するものである。
なお、遊技者に付与可能な利益量の異なるAT遊技を複数設けてもよい。例えば、50ゲームで終了するAT1と、100ゲームで終了するAT2を設けることができる。あるいは、同じゲーム数で、報知頻度が低いAT1と、報知頻度が高いAT2を設けてもよい。
(スロットマシン10の作動)
次に、上記構成を有するスロットマシン10の作動について、図5乃至図7のフローに基づき説明する。
ステップ101において、スタートスイッチ30がONとなったか否かが判断される。スタートスイッチ30がONにならない場合にはステップ101に戻り、スタートスイッチ30がONになった場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、当選抽選手段70による当選判定の抽選処理が行われる。そして次のステップ103に進む。
ステップ104において、フリーズを実行するか否かが判断される。フリーズを実行する場合には、次のステップ105において操作無効処理が行われ、その後ステップ106に進む。フリーズを実行しない場合にはステップ105を飛び越してステップ106に進む。
ステップ106において、回転リール40が回転開始する。そして次のステップ107に進む。
ステップ108において、ストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転停止処理が行われる。そして次のステップ109に進む。
ステップ109において、全ての回転リール40が回転停止したか否かが判断される。全ての回転リール40が回転停止していない場合、すなわち回転中の回転リール40がある場合にはステップ107に戻り、全ての回転リール40が回転停止した場合には、次のステップ110に進む。
(操作無効処理と選択操作演出)
上記ステップ105の操作無効処理について、選択操作演出の具体例を交えつつ、図6及び図7のフローに基づき説明する。ここで、図6は図3に示すフリーズ期間の例1に対応する制御であり、図7は図4に示すフリーズ期間の例2に対応する制御である。
まず、図6のステップ200において、操作無効手段122が回転制御手段90にスタート信号の出力を留保させる。なお、このとき、液晶表示装置67の画面上において、所定の告知演出が行われる。例えば「クイズに答えてATをゲットせよ」の告知表示の後に、「チャレンジしますか?」の問いかけと、「はい」と「いいえ」の選択肢を表示する。「いいえ」の場合には所定の停止ボタン(フリーズ解除条件となっている停止ボタン・例えば右ボタン53)を押下し、「はい」の場合にはそのまま待つように(あるいはフリーズ解除条件となっていない停止ボタン・例えば左ボタン51を操作するように)指示する。そして、次のステップ201に進む。
ステップ202において、キャンセル操作がされたか、すなわちフリーズ解除条件となっている停止ボタン(上記例では右ボタン53)が操作されたか否かが判断される。キャンセル操作がされた場合には、液晶表示装置67の画面に表示されている選択肢表示は通常の表示内容(例えば選択操作演出を実行する前に表示していた表示内容)に切り替わる。そして次のステップ220に進み、その後ステップ220で計時手段123はタイムカウントをリセットして時計測を終了し、次のステップ221で操作無効手段122はスタート信号の留保を解除し、制御を終了する。スタート信号の留保解除により、回転制御手段90からスタート信号が出力されて、回転リール40が回転開始する。一方、キャンセル操作がされない場合には、次のステップ203に進む。
ステップ204において、第一の選択操作演出期間として設定された時間t2が経過したか否かが判断される。t2が経過していない場合には、次のステップ205に進む。
ステップ206において、正解操作がされたか、すなわちフリーズ継続条件となっている停止ボタンが操作されたか否かが判断される。正解操作がされない場合にはステップ204に戻る。この間、液晶画面には、前記クイズの問題と回答が表示されている。そして、正解操作がされた場合には、次のステップ207に進む。このとき、液晶画面には、「正解」の文字が表示される。
ステップ208において、t3が経過したか否かが判断される。t3が経過していない場合にはステップ207に戻り、この間、ストーリー演出が表示される。t3が経過した場合には、次のステップ209に進む。
ステップ209において、計時手段123が、第二の選択操作演出期間として設定された時間t4のタイムカウントを開始する。このとき、液晶画面には、2問目のクイズの問題と、その回答が3択で表示される。そして、次のステップ210に進む。
ステップ212において正解操作がされた場合には、次のステップ213に進む。
ステップ213において、AT移行決定信号が出力される。このとき、液晶画面には、「ATゲット!」の文字が表示される。そして、次のステップ220に進む。
前記ステップ204及びステップ210において、t2又はt4が経過した場合には、ステップ220に進む。このとき、液晶画面には、「時間切れ」の表示がなされる。一方、前記ステップ205及び211においてキャンセル操作がされた場合にもステップ220に進むが、このときには、液晶画面に、「不正解」の表示がなされる。
あるいは、各回転リール40に1つずつ残念図柄(いずれの当選役の構成図柄にも含まれないいわゆるブランク図柄)を配置しておき、ステップ205、211でキャンセル操作がされた場合(クイズに正解しなかった場合)には、各回転リール40の残念図柄を横一列に並ばせて定常回転に移行するような演出を行わせてもよい。
次に、例2のフリーズ期間に対応する操作無効処理を説明する。ここで、例2の特徴は、選択操作演出期間の終了条件は設定時間の経過のみであり、正解操作は次の選択操作演出期間への移行条件となっている点である。そして、正解操作の回数(換言すればフリーズ継続時間)に応じて、開始される有利遊技が変化するようになっている。具体的には、AT2は、AT1よりも有利度が高い(例えば遊技期間が長い、報知頻度や確度が高い)設定となっている。なお、特に言及しないが、液晶画面等で行われる演出は、例1で述べたものと同様に行わせることができる。
ステップ304において、計時手段123が第一の選択操作演出期間として設定された時間t2のタイムカウントを開始する。そして、次のステップ305に進む。
ステップ305において時間内に正解操作がされたか、すなわちタイマーがタイムアップする前にフリーズ継続条件となっている停止ボタンが操作されたか否かが判断される。時間内に正解操作がなされた場合には、次のステップ306に進む。
ただし、ステップ305、306において時間内に正解操作がなされなかった場合には、そのままステップ320に進んでフリーズ期間が終了するのに対して、ステップ309において正解操作がなされなかった場合(すなわち第一及び第二の選択操作演出期間において時間内に正解操作が行われている場合)、及びステップ311において正解操作がなされなかった場合(すなわち第一乃至第三の選択操作演出期間において時間内に正解操作が行われている場合)には、ステップ313においてAT1移行決定信号が出力される。このとき、所定の演出表示が行われる。
このように、例2の操作無効処理では、操作を要求される一定の設定期間が経過するまでは、正解操作が行われても次の設定期間に移行しないようになっているので、結果として、フリーズしている時間が長いほど、遊技者の受ける有利度が高くなることになる。そして、例2の操作無効処理によれば、一定時間の連続演出を各設定期間の残時間に振り当てて、正解操作を早期に行うほど、演出のストーリーをたくさん見ることができるという遊技性を作り出すことができる。
(操作無効処理の他の例)
ところで、上記した図6に示す例において、選択操作演出期間で正解操作が行われた場合には、設定時間の経過前であっても次の選択操作演出期間に移行するように形成してもよい。この場合には、全フリーズ期間中の選択操作演出期間の回数を変動可能にし、フリーズの最長継続時間T(例えば45秒)の間に何回正解操作が行われたか(選択操作演出期間を何回クリアしたか)によって、移行可能な有利遊技の有利度を変化させるようにすることができる。このように形成した場合には、正解回数が多いほど遊技者が受ける有利度が高くなるものとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、遊技の進行が一時停止状態(フリーズ)となった場合、特定の停止ボタンの操作を行うことによりフリーズが解除されるものであるところ、フリーズ解除条件となる停止ボタンを複数設け、フリーズ解除条件とならない停止ボタンを1つだけ設けることにより、その停止ボタンがフリーズ継続条件となる停止ボタンとなって、遊技者がいずれの停止ボタンを操作するかによってフリーズ期間を変動させることができる。また、いずれの停止ボタンを操作させるかに演出を絡ませてあるので、単に解除スイッチでフリーズを解除する場合とは異なり、遊技の興趣を深めることができるものである。さらに、停止ボタンの正解操作によってフリーズが継続した場合に、有利状態を付与するという、新たな遊技性を生み出すことができるものである。
なお、スロットマシン10は、図5、図6のフローで説明した例及び他の2つの例の操作無効処理のいずれか一つを実行可能であればよく、これらのうちのいずれか複数又は全てを実行可能であってもよい。
また、上記した実施の形態では、継続操作部(フリーズ継続条件となる停止ボタン)を1つだけ設定する場合について述べたが、本発明には、継続操作手段を複数設ける場合も含まれる。この場合には、例えばクイズの正解が複数存在するような演出設定にすればよい。あるいは、操作部決定手段124の決定する操作部が、全て解除操作部(フリーズ解除条件となる停止ボタン)である場合(正答なし)や、全て継続操作部である場合(全問正答)を設けてもよい。
さらに、本発明の遊技の一時停止状態には、回転リール40が回転しないフリーズ状態の他に、メダルが投入できない(メダルセレクター4がメダルキャンセル状態となる、ベットスイッチ16の操作が無効となる)フリーズ状態(結果として回転リール40が回転しないこととなるが)、ストップスイッチ50が効かない(停止ボタンを操作しても回転リール40が回転停止しない)フリーズ状態も含まれる。また、フリーズ解除の条件となる操作スイッチは、ストップスイッチ50に限られず、ベットスイッチ16や精算スイッチ17であってもよい。例えば、ストップスイッチ50が効かないフリーズ状態を設け、スタートスイッチ30又はベットスイッチ16のいずれかの操作がフリーズ解除の正解操作となるように設定したり、二番目以降に操作するストップスイッチ50が効かないフリーズ状態を設け、スタートスイッチ30又はベットスイッチ16又は停止操作済みのストップスイッチ50のいずれかの操作がフリーズ解除の正解操作となるように設定することも可能である。
17 精算スイッチ 20 制御装置
21 遊技制御装置 22 演出制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
50 ストップスイッチ 60 リールユニット
65 ホッパーユニット 66 演出表示装置
70 当選抽選手段 80 リール制御手段
90 回転制御手段 91 停止制御手段
100 入賞判定手段 110 ホッパー制御手段
120 遊技停止制御手段 121 停止決定手段
122 操作無効手段 123 計時手段
124 操作部決定手段 125 解除判定手段
Claims (4)
- 複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な複数の図柄表示手段を備え、
遊技を進行させるために遊技者が操作する操作部として、遊技媒体の投入によってその操作が有効となり前記図柄表示手段の図柄変動を開始させるスタートスイッチと、変動中の前記図柄表示手段の表示を個々に停止させる複数のストップスイッチとを少なくとも備え、
当選か否かの当選判定の抽選を行うとともに、前記操作部の操作に基づき遊技を制御する遊技制御装置を備え、
前記当選判定の抽選の結果、所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチの操作により、変動中の前記複数の図柄表示手段を、当選に係る図柄が予め定められた配列となるように停止させることができた場合に入賞となる遊技機において、
前記遊技制御装置は、
所定期間、前記操作部を無効状態にして、遊技の進行を一時停止状態にすることができる操作無効手段と、
複数の前記操作部の中から、遊技の進行が一時停止状態となっている一時停止状態期間中に操作されることが当該期間の終了条件となる解除操作部、前記一時停止状態期間中に操作されることが当該期間の継続条件となる継続操作部のいずれか又は双方を決定する操作部決定手段と、
前記一時停止状態期間中に時計測を行う計時手段とを備え、
前記一時停止状態期間には、前記解除操作部及び/又は前記継続操作部について、一定の設定時間内に限り、遊技者が選択的に操作可能となる選択操作期間を設け、
前記計時手段は、前記選択操作期間の設定時間を計測可能であり、
前記計時手段が選択操作期間の設定時間を計測中において、前記解除操作部が操作された場合、又は前記継続操作部が操作されなかった場合には、前記操作無効手段は遊技を進行させるために操作される操作部の無効状態を解除して、一時停止状態期間を終了させ、
前記計時手段が選択操作期間の設定時間を計測中において、前記継続操作部が操作された場合、又は前記解除操作部が操作されなかった場合には、所定の終了条件に該当して前記一時停止状態期間が終了した後に、遊技者に付与可能な利益量が増大する可能性のある有利遊技状態に移行可能としたことを特徴とする遊技機。 - 前記操作部決定手段は、前記解除操作部及び継続操作部をそれぞれ決定可能であり、
前記一時停止状態期間は、前記選択操作期間中に前記解除操作部が操作された場合には直ちに終了し、前記選択操作期間中に前記継続操作部が操作されなかった場合には選択操作期間の終了時に終了し、前記選択操作期間中に前記継続操作部が操作された場合には選択操作期間の終了後に終了するように形成し、
前記一時停止状態期間の継続時間が長いほど、前記有利遊技状態の有利度が高くなるように形成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記選択操作期間を複数回設け、
前記操作部決定手段は、前記各選択操作期間に応じて、前記解除操作部及び継続操作部をそれぞれ決定可能であるとともに、前記計時手段は、前記各選択操作期間の設定時間をそれぞれ計測可能であり、
前記計時手段がいずれかの選択操作期間の設定時間を計測中において、当該選択操作期間について決定された解除操作部が操作された場合には、前記計時手段は、時計測を終了するとともに、前記操作無効手段は遊技を進行させるために操作される操作部の無効状態を解除して、一時停止状態期間を終了させ、
前記計時手段がいずれかの選択操作期間の設定時間を計測中において、当該選択操作期間について決定された継続操作部が操作された場合には、前記計時手段は、次の選択操作期間の設定時間の計測を開始して選択操作期間を順次更新可能であり、
前記一時停止状態期間の終了条件を、予め定められた回数の選択操作期間が終了した場合又は選択操作期間中に前記解除操作部が操作された場合のいずれかに該当した場合とし、
前記選択操作期間が更新される回数が多いほど、前記有利遊技状態の有利度が高くなるように形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記遊技制御装置からの出力信号に基づいて遊技に付随する演出を制御する演出制御装置と、演出制御装置の制御により所定の演出表示を行う演出表示部とを設け、
前記演出制御装置は、前記選択操作期間中、前記演出表示部において、遊技者に所定の結果を選択させることに関する演出表示を行わせることができ、前記演出表示において選択されるべき所定の結果は、前記継続操作部の操作によって選択可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009134004A JP5888834B2 (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009134004A JP5888834B2 (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012136521A Division JP2012196500A (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | 遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010279479A true JP2010279479A (ja) | 2010-12-16 |
JP2010279479A5 JP2010279479A5 (ja) | 2012-08-16 |
JP5888834B2 JP5888834B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=43536832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009134004A Expired - Fee Related JP5888834B2 (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5888834B2 (ja) |
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012115548A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP4975871B1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-07-11 | Kpe株式会社 | スロットマシン |
JP2012200306A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2012200496A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2012213592A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-11-08 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2013090910A (ja) * | 2011-02-15 | 2013-05-16 | Net Corp | 遊技機 |
JP2013165762A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2013183826A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2013183825A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2014004215A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014004216A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014014405A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014023547A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014023546A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014050677A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-03-20 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP5482944B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5482943B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5482942B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2014104173A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2014188268A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014188269A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014217433A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2014236954A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-12-18 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
JP2015019968A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2015033429A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2015062618A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2015100422A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016007440A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016093390A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP2017124245A (ja) * | 2017-04-13 | 2017-07-20 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2017131288A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001276320A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2005230028A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Olympia:Kk | 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2009
- 2009-06-03 JP JP2009134004A patent/JP5888834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001276320A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2005230028A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Olympia:Kk | 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012115548A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2013090910A (ja) * | 2011-02-15 | 2013-05-16 | Net Corp | 遊技機 |
JP4975871B1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-07-11 | Kpe株式会社 | スロットマシン |
JP2012200306A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2012200496A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2012213592A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-11-08 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2012213590A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-11-08 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2013165762A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2013183826A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2013183825A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2014004215A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014004216A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014014405A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014023547A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014023546A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014050677A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-03-20 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP2014104173A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2014188269A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014188268A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014217433A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2015019968A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2014121513A (ja) * | 2013-07-22 | 2014-07-03 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP5482942B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5482943B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5482944B1 (ja) * | 2013-07-22 | 2014-05-07 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2014121512A (ja) * | 2013-07-22 | 2014-07-03 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2015033429A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2015062618A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2015100422A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2014236954A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-12-18 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
JP2016007440A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016093390A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP2017131288A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2017124245A (ja) * | 2017-04-13 | 2017-07-20 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5888834B2 (ja) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5888834B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010279479A5 (ja) | ||
JP5782659B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012223228A (ja) | 遊技機 | |
JP2012196500A (ja) | 遊技機 | |
JP2016016057A (ja) | 遊技機 | |
JP6461726B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7104992B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019080801A (ja) | 遊技機 | |
JP5336246B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5831880B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2014039704A (ja) | 遊技機 | |
JP6023863B1 (ja) | 遊技機 | |
JP7391377B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4630007B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009018067A (ja) | 遊技台 | |
JP2016172179A (ja) | 遊技機 | |
JP2011156188A (ja) | スロットマシン | |
JP2015223417A (ja) | 遊技機 | |
JP2015139522A (ja) | スロットマシン | |
JP2011062428A (ja) | スロットマシン | |
JP2010268867A (ja) | 遊技機 | |
JP2009153697A (ja) | 遊技機 | |
JP5686924B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5714761B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120703 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130904 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140603 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20150617 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5888834 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |