JP2010277567A - Dm配布エリア分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 DM配布エリアを簡単に最適化できると共に潜在顧客のDM配布エリアを容易に特定できるDM配布エリア分析装置を提供する。
【解決手段】 エリア確定手段が、DM配布対象エリアを確定し、分析手法選択処理手段で選択された分析手法に従い、条件設定手段で設定された条件に基づいて、分析処理手段が「スコアリング分析」、「重回帰分析」又は「プロファイリング分析」を行い、分析された数値に従ってDM配布対象エリアのリストを並び替え、配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で、実際の配布可能なエリアを特定し、地図データ上にも実際の配布可能なエリアを識別可能に表示する分析装置である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ダイレクトメール(DM)の配布エリアを分析する装置に係り、特に、ライフスタイル層、その他の条件からDMの配布候補エリアを分析し、更に顧客のレスポンスデータから配布エリアの最適化を行うDM配布エリア分析装置に関する。
従来、スーパーマーケット等の小売店からダイレクトメール(DM)を配布するのに、当該小売店からの距離等を考慮して配布エリアを特定するようになっていた。
また、顧客情報、地域情報、統計情報を基に、DM配布の条件等に適合するようDM配布管理を行うダイレクトメール配布管理システムがある(特開2003−216867:技研商事インターナショナル)。
このダイレクトメール配布管理システムは、CRMサーバで顧客情報に緯度経度の情報を付加し、顧客情報を条件によって分析して配布対象の顧客を抽出し、GISサーバで抽出された顧客情報と地図情報とを合成して地図分布データを作成し、統計情報を利用してDM配布条件に従ってDM配布管理レポートを提供するものである。
特開2003−216867号公報
しかしながら、上記従来の方法又はシステムでは、DM配布エリアを大雑把に特定するか、若しくは、かなり高度の専門知識を有する者によって専門的にDM配布エリアを特定することになり、小売店等の経営者が気軽に活用できるものとはなっていなかった。
[発明の目的]
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、DM配布エリアを簡単に最適化できると共に潜在顧客のDM配布エリアを容易に特定できるDM配布エリア分析装置を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ダイレクトメールの配布エリアを分析する分析装置であって、分析処理を行う制御部と、分析処理のための処理プログラムが記憶され、エリア毎に種々の統計データの情報が記憶され、当該エリアより広い領域で区分けされる地図データが記憶され、セグメントスタイルのグループに対応して統計データの指標項目がセグメントスタイル層特定テーブルとして記憶され、配布したダイレクトメールに対する顧客のレスポンスに関する顧客レスポンスデータが記憶される記憶部とを有し、制御部が、処理プログラムを読み込んで実現する手段として、分析手法の選択を受け付ける分析手法選択手段と、配布対象エリアが確定されると、エリアコード順に配布対象エリアのリストを表示すると共に、対応する地図データを読み込み、当該地図データ上に当該配布対象エリアを表示するエリア確定手段と、選択された分析手法に従って分析条件を条件画面で提供すると共に、設定条件を受け付ける条件設定手段と、設定条件に従って選択された分析手法により分析処理を行い、分析結果の数値に基づいてリストを並び替え、更に設定された配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアをリストにおいて識別可能に表示すると共に、地図データ上に配布可能なエリアを識別可能に表示する分析処理手段とを有し、選択された分析手法がスコアリング分析である場合に、条件設定手段が、統計データの情報から統計データの項目又はセグメントスタイル層特定テーブルから統計データの指標項目を選択可能とし、項目と顧客レスポンスデータとの相関を演算して得られた相関値を重み係数に使用するよう設定可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、分析処理手段が、項目の重み係数を用いてエリア毎に得点を取得するスコアリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の得点の数値に基づいてリストを並び替えることを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、選択された分析手法が重回帰分析であって既存の重回帰式を用いる場合に、条件設定手段が、既存の重回帰式を選択可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、分析処理手段が、選択された既存の重回帰式を用いてエリア毎の予想顧客率を算出する重回帰分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に基づいてリストを並び替えることを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、選択された分析手法が重回帰分析であって既存の重回帰式を用いない場合に、条件設定手段が、統計データの情報から統計データの項目を選択可能とし、選択された項目同士のデータ間の相関を演算すると共に当該項目のデータと顧客レスポンスデータとの相関を演算して得られた相関値を参考に、重回帰式の作成に使用する項目を選択可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、分析処理手段が、選択された重回帰式に使用する項目のデータを用いて重回帰式を生成して、エリア毎の予想顧客率を算出する重回帰分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に基づいてリストを並び替えることを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、記憶部には、エリア毎にカテゴリ分類されて得られたクラスターデータが記憶され、選択された分析手法がプロファイリング分析であって既存のクラスター配布モデルを利用する場合に、条件設定手段が、既存のクラスター配布モデルを選択可能とし、選択されたクラスター配布モデルで用いたクラスターリストを表示し、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、リスト並び替えのキーを設定可能とし、分析処理手段が、選択された既存のクラスター配布モデルで用いたクラスターリストのデータを用いてエリア毎の予想顧客率を算出するプロファイリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に対して設定されたキーに基づいてリストを並び替えることを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、記憶部には、エリア毎にカテゴリ分類されて得られたクラスターデータが記憶され、選択された分析手法がプロファイリング分析であって既存のクラスター配布モデルを利用しない場合に、条件設定手段が、配布エリアとして確定されたエリアについてクラスターリストを表示し、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、リスト並び替えのキーを設定可能とし、分析処理手段が、表示されたクラスターリストの項目について、記憶された統計データ、記憶された顧客レスポンスデータ、記憶されたクラスターデータから当該項目に必要なデータを取得して表示し、当該データを用いてエリア毎の予想顧客率を算出するプロファイリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に対して設定されたキーに基づいてリストを並び替えることを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、分析処理手段が、配布可能なエリアでないエリアについて分析処理によって得られた数値が基準値と比較して大小がある場合に、配布可能なエリアを表示した色とは別の色で当該大小に応じて濃淡を変えて表示することを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、分析処理手段が、配布可能なエリアについて、顧客レスポンスデータを用いてリストに従って配布するとした場合の配布計画数に対するレスポンスの割合をチャート表示することを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、分析処理手段が、チャートの原点から配布計画数100%でレスポンスの割合100%の点を結んだ標準線を描画し、特定配布数の位置でチャート線まで垂直線を描画した場合、標準線から上側の割合が下側の割合に対して最大となる位置に配布効率が最大の垂直線を描画することを特徴とする。
本発明は、上記分析装置において、配布モデルに基づいてダイレクトメールが配布された場合に、制御部が、処理プログラムを読み込んで実現する手段として、検証処理を行う検証処理手段を設け、検証処理手段が、選択された配布モデルについて対応する顧客レスポンスデータを読み込み、分析処理手段が行ったチャート表示を行うことを特徴とする。
本発明は、分析システムにおいて、上記分析装置がネットワークに接続されており、当該ネットワークに端末装置が接続され、端末装置が分析装置にアクセスし、当該端末装置の表示部に分析装置における分析内容を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、分析手法選択手段が、分析手法の選択を受け付け、エリア確定手段が、配布対象エリアが確定されると、エリアコード順に配布対象エリアのリストを表示すると共に、対応する地図データを読み込み、当該地図データ上に当該配布対象エリアを表示し、条件設定手段が、選択された分析手法に従って分析条件を条件画面で提供すると共に、設定条件を受け付け、分析処理手段が、設定条件に従って選択された分析手法により分析処理を行い、分析結果の数値に基づいてリストを並び替え、更に設定された配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアをリストにおいて識別可能に表示すると共に、地図データ上に配布可能なエリアを識別可能に表示し、選択された分析手法がスコアリング分析である場合に、条件設定手段が、統計データの情報から統計データの項目又はセグメントスタイル層特定テーブルから統計データの指標項目を選択可能とし、項目と顧客レスポンスデータとの相関を演算して得られた相関値を重み係数に使用するよう設定可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、分析処理手段が、項目の重み係数を用いてエリア毎に得点を取得するスコアリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の得点の数値に基づいてリストを並び替える分析装置としているので、ダイレクトメール配布エリアを最適化でき、ダイレクトメール配布先を適正にかつ容易に決定できる効果がある。
本発明の実施の形態に係るDM配布エリア分析装置の概略図である。 セグメントスタイル層特定テーブルの概略図である。 DM配布エリア分析装置における処理概要のフローチャートである。 分析処理等のフローチャートである。 分析手法画面を示す図である。 検証画面を示す図である。 エリア選択画面を示す図である。 エリア確定画面を示す図である。 条件画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 配布計画画面を示す図である。 DM配布エリア一覧内容テーブルの概略図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るDM配布エリア分析装置は、DM配布対象エリアを確定しておき、選択された分析手法に従い、設定された条件に基づいて、分析処理手段が「スコアリング分析」、「重回帰分析」又は「プロファイリング分析」を行い、分析された数値に従ってDM配布対象エリアのリストを並び替え、配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で、実際の配布可能なエリアを特定し、地図データ上にも実際の配布可能なエリアを識別可能に表示するものであり、DM配布対象エリアから実際の配布エリアを適正にかつ容易に特定できるものである。
[システム全体:図1]
本発明の実施の形態に係るDM配布エリア分析装置(本装置)について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るDM配布エリア分析装置の概略図である。
本装置は、図1に示すように、DM配布エリア分析装置1と、入力装置2と、表示装置3とを基本的に備えている。
尚、本装置では、スタンドアローンのコンピュータ装置を想定しているが、DM配布エリア分析装置1の代わりにDM配布エリア分析サーバを設け、ネットワークを介してユーザ端末からアクセスするシステム構成であってもよい。また、DM配布エリア分析サーバをASP(Application Service Provider)として利用するものであってもよい。
[DM配布エリア分析装置]
[DM配布エリア分析装置の概略構成]
DM配布エリア分析装置1は、図1に示すように、制御部11と、主メモリ12と、記憶部13と、インタフェース部14とを基本的に備えている。
以下、DM配布エリア分析装置1の各部を説明する。
制御部11は、記憶部13に記憶された処理プログラムを主メモリ12にロードして各種処理手段を実行可能とする。具体的な各種の処理手段については後述する。
主メモリ12は、処理プログラムを動作させるためのワークメモリである。
記憶部13は、処理プログラムを記憶し、更に、処理に必要な各種記憶部及びテーブル等も記憶している。テーブルとしては、セグメントスタイル層特定テーブル130がある。
[記憶部13における各種記憶部]
更に、記憶部13には、統計データ記憶部131と、地図データ記憶部132と、顧客レスポンスデータ記憶部133と、カテゴリデータ記憶部134等が設けられている。
[統計データ記憶部131]
統計データ記憶部131は、地域(エリア)毎に種々の統計データを記憶している。例えば、行政区画を示す地域ID(地域識別子:エリアコード)と地域名(例えば、「東京都板橋区○○丁目」)に対応して、人口総数、世帯数、持ち家世帯数、持ち家世帯比率、年数1500万円以上の世帯数、15歳以上労働力人口、65歳以上比率等の統計データの指標項目に対応して数値を記憶している。
[地図データ記憶部132]
地図データ記憶部132は、地域IDが付された地域より広い領域の地図データを記憶している。従って、地図データ内に地域IDが付された地域が複数含まれることになる。
[顧客レスポンスデータ記憶部133]
顧客レスポンスデータ記憶部133は、これまで配布したDMに対する顧客のレスポンスに関するデータ(顧客レスポンスデータ)を記憶している。後で、顧客レスポンスデータを検索し易いように、顧客情報(顧客ID、住所等)、配布時期、配布ターゲット、DMの内容等に対応付けて記憶されている。
[カテゴリデータ記憶部134]
カテゴリデータ記憶部134は、地域毎に、クラスターデータを記憶する。
クラスターデータとは、国勢調査による統計データを主成分分析又はクラスター分析を行い、分析値が類似する地域(丁目)をグループ分け(カテゴリ分類)し、当該グループ(カテゴリ分類グループ)に対応したクラスター番号(コード)、クラスター名、人口・世帯数等のデータである。
インタフェース部14は、入力装置2及び表示装置3に接続する。
入力装置2は、DM配布エリア分析装置1に対して分析に必要な指示を入力するための装置であり、キーボード、マウス等が想定されている。
表示装置3は、分析に必要な情報を表示し、分析結果を表示するものである。
また、インタフェース部14は、印刷装置に接続する。印刷装置は、表示装置3に表示した内容を印刷出力し、特に、図3の処理S20におけるレポート印刷を行う。
[セグメントスタイル層特定テーブル:図2]
セグメントスタイル層特定テーブル130について図2を参照しながら説明する。図2は、セグメントスタイル層特定テーブルの概略図である。
セグメントスタイル層特定テーブル130は、図2に示すように、セグメントスタイル(ライフスタイル)層のグループ名に対して3つの主指標項目を記憶すると共に、それ以外に約20の共通指標項目を記憶している。
ここで、指標項目は、統計データの指標項目又はそれを基に生成(加工)された項目であり、地域(地域ID)毎に数値を記憶している。
例えば、グループ名が「高齢者向け」であれば、3つの主指標項目は、「65歳以上親族のいる世帯率」「高齢単身・夫婦世帯率」「一戸建世帯率」であり、共通指標項目は、例えば、「65歳以上比率」等である。
ここで、セグメントスタイル(ライフスタイル)層とは、消費者の区別を判断するためのものであり、考え方としては、高年収層、低年収層、高貯蓄層、低貯蓄層、高年齢層、低年齢層、家族世帯層、住宅の住み方層(一戸建かマンションか)、町のセグメントスタイル層(山手か下町か)等について、セグメントスタイル層に対応して選択された主指標項目が記憶されている。
[処理の概要:図3]
次に、DM配布エリア分析装置における処理概要について図3を参照しながら説明する。図3は、DM配布エリア分析装置における処理概要のフローチャートである。
DM配布エリア分析装置1の記憶部13に記憶された処理プログラムが主メモリ12にロードされて制御部11が図3に示す処理を実行するものである。
処理の概要は、図3に示すように、分析手法を選択する分析手法選択処理が行われ(S1)、次に、検証を行うか否かの判断が為され(S2)、検証を行う場合(Yesの場合)、これまでに配布した結果について検証する検証処理が行われる(S3)。判断処理S2で検証を行わない場合(Noの場合)、処理S5に移行する。
検証処理S3を行った場合、検証結果をレポート出力するか否かを判断し(S4)、レポート出力しない場合(Noの場合)は、処理S5に移行し、レポート出力する場合(Yesの場合)は、処理S20に移行する。尚、検証処理S3後に、レポート出力した場合に、処理S5に移行できるようにしてもよい。
次に、概ねの配布するエリアを選択するエリア選択処理が行われ(S5)、更に、配布するエリアを決定するエリア確定処理が為され(S6)、次に、条件を設定する条件設定処理が為され(S7)、そして、処理S1で選択された分析手法を用いて分析処理が為されて(S8)、更に、金額などを設定し、配布計画を作成する配布計画作成処理を実行する(S9)。
尚、上記各処理は制御部11によって実行され、プログラム制御によって具体的に実現される処理手段は、「分析手法選択手段」「検証手段」「エリア選択手段」「エリア確定手段」「条件設定手段」「分析処理手段」「配布計画作成手段」である。
尚、分析手法選択手段は、図5の分析手法画面を提供して処理を実行し、検証手段は、図6の検証画面を提供して処理を実行し、エリア選択手段は、図7のエリア選択画面を提供して処理を実行し、エリア確定手段は、図8のエリア確定画面を提供して処理を実行し、条件設定手段は、図9の条件画面を提供して処理を実行し、配布計画作成手段は、図11の配布計画画面を提供して処理を実行する。また、分析処理手段は、図9の条件画面(スコアリング分析)で「分析」ボタンをクリックした場合に処理を実行する。
以下は、各手段の概要を説明するにとどめ、詳細な処理内容は、表示画面を用いて後述する。
[分析手法選択手段]
分析手法選択手段は、分析手法として、「スコアリング分析」「重回帰分析」「プロファイリング分析」を選択させるものである。各分析手法については後述する。
[検証手段]
検証手段は、過去の配布モデル又は過去のレスポンスデータに基づいてDM配布の効率について検証を行うものである。つまり、検証には、過去の配布モデルについてDM配布効率を検証する場合と、過去のレスポンスデータに基づいて今回のDM配布効率を検証する場合の二通りがある。
[エリア選択手段]
エリア選択手段は、「地図から」「分析地から」「住所から」「配布モデルから」エリアを選択させるものである。
「地図から」のエリア選択では、地図データ記憶部132からエリア選択手段が地図データを表示させ、その地図で中心点を指定して、そこからの指定範囲(円又はトラベルタイム)をエリアとして選択する。
指定範囲における円は、中心点から半径○○kmで範囲を特定し、指定範囲におけるトラベルタイムは、中心点から徒歩又は車で○○分で範囲を特定する。
「分析地から」のエリア選択では、別の商圏分析ソフトで作成される分析/商圏をエリアとするものである。
「住所から」のエリア選択では、都道府県、市区町村からエリア選択するものである。
「配布モデルから」のエリア選択では、過去に作成した配布エリアをそのまま利用するものである。
[エリア確定手段]
エリア確定手段は、エリア選択手段で選択されたエリアについて調整を行い、分析するエリアを確定させるものである。
[条件設定手段]
条件設定手段は、配布エリアを特定するために行う各分析について条件設定を行わせるものである。従って、各分析手法によって設定される条件が異なっている。
[分析処理手段]
分析処理手段は、設定された条件に従い、選択された分析を実行し、分析で得られた値を基に配布エリアリストを並べ替え、配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で、実際の配布エリアを特定し、地図上にも実際の配布エリアを識別可能に表示するものである。
[配布計画作成手段]
配布計画作成手段は、分析処理手段で特定された実際の配布エリアについて、配布の費用、配布部数、効率等を提供するものである。
[分析処理手段における3つの分析手段]
分析処理手段には、スコアリング分析を行うスコアリング分析手段と、重回帰分析を行う重回帰分析手段、プロファイリング分析を行うプロファイリング分析手段を備えている。尚、重回帰分析とプロファイリング分析には、顧客レスポンスデータを用いることが必須である。
[スコアリング分析手段]
スコアリング分析手段は、顧客レスポンスデータとセグメントスタイル層で得点算出のために選択された指標項目のデータとの間で相関分析を行い、相関値を計算し、地域毎に統計指数の大きさから正規得点化を行い、合計得点を算出する。
尚、スコアリング分析手段は、顧客レスポンスデータを用いずに統計データに重み付けを行って得点を算出するスコアリング分析を行うことも可能である。
[重回帰分析手段]
重回帰分析手段は、統計データにおいて選択された指標項目同士のデータ間の相関演算により得られた相関値と、顧客レスポンスデータと統計データにおいて選択された指標項目のデータとの間の相関演算により得られた相関値を参考に、重回帰式の作成に使用する項目を選択し、更に、重回帰式の作成に使用する項目を用いて重回帰式(レスポンス予測式)を作成し、地域毎の予想顧客率(ポテンシャル)を算出する。
そして、重回帰分析手段は、当該ポテンシャルで配布効率を示すチャート表示を行い、分析結果のグラフを散布図(残差×ポテンシャル)、散布図(実数値×ポテンシャル)、ヒストグラム(標準化残差)で表示可能とする。
また、既存オプションで、重回帰用配布モデルの一覧から配布モデルが選択された場合には、統計データとの相関分析は行わず、当該配布モデルで記憶するレスポンス予測式を用いて重回帰分析により地域毎のポテンシャルを算出することもできる。
[プロファイリング分析手段]
プロファイリング分析手段は、潜在顧客分析を用いるものであり、カテゴリデータ記憶部134にアクセスし、各地域に対応するクラスターデータを取得し、DM配布予定エリア内でクラスターデータ毎にグループを生成し、グループ内のレスポンス件数や項目のデータの合計/人口・世帯数によりレスポンス率を求め、(レスポンス率×人口・世帯数の合計)/人口・世帯数の合計から浸透指数を求め、浸透指数×人口・世帯数からポテンシャルを求め、ポテンシャル−実ポテンシャルから余地を求め、余地/人口・世帯数で余地率を求める。
グループ内のレスポンス件数とは、例えば、町丁目内のレスポンスデータの件数をいい、項目のデータの合計とは、例えば、レスポンスのあった顧客の購入金額の合計ということになる。
ここで、グループ内のレスポンス件数等のデータは、顧客レスポンスデータ記憶部133に記憶されているので、そこから取得する。
そして、プロファイリング分析手段は、上記で求めたポテンシャルと浸透率の2つの数値を用いて設定されたキーに基づいて配布エリアリストのランキングを並び替えるものである。
また、プロファイリング分析手段は、表示するグラフとして、レスポンス件数、エリア件数、人口・世帯数、浸透率(レスポンス率)、浸透指数等のグラフがある。
[分析処理:図4]
次に、図3における分析手法選択処理と分析処理を主に図4を参照しながら説明する。図4は、分析処理等のフローチャートである。
図4に示すように、分析手法として、「スコアリング分析」「重回帰分析」「プロファイリング分析」が選択可能である。
図4において、分析手法選択処理S1において、「スコアリング分析」が選択されると、顧客のレスポンスデータを利用するか否かが判定され(S11)、利用しない場合(Noの場合)、統計項目重み設定処理が為され(S12)、続いて処理S14に移行する。判定処理S11は、図3における条件設定処理S6で為されるものである。
また、レスポンスデータを利用する場合(Yesの場合)、選択された統計項目(スコアリング要素)と顧客のレスポンスデータとの相関を町丁目毎に分析する相関分析が行われ、相関係数を算出する(S13)。
そして、設定された統計項目の重み係数又は相関係数を重み係数としてエリア毎に得点(スコア)を算出し、スコア順にエリアリストを並び替え、DMの配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアを特定し、地図データにも配布可能なエリアを識別可能に表示するスコアリング分析処理を行う(S14)。更に、相関演算の結果式を保存し、選択統計項目、重み係数を記憶する(S15)。
また、分析手法選択処理S1において、「重回帰分析」が選択されると、過去の重回帰分析処理で記憶部13に記憶された結果式(レスポンス予測式、重点回帰式)を選択して適応し、重回帰分析を行い、地域毎の予想顧客率(ポテンシャル)を算出し、当該予想顧客率の順にエリアリストを並び替え、DMの配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアを特定し、地図データにも配布可能なエリアを識別可能に表示する重回帰分析処理を行う(S16)。更に、重回帰分析の結果式を保存する(S17)。
尚、過去の重回帰式を利用せず、統計データとの相関を演算して重回帰式を生成して、地域毎のポテンシャルを算出して重回帰分析を行ってもよい。
また、分析手法選択処理S1において、「プロファイリング分析」が選択されると、過去のプロファイリング分析処理で記憶部13に記憶された結果式(レスポンス予測式、CL(クラスター)別浸透率、浸透指数(INDEX))を選択して適応し、プロファイリング分析を行い、地域毎のポテンシャルと浸透率を算出し、当該ポテンシャルと浸透率の2つ数値を用いて設定されたキーに基づいてエリアリストを並び替え、DMの配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアを特定し、地図データにも配布可能なエリアを識別可能に表示するプロファイリング分析処理を行う(S18)。更に、プロファイリング分析の結果式とCL別浸透率、INDEXを保存する(S19)。
尚、過去の結果式を用いないで、クラスターリストからクラスターデータを選択してプロファイリング分析を行ってもよい。
[表示画面の処理内容]
次に、DM配布エリア分析装置1における表示画面を用いて処理内容を説明する。
[分析手法選択処理:図5]
まず、分析手法選択処理について図5を参照しながら説明する。図5は、分析手法画面を示す図である。
分析手法選択処理は、分析手法選択処理手段によって実現され、図5に示す画面を表示装置2に表示する。
分析手法画面では、手法として「スコアリング」、「重回帰」、「プロファイル」を選択可能であり、選択した手法について、「分析」、「検証」、「配布計画」のボタンをクリックすることで、各々の処理を選択可能としている。
「分析」ボタンの選択により、「エリア選択画面」に遷移するようになっている。
また、「検証」ボタンの選択により、「検証画面」に移行し、過去の配布モデル又は過去のレスポンスに基づいてDM配布の効率について検証を行うことができる。
また、「配布計画」ボタンの選択により、「配布計画画面」に移行し、配布シミュレーションを行うもので、既に登録した「配布モデル」を利用可能とする。
「配布モデル」の選択欄(コンボリスト)には、過去に、スコアリング、重回帰、プロファイルで作成した配布モデルを表示する。配布モデルは、選択した分析手法毎に異なるため、分析方法を変更したら、選択可能な配布モデルも分析手法に対応する配布モデルが選択できるように表示を変更する。
[検証処理:図6]
次に、検証処理について図6を参照しながら説明する。図6は、検証画面を示す図である。
検証処理は、検証処理手段によって実現され、図6に示す画面を表示装置2に表示する。
検証画面の「配布モデル」コンボリストでは、作成した配布モデルを選択するものとなっている。配布モデルが一つもない場合には、検証を行うことができない。配布モデルが選択されると、配布モデル内に保存してあるレスポンスデータを使用して「チャート」ピクチャボックスにグラフを描画する。
「配布モデル」スプレッドでは、上記選択した配布モデルの項目名、相関、重みを一覧で表示する。
「チャート」ピクチャボックスでは、過去の配布計画の善し悪しを判断するためのグラフが描画されるものであり、このグラフを基に過去の配布計画を検討し、または、新たな配布計画を検討するものである。
クラフは、縦軸がレスポンス数を100%で表し、横軸が配布部数を100%で表したものである。このグラフは、横軸の配布部数の増加に伴い、縦軸のレスポンス数100%におけるレスポンス数、つまり、レスポンスの割合(パーセンテージ)の推移が表示される。
具体的には、横軸の配布部数100%で縦軸のレスポンス数100%である点と原点を結んだ線(斜線)が「標準線」となり、当該標準線の上側に描画される線が形成されれば、配布効率が良く、下側に形成されれば、配布効率が悪いということになる。
当該チャートは、過去の配布モデル、過去のレスポンスデータを用いて、配布エリアの選択、スコアリングにおける項目の選択、相関の有無、重み付け等の諸条件を設定・変更することで、効率の良い描画線となったり、効率の悪い描画線となったりするものである。
つまり、標準線より上側の描画線と標準線とで囲まれた面積(上側の面積)が大きい程、配布効率が良く、標準線より下側の描画線と標準線とで囲まれた面積(下側の面積)が大きい程、配布効率が悪いことになる。
よって、(上側の面積)/(下側の面積)の比率を算出して得点化し、配布効率の良し悪しを決定する指標とすることができる。
また、横軸の特定の位置から垂直方向に垂直線を引いた場合、当該垂直線における横軸の特定位置から標準線までの長さ(a)と標準線から上側に描画される線までの長さ(b)について、bの比率が最大となる位置(配布部数)が、配布効率が最大になると認識することができる。そして、aに対してbの比率が最大となる位置に垂直線を例えば赤色で描画する。
「表示更新」ボタンが選択されると、選択された配布モデル、レスポンスに基づき、地図、配布リスト(エリアリスト)を表示する。配布リストの内容は、配布計画画面で表示する内容と同じである。
「レスポンス」オプションボタンでは、対象となるポイントグループ(ポイント取得対象のグループ)を選択し、選択したポイントグループの項目を表示する。
「インポート」ボタンの選択により、新たにポイントグループの取り込みを可能とする。
「Excel(登録商標)出力」ボタンの選択により検証結果のチャート、一覧等を表形式で保存する。配布計画で出力するものと同じである。
「新規」ボタンの選択により、エリア選択画面に遷移し、「配布」ボタンの選択により、配布計画画面に遷移し、「終了」ボタンの選択により、ウィザードを終了する。
[エリア選択処理:図7]
次に、エリア選択処理について図7を参照しながら説明する。図7は、エリア選択画面を示す図である。
エリア選択処理は、配布エリアを選択するものであり、エリア選択処理手段によって実現され、図7に示す画面を表示装置2に表示する。
エリア選択処理手段は、「地図から」「分析地から」「住所から」「配布モデルから」エリアを選択可能とするものである。
「地図から」のエリア選択において、「円」コンボリストでは、地図から指定する場合の半径(km)を設定する。「トラベルタイム」コンボリストでは、地図から指定する場合の移動時間(分)を設定する。
そして、「中心点選択」を選択すると、地図データが表示され、当該表示された地図データ上で中心点となる場所を指定(クリック)すると、その指定した中心点を中心に指定した半径の円又は指定した移動時間の範囲内で、エリアコード単位でエリアが選択される。
「分析地から」のエリア選択において、「分析地」コンボリストでは、対象となる分析地が選択され、「分析地の商圏」コンボリストでは、対象となる商圏が選択される。
「トラベルタイム設定」ボタンの選択により、トラベルタイム詳細設定画面を開く。
「地図表示」ボタンの選択により、ウィザードを一時非表示にして、地図画面を全体に表示する。地図画面で指定した位置を中心に、作成した円やトラベルタイム範囲をエリアとする。また、表示された地図画面において、エリアをクリック等によって直接選択することも可能である。
「住所から」のエリア選択において、都道府県単位、市区町村単位でエリアを選択可能である。
また、「配布モデルから」のエリア選択では、配布モデルに保存されているエリアを対象エリアとする。
また、選択したエリア数、配布部数が表示され、「エリア確定」ボタンの選択により、エリア確定画面へ遷移する。
[エリア確定処理:図8]
次に、エリア確定処理について図8を参照しながら説明する。図8は、エリア確定画面を示す図である。
エリア確定処理は、エリア確定処理手段によって実現され、図8に示す画面を表示装置2に表示する。
エリア確定手段は、配布エリアを確定するための処理を行うものである。
図8に示すように、図上側では、エリア確定のための画面が表示され、図下側では、エリア選択処理で選択されたエリアを含む地図データが表示される。選択されたエリアは、地図上で特定の色で表示したり、特定の色の線で囲って表示することで、選択されたエリアを識別できるようになっている。
図上側において、「選択地域」スプレッドでは、エリア選択画面で選択したエリアの一覧(配布エリアリスト)が表示される。表示される項目としては、エリアコード、地域名称(都道府県と市区町村)、エリア、分析対象チェックボックス、絶対配布チェックボックスが表示される。
尚、「選択地域」スプレッドの項目のヘッダをクリックすると、昇順又は降順でソートされるようになっている。但し、クリックされた項目がソートと無関係であれば、ソートしないことになる。
「分析対象チェックボックス」のチェックによる選択で、最終的な分析対象エリアが確定され、配布モデルの計算対象となる。当該「分析対象チェックボックス」のチェックを外すことで、図下側に表示された地図データから選択されたエリアが除外されるようになっている。
「絶対配布チェックボックス」のチェックによる選択で、必ず配布エリアとし、配布効率を検討するための配布モデルの計算対象から除外する。
「エリア検索」ボタンの選択により、エリア検索画面を表示する。リストを条件に絞り込みを行うため、指定した条件に適合する/しないで、分析対象チェックボックスのオン/オフが設定される。尚、このオン/オフは、条件による絞り込みを行うものであり、レコード自体を削除するものではない。
具体的には、明らかに統計上の数値において、除外しておきたい町丁目毎が有る場合には、予め条件を指定して間引きしておく機能である。
表示された地図データにおいて、エリアをクリック等で選択することで、地図上でエリアの追加/削除を可能とする。地図上でのエリアの追加/削除に連動して配布エリアリストにもエリアが追加/削除されて表示される。また、地図上で、全エリア、分析対象エリア、絶対配布エリア等のステータスの異なるエリアを、色を変えて表示する。
「削除」ボタンの選択により、選択地域スプレッドで選択したレコードを削除する。
「条件へ」ボタンの選択により、条件画面に遷移する。
[条件設定処理:図9]
次に、条件設定処理について図9を参照しながら説明する。図9は、条件画面を示す図である。
条件設定処理は、条件設定処理手段によって実現され、図9に示す画面を表示装置2に表示する。
条件設定処理手段は、選択したエリアを対象に、スコアリング等の要素を設定し、配布シミュレーションを行う。
図9において、図上側には条件画面が表示され、図下左側に地図が表示され、図下右側に配布エリアリストが表示されるようになっている。表示される地図には、配布エリアリストで確定したエリアが識別できるよう表示されている。
条件画面では、「スコアリング要素」スプレッドにおいて、配布モデルを構成する統計情報(項目)及び相関係数、重み、使用チェックボックスを表示する。
「項目編集」ボタンの選択により、編集画面(データベースツール)を表示し、統計データ、ライフスタイル、配布モデルの選択項目の編集を行う。編集画面については後述する。
「時間距離をスコアリング要素に追加」チェックボックスにチェックが為された場合、エリアの分析地からの距離に応じた値(隣接指数)をスコアに加算する。
ここで、近い顧客に軽く、遠い顧客に重く、重み付けするための中和時間、中和距離について説明する。
例えば、店舗から移動時間A分のエリアに住む顧客のレスポンス数をBとすると、エリア(時間)毎に、A2 ×Bを計算し、それらの総和Cを求め、(A2 ×B)/Cを算出することで、中和時間を得ることができる。この時間Aを距離に変更すれば、中和距離を算出することができる。
また、中和時間、中和距離を求めるのに、店舗からの距離(又は時間)に対応するレスポンス数のグラフ(折れ線グラフ又は棒グラフ)を描画し、そのグラフの傾きから回帰係数tを求め、距離D(又は時間)をt乗して中和指数を算出し、中和指数にレスポンス数(又はレスポンス率)を乗算して中和距離(又は中和時間)を演算してもよい。
条件画面において、「レスポンス」チェックボックスにチェックした場合には、レスポンス関連のコントロールが有効になり、チャートの表示に使用され、相関を求めるのにも使用される。
「ポイントグループ」コンボリストでは、対象となるポイントグループが選択可能となり、「項目」コンボリストでは、選択したポイントグループのユーザ項目で数値型(統計データ、ポイント集計も含む)の項目を表示し、件数も表示する。ポイントグループとは、顧客の購入実績に基づきグループに類型化したものである。
「インポート」ボタンの選択により、新たなポイントグループの取り込みが可能となる。これは、以前のポイントグループにおける顧客の実績データを取り込んで、今回のスコアリング要素の項目と相関を取るのに用いられる。
「スコアリング要素に追加」チェックボックスにチェックした場合、レスポンス指数を標準化した値をスコアに加算する処理が為される。
「相関」ボタンが選択されると、選択したレスポンスから相関係数を求め、「スコアリング要素」スプレッドに項目名毎に相関値を表示する。項目毎の「使用」のチェックボックスがチェックされていると、当該項目を分析に採用する。つまり、スコアリングの演算の際に、当該項目の重み係数を乗算して得点を算出する。
「相関係数を重みに設定」ボタンが選択されると、スコアリング要素スプレッドで、全ての相関係数を一括で重みに設定する。無論、重みは個別に設定可能である。
「計画配布部数」テキストボックスでは、計画配布部数が入力され、「計画配布エリア」テキストボックスでは、計画配布エリア数が入力される。また、スコアを昇順、降順で評価するよう設定できる。
また、「分析」ボタンの選択により、分析処理手段が起動し、設定した配布モデル、計画配布部数/エリア数を基に、エリア内レスポンス数(人数)、効率(部/人)、チャートを表示し、計画配布部数を選択している場合には、計画配布エリアを算出して表示し、計画配布エリアを選択している場合には、計画配布部数を算出して表示する。レスポンスが設定されていない場合は、チャートは表示しない。
尚、相関係数を求める処理を、分析処理手段で実行するようにしてもよい。
「チャート」ピクチャボックスでは、選択した過去のレスポンスと選択した過去の配布モデルを基にチャートを表示するものである。チャートは拡大可能であり、拡大したチャートをポップアップ画面で表示するようになっている。
「配布計画へ」のボタンは、配布計画画面に遷移するためのものである。
また、図下右側の配布エリアリストには、「分析」ボタン選択により設定された条件に基づいて計算処理によりエリア毎に計算された得点(スコア)が表示されると共に、スコア順で並び替えを行い、更に、計画配布部数/エリア数の範囲内で、配布されるエリアのリスト部分の背景色を特定の色(例えば、青)で表示する。つまり、この背景色が特定の色のエリアリストが実際に配布されるエリアであり、図下左側の地図上でも実際の配布エリアが識別できるように特定の色(例えば、赤)で表示する。
尚、スコアリング分析では、得点(スコア)が配布エリアを特定するために用いられるが、重回帰分析、プロファイリング分析では、スコアではなく、来店者の人数、売上、予測シェア率等が使用される。これら数値の大小順に配布エリアリストを並び替え、配布可能なエリアについて配布エリアリスト及び地図を識別可能な色で表示する。
また、地図データにおいて、配布可能エリアにはならなかった配布対象エリアについて、得点が特定値(基準値)より高いエリアを濃い緑で表示し、得点が特定値より低いエリアを薄い緑で表示するようにしてもよい。これにより、配布可能エリアに選ばれなかったエリアについて、地図上で配布部数を増やした場合の効率を容易に確認できる。
[編集画面:図10]
ここで、編集画面について図10を参照しながら説明する。図10は、編集画面を示す図である。
編集画面(データベースツール)では、「統計データ」「セグメントスタイル」「配布モデル」のいずれかが選択でき、更に、選択された項目について、大項目、中項目、小項目が表示されて、小項目から選択可能となっている。
具体的には、統計データが選ばれると、大項目として「国勢調査00年3次」、中項目として「家計の収入の種類」、小項目として「賃金・給与が主な世帯」「恩給・年金が主な世帯」等が選択可能となる。図10では、セグメントスタイルが選択され、大項目として「都会の富裕層」、小項目として「持ち家世帯」「年収1500万円以上世帯数」等が選択可能となっている。
尚、セグメントスタイルとは、居住特性のグループを示している。
そして、編集画面においては、大項目に対するコメントがコメント欄に表示され、図10の左側に表示された小項目を選択し、矢印ボタンで右側の小項目欄に設定し、「確定」ボタンがクリックされると、図9のスコアリング要素に設定される。
尚、図10において、別の大項目を選択し、その大項目に関連する小項目を表示させ、その小項目から選択して図10の右側の小項目欄に追加することも可能であり、また、右側の小項目欄から特定の小項目を削除してもよく、スコアリング要素の項目編集を任意に行うことが可能である。
[配布計画処理:図11]
次に、配布計画処理について図11を参照しながら説明する。図11は、配布計画画面を示す図である。
配布計画処理は、配布計画処理手段によって実現され、図11に示す画面を表示装置2に表示する。
図11において、図上側には配布計画画面が表示され、図下左側に地図が表示され、図下右側に得点順で配布エリアリスト(配布されるエリアリスト部分の背景色が特定色のもの)が表示されるようになっている。表示される地図には、実際の配布エリアが識別できるよう表示されている。
配布計画画面では、図11に示すように、「単価」テキストボックス、「配布部数」オプションボタン、「配布エリア」オプションボタン、「合計金額」オプションボタンが表示され、単価は必須の入力であり、その他のオプションボタンは、クリックして選択されると、対応するチェックボックスがオンになるようになっている。
「計算」ボタンの選択により、設定した配布モデル、計画配布部数/エリア数を基に、エリア内レスポンス数、効率、チャートを表示し、計画配布部数を選択している場合には、計画配布エリアを算出して表示し、計画配布エリアを選択している場合には、計画配布部数を算出して表示し、合計金額を選択している場合は、配布部数、配布エリア数を算出して表示する。レスポンスが設定されていない場合は、チャートは表示しない。
「エリア内レスポンス」では、エリア内の合計レスポンス数を表示し、「効率」では、配布部数及び合計金額を合計レスポンス数で割った値を表示するものである。
[分析システム]
本実施形態に係る分析装置が、インターネット又はイントラネット等のネットワークに接続されており、当該ネットワークに端末装置が接続されている構成の分析システムを構築してもよい。
この場合、端末装置はコンピュータで構成され、表示部と入力部を備え、当該端末装置がネットワークを介して分析装置にアクセスし、当該端末装置の表示部に分析装置における分析内容を表示させるようにしている。
これにより、本実施形態及び別の実施形態に係る分析装置をネットワーク対応とすることができ、ASPによる利用を可能とすることができる効果がある。
[DM配布エリア一覧内容テーブル:図12]
本装置が、分析による数値を算出するためには、図12に示すようなDM配布エリア一覧内容テーブルが記憶部13に生成される必要がある。
DM配布エリア一覧内容テーブルについて図12を参照しながら説明する。図12は、DM配布エリア一覧内容テーブルの概略図である。
DM配布エリア一覧内容テーブルには、図12に示すように、条件設定手段によって、地域ID(エリアコード)と地域名称、各地域内の人口総数、世帯数、全国CL(クラスター値)、運転時間、競合数(競合店数)が設定され、分析処理手段によって、地域毎に得点合計、レスポンス率、予想顧客率、顧客数、潜在顧客数、更に、セグメントスタイル層の3つの主指標項目(ここでは、持ち家世帯数、年収1500万円以上世帯数、15歳以上労働力人口)、更に共通指標項目が設定される。
尚、図12の例では、顧客レスポンスデータを適応した場合の例であり、スコアリング分析、重回帰分析及びプロファイル分析に対応した一覧表となっている。また、潜在顧客数(予想顧客数)、予想顧客率は、プロファイル分析(潜在顧客分析)、重回帰分析で演算されたものが設定される。
そして、全国CL以降の項目については、重み付け係数による重み付けが設定可能であり、更に、その項目を適用する場合には、「適用」に「○」が設定される。
また、全国CLを除く、レスポンス率以降の項目には、相関係数が設定されるようになっている。分析者は、当該相関係数を参考にして相関の高い項目を配布エリア選択の条件とするために、「適用」を見直すことができ、設定されている「○」の設定を取り消して、別の項目に「○」を付して対象項目にすることができる。
図12で示したDM配布エリア一覧は、適用された項目について地域毎に得点が演算され、それらの得点合計が演算されて、「得点合計」に表示されている。更に、図12では、その得点合計の大きい順に地域ID及び地域名称が並び替えられて最適化されている。この並び替えられた地域の上位からDMの配布予定部数を割り当てれば、効果的なDM配布を行うことができることになる。
[重回帰分析の特徴点]
以上、スコアリング分析を主に説明したが、重回帰分析の特徴点について説明しておく。
重回帰分析では、図9の条件画面が異なっている。
まず、「スコアリング要素」の代わりに、「説明変換リスト」が表示され、具体的には、「統計データ名」「相関値」「使用フラグ」が表示される。
また、変数の投入方法を選択するための「変数投入法」コンボボックスが設けられ、強制投入法、ステップワイズ法、変数増加法、変数減少法、総当たり法等が選択可能となっている。
そして、「重回帰分析」ボタンが設けられ、そのボタンをクリックすると、分析処理手段が起動され、重回帰式作成、予測レスポンス算出を行う。
更に、スコアの昇降順で配布するものではないため、「ポテンシャルの昇順/降順で配布する」ものとなる。
また、スコアリング分析の「分析」ボタンの代わりに、「ランキング」ボタンが設けられ、当該ボタンをクリックすると、分析処理手段により、重回帰分析で計算されたポテンシャルの昇順/降順で配布エリアリストが並び替えられ、配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布エリアが特定される。
スコアリング分析の「ピクチャボックス」の代わりに、「分析結果詳細/表・グラフ/チャート」を表示する部分が設けられ、「分析結果詳細」「表・グラフ」「チャート」のいずれかを選択可能としている。
「分析結果詳細」を選択すると、分析結果の詳細情報がテキストで表示される。
「表・グラフ」を選択すると、グラフリストとグラフ表リストを表示し、いずれかを選択してグラフ表示させると、散布図(残差×ポテンシャル)、散布図(実数値×ポテンシャル)、ヒストグラム(標準化残差)等の表・グラフを表示する。
「チャート」を選択すると、スコアリング分析で説明したチャートが表示される。
[プロファイリング分析の特徴点]
次に、プロファイリング分析の特徴点について説明しておく。プロファイリング分析でも、スコアリング分析と比較して図9の条件画面が異なっている。
まず、「スコアリング要素」の代わりに、「クラスターリスト」が表示される。
具体的には、クラスターリストは、「コード」「クラスター名」「人口・世帯数」「エリア件数」「レスポンス件数」「レスポンス項目」「浸透率」「浸透指数」等の項目が表示され、確定された各エリアのコード、クラスター名がカテゴリデータ記憶部134から読み出されてクラスターリストに表示される。
プロファイリング分析の条件画面では、「クラスター別集計」ボタンが設けられ、そのボタンをクリックすると、分析処理手段が起動して浸透率等の集計を行う。
具体的には、「クラスター別集計」ボタンのクリックにより、統計データ記憶部131から「人口・世帯数」の統計データを読み込んでクラスターリストに表示し、レスポンスデータが選択されていれば、顧客レスポンスデータ記憶部133から「レスポンス件数」「レスポンス項目」のデータを読み込んでクラスターリストに表示し、「エリア件数」には、確定された配布エリアにおける同種のクラスターの合計件数が表示される。
そして、集計処理により、「浸透率」「浸透指数」が演算され、クラスターリストに表示される。
また、重回帰分析と同様に「ランキング」ボタンが設けられているが、ランキング方法を特定するための「第1キー」と「第2キー」が設定可能となっている。例えば、第1キーとして「クラスター浸透率」を降順で、第2キーとして「ポテンシャル」を降順でランキングすることができる。
そして、「ランキング」ボタンをクリックすると、分析処理手段が、第1キーで配布エリアリストを並び替えた後に、第2キーでその配布エリアリストを更に並び替え、配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布エリアが特定される。
また、チャート表示の他に、グラフリストコンボボックスが設けられ、表示可能なグラフの種類をリスト表示する。例えば、レスポンス件数、エリア件数、人口・世帯数、浸透率、浸透指数等である。いずれかのリストを選択してグラフ表示させると、対応するグラフ画面が表示される。
本発明は、DM配布エリアを簡単に最適化できると共に潜在顧客のDM配布エリアを容易に特定できるDM配布エリア分析装置に好適である。
1…DM配布エリア分析装置、 2…表示装置、 3…入力装置、 11…制御部、 12…主メモリ、 13…記憶部、 14…インタフェース部、 130…セグメントスタイル層特定テーブル、 131…統計データ記憶部、 132…地図データ記憶部、 133…顧客レスポンスデータ記憶部、 134…カテゴリデータ記憶部

Claims (10)

  1. ダイレクトメールの配布エリアを分析する分析装置であって、
    分析処理を行う制御部と、
    分析処理のための処理プログラムが記憶され、エリア毎に種々の統計データの情報が記憶され、当該エリアより広い領域で区分けされる地図データが記憶され、セグメントスタイルのグループに対応して統計データの指標項目がセグメントスタイル層特定テーブルとして記憶され、配布したダイレクトメールに対する顧客のレスポンスに関する顧客レスポンスデータが記憶される記憶部とを有し、
    前記制御部が、前記処理プログラムを読み込んで実現する手段として、
    分析手法の選択を受け付ける分析手法選択手段と、
    配布対象エリアが確定されると、エリアコード順に配布対象エリアのリストを表示すると共に、対応する地図データを読み込み、当該地図データ上に当該配布対象エリアを表示するエリア確定手段と、
    前記選択された分析手法に従って分析条件を条件画面で提供すると共に、設定条件を受け付ける条件設定手段と、
    前記設定条件に従って前記選択された分析手法により分析処理を行い、分析結果の数値に基づいて前記リストを並び替え、更に設定された配布計画部数又は配布計画エリア数の範囲内で配布可能なエリアを前記リストにおいて識別可能に表示すると共に、前記地図データ上に前記配布可能なエリアを識別可能に表示する分析処理手段とを有し、
    前記選択された分析手法がスコアリング分析である場合に、
    前記条件設定手段が、前記統計データの情報から統計データの項目又は前記セグメントスタイル層特定テーブルから統計データの指標項目を選択可能とし、前記項目と前記顧客レスポンスデータとの相関を演算して得られた相関値を重み係数に使用するよう設定可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、
    前記分析処理手段が、前記項目の重み係数を用いてエリア毎に得点を取得するスコアリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の得点の数値に基づいて前記リストを並び替えることを特徴とする分析装置。
  2. 選択された分析手法が重回帰分析であって既存の重回帰式を用いる場合に、
    条件設定手段が、既存の重回帰式を選択可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、
    分析処理手段が、選択された既存の重回帰式を用いてエリア毎の予想顧客率を算出する重回帰分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に基づいてリストを並び替えることを特徴とする請求項1記載の分析装置。
  3. 選択された分析手法が重回帰分析であって既存の重回帰式を用いない場合に、
    条件設定手段が、統計データの情報から統計データの項目を選択可能とし、前記選択された項目同士のデータ間の相関を演算すると共に前記項目のデータと前記顧客レスポンスデータとの相関を演算して得られた相関値を参考に、重回帰式の作成に使用する項目を選択可能とし、更に、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、
    分析処理手段が、前記選択された重回帰式に使用する項目のデータを用いて重回帰式を生成して、エリア毎の予想顧客率を算出する重回帰分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎の予想顧客率の数値に基づいて前記リストを並び替えることを特徴とする請求項1又は2記載の分析装置。
  4. 記憶部には、エリア毎にカテゴリ分類されて得られたクラスターデータが記憶され、
    選択された分析手法がプロファイリング分析であって既存のクラスター配布モデルを利用する場合に、
    条件設定手段が、既存のクラスター配布モデルを選択可能とし、選択されたクラスター配布モデルで用いたクラスターリストを表示し、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、リスト並び替えのキーを設定可能とし、
    分析処理手段が、選択された既存のクラスター配布モデルで用いたクラスターリストのデータを用いてエリア毎のポテンシャルと浸透率を算出するプロファイリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎のポテンシャルと浸透率の数値に対して前記設定されたキーに基づいてリストを並び替えることを特徴とする請求項1記載の分析装置。
  5. 記憶部には、エリア毎にカテゴリ分類されて得られたクラスターデータが記憶され、
    選択された分析手法がプロファイリング分析であって既存のクラスター配布モデルを利用しない場合に、
    条件設定手段が、配布エリアとして確定されたエリアについてクラスターリストを表示し、配布計画部数又は配布計画エリア数を設定可能とし、リスト並び替えのキーを設定可能とし、
    分析処理手段が、表示されたクラスターリストの項目について、記憶された統計データ、記憶された顧客レスポンスデータ、記憶されたクラスターデータから当該項目に必要なデータを取得して表示し、当該データを用いてエリア毎のポテンシャルと浸透率を算出するプロファイリング分析処理を実行し、分析結果であるエリア毎のポテンシャルと浸透率の数値に対して前記設定されたキーに基づいてリストを並び替えることを特徴とする請求項1又は4記載の分析装置。
  6. 分析処理手段は、配布可能なエリアでないエリアについて分析処理によって得られた数値が基準値と比較して大小がある場合に、前記配布可能なエリアを表示した色とは別の色で当該大小に応じて濃淡を変えて表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の分析装置。
  7. 分析処理手段は、配布可能なエリアについて、顧客レスポンスデータを用いてリストに従って配布するとした場合の配布計画数に対するレスポンスの割合をチャート表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の分析装置。
  8. 分析処理手段は、チャートの原点から配布計画数100%でレスポンスの割合100%の点を結んだ標準線を描画し、特定配布数の位置でチャート線まで垂直線を描画した場合、前記標準線から上側の割合が下側の割合に対して最大となる位置に配布効率が最大の垂直線を描画することを特徴とする請求項7記載の分析装置。
  9. 配布モデルに基づいてダイレクトメールが配布された場合に、制御部が、処理プログラムを読み込んで実現する手段として、検証処理を行う検証処理手段を設け、
    前記検証処理手段は、選択された配布モデルについて対応する顧客レスポンスデータを読み込み、分析処理手段が行ったチャート表示を行うことを特徴とする請求項7又は8記載の分析装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか記載の分析装置がネットワークに接続されており、当該ネットワークに端末装置が接続され、前記端末装置が前記分析装置にアクセスし、当該端末装置の表示部に前記分析装置における分析内容を表示させることを特徴とする分析システム。
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