JP2010267923A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて更に保護能力を高めた保護素子を含む半導体装置を提供する。
【解決手段】P型ウェル2内にはP型領域4,N型領域5aが、N型ウェル3内にはP型領域7a,N型領域8がそれぞれ形成され、両ウェル2及び3にまたがってN型領域6が形成されている。N型領域5aはN型ウェル3より不純物濃度が高く、N型領域6,8はそれよりも更に高い。P型領域7aはP型ウェル2より不純物濃度が高く、P型領域4はそれよりも更に高い。N型領域5aの上層には、不純物濃度がN型領域5aより高く、N型領域6,8と同程度のN型ドープトポリシリコン膜11がN型領域5aに接触して形成されている。P型領域7aの上層には、不純物濃度はP型領域7aより高く、P型領域4と同程度のP型ドープトポリシリコン膜12がP型領域7aに接触して形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、より詳細にはESD(ElectroStatic Discharge:静電気放電)保護回路を構成する素子を含む半導体装置に関する。
半導体装置では外部からの静電気で内部回路が破壊してしまうことがある。このため、半導体装置内に保護素子を設け、この保護素子で入力された静電気を逃がしてやることで内部回路を保護することが行われる(例えば図13参照)。
図13によれば、内部回路Zの前段に電源電圧Vccと接地線GNDの間に保護素子PE1、及び入力Vinと接地線GNDの間に保護素子PE2を備えている。これによって、静電気が入力された場合には保護素子PE1或いはPE2を介して接地線へと電流が流出するため、内部回路Zが保護される。
保護素子PE1,PE2としては、サイリスタやラテラル(横型)トランジスタが用いられる。例えば、下記特許文献1によれば、基板上に素子分離領域を挟んでPNPN構造を形成している。図14は、このサイリスタ構造の保護素子の模式的断面図である。また、図15は図14の保護素子を等価的に表わした回路図であり、図14内にも、対応する等価抵抗並びに等価トランジスタの回路記号を併記している。
図14の構造を説明する。N型基板1上に、P型ウェル2とN型ウェル3が形成されている。P型ウェル2内には、素子分離領域10を介して基板面と平行な方向に隔てられたP型不純物拡散領域4とN型不純物拡散領域5が形成されている。また、N型ウェル3内には、素子分離領域10を介して基板面と平行な方向に隔てられたP型不純物拡散領域7とN型不純物拡散領域8が形成されている。更に、P型ウェル2とN型ウェル3にまたがるように、N型不純物拡散領域6が形成されている。
以下では、P型不純物拡散領域,N型不純物拡散領域をそれぞれ「P型領域」,「N型領域」と略記する。
P型領域4,7はP型ウェル2より高濃度の不純物拡散領域である。同様に、N型領域5,6,8はN型ウェル3より高濃度の不純物拡散領域である。これにより、P型領域7をエミッタ、N型ウェル3及びN型基板1をベース、P型ウェル2及びP型領域4をコレクタとするPNPトランジスタ、並びに、N型領域8及びN型ウェル3をコレクタ、P型ウェル2及びP型領域4をベース、N型領域5をエミッタとするNPNトランジスタが形成され、これによってPNPN構造のサイリスタが実現されている。
図15は、図14の構造のサイリスタに対し、端子d,eには電源電圧Vcc又は入力電圧Vinが与えられ、端子a,bは接地されている状態における等価回路を示している。
この場合において、端子cよりトリガ電流が流れ出すと、上段に位置するPNPトランジスタのベース−エミッタ間に電流が流れ、このPNPトランジスタの特性によって決定される電流増幅率hFE倍のコレクタ電流が流れる。このPNPトランジスタのコレクタ電流は下段のNPNトランジスタのベース電流となり、このNPNトランジスタの特性によって決定される電流増幅率hFE倍のコレクタ電流が流れる。このNPNトランジスタのコレクタ電流は、上段のPNPトランジスタのベース電流となるため、再びhFE倍のコレクタ電流が流れる。また、NPNトランジスタのエミッタ電流は接地線へと抜け出す。
以下同様の原理により、このサイリスタ内に電流が流れ続けることとなる。このようなサイリスタを図13の保護素子PE1,PE2として用いることで、内部回路Zは保護される。
特許文献1では、トリガ用の素子としてNMOSトランジスタが用いられ、このNMOSトランジスタからのトリガによってサイリスタの動作が開始するように構成されている。また、この文献には、低い電圧でトリガが掛かる工夫が述べられている。
特開平9−213811号公報
しかし、上記特許文献1は、サイリスタの動作そのものは従来のままである。このため、同じトリガに対してサイリスタがより早く動作を開始し、より多くの静電電流を流すことができれば、効果的に内部回路Zの保護に資する。本発明は、従来に比べて更に保護能力を高めた保護素子を含む半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、
基板面と平行な第1方向に隣接して形成されたP型ウェル及びN型ウェルと、
前記P型ウェル内において、前記第1方向に素子分離領域で離隔して形成された第1P型領域及び第1N型領域と、
前記N型ウェル内において、前記第1方向に素子分離領域で離隔して形成された第2P型領域及び第2N型領域と、
前記P型ウェルの一部と前記N型ウェルの一部にまたがって形成された第3N型領域と、を有し、
前記第1〜第3N型領域は、前記N型ウェルより不純物濃度が高く、
前記第1及び第2P型領域は、前記P型ウェルより不純物濃度が高く、
前記第1P型領域は、前記第1N型領域を介して前記N型ウェルと対向する位置に形成され、
前記第2N型領域は、前記第2P型領域を介して前記P型ウェルと対向する位置に形成され、
前記第3N型領域は、前記第1N型領域と前記第2P型領域に挟まれる位置において、前記両領域と素子分離領域で分離して形成され、
前記第1N型領域と前記第2P型領域のうちの少なくとも一方の領域の上層には、当該領域に接触して、下層領域と同じ導電型で且つ同領域よりも不純物濃度が高いドープトポリシリコン膜が形成されている。
上記構成によれば、第1N型領域をエミッタとするNPNトランジスタ、第2P型領域をエミッタとするPNPトランジスタを含むサイリスタ構造が形成される。そして、この両トランジスタのエミッタのうち、少なくとも一方には、不純物拡散領域に接触して同じ導電型の高濃度ドープトポリシリコン膜が形成される。これにより、高濃度ドープトポリシリコンが形成されたトランジスタのhFEが上昇する。
よって、静電気等の外部電圧が印加されてトリガが生じると、少なくとも一方のトランジスタのコレクタ電流は大きく上昇する。言い換えれば、コレクタ電流の上昇する速度を速めることができる。
PNPトランジスタのコレクタ電流はNPNトランジスタのベース電流となり、NPNトランジスタのコレクタ電流はPNPトランジスタのベース電流となる。このため、少なくともいずれか一方のトランジスタのコレクタ電流の上昇速度が速まると、サイリスタ内部を流れる電流の上昇速度が高まる。従って、NPNトランジスタのエミッタ電流の上昇速度を高めることができるため、このエミッタ電流を外部に流出させるような構成としておくことで、静電気等の電荷が外部から入力された場合にも、入力された初期段階において早期にNPNトランジスタのエミッタ電流として逃がすことができる。
従って、このような本発明の半導体装置を、内部回路の前段に設けておくことにより、
静電気等が入力された場合においても、当該静電気由来の電圧(電荷)を早期に半導体装置から逃がすことができ、内部回路を保護することができる。
本発明の構成によれば、前記第1N型領域と前記第2P型領域のうちの少なくとも一方の領域の上層にドープトポリシリコン膜を形成するのみで実現できるため、素子の占有面積の増大を招くこともない。つまり、同一の素子占有面積で保護能力を高めることができ、同一の保護能力であればその素子占有面積を縮小することができる。
更に、本発明の半導体装置は、不純物拡散領域の上層にドープトポリシリコン膜を形成するのみで実現できるため、追加的に複雑な工程を必要としない。このため、従来の製法との親和性が高く、追加的なコストも最小限に抑制できる。
特に、ドープトポリシリコン膜の下層に位置する不純物拡散領域を周辺のMOSトランジスタにおけるLDD領域形成工程と同時に形成し、ドープトポリシリコン膜を形成するためにポリシリコン膜に対して高濃度不純物イオンを注入する工程を周辺のMOSトランジスタにおけるソース/ドレイン形成工程と同時に形成することで、周辺のMOSトランジスタ製造工程と並行して製造することができる。
を保護する
本発明の半導体装置は、上記特徴に加えて、
前記第1P型領域と前記第1N型領域が電気的に接続され、
前記第2P型領域と前記第2N型領域が電気的に接続されていることを別の特徴とする。
例えば、第1P型領域と第1N型領域を接地線に接続し、第2P型領域と第2N型領域を電源電圧線或いは入力電圧線に接続することができる。このとき、静電気等の外部電圧が印加された場合に当該電圧を接地線に素早く逃がすことができ、内部回路が保護される。
本発明の半導体装置は、上記特徴に加えて、
前記第2P型領域の上層に、前記第2P型領域よりも高濃度にドープされたP型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成され、
前記第1N型領域の上層に、前記第1N型領域よりも高濃度にドープされたN型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成され、
前記第1P型領域の不純物濃度は、前記第2P型領域よりも高濃度で、前記P型ドープトポリシリコン膜と同程度であり、
前記第2N型領域の不純物濃度は、前記第1N型領域よりも高濃度で、前記N型ドープトポリシリコン膜と同程度であることを特徴とする。
このように第1N型領域と第2P型領域の双方の上層に、ドープトポリシリコン膜を形成することで、サイリスタを構成するPNPトランジスタ及びNPNトランジスタの双方のhFEの値を増大指せることができる。これによって、サイリスタ内を流れる電流の上昇速度が更に高まり、より早期に入力された静電気等の外部電圧を逃がすことが可能となる。
本発明の半導体装置は、上記特徴に加えて、
前記P型ウェル内において前記第1N型領域と前記第3N型領域にオーバーラップするようにトリガ用ゲート電極を有し、前記第1N型領域と前記第3N型領域をそれぞれソース/ドレインとするトリガ用MOSトランジスタが前記P型ウェル内に形成されていることを別の特徴とする。
本発明は、上記の特徴に加えて、
前記第3N型領域の上層に、前記第3N型領域よりも高濃度にドープされたN型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、特に第1N型領域と前記第3N型領域にオーバーラップするようにトリガ用ゲート電極が形成されている場合に、当該トリガ用ゲート電極の耐圧を高めることができる。このため、保護対象たる内部回路の耐圧が高い場合や、内部回路に入力される電源電圧や入力電圧が高い場合において有用である。
また、本発明の半導体装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、
基板上に形成されたP型ウェルと、
前記P型ウェル内において、基板面と平行な第1方向に離間して形成されたP型領域、第1N型領域、及び第2N型領域と、を有し、
前記P型領域は前記P型ウェルより不純物濃度が高く、
前記第1N型領域は、前記P型領域と前記第2N型領域に挟まれる位置に形成され、その上層には当該第1N型領域よりも不純物濃度が高いN型ドープトポリシリコン膜が当該領域に接触して形成されている。
上記構成によれば、P型ウェルをベース、第1N型領域,第2N型領域をエミッタ/コレクタとするラテラルNPNトランジスタが形成される。この場合において、第2N型領域の上層に高濃度N型ドープトポリシリコン膜が形成されていることより、同トランジスタのhFEの値が上昇する。このため、静電気等の外部電圧が印加されてトリガが生じた場合、より大きなコレクタ電流が流れ、これによってエミッタ電流の上昇速度を高めることができる。従って、このエミッタ電流を外部に流出させるような構成としておくことで、静電気等の電荷が外部から入力された場合にも、入力された初期段階において早期にNPNトランジスタのエミッタ電流として逃がすことができる。
本発明の半導体装置は、上記の特徴に加えて、
前記第2N型領域の上層に、当該第2N型領域よりも不純物濃度が高いN型ドープトポリシリコン膜が当該領域に接触して形成されていることを特徴とする。
第2N型領域とP型ウェルは逆方向接続のダイオードを形成しており、これがトリガ用素子を構成する。この第2N型領域の上層に高濃度N型ドープトポリシリコン膜を形成することで、当該トリガ用素子の耐圧を高めることができる。このため、保護対象たる内部回路の耐圧が高い場合や、内部回路に入力される電源電圧や入力電圧が高い場合において有用である。
本発明の半導体装置によれば、占有面積の増大を抑制しながら、従来の保護素子よりも保護能力を更に高めることができる。
本発明の半導体装置の模式的平面図 本発明の半導体装置の模式的断面図 本発明と従来のPNPトランジスタのhFEを比較したグラフ 本発明と従来のNPNトランジスタのhFEを比較したグラフ 本発明の半導体装置の工程断面図 本発明の半導体装置の工程断面図 本発明の半導体装置の別の模式的平面図 本発明の半導体装置の別の模式的断面図 本発明の半導体装置の第2実施形態の模式的平面図 本発明の半導体装置の第2実施形態の模式的断面図 保護素子としてラテラルトランジスタを利用する場合の等価回路図 本発明の半導体装置の第2実施形態の別の模式的断面図 保護素子によって内部回路を保護する場合の回路例 保護素子としてサイリスタを利用する場合の従来の模式的断面図 保護素子としてサイリスタを利用する場合の等価回路図
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して詳細に説明する。なお、図13〜B3と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
[第1実施形態]
本発明の半導体装置の第1実施形態の模式的平面図を図1に、模式的断面図を図2に示す。なお、図2において、(a)は、図1内のL1−L1’線での断面、(b)はL2−L2’線での断面をそれぞれ表わしている。
N型基板1上において、基板面と平行な方向(第1方向)に隣接してP型ウェル2,N型ウェル3が形成され、P型ウェル2内にはP型領域4,N型領域5aが、N型ウェル3内にはP型領域7a,N型領域8がそれぞれ形成されている。また、P型ウェル2とN型ウェル3にまたがってN型領域6が形成されている。
P型領域4は「第1P型領域」に相当し、N型領域5aは「第1N型領域」に相当し、P型領域7aは「第2P型領域」に相当し、N型領域8は「第2N型領域」に相当し、N型領域6は「第3N型領域」に相当する。
N型領域5aはN型ウェル3より高濃度の不純物拡散領域であり、N型領域6,8はそれよりも更に不純物濃度が高い。P型領域7aはP型ウェル2より高濃度の不純物拡散領域であり、P型領域4はそれよりも更に不純物濃度が高い。
N型領域5aの上層には、N型不純物イオンをドープしたN型ドープトポリシリコン膜11がN型領域5aに接触して形成されている。このN型ドープトポリシリコン膜11の不純物濃度はN型領域5aより高く、N型領域6,8と同程度である。
P型領域7aの上層には、P型不純物イオンをドープしたP型ドープトポリシリコン膜12がP型領域7aに接触して形成されている。このP型ドープトポリシリコン膜12の不純物濃度はP型領域7aより高く、P型領域4と同程度である。
N型領域5aとN型領域6は、一部においてその間隔が狭くなっており、当該箇所において、両領域5a,6にまたがるようにゲート電極13がゲート酸化膜14を介して形成されている。当該領域には、ゲート電極13下方に位置するP型ウェル2をチャネルとし、N型領域5aとN型領域をソース/ドレインとするNMOSトランジスタが形成される。このNMOSトランジスタはトリガ用素子を構成し、ゲート電極13はトリガ電極を構成する。
なお、トリガとして機能する入力電圧の下限値は、ゲート酸化膜14の膜厚、及びゲート電極13のゲート長によって適宜調整することができる。また、ゲート電極13は、通常時には接地電位に設定され、N型領域5aとN型領域6が導通していない。
本発明の半導体装置は、図14に示す従来構成と比較して、P型ウェル2内のN型領域5a上にN型ドープトポリシリコン膜11を、N型ウェル3内のP型領域7a上にP型ドープトポリシリコン膜12を備える点が異なっており、等価回路は図15と同様である。
このような構成の下、静電気等の外部電圧が印加されることで、トリガ用ゲート電極13がブレークしたとする。このとき、トリガ用素子となるNMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するN型領域5aとN型領域6が導通する。これにより、N型領域6によって形成されていた上段のPNPトランジスタのベースに対し、N型領域5aからの電子が流入し、これによってベース電流が流れる。
このとき、PNPトランジスタには、ベース電流のhFE倍のコレクタ電流が流れることとなる。しかし、本発明の半導体装置の場合、従来と異なりP型領域7aの上層に高濃度P型のドープトポリシリコン膜12を形成している。
図3は、本発明構成と従来構成のPNPトランジスタのhFEとコレクタ電流Icとの関係を示すグラフである。図3を見れば、本発明のように高濃度ドープトポリシリコンを形成することでhFE値が大幅に上昇することが分かる。
従って、本発明構成によれば、図13に示す従来構成よりもhFEの値が大きいため、ベース電流の値が同一であっても従来構成より大きなコレクタ電流がPNPトランジスタに流れる。
そして、この従来よりも大きなコレクタ電流はNPNトランジスタのベース電流となるため、NPNトランジスタのベース電流も大きい値を示す。
そして、図1,図2に示したように、本発明の半導体装置は、N型領域5aの上層にも高濃度N型ドープトポリシリコン膜11を形成している。このため、PNP型と同様の理由により、従来よりもhFEの値が大きい。図4は、本発明構成と従来構成のNPNトランジスタのhFEとコレクタ電流Icとの関係を示すグラフであるが、PNPトランジスタの場合と同様、従来より本発明の半導体装置がhFEの値が大きくなっていることが見て取れる。
NPNトランジスタのベース電流がそもそも大きい上、hFEの値も大きいため、NPNトランジスタのコレクタ電流は、従来よりも著しく大きい値を示す。そしてこのコレクタ電流がPNPトランジスタのベース電流として寄与する。
本発明の構成によれば、NPNトランジスタ及びPNPトランジスタの双方においてhFEの値を大きくすることができるため、従来構成に比べ、サイリスタ内を流れる電流が上昇する速度を増すことができる。これにより、従来よりも短時間で多くの電流を逃がすことができ、保護素子としての機能を向上させることができる。また、本発明の構成によれば、N型領域5a及びP型領域7aの上層にドープトポリシリコン膜を形成するのみで実現できるため、素子の占有面積の増大を招くこともない。つまり、同一の素子占有面積で保護能力を高めることができ、同一の保護能力であればその素子占有面積を縮小することができる。
以下、図5〜図6を参照して、本発明の半導体装置の製法につき説明する。図5及び図6は、本発明の半導体装置の概略工程断面図であり、紙面の都合上2図面に分けて図示している。
まず、公知の技術を用いて、図5(a)に示すように、N型基板1上にP型ウェル2,N型ウェル3,素子分離領域10をそれぞれ形成する。
ウェルの形成は、イオン注入機を使って不純物を注入して拡散炉でアニールして形成する。N型ウェル3を形成するときは、P型ウェル2の形成(予定)領域をレジストでマスクして、注入エネルギー120keV〜2MeVの範囲、ドーズ量1×1012〜2×1013cm−2の範囲でリン(P)イオンを2段或いは3段で注入する。P型ウェル2を形成するときは、N型ウェル3の形成(予定)領域をレジストでマスクして、注入エネルギー20keV〜1MeVの範囲、ドーズ量1×1012〜2×1013cm−2の範囲でボロン(B)イオンを2段或いは3段で注入する。
素子分離領域10は、公知のLOCOS(LOCal Oxidation of Silicon)法、又はSTI(Shallow Trench Isolation)法を用いて形成する。
次に、ゲート酸化膜の成膜、ゲート電極の形成及び加工を行った後、図5(b)に示すように、N型領域5a,7a,及び8の形成予定領域をレジスト21でマスクして、注入エネルギー10〜20keVの範囲、ドーズ量5×1012〜3×1014cm−2の範囲でBFイオンを注入する。或いは、注入エネルギー20〜60keVの範囲、ドーズ量5×1012〜3×1014cm−2の範囲でホウ素(B)イオンを注入する。このイオン注入により、P型ウェル2内にP型領域4a、N型ウェル3内にP型領域7aが形成される。このイオン注入は、周辺に形成されるPMOSトランジスタのLDD(Lightly Doped Drain)形成、或いはドリフト注入と兼用することができる。
なお、前記ゲート酸化膜及びゲート電極の成膜,加工工程によって、図2(b)に示すトリガ用MOSトランジスタのゲート酸化膜14及びゲート電極13が形成される。
次に、図5(c)に示すように、P型領域4a,7aの上方をレジストでマスクして、注入エネルギー15〜120keVの範囲、ドーズ量5×1012〜1×1014cm−2の範囲でPイオンを注入する。このイオン注入により、P型ウェル2内にN型領域5a,N型ウェル3内にN型領域8aが形成され、更にP型ウェル2とN型ウェル3にまたがるようにN型領域6aが形成される。このイオン注入は、周辺に形成されるNMOSトランジスタのLDD形成、或いはドリフト注入と兼用することができる。
次に、図5(d)に示すように、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって絶縁膜18を堆積した後、加工処理を施す。一例としては、膜厚80〜120nmでSiOを堆積する。その後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術により、N型領域5a及びP型領域7aの上方を開口する。この開口部は、後に成膜するポリシリコン膜と基板上の拡散領域とを接触させるために形成される。
次に、図6(a)に示すように、ポリシリコン膜を成膜した後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術により、N型領域5a及びP型領域7aの上方に選択的にポリシリコン膜を残す(ポリシリコン膜11a,12a)。
次に、図6(b)に示すように、P型領域4a及びポリシリコン膜12aの上方以外をレジストでマスクして、例えば注入エネルギー15〜30keVの範囲、ドーズ量2×1015〜4×1015cm−2の範囲で、P型領域4a及びポリシリコン膜12aに対して選択的にBFイオンを注入する。このイオン注入により、P型領域4aは不純物濃度が高濃度のP型領域4となり、ポリシリコン膜12aは、高濃度P型にドープされたドープトポリシリコン膜12となる。なお、このイオン注入は、周辺に形成されるPMOSトランジスタのソース/ドレイン形成工程と兼用することができる。
次に、図6(c)に示すように、N型領域6a,8a,及びポリシリコン膜11aの上方以外をレジストでマスクして、例えば注入エネルギー20〜30keVの範囲、ドーズ量2×1015〜4×1015cm−2の範囲で、N型領域6a,8a,及びポリシリコン膜11aに対して選択的に砒素(As)イオンを注入する。このイオン注入により、N型領域6a,8aは、それぞれ不純物濃度が高濃度のN型領域6,8となり、ポリシリコン膜11aは、高濃度N型にドープされたドープトポリシリコン膜11となる。なお、このイオン注入は、周辺に形成されるNMOSトランジスタのソース/ドレイン形成工程と兼用することができる。
その後は、既知の配線工程を行い、N型領域4、ドープトポリシコン膜11、及びゲート電極13をGND線に、ドープトポリシリコン膜12及びP型領域8を電源電圧(Vcc)線又は入力電圧(Vin)線に接続する。これにより、図2に示す本発明の半導体装置が形成される。なお、P型ウェル2領域内へのイオン注入とN型ウェル3領域内へのイオン注入の順序は、適宜逆転して良い。
このように、本発明の半導体装置は、周辺のMOSトランジスタ製造工程と並行して製造することができる。従って、新たに専用の工程を追加する必要なく、静電保護能力を高めることができるという効果も有している。
なお、上記実施形態では、N型領域6の上方にはドープトポリシリコン膜を形成しなかったが、N型領域6の上方にもN型ドープトポリシリコン膜16を形成するものとしても良い。図7にその模式的平面図を、図8にその模式的断面図を示す。なお、図8において、(a)は図7のL1−L1’線の断面、(b)はL2−L2’線の断面を示している。
図7の構成では、トリガ用NMOSのソース/ドレイン上方にまでドープトポリシリコン膜16(及び11)が形成されている。この構成により、基板1上(ウェル2,3上)に形成された活性領域は、不純物濃度の低いドリフト領域のみとなる。そして、高濃度の不純物拡散領域をドープトポリシリコン側(11,12,16)に形成したため、ドリフト領域中に広がる空乏層の距離が伸び、これによって、トリガ用MOSトランジスタの耐圧を上げることができる。従って、内部回路Zの耐圧が高い場合や、電源電圧Vcc,入力電圧Vinが高い場合にはこのような構成は好適である。
なお、図7,図8の構成は、成膜した膜のパターニング形状が異なるのみであり、図1,図2の構成と同様の製法で実現できるため、製法についての説明は省略する。
また、図7では、トリガ用NMOSのソース/ドレイン上方にまでドープトポリシリコン膜を形成する場合を採り上げたが、N型領域6の上方にもN型ドープトポリシリコン膜16を形成する場合であっても、図1のようにトリガ用NMOSのソース/ドレイン上方にはドープトポリシリコン膜を形成しない形態も採用することができる。
更に、上記実施形態では、P型領域7a,及びN型領域5aの双方の上層にそれぞれドープトポリシリコン膜を形成したが、いずれか一方の領域の上層にのみドープトポリシリコン膜を形成した場合でも、図15におけるPNPトランジスタ或いはNPNトランジスタのうちの一方のhFEを上昇させることができるため、従来構成よりは保護能力を向上させることができる。ただし、上記実施形態のように両領域上層にドープトポリシリコン膜を設けた方が、更に保護能力を高めることができる点でより好適である。
[第2実施形態]
本発明の半導体装置の第2実施形態の模式的平面図を図9に、模式的断面図を図10に示す。なお、図10は、図9内のL3−L3’線での断面を表わしている。なお、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施形態の半導体装置においても、第1実施形態と同様の方法を用いることで製造可能であるため、製法についての説明を省略する。
本実施形態は、保護素子としてサイリスタを用いる第1実施形態と異なり、ラテラルトランジスタを保護素子に使用する形態である。図10では、N型領域8をコレクタ、P型ウェル2をベース、N型領域5aをエミッタとするラテラルNPNトランジスタが形成されている。
なお、図10では、N型領域5aの上層に、N型領域5aに接触して高濃度N型にドープされたドープトポリシリコン膜11が形成されている。このドープトポリシリコン膜11は、N型領域5aと共にラテラルNPNトランジスタのエミッタを構成する。従って、このNPNトランジスタは、第1実施形態と同様、ドープトポリシリコン膜11がない場合と比べてhFEの値が大きい。
また、N型領域8はP型ウェル2との間で逆方向に接続されたダイオードを構成している。
このような構成の元、静電気等の外部電圧がN型領域8に印加されることで、逆方向接続となっている前記ダイオードがブレークダウンする。このときに流れる電流は、ラテラルNPNトランジスタのベース電流として与えられる(図11の等価回路参照)。
このとき、ラテラルNPNトランジスタには、ベース電流のhFE倍のコレクタ電流がN型領域8からP型ウェル2に向かって流れる。そして、同トランジスタのエミッタ電流が接地線へと抜け出す。トリガとなっている逆方向接続のダイオードの両端間電圧がブレークダウン電圧を下回るまで、同トランジスタを介してN型領域8から接地線へと向かって電流の流出が連続する。
そして、図10のようにドープトポリシリコン膜11がN型領域5aの上層に形成されることで、hFEの値が大きくなり、ドープトポリシリコン膜11がない場合に比べてコレクタ電流の値が大きくなる。この結果、より早くエミッタ電流が流れ始め、接地線へ抜ける電流路を確保することができ、内部回路Zの保護機能を高めることができる。
なお、本実施形態においても、N型領域8の上層に、同領域8に接触するようにN型ドープトポリシリコン膜17を形成するものとしても良い(図12参照)。このようにすることで、第1実施形態の図7の場合と同様に、トリガとなる逆接合ダイオードの耐圧を上げることができる。内部回路Zの耐圧が高い場合や、電源電圧Vcc,入力電圧Vinが高い場合にこのような構成は好適である。
以上説明したように、本発明によれば、保護素子としてサイリスタを用いる場合も、ラテラルトランジスタを用いる場合も、いずれも構成要素たるバイポーラトランジスタのhFEの値を高めることで、トリガが与えられた時点で多くのコレクタ電流を流すことができる。これにより、外部から静電気が加わった初期の段階で、大きく増幅されたエミッタ電流を接地線へ向かって流すことができる。言い換えれば、入力された電荷(電圧)を早期に逃がすことができることとなり、内部回路の保護機能を高めることができる。
[別実施形態]
以下に別実施形態につき説明する。
〈1〉 上記の各実施形態では、基板1としてN型基板を用いたが、基板の導電型はN型でもP型でも構わない。
〈2〉 第1実施形態ではトリガ用の電流を流出させるためのトリガ用素子としてMOSトランジスタを用い、第2実施形態ではトリガ用の電流を流入させるためのトリガ用素子として逆方向接続のダイオードを用いた。これらのトリガ用素子としては、一定の閾値を超える入力電圧が与えられたときにブレークが起こり、内部に形成された保護素子(サイリスタ、ラテラルトランジスタ)の動作を開始させることが可能なものであれば、その他の素子を用いることも可能である。
〈3〉 上記の各実施形態では、入力された静電気を接地線へと流出させることを前提に説明した。すなわち、P型領域4及びN型ドープトポリシリコン膜11が接地線に接続されていることを前提に説明したが、少なくとも電源電圧Vcc或いは入力電圧Vinよりも低い電圧線に接続されていれば良い。
〈4〉 上記の各実施形態では、ポリシリコン膜を成膜後、高濃度領域形成のためのイオン注入の際、併せてポリシリコン膜にもイオン注入を行うことでドープトポリシリコン膜を形成するものとしたが、成膜時に、予めドープされたポリシリコン膜を成膜するものとしても良い。
1: 半導体基板
2: P型ウェル
3: N型ウェル
4,4a: P型不純物拡散領域
5,5a: N型不純物拡散領域
6,6a: N型不純物拡散領域
7,7a: P型不純物拡散領域
8,8a: N型不純物拡散領域
10: 素子分離領域
11: N型ドープトポリシリコン膜
11a: ポリシリコン膜
12: P型ドープトポリシリコン膜
12a: ポリシリコン膜
13: ゲート電極
14: ゲート酸化膜
16: N型ドープトポリシリコン膜
17: N型ドープトポリシリコン膜
18: 絶縁膜
21: レジスト
22: レジスト
23: レジスト
24: レジスト

Claims (7)

  1. 基板面と平行な第1方向に隣接して形成されたP型ウェル及びN型ウェルと、
    前記P型ウェル内において、前記第1方向に素子分離領域で離隔して形成された第1P型領域及び第1N型領域と、
    前記N型ウェル内において、前記第1方向に素子分離領域で離隔して形成された第2P型領域及び第2N型領域と、
    前記P型ウェルの一部と前記N型ウェルの一部にまたがって形成された第3N型領域と、を有し、
    前記第1〜第3N型領域は、前記N型ウェルより不純物濃度が高く、
    前記第1及び第2P型領域は、前記P型ウェルより不純物濃度が高く、
    前記第1P型領域は、前記第1N型領域を介して前記N型ウェルと対向する位置に形成され、
    前記第2N型領域は、前記第2P型領域を介して前記P型ウェルと対向する位置に形成され、
    前記第3N型領域は、前記第1N型領域と前記第2P型領域に挟まれる位置において、前記両領域と素子分離領域で分離して形成され、
    前記第1N型領域と前記第2P型領域のうちの少なくとも一方の領域の上層には、当該領域に接触して、下層領域と同じ導電型で且つ同領域よりも不純物濃度が高いドープトポリシリコン膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1P型領域と前記第1N型領域が電気的に接続され、
    前記第2P型領域と前記第2N型領域が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2P型領域の上層に、前記第2P型領域よりも高濃度にドープされたP型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成され、
    前記第1N型領域の上層に、前記第1N型領域よりも高濃度にドープされたN型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成され、
    前記第1P型領域の不純物濃度は、前記第2P型領域よりも高濃度で、前記P型ドープトポリシリコン膜と同程度であり、
    前記第2N型領域の不純物濃度は、前記第1N型領域よりも高濃度で、前記N型ドープトポリシリコン膜と同程度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記P型ウェル内において前記第1N型領域と前記第3N型領域にオーバーラップするようにトリガ用ゲート電極を有し、前記第1N型領域と前記第3N型領域をそれぞれソース/ドレインとするトリガ用MOSトランジスタが前記P型ウェル内に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第3N型領域の上層に、前記第3N型領域よりも高濃度にドープされたN型ドープトポリシリコン膜が同領域に接触して形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 基板上に形成されたP型ウェルと、
    前記P型ウェル内において、基板面と平行な第1方向に離間して形成されたP型領域、第1N型領域、及び第2N型領域と、を有し、
    前記P型領域は前記P型ウェルより不純物濃度が高く、
    前記第1N型領域は、前記P型領域と前記第2N型領域に挟まれる位置に形成され、その上層には当該第1N型領域よりも不純物濃度が高いN型ドープトポリシリコン膜が当該領域に接触して形成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記第2N型領域の上層に、当該第2N型領域よりも不純物濃度が高いN型ドープトポリシリコン膜が当該領域に接触して形成されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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